JPH0430227Y2 - - Google Patents

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JPH0430227Y2
JPH0430227Y2 JP6768187U JP6768187U JPH0430227Y2 JP H0430227 Y2 JPH0430227 Y2 JP H0430227Y2 JP 6768187 U JP6768187 U JP 6768187U JP 6768187 U JP6768187 U JP 6768187U JP H0430227 Y2 JPH0430227 Y2 JP H0430227Y2
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JP
Japan
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container
support frame
guide
cross beams
pair
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JP6768187U
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、脚部によつて区画された作業エリア
内に待機するトレーラにコンテナを搭載する際
に、その搭載を案内するコンテナガイドを備えた
コンテナクレーンに関する。
[従来の技術] コンテナカイドは既に知られている(特公昭53
−37616号広報)。また本出願人は先に、従来装置
の改良を施した「コンテナガイド装置」を提案し
た(実開昭63−126380号広報)。この提案を参考
にしてコンテナガイドを説明すると、第3図及び
第4図に示すように、コンテナガイド1は、脚部
2間に区画形成された作業エリアAの上方に掛け
渡された横桁4に固定されこれより下方に垂下さ
れた支持フレーム5の下部に、トレーラ6に接近
させて設けられている。このコンテナガイド1
は、シリンダ7によつてトレーラ6の車幅方向に
揺動するガイドフレーム8を有し、トレーラ6の
側部に押し当てられるようになつている。そし
て、搬送されてきたコンテナ9をトレーラ6上に
搭載すべく降下させると、この降下の途中でコン
テナ9の側部がガイドフレーム8に係合し、その
後ガイドフレーム8に沿つて降下させることによ
り、トレーラ6に対するコンテナ9の位置合せを
行なえるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで第3図に示すように、作業エリアA内
には、コンテナ9の種別や輸送先別に、また複数
台のトレーラ6に対して同時に搭載作業を行なえ
るように、複数のトレーラ用レーン3が敷かれて
いる。そのため、支持フレーム5やコンテナガイ
ド1は横桁4に固定して設けられることから、こ
れら支持フレーム5等を各レーン3に対応させて
複数基設備する必要が生ずる。しかしながら、コ
ンテナクレーン1台に対して全てのレーン3が同
時に使用されることが少ないため、このように全
レーン3にコンテナガイド1等を設備することは
ほとんど使用されないコンテナガイド1が存在す
ることになり、設備効率が良くないという問題が
あつた。また全てのレーン3に設置することは、
コストアツプの原因ともなつていた。
他方コンテナガイド1は、コンテナ9の側部に
その幅方向から係合する位置、即ち第3図に示す
ように、コンテナ9がトレーラ6の車幅方向から
移送されてくる場合には互いに干渉する位置に配
置されるため、コンテナガイド1やこれを支持す
る支持フレーム5がコンテナ9の移送を妨げる場
合があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、脚部間に区画形成された作業エリア
内に設けられ、コンテナのトレーラへの搭載を案
内するコンテナガイドを有するコンテナクレーン
において、上記作業エリア上方に、互いに水平方
向に間隔を隔てて掛け渡された一対の横桁と、こ
れら横桁にその長手方向に沿つて適宜間隔を隔て
て複数形成され、上方が開放された係合部と、U
字形状で形成されて両端上部が一対の横桁夫々の
係合部に係脱自在に係合され、コンテナガイドを
支持する支持フレームと、支持フレームとコンテ
ナ荷役用のトロリに吊り下げられるスプレツダと
を係合する吊上台とを備えて構成される。
[作用] 本考案の作用について述べると、横桁に複数形
成した係合部に、コンテナガイドを備えた支持フ
