JP2007206451A - 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レンズの突き当たりを防止して、操作感を向上させる。
【解決手段】カメラ制御回路3は、交換レンズ2からレンズの最大駆動量データを入手する。カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う場合に、カウンタ値と最大駆動パルスとの比較を行い、カウンタ値が最大駆動パルス以上であれば、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を停止し、さらにフォーカス駆動回路26を逆転させフォーカスレンズ群21を所定量戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、初期位置からレンズを駆動させて焦点検出を行う撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
近年では高性能で安価なプリンタが普及し、デジタルカメラで撮影した画像を個人で手軽に印刷することも可能となっている。プリンタも印刷スピードや印刷性能が向上し、手軽に画像の引き伸ばしができるようになってきた。
ところが、大きなサイズに引き伸ばされることでピントずれが目立つようになり、ピントの精度がこれまで以上に要求されている。焦点検出の精度に優れた焦点検出方式として、TV-AFが知られている。TV-AFは、撮像素子から得られる映像信号中から映像の鮮鋭度を検出してAF評価値を生成し、そのAF評価値が最大となるフォーカスレンズの位置を検索するように制御するものである。TV-AFでは、一般的な焦点位置移動及び移動方向やAF評価値がピークに有るかを判定するための微小駆動(ウォブリング)が行われる。
焦点検出に際して、焦点検出精度に優れるが比較的時間のかかるTV-AFと、精度は一般的だが比較的時間の短い位相差AFとの両方の特性を利用することが考えられる。例えば、位相差AFで焦点検出し、更に精度の良いTV-AFの焦点検出値で補正することが提案されている。また、先に位相差AFで合焦させ、更にTV-AFで合焦精度を上げることが提案されている。
ところで、特許文献1には、撮影レンズの移動範囲を制限する無限端と至近端の位置に関する終端情報を記憶し、撮影レンズの駆動量と駆動方向と撮影レンズの位置と終端情報等に基づいて、撮影レンズがレンズ終端に達する場合に衝撃を少なくするように駆動形態を決定するようにした自動焦点調節装置が開示されている。
また、特許文献2により、カメラ本体と交換レンズとが相互にシリアル通信を行い、レンズの個別データを取得することが知られている。
特開平2−146009号公報 特許第3346147号公報
交換レンズを使用するカメラでは、例えば新旧様々の交換レンズが存在し、レンズの絶対位置を検出する手段を持つものや、無限端や至近端で信号を発生する端検知手段を持つものや、これら手段をいずれも持たないものがある。レンズの絶対位置の検出手段や端検知手段を持たない交換レンズでは、レンズ駆動に連動してパルスを発生させる手段を持つことが一般的である。この場合、レンズ駆動時に発生するパルスの周期が所定時間以上となったとき、無限端や至近端に突き当たったとしてレンズの駆動端を検知し、駆動処理を変更する。
しかしながら、撮影途中の突き当たりやTV-AFにおける焦点検出動作時中のウォブリング等での突き当たりは、操作感を著しく悪化させてしまう。
また、交換レンズが駆動端検知手段を持つ場合でも、様々の端検知手段が存在し、駆動端近傍で微小駆動する場合に、チャタリング等で検出の不具合が発生しやすいものも存在する。このような交換レンズに対して信頼性を保証できるようレンズ駆動を行う必要がある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、レンズの突き当たりを解消して、操作感を向上させることを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明の技術的特徴としては、交換レンズとの通信により、至近側から無限側までの駆動範囲のうち予め設定されたフォーカスレンズの駆動量を取得し、前記焦点調節の際にフォーカスレンズを駆動する駆動量と前記取得手段により取得した駆動量に基づいて、フォーカスレンズの駆動端を検知する駆動端検知手段による駆動端の検知がない場合でも、少なくともフォーカスレンズの駆動の停止又は駆動方向の逆転の一方を行うようにフォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする。
本発明によれば、レンズの突き当たりを解消して、操作感を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1には、本実施形態に係る自動焦点調節機能を有する撮像装置の構成を示す。本実施形態に係る撮像装置は、カメラ本体1と、カメラ本体1に脱着可能なレンズユニット(交換レンズ)2とを備え、これらカメラ本体1と交換レンズ2とが相互に通信可能となるように構成される。
