JP2833688B2 - ガラス板の載置台 - Google Patents
ガラス板の載置台Info
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- JP2833688B2 JP2833688B2 JP9010294A JP9010294A JP2833688B2 JP 2833688 B2 JP2833688 B2 JP 2833688B2 JP 9010294 A JP9010294 A JP 9010294A JP 9010294 A JP9010294 A JP 9010294A JP 2833688 B2 JP2833688 B2 JP 2833688B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back frame
- mounting table
- glass plate
- connecting rod
- base
- Prior art date
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運送する際に使用する
ガラス板の載置台に関し、詳細には船積み用で解体自在
な載置台に係るものである。
ガラス板の載置台に関し、詳細には船積み用で解体自在
な載置台に係るものである。
【0002】
【従来の技術】運送時に使用するガラス板の支持台とし
ては従来より各種提案され、例えば実公昭62−237
34号の公報には、板ガラスの下辺とほぼ直交方向に配
置され、板ガラスの下辺を支持する細長の支持台と、前
記細長の支持台の長手方向中間部の下面に枢着された細
長の補助台と、該支持台の上面より該支持台の長手方向
に所定角度傾斜して立設した支持柱と、該支持柱とに対
し長手方向に摺動自在に支持され、上端がフック状に折
曲され、下方への摺動により板ガラスの上部に係止し、
下部に把持用のレバーが設けられた係止用ロッドとを備
えて構成した少なくとも一対の支持具からなる板ガラス
用支持治具が開示され、また実公昭50−28541号
の公報には、移送用リフトカ−のホーク挿入部をもつ脚
部と、それにほぼ垂直に伸びたガラス板立て掛け部とか
らなる夫々独立したL型治具の複数個と、該L型治具の
脚部を定位置に着脱自在に固定する位置規制手段を備え
た基板とからなる板ガラスの積重装置があり、さらには
先に本出願人が提供した実公昭57−11909号の公
報には、水平台杆とこれに立設した支柱とその支柱頂部
から水平台杆にわたり斜設した背当杆より成る枠体を複
数個並設した板ガラス架台において、支柱の下端は水平
台杆に嵌差し背当杆の上端は支柱の頂部に嵌差してそれ
ぞれ係止し、背当杆の下端と水平台杆とのいずれか一方
に水平台杆に直交して水平方向に突出した突起部材を設
け、他方に該突起部材を嵌入する開口部と板ガラス積載
時の荷重による背当杆の移動によって前記開口部に嵌入
した突起部材を嵌入係止する係止溝とを有する鈎状切込
溝を設け、前記突起部材を鈎状切込溝に嵌入係止して水
平台杆と背当杆下端とを係合して組立てる組立式板ガラ
ス架台がある。
ては従来より各種提案され、例えば実公昭62−237
34号の公報には、板ガラスの下辺とほぼ直交方向に配
置され、板ガラスの下辺を支持する細長の支持台と、前
記細長の支持台の長手方向中間部の下面に枢着された細
長の補助台と、該支持台の上面より該支持台の長手方向
に所定角度傾斜して立設した支持柱と、該支持柱とに対
し長手方向に摺動自在に支持され、上端がフック状に折
曲され、下方への摺動により板ガラスの上部に係止し、
下部に把持用のレバーが設けられた係止用ロッドとを備
えて構成した少なくとも一対の支持具からなる板ガラス
用支持治具が開示され、また実公昭50−28541号
の公報には、移送用リフトカ−のホーク挿入部をもつ脚
部と、それにほぼ垂直に伸びたガラス板立て掛け部とか
らなる夫々独立したL型治具の複数個と、該L型治具の
脚部を定位置に着脱自在に固定する位置規制手段を備え
た基板とからなる板ガラスの積重装置があり、さらには
先に本出願人が提供した実公昭57−11909号の公
報には、水平台杆とこれに立設した支柱とその支柱頂部
から水平台杆にわたり斜設した背当杆より成る枠体を複
