JP2001255456A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2001255456A
JP2001255456A JP2000069064A JP2000069064A JP2001255456A JP 2001255456 A JP2001255456 A JP 2001255456A JP 2000069064 A JP2000069064 A JP 2000069064A JP 2000069064 A JP2000069064 A JP 2000069064A JP 2001255456 A JP2001255456 A JP 2001255456A
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寿之 松本
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恵二 国重
Koichi Nakada
康一 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 山登りコントラストAFと外光AFとの二つのAF
方式を合焦時間の短縮を優先させる撮影モードの設定の
有無に基づき適宜切り換え可能に構成したことで、タイ
ムラグが好ましくないシーンでもシャッターチャンスを
逃さない高速且つ高精度のAFが可能な測距装置を提供す
るにある。 【解決手段】 本発明の測距装置は、山登りコントラス
トAFと外光AF(例えばパッシブ方式)との二つのAF方式
の選択実行が可能である。該測距装置を搭載した電子カ
メラにおいて、制御部13は、撮影モード選択部27に
よりタイムラグが優先されるモード(合焦時間の短縮を
優先させる撮影モードであり、設定動体AFモードや連写
モード)が選択されているか否かを判断し、タイムラグ
優先モードが選択されている場合には、パッシブ測距部
14に測距コマンドを送信して測距動作を開始させて外
光式AFを行わせる。また、選択されていない場合には山
登りコントラストAFを行わせるように制御する。これに
より、タイムラグが好ましくないシーンでもシャッター
チャンスを逃さない高速且つ高精度のAFが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の電子カメラに搭載される測距装置に係り、特に外光A
F(オートフォーカス)とコントラストAF(オートフ
ォーカス)とを、合焦時間の短縮を優先させる撮影モー
ド設定の有無に基づき適宜切り換えて、高速且つ高精度
のAFを可能にする測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号処理のディジタル化及び
画像信号圧縮技術の進歩に伴い、撮像した画像信号をデ
ィジタル化してメモリに記憶可能なデジタルカメラ等の
電子カメラが注目されている。
【0003】このような電子カメラにおいては、通常、
撮像素子を用いて撮像した撮像信号をディジタル撮像デ
ータとしてメモリに記憶することが可能であり、また、
再生操作を行った場合にはその記憶データをその本体に
設けられた表示部(例えば液晶表示素子:LCD)等に
表示することも可能である。このため、例えばパーソナ
ルコンピュータ等を利用して、その記憶撮像データの表
示、編集、加工を容易に行うことができることから、ユ
ーザに強い人気があり今後の需要が期待されている。
【0004】ところで、このような電子カメラにおいて
は、どんな状態の被写体でも高精細な撮像画像を得るた
めには、特にAF機能が重要である。AFの高速化且つ
高精度化を図りAF機能を向上させることにより、いか
なる撮影モードでも対応可能であり、高精細な被写体の
撮像画像を得ることが可能となる。よって、従来より如
何にAF性能を向上させる目的した提案が数多くなされ
ている。
【0005】このようなAF機能の向上化に伴い、従来
技術では、撮影レンズを通過した被写体光束を撮像素子
で受光し、撮像出力の評価値が極大になるようにフォー
カスレンズ位置を調節する山登りコントラストAFと、
撮影レンズとは異なる光路で被写体からの反射光を受光
する公知のパッシブ測距やアクティブ測距に基づくAF
を行う外光AFとの二つのAF方式を切り換えて使用す
る電子カメラが知られている。例えば、特開平10−2
93245号公報や特開平10−229516号公報に
記載の提案による電子カメラでは、状況に応じて外光A
FとTTL山登りコントラストAFとを切り換えるもの
で、検出した温度やマクロモード、絞り値、焦点距離に
応じて、いずれの方式を採用するかの切換え方法につい
て述べられている。
【0006】また、他には、特公平3−78602号公
報には、遠距離時には山登りコントラストAFを選択す
る技術を用いた電子カメラが開示されており、また、特
開平1−181287号公報には、輝度によっていずれ
かの方式を切り換える技術を用いた電子カメラが開示さ
れている。
【0007】ところで、上記従来の電子カメラに使用さ