レームを係脱自在に構成し、この支持フレームを
吊上台及びスプレツダを介してコンテナ荷役用の
トロリで吊り下げることで支持フレームの両端が
係合部から上方へ離脱し、この支持フレームを所
望の係合部位置に移動させて降下させ係合部に係
合させることによりコンテナガイドの配置を変更
させるようになつている。
また、コンテナガイドを支持する支持フレーム
をU字形状で形成して一対の横桁間に掛け渡すこ
とにより、コンテナガイド上方で且つ一対の横桁
間に、コンテナ進入空間を形成するようになつて
いる。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図及び第2図に示すように、コンテナクレ
ーンの脚部、具体的にはコンテナクレーンの走行
方向前後左右に間隔を隔てて設けられた4本の脚
部2(後方の2本は図示せず)相互間には、これ
ら脚部2に区画されてコンテナ9のトレーラ6へ
搭載作業を行なうための作業エリアAが形成され
る。この作業エリアAは、その空間内にコンテナ
9やトレーラ6を進入させ得るように、脚部2と
脚部2との間が開放されると共に、作業エリアA
の地表面10には、作業に応じた位置にトレーラ
6を誘導させるために、複数のレーン3が敷かれ
る。
このように構成された作業エリアAの上方に
は、互いに水平方向に間隔を隔てて一対の横桁1
1が掛け渡される。図示例にあつては横桁11
は、前脚部2、後脚部2間に水平に掛け渡され、
これら横桁11はコンテナクレーンの走行方向に
沿つて間隔を隔てて同じ高さ位置に配置される。
このように構成された一対の横桁11夫々に
は、その長手方向に沿つて複数のレーン3各々に
対応させて後述する支持フレーム12を係脱自在
に係合して支持する複数の係合部13が形成され
る。これら係合部13は、間隔を隔てた一対の横
桁11の互いに相対向する側面部14に一組ずつ
形成され、主に側面部14に設けられた一対のガ
イド板15で区画され、支持フレーム12の係脱
を鉛直方向に沿つて上下に案内するガイド溝16
と、このガイド溝16の下方に側面部14から張
り出され、ガイド溝16の下部を閉じて上方から
案内されてくる支持フレーム12を下方から係合
しつつその重量を支持する係合ブラケツト17と
から構成される。
他方、これら係合部13を介して一対の横桁1
1間に掛け渡される支持フレーム12は、次のよ
うに構成される。第2図に示すように支持フレー
ム12は、一対の横桁11の両端から垂下された
一対の垂直部19と、この垂直部19相互間に水
平に延長された水平部18とから構成されてU字
形状で形成される。そして、支持フレーム12の
両端上部12aと成る一対の垂直部19の上部が
一対の横桁11に形成された一組の係合部13に
夫々係脱自在に係合される。詳しくは、両端上部
12aには、これより横桁11側に突出されて凸
部20が形成され、この凸部20がガイド溝16
により上下方向に挿抜可能に案内されると共に、
この凸部20の下面21が係合ブラケツト17に
掛けられるようになつている。
またこの支持フレーム12の水平部18は、両
端上部12aが係合する作業エリアA上方の横桁
11の高さ位置から下方に支承され、この中央下
部12bとなる水平部18の中央は、トレーラ6
に近接されるべく作業エリアAの下方に支承され
る。そしてこの低い位置に支承された中央下部1
2bには、コンテナ9のトレーラ6への搭載を案
内する上述のコンテナガイド1が支持されて設け
られる。また殊に支持フレーム12は、一対の横
桁11側の両側が高く、コンテナガイド1を支持
する中央が横桁11間で低いU字形状で形成され
ることから、一対の横桁11間に作業エリアA内
へのコンテナ進入空間Sを遮ることがなく、コン
テナガイド1側方からのコンテナ9の移送を確保
できるようになつている。
更に、コンナテクレーンには、支持フレーム1
2を係合部13から係脱して他の係合部13へ移
動させる移動手段22が備えられる。図示例にあ
つては移動手段22としては、コンテナクレーン
に設備されるコンテナ荷役用のトロリに吊り下げ
られるスプレツダ23と、スプレツダ23に備え
られるツイストロツクに対応するピン穴と、支持
フレーム12に備えられるピン穴に対応するツイ
ストロツクを有する吊上台24てが採用されてい
る。そしてスプレツダ23に吊上台24を係合
し、支持フレーム12はこの吊上台24に係合す
ることにより、係合部13から係脱され移動され
るようになつている。
次に実施例の作用について述べる。
コンテナガイド1の移動作業は、コンテナ荷役
の準備作業として行なわれ、荷役作業に応じて所
