JP3864786B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば物品を収納する棚設備に設けられて、搬送用コンベヤと収納棚との間で、物品を把持して受け渡しを行うための物品移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物品を収納する収納棚が複数設けられた棚設備には、例えば搬送用コンベヤなどにより搬送されてきた物品を把持して、自動的に、収納棚に収納するための物品移載装置(スタッカクレーンともいう)が設けられている。
【0003】
従来、この物品移載装置には、上下に設けられた案内レールに案内されて収納棚に沿って走行移動する正面視が矩形状にされた走行台車と、この走行台車の左右の支柱部に案内されるとともに、その中央に形成された昇降用空間部内に昇降自在に配置された昇降台(キャリッジともいう)と、この昇降台に設けられて収納棚および搬送用コンベヤとの間で、物品の受け渡しを行う物品受渡装置とが具備されていた。
【0004】
ところで、比較的、背の高い物品をコンベヤにて搬送する場合、横に寝かせた水平姿勢で行われるとともに、その搬送時の荷姿である水平姿勢でもって、上記物品移載装置によりそのまま収納棚に移載されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば物品が切花などを収納した背の高い箱である場合、搬送時の荷姿で収納棚に収納するよりは、物品を少し傾斜させた状態で収納することが望まれている。
【0006】
そこで、本発明は、物品を収納棚に収納する際に、少し傾斜させた状態で収納し得る物品移載装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る物品移載装置は、物品を傾斜状態で収納し得る収納棚に沿って移動される移動手段と、この移動手段に設けられて物品を両側から把持して、当該移動手段側と収納棚側または荷受け部側との間で物品の受渡しを行い得る物品受渡手段とを有する物品移載装置であって、
上記物品受渡手段を、上記移動手段側にその移動方向に沿って移動自在に設けられた一対の移動体と、これら各移動体に上記移動手段の移動方向と直交する方向で且つ当該移動手段の外方に対して出退自在に設けられた物品の把持部材とから構成するとともに、
上記各把持部材における物品との接触面が収納棚における傾斜状態の物品の側面に一致するように所定角度でもって傾斜させるとともに、収納棚の基準位置に収納された際の物品の下向き側面である基準面側を下方から支持する一方の把持部材の接触面を、他方の把持部材の接触面よりも大きくなし、
さらに物品を把持する際に、最初に、上記一方の大きい把持部材により物品を支持するようにしたものである。
【0008】
また、請求項2に係る物品移載装置は、請求項1に記載の装置において、一対の移動体の移動方向を水平方向としたものである。
さらに、請求項3に係る物品移載装置は、請求項1または2に記載の装置において、把持部材による物品の把持位置を物品の下部としたものである。
【0009】
上記物品移載装置の構成によると、背の高い物品が傾斜姿勢にされている場合に、各把持部材における物品との接触面を、その傾斜角度に応じて傾斜させるとともに、物品の下向き側面である基準面側を支持する一方の把持部材の接触面の大きさを他方のそれよりも大きくし、さらに物品を支持する際に、最初に、接触面が大きい一方の把持部材により物品を支持するようにしたので、物品に力をあまりかけずに、把持・解放動作を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る物品移載装置を、図1〜図11に基づき説明する。
【0012】
本実施の形態における物品移載装置は、物品として例えば切花を入れた背の高い箱を移載するのに適しており、このような物品を収納棚に収納させる際に、切花の日持ちを長くするために、鉛直姿勢から少しの角度(例えば、10度程度、水平面に対する傾斜角で言えば80度である)でもって傾斜した状態(以下、傾斜姿勢という)で、収納棚に収納するようにした棚設備に具備されるものである。
【0013】
この棚設備を、図1に基づき概略的に説明すると、例えば左右に一対立設された物品1の収納棚2と、これら両収納棚2の間に形成された作業用通路3内に且つ収納棚2に沿って走行自在に設けられて物品1を収納棚2との間で受け渡すための本発明に係る物品移載装置(スタッカクレーンともいう)4とから構成されており、またこれら両収納棚2の近傍、特に作業用通路3の一端寄り位置(図1の右側位置)には、物品1の搬入出を行う搬入用コンベヤ5(5A)および搬出用コンベヤ5(5B)が配置されている。
