JPH08285666A - 車両の過積載重量検知システム - Google Patents

車両の過積載重量検知システム

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JPH08285666A
JPH08285666A JP7086569A JP8656995A JPH08285666A JP H08285666 A JPH08285666 A JP H08285666A JP 7086569 A JP7086569 A JP 7086569A JP 8656995 A JP8656995 A JP 8656995A JP H08285666 A JPH08285666 A JP H08285666A
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博 ▲高▼田
Hiroshi Takada
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過積載重量検知作業を迅速・かつ的確に行う
ことができる車両の過積載重量検知システムを提供す
る。 【構成】 予め積載重量情報を記憶させたデータキャリ
ア10を車両1のナンバープレート2に設け、前記デー
タキャリア10に記憶された積載重量情報を読み取り器
21で読み取り、この積載重量情報と前記車両1の実測
積載重量とを比較することにより前記車両1の過積載重
量の検知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の過積載重量検知
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の過積載重量検知は、車両の
検知重量と型式に対応した重量からの照合により行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両の過積載重量検知システムでは、以下のような問題
点がある。 (1)年を追って型式が累積増加するために、型式に対
応した重量の管理が煩わしい。
【0004】(2)型式に対応した車両重量はまちまち
であり、また部分的な改造がなされた車両は型式による
正確な重量値が特定できず、過積載の検知は難しい。本
発明は、上記問題点を除去し、過積載重量検知作業を迅
速・かつ的確に行うことができる車両の過積載重量検知
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)車両の過積載重量検知システムにおいて、予め積
載重量情報を記憶させたデータキャリアを車両のナンバ
ープレートに設け、前記データキャリアに記憶された積
載重量情報を読み取り器で読み取り、この積載重量情報
と前記車両の実測積載重量とを比較することにより、車
両の過積載検知を行うようにしたものである。
【0006】(2)上記(1)記載の車両の過積載重量
検知システムにおいて、前記データキャリアを前記車両
のナンバープレートの表面側に設けるようにしたもので
ある。 (3)上記(2)記載の車両の過積載重量検知システム
において、前記データキャリアを前記車両のナンバープ
レートのコードを避けて配置するようにしたものであ
る。
【0007】(4)上記(1)記載の車両の過積載重量
検知システムにおいて、前記車両の過積載重量の値を表
示する過積載重量表示ボードを設けるようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】
(1)請求項1記載の車両の過積載検知システムによれ
ば、予め積載重量情報を記憶させたデータキャリアを車
両のナンバープレートに設け、前記データキャリアに記
憶された積載重量情報を読み取り器で読み取り、この積
載重量情報と前記車両の実測積載重量とを比較すること
により、車両の過積載検知を行うようにしたので、過積
載重量検知作業を迅速・かつ的確に行うことができる。
【0009】(2)請求項2記載の車両の過積載重量検
知システムによれば、前記データキャリアを前記車両の
ナンバープレートの表面側に設けるようにしたので、デ
ータキャリアのデータを電磁誘導波により、精度よく読
み取ることができる。 (3)請求項3記載の車両の過積載重量検知システムに
よれば、前記データキャリアを、前記車両のナンバープ
レートのコードを避けて配置するようにしたので、前記
データキャリアが前記車両のナンバープレートの働きを
阻害することなく、しかも確実に取り付けることができ
る。
【0010】(4)請求項4記載の車両の過積載重量検
知システムによれば、前記車両の過積載重量の値を表示
する過積載重量表示ボードを設けるようにしたので、ド
ライバーもその過積載重量を直ちに認識でき、その減量
措置をとりやすい。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図を参照しながら説
明する。図1は本発明の実施例を示す過積載重量検知シ
ステムの概略構成図、図2は本発明の実施例を示すデー
タキャリア付きナンバープレートを有する車両の背面
図、図3はそれに用いるデータキャリア付きナンバープ
レートの平面図、図4はデータキャリアとその読み取り
器の構成図である。
【0012】図1に示すように、車両1にはデータキャ
リア10が設けられたデータキャリア付きナンバープレ
ート(以下、単にナンバープレートという)2が取り付
けられている。そのデータキャリア10は読み取り器
(送受信装置)21で読み取る際に電磁誘導波を用いる
ので、金属体がデータキャリア10の前方にあると遮蔽
効果が生じるために、データキャリア10のデータの読
み取りが十分できない。
【0013】したがって、データキャリア10はナンバ
ープレート2の表面に設ける。また、その表面であって
も、ナンバープレート2のコード、つまり、図3におい
ては、「品川 33 ち 89−02」の表示がなさ
れ、盛り上がっている表示部分3は避ける。その部分
は、取り付け難いし、また取り付けても剥がれやすいこ
ともあるが、コードはきれいにしておくことが必要であ
る。換言すれば、現在は交通取締りの目的で、道路やゲ
ートなどに設置した画像処理装置などで撮像して、監視
が行われているため、見えやすくしておくことが必要で
ある。
【0014】更に、ナンバープレート2上にデータキャ
リア10と馴染みのよい樹脂で固めて、封止し、封印す
ることが望ましい。以上の点を考慮して、図3に示すよ
うに、ナンバープレート2の上隅部4の表裏全体に樹脂
5をモールドして、データキャリア10を固定すること
が望ましい。
【0015】このようにして、固定されたデータキャリ
ア10のデータを読み取り器21で読み取る。以下、そ
の読み取りのための構成と動作について図4を参照しな
がら説明する。まず、データキャリア10は、マイクロ