本実施形態の撮像装置は、CCDやCMOSセンサ等により構成される撮像素子6に被写体像を露光して撮影を行う。撮像素子6は結像した光を光電変換して電気信号として出力し、その電気信号は増幅されて、デジタル映像信号としてカメラ制御回路3に与えられる。
カメラ本体1において、カメラ制御回路3は、カメラ本体1の制御や交換レンズ2との通信を行う。カメラ制御回路3には、カメラCPUとRAM、ROM、EEPROM等により構成される記憶回路と入出力ポート(不図示)等が配置されている。記憶回路には、自動焦点調節(AF:オートフォーカス)制御を含む一連のカメラの制御ファームウェア及びパラメータが格納されている。
測光回路5は、交換レンズ2の光学系を通ってきた光の量を測定する。焦点検出装置16は、交換レンズ2の光学系を通ってきた光の一部を一対のCCDラインセンサ(不図示)又は撮像素子6の所定のセンサ領域に導き、これらセンサ上に結像した2つの像の位相差を検出する。カメラ通信回路9は、交換レンズ2とのシリアル通信を行う。
被写体からの光束は、交換レンズ2の第1レンズ群19、ズームレンズ群20、フォーカスレンズ群21、及び絞り22を介してカメラ本体1側の撮影光学系13に入射する。撮影光学系13に入射した被写体からの光束は撮影光学系13に設けられたハーフミラー17に入射する。これにより光束の一部が反射されファインダー光学系を構成するプリズム14及びファインダーレンズ群15を介して撮影者が被写体を視認できるようになっている。また、撮影光学系13に入射した被写体からの光束の一部がハーフミラー17を透過して撮像素子6上に結像する。さらに、ハーフミラー17により反射されプリズム14に入射した光の一部が分岐され(図示せず)、焦点検出装置16に入射する。
焦点検出装置7は、TV−AFによる焦点検出を行う。焦点検出装置7では、撮像素子6に入射したデジタル映像信号の一画面分に含まれる高周波成分がハイパスフィルタ等を介して抽出され、これに対して累積加算の演算処理等が行われる。これにより高域側の輪郭成分量等に対応するAF評価値が算出され、コントラスト検出による焦点状態の検出が行われる。このAF評価値はカメラ制御回路3に与えられる。
電源回路10は、カメラ本体1及び交換レンズ2の各電気回路に電源を与える。設定スイッチ回路18は、撮影モードの切り替えやズーム操作等を行うためのスイッチ類により構成される。
レリーズスイッチ回路11は、不図示のレリーズボタンの半押し操作で導通するスイッチ(SW1)及び全押し操作で導通するスイッチ(SW2)により構成される。表示回路12は、撮影画像の表示や設定スイッチ回路18で設定される撮影モードや撮影条件等の表示を行うものであり、液晶、発光ダイオード、音声スピーカ等により構成される。
一方、交換レンズ2において、第1レンズ群19、光軸方向に移動して変倍を行うズームレンズ群20、撮影光学系で光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズ群21、及び絞り22が設けられている。
絞り制御回路24は、レンズCPU23からの信号に応じて絞り22の開口量を制御する。操作スイッチ25は、ズーミング、フォーカシング、絞りのマニュアル操作スイッチ及びフォーカスのオート・マニュアル切り換えの設定スイッチ等により構成される。
レンズ通信回路32は、カメラ本体1側のカメラ通信回路9を介してカメラ制御回路3とレンズCPU23との情報のやり取りをシリアル通信するとともに交換レンズ2の全体の制御を行う。
フォーカス駆動回路26は、レンズCPU23からの信号に応じてフォーカスレンズ群21を駆動する。ズームレンズ駆動回路27は、レンズCPU23からの信号に応じてズームレンズ群20を駆動する。
記憶回路31は、レンズCPU23にデータを与える又は格納するためのRAM、ROM、及びEEPROM等により構成される。また、記憶回路31には、交換レンズ2のID(製品型番やシリアル番号等)や焦点距離情報、焦点距離毎のフォーカスレンズ群21の移動量に対する像面変異量の比であるフォーカス敏感度等のデータが記憶されている。これらデータは、レンズCPU23によって必要なデータが随時読み出される。
レンズ駆動端検知回路29は、フォーカスレンズ群21の至近端或いは無限端で信号を発生する。パルス発生回路30は、フォーカスレンズ群21の移動に応じたパルスを発生し、レンズCPU23に与える。焦点距離検出回路28は、ズーム位置を検出する。
次に、図2のフローチャートを参照して、本実施形態の撮像装置の処理動作を説明する。自動焦点モードにおいて、設定スイッチ回路18からの入力を受けて電源回路10からカメラ本体1及び交換レンズ2の各電気回路に電源が与えられると、図2のフローチャートの処理動作を開始し、まずレンズの初期設定を行う(ステップS101)。
ここで、図3のフローチャートを参照して、レンズの初期設定動作について説明する。ステップS201において、カメラ制御回路3は、カメラ通信回路9及びレンズ通信回路32を介してレンズCPU23とシリアル通信を行い、記憶回路31に記憶されている交換レンズ2のID等のデータ及び撮影に必要な各種データを入手する。
