JP3039909U - 車輛などの制限高さ超過警告装置 - Google Patents

車輛などの制限高さ超過警告装置

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JP3039909U
JP3039909U JP1997000548U JP54897U JP3039909U JP 3039909 U JP3039909 U JP 3039909U JP 1997000548 U JP1997000548 U JP 1997000548U JP 54897 U JP54897 U JP 54897U JP 3039909 U JP3039909 U JP 3039909U
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limit
gate type
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Application number
JP1997000548U
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Inventor
昌弘 河野
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 門型に接触することなく、車輌などの運
転者に確実に高さ制限の超過を認識させるための、車輛
などの制限高さ超過警告装置を提供する。 【解決手段】 車輛などの移動物体の高さを検知するセ
ンサーと、移動物体が制限高さを超えている場合に、前
記センサーからの信号により作動する警告装置とより構
成することを特徴とする、車輛などの制限高さ超過警告
装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、車輛などの制限高さ超過警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば稼働中の発電所などの構内において、工事用の資材、機材を運搬する際 、車輛などが通過する際に、道路上に跨がって設置してある既設の配管、電線な どに接触し、大事故の発生に繋がる恐れを包含していた。 そのため既設の配管、電線などの手前に、これらの下方を通過する車輌などの 高さを制限するための門型を配置することが知られている。 門型は、例えばH型鋼などで作製し、これに車輌などが接触するか否かにより 高さ制限を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の車輛などの高さ制限装置は、以下のような問題を有する。 <イ>門型に車輌が直接接触することにより、高さ制限を行うと門型自体の破損 により、車輌の積荷の破損などが生じ損害が大きくなる。 <ロ>車輌の接触により当然門型も破損するため、新たな門型を設置するための 経費が余計にかかる。 <ハ>車輌運転手の不注意により、接触の有無の確認の見落としにより、前述し た事故が多々発生する。
【0004】 本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするとこ ろは、門型に接触することなく、車輌などの運転者に確実に高さ制限の超過を認 識させるための、車輛などの制限高さ超過警告装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車輛などの移動物体の高さを検知するセンサーと、移動物体が制限 高さを超えている場合に、前記センサーからの信号により作動する警告装置とよ り構成することを特徴とする、車輛などの制限高さ超過警告装置である。 また本考案は、前述した車輛などの制限高さ超過警告装置において、警告装置 は垂れ幕であることを特徴とする、車輛などの制限高さ超過警告装置である。 さらに本考案は、前述した車輛などの制限高さ超過警告装置において、警告装 置は、移動物体の進路を跨がって設置した門型部材の梁部に設けたことを特徴と する、車輛などの制限高さ超過警告装置である。
【0006】
【考案の実施の形態1】 以下図面を参照して、本考案の車輛などの制限高さ超過警告装置の一例につて説 明する。
【0007】 <イ>全体の構成 図1および図2に示すように車輛などの制限高さ超過警告装置1(以下、超過 警告装置1とする)は、第一の門型2と、第二の門型3とより構成し、第一の門 型2は高さ検知センサー21を有し、第二の門型3は車輌4などに制限を表示す るための警告装置31を有することを特徴とする。
【0008】 <ロ>第一の門型 第一の門型2は、路5の両端に平行に建てられた一対の棒状体21,21より 構成し、車輌4などが通過した際に、路を跨いで設置された既設構造物6を超え るか否かを検知するための高さ検知センサー22を備える。 高さ検知センサー22は、第一の門型2の上部の制限高さの許容内の所定位置 に設置する。 これにより、車輌4などが第一の門型2を通過する際に、制限高さの許容内で あれば高さ検知センサー22に検知されることがなく、その通行を許可されるこ ととなり、制限高さの許容以上であれば高さ検知センサー22により検知され、 その情報が後述する第二の門型3に伝達され、その運転手に許容を超えたことを 認知させるための表示を第二の門型3で行う。 この際第一の門型2と第二の門型3とは、例えばケーブル7などにより繋がれ ており、高さ検知センサー22より発信した電気信号は、このケーブル7を介し て警告装置31に伝達される。 高さ検知センサー22としては、例えば赤外線など公知のセンサーを用いるこ とが考えられる。 また高さ検知センサー22より発信する電気信号は、ケーブル7を介して発信 する他にも例えば無線などにより送信することも考えられる。 なお第一の門型2は、図1に示すような棒状体21,21で構成する他にも、 高さ検知センサー22を制限高さの超過を検知できる位置に設置できればどのよ うな構成のものでもよい。
【0009】 <ハ>第二の門型 第二の門型3は、路5の両端に平行に建てられた一対の支柱部32,32に梁 材33を掛け渡して略コ字型となるように構成する。 前述した梁材33には、第一の門型2より伝達された高さ検知センサー22の 結果を受けて車輌4などの運転手に制限高さを超えたことを認知させるための警 告装置31が設置されている。 制限高さの超過の警告装置31としては、例えば止まれと書かれた垂れ幕を内 蔵し、通行しようとする車輌4などの運転席の前に梁材33から垂れ下がるよう にして、車輌4などの運転手が制限高さの超過を容易に認識できるようにする。 この際警告装置31である、垂れ幕は、例えば電気的に瞬時に落下させて運転 手に制限高さの超過を知らせる。 また門型3は、図1に示すような棒状体の他に、H型鋼などを用いて構成する ことも考えられる。 なお第二の門型3は、警告装置31を車輛4などの運転手の目に止まる所定の 位置に設置できれば略コ字型に限らず略L字型などその他の形状とすることも考 えられる。
