JPH046985Y2 - - Google Patents

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JPH046985Y2
JPH046985Y2 JP1986116526U JP11652686U JPH046985Y2 JP H046985 Y2 JPH046985 Y2 JP H046985Y2 JP 1986116526 U JP1986116526 U JP 1986116526U JP 11652686 U JP11652686 U JP 11652686U JP H046985 Y2 JPH046985 Y2 JP H046985Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は大型板状体運搬装置に関する。
(従来の技術) 大型板状体の一例として長さが4.5m、幅が3m
にも及ぶ大型板ガラスを例にとると、このような
大型板ガラスを運搬するのはなかなか難かしく、
従来に於いてはこの大型板ガラスを木箱に収納し
て大型トラツクで運搬するか、トラツクの荷台の
あおりの外側に特製のフレームを設け、このフレ
ームに板ガラスを載置して運搬している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上述した大型板ガラスの運搬のう
ち大型板ガラスを木箱に収納して運搬する場合に
は、その収納作業に手間がかかり、しかもこれを
トラツクの荷台に載置するにはクレーンを使わな
ければならないという不具合がある。
又、トラツクの荷台のあおりの外側にフレーム
を設け、このフレームで大型板ガラスを運搬する
場合には大型板ガラスがトラツクの外側に露出す
るので外部と干渉して破損する虞れがあり、又、
トラツクの最低地上高を確保するためには、大型
板ガラスと地面との間に数十センチ以上の隙間を
設けなければならず、このため、目的地で大型板
ガラスを地面に降ろす際に多数の作業員が必要と
なる等の不具合がある。更にトラツクの片側だけ
に大型板ガラスを載置すると、トラツクの左右の
重量バランスがくずれてしまうという不具合があ
る。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため車両の荷台上面に取
付けられ、荷台の前後に少なくとも2つ以上配置
された基部と、前記基部に下端が枢支され、荷台
の車幅方向に延出する垂直面内で起倒自在な支持
柱と、大型板状体の背面の支持を自在とし、前記
支持柱の上端部に枢支されて荷台の車幅方向で上
下揺動自在に配設された保持体と、前記保持体の
下部に設けられ、大型板状体の下縁を枢支する係
止部と、前記支持柱と前記荷台の間に介設され、
該支持柱と該荷台との成す角度を調整し固定する
第1の固定手段と、前記支持柱と前記保持体との
間に介設され、該支持柱と該保持体との成す角度
を調整し固定する第2の固定手段と、前記保持体
に取付けられ、保持体に載置した大型板状体の表
面側に当接して該大型板状体を固定する固定部材
とから成り、前記基部、支持柱、保持体、及び係
止部をフレーム部材にて構成したことを特徴とす
る。
(作用) 大型板状体を支持する保持体を支持柱に対して
所定角度傾斜させ、この状態で支持柱を下方へ回
動させることにより保持体下端を地面に当接させ
ることができ、板状体の積み降ろし作業を容易に
行うことができる。
又、大型板状体は荷台上に載置されるので運搬
中に外部と接触して破損する虞れがなく、又、車
両の左右の重量バランスがくずれることがない。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。尚、本実施例内では大型板状体と
して大型板ガラスを例に挙げて説明する。
第1図は本考案に係る大型板状体運搬装置の全
体斜視図、第2図は同側面図、第3図は第2図
矢視図である。
1はトラツク等の車両2の荷台3上に設けられ
た左右2部材1a,1bからなる支持柱であり、
該支持柱1は荷台3の幅方向に延出する角パイプ
10上に設けた前後方向に延出する軸部4に下端
部が枢支され、荷台3の幅方向に延出する垂直面
内で起倒自在(第3図A方向)である。斯る支持
柱1は荷台3の前後方向間隔をおいて2個設けら
れる。
支持柱1,1の上端部には大型板ガラスGの背
面を支持する保持体7を設ける。該保持体7は支
持柱1上端に端部が枢支され、荷台3の車幅方向
垂直内で支持柱1に対して回動自在な支持フレー
ム9と、該支持フレーム9に突設したピン9a…
に孔部13a…が係合することにより該支持フレ
ーム部9に取付けられる縦フレーム13,13
と、縦フレーム13,13から横設した横フレー
ム15,15から成る。而して保持体7は支持体
1に対して車幅方向即ち第3図B方向で回動自在
となる。尚、縦フレーム13,13と横フレーム
15,15の大型板ガラスGと当接する部分には
ゴム等の弾性体16が設けられる。又縦フレーム
13の下端部には大型板ガラスGの下縁を支持す
る係止部14が設けられる。
荷台3の前後方向に設けた軸部17にはスクリ
ユージヤツキ19を枢支し、該スクリユージヤツ
キ19の軸部19aに螺着したナツト19bを支
持柱1の左右部材1a,1b間に軸支する。而し
てスクリユージヤツキ19を作動させれば支持柱
1は下端部を中心に荷台3の車幅方向垂直面内で
回動し(第3図A方向)、スクリユージヤツキ1
9の作動を停止すれば、その状態で固定される。
一方支持フレーム9の下端部の荷台3の前後方向
に延出して設けた軸部21にスクリユージヤツキ
23を枢支し、該スクリユージヤツキ23の軸部
23aに螺着したナツト23bを支持柱1の左右
部材1a,1b間に軸支する。而してスクリユー
ジヤツキ23を作動させれば支持フレーム9は上
端部を中心に支持柱1に対して車幅方向内で回動
し(第3図B方向)、スクリユージヤツキ23の
作動を停止すれば、その状態で固定される。
25は大型板ガラスGを表面固定する固定部材
であり、L字状の係止部25aと該係止部25a
から下方へ延びる板部材25bから成り、板部材
25bの上部には大型板ガラスG表面に当接する
当接部25fを設け、該当接部25fはレバー2
5cを回動させることにより、保持体7に載置し
た大型板ガラスG方向へ移動しそのゴム面25e
が大型板ガラスG表面に当接する。又板部材25
bの下部には大型板ガラスGの表面に接する発泡
スチロール等から成る弾性体25gを設ける。斯
る固定部材25で大型板ガラスGを固定するには
先ず係止部25a上端部25a1を縦フレーム1
3上部に載せ、上端部25a1に形成した孔25
a2と縦フレーム13上端に形成した孔13aと
を合致させた後ピン27で係止し、次にレバー2
5cを回動させて当接部25fのゴム面25eを
大型板ガラスGの表面に当接させる。そして最後
に板部材25bの下端と係止部14間をベルト3
1で連結し、板部材25b下部を固定する。この
ような構造によれば大型板ガラスGを確実に固定
することができる。尚、40はベルト31と大型
板ガラスGとの間に介設した発泡スチロール等の
弾性体でありベルト31が大型板ガラスGに触れ
るの防止する。
尚大型板ガラスGを大型板状体運搬装置にて荷
台3に載置した場合、大型板ガラスGの重心Gは
第3図の線分l上にあり、即ち荷台3の車幅方向
の中心にあり、車両の左右の重量バランスは頗る
良好である。
次に上述した大型板状体運搬装置に於ける大型
板ガラスGの降ろし方について述べる。ここで大
型板ガラスGは前述のようにして大型板状体運搬
装置にて荷台3に載置されているものとする。
先ず、荷台3のあおり3dを下方へ降ろしスク
リユージヤツキ23を作動させて支持フレーム9
を支持柱1に対して所定角度α傾斜させる。(こ
の状態を第4図に斜線で示す)次にスクリユージ
ヤツキ19を作動させ支持柱1を下方へ倒してい
く。するとこの動きに伴なつてフレーム7が第4
図C方向へ回動し、ついに保持体7の下部即ち係
止部14が地面に当接する。この状態を第5図に
示す。そこでベルト31をはずし、固定部材25
のレバー25cを回して当接部25fの大型板ガ
ラスGへの当接を解除し、次にピン27を抜き取
り固定部材25を大型板ガラスGより取り去る。
こうして固定の解除された大型板ガラスGを大型
板状体運搬装置から運び出す。尚大型板ガラスG
を大型板状体運搬装置にて荷台3に載置するには
以上の逆の手順を行えば良い。
以上述べたように本実施例によれば大型板ガラ