【0014】
ここで、上記収納棚2の概略構成を、図2に基づき説明しておく。
この収納棚2は、図2(a)および(b)に示すように、例えば3個の物品1を傾斜姿勢で収納する収納部11が上下左右に多数設けられたものであり、各収納部11には、床板12と、所定大きさの開口(間口)を有するように配置された仕切材(パイプなどが用いられる)13と、これら隣接する仕切材13,13間にて、上記所定開口を例えば3等分するように3本並行に配置されて物品1をそれぞれ傾斜姿勢にて保持する棒状の受け材14とが設けられており、またその床板12には、傾斜姿勢での当該物品1の底面を支持する傾斜面15aを有する傾斜支持部15が、各受け材14間に応じて3箇所に設けられている。
【0015】
なお、図1においては、作業用通路3の両側に収納棚2を設けたものとして図示したが、例えば各収納棚2の背面側にも収納部を設ける場合があり、その場合には、図2(b)の仮想線にて示すように、各受け材14が背面側の収納部11′まで延設されて、当該収納部11′の受け材14′として兼用され、勿論、この収納部11′には傾斜支持部15′が設けられている。
【0016】
また、コンベヤ5による物品の搬送時には、切花を寝かせた状態で、すなわち物品が水平姿勢の状態で搬送されるため、当該物品を水平姿勢から傾斜姿勢に起こすとともに、逆に、傾斜姿勢から水平姿勢に倒す(寝かす)ための物品姿勢変更装置6が、各コンベヤ5の収納棚1寄り位置(作業用通路寄り位置でもある)に、それぞれ設けられている。なお、この物品の搬入出を行うコンベヤ5側は、正確には、物品姿勢変更装置6は物品移載装置4から見ると、荷受け部となる。
【0017】
次に、本発明に係る物品移載装置4を、図1および図3〜図7に基づき説明する。
この物品移載装置4は、図1に示すように、上下に設けられた案内レール21,22に案内されて収納棚2に沿って走行移動するとともに側面視が矩形状に形成されて中央に昇降用空間部23を有する走行手段としての走行台車(走行手段)24と、この走行台車24の昇降用空間部23内に、当該走行台車24を構成する左右の支柱材24aに沿って昇降自在に設けられた昇降手段としての昇降台(昇降手段)25と、この昇降台25に設けられて物品1を左右から把持するとともに、当該昇降台25上と収納棚2および物品姿勢変更装置6との間で物品1の受け渡しを行い得る物品受渡手段としての物品受渡装置(物品受渡手段)26とから構成されている。なお、図示しないが、上記走行台車24の下部の台車本体部24bには、下部案内レール22上を走行し得る走行輪およびその走行用電動機が設けられ、また上部の連結フレーム部24cには、上案内レール21に案内される案内輪が設けられている。なお、上記走行台車24と昇降台25とにより移動手段が構成される。
【0018】
そして、上記昇降台25は、図3および図4に示すように、平面視矩形状に形成された昇降フレーム27と、この昇降フレーム27の前後位置(走行台車の走行方向を前後方向と言い、さらに搬出入用コンベヤ5側を前部と、その反対側を後部と言う)に設けられて走行台車24の前後の支柱部24aに係合して上下方向を案内する案内ローラとを有し、またこの昇降フレーム27上には、傾斜姿勢での物品1の底面を支持する傾斜面28aを有する傾斜支持部(収納部に設けられたものと同様のもの)28が設けられている。さらに、図示しないが、この昇降フレーム27には、各支柱材24a側に配設された昇降用チェーンが連結されており、これら両昇降用チェーンが走行台車24側に設けられた昇降用電動機により駆動されて、当該昇降フレーム27が、すなわち昇降台25が昇降用空間部23内を昇降される。
【0019】
上記物品受渡装置26は、図3および図4に示すように、昇降台25の昇降フレーム27上に前後方向で配置された左右一対のレール状のガイド部材31と、これら両ガイド部材31にスライド部材32を介して移動自在に案内される前部移動体33および後部移動体34と、前部移動体33を少しの距離L1でもって前後移動させる第1移動装置35と、後部移動体34を大きい距離L2でもって前後移動させる第2移動装置36と、上記各移動体33,34の上部の鉛直フレーム部33a,34aにそれぞれ設けられた出退式把持部材37(37A,37B)と、これら各出退式把持部材37を出退させる出退駆動装置38とから構成されている。
【0020】
