JP2001243589A - 車両状態測定記憶利用システム - Google Patents

車両状態測定記憶利用システム

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JP2001243589A
JP2001243589A JP2000057357A JP2000057357A JP2001243589A JP 2001243589 A JP2001243589 A JP 2001243589A JP 2000057357 A JP2000057357 A JP 2000057357A JP 2000057357 A JP2000057357 A JP 2000057357A JP 2001243589 A JP2001243589 A JP 2001243589A
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vehicle
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measurement
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一郎 ▲吉▼田
Ichiro Yoshida
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定した車両の重量やサイズを必要時に利用可
能な車両状態測定記憶利用システムを提供する。 【解決手段】サイズ重量測定器6で測定した積載物10
aを含む車両10のサイズ及び重量を測定し、測定結果
を外部通信機4から送信する。電子ナンバープレート2
1の通信部21aでこの測定結果を受信し、サイズ重量
記憶部21bに記憶する。入力部29から経路探索要求
が入力された場合には、サイズ重量記憶部21bに記憶
された測定結果を通信部21aと外部通信機4との無線
通信を介して事務所PC8へ送信する。事務所PC8で
は、測定結果を加味して通行可能な経路を探索し、探索
結果の経路情報を外部通信機4及び通信部21aを介し
てデータ処理器23へ送信する。データ処理器23は受
信した経路情報を表示器25に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】車両の重量やサイズを測定
し、その測定結果を車両側で記憶し、その記憶した測定
結果を要求に応じて利用可能な車両状態測定記憶利用シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運送業者の事業所等で貨物自
動車等の車両の重量を測定し、この測定結果から積載物
の重量を算出して記録することで車両の積載状態を管理
するシステムが知られている。このようなシステムは、
車両の重量を測定して、積載物の重量を求め、この積載
物の重量が、その積載物を積載する車両の最大積載量を
越えていないかを測定することで未然に事故を防止した
り、顧客等から依頼のあった貨物の重量を積載物の重量
から求め、請求金額を算定するためなどに用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように測
定した重量は、その測定装置の設置された事業所で記録
管理されていた。そのため、記録した重量を他で利用し
たい場合には、測定した事業所に問いあわせる必要があ
る。
【0004】例えば、事業所Aで貨物を乗せ、事業所B
までの経路で貨物の一部を下ろした場合に、この下ろし
た貨物の重量を求めるには、事業所Aでの車両の重量
と、事業所Bでの車両の重量の差を求める必要がある。
また同様に事業所Aと事業所Bの間で貨物を積んだ場合
にも、この積んだ貨物の重量を求めるためには、事業所
Bでの車両の重量と、事業所Aでの車両の重量の差を求
める必要がある。
【0005】しかし、この差を求めるためには、事業所
Aで測定した重量を事業所Bで知る必要がある。そのた
め、電話やFAXで事業所Bから事業所Aに問い合わせ
たり、測定した重量をいちいち紙に写すなどして車両に
積んでおかなければならなかった。
【0006】このように、測定した車両の重量を利用し
たい場合に、電子的にすぐに取り出せないという問題が
ある。また、このような問題は車両の重量のみならず車
両のサイズにおいても同様に存在する。そこで本発明
は、測定した車両の重量やサイズを必要時に利用可能な
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
問題点を解決するためになされた請求項1に記載の車両
状態測定記憶利用システムは、測定装置と車両側装置と
外部装置とからなる。測定装置は、車両のサイズまたは
重量の少なくともいずれか一方を測定し、その測定結果
を、車両側装置に送信する。一方、車両側装置は、受信
した測定結果を記憶しておく。そして、車両側装置は、
車両側装置の内部あるいは外部から発生した処理要求に
応じて、記憶した測定結果を車両の外部にある外部装置
に送信する。なお、車両のサイズまたは重量は、積載物
の重量あるいはサイズも含む。そして、このサイズに
は、例えば、車高、車幅、車長等を含む。また、外部装
置は、車両の外部に存在するか、車両の外部に持ち出し
可能な装置である。車両の外部に持ち出し可能な装置と
