JP2001243508A - 自動改集札装置 - Google Patents

自動改集札装置

Info

Publication number
JP2001243508A
JP2001243508A JP2000054635A JP2000054635A JP2001243508A JP 2001243508 A JP2001243508 A JP 2001243508A JP 2000054635 A JP2000054635 A JP 2000054635A JP 2000054635 A JP2000054635 A JP 2000054635A JP 2001243508 A JP2001243508 A JP 2001243508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
medium
collection
magnetic
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000054635A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ishigame
新一 石亀
Katsuo Imatsuka
勝雄 今塚
Takahiro Matsutani
恭弘 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000054635A priority Critical patent/JP2001243508A/ja
Priority to TW090101053A priority patent/TW533381B/zh
Priority to EP01300959A priority patent/EP1130550A3/en
Priority to KR1020010009607A priority patent/KR100365097B1/ko
Priority to US09/793,987 priority patent/US6732924B2/en
Priority to CNB2003101165408A priority patent/CN1286689C/zh
Priority to CNB011089253A priority patent/CN1150491C/zh
Priority to CNA2003101165395A priority patent/CN1508760A/zh
Publication of JP2001243508A publication Critical patent/JP2001243508A/ja
Priority to US10/705,496 priority patent/US7025264B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
(24a、24b、35、36、38)と、磁気式乗車
券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバーした無線式乗
車券媒体に対応した第2の媒体処理手段(18a、18
b、62)と、第1の媒体処理手段により磁気式乗車券
媒体から得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び
第2の媒体処理手段により無線式乗車券媒体から得られ
た乗車券情報に基づく改集札処理を実行する改集札処理
手段(1、4)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道などの交通
機関の駅に設置される自動改集札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、自
動改札装置が設置されている。この自動改札装置は、利
用者により投入される磁気式の乗車券を受け取り、この
乗車券に記録されている磁気情報を読み取り、利用者の
通行(駅構内への入場又は駅構外への出場)の可否を判
定する。自動改札装置が通行不可の判定を下した場合、
自動改札装置に設けられた扉が閉じて利用者の通行が阻
止される。また、このとき、自動改札装置に設けられた
表示パネルに注意等の案内が表示されたり、スピーカか
ら注意等の案内が出力されたりする。
【0003】このような自動改札装置は、通常サイズ及
び定期サイズなど複数サイズの乗車券を処理することが
できる。例えば、当日限り有効の近距離の乗車券(通常
サイズ)、定期券(定期サイズ)、及びSFカード(定
期サイズ)等を処理することができる。そのため、自動
改札装置内の乗車券を搬送する搬送機構には、複数サイ
ズの乗車券に対応するための整列機構が設けられてい
る。また、自動改札装置は、複数枚の乗車券を一括して
処理することができる。例えば、定期券とSFカードと
を一括して処理することができる。そのために、自動改
札装置内の搬送機構には、複数枚の乗車券に対応するた
めの保留機構が設けられている。
【0004】また、自動改札装置に沿って形成される通
路を改札路及び集札路として共用する場合は、通常、自
動改札装置は2台一組で通路境界として設置される。そ
して、2台一組で設置されるこれら2機の自動改札装置
のうちの一方の自動改札装置に設けられた乗車券の投入
口側に、他方の自動改札装置に設けられた乗車券の排出
口がくるように、また、一方の自動改札装置に設けられ
た乗車券の排出口側に、他方の自動改札装置に設けられ
た乗車券の投入口がくるように、2機が組合せて設置さ
れる。
【0005】さらに、近年では、上記したような磁気式
の乗車券に対応した自動改札装置以外に、無線式の乗車
券に対応した自動改札装置の研究開発も進められてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の自動改札装置の搬送機構には、複数サイズの乗車券を