数個並設した板ガラス架台において、支柱の下端は水平
台杆に嵌差し背当杆の上端は支柱の頂部に嵌差してそれ
ぞれ係止し、背当杆の下端と水平台杆とのいずれか一方
に水平台杆に直交して水平方向に突出した突起部材を設
け、他方に該突起部材を嵌入する開口部と板ガラス積載
時の荷重による背当杆の移動によって前記開口部に嵌入
した突起部材を嵌入係止する係止溝とを有する鈎状切込
溝を設け、前記突起部材を鈎状切込溝に嵌入係止して水
平台杆と背当杆下端とを係合して組立てる組立式板ガラ
ス架台がある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】実公昭62−237
34号の公報のものは、支持具同志の連結手段を設けて
いないので不安定なことが懸念され、また片面のみへの
ガラス板の積載であるため積載効率が悪いという問題を
抱え、実公昭50−28541号の公報のものは、一定
の場所に設置している場合には何ら問題はないが、輸送
時、特に船による場合には揺れが生じて強度的に不安を
感じ、背中合わせにする場合には二組が必要で多額な費
用を要し、また分解時においては多くの手間を必要とす
る問題があり、実公昭57−11909号の公報のもの
は、ガラス板を傾斜して立て掛けるので下部水平台のス
ペースが広くなり、低積載効率となる欠点があった。
34号の公報のものは、支持具同志の連結手段を設けて
いないので不安定なことが懸念され、また片面のみへの
ガラス板の積載であるため積載効率が悪いという問題を
抱え、実公昭50−28541号の公報のものは、一定
の場所に設置している場合には何ら問題はないが、輸送
時、特に船による場合には揺れが生じて強度的に不安を
感じ、背中合わせにする場合には二組が必要で多額な費
用を要し、また分解時においては多くの手間を必要とす
る問題があり、実公昭57−11909号の公報のもの
は、ガラス板を傾斜して立て掛けるので下部水平台のス
ペースが広くなり、低積載効率となる欠点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】かかる問題の解決を図
るため本発明は、積載効率を高めた確実な載置台で、空
積み時においては容易に解体可能となるガラス板の載置
台の提供を目的として、縦積みのガラス板の下縁を支持
する基台の長手方向中心線上に立設する複数の支柱に、
その中央側の一対とその両隣あるいは連続する各一対と
に鳥居状でロープ掛けのピンを適宜植設した背枠の脚部
を挿入して連設し、該背枠とその隣接の他の背枠との脚
部対向側面を係止せしめる連結手段と、前記基台の長手
両脇端面に吊り上げ用のフックと、該フック側の前記背
枠側面上方に略T字状に突出する係止部とを設け、前記
連結手段を前記背枠の対向脚部の側面に同芯の貫通孔を
穿設し、該貫通孔に嵌合し挿通する接続杆を緊張せし
め、該緊張を前記接続杆の片端に設けた螺子と螺合する
ナットとからなる、あるいは前記接続杆の一端を前記貫
通孔縁と係止し突出する他端を前記背枠の横桟上に設け
た金具にターンバックルを介して緊張せしめ、さらに前
記背枠に合わせて前記基台を分割し、該基台の分割端面
に連結可能な凹部、凸部を配設するようにしたガラス板
の載置台を提供する。
るため本発明は、積載効率を高めた確実な載置台で、空
積み時においては容易に解体可能となるガラス板の載置
台の提供を目的として、縦積みのガラス板の下縁を支持
する基台の長手方向中心線上に立設する複数の支柱に、
その中央側の一対とその両隣あるいは連続する各一対と
に鳥居状でロープ掛けのピンを適宜植設した背枠の脚部
を挿入して連設し、該背枠とその隣接の他の背枠との脚
部対向側面を係止せしめる連結手段と、前記基台の長手
両脇端面に吊り上げ用のフックと、該フック側の前記背
枠側面上方に略T字状に突出する係止部とを設け、前記
連結手段を前記背枠の対向脚部の側面に同芯の貫通孔を
穿設し、該貫通孔に嵌合し挿通する接続杆を緊張せし
め、該緊張を前記接続杆の片端に設けた螺子と螺合する
ナットとからなる、あるいは前記接続杆の一端を前記貫
通孔縁と係止し突出する他端を前記背枠の横桟上に設け
た金具にターンバックルを介して緊張せしめ、さらに前
記背枠に合わせて前記基台を分割し、該基台の分割端面