上記ステップS201で入手されるレンズデータにはレンズの最大駆動量データが含まれている。ここでは、至近端から無限端まで移動可能な駆動量を示すデータがパルス数として各種データと共に交換レンズ2の記憶回路31に格納されている。
ところで、交換レンズ2は種類も多く、その種類によっては最大駆動量データを保有していないものもある。そこで、ステップS202において、上記ステップS201で入手されるレンズデータに最大駆動量データが含まれるか否かを判別する。その結果、レンズデータに最大駆動量データが含まれていれば、そのままS204へ進む。レンズデータに最大駆動量データが含まれていなければ、ステップS203において、カメラ制御回路3はカメラ制御回路3内の記憶回路から最大駆動量データを入手してからステップS204へ進む。カメラ制御回路3内の記憶回路に交換レンズ2の種類に応じた複数の最大駆動量データを予め記憶させておき、上記ステップS201で確認された交換レンズ2の種類(例えばID等によって識別する)に応じて最大駆動量データを入手するものである。
ステップS204において、カメラ制御回路3は、カメラ通信回路9及びレンズ通信回路32を介してレンズCPU23にレンズを初期位置に移動するよう指示する。これを受けて、レンズCPU23は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21を初期位置に移動させる。ここでは、初期位置として無限端位置が設定されている。フォーカスレンズ群21の移動に伴い、パルス発生回路30はパルスを発生する。
ステップS205において、カメラ制御回路3は、パルス発生回路30が発生するパルス周期が予め設定された設定値よりも長くなったか否かを判別する。パルス周期が設定値よりも長くなれば、ステップS207へ進む。パルス周期が設定値以内であれば、ステップS206へ進み、レンズ駆動端検知回路29が無限端信号を出力しているか否かを判別する。そして、無限端信号を出力していなければステップS204に戻って無限端方向への移動を続け、無限端信号を出力していればステップS207へ進む。
レンズ駆動端検知回路29により無限端信号が出力された、又は、パルス信号発生回路30により発生するパルス周期が設定値を超えた場合に、フォーカスレンズ群21が無限端に到達したと判別される。無限端となると、ステップS207において、カメラ制御回路3はフォーカスレンズ群21の駆動を停止させて初期位置出しを終了する。
ステップS208において、初期位置出し動作の終了によりパルスカウンタの内容をリセットし、図2のステップS102へ進む。
図2に説明を戻して、レリーズスイッチ回路11より不図示のレリーズボタンの半押し操作で導通するスイッチSW1の信号が入ると(ステップS102)、カメラ制御回路3は、測光回路5を作動させて交換レンズ2を介して入射する被写体の輝度の測定を行う(ステップS103)。次に、焦点検出装置7及び焦点検出装置16を作動させて焦点検出を行う(ステップS104)。
ここで、図4のフローチャートを参照して、焦点検出動作について説明する。ステップS320において、フォーカスレンズ群21を停止させた状態でAF評価値を求める。ステップS321において、後述するステップS311で記憶された前回の合焦時のAF評価値と比較し、撮影上問題となるずれがあればステップS301へ進み、撮影上問題となるずれがなければそのままリターンする。
ステップS301において、交換レンズ2の光学系を通ってきた光の一部を一対のCCDラインセンサ(不図示)又は撮像素子6の所定のセンサ領域に導き、これらセンサ上に結像した2つの像の位相差を検出する焦点検出装置16により焦点検出を行う。ステップS302において、カメラ制御回路3は、焦点検出データを用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。ステップS303において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。
ここで、図5のフローチャートを参照して、フォーカスレンズ群21の駆動動作について説明する。ステップS401において、図4のステップS302で演算されたレンズ駆動パルス(焦点検出結果をレンズ駆動量に換算した値)と交換レンズ2の記憶回路31或いはカメラ制御回路3内の記憶回路に記憶されている最大駆動量データ(最大駆動パルス)との比較を行う。その結果、レンズ駆動パルスが最大駆動パルス範囲内であれば、このレンズ駆動パルスをレンズ駆動量としてカウンタにセットして、ステップS403へ進む。レンズ駆動パルスが最大駆動パルス範囲外であれば、ステップS402へ進む。
ステップS402において、レンズ駆動パルスが最大駆動パルス範囲外のため、レンズ駆動パルスを最大駆動パルス範囲内として制限する。例えばここでは至近であれば最大駆動パルス値、無限であれば0に制限される。この最大駆動パルス範囲の制限値をレンズ駆動量としてカウンタにセットして、ステップS403へ進む。
ステップS403において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を開始するとともに、ステップS404において、レンズ駆動パルスをカウントする。