チップからなり、アンテナと特定用途化(ASIC)さ
れた電子回路から構成されている。
【0016】より、具体的には、受信アンテナ(コイル
アンテナ)11、復調器12、SP/PS変換部13、
主制御部14、車両の積載重量が予め記憶されるデータ
メモリ(ROM)15、発振器16、変調器17、増幅
器18、送信アンテナ(コイルアンテナ)19を備えて
いる。一方、車両の重量計41の傍に配置される読み取
り器(送受信装置)21は、信号の流れに沿って、主制
御部22、PS/SP変換部23、変調器24、発振器
25、増幅器26、送信アンテナ(コイルアンテナ)2
7、受信アンテナ(コイルアンテナ)28、増幅器2
9、復調器30を有している。また、信号制御部31、
上位インターフェース制御部32、データバッファRA
M33、電源ユニット34を備えている。
【0017】そこで、読み取り器21の送信アンテナ2
7から、データキャリア10へ向けて電波を照射する
と、その電波によってデータキャリア(マイクロチッ
プ)10内の受信アンテナ(コイルアンテナ)11に電
力が電磁誘導によって発生し、データキャリア(マイク
ロチップ)10の動作が起動する。起動したデータキャ
リア10は、予め車両1の積載重量が記憶されるデータ
メモリ(ROM)15のデータを読み出し、送信アンテ
ナ(コイルアンテナ)19から電磁誘導電波によって発
信する。
【0018】すると、この発信された電波を読み取り器
21の受信アンテナ(コイルアンテナ)28で受信し、
データとして読み取る。このようにして、読み取り器2
1で読み取られたデータキャリア(マイクロチップ)1
0内に予め記憶された積載重量情報D1は、図1に示す
ように、検査室50のコンピュータ端末装置51に送信
される。
【0019】一方、重量計(軸重計)41で計測された
車両の実測重量情報D2も検査室50のコンピュータ端
末装置51に送信される。そこで、コンピュータ端末装
置51において、データキャリア10の積載重量情報D
1と車両1の実測重量情報D2とが比較され、車両1の
実測重量情報D2が積載重量情報D1より大きい場合に
は、CRT表示装置52に表示される。また、過積載重
量表示ボード53に、ドライバーが認識できるように、
過積載重量kgを表示するようにしてもよい。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、予め積載重量情報
を記憶させたデータキャリアを車両のナンバープレート
に設け、前記データキャリアに記憶された積載重量情報
を読み取り器で読み取り、この積載重量情報と前記車両
の実測積載重量とを比較することにより、車両の過積載
検知を行うようにしたので、過積載重量検知作業を迅速
・かつ的確に行うことができる。
【0022】(2)請求項2記載の発明によれば、前記
データキャリアを前記車両のナンバープレートの表面側
に設けるようにしたので、データキャリアのデータを電
磁誘導波により、精度よく読み取ることができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、前記データキャリ
アを前記車両のナンバープレートのコードを避けて配置
するようにしたので、前記データキャリアが前記車両の
ナンバープレートの働きを阻害することなく、しかも確
実に取り付けることができる。
【0023】(4)請求項4記載の発明によれば、前記
車両の過積載重量の値を表示する過積載重量表示ボード
を設けるようにしたので、ドライバーもその過積載重量
を直ちに認識でき、その減量の措置をとりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す過積載重量検知システム
の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例を示すデータキャリア付きナン
バープレートを有する車両の背面図である。
【図3】本発明の実施例を示す過積載重量検知システム
のデータキャリア付きナンバープレートの平面図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示す過積載重量検知システム
のデータキャリアとその読み取り器の構成図である。
【符号の説明】
1 車両 2 データキャリア付きナンバープレート 3 表示部分 4 上隅部 5 樹脂 10 データキャリア 11,28 受信アンテナ(コイルアンテナ) 12,30 復調器 13 SP/PS変換部13 14,22 主制御部 15 データメモリ(ROM) 16,25 発振器 17,24 変調器 18,26,29 増幅器 19,27 送信アンテナ(コイルアンテナ) 21 読み取り器(送受信装置) 23 PS/SP変換部 31 信号制御部 32 上位インターフェース制御部 33 データバッファRAM 34 電源ユニット 41 車両の重量計 50 検査室 51 コンピュータ端末装置 52 CRT表示装置 53 過積載重量表示ボード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め積載重量情報を記憶させたデータキ
    ャリアを車両のナンバープレートに設け、前記データキ
    ャリアに記憶された積載重量情報を読み取り器で読み取
    り、該積載重量情報と前記車両の実測積載重量とを比較
    することにより、車両の過積載重量の検知を可能にして
    なる車両の過積載重量検知システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の過積載重量検知シ
    ステムにおいて、前記データキャリアを前記車両のナン
    バープレートの表面側に設けるようにしたことを特徴と
    する車両の過積載重量検知システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両の過積載重量検知シ
    ステムにおいて、前記データキャリアを前記車両のナン
    バープレートのコードを避けて配置するようにしたこと
    を特徴とする車両の過積載重量検知システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車両の過積載重量検知シ
    ステムにおいて、前記車両の過積載重量の値を表示する
    過積載重量表示ボードを有することを特徴とする車両の
    過積載重量検知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243589A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 Denso Corp 車両状態測定記憶利用システム

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