JPH0740617Y2 - 多段式駐車装置 - Google Patents

多段式駐車装置

Info

Publication number
JPH0740617Y2
JPH0740617Y2 JP12704490U JP12704490U JPH0740617Y2 JP H0740617 Y2 JPH0740617 Y2 JP H0740617Y2 JP 12704490 U JP12704490 U JP 12704490U JP 12704490 U JP12704490 U JP 12704490U JP H0740617 Y2 JPH0740617 Y2 JP H0740617Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
traveling path
traveling
pallet
parking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12704490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0482262U (ja
Inventor
政浩 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP12704490U priority Critical patent/JPH0740617Y2/ja
Publication of JPH0482262U publication Critical patent/JPH0482262U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0740617Y2 publication Critical patent/JPH0740617Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、多段式駐車装置の改良に関し、特に駐車スペ
ースの有効利用対策に関するものである。
(従来の技術) 従来より、駐車装置として、例えば特開昭54-95480号公
報に開示されているように、車両を入出庫口から建物内
に搬入し、該建物内に設けられた走行路を走行して上下
方向に多段に配置された駐車スペースの空スペースの1
つに乗り入れるようにした多段式のものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記の従来の多段式駐車装置では、運転車は
車両を運転して空スペースに乗り入れ、その後、降車し
て走行路に沿って設けられた歩道を通って入出庫口まで
戻っていることから、上記走行路以外に実質内に駐車に
寄与しない歩道が必要となり、その分だけ駐車装置が大
型化するとともにスペースが無駄になるという問題があ
った。また、一般に運転者が機械類のある建物内に入る
ことによる不快感、不安感および嫌悪感等を与えるとい
う問題もあった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、車両を無人で入出庫し得るようにす
ることにより、実質的に駐車に寄与しない歩道を不要と
なしてその分だけ駐車装置の小型化を図るとともにスペ
ースの無駄をなくさんとすることにある。また、運転者
が建物内に入ることによる不快感,不安感および嫌悪感
等を解消せんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、請求項(1)に係る本考案
の解決手段は、入出庫口から建物内に延びる走行路を設
ける。さらに、搭載した車両を無人で上記走行路に沿っ
て搬送する搬送台車を設ける。また、上下方向に昇降可
能な昇降パレット群と水平面内で台車走行方向に横移動
可能な横行パレット群とからなり、該昇降パレット群お
よび横行パレット群が上記走行路の少なくとも片側に歩
道を介さずに上下方向に多段に設けられた駐車エリアを
設ける。加えて、上記車両を水平面内で台車走行方向と
直交する方向に移載する移載手段を上記搬送台車に設け
たことである。
また、請求項(2)に係る本考案の解決手段は、搬送台
車を、搭載した車両の前後方向を搬送方向に向けた姿勢
で走行路の長手方向と直交する方向に複数台並設し、か
つ車両を搭載する搭載板を旋回手段により所定角度だけ
旋回させるように構成したことである。
さらに、請求項(3)に係る本考案の解決手段は、搬送
台車を、入出庫時、移動手段により走行路の長手方向と
直交する方向のほぼ中央に移動させて旋回させるように
構成したことである。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)に係る本考案では、車
両は、入出庫口から搬送台車に搭載されて無人で走行路
に沿って搬送され、該走行路の少なくとも片側に歩道を
介さずに多段に設けられた駐車エリアの昇降パレット群
および横行パレット群の1つの空パレットに移載手段に
よって水平面内で台車走行方向と直交する方向に移載さ
れる。
このことから、運転者は建物内に入る必要がなくされ、
よって実質的に駐車に寄与しない歩道が不要となってそ
の分だけ駐車装置の小型化が図られるとともにスペース
の無駄がなくされることとなる。また、一般に運転者が