に連結可能な凹部、凸部を配設するようにしたガラス板
の載置台を提供する。
【0005】
【作用】基台に立設する支柱に挿着して並べた背枠を連
結手段により係止せしめて一体化した載置台は、連結手
段の解除により分割することができ、該連結手段の構成
は貫通孔に嵌合する接続杆を例えば前記背枠に設けた金
具にターンバックルにて緊張せしめるため、支柱に挿着
する脇側の背枠と中側の背枠とは面内方向の出ず入らず
は無く、ガラス板の面内方向の面をほぼ全面で垂直に支
持し、両脇の基台端面に設けたフックと該フック側の背
枠上部の係止部とにより吊り上げも転倒することなく安
全となり船積み輸送も可能で、過少の設置面積にした基
台は積載効率を高め、背枠と基台、該基台の分割等の解
体、組立を容易にした構成は空荷において解体して返送
すれば、物流コストの削減につながる。
結手段により係止せしめて一体化した載置台は、連結手
段の解除により分割することができ、該連結手段の構成
は貫通孔に嵌合する接続杆を例えば前記背枠に設けた金
具にターンバックルにて緊張せしめるため、支柱に挿着
する脇側の背枠と中側の背枠とは面内方向の出ず入らず
は無く、ガラス板の面内方向の面をほぼ全面で垂直に支
持し、両脇の基台端面に設けたフックと該フック側の背
枠上部の係止部とにより吊り上げも転倒することなく安
全となり船積み輸送も可能で、過少の設置面積にした基
台は積載効率を高め、背枠と基台、該基台の分割等の解
体、組立を容易にした構成は空荷において解体して返送
すれば、物流コストの削減につながる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の載置台を分解した一部を
省略した斜視図を示し、図2は組立てた載置台の一部を
省略した正面から見た立面図を示し、図3は図2の一部
を省略した側面図、図4は脇背枠と支柱との取り付けを
説明する一部を切欠した斜視図を示し、図5は接続杆を
説明する斜視図を示し、図6は分割した基台の連結を説
明する一部を切欠した斜視図を示す。
細に説明する。図1は本発明の載置台を分解した一部を
省略した斜視図を示し、図2は組立てた載置台の一部を
省略した正面から見た立面図を示し、図3は図2の一部
を省略した側面図、図4は脇背枠と支柱との取り付けを
説明する一部を切欠した斜視図を示し、図5は接続杆を
説明する斜視図を示し、図6は分割した基台の連結を説
明する一部を切欠した斜視図を示す。
【0007】ガラス板1を立て掛ける載置台2は、図示
されないホークリフトのホークを挿入する孔部3、3を
設けた基台4の長手方向に延設する中央線上に、角パイ
プで上端に略V字状の切欠部5を設けた複数の支柱7、
7・・を立設し、該各支柱には鳥居状の横桟8、8、脚
部9、9からなる部材に荷崩れ防止用の図示されないロ
ープを係止するI、L文字状の形状をし、あるいは逆凹
字状のピン10、10・・、さらには該ピンと共に横桟
8上に逆凹字状の金具11とを設け、その脚部9側面下
部側に前記切欠部5に係止する凸部12を、上部側面に
は後述の接続杆13を挿入する貫通孔14を穿設した門
形状の背枠15を中央に、その両脇に他の背枠15’、
15’を挿入して並設し、該基台の長手方向となる両端
面部には図示されない吊り具により吊りさげられたワイ
ヤ−17を掛ける一対のフック6、6を設け、該フック
を配設する背枠15’の上方側面には前記ワイヤ−17
の吊り上げ時に載置台2の一定以上の傾きを係止して防
止する外方に突出する略T字形状の係止部10’を設け
る。
されないホークリフトのホークを挿入する孔部3、3を
設けた基台4の長手方向に延設する中央線上に、角パイ
プで上端に略V字状の切欠部5を設けた複数の支柱7、
7・・を立設し、該各支柱には鳥居状の横桟8、8、脚
部9、9からなる部材に荷崩れ防止用の図示されないロ
ープを係止するI、L文字状の形状をし、あるいは逆凹
字状のピン10、10・・、さらには該ピンと共に横桟
8上に逆凹字状の金具11とを設け、その脚部9側面下
部側に前記切欠部5に係止する凸部12を、上部側面に
は後述の接続杆13を挿入する貫通孔14を穿設した門
形状の背枠15を中央に、その両脇に他の背枠15’、
15’を挿入して並設し、該基台の長手方向となる両端
面部には図示されない吊り具により吊りさげられたワイ
