JP2001258942A - 車椅子積み下ろし用リフト - Google Patents

車椅子積み下ろし用リフト

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JP2001258942A JP2000081353A JP2000081353A JP2001258942A JP 2001258942 A JP2001258942 A JP 2001258942A JP 2000081353 A JP2000081353 A JP 2000081353A JP 2000081353 A JP2000081353 A JP 2000081353A JP 2001258942 A JP2001258942 A JP 2001258942A
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Akio Noguchi
昭男 野口
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OSAKA TAIYUU KK
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OSAKA TAIYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人が乗ったままの車椅子をワンボックスカー
に載せるに際し、車体とと直交する方向からリフトに載
せる。 【解決する手段】 自動車床面91に車内と車外との間に
起伏可能に平行リンク2を設けた、該平行リンクに常時
縦向き姿勢を保持する支持杆4を枢支連結し、該支持杆
の下端に車椅子載せ台5を支持杆4に直交する面内で回
転可能に配備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、人が乗ったままの車椅
子を自動車に積み下ろしするためのリフト及び該リフト
を具えた自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の斯種リフトは、ワンボックスカー
(以下、自動車と呼ぶ)のバックドア近傍の床面に一対の
持ち上げアームを突設し、アームの先端間に載せ台を設
けている。アームを車外下方に突き出して載せ台を路上
に下降させた状態で、人の乗った車椅子を載せ台に載
せ、アームを上昇させて載せ台を自動車床面の高さまで
持ち上げる。この状態で車椅子を車内に侵入させ、次い
で、載せ台を車内へ畳み込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリフトは、下降
位置の載せ台に対して車椅子は後方から乗り込む様にな
っているため、載せ台の後方に車椅子が回り込み可能な
スペースが必要であり、他の駐車車両等によって該スペ
ースが確保できない場合、載せ台への乗り込みが出来な
い問題がある。又、載せ台を一対のアームで両持ち支持
しているため、構成部品が多くコスト高であり、又、車
内に畳み込んでも嵩張る。
【0004】本発明は、載せ台を支持杆で片持ち支持す
ると共に、載せ台を支持杆に回転可能とすることによ
り、上記問題を解決できるリフト及びリフトを具えた自
動車を明らかにするものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明のリフトは、自動車床面
(91)に固定される取付ベース(1)に起伏可能に枢支され
起伏用駆動装置(3)に連繋された平行リンク(2)の自由
端に、平行リンク(2)が床面(91)に対して略平行状態で
は該リンクに略直交し、平行リンク(2)が床面(91)に対
して略垂直状態では該リンクと略平行となる支持杆(4)
を枢支連結し、支持杆(4)の先端に車椅子載せ台(5)の
側縁側を支持杆(4)の先端側の軸心に対して直交する面
内で回転可能に連結して構成される。
【0006】本発明のリフト付き自動車は、人が乗った
ままの車椅子を収容可能な屋根付き車内のドア近傍の床
面(91)に上記リフトを取り付けている。
【0007】
【作用及び効果】車椅子の積込みは、平行リンク(2)を
車外へ倒して載せ台(5)を下降させた状態で、自動車