れる山登りコントラストAFと外光AFとを比較する
と、山登りコントラストAFは、デジタルカメラ等で多
く採用されているが、レンズをスキャンしながら合焦点
を探すために、一般的に合焦までに時間がかかるという
欠点があり、タイムラグが好ましくないシーン、つまり
被写体が動体であったり、あるいは動きの速い被写体を
連写して撮影するシーンにおいては不向きである。
【0008】一方、外光AF方式については、銀塩カメ
ラで多く採用されており、合焦精度は前述した山登りコ
ントラストAFに及ばないものの、合焦時間が短いとい
う特徴があるため、タイムラグが好ましくないシーンに
おいても、十分に対応することができ、つまり、被写体
までの距離を高速に測距することができるという利点が
ある。
【0009】しかしながら、上述した特開平10−29
3245号公報、特開平10−229516号公報、特
公平3−78602号公報、特開平1−181287号
公報に記載のいずれの電子カメラにおいても、二つのA
F方式を所定の状況に応じて選択するようにしてAFを
実行しているが、例えばタイムラグを優先させて撮影し
たい場合には、どちらかの方式を選択し実行するかにつ
いては言及されてはおらず、言い替えれば、タイムラグ
が好ましくないシーンを撮影する場合には、貴重なシャ
ッターチャンスを逃す等の不都合が頻繁に生じてしまう
という虞れもあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、特開平1
0−293245号公報、特開平10−229516号
公報、特公平3−78602号公報、特開平1−181
287号公報に記載のいずれの従来の電子カメラでは、
それぞれの特徴のある山登りコントラストAFと外光A
Fとの二つのAF方式を所定の状況に応じて選択するよ
うにしてAFを実行しているが、例えばタイムラグを優
先させて撮影したい場合には、どちらかの方式を選択し
実行するかについては言及されてはおらず、言い替えれ
ば、タイムラグが好ましくないシーンを撮影する場合に
は、貴重なシャッターチャンスを逃す等の不都合が頻繁
に生じてしまうという虞れもあった。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされ
たもので、山登りコントラストAFと外光AFとの二つ
のAF方式を合焦時間の短縮を優先させる撮影モード設
定の有無に基づき適宜切り換え可能に構成したことで、
タイムラグが好ましくないシーンでもシャッターチャン
スを逃さない高速且つ高精度のAFが可能な測距装置の
提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
測距装置は、外光センサにより被写体までの距離を測距
し、該測距した測距値に対応する合焦位置にフォーカス
レンズを移動させる第1のオートフォーカス手段と、撮
影光学系を介して被写体像が結像される撮像手段の画像
信号のコントラストを示す評価値が極大となるようにフ
ォーカスレンズを移動させる第2のオートフォーカス手
段と、合焦時間の短縮を優先させる撮影モードを少なく
とも設定可能な撮影モード設定手段と、を具備し、前記
撮影モード設定手段により上記撮影モードが設定されて
いる場合には、前記第1のオートフォーカス手段により
合焦動作を行うことを特徴とするものである。
【0013】請求項2に記載の発明の測距装置は、請求
項1に記載の測距装置において、前記合焦時間の短縮を
優先させる撮影モードは、移動する被写体を撮影する動
体測距モード又は連写を行う連写モードであることを特
徴とするものである。
【0014】請求項1及び請求項2の発明によれば、前
記撮影モード設定手段により、前記合焦時間の短縮を優
先させる、移動する被写体を撮影する動体測距モード又
は連写を行う連写モードが設定されている場合には、第
1のオートフォーカス手段により合焦動作を行うので、
合焦時間が短く且つ被写体までの距離を高速に測距する
ことができるため、タイムラグを短くできる。よって、
タイムラグが好ましくないシーンを撮影する場合に、貴
重なシャッターチャンスを逃すこともなく、確実に撮影
することができ、高精度な撮影画像を得ることが可能と
なる。
【0015】請求項3に記載の発明の測距装置は、外光
センサにより被写体までの距離を測距し、該測距した測
距値に対応する合焦位置にフォーカスレンズを移動させ
る第1のオートフォーカス手段と、撮影光学系を介して
被写体像が結像される撮像手段の画像信号のコントラス
トを示す評価値が極大となるようにフォーカスレンズを
移動させる第2のオートフォーカス手段と、を具備し、
カメラ動作中において前記第1のオートフォーカス手段
は常に測距を行っており、この測距結果に基づき被写体
が移動していると判定された場合には、該第1のオート
フォーカス手段により合焦動作を行うことを特徴とする
ものである。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、カメラ動