ヤ−17を掛ける一対のフック6、6を設け、該フック
を配設する背枠15’の上方側面には前記ワイヤ−17
の吊り上げ時に載置台2の一定以上の傾きを係止して防
止する外方に突出する略T字形状の係止部10’を設け
る。
【0008】次に連結手段としては、前記貫通孔14、
14に嵌合の接続杆13を挿入してその突出する先端の
上下揺動自在なU部20と、前記金具11との間を市販
されたターンバックル16で係合して緊締すると、基台
の支柱7、7・・に挿入する背枠15と隣接の背枠1
5’、15’は縦積みガラス板1の面を支持する面内方
向の出ず入りは無く、基台4と背枠15、15’、1
5’とは一体構造となる。
14に嵌合の接続杆13を挿入してその突出する先端の
上下揺動自在なU部20と、前記金具11との間を市販
されたターンバックル16で係合して緊締すると、基台
の支柱7、7・・に挿入する背枠15と隣接の背枠1
5’、15’は縦積みガラス板1の面を支持する面内方
向の出ず入りは無く、基台4と背枠15、15’、1
5’とは一体構造となる。
【0009】貫通孔14、14に挿入しターンバックル
16で緊締する接続杆13を、該貫通孔より突出するU
部20と連結の部分を螺子構造に代えてナットで緊締、
あるいは図示されないクランプ方式にしてもよく、立て
掛けるガラス板1と当接する部分、すなわち背枠15、
15’の上部側両面および基台4の上面には、ガラス板
1の積載時に発生する衝撃を緩衝して支持する弾力性の
例えば図示されないゴムを貼着、基台4および支柱7、
さらにはピン10、係止部10’、フック6、金具11
等の取り付けは、溶接構造あるいはネジ込み構造にし、
また基台4を背枠15、15’、15’の大きさに合わ
せて分割する構成も可能で、その構成は図6に示す凹部
18、凸部19を設けるようにしてもよい。
16で緊締する接続杆13を、該貫通孔より突出するU
部20と連結の部分を螺子構造に代えてナットで緊締、
あるいは図示されないクランプ方式にしてもよく、立て
掛けるガラス板1と当接する部分、すなわち背枠15、
15’の上部側両面および基台4の上面には、ガラス板
1の積載時に発生する衝撃を緩衝して支持する弾力性の
例えば図示されないゴムを貼着、基台4および支柱7、
さらにはピン10、係止部10’、フック6、金具11
等の取り付けは、溶接構造あるいはネジ込み構造にし、
また基台4を背枠15、15’、15’の大きさに合わ
せて分割する構成も可能で、その構成は図6に示す凹部
18、凸部19を設けるようにしてもよい。
【0010】以下、本発明の取扱いおよび作用を説明す
る。基台4に立設する支柱7、7・・に背枠15、1
5’、15’の各脚部9を挿入し、該脚部の下部に設け
た凸部12と支柱の切欠部5とが係止して背枠15、1
5’、15’の高さを揃え、脚部9、9・・に穿設する
貫通孔14、14・・に背枠15’、15’側から背枠
15に向けて接続杆13、13・・を挿入、背枠15側
に突出した該接続杆の先端のU部20と横桟8に設けた
金具11との間をターンバックル16、16を介して緊
締し緊張すると、貫通孔14・・の孔径と接続杆13の
外径とが嵌合することにより連設する背枠15、1
5’、15’の面内方向は出ず入らずの無い同一面とな
り、かつ基台4と背枠15、15’、15’とは一体構
造の載置台2となるが、該載置台は例えばクレーンを設
置する倉庫のフロア上やトラックの荷台上に組立て設置
するものである。
る。基台4に立設する支柱7、7・・に背枠15、1
5’、15’の各脚部9を挿入し、該脚部の下部に設け
た凸部12と支柱の切欠部5とが係止して背枠15、1
5’、15’の高さを揃え、脚部9、9・・に穿設する
貫通孔14、14・・に背枠15’、15’側から背枠
15に向けて接続杆13、13・・を挿入、背枠15側
に突出した該接続杆の先端のU部20と横桟8に設けた
金具11との間をターンバックル16、16を介して緊
締し緊張すると、貫通孔14・・の孔径と接続杆13の
外径とが嵌合することにより連設する背枠15、1
5’、15’の面内方向は出ず入らずの無い同一面とな
り、かつ基台4と背枠15、15’、15’とは一体構
造の載置台2となるが、該載置台は例えばクレーンを設
置する倉庫のフロア上やトラックの荷台上に組立て設置