機械類のある建物内に入ると閉塞感を覚えるが、上述の
如く運転者は建物内に入らないので閉塞感に伴う不快
感、不安感および嫌悪感等が解消されることとなる。
また、請求項(2)に係る本考案では、搬送台車が複数
台並設(複線化)されていることから、上記搬送台車が
1台の場合に比べて駐車処理能力が増大されることとな
る。
さらに、請求項(3)に係る本考案では、搬送台車が、
入出庫時、移動手段により走行路の長手方向と直交する
方向のほぼ中央に移動されて旋回されることから、車両
が駐車エリアの構築物に邪魔されることなく姿勢変更さ
れ、よって並設された搬送台車ごとに姿勢変更動作を確
保するために走行路の横幅を必要以上に拡げる必要がな
くされ、装置のさらなる小型化が図られることとなる。
(第1実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例に係る多段式
駐車装置を示す。1は建物、2は該建物1に形成された
入出庫口であって、上記建物1内のほぼ中央には、上記
入出庫口2から建物1内に延びる走行路3が形成され、
該走行路3には、2条のガイドレール4,4が所定間隔を
あけて平行に敷設されている。また、該両ガイドレール
4,4には搬送台車5が乗架され、該搬送台車5には上記
入出庫口2から乗り入れて運転者が降車した車両(自動
車)Wが搭載されて、上記搬送台車5は搭載した車両W
を無人で上記走行路3に沿って搬送するようになされて
いる。
上記搬送台車5は、第3図および第4図に拡大詳示する
ように、上記各ガイドレール4を転動する4つの車輪6,
6,…が設けられた基台7を備えてなり、該基台7の上面
には4基(第3図に2基表われる)のジャッキ8,8,…が
配置され、該各ジャッキ8により支持プレート9を水平
に支持し、後述する搭載板13が旋回する際、該搭載板13
を上方に持ち上げてその両側のデッキ10,10と干渉しな
いようになされている。また、上記支持プレート9の中
央には上記旋回軸11が設けられ、該旋回軸11には大ギヤ
12が連結され、車両Wを搭載する搭載板13を構成する2
枚の板材13a,13aが所定間隔をあけて上記大ギヤ12によ
り水平に支持されている。
また、上記支持プレート9の上面には第1駆動モータ14
が設置され、該第1駆動モータ14の回転軸に回転一体に
連結された小ギヤ15が上記大ギヤ12に噛合され、上記第
1駆動モータ14の回転トルクを小ギヤ15を介して大ギヤ
12に伝えることにより、上記搭載板13を旋回軸11回りに
所定角度だけ旋回させるようになされている。したがっ
て、上記大ギヤ12、小ギヤ15および第1駆動モータ14に
より、車両Wを搭載する搭載板13を所定角度だけ旋回さ
せる旋回手段としての旋回装置16が構成されている。な
お、上記支持プレート9の上面には4つ(第3図に3つ
表われる)のローラ17,17,…が配置され、該各ローラ17
で上記大ギヤ12を支えて上記搭載板13の旋回動作をスム
ーズに行わせるようになされている。
さらに、上記搭載板13の両板材13a,13aには、後述する
駐車エリア33の各パレットPに備えられ搭載した車両W
の前輪(操舵輪)w1,w1を載せる位置決め部材18が第4
図に示すように乗り入れるようになされており、該位置
決め部材18は両端の位置決め部18a,18aを連結材19によ
って一体的に連結して構成され、ローラ20,20,…(第3
図に2つ表われる)によって長手方向に移動可能なよう
になされている。また、上記両板材13a,13aの長手方向
一端(第4図左側)には駆動軸21が、他端(第4図右
側)には従動軸22がそれぞれ両板材13a,13aを連結する
ように配置され、かつ上記駆動軸21には2つの駆動スプ
ロケット23,23が、従動軸22には2つの従動スプロケッ
ト24,24がそれぞれ互いに対向するように回転一体に連
結されている。さらに、上記互いに対向する各駆動スプ
ロケット23と従動スプロケット24には第1無端チェーン
25が掛け渡され、かつ該各第1無端チェーン25には流体
圧シリンダ26が取り付けられ、該各流体圧シリンダ26
は、上記位置決め部材18の連結部材19から延びるロッド
27,27に図示しない脱着機構を有する脱着部材28を介し
て脱着可能に連結されている。また、上記駆動軸21の下
方には第2駆動モータ29が配置され、該第2駆動モータ
29の回転トルクをその回転軸と上記駆動軸21側の各々に
回転一体に設けられた小スプロケット30,30及び、該両
小スプロケット30,30に掛け渡された第2無端チェーン3
1を介して駆動軸21に伝え、入庫時、上記両位置決め部
材18,18を第3図の状態から第5図の状態へと移動させ
ることにより、車両Wを後述する駐車エリア33の各パレ
ットPに移載するようになされている。さらに、この状
態から第6図に示すように、上記両流体圧シリンダ26,2
6を伸張作動させて上記車両Wを各パレットPの中央部
に押し込み、その後、脱着部材28とロッド27とを切り離
すようになされている。したがって、上記駆動スプロケ
ット23、従動スプロケット24、第1無端チェーン25、流
体圧シリンダ26、脱着部材28、第2駆動モータ29、小ス
プロケット30および第2無端チェーン31等により、車両
