JP2005014689A - 車両側フラッパー起伏装置 - Google Patents

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Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
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Wako Kogyo KK
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Wako Kogyo KK
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Abstract

【課題】この発明は、構造が簡単・堅牢・安価で耐久性があり、また、安全性も確保され、しかも、スイッチ一つで車両側フラッパーの上げ下ろしが簡単に行える車両側フラッパー起伏装置の提供にある。
【解決手段】乗降台の左右側部の車両側端に、起伏自在に枢支される車両側フラッパーにおいて、その一方側に設けた基軸の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間部を回転自在に軸受し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間部の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部の一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、車椅子に乗車した状態で車両に乗降するために装備される乗降台の車両側フラッパー起伏装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種乗降台の車両側には、乗降時の転落防止と乗降台と車両の橋渡しのため、手動式のフラッパーが装備されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現在では、公共団体はもとより一般企業が所有するミニバス等の福祉車両には、動力乗降台装置が必須装備になっている。しかるに、福祉車両の増加は、屈強な介添者の人材不足を招いており、力仕事には非力の一般ボランティアにおいて簡単に操作可能なものが求められる時代になっている。
【0004】
この発明は、かかる要請に応えようとするもので、簡単・堅牢・安価な構造で耐久性があり、しかも、安全性も確保され、スイッチ一つでフラッパーには全く触れることなく、その上げ下ろしに労力を必要としないで簡単に行える車両側フラッパー起伏装置の提供を目的になされたものである
【0005】
【課題を解決するための手段】
乗降台の左右側部の車両側端に、起伏自在に枢支される車両側フラッパーにおいて、その一方側に設けた基軸の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間部を回転自在に軸受し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間部の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部の一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置にある。
【0006】
乗降台の左右側部フレームの車両側端に、車両側フラッパーを枢支する軸受孔を開設し、車両側フラッパーの基端両側面に立設する基軸を内側から前記軸受孔に嵌合して回転自在に支承し、前記左右側部フレームの一方において、その一方側に設けた基軸を支承する軸受孔の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間軸受孔を嵌合し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間軸受孔の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部フレームの一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置としてもよいものである。
【0007】
前記連動杆の縦長連係孔の下端側の一側に凹陥部を設けてもよいものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
乗降台の左右側部フレームの車両側端に、車両側フラッパーを枢支する軸受孔を開設し、車両側フラッパーの基端両側面に立設する基軸を内側から前記軸受孔に嵌合して回転自在に支承し、前記左右側部フレームの一方において、その一方側に設けた基軸を支承する軸受孔の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間軸受孔を嵌合し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間軸受孔の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部フレームの一方に設けたブラケットに基端の取付部を連結ピンにより軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を連結ピンにより軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の車両側フラッパー起伏装置を、実施の一例を示す図面により説明すると、図1は、車両側フラッパー起伏装置1の乗降台2における装備位置を示し、車両側端に装備している。そして、先ず乗降台2の概略を説明すると、乗降台2は、車両3の床下に取付けた格納函4から外方に引出されていて、格納函4のスライドフレーム5に基端を支軸6a、7aにより支持されるリンク6、7の先端に、乗降台2の左右側面を支軸6b、7bにより支持され、リンク6、7の上下の回動によって上下に昇降するものである。
【0010】
図1において、Aの矢印で示す位置では、格納函4から乗降台2が引出されて、その位置にスライドフレーム5が固定された後、前側フラッパー8を起立し、この発明の車両側フラッパー起伏装置1の車両側フラッパー9を起立させた状態を示すものである。また、左右サイド手摺り10(左サイド手摺りは反対側となるため図示しない)を図1に示すように起立し、その起立状態に固定して使用する。乗降台2を格納函4に格納するときにおいて、その起立状態を解除して乗降台2上に倒し、そして、その上に車両側フラッパー9を倒し、また、前側フラッパー8を乗降台2上に倒した後、格納函4に格納する。
【0011】
同じく図1において、Bの矢印で示す位置では、リンク6、7を下降回動させて乗降台2を路面11に連接した後、前側フラッパー8を倒して路面11から乗降台2に車椅子等を乗り入れまたは乗降台2から路面11へ降りる状態を示すものである。
【0012】
同じく図1において、Cの矢印で示す位置では、リンク6、7を上昇回動させて乗降台2を上昇し、車両3の床面12に適合させた位置で停止し、この発明の車両側フラッパー起伏装置1を作動し、車両側フラッパー9を車両3の床面12に乗降が可能なように伏倒した状態を示すものである。
【0013】
次に、本発明の車両側フラッパー起伏装置1について、図2〜図4により詳細に説明すると、乗降台2の左右側部フレーム2aの車両側端に、車両側フラッパー9を枢支する軸受孔13を開設し(反対側の軸受孔は図示しない)、車両側フラッパー9の基端両側面に立設する基軸14(反対側の基軸は図示しない)を内側から前記軸受孔13に嵌合し、回転自在に支承する。前記左右側部フレーム2aの一方において、一方の基軸14を支承する軸受孔13の下方に連動杆用支承軸15を横向きに突設し、連動杆16の中間軸受孔16aを嵌合し、連動杆16の上部側に開口した縦長連係孔17に車両側フラッパー9の対応側面に固着して設けた連係ピン18を嵌合し、前記中間軸受孔16aの下方に開設した連結軸受孔19に、前端が前記左右側部フレーム2aの一方に設けたブラケット20に基端の取付部21aを連結ピン22により軸着支持された電動シリンダー(電動アクチェエーターともいう)21のロッド21bの先端部を連結ピン23により軸着連結してなるものである。なお、前記電動シリンダー21において、21cはモーター部、21dはシリンダー部である。
【0014】
この発明の車両側フラッパーの起伏装置1は、前述のように構成されるものであるから、乗降台2が格納函4から引出されて所要にセットされたときには、スイッチ(図示しない)を操作し、電動シリンダー21を作動し、乗降台2に伏倒してある車両側フラッパー9を縮小移動させると、連動杆16を、連動杆用支承軸15を中心に牽引回動させ、縦長連係孔17に嵌合する連係ピン18を固着する車両側フラッパー9を、基軸14を中心に起立回動させ、丁度中間位置で図2に示す位置に起立させることができるものである。そこで、乗降台2上において、車両側に車止を構成することができるものである。
【0015】
次に、乗降台2を上昇させ、車両3の床面12に対応したときは、車両側フラッパー9の車両側伏倒スイッチ(図示しない)を操作すると、電動シリンダー21を作動し、ロッド21bを移動縮小し、連動杆16を回動して車両側フラッパー9を図4に示す位置に伏倒させる。縦長連係孔17の下端側を長くすることにより電動シリンダー21と連動杆16の中心線がD−D線に近づけて連動杆16を回動させ、車両側フラッパー9を、更に車両側下り傾斜に伏倒させるこができる。よって、乗降台2の底面2bと荷受面2cに高低がある場合でも、車両側フラッパー9の傾斜角によって調整できるものである。
【0016】
車両3から乗降台2の降下は、車両側フラッパー立上げスイッチ(図示しない)を操作して電動シリンダー21を拡張作動し、図3に示す状態に車両側フラッパー9を起立した後、別の乗降台降下スイッチ(図示しない)を操作してリンク6、7を降下作動して乗降台2を降下させる。
【0017】
前記連動杆16の縦長連係孔17の下端側の一側に凹陥部17aを設けて連係ピン18の連接面の拡大により前記車両側から車両側フラッパー9の起立回動の円滑な作動と、格納時に立ち上がりを防止するロック溝を付加している。
【0018】
【発明の効果】
この発明の車両側フラッパーは、以上のようになるから、構造は、簡単・堅牢・安価で耐久性があり、また、安全性も確保され、しかも、スイッチ一つで車両側フラッパーには全く触れることなく、その車両側フラッパーの上げ下ろしに労力を必要としないで簡単に行えるものである。
【0019】
よって、この発明の車両側フラッパーは、公共団体はもとより一般企業が所有するミニバス等の福祉車両の動力乗降台装置の構成および取扱いに画期的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両側フラッパー起伏装置が装備される乗降台の昇降作動状態を示す左全体側面図である。
【図2】この発明の車両側フラッパー起伏装置を伏倒して車両側に差渡した状態の右側面図である。
【図3】同じく、車両側フラッパー起伏装置を起立して車止機能状態の右側面図である。
【図4】同じく、車両側フラッパー起伏装置を乗降台上に伏倒して乗降台を車両に格納可能時の右側面図である。
【符号の説明】
1 車両側フラッパー起伏装置
2 乗降台
2a 左右側部フレーム
2b 底面
2c 荷受面
3 車両
4 格納函
5 スライドフレーム
6 リンク
6a 支軸
6b 支軸
7 リンク
7a 支軸
7b 支軸
8 前側フラッパー
9 車両側フラッパー
10 左右サイド手摺り
11 路面
12 床面
13 軸受孔
14 基軸
15 連動杆用支承軸
16 連動杆
16a中間軸受孔
17 縦長連係孔
17a 凹陥部
18 連係ピン
19 連結軸受孔
20 ブラケット
21 電動シリンダー
21a 取付部
21b ロッド
21c モーター部
21d シリンダー部
22 連結ピン
23 連結ピン