作中において常に前記第1のオートフォーカス手段によ
って行われている測距結果に基づき、被写体が移動して
いると判定された場合には、該第1のオートフォーカス
手段により合焦動作を行うことにより、撮影モードが動
体AFモードや連写モードでなく通常の撮影モードで有
る場合でも、合焦時間が短く且つ被写体までの距離を高
速に測距することができるため、タイムラグを短くでき
る。よって、いずれの撮影モードにも高速且つ高精度の
AFが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1乃至図6は本発明の測距装置の第1の
実施の形態を示し、図1は本発明に係る測距装置の概念
を説明するための概念図、図2は本発明の測距装置を電
子カメラに適応した場合の全体構成を示すブロック図、
図3は図2のパッシブ測距部の光学系光路を説明するた
めの説明図、図4は撮影画面におけるパッシブ測距部の
測距エリアと山登りコントラストAF測距エリアとを示
す説明図、図5は山登りコントラストAF実行時におけ
る制御部のフォーカスレンズ駆動制御を説明するための
特性図、図6は本発明の特徴となる制御部の制御動作例
を示すフロチャートである。
【0019】まず、本発明の測距装置の概念について図
1を参照しながら説明する。本発明に係る測距装置を例
えばデジタルカメラ等の電子カメラに搭載した場合を考
えると、本発明に係る測距装置は、図1に示すように、
被写体像(光像)を取り込み結像する撮像光学系として
の撮影レンズ1と、該撮影レンズ1を介して結像される
光像を撮像して、画像信号を生成する撮像手段としての
撮像素子2と、撮影レンズ1とは異なる光路で被写体か
らの反射光を受光することにより、AFを行う第1のフ
ォーカス手段としての外光式AF手段3と、撮影レンズ
1をスキャンしながら撮像素子2の出力に基づいて最も
コントラスト(AF評価値)の高いレンズ位置を見つけ
るようにしてAFを行う第2のフォーカス手段としての
山登りコントラストAF手段5と、前記外光式AF手段
3と山登りコントラストAF手段5との2つのAF方式
をユーザ操作による設定された条件に基づき選択的に切
り換え制御するAF方式選択手段4を含んで構成され
る。
【0020】前記撮像素子2は、例えばCCDであり、
CCDによって撮影レンズ1を介して結像される光像を
撮像して画像信号を生成する。
【0021】また、前記外光式AF手段3の具体的に構
成としては、公知の外光式の測距方式であるアクティブ
方式とパッシブ方式が考えられるが、本実施の形態で
は、パッシブ方式を採用した外光式AF手段3として構
成している。
【0022】また、前記AF方式選択手段4において、
ユーザ操作によって設定された条件とは、例えばその撮
影設定モードがタイムラグ優先モードであるか否か、つ
まり、合焦時間の短縮を優先させる撮影モード設定の有
無に関する情報が考えられる。すなわち、AF方式選択
手段4は、撮影時、例えば合焦時間の短縮を優先させる
撮影モード設定が有る場合には、前記外光式AF手段3
を実行させるように選択制御し、逆に設定されいない場
合には、前記山登りコントラストAF手段5を実行させ
るように選択制御する。
【0023】したがって、このようにAF方式選択手段
4によるAF方式切換制御が可能な測距装置を用いるこ
とにより、例えばタイムラグが好ましくないシーンを撮
影する場合には、合焦時間が短く且つ被写体までの距離
を高速に測距することができるという利点を有する外光
式AF手段3を実行させてAFを行うことができるの
で、貴重なシャッターチャンスを逃すこともなく、確実
に撮影することができ、高精度な撮影画像が得られるこ
とが可能となる。
【0024】次に、このような測距装置をデジタルカメ
ラ等の電子カメラに適応した場合の実施の形態を図2を
参照しながら説明する。 第1の実施の形態: (構成)図2に示すように、本実施の形態の測距装置が
電子カメラに搭載され、該電子カメラには、制御部13
が備えられている。この制御部13は、例えばCPUで
構成されたものであって、電子カメラ全体の各種動作全
般を制御する。
【0025】また、電子カメラには、図1で説明したよ
うに撮影レンズ1が設けられ、該撮影レンズ1を介して
被写体像(光像)が取り込まれ結像された光像は、撮像
素子2に供給される。撮像素子2は、供給された光像を
撮像して画像信号(撮像映像信号)を生成して、信号処
理部12へと与える。 この場合、撮像素子2は撮像素子駆動部11を介して制
御部13に接続されて、該制御部13によって電子シャ
ッタなどの動作タイミングが制御される。
【0026】信号処理部12は、撮像素子2からの画像
信号に対し、例えばA/D変換処理、γ補正、色信号処
理等の信号処理を行い、制御部13及びAF評価値算出
部21に与える。 山登りコントラストAFの実行時、AF評価値算出部2
1は、信号処理部12からの画像信号に処理を施して、
例えば図4に示す測距エリア41に対応する画像出力に
ついてのAF評価値を算出し、制御部12に与える。