Wを水平面内で台車走行方向と直交する方向(第2図左
右方向)に移載する移載手段としての移載装置32が構成
されている。
また、上記走行路3の両側には駐車エリア33,33が設け
られ、該各駐車エリア33は、最上段および最下段に配置
された上下方向に昇降可能な昇降パレット群34,34と、
中段に配置された水平面内で台車走行方向に横移動可能
な横行パレット群35とからなり、該昇降パレット群34お
よび横行パレット群35が歩道を介さずに上下方向に3段
に配置されて構成されている。
次に、上述の如く構成された多段式駐車装置に車両Wを
入出庫する要領について説明する。
〈入庫の要領〉 まず、建物1の入出庫口2には、搬送台車5が待機して
いるものとする。この搬送台車5の搭載板13の建物1奥
部側には、駐車エリア33の空パレットPから取り出され
た位置決め部材18が載せられている。
次いで、運転者が車両Wを運転して入出庫口2から上記
搬送台車5に乗り入れ、前輪w1,w1を上記位置決め部材1
8の位置決め部18a,18aに載せて動かないように固定す
る。
その後、運転者が車両Wから降り、該車両Wを上記搬送
台車5を走行させて無人で走行路3に沿って搬送し、駐
車エリア33,33の所定の位置(上記位置決め部材18が取
り出された空パレットPの前)で停止する。
しかる後、第2図右側の駐車エリア33に入庫する場合に
は、上記搭載板13をジャッキ8,8…の昇降作動により持
ち上げてデッキ10,10と干渉しないようにし、この状態
で旋回装置16を作動させて上記搭載板13を水平面内で18
0°反転させた後、上記各ジャッキ8の下降作動により
元の位置に下降させる(第3図参照)。そして、中段の
横行パレット群35の空パレットPに入庫する場合には、
上記位置決め部材18を移載装置32の作動により上記空パ
レットP側に前進移動させて車両Wを空パレットPに載
せ(第5図参照)、その後、流体圧シリンダ26,26の同
期した伸張作動により上記両位置決め部材18をさらに前
進移動させて車両Wを上記空パレットPのほぼ中央に押
し込む(第6図参照)。しかる後、脱着部材28とロッド
27とを切り離して上記各流体圧シリンダ26を各位置決め
部材18から切り離し、入庫を終わる。
一方、最上段および最下段の昇降パレット群34,34の空
パレットPに入庫する場合には、上記横行パレット群35
を横移動させて入庫しようとする空パレットPの真下も
しくは真上に1パレット分の空きスペースを形成し、こ
の状態で昇降パレット群34から空パレットPを上昇ある
いは下降させて上記空きスペースに移動させた後、上記
の要領にて車両Wを入庫する。また、第1図左側の駐車
エリア33に入庫する場合には、上記搭載板13を反転させ
ないほかは上記の場合と同様である。
〈出庫の要領〉 まず、出庫しようとする車両Wの位置まで搬送台車5を
移動し、第1図右側の駐車エリア33の中段の横行パレッ
ト群35から出庫する場合には、そのままの状態で両流体
圧シリンダ26,26を移載装置32の作動により前進移動さ
せ、さらに該両流体圧シリンダ26,26を同期して伸張作
動させた後、各脱着部材28を位置決め部材18側の各ロッ
ド27に連結する。
次いで、上記各流体圧シリンダ26を収縮作動させた後、
上記移載装置32を逆作動させて各位置決め部材18を搬送
台車5側に移動させ、これにより車両WをパレットPか
ら搬送台車5に乗り移す。
その後、上記搬送台車5を入出庫口2まで走行させ、運
転者が車両Wに乗り込んで該車両Wを前進状態で出庫す
る。
一方、最上段および最下段の昇降パレット群34,34から
出庫する場合には、横行パレット群35を横移動させて出
庫しようとするパレットPの真下もしくは真上に1パレ
ット分の空きスペースを形成し、この状態で昇降パレッ
ト群34から目的の車両Wを搭載したパレットPを上昇あ
るいは下降させて上記空きスペースに移動させた後、上
記の要領にて車両Wを出庫する。また、第1図左側の駐
車エリア33から出庫する場合には、上記搭載板13を旋回
装置16の作動により180°反転させるほかは上記の場合
と同様である。
このように、本実施例では、車両Wを入出庫口2から搬
送台車5に搭載して無人で走行路3に沿って搬送し、該
走行路3の両側に3段に設けられた駐車エリア33,33の
昇降パレット群34,34および横行パレット群35の1つの
空パレットPに移載装置32によって水平面内で台車走行
方向と直交する方向に移載する。
このことから、運転者が建物1内に入らずに済み、これ
により実質的に駐車に寄与しない歩道を設置する必要が
なくなってその分だけ駐車装置の小型化を図ることがで
きるとともにスペースの無駄をなくすことができる。ま
た、運転者が機械類のある建物1内に入ることによる閉
塞感がなくなり、これに伴う不快感、不安感および嫌悪
感等を解消することができる。
(第2実施例) 第7図ないし第11図は本考案の第2実施例に係る多段式
駐車装置を示し、本実施例では、2台の搬送台車5,5
が、搭載した車両Wの前後方向を搬送方向に向けた姿勢
で走行路3の長手方向と直交する方向に並設されて複線
化されたものである。また、上記各搬送台車5の各車輪
6は2条のチャンネル状のガイドレール4,4の溝4aに嵌