ステップS405において、カメラ制御回路3は、フォーカスレンズ群21の駆動方向が無限側から至近方向であるか否かの判別を行い、無限側から至近方向であればステップS407へ進み、至近側から無限方向であればステップS406へ進む。
フォーカスレンズ群21の駆動方向が無限側から至近方向である場合、ステップS407において、レンズ駆動パルスが発生する度にカウンタの値を加算して、ステップS408へ進む。
ステップS408において、フォーカスレンズ群21の移動により至近端に到達したときに発生する至近端信号の発生の有無を検出する。至近端信号が発生したならば、ステップS411において至近端として記憶して、ステップS418へ進む。至近端信号が発生していなければ、ステップS409へ進む。
ステップS409において、カウンタ値と最大駆動パルスとの比較を行う。その結果、カウンタ値が最大駆動パルス以上であれば、ステップS411において至近端と記憶して、ステップS418へ進む。カウンタ値が最大パルスより小さければ、ステップS416へ進む。
ステップS416において、パルス周期が設定値を超えたか否かを判定する。その結果、パルス周期が設定値を超えたならば、ステップS411において至近端として記憶して、ステップS418へ進む。パルス周期が所定値以下であれば、ステップS410へ進む。
ステップS418において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を停止する。さらに、ステップS419において、フォーカス駆動回路26を逆転させフォーカスレンズ群21を所定量戻して、終了する。
一方、フォーカスレンズ群21の駆動方向が至近側から無限方向である場合、ステップS406において、レンズ駆動パルスが発生する度にカウンタの値を減算して、ステップS412へ進む。
ステップS412において、フォーカスレンズ群21の移動により無限端に到達したときに発生する無限端信号の発生の有無を検出する。無限端信号が発生したならば、ステップS414において無限端として記憶して、ステップS420へ進む。無限端信号が発生していなければ、ステップS413へ進む。
ステップS413において、カウンタ値の正負を判別する。その結果、カウンタ値が正でなければ、ステップS414において無限端と記憶して、ステップS420へ進む。カウンタ値が正であれば、ステップS417へ進む。
ステップS417において、パルス周期が設定値を超えたか否かを判定する。その結果、パルス周期が設定値を超えたならば、ステップS414において無限端として記憶して、ステップS420へ進む。パルス周期が所定値以下であれば、ステップS410へ進む。
ステップS420において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を停止する。さらに、ステップS421において、フォーカス駆動回路26を逆転させフォーカスレンズ群21を所定量戻して、終了する。このようにフォーカスレンズ群21を所定量戻して停止させることにより、レンズの突き当たりを解消して、操作感を向上させることができる。これによりフォーカスレンズ群21の駆動量が小さくて端検知手段によるフォーカスレンズ群21の端検知が適性に行われず不要な端検出の動作を繰り返してしまう動作も回避できる。
ステップS410において、レジスタに記憶されているレンズ駆動パルスと上記カウンタのカウント値とを比較して、フォーカスレンズ群21の駆動が完了したか否かを判別する。その結果、レンズ駆動パルス分だけの駆動がなされていなければ、ステップS403に戻る。レンズ駆動パルス分だけの駆動がなされていれば、ステップS415へ進む。ステップS415において、フォーカスレンズ群21の駆動を停止し、このサブルーチンを終了して、図4のステップS304へ進む。
図4に説明を戻して、ステップS304からは山登りAFでの焦点調節を行う。ステップS304において、カメラ制御回路3は、交換レンズ2の記憶回路31に記憶されている交換レンズ2のレンズデータから微小駆動であるウォブリング量を決定する。このウォブリング量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
ステップS305において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
レンズ駆動の完了後、ステップS306において、AF評価値を演算し、カメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
次に、ステップS307において、フォーカスレンズ群21の駆動方向を決定する。この場合、1回のAF評価値しかないため駆動方向の決定ができない。そこで、ステップS308において駆動方向を反転して、ステップS304に戻り、ウォブリング量分だけフォーカスレンズ群21を反転駆動した場合の駆動量を決定する。そして、その駆動量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