上記第1移動装置35は、昇降フレーム27側の前部に設けられた前部移動用電動機41と、この前部移動用電動機41の出力軸部にその基端部が固定された駆動側アーム材42と、この駆動側アーム材42の先端部と前部移動体33とを互いにピン部材にて連結する従動側アーム材43とから構成され、また上記第2移動装置36は、昇降フレームの後部に設けられた後部移動用電動機44と、この後部移動用電動機44の出力軸部に取り付けられた駆動側プーリ45と、昇降フレーム27の前方寄り位置に設けられた従動側プーリ46と、これら両プーリ45,46間に無端状に巻回されるとともにその途中に上記後部移動体34が連結具47を介して連結された伝導用ベルト48とから構成されている。
【0021】
したがって、上記前部移動用電動機41を駆動して駆動側アーム材42を所定角度でもって往復回転させると、従動側アーム材43を介して、すなわちリンク機構を介して、当該前部移動体33が少しの距離L1でもって前後移動されることになる。
【0022】
また、上記後部移動用電動機44を駆動して伝導用ベルト47を往復移動させると、後部移動体34が大きい距離L2でもって前後移動されることになる。
すなわち、これら両移動体33,34の前後移動により、当該両移動体33,34にそれぞれ取り付けられた出退式把持部材37A,37Bが互いに接近離間して、物品の把持および解放動作が行われるのであるが、前部移動体33は、少しだけ移動して、例えば収納部11に収納された物品を、出退式把持部材37Aを介して、受け材14側から離す役目とともに物品を収納部11内に収納する際の基準位置(基準面)の役目を担うもので、一方、後部移動体34は前部移動体33側にて支持した物品を完全に把持するために、物品の表面に接触するまで移動させられて、所定の押圧力でもって物品を押圧し得るように構成されている。また、上記後部移動用電動機44には、物品の把持力が所定値以上にならないように、すなわち物品を傷めないように、トルク制限手段としてのトルクリミッタ(図示せず)が設けられており、物品を把持して所定のトルクが発生した時点で、当該後部移動用電動機44が停止される。
【0023】
次に、上記各出退式把持部材37(37A,37B)はテレスコピック式のもので、図3および図5〜図7に示すように、各移動体33,34の上部の鉛直フレーム部33a,34aに、走行台車24の走行方向である前後方向と直交する左右方向でそれぞれ取り付けられた固定フォーク51(51A,51B)と、この固定フォーク51に対して第1ガイド機構52を介して左右方向で移動可能に保持された第1可動フォーク53(53A,53B)と、この第1可動フォーク53に対して第2ガイド機構54を介してやはり左右方向で移動可能に保持されるとともに表面に物品に当接する把持具としての把持板55(55A,55B)が設けられた第2可動フォーク56(56A,56B)と、上記各第1可動フォーク53を固定フォーク51に対して同時に出退させる出退用駆動装置57と、上記第1可動フォーク53が出退する際に、当該第1可動フォーク53の移動に連動して第2可動フォーク56を出退させるための出退連動機構58とから構成されている。
【0024】
上記第1ガイド機構52は、図3に示すように、固定フォーク51の上下の縁部に設けられたガイド材(スライド材またはガイドローラが用いられる)61と、第1可動フォーク53の上下の縁部に形成されて上記ガイド材61を案内するガイド溝62とから構成され、また上記第2ガイド機構54は、第1可動フォーク53の前面中央に形成された凹状部53aの上下に形成されたガイド溝63と、第2可動フォーク56の上下縁部に設けられるとともに上記第1可動フォーク53のガイド溝63に案内されるガイド材(スライド材またはガイドローラが用いられる)64とから構成されている。なお、各フォーク同士の関係について説明すると、固定フォーク51の前面側に第1可動フォーク53が左右方向で出退自在に配置されるとともに、第1可動フォーク53の前面側に第1可動フォーク53が左右方向で出退自在に配置されている。
【0025】
また、上記出退駆動装置38は、図3および図4に示すように、昇降フレーム27の中央部に前後方向の軸心回りで回転自在に設けられるとともに外周面にスプライン歯を有する回転軸体(スプライン軸である)71と、昇降フレーム27の後端部に配置されて上記回転軸体71を回転させる出退用電動機72と、上記回転軸体71の前後位置でそれぞれスプライン歯(スプライン連動機構)を介して係合されて回転される前部駆動側歯車73および後部駆動側歯車74と、上記各移動体33,34に回転自在に支持されるとともに上記前部駆動側歯車73および後部駆動側歯車74にそれぞれ噛合された前部従動側歯車75および後部従動側歯車76と、上記各第1可動フォーク53側にそれぞれ取り付けられて上記各従動側歯車75,76に噛合するラック歯を有するラック部材77とから構成されている。
