JP3460972B2 - カウンタウエイト付きフォークリフト - Google Patents

カウンタウエイト付きフォークリフト

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JP3460972B2
JP3460972B2 JP31768499A JP31768499A JP3460972B2 JP 3460972 B2 JP3460972 B2 JP 3460972B2 JP 31768499 A JP31768499 A JP 31768499A JP 31768499 A JP31768499 A JP 31768499A JP 3460972 B2 JP3460972 B2 JP 3460972B2
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輝雄 松山
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日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタウエイト
内にコントローラを組み込んだカウンタウエイト付きフ
ォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンタウエイト付きフォークリ
フトの一例として図7に示すものがある。これは、バッ
テリー駆動式車体1の前部に立設したマスト2に昇降体
3を介してフォーク4が昇降可能に配置され、該フォー
ク4により持ち上げた荷物との重量バランスをとるため
のカウンタウエイト5が車体1の後部に取り付けられ、
該カウンタウエイト5の外周面に形成した凹部6内に多
数の電子機器を有するコントローラ7が組み込まれ、該
コントローラ7の支持基板7aがボルト8により凹部6
の底面6aに止着され、凹部6の開口縁に鋳込んだブラ
ケットにカバー9が着脱可能に止着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
凹部6の開口縁に鋳込んだカバー9止着用ブラケットが
鋳物成形時の収縮によって位置ずれしやすく、その位置
ずれによって、凹部6の開口縁に押し付けたカバー9の
シール性が低くなる。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、カバー
のシール性を確実に維持することができるカウンタウエ
イト付きフォークリフトを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、フォークにより持ち上げた
荷物との重量バランスをとるためのカウンタウエイトが
車体の後部に取り付けられ、該カウンタウエイトの外周
面に形成した凹部内にコントローラが組み込まれ、該コ
ントローラを覆うカバーが凹部の開口縁に止着されたカ
ウンタウエイト付きフォークリフトにおいて、前記カウ
ンタウエイトの裏面に固定される基枠を備え、該基枠に
左右一対のガイド部材が突設されていると共に、前記カ
ウンタウエイトに該カウンタウエイトの裏面から前記凹
部に貫通する貫通孔が形成され、前記ガイド部材が該貫
通孔を通ってカウンタウエイトの裏面から前記凹部内に
突出され、該ガイド部材に前記カバーが着脱可能に止着
されていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記両ガイド部材の先端部間に横桟
が架設され、該横桟に前記カバーが着脱可能に止着され
ていることを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、横桟によってカバーを
補強しているので、コントローラを確実に保護すること
ができる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記横桟の両端部に、該横桟の下縁に開口
する左右一対の切欠溝が形成され、該各切欠溝を前記各
ガイド部材の先端に嵌合させるようにしたことを特徴と
している。
【0009】上記構成によれば、横桟の両端部に形成し
た左右一対の切欠溝を各ガイド部材の先端に形成した小
径部に嵌合させるだけで、その横桟を両ガイド部材間に
簡単に架設することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記横桟の両端部にねじ孔が貫設され、前
記カバーに貫設した左右一対の貫通孔を通って前記各ね
じ孔にボルトをねじ込むことにより、カバーを凹部の開
口縁に圧接させるようにしたことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、横桟が従来のカバー止
着用ブラケットのように鋳込まれておらず、該横桟を凹
部内の所定位置に正確に配置することができるから、そ
の横桟にボルト止めしたカバーを凹部の開口縁に確実に
圧接させて、そのシール性を長期にわたって維持するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るカウンタウエイト付きフォークリフトを示すものであ
って、凹部6の底面6aから該凹部6の開口近くまで延
びる左右一対のガイド部材11が設けられ、該両ガイド
部材11にコントローラ7が移動可能に支持されると共
に、その両ガイド部材11の先端部に横桟12を介して
カバー9が止着されている。上記以外の構成で図7に示
す従来例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略
する。
【0013】前記両ガイド部材11は、鋼製丸棒からな
り、図2〜図5に示すように、カウンタウエイト5の裏
面の矩形状凹溝部13内に配置したロ字状鋼製基枠14
に突設されて該カウンタウエイト5の貫通孔5aを通っ
て凹部6内に突出され、左右一対のボルト15を凹部6
内からカウンタウエイト5を貫通して基枠14のねじ孔
14aにねじ込むことにより、基枠14がカウンタウエ
イト5の裏面に固定されており、これによって、両ガイ
ド部材11の基端部をカウンタウエイト5に強固に固定
することができる。
【0014】図2〜図5に示すように、前記コントロー
ラ7の支持基板7aに貫設した左右一対の貫通孔17を
各ガイド部材11に嵌合させることにより、そのコント
ローラ7が両ガイド部材11に移動可能に支持され、支
持基板7aの四隅及びカウンタウエイト5を貫通して基
枠14のねじ孔14bにボルト18をねじ込むことによ
り、コントローラ7の支持基板7aと基枠14とがカウ
ンタウエイト5を挟んだ状態で一体的に連結されてお
り、これによって、コントローラ7をカウンタウエイト