(9)の前後方向とは直交する方向から侵入させて載せ台
(5)へ車椅子を載せる。次に平行リンク(2)を起立さ
せ、載せ台(5)を自動車床面(91)より少し高く持ち上
げ、その状態で車内側へ略90゜反転させることによ
り、車椅子を自動車(9)内に案内できる。
【0008】上記の如く、本発明のリフトは、自動車
(9)の前後方向とは直交する方向から車椅子が直進して
載せ台(5)へ乗り込むことができるため、従来のリフト
の様に、リフトの後方に車椅子が回りこむことのできる
スペースを確保する必要はない。又、支持杆(4)による
片持ち支持構造であるから構成が簡素化され、コストを
抑えることができると共に、嵩張らずに車内に収容でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】第1実施例のリフトの構成(図1
乃至図11) 図1、図2は、自動車(9)の後部に取り付けたリフトの
動作を示している。以下の説明で前とは自動車の前進方
向、後とは後退方向である。又、右、左は、自動車の前
進方向に対して右或いは左のことである。図1に示す如
く、リフトは、自動車床面(91)に固定される取付ベース
(1)と、該取付ベース(1)に起伏可能に枢支された平行
リンク(2)と、平行リンク(2)の自由端に枢支連結され
平行リンク(2)の傾きに無関係に下向き姿勢を保持する
支持杆(4)と、支持杆(4)の下端に該支持杆(4)に対し
て回動可能に取り付けられた載せ台(5)とによって構成
される。図1、図3、図4に示す如く、取付ベース(1)
は、自動車(ワンボックスカー)(9)の後部空間の後部右
側位置に固定される。
【0010】平行リンク(2)は、前側の第1リンク(21)
と後側の第2リンク(22)とからなり、第1リンク(21)の
起伏支点(23)は、第2リンクの起伏支点(24)よりも高い
位置にあり、両リンク(21)(22)の長さは略同じである。
【0011】平行リンク(2)に起伏駆動装置(3)が連繋
される。実施例の起伏駆動装置(3)は、両リンク(21)(2
2)に配備された電動式油圧シリンダ装置(30)であり、シ
リンダ(31)が取付ベース(1)に枢支連結され、ピストン
ロッド(32)が第1リンク(21)に枢支連結されている。上
記電動式油圧シリンダ装置(30)は、電動機、油圧制御
部、シリンダ部を一体化したユニット(実施例では、カ
バヤ工業株式会社製のミニモーションパッケージを使
用)である。
【0012】平行リンク(2)の自由端に支持杆(4)が枢
支連結される。支持杆(4)は、両リンク(21)(22)に対す
る基端(41)が略逆L字状に湾曲しており、平行リンク
(2)の傾きに無関係に下向き姿勢を保持し、平行リンク
(2)が床面(91)に対して略平行状態では該リンクに略直
交し、平行リンク(2)が床面(91)に対して略垂直状態で
は該リンクと略平行となる。又、平行リンク(2)の両リ
ンク(21)(22)と支持杆(4)は、自動車(9)の前後方向に
向く同一面内に位置している。
【0013】載せ台(5)は、支持杆(4)の下端に回転可
能に設けた筒体(51)に該筒体(51)に直交して主杆(52)を
後方に突設し、図4に示す如く、該主杆(52)の右側に載
せ板(53)を突設して構成される。載せ板(53)は、支持杆
(4)の基端と先端に上向きに折り畳み可能に枢支された
一対の平行板(50)(50)によって形成され、各平行板(50)
(50)はステー(56)(56)によって連結され一体に上下に回
動する。各平行板(50)(50)の先端及び、主杆(52)上の平
行板(50)(50)との対向位置に侵入案内板(54)(54)、(55)
(55)が夫々上下方向に回動可能に枢支連結されている。
平行板(50)及び侵入案内板(54)(55)は、夫々車椅子の車
輪が載るの少しに余裕があり、夫々両側縁に脱輪防止用
のガイド壁(57)(57)を上向きに屈曲形成している。
【0014】支持杆(4)の先端部には、載せ台(5)をそ
の平行板(50)(50)が自動車(9)の進行方向に平行となる
位置と、進行方向に対して直交する2位置でロック可能
なむロック機構(6)が設けられている。ロック機構(6)
は、図9、図10に示す如く、支持杆(4)に回転可能に