【0027】制御部13は、前記AF評価値が高くなる
方向に撮影レンズ1内のフォーカスレンズを駆動し、そ
の極大値を探索するように動作制御を行う。このときの
制御部13によるAF評価値に応じたフォーカスレンズ
駆動制御例が図5に示されている。
【0028】なお、図5において、横軸は制御部13か
らのレンズ駆動モータ18に出力される駆動パルス数、
すなわちフォーカスレンズ移動位置を示し、縦軸は駆動
パルス数に応じた各フォーカスレンズ位置における撮像
素子2の画像出力より算出されるAF評価値を示してい
る。
【0029】図5において、山登りコントラストAFに
よりフォーカスレンズを、例えば無限側位置(山登りコ
ントラストAF初期位置)から至近方向に移動させてい
くと、被写体に合焦するポイントでAF評価値は極大値
となる。つまり、制御部13は、このAF評価値が極大
値となるように、レンズ駆動部17を介してレンズ駆動
モータ18を駆動するように制御する。なお、図5に示
すようにフォーカスレンズ初期位置から山登りコントラ
ストAF初期位置までの期間については、極大値となる
AF評価値の検出が高速に行うことができるように制御
部13によるフォーカスレンズの駆動が高速に実施され
るようになっている。
【0030】レンズ駆動モータ18の駆動力は、図示し
ないレンズ駆動機構を介して撮影レンズ1内のフォーカ
スレンズに伝達されて該フォーカスレンズの駆動が行わ
れる。また、レンズ駆動機構内には、レンズ位置エンコ
ーダ(図示せず)が配置され、該レンズ位置エンコーダ
によって常時撮影レンズ内のフォーカスレンズ位置が検
出され、制御部13に供給されるようになっている。
【0031】また、この電子カメラは、ズーム機能を有
している。
【0032】制御部13は、ズームスイッチ(ズームア
ップSW25、ズームダウンSW26)によるユーザ操
作を検出すると、これらのスイッチ信号に基づきズーム
駆動部23を介してズーム駆動モータ24を駆動させ
る。ズーム駆動モータ24の駆動力は、図示しないズー
ム駆動機構を介して撮影レンズ1内のズームレンズに伝
達されて該ズームレンズの駆動が行われる。また、該ズ
ーム駆動機構内には、ズームエンコーダが配置され、該
ズームエンコーダによって常時撮影レンズ内のズームレ
ンズ位置が検出され、制御部13に供給されるようにな
っている。
【0033】制御部13は、レンズ位置エンコーダ及び
ズームエンコーダからのそれぞれの検出結果からフォー
カスレンズ位置及びズームレンズ位置を認識し、これを
元に以降に行われるフォーカスレンズ駆動及びズームレ
ンズ駆動の制御を行う。つまり、フォーカスレンズ駆動
制御及びズーム連度駆動制御の高速化、精度向上化に大
きく寄与する。
【0034】また、電子カメラの前面には、パッシブ測
距部14及びAF補助光16が配置され、それぞれ制御
部13に接続されてる。
【0035】パッシブ測距部14は、図3に示すように
2個の光路を有するパッシブ光学系14aと、2個の光
路に対応する受光領域14c、14dを有するパッシブ
AFセンサ14bとから構成された測距モジュールであ
る。
【0036】パッシブ測距部14は、制御部13からの
測距コマンドによりAFセンサ積分動作、AFセンサデ
ータに基づく測距演算を自動的に行う。この場合の測距
方式は、三角測量の原理に基づく公知の位相差検出方式
である。
【0037】パッシブ測距部14の測距エリアと山登り
コントラストAF測距エリアとの関係が図4に示されて
いる。 図4に示すように、撮影画面4において、パッシブ測距
部測距エリア42は、山登りコントラストAF測距エリ
ア41を含むように広く設定されている。さらにパッシ
ブ測距部測距エリア42、山登りコントラストAF測距
エリア41は、それぞれ分割されており(42n、41
n)、それぞれ対応するように設定されている。
【0038】ところで、このような外光式パッシブ測距
の場合は、測距域と被写体との位置ずれ(以下、パララ
ックスと称す)が存在するので、撮影レンズ1の焦点距
離情報(ズーム)、及び被写体距離である測距結果に基
づいてパララックスの補正を行い、パッシブ測距部測距
エリア42と山登りコントラストAF測距エリア41と
を一致させるように両者の位置を対応づけるようにして
いる。
【0039】このような測距エリア41、42の分割エ
リアのうちから、所定のアルゴリズムによりそれぞれ1
個または複数のエリアを選択して採用する。
【0040】AF補助光16は、LED16aの前面に
所定のパターンを有するマスク16bを配置しており、
LED16aに駆動電流を流すことによりパターンを有
する補助光を照射する。そしてAF補助光16の照射パ
ターンは、撮影画面40内においてパッシブ測距部測距
エリア42、山登りコントラストAF測距エリア41を
含むような範囲に照射され、パッシブ測距及び山登りコ
ントラストAFの両方において使用される。
【0041】制御部13は、パッシブ測距部14と通信
を行い、測距エリア毎に測距結果である被写体距離デー
