JP2001248144A - ドレーン打設船およびドレン打設船によるドレーン材打設方法 - Google Patents

ドレーン打設船およびドレン打設船によるドレーン材打設方法

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JP2001248144A
JP2001248144A JP2000057010A JP2000057010A JP2001248144A JP 2001248144 A JP2001248144 A JP 2001248144A JP 2000057010 A JP2000057010 A JP 2000057010A JP 2000057010 A JP2000057010 A JP 2000057010A JP 2001248144 A JP2001248144 A JP 2001248144A
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drain
barge
drain material
casting
driving device
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JP2000057010A
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English (en)
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Mikio Nakagawa
川 幹 雄 中
Tatsuhiko Tsuruoka
岡 龍 彦 鶴
Hirotaka Maeda
田 浩 登 前
Tei Murakami
上 禎 村
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Kajima Corp
Amano Corp
IHI Amtec Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Amano Corp
IHI Amtec Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外海において能率よくードレーンを打設する
ことができるドレーン打設船およびドレン打設船による
ドレーン材打設方法を提供する。 【解決手段】 台船先端部に複数台のドレーン材打設装
置(51)を並設し、それらの各ドレーン材打設装置
(51)は台船(50)の動揺に対して追従可能にその
下部を打設装置支持手段(12)により、またその頂部
をリーダー頂部支持手段(42)によってそれぞれ支持
し、ねじれ発生防止機能を有するドレーン材供給装置
(52)と水中でドレーン材(9)の切断を行うための
カッター昇降装置(30)とを各ドレーン材打設装置
(51)毎にそれぞれ設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングパイプ
を上下動自在に支持し、そのケーシングパイプの先端に
ドレーン材の一端を係止して水底(海底)地盤に貫入し
ドレーン材を地盤中に打設するドレーン材打設装置を台
船上に設置したファイバードレーン打設船、特に50m
級外海用のファイバードレーン打設船、およびそのファ
イバードレーン打設船によるドレーン材打設方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】環境問題は、各種土木工事に影響を及ぼ
しており、地盤改良工事施工方法においても、例えば、
サンドドレーン用にドレーン機能を有する良質の砂の入
手が、採掘規制や運搬時の問題等から厳しくなってきて
いる。
【0003】そこで、砂の代わりに環境に優しい天然繊
維材を用いるMFD(MarineFiber Dra
in)工法が、これらの諸問題を解決するために開発さ
れている。この工法は、陸上での施工実証試験等を繰り
返して開発され、近時、海上での適用が模索され、論理
上の裏付けを基に実船への適用が検討されてきている。
図30および図31には、台船50A上に2基のドレー
ン材打設装置51A、51Aを搭載し、海底にファイバ
ードレーン材を打設する従来のファイバードレーン打設
船が示されている。
【0004】また、特許第2852415号公報および
特開平10−76989号公報にドレーン打設船または
ドレーン工事用作業船が、また特公平5−38088号
公報に軟弱地盤の垂直ドレーン打設工法に関する技術が
開示されている。
【0005】しかし、上記のファイバードレーン打設船
またはその工法は、1ないし2基のファイバードレーン
材打設装置を搭載した船であり、したがって、数多くの