【0026】
また、上記出退連動機構57は、図7に示すように、固定フォーク51の一端側と第2可動フォーク56の一端側とを連結する連結材としての第1チェーン81と、固定フォーク51の他端側と第2可動フォーク56の他端側とを連結する連結材としての第2チェーン82と、上記第1可動フォーク53の他端側に回転自在に設けられて上記第1チェーン81が外側から巻回された第1案内スプロケット83と、上記第1可動フォーク53の一端側に回転自在に設けられて上記第2チェーン82が外側から巻回された第2案内スプロケット84とから構成されており、これら両チェーン81,82は、固定フォーク51と第1可動フォーク53との間および第1可動フォーク53と第2可動フォーク56との間において、それぞれ交差するように(視覚的に言うならば、パンタグラフのように)設けられている。
【0027】
上記出退連動機構57によると、各可動フォーク53,56が固定フォーク51の中心部に位置している退入状態において、出退用電動機72により回転軸体71が回転されると、各歯車73〜76およびラック材77を介して、第1可動フォーク53が、所定方向に例えば図7に示すように左側に移動されると、第2案内スプロケット84に巻回されている第2チェーン82が固定フォーク51側に引き込まれるため、第2可動フォーク56の右端が当該第2案内スプロケット84側に引き寄せられ、したがって第1可動フォーク53に対して第2可動フォーク56が左側に突出される。なお、逆に、第1可動フォーク53を右側に移動させると、反対側の第1チェーン81および第1案内スプロケット83を介して、第2可動フォーク56が右側に突出される。
【0028】
すなわち、出退用電動機72により回転軸体71を回転させることにより、各歯車73〜76を介して、両側の出退式把持部材37(37A,37B)の第2可動フォーク56(56A,56B)が同時に出退される。
【0029】
このように、可動フォーク53,56を2段に配置するとともに、一対のチェーン81,82および案内スプロケット83,84を用いて互いに連動させるようにしたので、第1可動フォーク53を出退させるだけで第2可動フォーク56を当該第1可動フォーク53から自動的に出退させることができ、したがって第2可動フォーク56に設けられた把持板55により把持されている物品を迅速に且つ駆動ストローク(第1可動フォークの出退量)の2倍程度のストロークでもって効率良く出退させることができる。
ここで、上記各出退式把持部材37(37A,37B)の第2可動フォーク56(56A,56B)に設けられている把持板55(55A,55B)について説明しておく。
【0030】
第2可動フォーク56(56A,56B)に設けられる各把持板55(55A,55B)は、物品の傾斜姿勢に合わせてそれぞれ傾斜して設けられており、また傾斜姿勢の物品をその下方から支持する前部移動体33側に設けられた一方の把持板55Aについては、物品を把持する際の基準面となるもので、把持動作時に最初に物品を支持する関係上、その接触面積が大きくされるのに対して、後部移動体34側に設けられた他方の把持板55Bについては、物品を基準面側の把持板55Aに押し付けるだけのものであるため、その接触面積は小さくされている。さらに、これら両把持板55A,55Bにより物品を把持する際の把持位置は、物品の両側面での厚さ方向(左右方向、奥行き方向)の中央部となるようにされており、したがってこの出退式把持部材37A,37Bにより、物品移載装置4の両側に配置されている左右の収納棚2の一方から他方に、物品をそのまま移し替えることができる。例えば、物品の両側面の手前位置を把持して、一方の収納棚2から他方の収納棚4に移し替えようとすると、その途中で、例えば昇降台25上で、物品の把持位置が反対の奥側位置となるように、把持し直す必要が生じる。
【0031】
次に、物品姿勢変更装置6を、図8〜図10に基づき説明する。
この物品姿勢変更装置6は、搬入用および搬出用コンベヤ5の端部に且つその搬送経路の延長線上に沿って配置された支持フレーム101と、この支持フレーム101の上面に且つ中央に所定幅の空間部102を有するように、所定間隔を有して左右にそれぞれ配置された物品搬送用のローラコンベヤ(搬送手段の一例で、搬送用ローラ103aおよび駆動用電動機103bにより構成されている)103と、上記支持フレーム101の作業用通路3寄り端部に、左右方向で且つ水平軸心回りで回転自在に設けられた回転軸体104と、一端部がこの回転軸体104の中央部に固定されるとともに他端側が上記空間部102内に延びるように設けられた物品の傾動用アーム部材(傾動部材)105と、上記支持フレーム101側に設けられるとともに駆動側歯車106、中間側歯車107および従動側歯車108を介して上記回転軸体104を回転させる傾動用電動機109とから構成されている。