するものである。
【0011】例えば図示されないトラック上で組立てら
れた載置台2には、基台4上にガラス板1、1・・を背
枠15、15’、15’に持たせかけながら縦積み積層
し、図示されないロープを背枠の横桟8、8・・や、脚
部9、9・・に植設したピン10から他のピン10へと
係止すると、ガラス板1、1・・・は載置台2上で固定
されて一体となり、該載置台を他の場所、例えば船倉に
移載する場合には、港まで移動して載置台2のフック
6、6・・に図示されないクレーンから下がるワイヤロ
ープ17を、該載置台の側面から見てT字状の係止部1
0’をハの字状に挟さんで吊り上げ移動すればよく、移
動中にフック6、6・・を介して吊り上げる載置台2は
荷重によるバランスを崩してワイヤロープ17、17の
一方側に傾いても、背枠15’の上方脚部9に植設する
係止部10’はハの字状に挟み吊り上げるワイヤロープ
17、17の一方に前記係止部10’の植設部分に接触
して傾動を防止して大きく傾くことはなく積み込むこと
ができ、複数の載置台2を複数台並べても略垂直に立て
掛けたガラス板1、1・・により、基台4の載置面積は
過少となり、積載効率を高めるものである。
れた載置台2には、基台4上にガラス板1、1・・を背
枠15、15’、15’に持たせかけながら縦積み積層
し、図示されないロープを背枠の横桟8、8・・や、脚
部9、9・・に植設したピン10から他のピン10へと
係止すると、ガラス板1、1・・・は載置台2上で固定
されて一体となり、該載置台を他の場所、例えば船倉に
移載する場合には、港まで移動して載置台2のフック
6、6・・に図示されないクレーンから下がるワイヤロ
ープ17を、該載置台の側面から見てT字状の係止部1
0’をハの字状に挟さんで吊り上げ移動すればよく、移
動中にフック6、6・・を介して吊り上げる載置台2は
荷重によるバランスを崩してワイヤロープ17、17の
一方側に傾いても、背枠15’の上方脚部9に植設する
係止部10’はハの字状に挟み吊り上げるワイヤロープ
17、17の一方に前記係止部10’の植設部分に接触
して傾動を防止して大きく傾くことはなく積み込むこと
ができ、複数の載置台2を複数台並べても略垂直に立て
掛けたガラス板1、1・・により、基台4の載置面積は
過少となり、積載効率を高めるものである。
【0012】船倉に載置台2を並べて目的地に到達すれ
ば、前記同様ワイヤロープ17をフック6、6・・に掛
けて吊り上げればよく、空になった載置台2は組立て状
態を保ったまま、あるいはターンバックル16、16・
・を緩め、取り外した後接続杆13、13・・を引き抜
き背枠15、15’、15’を支柱7、7・・より抜
き、基台4も凹部18、凸部19から分割解体して返送
することもできる。
ば、前記同様ワイヤロープ17をフック6、6・・に掛
けて吊り上げればよく、空になった載置台2は組立て状
態を保ったまま、あるいはターンバックル16、16・
・を緩め、取り外した後接続杆13、13・・を引き抜
き背枠15、15’、15’を支柱7、7・・より抜
き、基台4も凹部18、凸部19から分割解体して返送
することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明の分割解体可能な載置台は、貫通
孔に嵌合の接続杆をターンバックルを介して緊張せしめ
るため並設の背枠の面内方向の出ず入らずの無い一体構
造となり、ガラス板をほぼ垂直に立て掛け支持すること
により過少の面積からなる基台は積載効率を高め、解体
組立ての構成を容易にして、解体返送による物流コスト
の削減を図ることができる。
孔に嵌合の接続杆をターンバックルを介して緊張せしめ
るため並設の背枠の面内方向の出ず入らずの無い一体構
造となり、ガラス板をほぼ垂直に立て掛け支持すること
により過少の面積からなる基台は積載効率を高め、解体
組立ての構成を容易にして、解体返送による物流コスト
の削減を図ることができる。
【図1】本発明の載置台を分解した一部を省略した斜視
図を示す。
図を示す。
【図2】組立てた載置台の正面から見た立面図を示す。
【図3】図2の一部を省略した側面図を示す。
【図4】脇背枠と支柱との取り付けを説明する一部を切
欠した斜視図を示す。
欠した斜視図を示す。