ファイバードレーンを所定位置に打設するには、頻繁に
船を移動する必要があって広範囲の地盤改良を行うには
能率の悪いものである。また、外海での作業に対して
は、船の動揺による海底と打設装置との相対動きに対す
る対応が配慮されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、外
海において能率よくドレーン材を打設することができる
ドレーン打設船およびドレン打設船によるドレーン材打
設方法を提供することを目的としている。
【0007】特に、同時に複数位置にドレーン材を打設
でき、かつ打設装置へのドレーン材の供給がスムースに
行えて能率が良い。海底と打設装置との相対動き、ある
いは船の動揺に対応でき、外海での作業が可能である。
ドレーン材を海中で切断でき、ドレーン材の使用効率が
良い。といった優れた機能を有するドレン打設船による
ドレーン材打設方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドレーン打設船
は、ケーシングパイプを上下動自在に支持し、そのケー
シングパイプの先端にドレーン材の一端を係止して水底
地盤に貫入しドレーン材を地盤中に打設するドレーン材
打設装置を台船上に設置したドレーン打設船において、
台船にドレーン材打設装置を設置し、ドレーン材打設装
置は下部を打設装置支持手段によりまたその頂部をリー
ダー頂部支持手段によって台船の動揺に対して追従可能
に支持している。
【0009】前記台船としては、十分な強度を有する平
甲板型非自航台船であるのが好ましく、鋼製箱台船上に
ドレーン材打設装置を工区環境線に沿って目一杯に打設
できるように台船のできるだけ先端部に設置する。ま
た、ドレーン材打設装置は、油圧駆動による静的貫入方
式とするのが好ましく、ケーシングパイプは貫入・引き
抜きの抵抗を減らすため極力小径とするのが好ましい。
【0010】そして、台船上に複数のウインチを設置
し、一端を固定点に固着した複数のワイヤの他端をそれ
らのウインチによって伸縮して台船を前後左右方向に転
船する台船移動装置を有している。
【0011】また、前記ドレーン材打設装置をケーシン
グパイプを内部に挿入した筒状のリーダーと、その下方
に介装したケーシングパイプを把持するチャックユニッ
トおよびケーシングパイプを上下方向に駆動するドライ
ブユニットとで構成し、台船上に打設装置支持手段を介
して立設している。
【0012】そして、ドレーン材供給装置がドレーン材
の繰り出し長さを計測するカウンターと、ドレーン材が
たるむのを防止するたるみ取り装置と、ドレーン材のね
じれを防止するねじれ発生防止装置とを備えている。
【0013】また、前記打設装置支持手段を前記ドレー
ン材打設装置の下端面にキャスターを取り付けて台船の
架台上を転動可能とし台船の動揺に対して追従可能に構
成している。
【0014】または、前記打設装置支持手段を前記ドレ
ーン材打設装置の下端面と台船の架台との間に球軸受を
介装し台船の動揺に対して追従可能に構成している。
【0015】さらに、前記ドレーン材打設装置と台船間
をターンバックルを介装したワイヤで互いに繋着し前記
打設装置支持手段によってドレーン材打設装置が台船か
ら飛び上がるのを防止する飛び上がり防止装置を設けて
いる。
【0016】または、前記ドレーン材打設装置と台船間
を長さ調整機構を有するテンションロッドで互いに係着
し前記打設装置支持手段によってドレーン材打設装置が
台船から飛び上がるのを防止する飛び上がり防止装置を
設けている。
【0017】あるいは、前記ドレーン材打設装置と台船
間に伸縮可能なシリンダーを介装し前記打設装置支持手
段によってドレーン材打設装置が台船から飛び上がるの
を防止する飛び上がり防止装置を設けている。
【0018】前記リーダー頂部支持手段は、リーダー頂
部とバックステーとを上下方向に相対移動可能な係止具
を介して係止している。
【0019】または、前記リーダー頂部支持手段は、リ
ーダー頂部とバックステーとの間に弾性体を介装し、か
つ長孔を有するアイプレートで相対移動可能に係着して
いる。
【0020】前記カッター昇降装置は、流体圧で伸縮す
るシリンダで作動するカッターをワイヤで懸吊し、その
ワイヤを滑車を介して伸縮してカッターを昇降し、前記
シリンダはフレキシブルホースを介して連結している。
【0021】本発明のドレーン打設船によるドレーン打
設方法は、台船上にケーシングパイプを上下動自在に支
持し、そのケーシングパイプの先端にドレーン材の一端
を係止して水底地盤に貫入しドレーン材を地盤中に打設
するドレーン材打設装置を設置したドレン打設船による
ドレーンの打設方法おいて、台船を所定位置に係留して