【0032】
また、上記傾動用アーム部材105は、ローラコンベヤ103にて搬送される搬送姿勢での物品の下面(長手側面)を下方から支持する水平支持部(第1支持部)111と、この水平支持部111の回転軸体104寄り位置で90度の方向(直交方向)で突設されて搬送姿勢での物品の前方側面(前方端面でもあり、搬出する際には後方側面となる)を支持するための垂直支持部(第2支持部)112とから構成され、さらに上記水平支持部111には、上記一方の出退式把持部材37(37A)における第2可動フォーク56(56A)を挿入し得る挿入用凹部113が形成されている。
【0033】
すなわち、この水平支持部111は、先端側の水平部111aと、この水平部111aと回転軸体104側である基端側との間の側面視コの字形状にされた溝形部111bとから構成されており、また当該水平部111aの適当位置には、物品の下面を両側から確実に支持するための腕木状支持部111cが両側から突設されている。
【0034】
したがって、上記傾動用電動機109にて回転軸体104を所定角度でもって正逆回転させることにより、ローラコンベヤ103上に移動された物品を、所定角度でもって、例えば80度の傾斜姿勢(収納棚に収納した際と同じ傾斜姿勢である)に起立させることができ、また逆に、80度程度の傾斜姿勢でもって傾動用アーム部材105に載置された物品を、傾動用アーム部材105を水平に倒すことにより、当該物品をローラコンベヤ103上に載せることができる。勿論、出退式把持部材37の第2可動フォーク56による傾動用アーム部材105に対する物品の受け渡し時においては、第2可動フォーク56が、傾動用アーム部材105に設けられた挿入用凹部113内に挿入し得るため、物品の下面である長手側面を確実に且つ十分に支持した状態で、ローラコンベヤ103上の物品を出退式把持部材37側に受け渡し得るとともに、出退式把持部材37側からローラコンベヤ103上に受け渡すことができる。
【0035】
次に、上記物品移載装置4における動作について説明する。
ここでは、搬入用コンベヤ5(5A)により搬入されてきた物品を、収納棚2に収納する場合について説明する。
【0036】
まず、物品姿勢変更装置6の傾動用アーム部材105が水平姿勢にあるとともに、物品移載装置4が、すなわち走行台車24が、傾動用アーム部材105に対応する位置に移動されているものとする。
【0037】
この状態で、搬入用コンベヤ5Aにより、物品1が、物品姿勢変更装置6側にすなわちローラコンベヤ103上に搬送されると、傾動用アーム部材105の垂直支持部112に当接して停止する。
【0038】
物品が垂直支持部1112に当接すると、傾動用電動機109により傾動用アーム部材105が起立されて80度の傾斜姿勢にされる。
物品が傾斜姿勢にされると、物品移載装置4側に設けられた物品受渡装置26の出退式把持部材37A,37Bが駆動されて、可動フォーク53A,53B;56A,56Bがローラコンベヤ103上に突出される。勿論、一方の第2可動フォーク56Aが傾動用アーム部材105の挿入用凹部113内に挿入されることになる。
【0039】
可動フォーク53,56が突出されると、次に両移動用電動機41,44が駆動されて、一方の第2可動フォーク56Aが少しの距離だけ移動されるとともに他方の第2可動フォーク56Bが大きく移動されて、傾動用アーム部材105上に載せられた物品を両側から把持する。なお、両第2可動フォーク56A,56Bにて物品を把持する場合、物品の下方位置が把持されるため、物品の背の高さに拘わらず、確実に、物品を把持することができる。
【0040】
物品が把持されると、昇降台25が少し上方に移動して、物品をわずかに持ち上げた後、昇降台25上に引き込み、そして走行台車24を所定の収納部11に対応する位置まで走行させる。なお、昇降台25上に引き込まれた物品は、自然に、傾斜支持部28上に載せられることになるが、場合によっては、両出退式把持部材37A,37Bを離間させて、積極的に物品を傾斜支持部28上に載置させるようにしてもよい。
【0041】
上記走行時に、昇降台25が上下方向で移動されて収納部11の高さに一致される。なお、このときの昇降台25の高さの位置は、例えば各収納部11における床板(床部)12の下面(具体的には、床板を構成する支持梁材)をレーザ式位置検出センサなどにより検出することにより行われ、またこの昇降台25の停止位置は、出退式把持部材37により把持された物品の底面が、収納部11に設けられた傾斜支持部15の傾斜面15aより少し上方となるような位置とされる。