【図5】接続杆を説明する斜視図を示す。
【図6】分割した基台の連結を説明する一部を切欠した
斜視図を示す。
斜視図を示す。
1・・・・・・ガラス板2 ・・・・・・載置台 4・・・・・・基台 6・・・・・・フック 8・・・・・・横桟 9・・・・・・脚部 10・・・・・・ピン 10’・・・・・係止部 11・・・・・・金具 13・・・・・・接続杆 14・・・・・・貫通孔 15、15’・・背枠 16・・・・・・ターンバックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/48 B65D 19/44 B65D 85/00
Claims (5)
- 【請求項1】縦積みのガラス板の下縁を支持する基台の
長手方向中心線上に立設する複数の支柱に、その中央側
の一対とその両隣あるいは連続する各一対とに鳥居状で
ロープ掛けのピンを適宜植設した背枠の脚部を挿入して
連設し、該背枠とその隣接の他の背枠との脚部対向側面
を係止せしめる連結手段と、前記基台の長手両脇端面に
吊り上げ用のフックと、該フック側の前記背枠側面上方
に略T字状に突出する係止部とを設けたガラス板の載置
台。 - 【請求項2】前記連結手段を前記背枠の対向脚部の側面
に同芯の貫通孔を穿設し、該貫通孔に嵌合し挿通する接
続杆を緊張せしめる請求項1記載のガラス板の載置台。 - 【請求項3】前記接続杆の片端に設けた螺子と螺合する
ナットとからなる前記請求項2記載のガラス板の載置
台。 - 【請求項4】前記接続杆の一端を前記貫通孔縁と係止し
突出する他端を前記背枠の横桟上に設けた金具にターン
バックルを介して緊張せしめるようにした請求項2記載
のガラス板の載置台。 - 【請求項5】前記背枠に合わせて前記基台を分割し、該
基台の分割端面に連結可能な凹部、凸部を配設するよう
にした請求項1、2記載のガラス板の載置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9010294A JP2833688B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | ガラス板の載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9010294A JP2833688B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | ガラス板の載置台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07291378A JPH07291378A (ja) | 1995-11-07 |
JP2833688B2 true JP2833688B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13989163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9010294A Expired - Lifetime JP2833688B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | ガラス板の載置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2833688B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201800002488U1 (it) * | 2018-05-07 | 2019-11-07 | Contenitore per lastre di grandi formati disposte in assetto inclinato. |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP9010294A patent/JP2833688B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07291378A (ja) | 1995-11-07 |
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