ドレーン材、ケーシングパイプ、カッター等を所定位置
にセットする準備工程と、ドレーン材打設装置によって
まずケーシングパイプを水底まで降下させ続いてカッタ
ー昇降装置によりカッターを水底まで降下させてからケ
ーシングパイプを所定位置まで地盤中に貫入しドレーン
材を地盤中に定着させる貫入工程と、一旦ケーシングパ
イプを水底まで引上げてカッターによりドレーン材を切
断しケーシングパイプおよびカッターを台船上に引上げ
アンカーピースを取り付ける引上げ工程と、次の打設位
置へ移動する転船工程とを有している。
【0022】したがって、本発明によれば、台船先端部
に並設された複数のドレーン材打設装置によって同時に
複数のドレーン材を打設することができる。また、それ
らの各ドレーン材打設装置はそれぞれカウンター、たる
み取り装置およびねじれ発生防止装置を含むドレーン材
供給装置を備えており、能率良く作業することができ
る。
【0023】そして、各ドレーン材打設装置は下部を打
設装置支持手段、頂部をリーダー頂部支持手段によって
台船の動揺に対して追従可能に支持されており、外海で
の施工に対応している。また、この打設装置支持手段に
よって許容される相対動きは、水平方向のみ自由度を有
し、飛び上がり防止装置により飛び上がりが防止されて
いるので安全である。
【0024】さらに、各ドレーン材打設装置にはそれぞ
れカッター昇降装置が備えられ、カッターを降下させて
ドレーン材を水中で切断するのでドレーン材の使用効率
が向上する。そして、台船上には台船移動装置を有して
おり、容易に次の打設位置に転船することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1および図2において、台船50
上には、その先端部に沿って並んで立設されている支持
やぐら41に、複数(図示例では12基)のドレーン材
打設装置51が支持されて設けられている。そして、各
ドレーン材打設装置51の後方には、それぞれ後記する
ドレーン材供給装置52が設けられている。なお、符号
Dは、ドレーン材置場を示している。
【0026】図3に示すように台船50の甲板上には、
台船移動装置54として、複数(図示例では6基)のウ
インチ55a〜55fが設けられ、それらのウインチ5
5からそれぞれワイヤ56が図示しない固定点までに張
られている。
【0027】ウインチ55a〜55dからの各ワイヤ5
6、56、・・・は、台船50の4隅を経由し、左右の
ワイヤ56は互いに交叉して台船軸線に対し斜め前方お
よび後方に向け張られている。したがって、ウインチ5
5を左舷2基(55a、55c)と右舷2基(55b、
55d)とを互いに逆向きに運転することで台船50を
左右方向Yに、前部2基(55a、55b)と後部2基
(55c、55d)とを互いに逆向きに運転することで
前後方向Xに転船することができる。
【0028】図4に示すように、ドレーン材打設装置5
1は、台船50上に固設された架台13上に打設装置支
持手段12を介して後記するように水平方向に移動可能
に支持され、ケーシングパイプ2を打設時に海底と台船
50の相対移動に対して追従できるように構成されてい
る。そして、下方からケーシングパイプ2を上下方向に
駆動するドライビングユニット4、ケーシングパイプ2
をチャッキングするチャックユニット3とが介装されて
おり、その上部にはケーシングパイプ2を内部に支持す
る筒状のリーダー1が立設されている。
【0029】図5をも参照し、ドレーン材供給装置52
の構成を説明する。ドレーン材パレット10内に折り畳
まれたドレーン材9は、立設されているねじれ発生防止
装置8からブレーキユニット11を経てドレーン材たる
み取り装置7に供給されている。ブレーキユニット11
は、ドレーン材9の継ぎ作業および緊急時のストップ用
に設けられており、また、ドレーン材たるみ取り装置7
は、調整ウエイト17とウインチ18とで構成され、ド
レーン材9に適正な張力を与えており、ケーシングパイ
プ2を引き上げた時にそのたるみを調整する。
【0030】そして、カウンター6で繰り出し長さがカ
ウントされ、リーダー1に沿って設けられた風防トラン
ク5内を通ってリーダー1頂部からケーシングパイプ2
に供給されている。なお、符号15は、ドレーン材置場
Dから、パレット10の置場まで運搬するためのクレー
ンを示している。
【0031】次に、図6および図7に、打設装置支持手
段12および12Aの2実施形態が示されている。図6
に示す打設装置支持手段12は、ドレーン材打設装置5
1下端のドライビングユニット4の底面に複数のキャス
ター22が設けられ、架台13上面を水平方向に移動可
能に構成されている。なお、符号21は移動可能域を規