タ、測距可能であるか否かを示す検出不能フラグ、測距
結果の信頼度を示す信頼度データ、被写体像のコントラ
ストを示すコントラスト値、被写体の輝度を示す輝度値
等を授受する。
【0042】また、該電子カメラには、撮像データを記
憶するためのメモリカード15が例えば着脱自在に装着
されており、撮影動作時、制御部13は、撮像素子2か
らの撮像出力が信号処理部12により処理された後、こ
の撮像データをメモリカード15に記録するように制御
する。また制御部13は、撮影時あるいは再生操作実行
時に、その撮像データに基づく画像又は記憶された画像
データに基づく画像を、その本体に設けられた表示部
(例えば液晶表示素子:LCD)等に表示するように制
御する。
【0043】また、この電子カメラは、2段式のレリー
ズスイッチが採用されており、図2に示すようにファー
ストレリーズスイッチ19(以下、1RSWと称す)、
セカンドレリーズスイッチ(以下、2RSWと称す)が
設けられている。これらの1RSW19、2RSW20
は、レリーズボタンに連動したスイッチであって、レリ
ーズボタンの第1段階の押し下げにより1RSW19が
オンし、引き続いて第2段階の押し下げで2RSW20
がオンするようなっている。各レリーズスイッチ19、
20からのスイッチ操作信号は、制御部13に供給され
る。
【0044】制御部13は、供給されたスイッチ操作信
号から1RSW19のオンを認識すると、AF,測光動
作を行うように制御し、さらに2RSW20のオンを認
識すると、撮影動作を行うように制御する。勿論、この
場合の撮影動作は、撮影モード選択手段27により設定
された撮影モードに基づき実行される。
【0045】撮影モード選択部27は、各種の撮影モー
ドを自動あるいは手動で選択することが可能であり、具
体的には、移動被写体の撮影に適する動体AFモードS
W28、連写を行うモードSW29、また、上記2つの
AF方式を手動で選択できる手動選択SW30を含んで
構成される。
【0046】(作用)次に、上記構成の測距装置におい
て、特徴となる制御部による制御動作例を図6を参照し
ながら詳細に説明する。
【0047】いま、図2に示す電子カメラの電源スイッ
チ(図示せず)をオンし、あるいは電池挿入を行い電源
をオンしたものとする。すると、制御部13が起動して
カメラ動作を開始する。
【0048】制御部13は、まずステップS50による
処理で、カメラ内部の初期化動作を行い、撮影可能状態
にして、続くステップS51による判断処理で、レリー
ズスイッチ押下に伴い1RSW19がオンされたか否か
判断し、オンされるまで待機する。その後、該ステップ
S51の判断処理で、レリーズボタンの押下に伴い1R
SW19がオンしたと判断した場合には、次のステップ
S52に処理を移行する。
【0049】ステップS52による判断処理では、撮影
モード選択部27で、タイムラグが優先されるモードが
選択されているか否かを判断する。この場合、タイムラ
グが優先されるモードとは、タイムラグが好ましくない
撮影モード、つまり、合焦時間の短縮を優先させる撮影
モードであり、本実施の形態では、設定動体AFモード
と連写モードを意味する。この判断処理で、タイムラグ
優先モードが選択されている場合にはステップS53に
処理を移行し、そうでない場合にはステップS56に処
理を移行する。
【0050】タイムラグ優先モードが選択されている場
合、制御部13は、ステップS53にて、パッシブ測距
部14に測距コマンドを送信して測距動作を開始させ
る。この指示をうけパッシブ測距部14は、積分〜測距
演算を行う。この場合、パッシブ測距部14では、公知
のアルゴリズムに従い、移動被写体に合焦するように動
体予測演算を行う。また、所定のアルゴリズムに従い、
測距エリア32内より主要被写体の位置する測距エリア
を選択する。
【0051】こうして、測距演算処理が完了すると、制
御部13は処理を続くステップS54に移行し、このス
テップS54による処理で、パッシブ測距部14より出
力されるコントラスト値、信頼度データ等に基づいて、
パッシブ測距が可能であったかを判断する。この判断処
理で、パッシブ測距が可能であると判断した場合には、
ステップS55に移行し、不能だと判断した場合には、
ステップS56に処理を移行する。
【0052】パッシブ測距が可能であると判断された場
合、制御部13は、ステップS55による処理で、パッ
シブ測距結果に基づき、レンズ駆動部17を駆動して撮
影レンズ1を合焦させ、処理をステップS59に移行す
る。
【0053】一方、タイムラグ優先モードが選択されて
いない場合や、タイムラグが優先されるモードで外光式
パッシブAFが測距不能の場合には、制御部13は、ス
テップS56による処理で、山登りコントラストAFを
実行するように制御する。
【0054】その後、制御部13は、続くステップS5
7による判断処理にて、山登りコントラストAFで合焦
したか否かを判断し、合焦すれば次のステップS59に
処理を移行し、合焦ができなければステップS58によ