そして、再度ステップS305においてレンズ駆動を行い、ステップS306においてAF評価値を求めて、駆動方向を決定する。駆動方向が決定したならば、ステップS309において、ウォブリング時のAF評価値から合焦したか否かを判定する。その結果、合焦していなければ、ステップS312において、山登りAFのための駆動量を決定し、この駆動量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してレジスタに記憶する。ステップS313において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
ステップS314において、この位置でのAF評価値を求めて記憶する。そして、ステップS315において、AF評価値が頂点を越えたか否かを判別し、頂点を越えるまでステップS312〜S315の処理動作を繰り返す。次に、ステップS316、S317において、フォーカスレンズ群21をAF評価値の頂点に駆動させる。
AF評価値が頂点に達したら、ステップS304に戻り、再度ウォブリングによるAF評価値を求める。ステップS309において、このAF評価値から合焦判定が行われる。合焦すると、ステップS310において、フォーカスレンズ群21の駆動を停止し、ステップS311において、AF評価値をカメラ制御回路3内のレジスタに記憶した後、図2のステップS105へ進む。上述の制御によりフォーカスレンズ群21の駆動量が小さくて端検知手段によるフォーカスレンズ群21の端検知が適性に行われず不要な端検出の動作が繰り返されてしまうことも回避できる。つまり、レンズが端に到達しているにもかかわらずカメラ制御回路3がレンズ位置を把握できず、レンズ駆動動作が繰り返されてしまうことも防止できる。
図2に説明を戻して、レリーズスイッチ回路11より不図示のレリーズスイッチの全押し操作で導通するスイッチSW2の信号の入力を待つ(ステップS105、S106)。スイッチSW1がオフとなるとステップS102に戻り、スイッチSW1の信号の入力を待つ。
合焦後、スイッチSW1の信号の入力がある状態でスイッチSW2の信号の入力があると、測光回路5により得られたデータにより露光を演算し(ステップS107)、絞り制御回路24を介して絞り22を制御し(ステップS108)、撮像素子6による画像の取り込みを開始する(ステップS109)。露光が完了するまで露光し(ステップS110)、現像処理を行って、カメラ制御回路3内の記録部に画像データを取り込むことで(ステップS111)、一連の撮影を終了する。
以上述べたように、レンズ駆動状態で初期位置(イニシャル位置)からの最大駆動範囲を越える駆動が行われた際には、レンズの駆動を停止し逆転することで、ウォブリングを可能とさせる所定量を戻すことができる。したがって、焦点検出動作中や撮影中でのレンズの突き当たりを解消し、操作感を向上させることができる。また、TV-AFの場合にはウォブリングを可能とさせる所定量を戻し、位相差AFの場合には、予め設定された駆動量において駆動範囲を設定しているので、各々の焦点検出方式に応じた適切なレンズ駆動範囲にできる。つまり、TV-AFによる焦点検出を行う場合には、予め設定された駆動量に基づいて、位相差AFによる焦点検出を行う場合よりもフォーカスレンズの駆動を制限するように制御することにより操作感を向上できる。
また、至近端信号や無限端信号の発生がないときでも、レンズ駆動状態で初期位置(イニシャル位置)からの最大駆動範囲を越える駆動が行われた際には、レンズの駆動を停止し逆転する。したがって、例えば駆動端信号の発生がチャタリングや接触による検知ミスに起因して発生した場合においても、レンズの突き当たりを防止することができる。
なお、最大駆動量データは、本実施の形態では至近端から無限端まで移動可能な駆動量を示すデータがパルス数として各種データと共に交換レンズ2の記憶回路31に格納されているとしたが、これに限るものではない。例えば、至近端から無限端まで移動可能な駆動量を示すデータが時間データとして各種データと共に交換レンズ2の記憶回路31に格納されているものでもよい。
(第2の実施形態)
図6のフローチャートを参照して、第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、図4に示した焦点検出動作を図6に示すように変更している。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明するとともに、同一の構成要素や処理動作には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
焦点検出動作に際して、ステップS501において、交換レンズ2又はカメラ本体1から入手される最大駆動量データの有無を確認する。その結果、最大駆動量データがあれば、ステップS320へ進む。最大駆動量データがなければ、ステップS502において、駆動範囲よりも大きな値を最大駆動量データとして記憶する。これにより、図5のステップS401において、焦点検出結果をレンズ駆動量に換算した値と、最大駆動量データ(最大駆動パルス)を比較したときに最大駆動量パルス範囲外になることがなくなる。よって、交換レンズ2又はカメラ本体1に最大駆動データがなく、駆動端検知回路29がある場合には、予め記憶された移動可能範囲内にレンズの動きを制限する制御が行われないこととなる。