5に確実に止着することができる。
【0015】前記横桟12は、鋼板からなり、図2及び
図4に示すように、両端部近傍を内側に折り曲げて一対
の折曲補強部12aが形成され、その各折曲補強部12
aを挟んで対向する中央部12bと両端部12cとがほ
ぼ平行に形成され、該両端部12cに横桟12の下縁に
開口する左右一対の略逆U字状の切欠き溝20が形成さ
れると共に、その両端部12cの切欠き溝20より外側
にねじ孔21が形成されている。
【0016】図2に示すように、前記各ガイド部材11
の先端に小径部11aが形成され、該各小径部11aの
先端ねじ部にダブルナットからなるストッパー22が螺
合され、そのストッパー22と小径部11aの基端段部
11bとの間に若干の間隙α(図4参照)が形成されて
おり、その間隙αに横桟12を差し込んで各切欠き溝2
0を小径部11aに嵌合させるようになっている。な
お、ストッパー22の位置を調整することにより、横桟
12の差し込み位置を適宜変更することができる。
【0017】図2〜図4に示すように、カバー9に貫設
した左右一対の貫通孔24を通って横桟12の各ねじ孔
21にボルト25をねじ込むことにより、カバー9の外
周縁を凹部6の開口縁6bにゴム製パッキン26を介し
て圧接させるようになっている。
【0018】上記構成において、カバー9の取付手順を
説明すると、図6(a)に示すように、横桟12を両ガ
イド部材11の小径部11aに対向させた後、同図
(b)に示すように、横桟12を間隙αに差し込んで各
切欠き溝20を小径部11aに嵌合させる。これによっ
て、横桟12を両ガイド部材11間に簡単に架設するこ
とができる。
【0019】次に、同図(c)に示すように、カバー9
の貫通孔24を通って横桟12の各ねじ孔21にボルト
25をねじ込めばよい。これによって、カバー9の外周
縁をパッキン26を介して凹部6の開口縁6bに圧接さ
せることができる。なお、車の組立時には、ガイド部材
11を有する基枠14をカウンタウエイト5に取り付け
ておき、そのカウンタウエイト5を車体1の後部に取り
付け、その後、コントローラ7、横桟12、最後にカバ
ー9を取り付けるものである。
【0020】上記構成によれば、コントローラ7を支持
する左右一対のガイド部材11を利用して、該両ガイド
部材11の先端小径部11aに横桟12を介してカバー
9を止着するようになっているため、コントローラ7及
びカバー9の止着に手間がかからず、部品点数が少なく
て製作費が安くつく。また、横桟12によってカバー9
を補強しているので、コントローラ7を確実に保護する
ことができる。更に、横桟12が従来のカバー止着用ブ
ラケットのように鋳込まれておらず、該横桟12を凹部
6内の所定位置に正確に配置することができるから、そ
の横桟12にボルト25止めしたカバー9を凹部6の開
口縁6bに確実に圧接させて、そのシール性を長期にわ
たって維持することができる。
【0021】メンテナンス時には、図4に仮想線で示す
ように、ボルト25のねじ込みを解消してカバー9を取
り外すと共に、横桟12を両ガイド部材11から取り外
し、ボルト18のねじ込みを解消した後、コントローラ
7を両ガイド部材11に沿って凹部6の開口近くまで引
き出せばよく、これによって、広い作業空間を確保して
見易い状態でメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。なお、他の実施の形態として、横桟12を省略して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態であるカウンタウエイ
ト付きフォークリフトを示す一部切欠き側面図である。
【図2】 同要部の分解斜視図である。
【図3】 同要部の背面図である。
【図4】 同要部の水平断面図である。
【図5】 同要部の縦断面図である。
【図6】 (a)〜(c)は同カバーの取付手順を示す
要部の水平断面図である。
【図7】 従来例を示す一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 車体 4 フォーク 5 カウンタウエイト 5a カウンタウエイトの貫通孔 6 凹部 6a 凹部の底面 6b 凹部の開口縁 7 コントローラ 7a コントローラの支持基板 9 カバー 11 ガイド部材 11a ガイド部材の小径部 12 横桟 20 切欠き溝 21 ねじ孔 24 カバーの貫通孔 25 ボルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークにより持ち上げた荷物との重量
    バランスをとるためのカウンタウエイトが車体の後部に
    取り付けられ、該カウンタウエイトの外周面に形成した
    凹部内にコントローラが組み込まれ、該コントローラを
    覆うカバーが凹部の開口縁に止着されたカウンタウエイ
    ト付きフォークリフトにおいて、 前記カウンタウエイトの裏面に固定される基枠を備え、
    該基枠に左右一対のガイド部材が突設されていると共
    に、前記カウンタウエイトに該カウンタウエイトの裏面
    から前記凹部に貫通する貫通孔が形成され、前記ガイド
    部材が該貫通孔を通ってカウンタウエイトの裏面から前
    記凹部内に突出され、該ガイド部材に前記カバーが着脱
    可能に止着されていることを特徴とするカウンタウエイ
    ト付きフォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記両ガイド部材の先端部間に横桟が架
    設され、該横桟に前記カバーが着脱可能に止着されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のカウンタウエイト付
    きフォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記横桟の両端部に、該横桟の下縁に開
    口する左右一対の切欠溝が形成され、該各切欠溝を前記
    各ガイド部材の先端に嵌合させるようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のカウンタウエイト付きフォークリ
    フト。
  4. 【請求項4】 前記横桟の両端部にねじ孔が貫設され、
    前記カバーに貫設した左右一対の貫通孔を通って前記各
    ねじ孔にボルトをねじ込むことにより、カバーを凹部の
    開口縁に圧接させるようにしたことを特徴とする請求項
    3記載のカウンタウエイト付きフォークリフト。
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