【0010】
【使用方法】
以下、図2を参照に本考案の車輛などの制限高さ超過警告装置の使用例につい て説明する。
【0011】 <イ>高さ検知センサーによる高さ超過の検知 通過高さに制限のある既設構造物6の下を車輛4が通過する際、先ず車輛4は 、車輛などの制限高さ超過警告装置1(以下、超過警告装置1とする)の第一の 門型2を通過する。 この際、車輛4またはその積載物41が既設構造物6より低い場合、第一の門 型2に設置された高さ検知センサー22は反応せず、車輛4はそのまま既設構造 物6の下を通過できる。 しかしながら車輛4またはその積載物41が既設構造物6より高い場合、第一 の門型2の高さ検知センサー22がこれを検知し、制限高さの超過を運転手に認 知させるため電気信号を第二の門型3に発信する。
【0012】 <ロ>制限高さ超過の表示 第一の門型2で検知された制限高さの超過情報は第二の門型3に電気信号とし て発信され、ケーブル7を介して第二の門型3の警告装置31に伝達され、警告 装置31により車輛4の運転手に制限高さの超過を認知させる。 警告装置31は、第一の門型2より伝達された電気信号を受け、例えば「止ま れ」などと書かれた垂れ幕34を下ろすことにより、運転者の目の前に制限高さ を超過した旨の表示を行う。 これにより運転者は、自分の運転する車輛4またはその積載物41が既設構造 物5と接触する恐れがあることを認知でき、そこで車輛4を既設構造物6に到達 する前に停止させることができる。
【0013】
【考案の実施の形態2】 前述した実施の形態1には、高さ検知センサーを設けた門型や、警告装置を設 けた門型を用いて車輛などの制限高さ超過警告装置を構成した一例について説明 してある。 しかしながら本考案の車輛などの制限高さ超過警告装置は、高さ検知センサー や警告装置を設けた門型を用いる他に、例えば車輛などの移動物体の通行路近傍 の既設構造物などに高さ検知センサーを設け、制限高さを有する既設構造物の手 前に位置する既設構造物に警告装置を設けるなどして構成することも可能である 。
【0014】
【考案の実施の形態3】 前述した各実施の形態においては、警告装置に内蔵した垂れ幕を運転者の目の 前に下げることにより、運転者に制限高さの超過を認知させていた。 しかしながら警告装置は、垂れ幕によるものに限らず、回転灯などランプによ り視覚的に知らせるものや、音により聴覚的に知らせるものや、遮断機など物理 的に知らせるものや、これらを複合させたものなど様々な形態のものが考えられ る。
【0015】
【考案の効果】
<イ>門型に車輌などが直接接触することなく制限高さの超過を検知することが できるから、接触により門型自体を破損させることがなく、車輌などの積荷を破 損させることもない。 <ロ>前述したように門型への車輌の接触がないため、門型の破損による新たな 門型の設置が一切必要なく経済的である。 <ハ>車輌運転手の目の前に制限高さの超過を表示することが可能であるから、 運転者の不注意により制限高さの超過を見落とすことがなく、制限高さの超過を 確実に認知させることができる。 これにより、運転者の見落としによる事故の発生を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の車輛などの制限高さ超過警告装置の
説明図
【図2】 制限高さの警告装置の作動時の説明図

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛などの移動物体の高さを検知する
    センサーと、 移動物体が制限高さを超えている場合に、前記センサー
    からの信号により作動する警告装置とより構成すること
    を特徴とする、 車輛などの制限高さ超過警告装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車輛などの制限高さ
    超過警告装置において、警告装置は垂れ幕であることを
    特徴とする、車輛などの制限高さ超過警告装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車輛
    などの制限高さ超過警告装置において、警告装置は、移
    動物体の進路を跨がって設置した門型部材の梁部に設け
    たことを特徴とする、車輛などの制限高さ超過警告装
    置。
JP1997000548U 1997-01-24 1997-01-24 車輛などの制限高さ超過警告装置 Expired - Lifetime JP3039909U (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11175880A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Omron Corp 車輌高さ計測装置およびこの装置を用いた車輌監視システム
JP2001243589A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 Denso Corp 車両状態測定記憶利用システム
JP2002030623A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Sato Kensetsu Kogyo Co Ltd 高さ制限装置
JP2007132019A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 高さ制限装置
JP2011160615A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Toyota Motor Corp 充電装置
JP2021025408A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 ▲広▼州大学 橋・トンネルに対する高さ制限超過車両の衝突を防止する遮断ロープ式柔軟性衝突防止装置

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