次に、ステップS503において、交換レンズ2が駆動端検知回路29を持っているか否かを判別する。その結果、駆動端検知回路29があれば、ステップS320へ進み、駆動端検知回路29がなければ、ステップS504へ進む。
ステップS504において、交換レンズ2の光学系を通ってきた光の一部を一対のCCDラインセンサ(不図示)又は撮像素子6の所定のセンサ領域に導き、これらセンサ上に結像した2つの像の位相差を検出する焦点検出装置16により焦点検出を行う。ステップS505において、カメラ制御回路3は、焦点検出データを用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。ステップS506において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行い、このサブルーチンを終了する。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
ステップS320において、フォーカスレンズ群21を停止させた状態でAF評価値を求める。ステップS321において、後述するステップS311で記憶された前回の合焦時のAF評価値と比較し、撮影上問題となるずれがあればステップS301へ進み、撮影上問題となるずれがなければそのままリターンする。
ステップS301において、交換レンズ2の光学系を通ってきた光の一部を一対のCCDラインセンサ(不図示)又は撮像素子6の所定のセンサ領域に導き、これらセンサ上に結像した2つの像の位相差を検出する焦点検出装置16により焦点検出を行う。ステップS302において、カメラ制御回路3は、焦点検出データを用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。ステップS303において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
ステップS304からは山登りでの焦点調節を行う。ステップS304において、カメラ制御回路3は、交換レンズ2の記憶回路31に記憶されている交換レンズ2のレンズデータから微小駆動であるウォブリング量を決定する。このウォブリング量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
ステップS305において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
レンズ駆動の完了後、ステップS306において、AF評価値を演算し、カメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
次に、ステップS307において、フォーカスレンズ群21の駆動方向を決定する。この場合、1回のAF評価値しかないため駆動方向の決定ができない。そこで、ステップS308において駆動方向を反転して、ステップS304に戻り、ウォブリング量分だけフォーカスレンズ群21を反転駆動した場合の駆動量を決定する。そして、その駆動量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してカメラ制御回路3内のレジスタに記憶する。
そして、再度ステップS305においてレンズ駆動を行い、ステップS306においてAF評価値を求めて、駆動方向を決定する。駆動方向が決定したならば、ステップS309において、ウォブリング時のAF評価値から合焦したか否かを判定する。その結果、合焦していなければ、ステップS312において、山登りAFのための駆動量を決定し、この駆動量を用いてフォーカスレンズ群21の駆動をパルス数として演算し、レンズ駆動パルスを決定してレジスタに記憶する。ステップS313において、カメラ制御回路3は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスレンズ群21の駆動を行う。レンズ駆動動作は、図5に示したレンズ駆動サブルーチンと同様であり、ここではその説明を省略する。
ステップS314において、この位置でのAF評価値を求めて記憶する。そして、ステップS315において、AF評価値が頂点を越えたか否かを判別し、頂点を越えるまでステップS312〜S315の処理動作を繰り返す。次に、ステップS316、S317において、フォーカスレンズ群21をAF評価値の頂点に駆動させる。
AF評価値が頂点に達したら、ステップS304に戻り、再度ウォブリングによるAF評価値を求める。ステップS309において、このAF評価値から合焦判定が行われ、合焦すると、ステップS310において、フォーカスレンズ群21の駆動を停止し、ステップS311において、AF評価値をカメラ制御回路3内のレジスタに記憶した後、図2のステップS105へ進む。