合され、かつ基台7上には入出庫時、搭載板13を走行路
3の長手方向と直交する方向のほぼ中央に移動する移動
手段としての第1スライド部材36と第2スライド部材37
が配置され、例えば第7図左側の搬送台車5(一点鎖線
にて示す)から車両Wを第7図右側の駐車エリア33に入
庫する場合には、まず、上記第1スライド部材36を走行
路3の中央寄りにスライドさせた後(第9図参照)、第
2スライド部材37をさらに走行路3の中央寄りにスライ
ドさせることにより、搭載板13を走行路3の長手方向と
直交する方向のほぼ中央に移動させ(第10図参照)、そ
の後、上記搭載板13を反時計回り方向に90°だけ旋回さ
せ(第11図参照)、しかる後、上記駐車エリア33の目的
とする空パレットPに入庫するようになされている。ま
た、出庫する場合には上記の手順と逆の手順により行わ
れるので説明は省略する。その他の構成は上記第1実施
例と同一であるので、同一の構成部分については同一の
符号を付してその詳細な説明は省略する。
したがって、本第2実施例では、上記第1実施例と同様
の作用効果を奏することができるものである。
また、上記第2実施例では、搬送台車5を2台並べて複
線化しているので、上記搬送台車5が1台の単線の場合
に比べて駐車処理能力を増大することができる。
さらに、上記第2実施例では、搬送台車5を、入出庫
時、第1および第2スライド部材36,37により走行路3
の長手方向と直交する方向のほぼ中央に移動して旋回す
るので、車両Wの姿勢変更を駐車エリア33,33の構築物
に邪魔されずに行うことができ、これにより並設された
搬送台車5ごとに姿勢変更動作を確保するために走行路
3の横幅を必要以上に拡げずに済み、装置のさらなる小
型化を図ることができる。
また、上記第2実施例では、搬送台車5の車輪6をチャ
ンネル状のガイドレール4の溝4aに嵌合させたので、搭
載板13を走行路3の中央に移動した際、荷重の偏りによ
って傾動しようとするのを上記ガイドレール4によって
防止することができ、安定した入出庫を行うことができ
る。
なお、上記各実施例では、駐車エリア33が3段の場合を
示したが、これに限らず、2段あるいは4段以上の場合
にも適用できるものである。
また、上記各実施例では、駐車エリア33を走行路3の両
側に設けた場合を示したが、片側に設けた場合であって
もよい。
さらに、上記第2実施例では、2台の搬送台車5,5を並
設した場合を示したが、3台以上並設した場合であって
もよい。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項(1)に係る本考案によれ
ば、無人の車両を搬送台車に搭載して走行路の少なくと
も片側に歩道を介さずに上下方向に多段に設けられた駐
車エリアに移載するので、運転者が建物内に入らずに入
出庫でき、これにより実質的に駐車に寄与しない歩道を
設置せずに済み、その分だけ駐車装置の小型化を図るこ
とができるとともにスペースの無駄をなくすことがで
き、さらには運転者が建物内に入ることによる不快感、
不安感および嫌悪感等を解消することができる。
また、請求項(2)に係る本考案によれば、搬送台車を
複数台並設したので、上記搬送台車が1台の場合に比べ
て駐車処理能力を増大することができる。
さらに、請求項(3)に係る本考案によれば、搬送台車
を、入出庫時、走行路の長手方向と直交する方向のほぼ
中央に移動させて旋回するので、車両の姿勢変更を邪魔
することなく行い得、これにより並設された搬送台車ご
とに姿勢変更動作を確保するために走行路の横幅を必要
以上に拡げずに済み、装置のさらなる小型化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は駐車装置の横断平面図、第2図は同縦断正面図、第
3図は搬送台車の拡大正面図、第4図は同拡大平面図、
第5図および第6図は入庫に際しての移載装置の作動を
説明する説明図である。第7図ないし第11図は本考案の
第2実施例を示し、第7図は第1図相当図、第8図は第
2図相当図、第9図ないし第11図は車両の移載手順を説
明する説明図である。 2……入出庫口 3……走行路 5……搬送台車 13……搭載板 16……旋回装置(旋回手段) 32……移載装置(移載手段) 33……駐車エリア 34……昇降パレット群 35……横行パレット群 36……第1スライド部材(移動手段) 37……第2スライド部材(移動手段) W……車両

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出庫口から建物内に延びる走行路と、搭
    載した車両を無人で上記走行路に沿って搬送する搬送台
    車と、上下方向に昇降可能な昇降パレット群と水平面内
    で台車走行方向に横移動可能な横行パレット群とからな
    り、該昇降パレット群および横行パレット群が上記走行
    路の少なくとも片側に歩道を介さずに上下方向に多段に
    設けられた駐車エリアと、上記搬送台車に設けられ、上
    記車両を水平面内で台車走行方向と直交する方向に移載
    する移載手段とを備えたことを特徴とする多段式駐車装
    置。
  2. 【請求項2】搬送台車は、搭載した車両の前後方向を搬
    送方向に向けた姿勢で走行路の長手方向と直交する方向