嵌まった筒体(51)に設けたロックピン(62)を、支持杆
(4)の孔(63)に嵌めてロックするものである。
【0015】ロックピン(62)は、筒体(51)の周面に突設
した筒状ケース(61)を貫通して配備され、ケース(61)内
に収容したバネ(64)によって内向きに付勢される。ロッ
クピン(62)のケース(62)からの突出端に持ち手(65)が突
設される。支持杆(4)には、前記載せ台(5)の2位置に
対応してロックピン(62)の先端が嵌まる2つの孔(63)が
開設されている。ロックピン(62)をバネ(64)に抗して引
っ張れば載せ台(5)の支持杆(4)に対する回転ロックは
解除され、載せ台(5)を支持杆(4)を中心に回転させる
ことができる。
【0016】図11に示す如く、載せ台(5)の平行板(5
0)(50)側の侵入案内板(54)(54)に、該案内板(54)の先端
が斜め上向く位置でロックする起立保持機構(8)が設け
られる。起立保持機構(8)は、載せ台(5)上に設けた支
軸(81)を、侵入案内板(54)の基端の支え板(82)に開設し
た長孔(83)に嵌め、侵入案内板(54)を引っ張り気味に支
軸(81)を中心に上向きに回転させ、長孔(83)の余裕分だ
け侵入案内板(54)を下げると、支え板(82)に突設した凸
部(82a)が載せ板(53)の溝部(84)の縁部(85)に引っ掛か
って侵入案内板(54)の斜め上向き姿勢が保持される。侵
入案内板(54)を上向きに引っ張って凸部(82a)と縁部(8
5)の引っ掛かりを外せば、侵入案内板(54)を元位置に倒
すことができる。2つの侵入案内板(54)(54)は連結杆(8
6)によって連結され一体に動く。
【0017】図6、図7、図8に示す如く、載せ台(5)
の主杆(52)側の侵入案内板(55)に持上げ機構(7)が連繋
される。持上げ機構(7)は、ハンドル(74)の操作で侵入
案内板(55)を回動させ、前記ロック機構(6)と同様のロ
ック機構(77)で侵入案内板(55)の持ち上げ姿勢を保持す
るものである。
【0018】主杆(52)の先端の端板(52a)に枢軸(71)を
中心に回動する揺動板(72)を設け、該揺動板(72)に侵入
案内板(55)の基端を固定すると共にハンドル(74)を上向
きに突設している。揺動板(72)の他端には、前記ロック
機構(6)と同様のロック機構(77)が設けられ、常時バネ
付勢されたロックピン(76)を持ち手(75)を引っ張って主
杆(52)の穴(52b)から外してロックを解除する。該穴(52
b)は、侵入案内板(55)の先端が基端よりも少し高くなっ
た姿勢で、ロックピン(76)が嵌まる位置にある。両侵入
案内板(55)(55)は連結杆(58)にて連結され、一体に動
く。図5に示す如く、侵入案内板(55)は、平行板(50)と
平行となる状態に折り畳み可能である。
【0019】車椅子の積込み(図1、図3、図4) 人が載った車椅子を自動車(9)に積み込むには、リフト
の平行リンク(2)を車外へ略水平に倒し、載せ台(5)を
平行板(50)(50)が左右に向くようにして地面に下ろす。
侵入案内板(54)(54)、(55)(55)は倒して先端を接地させ
ておく。図4に於いて、自動車(9)が道路の左側に停車
している場合、矢印Aに示す如く、左側から車椅子を侵
入案内板(55)(55)から平行板(50)(50)に載せる。自動車
(9)が道路の右側に停車して場合は上記とは逆に、矢印
Bの方向から侵入案内板(54)(54)から平行板(50)(50)に
載せる。侵入案内板(54)(54)、(55)(55)を前記した手順
で持ち上げてロックする。これによって、車椅子が載せ
台(5)から脱輪することはない。
【0020】図3に示す如く、駆動装置(3)によって平
行リンク(2)を徐々に起こし、第一段階として、載せ台
(5)を自動車(9)の床面(91)高さまで持ち上げる。図4
の2点鎖線で示す如く、載せ台(5)の回転方向のロック
を解除して、支持杆(4)を中心に載せ台(5)を時計回り
に90゜回転させて侵入案内板(55)(55)の一部を車内に
侵入させ、ロック機構(6)により載せ台(5)の回転をロ
ックする。
【0021】次に、該侵入案内板(55)(55)のロックを解