制するストッパーである。
【0032】また、図7に示す打設装置支持手段12A
では、架台13上に球軸受22Aが設けられ、その上に
ドライビングユニット4底面が載せられてドレーン材打
設装置51が水平方向に移動可能に構成されている。
【0033】図8から図10には、飛び上がり防止装置
53、53A、53Bの各実施形態が示されている。図
8に示す飛び上がり防止装置53は、ドレーン材打設装
置51側のチャックユニット3上端部と架台13上面端
部とが、長さ調整可能なターンバックル23が介装され
た複数のワイヤ24で連結され、前記打設装置支持手段
12(A)による水平移動は許容し、架台13から離れ
て飛び上がるのを防止するように構成されている。
【0034】また、図9の飛び上がり防止装置53A
は、同様に、ターンバックル23Aが介装された複数の
テンションロッド24Aで連結され、前記打設装置支持
手段12(A)による架台13から飛び上がるのを防止
するように構成されている。
【0035】そして、図10の飛び上がり防止装置53
Bは、ドレーン材打設装置51側のドライブユニット4
と架台13上面端部とが伸縮可能な複数のシリンダ23
Bを介装して連結されており、同様に飛び上がりが防止
されている。
【0036】図11〜図14には、リーダー頂部支持手
段42、42Aの2実施形態が示されている。図11に
示すリーダー頂部支持手段42では、支持やぐら41の
バックステー41aに上下方向の溝(または長孔)g
1、g1が対向して設けられた突起部44(図13参
照)が固着されており、また、リーダー1にも上下方向
の溝(または長孔)g2を有する突起部45(図14参
照)が設けられている。そして、それらの溝g1とg2
とに係合する突起43aと43bとを有する係止具43
が介装され、バックステー41aとリーダー1とが上下
方向に相対移動可能に係止されている。
【0037】図15および図16に示すリーダー頂部支
持手段42Aは、支持やぐら41のバックステー41a
に一端が固着されたブラケット46の他端側の2叉部に
リーダー1が挟み込まれ、弾性体47が介装されて自由
度を有して支持されている。そして、図17に示すよう
に、ブラケット46に固着されたアイプレート46sの
長穴hにピンpを用いてリーダー1に固着されたステイ
1sが係止され、リーダー頂部が相対移動可能に支持さ
れている。
【0038】図18〜図20には、カッター昇降装置3
0が示されている。図18に示すように、前記架台13
の打設装置支持手段12取付け面に対向する下面には、
カッター昇降装置30が設けられ、水中カッター14が
懸吊されている。水中カッター14は、図19および図
20に詳細を示すように、ドレーン材9を囲んで設けら
れた枠体14aにエアシリンダー14cで作動するカッ
ター刃14bが1対、ドレーン材9を挟み対向して設け
られている。
【0039】枠体14aには、滑車32が取り付けら
れ、架台13下面に取り付けられた滑車31からワイヤ
33で懸吊されており、ワイヤ33の他端を図示してな
いウインチで伸縮することで水中カッター14が昇降す
る。なお、符号35は、エアシリンダー14cに送気す
るフレキシブルホース、34は同用のテンション付きリ
ールを示している。
【0040】次に、図21〜図29を参照して上記のフ
ァイバードレン打設船によるドレーン材打設方法を説明
する。まず、図21に示す準備工程では、台船50を所
定位置に係留してアンカープレート19付きのドレーン
材9、ケーシングパイプ2、およびカッター14等を所
定位置にセットする。図22は、ドレーン材打設装置5
1による貫入開始状態を示し、まずケーシングパイプ2
を水底Bまで降下させる。続いてカッター昇降装置30
によってカッター14を水底Bまで降下させ(図2
3)、図24に示すようにケーシングパイプ2を所定位
置まで地盤中に貫入してドレーン材9を地盤中に定着さ
せる(貫入工程)。
【0041】引上げ工程は、一旦ケーシングパイプ2を
水底Bまで引上げ(図25)、カッター14によってド
レーン材9を切断し(図26)、ケーシングパイプ2お
よびカッター14を台船50上に引上げ(図27)、ド
レーン材9先端にアンカーピース19を取り付ける(図
28)。そして、図29に示す転船工程では台船移動装
置(54)によって次の打設位置へ移動する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように構成された本発明の
効果を以下に記す。 (1) 台船先端部に並設された複数のドレーン材打設
装置によって同時に複数のドレーン材を水底に打設する
ことができ作業能率が向上する。 (2) 各ドレーン材打設装置には、それぞれカウンタ