は、具体的には、人が自由に持ち運びできる装置をい
う。
【0008】このように測定結果を車両側装置に記憶し
ておき、車両側装置の内部あるいは外部から発生した測
定結果送信要求に応じて出力可能とすることで、外部装
置で測定結果を利用することができる。つまり、測定器
がその場に無くても測定した結果を知ることができる。
従って、測定結果をいちいち測定した事業所等に問い合
わせる必要も無くなり、紙に写したりする必要もない。
【0009】特に、請求項2に示すように、測定結果送
信要求は外部装置から入力されるとよい。このようにす
れば、外部装置は、測定結果を利用して所定の処理を行
う必要のある時に、測定結果を得ることができる。例え
ば、営業所が複数ある場合に、運送前の営業所で測定し
た結果を車両側装置に記憶しておき、運送途中の営業所
の測定装置に組み込まれた外部装置で測定結果送信要求
を車両側装置に出力することにより、車両側装置に記憶
された運送前の営業所での測定結果を得ることができ
る。つまり外部装置は、測定結果送信要求を出力し、車
両側装置から測定結果を得て、「所定の処理」として測
定装置の測定した結果とこの測定結果の差を取る処理を
行うことで、その営業所間での積載物の重量やサイズの
変化量を容易に求めることができる。このようにすれ
ば、容易に経路上での積載物の重量の変化量を求めるこ
とができる。
【0010】また、所定の要求を車両側装置の内部から
入力する場合には、車両側装置内部の処理の結果として
測定結果送信要求を入力してもよいが、請求項3に示す
ように、車両内から測定結果送信要求を入力するための
要求入力手段を備えるとよい。要求入力手段としては、
例えば、搭乗者の意志を入力するためのスイッチ等や、
エンジン等の車両の状態や貨物の積載状態などを検知し
て入力するセンサ等が挙げられる。
【0011】なお、測定装置の測定結果は、車両側装置
で記憶するだけでなく、請求項4に示すように事務所側
で記録するとよい。このようにすれば、運行状況を管理
したり、事務所側で記録した測定結果と新たな測定結果
とを比較することで車両の重量やサイズの変化量を求め
ることが容易にできる。
【0012】また、請求項5に示すように、外部装置の
所定の処理によって得られた処理結果を再度車両側装置
に送信して、車両側装置でその処理結果を利用した処理
を行ってもよい。このようにすれば、送信した測定結果
を外部で処理し、その処理によって得られた処理結果を
利用した処理を、車両側装置で行うことができる。よっ
て、測定結果に関する処理を、車両側装置と外部装置で
分担して行うことができる。
【0013】このように、重量やサイズの測定結果を車
両とともにある車両側装置に記憶し、車両側装置にその
測定結果を要求することで、測定結果を適宜取り出して
処理に利用することができる。そのため、このシステム
は様々な用途で利用することが可能である。
【0014】例えば、請求項6に示すようにすれば、車
両の重量・サイズを加味して経路探索を行い探索した経
路を表示させることができる。例えば、車高について制
限があるトンネルや、重量制限のある橋梁などを経路に
組み入れないようにすることができる。そのため、車両
の運転者が探索された経路の表示を見れば、車両の重量
やサイズを加味した経路を知ることができる。よって、
車両の重量やサイズに応じて、通行制限がある道路を避
けて運転することができる。そのため、運転者は、より
安全に運転をすることができる。
【0015】また、経路探索を外部装置で行うため、例
えば、一般的なナビゲーション装置のように、経路デー
タを記録した記録媒体を読み取る読取装置や経路データ
から最適経路を探索するための高速な処理装置等を必要
としないためその分のコストが車両側装置にかからな
い。
【0016】なお、目的地は、外部装置が記憶していて
もよいし、経路探索要求に含むようにして車両側から送
信してもよい。また、目的地は複数あってもよい。さら
に、積載物を下ろす場所とその重量が分かっていればそ
れらを加味して経路を探索してもよい。一方、経路探索
の始点である出発地は、測定装置のある位置でもよい
し、外部装置の位置でもよいし、予め設定されて位置で
もよい。これらに応じて経路探索を行う。
【0017】こうして表示された経路に従って車両を走
行させることで、車両のサイズや重量に関して通行制限
のある経路を通る可能性が少なくなる。しかし、このよ
うな経路探索を行わない場合や、例えば、工事などで通
行制限が臨時に変更される場合には、運転者が気づかず
に通行してしまう可能性がある。
【0018】そこで、請求項7に示すように、外部装置
で受信した測定結果が通行制限範囲であるか否かを判定
し、通行制限範囲である場合には警報を報知するとよ
い。通行制限範囲としては、例えば、車両の重量とサイ
ズに関するものがある。例えば、重量が4tを越える車
両、車幅が2mを越える車両などである。またこれらの
通行制限条件の組み合わせでもよい。例えば、車幅が2
mを越えるか重量が4tを越えることを通行制限範囲と
する等である。このような警告の報知を、通行制限のあ
る道路の手前で行えば、運転者は通行制限範囲である可
能性があることを知ることができ、運転者の不注意によ
る標識の見落とし等による事故を未然に防ぐことができ
