JPH0640234Y2 - フォークリフトのパレットフォーククランプ - Google Patents

フォークリフトのパレットフォーククランプ

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JPH0640234Y2
JPH0640234Y2 JP7183289U JP7183289U JPH0640234Y2 JP H0640234 Y2 JPH0640234 Y2 JP H0640234Y2 JP 7183289 U JP7183289 U JP 7183289U JP 7183289 U JP7183289 U JP 7183289U JP H0640234 Y2 JPH0640234 Y2 JP H0640234Y2
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JP
Japan
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fork
clamp
base plate
height
pallet fork
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7183289U
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JPH0312896U (ja
Inventor
広士 平岩
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通常のパレット作業のほか、クランプ作業に
も使用し得るパレットフォーククランプに関する。
(従来の技術) 第10図は従来のパレットフォーククランプを示したもの
である。図示のように、パレットフォーククランプは、
ベースとなるクランプレールホルダ1とこのクランプレ
ールホルダ1にガイドローラを介して左右方向に移動可
能に取付けられた左右のクランプレール2と、クランプ
レール2の前面に固着された左右のフォーク4と、それ
ら両フォーク4を接近方向又は離間方向に移動させるク
ランプシリンダ3とからなり、通常の場合は、前記クラ
ンプレールホルダ1がフォークリフトのマストに沿って
昇降するリフトブラケットに取付けられるが、全回転式
の場合は、回転装置を介して取付けられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第11図に示すようにパレットフォーククラン
プがリフトブラケット14に直接取付けられている場合
は、フォーク作業時あるいはクランプ作業時において、
取扱うべき荷物Wが中途半端な高さの台15上に置かれて
いるときは、その高さにフォーク4の位置を合せると、
クランプレールホルダ1が邪魔になって運転席上からフ
ォーク4を見ることができない。そのため、このときは
第3者の誘導に従ってあるいは自らの勘によってパレッ
ト作業やクランプ作業を行なうことになり、安全性に問
題がある。
一方、第12図に示すようにパレットフォーククランプが
回転装置13を介してリフトブラケット14に取付けられて
いる場合は、フォーク4を下向きの標準姿勢から上向き
の姿勢に反転して使用することが可能であり、そして上
向き姿勢では運転席上から回転装置13の頭越しにフォー
ク4を見ることができる。しかしながら、現実には反転
された上向き姿勢ではフォーク4を最も下降させた下降
端においてもフォーク4を荷物Wの高さに対応させるこ
とができない。これは回転装置13が寸法的に相当の大き
さを有することに原因している。
すなわち、回転装置13は強度的に相当の大きさを必要と
するものであり、そしてフォーク4が下向きの標準姿勢
のときにリフト下降端で地面と接地するように回転装置
13の取付位置を定める必要があることから、回転装置13
の回転中心Oは地上から相当に高い位置Hとなってしま
う。そのため、回転装置13によって反転されるフォーク
4の地上からの高さは2Hという非常に高い位置になり、
中途半端な高さの台15上に置かれた荷物Wに届かないと
いう結果になっている。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、中途半端な高さに
置かれた荷物のパレット作業あるいはクランプ作業を視
野の良好な状態で行なうことのできるフォークリフトの
パレットフォーククランプを提供することを、その目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するために次のように構成し
ている。
フォークリフトにおけるリフトブラケットの前面にはパ
レットフォーククランプのベース部材であるクランプレ
ールホルダが直接又は回転装置を介して取付けられる。
このクランプレールホルダには左右のクランプレールが
左右動可能に取付けられるとともに、それら各クランプ
レールの前面にはベースプレートを設けている。
また、ベースプレートにはフォークの立上り部を上下摺
動可能に嵌合するとともに、ベースプレートとフォーク
の立上り部とのいずれか一方には高さ方向に複数個の取
付孔が並設されており、それら取付孔を選定してボルト
又は止めピンによりフォークをベースプレートに固定し
得る構成としている。
(作用) 上述のように構成した本考案は、必要に応じてボルト又
は止めピンによるフォークの固定を解いてから、ベース
プレートに沿ってフォークを上下動させて任意位置に定
めてから再固定することによってフォーク希望高さ位置
に調節することができる。すなわち、ベースプレートに
対するフォークの立上り部の取付位置を変えることによ
ってフォーク高さを変えることで中途半端な高さに置か
れた荷物をも取扱うことが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図に示すようにパレットフォーククランプは、ベー
ス部材であるクランプレールホルダ1と、このクランプ
レールホルダ1に沿って左右方向に移動される左右のク
ランプレール2と、該クランプレール2を移動させるク
ランプシリンダ3と、クランプレール2に取付けられる
フォーク4とから構成されている。
左右のクランプレール2はそれぞれ上下で対をなしてお
り、そして上下のレールは第2図及び第3図に示すよう
に外側前面において縦長のベースプレート5により互い
に結合されている。このベースプレート5はフォーク4
の取付板を構成するものであって、フォーク4をボルト
止めするための複数個(図は4個の場合を示す)のねじ
孔6を上下方向に適宜間隔毎に備えており、また左右両
側縁には全高さにわたって段差状のガイド部5aが形成さ