る処理で、不図示の合焦不能表示で警告するとともに一
連の合焦不能処理を行い、ステップS51に処理を戻
す。
【0055】そして、制御部13は、ステップS59の
判断処理で、レリーズスイッチ押下に伴い2RSW20
がオンされたか否か判断し、2RSW20がオンしたと
判断した場合には、次のステップS61に処理を移行
し、オフであると判断した場合には、続くステップS6
0の判断処理で、1RSW19がオンされたか否かを判
断し、オンされた場合には、処理を前記ステップS59
に戻して2RSW20がオンされるまで待機する。この
ステップS60の1RSW19の判断処理でオフである
と判断された場合には、前記ステップS51に処理を戻
す。
【0056】制御部13は、2RSW20のオンがなさ
れると、ステップS61の処理で、撮像素子2による撮
像処理を行うように制御し、その後、続くステップS6
2による処理で、連写モードが選択されているか否かを
判断し、選択されている場合にはステップS63に処理
を移行し、選択されていない場合には続くステップS6
4に処理を移行する。
【0057】ステップS63の判断処理では、連写モー
ドが選択されている場合であるので、連写撮影がすべて
終了したか否かを判断し、終了している場合には処理を
ステップS64に移行し、終了していなければ処理を前
記ステップS51に処理を戻して連写する。連写中は常
にステップS53による処理で測距し、駒間のデフォー
カス分をステップS55の処理により駆動させる。
【0058】その後、制御部13は、撮影が完了する
と、ステップS64による処理で、撮影した画像データ
をメモリカード15に記録させた後、処理を前記ステッ
プS51に戻して同様の動作を繰り返すように制御す
る。また、制御部13は、撮像した画像を表示部22に
表示させる。すなわち、連写時にはタイムラグ優先のた
めに連写が終了してから書き込みを行うことになる。
【0059】なお、図示はしないが、制御部13は、強
制的に途中で連写終了した場合には、そこまでの画像を
メモリカードに書き込む処理を行うように制御する。
【0060】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、動体AFモードや連写モードの場合には、高精細な
撮像画像を得るためにはタイムラグを極力短くする必要
があるが、本実施の形態の測距装置では、このようなモ
ードの場合には、外光式AFによって測距することによ
りタイムラグが短縮できる。一方、タイムラグの短縮を
優先しない静止被写体を撮影するモードでは、山登りコ
ントラストAFで合焦させることによって合焦精度を高
めることができる。これにより、撮影モードに応じて最
適なAFを選択し実行させることができるので、特にタ
イムラグが好ましくないシーンを撮影する場合、貴重な
シャッターチャンスを逃すこともなく、確実に撮影する
ことができ、高精度な撮影画像を得ることが可能とな
る。
【0061】第2の実施の形態:図7は本発明に係る測
距装置の第2の実施の形態を示し、該装置を電子カメラ
搭載した場合の制御部の他の制御動作例を示すフロチャ
ートである。なお、図7に示すフローチャートは、前記
第1の実施の形態の図6に示すフロチャートと同様に処
理、判断処理については、同一のステップS番号を付し
てある。
【0062】(構成)本実施の形態の測距装置が搭載さ
れた電子カメラの全体構成としては、図2に示す前記第
1の実施の形態と略同様であるが、制御部13による制
御内容が前記第1の実施の形態と異なっている。
【0063】(作用)次に、本実施の形態の特徴となる
制御部による制御動作例を図7を参照しながら詳細に説
明する。
【0064】いま、図2に示す電子カメラの電源スイッ
チ(図示せず)をオンし、あるいは電池挿入を行い電源
をオンしたものとする。すると、制御部13が起動して
カメラ動作を開始する。
【0065】制御部13は、まずステップS50による
処理で、カメラ内部の初期化動作を行い、撮影可能状態
にして、続くステップS70による処理で、前記第1の
実施の形態と同様の外光式パッシブAFを行うように制
御する(図6に示すステップS53と同様の処理)。
【0066】そして、制御部13は、続くステップS5
1による判断処理で、レリーズスイッチ押下に伴い1R
SW19がオンされたか否か判断し、オンされていない
場合には処理を前記ステップS70に処理を戻して1R
SW19がオンされるまで待機する。その後、該ステッ
プS51の判断処理で、レリーズボタンの押下に伴い1
RSW19がオンしたと判断した場合には、次のステッ
プS52に処理を移行する。つまり、1RSWオフ中に
は、常に外光式パッシブAFで測距を行っており、タイ
ムラグを更に短縮する。なお、このような動作を、以
降、常時測距と称すものとする。
【0067】ステップS52による判断処理では、撮影
モード選択部27で、タイムラグが優先されるモードが
選択されているか否かを判断する。この場合、タイムラ