る。また工事等で臨時に通行制限される場合など、標識
を見落とし易い場合には特に有効である。この警告の報
知は、例えば、警告音や、警告ランプ、警告表示等で行
う。そして、このような警告の報知は、例えば、その通
行制限を示す標識の近辺で行うとよい。このようにすれ
ば、標識を見ることでその警報内容をさらに理解しやす
くなる。
【0019】なお、この場合、測定結果送信要求は、車
両側装置から入力してもよいし、外部装置から入力して
もよい。車両側装置から入力する場合には、例えば、常
に測定結果を車両側装置から送信するようにすればよ
い。一方、外部装置から入力する場合には、外部装置が
測定結果を必要とする時にのみ車両側装置は測定結果を
送信すればよいので、車両側装置の負担が軽減される。
【0020】そして、このような警告の報知は、請求項
8のように、車両側装置から行ってもよい。なお、この
報知は、運転者が認識可能なように行う。このようにす
れば、運転者は警告を知ることができる。なお、通行制
限情報は、通行制限範囲である旨の情報でもよいし、よ
り詳細な通行制限の内容を含むものでもよい。
【0021】以上のように車両側装置、測定装置、外部
装置間で通信を行う場合には無線によって通信を行うと
よい。そして、車両側装置の通信は、請求項9に示すよ
うに、ナンバープレートに設置された通信装置によって
行うとよい。ナンバープレートは車両の前方及び後方か
ら見通しのよい位置に取り付けられるのが一般的である
ため、車両装置が通信を行う際に、より安定した通信を
行うことができる。そして、通信装置を設置するナンバ
ープレートは、例えば車両の前方に取り付けられている
ものでもよいし、その他の位置に取り付けられているも
のでもよい。特に後方に取り付けられているナンバープ
レートはその取り付け位置が決められている場合があ
り、このように位置が決められている場合には、その位
置に合わせて外部装置の送受信部等を設置することで、
より安定した通信を行うことができる。なお、外部装置
と車両側装置の通信において、車両側装置が外部装置か
ら設定距離以内にならないと通信しないようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。
【0023】図1に、車両状態測定記憶利用システム1
の構成を示す。図1(a)は、車両状態測定記憶利用シ
ステム1のブロック図、図1(b)は車両状態測定記憶
利用システム1で車両10の重量及びサイズを測定する
様子を示す説明図である。車両状態測定記憶利用システ
ム1は、車載システム2、外部通信機4、サイズ重量測
定器6、事務所PC8を備える。車載システム2と外部
通信機4の間は無線によって通信可能であり、外部通信
機4、サイズ重量測定器6、事務所PC8の間は、ネッ
トワークで接続され、相互に情報の通信が可能である。
【0024】車載システム2は、車両10に搭載されて
いる。また、サイズ重量測定器6は、路面に設置されて
おり、積載物10aを含む車両10の重量とサイズ(以
下、断りなく「車両の重量」または「車両のサイズ」と
記載の箇所は、積載物がある場合には積載物の重量また
は積載物のサイズを含む。)を測定する。そして、その
測定結果を外部通信機4を介して車載システム2に送る
とともに、事務所PC8に送る。事務所PC8は、事務
所に設置されたPC(パーソナルコンピュータ)であ
り、車両の運行状態の管理や、経路探索処理を行うため
の各種データベースを備える。
【0025】車載システム2は、電子ナンバープレート
21、データ処理器23、表示器25、通信器27、入
力部29を備える。電子ナンバープレート21は、図示
しないCPU、ROM、RAM、I/O、タイマ等を備
えるコンピュータシステムであり、外部通信機4と無線
通信を行う通信部21a、通信部21aから受信した測
定結果を記憶するRAM領域であるサイズ重量記憶部2
1b、車両番号(ナンバー)を記憶したROM領域であ
る車両番号記憶部21cを備える。サイズ重量記憶部2
1bには、通信部21aを介してサイズ重量測定器6か
ら受信したサイズ及び重量を入力して記憶する。そし
て、サイズ重量記憶部21bに記憶された測定結果は、
車載システム2の内部あるいは通信部21aを介して外
部から測定結果送信要求があった場合に出力される。ま
た、車両番号記憶部21cに記憶された車両10の車両
番号は、サイズ重量記憶部21bの場合と同様に内部あ
るいは外部からの車両番号送信要求があった場合に出力
される。
【0026】このようにサイズ重量測定器6で車両10
の重量を測定して、その測定結果を車載システム2の電
子ナンバープレート21等に記憶する処理を図2に示
す。図2の左側のフローチャートは、サイズ重量測定器
6の測定処理を示す。一方、図2の右側のフローチャー
トは、電子ナンバープレート21の測定結果受信記憶処
理を示す。図2の左右方向の中央部分の矢印は、サイズ
重量測定器6と電子ナンバープレート21との間の信号
やデータの流れを示す。
【0027】S110では、車両がサイズ重量測定器6
上にあるか否かを判定する。車両がサイズ重量測定器6
上にある場合は(S110:YES)、S120へ移行
し、車両がサイズ重量測定器6上にない場合には(S1
10:NO)、S110の処理を繰り返す。なお、車両
がサイズ重量測定器6上にあるか否かは、サイズ重量測