Claims (3)

  1. 乗降台の左右側部の車両側端に、起伏自在に枢支される車両側フラッパーにおいて、その一方側に設けた基軸の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間部を回転自在に軸受し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間部の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部の一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置。
  2. 乗降台の左右側部フレームの車両側端に、車両側フラッパーを枢支する軸受孔を開設し、車両側フラッパーの基端両側面に立設する基軸を内側から前記軸受孔に嵌合して回転自在に支承し、前記左右側部フレームの一方において、その一方側に設けた基軸を支承する軸受孔の下方に連動杆用支承軸を横向きに突設し、連動杆の中間軸受孔を嵌合し、連動杆の上部側に開口した縦長連係孔に車両側フラッパーの対応側面に固着して設けた連係ピンを嵌合し、前記中間軸受孔の下方に開設した連結軸受孔に、前端が前記左右側部フレームの一方に設けたブラケットに基端の取付部を軸着支持された電動シリンダーのロッドの先端部を軸着連結してなる車両側フラッパー起伏装置。
  3. 前記連動杆の縦長連係孔の下端側の一側に凹陥部を設けてなる請求項1または請求項2の車両側フラッパー起伏装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155552A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Wako Kogyo Kk 車両用昇降装置における先端側フラッパーの起伏装置
JP2016002851A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置

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JP2010155552A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Wako Kogyo Kk 車両用昇降装置における先端側フラッパーの起伏装置
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