グが優先されるモードとは、タイムラグが好ましくない
撮影モード、つまり、合焦時間の短縮を優先させる撮影
モードであり、本実施の形態では、設定動体AFモード
と連写モードを意味する。この判断処理で、タイムラグ
優先モードが選択されている場合にはステップS71に
処理を移行し、そうでない場合にはステップS56に処
理を移行する。
【0068】タイムラグ優先モードが選択されている場
合、制御部13は、ステップS71にて、前記ステップ
S70による常時測距で被写体が移動しているか否かを
判断し、移動していると判断された場合には処理をステ
ップS54に移行し、逆に静止していると判断された場
合には処理をステップS56に移行する。
【0069】こうして、測距演算処理が完了すると、制
御部13は続くステップS54による処理で、パッシブ
測距部14より出力されるコントラスト値、信頼度デー
タ等に基づいて、パッシブ測距が可能であったかを判断
する。この判断処理で、パッシブ測距が可能であると判
断した場合には、ステップS55に移行し、不能だと判
断した場合には、ステップS56に処理を移行する。
【0070】パッシブ測距が可能であると判断された場
合、制御部13は、ステップS55による処理で、パッ
シブ測距結果に基づき、レンズ駆動部17を駆動して撮
影レンズ1を合焦させ、処理をステップS59に移行す
る。
【0071】一方、タイムラグ優先モードが選択されて
いない場合や、タイムラグが優先されるモードで外光式
パッシブAFが測距不能の場合には、制御部13は、ス
テップS56による処理で、山登りコントラストAFを
実行するように制御する。
【0072】その後、制御部13は、続くステップS5
7による判断処理にて、山登りコントラストAFで合焦
したか否かを判断し、合焦すれば次のステップS59に
処理を移行し、合焦ができなければステップS58によ
る処理で、不図示の合焦不能表示で警告するとともに一
連の合焦不能処理を行い、ステップS70に処理を戻
す。
【0073】そして、制御部13は、ステップS59の
判断処理で、レリーズスイッチ押下に伴い2RSW20
がオンされたか否か判断し、2RSW20がオンしたと
判断した場合には、次のステップS61に処理を移行
し、オフであると判断した場合には、続くステップS6
0の判断処理で、1RSW19がオンされたか否かを判
断し、オンされた場合には、処理を前記ステップS59
に戻して2RSW20がオンされるまで待機する。この
ステップS60の1RSW19の判断処理でオフである
と判断された場合には、前記ステップS70に処理を戻
す。
【0074】制御部13は、2RSW20のオンがなさ
れると、ステップS61の処理で、撮像素子2による撮
像処理を行うように制御し、その後、続くステップS6
2による処理で、連写モードが選択されているか否かを
判断し、選択されている場合にはステップS63に処理
を移行し、選択されていない場合には続くステップS6
4に処理を移行する。
【0075】ステップS63の判断処理では、連写モー
ドが選択されている場合であるので、連写撮影がすべて
終了したか否かを判断し、終了している場合には処理を
ステップS64に移行し、終了していなければ処理を前
記ステップS70に処理を戻して連写する。連写中は常
にステップS70による処理で測距し、駒間のデフォー
カス分をステップS55の処理により駆動させる。
【0076】その後、制御部13は、撮影が完了する
と、ステップS64による処理で、撮影した画像データ
をメモリカード15に記録させた後、処理を前記ステッ
プS70に戻して同様の動作を繰り返すように制御す
る。また、制御部13は、撮像した画像を表示部22に
表示させる。すなわち、連写時にはタイムラグ優先のた
めに連写が終了してから書き込みを行うことになる。
【0077】なお、図示はしないが、制御部13は、強
制的に途中で連写終了した場合には、そこまでの画像を
メモリカードに書き込む処理を行うように制御する。
【0078】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、常時測距によって1RSWオフ中に測距と動体判定
を行い、撮影モードが動体AFモードや連写モードでな
く通常の撮影モードで有る場合でも、被写体が移動して
いると判定される場合には外光式パッシブ測距によって
合焦できる。また、1RSWオン後に外光式パッシブ測
距しないので更にタイムラグが短縮できる。これによ
り、いずれの撮影モードにも高速且つ高精度のAFが可
能となる。その他の効果は前記第1の実施の形態と同様
である。
【0079】なお、本発明に係る第1,第2の実施の形
態では、前記外光式AFの測距方式として、パッシブ方
式を採用したことについて説明したが、本発明ではこれ
に限定されるものではなく、例えばアクティブ方式を採
用して良い。また、TTL方式を採用しても良い。
【0080】また、本発明に係る第1,第2の実施の形
態において、前記制御部13による撮影設定モードがタ
イムラグ優先モードであるか否かの判断処理を、例えば