定のレーン3に対応させてコンテナガイド1の移
動が行なわれる。
コンテナガイド1を移動させる際には、コンテ
ナクレーンのトロリを走行させスプレツダ23を
降下させてコンテナクレーン上の吊上台24に係
合させる。その後、スプレツダ23を移動させ、
支持フレーム12に備えられた係合用のピン穴上
に吊上台24を載置し、吊上台24に備えられた
ツイストロツクピンで吊上台24に支持フレーム
12を係合させる。その後、スプレツダ23を上
昇させると、支持フレーム12の両端上部12a
が係合部13の係合ブラケツト17から上方へ離
脱し、ガイド溝16を介して上方に引き抜かれ
る。次いで、トロリを走行させて支持フレーム1
2の両端上部12aを所望の係合部13のガイド
溝16位置まで移動させ、その後スプレツダ23
を降下させてゆく。
このような作業を行なえば、支持フレーム12
の両端上部12aは別の係合部13に係合されて
作業エリアA内に支承され、コンテナガイド1を
所望のレーン3に対応させることができる。
尚、本実施例にあつては、移動手段22として
コンテナ荷役用のトロリ、スプレツダ23並びに
コンテナクレーンに備えられた吊上台24を利用
したので、移動手段22を新たに設備する必要が
なく、容易に移動可能となる。
[考案の効果] 以上要する本考案によれば、次のような優れた
効果を発揮する。
(1) 支持フレームを横桁に支持させる上方が開放
された係合部を複数形成し、これら係合部に対
して支持フレームを係脱自在に構成すると共
に、支持フレームとコンテナ荷役用のトロリに
吊り下げられるスプレツダとを係合する吊上台
を設けたので、複数のレーンに対応させて形成
される係合部間にコンテナガイドを移動させる
ことができる。
(2) 支持フレームをU字形状に形成して作業エリ
ア上方の一対の横桁間にコンテナ進入空間を形
成したので、コンテナガイド側方からのコンテ
ナの進入を妨げることがなく、コンテナガイド
の設置による荷役効率の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図における−線矢視図、第
3図はコンテナクレーンの作業エリアを示す正面
図、第4図は第3図の要部拡大図である。 図中、1はコンテナガイド、2は脚部、6はト
レーラ、9はコンテナ、11は横桁、12は支持
フレーム、12aはその両端上部、13は係合
部、22は移動手段、Aは作業エリアである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚部間に区画形成された作業エリア内に設けら
    れ、コンテナのトレーラへの搭載を案内するコン
    テナガイドを有するコンテナクレーンにおいて、
    上記作業エリア上方に、互いに水平方向に間隔を
    隔てて掛け渡された一対の横桁と、これら横桁に
    その長手方向に沿つて適宜間隔を隔てて複数形成
    され、上方が開放された係合部と、U字形状で形
    成されて両端上部が上記一対の横桁夫々の係合部
    に係脱自在に係合され、上記コンテナガイドを支
    持する支持フレームと、該支持フレームとコンテ
    ナ荷役用のトロリに吊り下げられるスプレツダと
    を係合する吊上台とを備えたことを特徴とするコ
    ンテナクレーン。
JP6768187U 1987-05-06 1987-05-06 Expired JPH0430227Y2 (ja)

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JP6768187U JPH0430227Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JP6768187U JPH0430227Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JPS63175686U JPS63175686U (ja) 1988-11-15
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JP6768187U Expired JPH0430227Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JPH072584B2 (ja) * 1987-08-10 1995-01-18 株式会社荏原製作所 移動式シャ−シロ−ダ

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