以上述べたように、交換レンズ2及びカメラ本体1共に最大駆動量データを保有しておらず、駆動端検知回路29も持っていない交換レンズ2が装着された場合は、位相差による焦点検出動作のみを行い、ウォブリング等の微小駆動行わせないことで、操作感の低下を防止している。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本実施形態に係る自動焦点調節機能を有する撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の撮像装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態におけるレンズの初期設定動作について説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における焦点検出動作について説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態におけるレンズ駆動動作について説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態における焦点検出動作について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ本体
2 交換レンズ
3 カメラ制御回路
5 測光回路
6 撮像素子
7、16 焦点検出装置
9 カメラ通信回路
10 電源回路
20 ズームレンズ群
21 フォーカスレンズ群
22 絞り
23 レンズCPU
24 絞り制御回路
29 駆動端検知回路
30 パルス信号発生回路
32 レンズ通信回路

Claims (7)

  1. フォーカスレンズを駆動させて焦点検出を行う撮像装置であって、
    交換レンズとの通信により、至近側から無限側までの駆動範囲のうち予め設定されたフォーカスレンズの駆動量を取得する取得手段と、
    前記焦点調節の際にフォーカスレンズを駆動する駆動量と前記取得手段により取得した駆動量に基づいて、少なくともフォーカスレンズの駆動の停止又は駆動方向の逆転の一方を行うように制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、フォーカスレンズの駆動端を検知する駆動端検知手段による駆動端の検知がない場合でも、少なくともフォーカスレンズの駆動停止又は駆動方向の逆転の一方を行うように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 交換レンズに応じた複数の予め設定された駆動量を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記交換レンズとの通信により前記フォーカスレンズの予め設定された駆動量を取得できなかった場合に、前記記憶手段から前記フォーカスレンズの予め設定された駆動量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、フォーカスレンズの駆動を停止し、所定量だけ戻すようにフォーカスレンズを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像された信号に含まれる高域成分に基づいて合焦状態を検出する第1の焦点検出手段と、
    前記高域成分とは異なる検出信号に基づいて合焦点を検出する第2の焦点検出手段と、
    交換レンズとの通信により、至近側から無限側までの駆動範囲のうち予め設定されたフォーカスレンズの駆動量を取得する取得手段と、
    前記第1の焦点検出手段による焦点検出を行う場合には、前記取得手段により取得した駆動量に基づいて、前記第2の焦点検出手段による焦点検出を行う場合よりもフォーカスレンズの駆動を制限するように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  5. 撮像装置本体と、前記撮像装置本体に脱着可能な交換レンズとにより構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. フォーカスレンズを駆動させて焦点検出を行う撮像装置の制御方法であって、
    交換レンズとの通信により、至近側から無限側までの駆動範囲のうち予め設定されたフォーカスレンズの駆動量を取得し、
    前記焦点調節の際にフォーカスレンズを駆動する駆動量と前記取得手段により取得した駆動量に基づいて、フォーカスレンズの駆動端を検知する駆動端検知手段による駆動端の検知がない場合でも、少なくともフォーカスレンズの駆動の停止又は駆動方向の逆転の一方を行うようにフォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  7. フォーカスレンズを駆動させて焦点検出を行う撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    交換レンズとの通信により、至近側から無限側までの駆動範囲のうち予め設定されたフォーカスレンズの駆動量を取得し、
    前記焦点調節の際にフォーカスレンズを駆動する駆動量と前記取得手段により取得した駆動量に基づいて、フォーカスレンズの駆動端を検知する駆動端検知手段による駆動端の検知がない場合でも、少なくともフォーカスレンズの駆動の停止又は駆動方向の逆転の一方を行うようにフォーカスレンズの駆動を制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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