【0042】
昇降台25が収納すべき収納部11に対応する位置で停止すると、各出退式把持部材37における各可動フォーク53,56が突出されて、物品が収納部11内の所定の傾斜支持部15上に移動させられる。この後、両移動体33,34が互いに離間させられて、物品1が当該収納部11内にすなわち傾斜支持部15上に落下載置される。なお、収納部11内にて物品を離す際に、移動量が少なく設定されている前部移動体33に設けられた把持板55Aは、図11の仮想線にて示すように、その接触面が物品1を支持する基準となる受け材14より少しだけ離れた前方に位置され、その離間動作時(矢印にて示す)においては、物品1を支持しながら離間移動して衝撃を与えることなく、物品1を受け材14側に預けるようにしている。
【0043】
この動作により、切花が入った箱が、鉛直姿勢に近い傾斜姿勢の状態で収納部11に収納されたことになる。
すなわち、鉛直姿勢に近い傾斜姿勢の物品を、そのままの姿勢にて昇降台25上に載置して、収納棚2における所定の収納部11まで移動させた後、両側の出退式把持部材37の可動フォーク53,56を収納部11側に突出させた後、両移動体33,34の移動により、両側の可動フォーク53,56を互いに離間させるだけで、傾斜姿勢の状態で物品を収納部11内に収納させることができる。
【0044】
また、逆に、所定の収納部11内に傾斜姿勢にて収納された切花が入った箱を搬出する場合は、まず走行台車24および昇降台25を移動させて、当該昇降台25をその物品に対応する収納部11に移動させた後、上述した手順とは逆の動作にて、すなわち昇降台25に設けられた両出退式把持部材37における可動フォーク53,56を突出させた後、両移動体33,34を互いに接近させて当該物品を把持する。
【0045】
次に、昇降台25を少しだけ上昇させて物品をその傾斜支持部15から離した後、両側の可動フォーク53,56を昇降台25側に引き込み(退入させ)、当該昇降台25上の傾斜支持部28上に移動させる。
【0046】
次に、走行台車24および昇降台25を移動させて、搬出用コンベヤ5Bの端部に設けられた物品姿勢変更装置6まで物品を移動させる。なお、このとき、物品姿勢変更装置6における傾動用アーム部材105は、水平支持部111が傾斜姿勢にされており、また昇降台25については、当該物品が、傾動用アーム部材105の垂直支持部112の載置面より少し上方の位置となるような高さにて停止される。
【0047】
次に、物品を把持している両可動フォーク53,56が突出されて、物品をその垂直支持部112上に移動させた後、両移動体33,34の移動により両把持板55A,55Bを互いに離間させて、物品を傾動用アーム部材105側に受け渡す。
【0048】
物品が受け渡されると、各可動フォーク53,56が引き込まれ、その後、傾動用アーム部材105が水平姿勢にされて、物品がローラコンベヤ103にて支持される。
【0049】
物品がローラコンベヤ103上に載せられると、ローラコンベヤ103が駆動されて、搬出用コンベヤ5B上に移動されて、物品が水平姿勢にて所定場所まで搬送される。
【0050】
なお、搬入用コンベヤ5Aおよび搬出用コンベヤ5Bにて物品を搬送する場合、物品の載置方向は、両コンベヤ5とも同一にされている。すなわち、物品が切花である場合、その頭部(花の部分)が常に上位となるように収納部11に格納するとともに、そのままの姿勢の状態で搬出する必要のためである。
【0051】
上述したように、水平姿勢で搬送されてきた背の高い物品を物品姿勢変更装置6にて傾斜姿勢にさせておき、そして本発明に係る物品移載装置4の両出退式把持部材37の各可動フォーク53,56にて、傾斜姿勢のままで把持するとともに昇降台25上に引き込み、そしてその状態で、走行台車24および昇降台25を移動させて、収納棚2の収納部11に対応する位置に移動させた後、各可動フォーク53,56を収納部11側に突出させて、収納部11に設けられた傾斜支持部15上に解放(落下)させるようにしたので、物品を傾斜姿勢の状態で収納することができる。
【0052】