れている。
一方、フォーク4における立上り部4aの背面側には両側
縁に沿って断面フック状の縦長のレール部7が固着され
ており、このレール部7が前記ベースプレート5のガイ
ド部5aに摺動可能に嵌合されている。つまり、フォーク
4はベースプレート5に対して、いわゆる蟻溝による嵌
合構造によって上下摺動可能となっている。そして、フ
ォーク4の立上り部4aのほぼ中央部には前面から後面に
向けて1個の座ぐり付孔8が設けられていて、この座ぐ
り付孔8を通してボルト9を前記ベースプレート5の任
意のねじ孔6にねじ込むことによってフォーク4をベー
スプレート5に固定する構成となっており、固定状態に
おいてはボルト9の頭は座ぐり内に収容され、荷物との
干渉が回避される。
なお、上記のように構成されたパレットフォーククラン
プは、そのベース部材であるクランプレールホルダ1が
直接又は回転装置13を介してリフトブラケット14に装着
される。
本実施例のパレットフォーククランプは上述のように構
成したものであり、フォーク4は常には左右方向をレー
ル部7によって、また上下方向をボルト9によってそれ
ぞれ固定されることになり、そしてフォーク4の高さは
ボルト止めすべきねじ孔6を複数個の中から適宜選定す
ることによって任意に調節することができる。
従って、本実施例の場合はマスト高さを一定とした状態
において、第4図に示すように通常の下向き姿勢で4通
りのフォーク高さを得ることができ、また第5図に示す
ように回転装置13を回転してフォーク4を上向きの姿勢
に転換した状態で4通りのフォーク高さをそれぞれ得る
ことができるので、フォーク高さを適宜選定することに
よって図示の如く中途半端な高さの台15上に置かれた荷
物Wのパレット作業あるいはクランプ作業を前方視野の
良好な状態、つまりフォーク先端を見ながら行なうこと
が可能となる。
また、フォーク4を最下端位置に調節したときは、下向
きの標準姿勢では、第6図に示すような車両の走行路面
よりも低い箇所に置かれた荷物Wを扱うことが可能とな
り、逆に回転装置13により180度反転した上向き姿勢で
は、第7図に示すように規定の揚高(仮想線で示す)よ
り高い位置の荷積Wを扱うことが可能となる。
なお、本実施例ではベースプレート5に対するフォーク
4の固定をボルト止めとしたが、ボルト9に代え、止め
ピンによる固定式とすることが可能である。
たとえば、第8図に示すように、ベースプレート5側に
形成される取付孔として、実施例で説明したねじ孔をピ
ン孔6aに変更するとともに、止めピン10をフォーク4の
立上り部4aの座ぐり付孔8から挿通しかつ割りピン11に
より抜止めすることによって実現できる。また、第9図
に示すように、ベースプレート5の背面上下部にはピン
孔付きボス12を設ける一方、フォーク4の立上り部4aに
設けた一対のレール部7にはピン孔6aを上下方向に適宜
間隔毎に並設し、止めピン10をピン孔6aとボス12のピン
孔に挿通しかつ割りピン11により抜止めすることで実現
できる。このようなピン固定式は前述したボルト固定式
に比較してその脱着をより簡便化される点で有効であ
る。
なお、図示の実施例ではフォーク4側にレール部7を形
成して摺動可能に嵌合する構成としたが、レール部7は
ベースプレート5側に形成しても差支えない。また、フ
ォーク取付けのための孔はフォーク4側を複数とし、ベ
ースプレート5側を1個としても差支えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、パレットフォー
ククランプにおいて、クランプレールのベースプレート
に取付けたフォークを必要に応じて高さ調節することが
できるため、従来のように視野不良のために作業し難か
った中途半端な高さに置かれた荷物の取扱いを良好な視
野状態のもとで行ない得るものであって、作業能率及び
安全性の向上に大きく役立つものである。また、フォー
クの高さ位置を調節できることは、換言すれば揚高を操
作できることであり、従って通常の走行路面よりも低所
に置かれた荷物あるいは当該車両に設定された揚高より
も高位置の荷物を取扱うことが可能となって、機能面で
の汎用性をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例を示し、第1図はパレ
ットフォーククランプの全体斜視図、第2図はベースプ
レートに対するフォークの取付構造を示す斜視図、第3
図は同じく側断面図、第4図及び第5図はフォーク高さ
調節態様と作業形態を示す説明図、第6図及び第7図は
他の作業形態を示す説明図、第8図及び第9図はそれぞ
れ本考案の他の実施例を示す部分斜視図である。第10図
は従来のパレットフォーククランプを示す斜視図、第11
図及び第12図はそれぞれ従来のパレットフォーククラン
プによる作業形態を示す説明図である。 1…クランプレールホルダ 2…クランプレール、3…クランプシリンダ 4…フォーク、4a…立上り部 5…ベースプレート、5a…ガイド部 6…ねじ孔、7…レール部 8…座ぐり付孔、9…ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトブラケットの前面に直接又は回転装
    置を介して取付けられるクランプレールホルダに左右の
    クランプレールを左右動可能に取付け、それら各クラン
    プレールの前面にはベースプレートを設け、該ベースプ
    レートにはフォークの立上り部を上下摺動可能に嵌合す
    るとともに、ベースプレートとフォーク立上り部とのい
    ずれか一方に高さ方向に並設された複数個の取付孔を選
    定してボルト又は止めピンによりフォークをベースプレ
    ートに固定可能としたフォークリフトのパレットフォー
    ククランプ。
JP7183289U 1989-06-20 1989-06-20 フォークリフトのパレットフォーククランプ Expired - Lifetime JPH0640234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7183289U JPH0640234Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 フォークリフトのパレットフォーククランプ

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JPH0312896U JPH0312896U (ja) 1991-02-08
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