    に複数台並設され、かつ車両を搭載する搭載板が旋回手
    段により所定角度だけ旋回されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項(1)記載の多段式駐車装置。
  3. 【請求項3】搬送台車は、入出庫時、移動手段により走
    行路の長手方向と直交する方向のほぼ中央に移動されて
    旋回されるように構成されていることを特徴とする請求
    項(2)記載の多段式駐車装置。
JP12704490U 1990-11-28 1990-11-28 多段式駐車装置 Expired - Fee Related JPH0740617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12704490U JPH0740617Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 多段式駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12704490U JPH0740617Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 多段式駐車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0482262U JPH0482262U (ja) 1992-07-17
JPH0740617Y2 true JPH0740617Y2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=31874564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12704490U Expired - Fee Related JPH0740617Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 多段式駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740617Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105952205A (zh) * 2016-06-13 2016-09-21 宁佐洪 移动式立体车库

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105952205A (zh) * 2016-06-13 2016-09-21 宁佐洪 移动式立体车库

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0482262U (ja) 1992-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2249304A (en) Automated garage.
JPH0740617Y2 (ja) 多段式駐車装置
JP2863705B2 (ja) 機械式立体駐車装置
JP3056139B2 (ja) 機械式駐車場
JP4416635B2 (ja) 循環式駐車装置
JPH09235906A (ja) 機械式駐車設備
JP3936793B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3361500B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3069716B2 (ja) 立体駐車装置における車両搬送用の台車
JP3868348B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3863840B2 (ja) 機械式駐車装置
JPH09144356A (ja) 車両搬送装置及び該装置を備えた駐車装置
JP2578023B2 (ja) スラットコンベア移送受渡式の平面往復駐車装置
JP2602586B2 (ja) 立体自動倉庫
JPH0643374Y2 (ja) 駐車設備
JP4065633B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3385256B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2935160B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2002213097A (ja) 立体駐車設備における車受渡し装置
JP3657829B2 (ja) 平面往復式駐車装置及びその入出庫方法
JPH08128220A (ja) 機械式駐車場
JP3835748B2 (ja) 自動倉庫用トラバーサ
JP2572281B2 (ja) 水平循環式駐車装置
KR930006343B1 (ko) 에레베이터식 입체주차장치
JPH0645562Y2 (ja) パレット式立体駐車場

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees