JP2001258205A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2001258205A
JP2001258205A JP2000072127A JP2000072127A JP2001258205A JP 2001258205 A JP2001258205 A JP 2001258205A JP 2000072127 A JP2000072127 A JP 2000072127A JP 2000072127 A JP2000072127 A JP 2000072127A JP 2001258205 A JP2001258205 A JP 2001258205A
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Japan
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bearing
rotor
magnet
armature
hub
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JP2000072127A
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Kiyouji Kato
教二 加藤
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Minebea Co Ltd
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Minebea Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1675Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
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    • H02K5/1677Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
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    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/085Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/086Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転トルク及び回転速度の低下を招くことな
く耐衝撃性の向上を図ることができ、かつ低摩擦運転を
行い消費電力を低減できるモータを提供する。 【解決手段】 マグネット5を嵌合部8に比して径方向
外方に配置した。このため、マグネット5に対向して配
置される電機子3を径方向外方に配置することが可能と
なり、電機子3に比して径方向内方に設けられる流体軸
受40を配置するために大きなスペースが確保され、ひ
いては大きいサイズの流体軸受40を用いることができ
る。大きいサイズの流体軸受40を用いることにより、
流体軸受40は大きな強度を確保でき、衝撃を受けたと
きにも流体軸受40が損傷するようなことを防止でき、
磁気ディスク7の回転速度の低下、磁気データの読み書
きの正確さの低下及び騒音や振動を招くことがない。流
体軸受40を用いていることにより、高速回転してもフ
リクションが少なく、その分、消費電力を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのハ
ードディスクドライブ装置に用いられるスピンドルモー
タなどの磁気ディスク駆動用のモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置に用いられ
るモータの一例として図3に示すものがある。このモー
タ1(磁気ディスク駆動用モータ)は、ステ−タ2に設け
た電機子3に対向するようにロータ4にマグネット5を
設け、前記ステ−タ2に対するロータ4回転支持用の玉
軸受6を、前記マグネット5及び電機子3の配置部分に
対して径方向内方に設け、前記ロータ4に磁気ディスク
7の孔(ディスク嵌合孔7a)に挿入して該磁気ディスク
7を支持する嵌合部8を設けている。
【0003】ステ−タ2は、略円盤状のベース9と、こ
のベース9に保持される電機子3とから大略構成されて
いる。ベース9は、中央部に孔(ベース孔)10が形成
された略円盤状のベース本体11と、ベース本体11に
おける前記ベース孔10の周縁部に垂設された筒状体
(ベース筒状体)12と、ベース本体11の周縁部から
前記ベース筒状体12と同方向に突出しかつ先端側がベ
ース本体11の径方向外方に延設されたフランジ(ベー
スフランジ13)とから大略構成されている。ベース筒
状体12の内径は寸法Aに設定され、外径は寸法Bに設
定されている。電機子3は、ベース筒状体12に保持さ
れるステ−タスタック3aと、このステ−タスタック3
aに巻かれたコイル3bとからなり、ベース筒状体12
とベースフランジ13との間の空間に配置されている。
【0004】前記ロータ4は、径寸法dのシャフト(ロ
ータシャフト14)と、このロータシャフト14に嵌合
して保持される略円盤状のロータ本体(以下、ハブ15
という。)と、ハブ15に保持されるマグネット5とか
ら大略構成されている。ハブ15は、磁気ディスク7の
ディスク嵌合孔7aに挿入して磁気ディスク7を保持す
る径寸法Eの略円盤状のハブ本体部16(嵌合部)と、
ハブ本体部16の外周部分に垂設されたフランジ(ハブ
フランジ17)と、ハブフランジ17の外周面部に外方
に突出するように延設された外径寸法Fの環状延設部1
8とから大略構成されている。ハブ本体部16の外周側
部分が嵌合部8に相当する。ハブフランジ17の内側に
マグネット5が保持されており、ロータ4がステ−タ2
に組み付けられた際、マグネット5が電機子3に対向す
るようになっており、ハブフランジ17の内側ひいては
ハブ15の内側にマグネット5及び電機子3が配置され
ている。
【0005】玉軸受6は、スリーブ状の外輪6aがステ
−タ2のベース筒状体12に保持され、スリーブ状の第
1内輪6bがロータシャフト14に保持されている。ロ
ータシャフト14の基端側(ロータ4側)は、径方向外方
に突出し、玉軸受6の第2内輪6cを兼ねている。第1
内輪6b及び第2内輪6cにより玉軸受6の内輪が構成
されている。外輪6aの上下端には、シール板19が設
けられている。図3中、20はプリント基板であり、プ
リント基板20と前記コイル3bはリード線21を介し
て接続されている。図3中、22はベース本体11のベ
ース孔10を塞ぐためのキャップである。そして、この
モータ1は、磁気ディスク7を回転させ、図示しない磁
気ヘッドによって磁気ディスク7のデータの読み書きを
行えるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したモ
ータ1(磁気ディスク駆動用モータ)では、軽量化、薄型
化、ひいては小型化を図ることが望まれている。一方、
モータ1は外部から衝撃を受けると、その衝撃はロータ
4ひいてはロータ4を支持する玉軸受6に集中し、この
玉軸受6が損傷する虞があった。そして、玉軸受6が損
傷すると、磁気ディスク7の回転速度が低下して磁気デ
ータの読み書きを正確に行えなくなったり、あるいは騒
音や振動を惹起したりする虞がある。
【0007】玉軸受6の損傷を防止するには、例えばサ
イズが大きくて強度の大きい軸受を用いればよいが、磁
気ディスク7のディスク嵌合孔7aの直径は所定長さに
規定され、このディスク嵌合孔7aの直径によりハブ1
5(ハブ本体部16)の外径が定められることから、ハブ
15の内側に配置されるマグネット5やステ−タ2の径
も制約を受けることになる。このため、軸受として大き
いサイズのものを用いる上で制約を受けている。
【0008】なお、大きいサイズの軸受を採用するため
に、軸受の拡径寸法分を相殺するように、マグネット5
の径方向の寸法あるいは電機子3の径方向の寸法を小さ
くすることが考えられる。しかしながら、このようにす
ると所望の回転トルクや所望の回転速度が得られなくな
る。このため、上述した従来技術においては、大きいサ
イズの軸受を用いる方策は、外部からの衝撃に対する上
述した問題(磁気データの読み書きを正確に行えなくな
ったり、あるいは騒音や振動を惹起したりすること)に
対する改善策としては、採用しがたいものであった。
【0009】また、近時、磁気ディスク駆動用のモータ
では、高速回転化が進められているが、モータの高速回
転時においても低摩擦運転を行い消費電力の低下を図る
ことが望まれている。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、回転トルク及び回転速度の低下を招くことなく耐衝
撃性の向上を図ることができ、かつ、低摩擦運転を行い
消費電力の低下を図ることができるモータを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ステ−タに設けた電機子に対向するようにロータにマグ
ネットを設け、前記ステ−タに対するロータ回転支持用
の軸受を、前記マグネット及び電機子配置部分に対して
径方向内方に設け、前記ロータに磁気ディスクの孔に挿
入して該磁気ディスクを支持する嵌合部を設けたモータ
であって、軸受は流体軸受であり、かつ前記マグネット
を前記嵌合部に比して前記径方向外方に配置したことを
特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、前記軸受の外輪と前記ロータが連接される
ことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1記
載の構成において、前記軸受の内輪と前記ロータが連接
されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態のモータ
を図1に基づいて説明する。このモータ1Aは、ステ−
タ2に設けた電機子3に対向するようにロータ4にマグ
ネット5を設け、前記ステ−タ2に対するロータ4回転
支持用の油液を用いた流体軸受40を、前記マグネット
5及び電機子3の配置部分に対して径方向内方に設け、
前記ロータ4に磁気ディスク7のディスク嵌合孔7aに
挿入して該磁気ディスク7を支持する嵌合部8を設けて
いる。
【0014】ステ−タ2は、略円盤状のベース9と、マ
グネット5との間に所定幅のギャップを形成させて、こ
のベース9に保持される電機子3とから大略構成されて
いる。ベース9は、中央部にボス部30が突出形成され
た略円盤状のベース本体11と、ベース本体11におけ
る前記ボス部30から所定距離を空けて垂設された筒状
部(ベース筒状体12)と、ベース本体11の周縁部か
ら前記ベース筒状体12と同方向に突出したフランジ
(ベースフランジ13)と、前記ボス部30に嵌合して保
持されるステ−タ側軸体31とから大略構成されてい
る。ベース筒状体12の外周側に電機子3が保持されて
いる。
【0015】前記ロータ4は、中央部に孔(ロータ孔3
2)を形成した略円盤状のロータ本体(ハブ15)と、
このハブ15に保持されるマグネット5とから大略構成
されている。ハブ15は、略円盤状のハブ本体部16
と、ハブ本体部16のロータ孔32の周縁部に垂設され
ベース筒状体12の内側空間に挿入される筒状部(ロー
タ筒状部33)と、ハブ本体部16におけるロータ筒状
部33と反対側の面部に突出形成され、磁気ディスク7
のディスク嵌合孔7aに挿入して磁気ディスク7を保持
する径寸法Eの嵌合部8と、ハブ本体部16の外周側部
分に形成されたフランジ(ハブフランジ17)とから大略
構成されている。ハブ本体部16の径寸法は、嵌合部8
の径寸法に比して、大きい値に設定されている。
【0016】ハブフランジ17は、ハブ本体部16の外
周側部分から径方向外方に所定長さ延設されたハブフラ
ンジ延設部34と、ハブフランジ延設部34の先端側に
垂設された略環状のハブフランジ垂直壁部35とから大
略構成されている。ハブフランジ垂直壁部35の内周側
には、電機子3との間に所定幅のギャップを形成させて
マグネット5が保持されている。この場合、嵌合部8に
比してハブ本体部16の径寸法を大きくし、かつハブ本
体部16にハブフランジ延設部34を延設しており、マ
グネット5は嵌合部8に比して径方向外方に配置された
ものになっている。ベース筒状体12とステ−タ側軸体
31との間でロータ筒状部33とステ−タ2との間に
は、環状のスラストプレート41が配置されている。図
1中、37はハブ15のロータ孔32を塞ぐためのキャ
ップである。
【0017】流体軸受40は、ハブ15のロータ孔32
を形成した部分を外輪40aとし、ステ−タ側軸体31
を内輪40bとし、ロータ孔32形成部、ステ−タ側軸
体31、スラストプレート41及びキャップ37により
形成される空間に油液(流体)を封入して大略構成され
ている。
【0018】上述したように構成した第1実施の形態で
は、マグネット5が嵌合部8に比して径方向外方に配置
されており、その分、マグネット5に対向して配置され
る電機子3を径方向外方に配置することが可能となり、
これにより電機子3に比して径方向内方に設けられる流
体軸受40を配置するために大きなスペースが確保さ
れ、ひいては大きいサイズの流体軸受40を用いること
ができる。このように大きいサイズの流体軸受40を用
いたことにより、流体軸受40は大きな強度を確保で
き、このモータ1Aが外部から衝撃を受け、その衝撃が
流体軸受40に集中しても、この流体軸受40が損傷す
るようなことを防止できる。このため、軸受の損傷に伴
って惹起する虞がある磁気ディスク7の回転速度の低
下、磁気データの読み書きの正確さの低下及び騒音や振
動を招くことがない。
【0019】また、流体軸受40を用いていることによ
り、高速回転してもフリクションが少なく、その分、消
費電力を低減することができる。さらに、転がり軸受に
比して振動の発生が少なく、磁気データの読み書きの正
確さの向上、騒音発生の抑制をより確実に果たすことが
可能となる共に、当該流体軸受40、ひいてはモータ1
Aの寿命を延ばすことができる。
【0020】また、マグネット5の径方向の寸法及び電
機子3の径方向の寸法を上述した従来技術に比して小さ
くしていないので、上述した従来技術と同様に所望の回
転トルク及び所望の回転速度を確保することができる。
【0021】次に、本発明の第2実施の形態を図2に基
づいて説明する。前記第1実施の形態のモータ1A(図
1)では、ロータ4に流体軸受40の外輪側が連接さ
れ、流体軸受40の外輪側が回転するようになっている
が、この図2のモータ1Bでは、ロータ4に流体軸受4
0の内輪側が連接され、ロータ4のロータシャフト14
(内輪側)が回転するようになっている。なお、後述す
るように、マグネット5を嵌合部8に比して径方向外方
に配置していることは、前記第1実施の形態と同様であ
る。
【0022】この第2実施の形態のモータ1Bのステ−
タ2は、図2に示すように、略円盤状のベース9と、こ
のベース9に保持される電機子3とから大略構成されて
いる。ベース9は、中央部にベース孔10が形成された
略円盤状のベース本体11と、ベース本体11における
前記ベース孔10の周縁部に垂設されたベース筒状体1
2と、ベース本体11の周縁部から前記ベース筒状体1
2と同方向に突出したベースフランジ13とから大略構
成されている。
【0023】電機子3は、ベース筒状体12に保持され
るステ−タスタック3aと、このステ−タスタック3a
に巻かれたコイル3bとからなり、ベース筒状体12と
ベースフランジ13との間の空間に配置されている。
【0024】モータ1Bのロータ4は、所定径寸法のロ
ータシャフト14と、このロータシャフト14に嵌合し
て保持される、図3の嵌合部8の径寸法Eより大きい径
寸法の略円盤状のハブ15と、このハブ15に保持され
るマグネット5とから大略構成されている。ハブ15
は、略円盤状のハブ本体部16と、ハブ本体部16の一
面側(図2上側)に突出形成され、磁気ディスク7のデ
ィスク嵌合孔7aに挿入して磁気ディスク7を保持する
径寸法Eの嵌合部8と、ハブ本体部16の外周側部分に
形成されたハブフランジ17とから大略構成されてい
る。
【0025】ハブフランジ17は、ハブ本体部16の外
周側部分から径方向外方に所定長さ延設されたハブフラ
ンジ延設部34と、ハブフランジ延設部34の先端側に
垂設された略環状のハブフランジ垂直壁部35とから大
略構成されている。ハブフランジ垂直壁部35の内周側
には、電機子3との間に所定幅のギャップを形成させて
マグネット5が保持されている。この場合、上述したよ
うに嵌合部8に比してハブフランジ17の径寸法を大き
くしており、ハブフランジ垂直壁部35に保持されるマ
グネット5は嵌合部8に比して径方向外方に配置された
ものになっている。
【0026】流体軸受40は、ベース筒状体12の内周
側に配置されてステ−タ2に保持されたスリーブ状の外
輪40aと、ロータシャフト14により構成される内輪
40bと、ベース本体11のベース孔10を塞ぐと共
に、ロータシャフト14のスラスト方の動きを支持する
ようにベース本体11に保持されたスラストプレート4
2と、スラストプレート42と対向するように外輪40
aとハブ15との間に設けられたシール部材43とから
大略構成されている。
【0027】上述したように構成した第2実施の形態
も、前記第1実施の形態と同様に、マグネット5が嵌合
部8に比して径方向外方に配置されており、その分、マ
グネット5に対向して配置される電機子3を径方向外方
に配置することが可能となり、これにより電機子3に比
して径方向内方に設けられる流体軸受40を配置するた
めに大きなスペースが確保され、ひいては大きいサイズ
の流体軸受40を用いることができる。
【0028】このように大きいサイズの流体軸受40を
用いたことにより、流体軸受40は大きな強度を確保で
き、このモータ1が外部から衝撃を受け、その衝撃が流
体軸受40に集中しても、この流体軸受40が損傷する
ようなことを防止できる。このため、軸受の損傷に伴っ
て惹起する虞がある磁気ディスク7の回転速度の低下、
磁気データの読み書きの正確さの低下及び騒音や振動を
招くことがない。
【0029】また、流体軸受40を用いていることによ
り、高速回転してもフリクションが少なく、その分、消
費電力を低減することができる。さらに、転がり軸受に
比して振動の発生が少なく、磁気データの読み書きの正
確さの向上、騒音発生の抑制をより確実に果たすことが
可能となる共に、当該流体軸受40、ひいてはモータ1
の寿命を延ばすことができる。
【0030】また、マグネット5の径方向の寸法及び電
機子3の径方向の寸法を上述した従来技術に比して小さ
くしていないので、上述した従来技術と同様に所望の回
転トルク及び所望の回転速度を確保することができる。
【0031】上記第1、第2実施の形態では、油液を用
いた流体軸受40を例にしたが、油液を用いた流体軸受
40に代えて空気を用いた流体軸受を用いるようにして
もよいし、あるいは含油タイプの軸受(自己給油軸受)を
用いるようにしてもよい。また、上記各実施の形態で
は、マグネット及び電機子が径方向に対向して配置され
た場合を例にしたが、これに代えてロータ及びステ−タ
の対向面部にマグネット及び電機子をそれぞれ保持し、
かつマグネット及び電機子が軸線方向に対向するように
構成したモータに本発明を適用してもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1から請求項3までのいずれかに
記載の発明によれば、マグネットが嵌合部に比して径方
向外方に配置されており、その分、マグネットに対向し
て配置される電機子を径方向外方に配置することが可能
となり、これにより電機子に比して径方向内方に設けら
れる軸受を配置するために大きなスペースが確保され、
ひいては大きいサイズの軸受を用いることができ、この
ように大きいサイズの軸受を用いたことにより、軸受は
大きな強度を確保でき、このモータが外部から衝撃を受
け、その衝撃が軸受に集中しても、この軸受が損傷する
ようなことを防止できる。このため、軸受の損傷に伴っ
て惹起する虞がある磁気ディスクの回転速度の低下、磁
気データの読み書きの正確さの低下及び騒音や振動を招
くことがない。
【0033】また、耐衝撃性の向上を、マグネットの径
方向の寸法及び電機子の径方向の寸法を小さくせずに果
たすことができるので、当該モータに必要とされる所望
の回転トルク及び所望の回転速度を確保することができ
る。
【0034】また、軸受が流体軸受であることから、高
速回転してもフリクションが少なく、その分、消費電力
を低減することができる。さらに、転がり軸受に比して
振動の発生が少なく、磁気データの読み書きの正確さの
向上、騒音発生の抑制をより確実に果たすことが可能と
なる共に、当該軸受、ひいてはモータの寿命を延ばすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態のモータを示す断面図
である。
【図2】本発明の第2実施の形態のモータを示す断面図
である。
【図3】従来のモータの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B モータ 5 マグネット 7 磁気ディスク 8 嵌合部 40 流体軸受(軸受)
フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA04 BA02 BA04 CA02 JA02 5H605 AA05 BB05 BB14 BB19 CC04 CC05 DD05 EB03 EB06 5H607 AA04 BB01 BB07 BB14 BB17 BB25 CC01 DD02 DD03 DD16 GG01 GG03 GG09 GG12 GG15 5H621 GA01 GA04 HH01 HH05 JK02 JK05 JK08 JK15 JK17 JK19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステ−タに設けた電機子に対向するよう
    にロータにマグネットを設け、前記ステ−タに対するロ
    ータ回転支持用の軸受を、前記マグネット及び電機子配
    置部分に対して径方向内方に設け、前記ロータに磁気デ
    ィスクの孔に挿入して該磁気ディスクを支持する嵌合部
    を設けたモータであって、軸受は流体軸受であり、かつ
    前記マグネットを前記嵌合部に比して前記径方向外方に
    配置したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸受の外輪と前記ロータが連接され
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記軸受の内輪と前記ロータが連接され
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ。
JP2000072127A 2000-03-15 2000-03-15 モータ Pending JP2001258205A (ja)

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JP2000072127A JP2001258205A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 モータ
EP00118549A EP1134875A1 (en) 2000-03-15 2000-08-26 A spindle motor for disk driving device with fluid bearing
US10/383,543 US20030222524A1 (en) 2000-03-15 2003-03-10 Motor

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