ー、たるみ取り装置およびねじれ発生防止装置を含むド
レーン材供給装置が備えられ、能率良く作業することが
できる。 (3) 各ドレーン材打設装置は下部を打設装置支持手
段、頂部をリーダー頂部支持手段によって自由度を有し
て支持され、台船の動揺に対して追従可能で、外海での
施工に対応している。また、打設装置支持手段による相
対動きは水平方向のみ自由度を有し、飛び上がり防止装
置で飛び上がりが防止されているので安全である。 (4) 各ドレーン材打設装置にはそれぞれカッター昇
降装置が備えられ、カッターを降下させてドレーン材を
水中で切断することでドレーン材の使用効率が向上す
る。 (5) 台船上には台船移動装置を有し、容易に次の打
設位置に転船することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイバードレーン打設船の一実施形
態を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】台船移動装置を示す平面図。
【図4】ドレーン材打設装置を示す側面図。
【図5】ドレーン材供給装置を示す側面図。
【図6】打設装置支持手段の一実施形態を示す側面図。
【図7】打設装置支持手段の別の実施形態を示す側面
図。
【図8】打設装置飛び上がり防止装置の一実施形態を示
す側面図。
【図9】打設装置飛び上がり防止装置の別の実施形態を
示す側面図。
【図10】打設装置飛び上がり防止装置のさらに別の実
施形態を示す側面図。
【図11】リーダー頂部支持手段の一実施形態を示す水
平断面図。
【図12】図11の部分詳細図。
【図13】図12のA−A断面図。
【図14】図12のB−B断面図。
【図15】リーダー頂部支持手段の別の実施形態を示す
側面図。
【図16】図15の上面図。
【図17】図16の矢視詳細図。
【図18】カッター昇降装置を示す側面図。
【図19】図18の要部詳細図。
【図20】図19の水平断面図。
【図21】ドレーン材打設工法の準備工程を示す図。
【図22】貫入開始の状態を示す図。
【図23】カッター降下の状態を示す図。
【図24】貫入した状態を示す図。
【図25】引き抜き開始の状態を示す図。
【図26】ドレーン材水中切断の状態を示す図。
【図27】ケーシングとカッターとを上昇した状態を示
す図。
【図28】アンカーピース取り付け状態を示す図。
【図29】転船工程を示す図。
【図30】従来のファイバードレーン打設船を示す側面
図。
【図31】図30の平面図。
【符号の説明】
1・・・リーダー 2・・・ケーシングパイプ 3・・・チャックユニット 4・・・ドライブユニット 6・・・ドレーン材カウンター 7・・・ドレーン材たるみ取り装置 8・・・ねじれ発生防止装置 9・・・ドレーン材 12、12A・・・打設装置支持手段 13・・・架台 14・・・水中カッター 22・・・キャスター 22A・・・球軸受 23、23A・・・ターンバックル 30・・・カッター昇降装置 31、32・・・滑車 33・・・ワイヤ 35・・・フレキシブルホース 41・・・支持やぐら 42、42A・・・リーダー頂部支持手段 43・・・係止具 47・・・弾性体 50・・・台船 51・・・ドレーン材打設装置 52・・・ドレーン材供給装置 53、53A、53B・・・飛び上がり防止装置 54・・・台船移動装置 55・・・ウインチ 56・・・ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596048020 株式会社アマノ 広島県尾道市東尾道4番地1 (72)発明者 中 川 幹 雄 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 鶴 岡 龍 彦 東京都八王子市絹ケ丘3−22−5 (72)発明者 前 田 浩 登 兵庫県相生市佐方一丁目1−21 (72)発明者 村 上 禎 兵庫県明石市大久保町ゆりのき通一丁目1 番1号 イーストスクエア4番館205号 Fターム(参考) 2D043 DA09 DC07 DC09 DC11 DC19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングパイプを上下動自在に支持
    し、そのケーシングパイプの先端にドレーン材の一端を
    係止して水底地盤に貫入しドレーン材を地盤中に打設す
    るドレーン材打設装置を台船上に設置したドレーン打設
    船において、台船にドレーン材打設装置を設置し、ドレ
    ーン材打設装置は下部を打設装置支持手段によりまたそ
    の頂部をリーダー頂部支持手段によって台船の動揺に対
    して追従可能に支持していることを特徴とするドレン打
    設船。