定器6の重量検知機の信号によって行われる。
【0028】S120では、車両にポーリング信号を送
信する。車両の電子ナンバープレート21は、ポーリン
グ信号を受信したか否かを判定する(S310)、ポー
リング信号が受信しない場合には(S310:NO)、
受信するまでS310を実行する。一方、ポーリング信
号を受信した場合は(S310:YES)、応答信号を
送信する。
【0029】サイズ重量測定器6は、応答信号を受信し
たか否かを判定し(S130)、所定時間経過しても応
答信号を受信しない場合には(S130:NO)、処理
を終了し、応答信号を受信した場合には(S130:Y
ES)、S140へ移行する。そして、S140では、
車両番号読み出し信号を送信する。
【0030】電子ナンバープレート21は、車両番号読
み出し信号を受信したか否かを判定し、所定時間経過し
ても車両番号読み出し信号を受信しない場合には(S3
30:NO)、処理を終了し、車両番号読み出し信号を
受信した場合には(S330:YES)、S340へ移
行する。
【0031】S340では、車両番号を送信し、サイズ
重量測定器6側ではS150で車両番号を受信する。そ
して、S160で、車両の重量とサイズを測定する。続
くS170では、電子ナンバープレート21にデータ書
き込み命令信号を送信する。電子ナンバープレート21
では、データ書き込み命令信号を受信したか否かを判定
し、データ書き込み信号を受信した場合には、(S35
0:YES)、S360へ移行し、所定時間経過しても
データ書き込み信号を受信しない場合には、処理を終了
する。
【0032】S360では、測定結果送信依頼信号を送
信する。サイズ重量測定器6は、S180で、測定結果
送信依頼信号を受信したか否かを判定し、受信した場合
には(S180:YES)、S190へ移行し、所定時
間経過しても受信しない場合には(S180:NO)、
処理を終了する。そして、S190で重量・サイズを送
信する。
【0033】S200では、S150で受信した車両番
号、S190で送信した重量・サイズを事務所PC8へ
送信する。事務所PC8では、車両番号、重量、サイズ
を日時とともにそれぞれリンクして記憶しておく。これ
により、予め事務所PC8にて記憶しておいた車両番号
に対応する車両自体の重量から、荷物等の積載量を算出
することができる。
【0034】一方、電子ナンバープレート21側では、
S370で重量・サイズを受信したか否かを判定し、受
信した場合には(S370:YES)、S380へ移行
し、所定時間経過しても受信しない場合には(S37
0:NO)、処理を終了する。S380では、受信した
重量・サイズ(測定結果)をサイズ重量記憶部21bに
保存しておく。
【0035】このようなサイズ重量測定器6及び電子ナ
ンバープレート21の処理によって、サイズ、重量が、
事務所PC8及び電子ナンバープレート21内のサイズ
重量記憶部21bに記憶される。なお、図2に示すサイ
ズ重量測定器6、電子ナンバープレート21でのそれぞ
れの処理は、マルチタスク処理の一つのタスクとして繰
り返し実行されている。
【0036】このように、電子ナンバープレート21に
記憶されたサイズ・重量のデータに変化があった場合、
データ処理器23でもそのデータを電子ナンバープレー
ト21から読み出して記憶する。また、ドライバから経
路探索要求が入力部29を介して入力された場合には、
経路探索処理を行う。なお、データ処理器23は、CP
U、ROM、RAM、I/O、タイマ等を備えるコンピ
ュータシステムであり、I/Oには、表示器25、通信
器27、入力部29、電子ナンバープレート21が接続
されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラム
に従って、種々の処理をマルチタスクで行う。このよう
なデータ処理器23でのメイン処理を図3のフローチャ
ートに示す。
【0037】図3のS510では、外部機器のステータ
スをチェックする。ここで、外部機器とは、外部通信機
4、サイズ重量測定器6、事務所PC8をいい、通信部
21aを介してステータスチェック信号を送り、各装置
から外部通信機4を介してデータ処理器23にステータ
スが送られる。
【0038】S520では、外部機器のステータスに変
更があるか否かを判定する。外部機器のステータスに変
更がある場合には(S520:YES)、S530へ移
行し、変更がない場合には(S520:NO)、S52
2へ移行する。S530では、外部通信機4のステータ
スに変化があるか否かの判定を行う。外部通信機4のス
テータスに変化がある場合には(S530:YES)、
S535に移行して、外部通信機4との通信処理を行
う。一方、ステータスに変化がない場合には(S53
0:NO)、S540へ移行する。
【0039】S540では、電子ナンバープレート21
のステータスに変化があるか否かを判定し、変化がある
場合には(S540:YES)、S550へ移行し、変
化がない場合には(S540:NO)、S510へ戻
る。S550では、電子ナンバープレート21の記憶デ
ータに変更があるか否かを判定し、変更がある場合には
(S550:YES)、S560へ移行し、変更がない
場合には(S550:NO)、S570へ移行する。
【0040】S560では、電子ナンバープレート21
より、重量、サイズデータを読み出して、データ処理器
23内のRAMに記憶する。一方、S570では、電子
ナンバープレート21に異常があるか否かを判定し、異
常がある場合には(S570:YES)、S580へ移
行し、異常がない場合には(S570:NO)、S59
0へ移行する。
【0041】S580では、電子ナンバープレート21
の異常を記憶して、S510へ戻る。一方、S590で
は、電子ナンバープレート21のステータス異常を記憶
して、S510へ戻る。さて、S520で、外部機器ス
テータスに変更がないと判定された場合には(S52
0:NO)、S522へ移行する。S522では、ドラ
イバからの入力部29を介した入力があるか否かを判定
する。入力がある場合には(S522:YES)、S5
24へ移行し、入力がない場合には(S522:N
O)、S525へ移行し、他の処理を行った後、S51
0へ戻る。
【0042】S524では、ドライバからの入力が、経
路探索要求か否かを判定する。経路探索要求である場合
には(S524:YES)、S526へ移行し、経路探
索要求でない場合には(S524:NO)、S525へ
移行し、他の処理を行った後、S110へ戻る。他の処
理は、データ処理器23で行われる本発明以外の処理で
ある。
【0043】S526では、経路探索処理のタスクを起
動して、S510へ戻る。次に、S526で起動される
タスクである経路探索処理について、図4及び図5を参
照して説明する。経路探索処理は、図4に示す車載シス
テム2側で実行される処理と、図5に示す事務所PC8
側で実行される処理の2つの処理からなる。図4は、車
載システム2のデータ処理器23で実行される処理を示
すフローチャートであり、図5は、事務所PC8で実行
される処理を示すフローチャートである。
【0044】図4のS710では、表示器25に地図等
を表示し、入力部29を介して入力された出発地を経路
探索用データとしてセットする。なお、入力部29は、
表示器25の表示面のタッチパネルとキーボードとを備
え、タッチパネルからは、地図上の位置をタッチして入
力することができる。また、キーボードからは、電話番
号や、郵便番号、住所等のうち少なくともいずれか一つ
を入力することができる。なお、この処理は、入力部2
9からの指示があった場合、スキップすることができ
る。スキップした場合には、後述の事務所PC8の経路
探索処理にてサイズ重量測定器6の場所が現在地として
セットされる。
【0045】S720では、目的地を経路探索用データ
としてセットする。目的地のセットはS710の出発地
のセットと同様に行う。また、この処理もスキップ可能
である。スキップした場合には、後述の事務所PC8で
の処理で目的地がセットされる。
【0046】S730では、車両重量を経路探索用デー
タとしてセットする。車両重量は、電子ナンバープレー
ト21のサイズ重量記憶部21bに記憶された車両重量
を読み出してセットする。S740では、同様に、車両
サイズを経路探索用データとしてセットする。
【0047】続くS750では、経路探索要求として、
S710〜S740でセットした経路探索用データを通
信部21a及び外部通信機4を介して事務所PC8に送
信する。一方、事務所PC8では、図5に示す経路探索
処理を行うタスクを実行している。以下に図5の事務所
PC8での経路探索処理について説明する。
【0048】S910では、データ処理器23からの経
路探索要求を受信したか否かを判定する。受信した場合
には(S910:YES)、S920へ移行する。一方
受信しない場合には(S910:NO)、S910の処
理を繰り返す。S920では、受信した経路探索要求と
しての経路探索用データの中に、出発地データがセット
されているか否かを判定する。出発地のデータがセット
されている場合には(S920:YES)、S930へ
移行し、出発地データがセットされていない場合には
(S920:NO)、S925へ移行する。S925で
は、予め登録された位置を出発地として経路探索用デー
タにセットする。
【0049】S930では、目的地のデータが受信した
経路探索用データにセットされているか否かを判定し、
セットされている場合には(S930:YES)、S9
40へ移行し、セットされていない場合には、S935
へ移行する。S935では、予め登録された目的地を、
経路探索の目的地として経路探索用データにセットす
る。
【0050】S940では、経路探索用データの出発地
と目的地のデータを参照し、その出発地と目的地の最新
の走行実績データがあるか否かを判定する。走行実績デ
ータがある場合には(S940:YES)、S945へ
移行し、経路をロードして探索結果とし(S945)、
S1000へ移行する。一方、最新走行実績データがな
い場合には(S940:NO)、S950へ移行する。
この走行実績データは、出発地と目的地と経路情報から
なり、事務所PC8に車両10の走行実績に基づいて入
力し、記憶しておく。
【0051】S950では、受信した経路探索用データ
の車両重量のデータを参照し、その車両重量では通行で
きない場所である車両重量制限ポイントを、車両重量デ
ータベースから検索する。S960では、同様に、受信
した経路探索用データの車両サイズのデータを参照し、