また、両移動体33,34の一方を、すなわち両可動フォーク53,56の一方を少しだけ移動させるようにするとともに、他方を大きく移動させて物品を把持するようにしたので、例えば物品の両側から均等にフォークを移動させて物品を把持する場合に比べて、フォークの把持動作において、無駄な動きを減らすことができるとともに、収納棚側にて必要となる両フォークの移動スペース、すなわちデッドスペースを減らすことができる。特に、背の高い物品が傾斜姿勢にされている場合に、その水平面に対する傾斜角度が鋭角である物品の下面(下向き側面)側を支持する基準面側のフォークの移動量を少なくしているので、物品を支持する際または物品を解放する際に、その支持側の側面に対する接触度合い(衝撃力)が小さくなるため、物品が傷むのを防止することができ、例えば物品の中身が切花などである場合には、その効果が著しい。
【0053】
なお、上記実施の形態においては、センサとしては、後部移動体34による把持力を制御するためのトルクリミッタ、昇降台25の昇降位置を制御するためのレーザ式位置検出センサについてだけ明示したが、勿論、上述した各動作を行わせるために必要な、リミットスイッチ、光電式スイッチ、タイマーなどの各種センサ類が具備されている。
【0054】
ところで、上記実施の形態においては、物品を、切花を収納した背の高い箱として説明したが、勿論、物品がこのものに限定されるものではなく、例えば支持部材にて支持しないと、不安定であるような背の高い物品の移載にも適用し得るものである。
【0055】
また、上記実施の形態においては、昇降台25に設けられる物品受渡装置26の出退式把持部材37として、固定フォーク51と、第1可動フォーク53および第2可動フォーク56とから構成するとともに、物品の受け渡しを、フォークの出退動作そのものにて行うものとして説明したが、サイドベルト方式のものを使用することもできる。
【0056】
ここで、図12に基づき、簡単に、このサイドベルト方式の出退式把持部材を有する物品受渡装置について説明しておく。
この物品受渡装置201は、昇降台の昇降フレーム上に載置される支持フレーム202と、この支持フレーム202に左右方向で前後に一対設けられた案内レール203と、これら両案内レール203に移動自在に、すなわち昇降台から左右方向で出退自在に設けられたスライド体204と、このスライド体204の前後位置で且つ前後方向にそれぞれガイド部材(図示せず)を介して移動自在に設けられた前部移動体205および後部移動体206と、これら両移動体205,206間のスライド体204上に設けられるとともに表面に傾斜姿勢の物品を支持する傾斜支持部207が設けられた支持板208と、上記両移動体205,206に立設された基枠209(209A,209B)の左右部でそれぞれ左右方向の鉛直面に沿うように回動自在に設けられた物品の移載用ベルト210(210A,210B)と、上記スライド体204を例えばラック機構を介して左右方向でスライドさせるスライド用電動機(図示せず)と、スライド体204側に設けられて上記前部移動体205を前後方向で移動させる前部移動用電動機(図示せず)と、同じくスライド体204側に設けられて上記後部移動体206を前後方向で移動させる後部移動用電動機211と、各移動体205,206の基枠209にそれぞれ設けられた移載用ベルト210を連動機構を介して駆動するための移載用電動機212とから構成されている。
【0057】
そして、上記実施の形態と同様に、各移動体205,206の基枠209に設けられる各移載用ベルト210は物品の傾斜姿勢に合わせて傾斜して設けられ、また傾斜姿勢の物品の下面を支持する一方の移載用ベルト210Aの移動量が小さくされるとともに他方の移載用ベルト210Bの移動量が大きくされ、さらに傾斜姿勢の物品の下面を支持する一方の移載用ベルト210Aの接触面積が大きく[ベルト幅(高さ)が広く]されるとともに他方の移載用ベルト210Bの接触面積が小さく[ベルト幅(高さ)が狭く]されている。
【0058】
なお、上記物品受渡装置における物品の受け渡し動作は、基本的には、上記実施の形態にて説明したものと同一であり、異なる部分は、収納部および物品姿勢変更装置との間での物品の受け渡しを、テレスコピック式のフォークで行う替わりに、ベルトにて行うようにしたものである。
【0059】
すなわち、このようなベルト式の出退式把持部材を有する物品受渡装置でも、上述したフォーク式の出退式把持部材と同様に、傾斜姿勢の物品を、迅速に、昇降台と物品姿勢変更装置(荷受け部)との間、および昇降台と収納部との間(荷受け部)で受け渡しを行うことができる。
【0060】
また、上記実施の形態においては、出退式把持部材37に設けられる両把持板55を傾斜して設けるとともに、この両把持板55を、水平方向で設けられた回転軸体71を介して水平方向で接近離間させるものとして説明したが、例えば当該回転軸体を、傾斜して配置される物品の表面に直交(垂直)するように傾斜させることにより、両把持板55を物品の両表面に対して垂直方向で接近離間させて把持・解放を行わせるようにしてもよい。