除して床面(91)へ倒す。車椅子を侵入案内板(55)(55)か
ら車内へ前進させる。侵入案内板(55)(55)は、ロックを
解除して平行板(50)側に折り畳んでおく。
【0022】第二段階として、図5に示す如く、駆動装
置(3)によって平行リンク(2)をほぼ真上を向くまで起
立させ、載せ台(5)を自動車床面(91)よりも高く持ち上
げながら該載せ台(5)の主杆(52)を完全に車内へ引き込
む。
【0023】第三段階として、平行板(50)(50)を上向き
に折り畳んで、リフトを完全に車内に納める。
【0024】車椅子の降ろし動作 上記積込み動作とは逆に、平行板(50)(50)を車外へ倒し
てから、平行リンク(2)を少し後方へ倒す。侵入案内板
(55)(55)を自動車床面(91)へ倒し、車内の車椅子を侵入
案内板(55)(55)から平行板(50)(50)に載せる。持上げ機
構(7)によって侵入案内板(55)(55)を持ち上げてロック
する。載せ台(5)の回転のロックを解除して、支持杆
(4)中心に反時計方向へ90゜回転させる。平行リンク
(2)を水平姿勢になるまで倒して、載せ台(5)を路面に
接地させる。左右の侵入案内板(54)(55)の内、車椅子が
移動する側の侵入案内板を倒して、載せ台(5)から車椅
子を移動させる。
【0025】実施例の効果 上記の如く、本発明のリフトは、自動車(9)の前後方向
とは直交する方向から車椅子が直進して載せ台(5)へ乗
り込むことができるため、従来のリフトの様に、リフト
の後方に車椅子が回りこむことのできるスペースを確保
する必要はない。リフトは車内の後部開口の幅方向に沿
って収容できるため、車内の有効スペースを殆ど狭める
ことがない。又、支持杆(4)による片持ち支持構造であ
るから構成が簡素化され、コストを抑えることができ
る。
【0026】第2実施例(図12乃至図16) 第2実施例のリフトは、基本的には上記第1実施例と同
様にして、図12Aに示す如く、路面に降ろした載せ台
(5)に車椅子を載せ、図12Bの如く、載せ台(5)を持
ち上げ、図12図Cの如く、載せ台(5)を90゜回転さ
せて車内に案内するのであるが、載せ台(5)を90゜回
転させた状態で折り畳み操作をすることなくリフト全体
が車内に納まることを特徴とする。
【0027】図13、図14に示す如く、リフトは、前
記同様にして取付ベース(1)上に設けられ、一対のリン
ク(21)(22)からなり駆動装置(3)によって傾動する平行
リンク(2)と該平行リンク(2)の自由端に枢支連結され
た支持杆(4)と該支持杆(4)の先端に支持杆(4)に対し
て回転可能に取り付けられた載せ台(5)とによって構成
される。
【0028】図14、図15に示す如く、載せ台(5)は
支持杆(4)に回転可能に支持された主杆(52)に対して車
椅子を載せる一対の平行板(50)(50)が左側に向けて突設
され、主杆(52)に対して起伏しない。平行板(50)(50)に
対しては、左右何れの方向からも車椅子の乗り込みが可
能である。
【0029】自動車(9)の前後方向と直交する方向から
車椅子を載せ台(5)に載せ、平行リンク(2)をほぼ真上
に起立させた状態で、載せ板(53)は自動車床面(91)に近
接し、且つ自動車床面(91)より少し高く上昇する。載せ
台(5)を90゜反転させると載せ板(53)の殆どの部分は
車内へ侵入する。平行リンク(2)が真上を越えて少し前
傾するまで反対側へ倒すと、にフトは完全に車内へ収ま
り、載せ台(5)は自動車床面(91)に接地する。載せ台
(5)から車椅子を降ろす作業は不要である。
【0030】尚、本発明に於ける平行リンク(2)とは、
リンク(21)(22)が完全に平行であることに限定される
ず、支持杆(4)をほぼ垂下姿勢を保って移動させること
ができれば可い等、本発明は、上記実施例に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】載せ台を路上へ降ろした状態のリフトの斜面図
である。
【図2】載せ台を持ち上げた状態のリフトの斜面図であ
る。
【図3】リフトの動作説明図である。
【図4】リフトの平面から見た動作説明図である。
【図5】リフトを車内に畳み込んだ状態の側面図であ
る。