撮影者の意志でいずれかのAF方式を選択するかを手動
で設定できる手動選択SW30を用いて判断させるよう
に構成しても良い。これにより、撮影者の意志に基づき
手動でAF方式を切り換えることが可能となる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、山登りコントラストA
Fと外光AFとの二つのAF方式を合焦時間の短縮を優
先させる撮影モードの設定の有無に基づき適宜切り換え
可能に構成したことで、タイムラグが好ましくないシー
ンでもシャッターチャンスを逃さない高速且つ高精度の
AFが可能な測距装置を提供することが可能となる。よ
って、該測距装置を電子カメラに搭載して構成すれば、
電子カメラの機器性能向上に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測距装置の第1の実施の形態を示し、
該測距装置の概念を説明するための概念図。
【図2】本発明の測距装置を電子カメラに適応した場合
の全体構成を示すブロック図。
【図3】図2のパッシブ測距部の光学系光路を説明する
ための説明図。
【図4】撮影画面におけるパッシブ測距部の測距エリア
と山登りコントラストAF測距エリアとを示す説明図。
【図5】山登りコントラストAF実行時における制御部
のフォーカスレンズ駆動制御を説明するための特性図。
【図6】本発明の特徴となる制御部の制御動作例を示す
フロチャート。
【図7】本発明の測距装置の第2の実施の形態を示し、
制御部の制御動作例を示すフロチャート。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、 2…撮像素子、 11…撮像素子駆動部、 12…信号処理部、 13…制御部(CPU)、 14…パッシブ測距部、 15…メモリカード、 16…AF補助光、 17…レンズ駆動部、 18…レンズ駆動モータ、 19…1RSW、 20…2RSW、 21…AF評価値算出部、 22…表示部(LCD)、 23…ズーム駆動部、 24…ズーム駆動モータ、 25…ズームアップスイッチ、 26…ズームダウンスイッチ、 27…撮影モード選択部、 28…動体AFモードSW、 29…連写モードSW29、 30…手動選択SW30。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 G03B 3/00 A (72)発明者 中田 康一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F112 AC03 AC06 BA05 BA06 CA02 CA12 DA26 FA03 FA07 FA21 2H011 AA03 BA05 BA31 CA22 DA00 2H051 AA00 BA47 BB07 CB22 CE14 DA02 DA21 DA39 DD14 EA21 FA48 5C022 AA13 AB17 AB24 AB27 AB28 AB66 AC31 AC32 AC54 AC69 AC74

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光センサにより被写体までの距離を測
    距し、該測距した測距値に対応する合焦位置にフォーカ
    スレンズを移動させる第1のオートフォーカス手段と、 撮影光学系を介して被写体像が結像される撮像手段の画
    像信号のコントラストを示す評価値が極大となるように
    フォーカスレンズを移動させる第2のオートフォーカス
    手段と、 合焦時間の短縮を優先させる撮影モードを少なくとも設
    定可能な撮影モード設定手段と、を具備し、 前記撮影モード設定手段により上記撮影モードが設定さ
    れている場合には、前記第1のオートフォーカス手段に
    より合焦動作を行うことを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 前記合焦時間の短縮を優先させる撮影モ
    ードは、移動する被写体を撮影する動体測距モード又は
    連写を行う連写モードであることを特徴とする請求項1
    に記載の測距装置。
  3. 【請求項3】 外光センサにより被写体までの距離を測
    距し、該測距した測距値に対応する合焦位置にフォーカ
    スレンズを移動させる第1のオートフォーカス手段と、 撮影光学系を介して被写体像が結像される撮像手段の画
    像信号のコントラストを示す評価値が極大となるように
    フォーカスレンズを移動させる第2のオートフォーカス
    手段と、を具備し、 カメラ動作中において前記第1のオートフォーカス手段
    は常に測距を行っており、この測距結果に基づき被写体
    が移動していると判定された場合には、該第1のオート
    フォーカス手段により合焦動作を行うことを特徴とする
    測距装置。
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