  2. 【請求項2】 台船上に複数のウインチを設置し、一端
    を固定点に固着した複数のワイヤの他端をそれらのウイ
    ンチによって伸縮して台船を前後左右方向に転船する台
    船移動装置を有している請求項1に記載のドレーン打設
    船。
  3. 【請求項3】 前記ドレーン材打設装置をケーシングパ
    イプを内部に挿入した筒状のリーダーと、その下方に介
    装したケーシングパイプを把持するチャックユニットお
    よびケーシングパイプを上下方向に駆動するドライブユ
    ニットとで構成し、台船上に打設装置支持手段を介して
    立設している請求項1または2に記載のドレーン打設
    船。
  4. 【請求項4】 ドレーン材供給装置がドレーン材の繰り
    出し長さを計測するカウンターと、ドレーン材がたるむ
    のを防止するたるみ取り装置と、ドレーン材のねじれを
    防止するねじれ発生防止装置とを備えている請求項1か
    ら3までのいずれかに記載のドレーン打設船。
  5. 【請求項5】 前記打設装置支持手段を前記ドレーン材
    打設装置の下端面にキャスターを取り付けて台船の架台
    上を転動可能とし台船の動揺に対して追従可能に構成し
    ている請求項1から4までのいずれかに記載のドレーン
    打設船。
  6. 【請求項6】 前記打設装置支持手段を前記ドレーン材
    打設装置の下端面と台船の架台との間に球軸受を介装し
    台船の動揺に対して追従可能に構成している請求項1か
    ら4までのいずれかに記載のドレーン打設船。
  7. 【請求項7】 前記ドレーン材打設装置と台船間をター
    ンバックルを介装したワイヤで互いに繋着し前記打設装
    置支持手段によりドレーン材打設装置が台船から飛び上
    がるのを防止する飛び上がり防止装置を設けている請求
    項5または6に記載のドレーン打設船。
  8. 【請求項8】 前記ドレーン材打設装置と台船間を長さ
    調整機構を有するテンションロッドで互いに係着し前記
    打設装置支持手段によりドレーン材打設装置が台船から
    飛び上がるのを防止する飛び上がり防止装置を設けてい
    る請求項5または6に記載のドレーン打設船。
  9. 【請求項9】 前記ドレーン材打設装置と台船間に伸縮
    可能なシリンダーを介装し前記打設装置支持手段により
    ドレーン材打設装置が台船から飛び上がるのを防止する
    飛び上がり防止装置を設けている請求項5または6に記
    載のドレーン打設船。
  10. 【請求項10】 前記リーダー頂部支持手段は、リーダ
    ー頂部とバックステーとを上下方向に相対移動可能な係
    止具を介して係止している請求項1から9までのいずれ
    かに記載のドレーン打設船。
  11. 【請求項11】 前記リーダー頂部支持手段は、リーダ
    ー頂部とバックステーとの間に弾性体を介装し、かつ長
    孔を有するアイプレートで相対移動可能に係着している
    請求項1から9までのいずれかに記載のドレーン打設
    船。
  12. 【請求項12】 前記カッター昇降装置は、流体圧で伸
    縮するシリンダで作動するカッターをワイヤで懸吊し、
    そのワイヤを滑車を介して伸縮してカッターを昇降し、
    前記シリンダはフレキシブルホースを介して連結してい
    る請求項1から11までのいずれかに記載のドレーン打
    設船。
  13. 【請求項13】 台船上にケーシングパイプを上下動自
    在に支持し、そのケーシングパイプの先端にドレーン材
    の一端を係止して水底地盤に貫入しドレーン材を地盤中
    に打設するドレーン材打設装置を設置したドレン打設船
    によるドレーンの打設方法おいて、台船を所定位置に係
    留してドレーン材、ケーシングパイプ、カッター等を所
    定位置にセットする準備工程と、ドレーン材打設装置に
    よってまずケーシングパイプを水底まで降下させ続いて
    カッター昇降装置によりカッターを水底まで降下させて
    からケーシングパイプを所定位置まで地盤中に貫入しド
    レーン材を地盤中に定着させる貫入工程と、一旦ケーシ
    ングパイプを水底まで引上げてカッターによりドレーン
    材を切断しケーシングパイプおよびカッターを台船上に
    引上げアンカーピースを取り付ける引上げ工程と、次の
    打設位置へ移動する転船工程とを有していることを特徴
    とするドレーン打設船によるドレーンの打設方法。
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