その車両サイズでは通行できない場所である車両サイズ
制限ポイントを、車両サイズデータベースから検索す
る。車両サイズデータベースには、道路幅、曲がり角形
状等から大型車の通行が難しいと判定された場所や、事
故が起こった場所等のデータが車両サイズ毎に分類され
て記憶されている。
【0052】S970では、渋滞や工事の箇所のデータ
を含む最新道路情報を図示しない情報センターから通信
回線を通じて入力する。S980では、経路探索用デー
タとして、S950で車両重量データベースから検索し
た車両重量制限ポイントのデータと、S960で車両サ
イズデータベースから検索した車両サイズ制限ポイント
のデータと、S970で入力した最新道路情報のデータ
をセットする。
【0053】S990では、S980でセットされた経
路検索用データを利用して、事務所PC8内の経路情報
データベースから、最適な経路を探索し、探索結果を得
る。経路情報データベースは、道路をノードとリンクで
表した情報を含む一般的なナビゲーションシステムで用
いられているデータベースである。また、この探索はダ
イクストラ法等の公知の方法で行う。この時、車両重量
制限ポイントと、車両重量制限ポイントを経路に入れな
いように探索する。
【0054】S1000では、S945でロードした探
索結果またはS950で探索した探索結果の経路を車両
のデータ処理器23へ、外部通信機4及び電子ナンバー
プレート21の通信部21aを介して送信する。なお、
図5に示す処理は、繰り返し実行される。
【0055】このようにして送信された探索結果の経路
情報は、データ処理器23の図4に示すS760の処理
で受信される。以下、図4の続きの処理について説明す
る。S760では、探索結果の経路情報の受信を行う。
探索結果の経路情報の受信に成功した場合には、S77
0へ移行する。一方、探索結果の経路情報の受信に失敗
した場合には、S780へ移行する。S770では、探
索結果の経路情報を表示して処理を終了する。なお探索
結果の経路情報は、その経路を地図上に表す画像データ
である。
【0056】一方、S780では、事務所PC8への問
い合わせ回数をインクリメントしてRAMへ記憶する。
続くS790では、問い合わせ回数が予め設定された設
定回数を超えたか否かを判定する。設定回数を超えた場
合には(S790:YES)、S800へ移行し、設定
回数を超えない場合には(S790:NO)、S750
へ移行して再度送受信を試みる。一方、S800では、
通信異常が発生した旨を表示して、処理を終了する。
【0057】このような図4の車載システム2側のデー
タ処理器23の処理と、図5の事務所PC8による処理
によって、車両重量及び車両サイズを加味した経路情報
を得ることができる。また、経路探索の処理を事務所P
C8で行うため、車載システム2に、経路探索のための
データベースを備える必要がなく、車載システム2の構
成を簡略化することができ、コストを抑えることができ
る。
【0058】なお、図1に示すように、サイズ重量測定
器6と図5に示す経路探索処理を行うシステム(上述の
例では、事務所PC8)が同一の場所にない場合には、
電子ナンバープレート21にサイズ重量測定器6で測定
した測定結果が記憶されていることで、特に効果を発揮
する。サイズ重量測定器6は、車両状態測定記憶利用シ
ステム1の他の装置に比べ相対的にコストがかかる装置
となることがあり、すべての事務所等で設置することが
困難な場合がある。このような場合、例えば、外部通信
機4と事務所PC8の経路探索機能(図5で示す処理を
行う)とを一つの経路探索装置として、各事務所に設置
することで、サイズ重量測定器6なしに、記憶された重
量サイズに応じた経路を表示させることができる。この
ようにすれば、例えば、大きな事務所には、サイズ重量
測定器6を設置し、小さな事務所には、経路探索装置を
設置するといった使い方ができる。
【0059】また工事などで臨時に通行制限がある場合
などに、このような経路探索装置を工事区間の手前に設
置しておけば、迂回路を探索して表示することもでき
る。この場合には、図3のS535の処理の際にS52
6の処理を行うことで、迂回路を含む経路の情報を得る
ことができる。
【0060】なお、これまで述べた例では、事務所PC
8で経路探索を行うようにしたが、車載システム2上で
経路探索を行うようにすることもできる。その場合は、
車載システム2に事務所PC8の持つ各種データベース
と、図4のS710〜S740の処理に続き、図5のS
940〜S990の処理を行った後、図4のS770の
処理を行う処理機能を備えればよい。
【0061】また、道路等にサイズ重量測定器6を埋め
込み随時測定することも可能である。それぞれの営業所
等にこれらの装置を設け、途中でこれら営業所で測定し
直し、サイズ・重量の情報を更新するようにしてもよ
い。また、このように、車載システム2側に記憶された
サイズ・重量の情報は、経路探索以外にも例えば、次の
ような用途に利用することができる。
【0062】図6は、通行制限警告装置12と車載シス
テム2との関係を示す説明図である。通行制限警告装置
12は、警告ランプ12aと、電子ナンバープレート1
2の通信部12aと通信可能な無線通信装置を内蔵した
通行制限警告処理器12bとを備える。そして、図7