【図6】路上に降ろした載せ台の正面図である。
【図7】侵入案内板の持上げ機構の正面図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】載せ台のロック機構の平面図である。
【図10】図9A−A線に沿う断面図である。
【図11】侵入案内板の起立保持機構の正面図である。
【図12】第2実施例のリフトの概略動作説明図であ
る。
【図13】第2実施例の側面から見た動作説明図であ
る。
【図14】同上の平面から見た第1段階の動作説明図で
ある。
【図15】同上の第2段階の動作説明図である。
【図16】第2実施例の載せ台の正面図である。
【符号の説明】
(1) 取付ベース (2) 平行リンク (3) 駆動装置 (4) 支持杆 (5) 載せ台 (53) 載せ板
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月13日(2000.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】支持杆(4)の先端部には、載せ台(5)をそ
の平行板(50)(50)が自動車(9)の進行方向に平行となる
位置と、進行方向に対して直交する2位置でロック可能
なロック機構(6)が設けられている。ロック機構(6)
は、図9、図10に示す如く、支持杆(4)に回転可能に
嵌まった筒体(51)に設けたロックピン(62)を、支持杆
(4)の孔(63)に嵌めてロックするものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車(9)の床面(91)に設置され車椅子
    を自動車内に積み込むためのリフトであって、自動車床
    面(91)に固定される取付ベース(1)に起伏可能に枢支さ
    れ起伏用駆動装置(3)に連繋された平行リンク(2)の自
    由端に、平行リンク(2)が床面(91)に対して略平行状態
    では該リンクに略直交し、平行リンク(2)が床面(91)に
    対して略垂直状態では該リンクと略平行となる支持杆
    (4)を枢支連結し、支持杆(4)の先端に車椅子載せ台
    (5)の側縁側を支持杆(4)の先端側の軸心に対して直交
    する面内で回転可能に連結して片持ち支持して構成さ
    れ、平行リンク(2)を車外へ倒して載せ台(5)を下降さ
    せた状態で、自動車(9)の前後方向とは直交する方向か
    ら侵入させて載せ台(5)へ車椅子を載せ、平行リンク
    (2)を起立させ、載せ台(5)を略90゜反転させて車椅
    子を自動車(9)内に案内できることを特徴とする車椅子
    積み下ろし用リフト。
  2. 【請求項2】 載せ台(5)は、支持杆(4)に連結された
    主杆(52)に、該主杆(52)に直交し、且つ載せ台(5)を車
    内の積込み側へ回転した際に車からはみ出る方向に載せ
    板(53)突設して形成され、該載せ板(53)は、主杆(52)に
    対して上向きに折り畳み可能に取り付けられている請求
    項1に記載の車椅子積み下ろし用リフト。
  3. 【請求項3】 載せ台(5)は、支持杆(4)に連結された
    主杆(52)に、該主杆(52)に直交し、且つ載せ台(5)を車
    内の積込み側へ回転した際に車内に侵入する方向に載せ
    板(53)を突設して構成されている請求項1に記載の車椅
    子積み下ろし用リフト。
  4. 【請求項4】 載せ板(53)は、車椅子の車輪が載る一対
    の平行板(50)(50)である請求項1乃至3の何れかに記載
    の車椅子積み下ろし用リフト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかの車椅子積み下
    ろし用リフトを、人が乗ったままの車椅子を収容可能な
    屋根付きスペースのドア近傍の床面(91)に取り付けた車
    椅子搭載用自動車。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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