【0061】
さらに、上記実施の形態においては、物品移載装置として、収納棚に沿って走行する走行台車の昇降用空間部にて昇降される昇降台に、物品受渡装置を配置したものとして説明したが、例えば収納棚の物品出入れ面側に昇降自在に設けられた昇降台に、収納棚の幅方向に沿って走行し得る走行台を配置し、この走行台に物品受渡装置を配置したものでもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明の物品移載装置の構成によると、背の高い物品が傾斜姿勢にされている場合に、各把持部材における物品との接触面を、その傾斜角度に応じて傾斜させるとともに、物品の下向き側面である基準面側を支持する一方の把持部材の接触面の大きさを他方のそれよりも大きくし、さらに物品を支持する際に、最初に、接触面が大きい一方の把持部材により物品を支持するようにしたので、物品を傷めることなく、把持・解放動作を行うことができる。
【0063】
また、移動手段側に傾斜支持部を設けたので、物品を傾斜姿勢にて、安定した状態で移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品移載装置の概略斜視図である。
【図2】同物品移載装置により収納が行われる収納棚の構成を示す図面で、(a)は要部正面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。
【図3】同物品移載装置における物品受渡装置の正面図である。
【図4】同物品受渡装置の要部切欠平面図である。
【図5】同物品受渡装置における出退式把持装置の要部平面図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】同物品受渡装置における出退連動機構を説明する概略平面図である。
【図8】同物品移載装置における物品姿勢変更装置の側面図である。
【図9】同物品姿勢変更装置の平面図である。
【図10】図8のC−C矢視図である。
【図11】同物品受渡装置での物品の受け渡し動作を説明する図である。
【図12】物品姿勢変更装置の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 物品
2 収納棚
3 作業用通路
4 物品移載装置
5 搬入出用コンベヤ
6 物品姿勢変更装置
11 収納部
14 受け材
15 傾斜支持部
23 昇降用空間部
24 走行台車
25 昇降台
26 物品受渡装置
27 昇降フレーム
28 傾斜支持部
33 前部移動体
34 後部移動体
35 第1移動装置
36 第2移動装置
37 出退式把持部材
38 出退駆動装置
51 固定フォーク
53 第1可動フォーク
55 把持板
56 第2可動フォーク
57 出退連動機構
71 回転軸体
101 支持フレーム
102 空間部
103 ローラコンベヤ
104 回転軸体
105 傾動用アーム部材
109 傾動用電動機
111 水平支持部
112 垂直支持部
113 挿入用凹部

Claims (3)

  1. 物品を傾斜状態で収納し得る収納棚に沿って移動される移動手段と、この移動手段に設けられて物品を両側から把持して、当該移動手段側と収納棚側または荷受け部側との間で物品の受渡しを行い得る物品受渡手段とを有する物品移載装置であって、
    上記物品受渡手段を、上記移動手段側にその移動方向に沿って移動自在に設けられた一対の移動体と、これら各移動体に上記移動手段の移動方向と直交する方向で且つ当該移動手段の外方に対して出退自在に設けられた物品の把持部材とから構成するとともに、
    上記各把持部材における物品との接触面が収納棚における傾斜状態の物品の側面に一致するように所定角度でもって傾斜させるとともに、収納棚の基準位置に収納された際の物品の下向き側面である基準面側を下方から支持する一方の把持部材の接触面を、他方の把持部材の接触面よりも大きくなし、
    さらに物品を把持する際に、最初に、上記一方の大きい把持部材により物品を支持するように
    したことを特徴とする物品移載装置。
  2. 一対の移動体の移動方向が水平方向であることを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 把持部材による物品の把持位置を、物品の下部としたことを特徴とする請求項1または2に記載の物品移載装置。
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