は、通行制限警告処理器12bの通行制限判定報知処理
と車載システム2のデータ処理器23のサイズ重量送信
及び報知処理処理とを示す図である。なお、図7の左右
方向の中心部の矢印は、これらの装置間での送受信の様
子を示すものである。
【0063】通行制限警告処理器12bでは図7の左側
のS1110から始まるフローチャートの処理がマルチ
タスクの一つのタスクとして繰り返し実行されている。
S1110では、通行制限警告装置12の通信装置から
サイズ・重量要求信号を送信する。
【0064】一方、データ処理器23では、一つのタス
クとして図7に示すS1210から始まる処理が繰り返
し実行されている。S1210では、サイズ・重量要求
信号が受信された否かを判定する。このS1210での
受信及び後述のS1230での受信及び、S1220で
の送信は、電子ナンバープレート21内の通信部21a
を介して行われる。サイズ・重量要求信号を受信した場
合には(S1210:YES)、S1220へ移行し、
サイズ・重量要求信号を受信しない場合には、S121
0へ戻る。
【0065】S1220では、サイズ・重量を、電子ナ
ンバープレート21内のサイズ重量記憶部から読み出し
て、送信する。一方、通行制限警告処理器12bは、S
1120でサイズ・重量を受信したか否かを判定する。
サイズ・重量を受信した場合には(S1120:YE
S)、S1130へ移行し、所定時間経過しても受信し
ない場合には(S1130:NO)、処理を終了する。
【0066】S1140では、警告ランプ12aを点灯
させる。そして、S1150で通行制限情報を送信す
る。この通行制限情報には例えば図6に示すような「1
0t車は通行できません」という文字情報を含む。そし
て、データ処理器23では、S1230で、通行制限情
報を受信したか否かを判定する。通行制限情報を受信し
た場合には(S1230:YES)、S1240で通行
制限情報を表示器25に表示して報知する。一方、所定
時間経過しても通行制限情報を受信しない場合には、そ
のまま終了する。
【0067】このように警告を報知することで、ドライ
バは、自車両が通行制限範囲のサイズ・重量である可能
性を認識することができる。これにより架線に引っかか
ったり、狭い道路に立ち往生したり、低い高さのトンネ
ルの天井と衝突する等の大型車の事故を未然に防止する
ことができる。
【0068】以上のように、電子ナンバープレート21
のサイズ重量記憶部21bにサイズ・重量を記憶してお
くことで、必要に応じて車両の内部または外部からこの
記憶されたサイズ・重量の送信を要求し、要求に応じて
送信されたサイズ・重量を用いて、種々の処理をするこ
とができる。したがって、測定場所の事務所等へ問い合
わせなくても、随時、その測定結果を利用した処理がで
きる。
【0069】また、表示器25への経路探索結果の表示
や警報の表示などのように、その測定結果を利用した処
理結果を再度車載システム2側で受信して利用すること
もできる。このようにすれば、前述の経路探索や警報の
表示の例のように、車載システム2と外部の装置の間で
適宜処理を分担して行うことができる。よって、コスト
や要求に応じて、車両側のシステムと外部のシステムの
間で適切な処理配分することが可能となり、要求を満た
すシステムが低コストで実現できる。
【0070】なお、本実施例においてこれまでに述べた
それぞれの通信時における「所定の時間」は、通常の通
信にかかる時間に設定される。例えば、数秒等である。
また、本実施例にて述べた電子ナンバープレート21の
通信部21aを介した通信は、例えば、携帯電話等から
なる通信器27を介して行ってもよい。しかし、通信時
の時間遅れをできるだけ少なくする必要がある場合には
直接通信することが望ましい。また、図6に示すように
電子ナンバープレート21の取り付け高さにあわせた位
置に、通行制限警告装置等の外部装置の通信部を備える
とよい。このようにすれば、通信をさらに確実に行うこ
とが可能となる。なお、無線通信は、電波で行ってもよ
いし、光で行ってもよい。
【0071】また、外部通信機4・通行制限警告装置1
2等の外部装置と、電子ナンバープレート21を介した
車載システム2との通信においては、車載システム2又
は電子ナンバープレート21と、外部装置とが設定距離
以内にならないと通信しないようにすることが望まし
い。
【0072】なお、本実施例において、サイズ重量測定
器6が測定装置に相当し、車載システム2が車両側装置
に相当する。また、サイズ重量測定器6、外部通信機
4、通行制限警告装置12が外部装置に相当する。そし
て、事務所PC8が事務所側記憶装置に相当する。ま
た、入力部29が要求入力手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両状態測定記憶利用システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】サイズ重量測定器6の測定処理と電子ナンバー
プレート21の測定結果受信記憶処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】データ処理器23にて実行されるメイン処理を
示すフローチャートである。
【図4】データ処理器23で実行される経路探索処理を