スGを載置した保持体7を荷台3から地面までス
クリユージヤツキ19,23の作動で人手を使わ
ずに移動させることができ、又係止部14を地面
に当接した状態で大型板ガラスGを地面に降ろす
ことができるので、大型板ガラスGの積み降ろし
作業を容易に行うことができる。又大型板ガラス
Gは荷台3上に載置されるので破損する虞れがな
く、又車両の重量バランスが狂うことがない。
又大型板状体運搬装置は角パイプ10,10上
に全ての部材が取付けられるので、分解すること
なく一体的に他の場所へ移動させることができ
る。
更に、本考案の大型板状体運搬装置の縦フレー
ム13はピン9aと孔13aとを係合させて支持
フレーム9に取付けるようにしたので交換可能で
あり所望の長さの他の縦フレーム13と交換する
ことができる。
尚、スクリユージヤツキ19,19,23,2
3はトラツクの発電機を利用して電動とすること
も考えられ、斯る構造にすれば更に便利になる。
(考案の効果) 以上に述べたように本考案によれば、大型板状
体を容易に荷台に積み降ろしすることができる。
又大型板状体を荷台上に載置するので大型板状体
が外部と接触して破損するのを防止することがで
き、大型板状体を荷台に積んだ状態でも車両の左
右の重量バランスが良好である。
又、本考案によれば、フレーム部材で構成され
る基部を荷台から取外せば装置全体を車両から取
外すことができ、逆に基部を荷台に取り付けるこ
とで装置を車両にセツトでき、このような構造に
よれば車両(トラツク)は特別な車両(特装車)
とすることなく、一般の車両(トラツク)を使用
でき、これにより、運送上のコスト低減を果すこ
とができる。
又、基部、支持柱、保持体、係止部をフレーム
部材で構成しているので、装置を車両から取外し
た後、前記基部、支持柱、保持体、係止部を折り
畳めば、装置はコンパクトに納まり、工場等での
収納スペースを小さくすることができる。
更には、第1の固定手段で支持柱と荷台の角度
を変えるとともに第2の固定手段で支持柱と保持
体との角度を変えるので、保持体の上下位置、左
右位置(車両に対しての)及び上下角度を任意に
選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る大型板状体運搬装置の全
体斜視図、第2図は同側面図、第3図は第2図
矢視図、第4図は保持体を所定角度傾斜させた状
態での第2図矢視図、第5図は保持体を地面に
降ろした状態での第2図矢視図である。 尚、図面中1は支持柱、2は荷台、7は保持
体、14は係止部、19は第1の固定手段、23
は第2の固定手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の荷台上面に取付けられ、荷台の前後に少
    なくとも2つ以上配置された基部と、前記基部に
    下端が枢支され、荷台の車幅方向に延出する垂直
    面内で起倒自在な支持柱と、大型板状体の背面の
    支持を自在とし、前記支持柱の上端部に枢支され
    て荷台の車幅方向で上下揺動自在に配設された保
    持体と、前記保持体の下部に設けられ、大型板状
    体の下縁を枢支する係止部と、前記支持柱と前記
    荷台の間に介設され、該支持柱と該荷台との成す
    角度を調整し固定する第1の固定手段と、前記支
    持柱と前記保持体との間に介設され、該支持柱と
    該保持体との成す角度を調整し固定する第2の固
    定手段と、前記保持体に取付けられ、保持体に載
    置した大型板状体の表面側に当接して該大型板状
    体を固定する固定部材とから成り、前記基部、支
    持柱、保持体、及び係止部をフレーム部材にて構
    成したことを特徴とする大型板状体運搬装置。
JP1986116526U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH046985Y2 (ja)

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JPS6322248U JPS6322248U (ja) 1988-02-13
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