示すフローチャートである。
【図5】事務所PC8で実行される経路探索処理を示す
フローチャートである。
【図6】通行制限警告装置12と車載システム2との関
係を示す説明図である。
【図7】通行制限警告装置12の通行制限判定報知処理
とデータ処理器23のサイズ重量送信及び報知処理処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1…車両状態測定記憶利用システム 2…車載シス
テム、4…外部通信機 6…サ
イズ重量測定器 8…事務所PC 10…車両 10a…積載物 12…通行
制限警告装置 12a…警告ランプ 12b…通行
制限警告処理器 13…交通標識 21…電子ナ
ンバープレート 21a…通信部
21b…サイズ重量記憶部 21c…車両番号記憶部 23…デー
タ処理器 25…表示器 27…通信器 29…入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB13 AC08 AC09 AC12 AC14 3D020 BA06 BB02 BC01 BC17 BD05 BE03 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 FF12 FF13 FF14 FF22 FF32 9A001 BZ03 JJ71 KK37

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の外部に配置され、車両のサイズまた
    は重量の少なくともいずれか一方を測定する測定装置
    と、 車両に搭載された車両側装置と、 車両の外部にある外部装置とを備え、 前記車両側装置は、前記測定装置での測定結果を受信し
    て記憶しておき、車両側装置の内部あるいは外部から入
    力された測定結果送信要求に応じてその記憶した測定結
    果を外部装置に送信し、 前記外部装置は、受信した測定結果を利用して所定の処
    理を行うことを特徴とする車両状態測定記憶利用システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両状態測定記憶利用シ
    ステムにおいて、 前記測定結果送信要求は、前記外部装置から入力される
    ことを特徴とする車両状態測定記憶利用システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の車両状態測定記
    憶利用システムにおいて、 前記車両側装置は、さらに、車両内から前記測定結果送
    信要求を入力するための要求入力手段を備えることを特
    徴とする車両状態測定記憶利用システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の車両状態
    測定記憶利用システムにおいて、 前記測定装置の測定結果を記憶する事務所側記憶装置を
    備えることを特徴とする車両状態測定記憶利用システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の車両状態
    測定記憶利用システムにおいて、 前記外部装置は、前記所定の処理によって得られた処理
    結果を前記車両側装置に送信し、 前記車両側装置は、その処理結果を利用して所定の処理
    結果利用処理を行うことを特徴とする車両状態測定記憶
    利用システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の車両状態測定記憶利用シ
    ステムにおいて、 前記外部装置は、前記所定の処理として、受信した測定
    結果を加味して経路探索処理を行い、前記処理結果とし
    て経路情報を得て、 前記車両側装置は、前記所定の処理結果利用処理とし
    て、前記経路情報を表示することを特徴とする車両状態
    測定記憶利用システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜4のいずれかに記載の車両状態
    測定記憶利用システムにおいて、 前記外部装置は、前記所定の処理として、受信した測定
    結果が通行制限範囲であるか否かを判定し、通行制限範
    囲である場合には警告を報知する処理を行うことを特徴
    とする車両状態測定記憶利用システム。
  8. 【請求項8】請求項5に記載の車両状態測定記憶利用シ
    ステムにおいて、 前記外部装置は、前記所定の処理として、受信した測定
    結果が通行制限範囲であるか否かを判定し、通行制限範
    囲である場合には、前記処理結果として通行制限情報を
    得て、 前記車両側装置は、前記所定の処理結果利用処理とし
    て、前記通行制限情報を報知することを特徴とする車両
    状態測定記憶利用システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の車両状態
    測定記憶利用システムにおいて、 前記車両側装置の通信はナンバープレートに設置された
    通信装置によって行うことを特徴とする車両状態測定記
    憶利用システム。
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