処理するため整列機構が設けられ、さらに、複数枚の乗
車券を一括して処理するために保留機構が設けられてい
る。これにより、搬送機構が長くなってしまい、結果的
に、自動改札装置全体が長くなってしまうという問題が
あった。つまり、複数サイズの乗車券に対応させたり、
複数枚の乗車券を一括して処理させるためには、自動改
札装置の小型化が困難であった。
【0007】また、上記したように、改札用の通路と集
札用の通路を共用するために、自動改札装置が2台一組
で通路境界として設置される場合、各通路間に2台ずつ
自動改札装置が設置されることになり(通路の境界に2
台ずつ設置されることになり)、駅の改札コーナーにお
ける自動改札装置の占有率が増加してしまうという問題
があった。
【0008】さらに、自動改札装置を磁気式及び無線式
の乗車券に対応させた場合、自動改札装置でこれら両乗
車券を組合せて精算することができないなどの問題があ
った。
【0009】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、下記の自動改集札装置を提
供することにある。
【0010】(1)小型化に適した自動改集札装置。
【0011】(2)磁気式の乗車券及び無線式の乗車券
に対応し、且つ運用状況に応じて高効率稼働することが
可能な自動改集札装置。
【0012】(3)磁気式の乗車券及び無線式の乗車券
に対応して精算処理が可能な自動改集札装置。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の自動改集札装置は、以下の
ように構成されている。
【0014】(1)この発明の自動改集札装置は、一サ
イズに限定された磁気式乗車券媒体にだけ対応した媒体
処理機構を有する第1の媒体処理手段と、前記磁気式乗
車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバーした無線式
乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段と、前記第1
の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体から得られ
た乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第2の媒体
処理手段により前記無線式乗車券媒体から得られた乗車
券情報に基づく改集札処理を実行する改集札処理手段と
を備えている。
【0015】(2)この発明の自動改集札装置は、一サ
イズに限定された磁気式乗車券媒体にだけ対応した媒体
処理機構を有する第1の媒体処理手段と、前記磁気式乗
車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバーした無線式
乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段と、前記第1
の媒体処理手段による前記磁気式乗車券媒体の処理だけ
を許可し、この第1の媒体処理手段により前記磁気式乗
車券媒体から得られた乗車券情報に基づく改集札処理を
実行する第1の改集札モード、前記第2の媒体処理手段
による前記無線式乗車券媒体の処理だけを許可し、この
第2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得
られた乗車券情報に基づく第2の改集札処理を実行する
第2の改集札モード、前記第1の媒体処理手段による前
記磁気式乗車券媒体の処理、及び前記第2の媒体処理手
段による前記無線式乗車券媒体の処理を共に許可し、こ
の第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体から
得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及びこの第2
の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得られ
た乗車券情報に基づく改集札処理を併せて実行する第3
の改集札モードのうちのいずれか一つの改集札モードを
設定する設定手段と、前記設定手段により設定された改
集札モードに基づき改集札処理を実行する改集札処理手
段とを備えている。
【0016】(3)この発明の自動改集札装置は、一サ
イズに限定された磁気式乗車券媒体にだけ対応した媒体
処理機構を有する第1の媒体処理手段と、前記磁気式乗
車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバーした無線式
乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段と、前記第1
の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体から得られ
た乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第2の媒体
処理手段により前記無線式乗車券媒体から得られた乗車
券情報に基づき改集札処理を実行する第1の改集札処理
手段と、前記第1の改集札処理手段による改集札処理に
おいて運賃不足が判明したとき、精算を要求する精算要
求手段と、前記精算要求手段による精算の要求に対応し
て、前記第1及び第2の媒体処理手段のうちの少なくと
も一方から金額情報が得られたとき、この金額情報に基
づき不足運賃を精算する精算手段と、前記精算手段によ
る精算結果に基づき改集札処理を実行する第2の改集札
処理手段とを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】この発明の自動改集札装置で処理対象とな
る乗車券媒体は、磁気式乗車券媒体と無線式乗車券媒体
である。さらに、磁気式乗車券媒体は、一サイズ限定と
する。無線式乗車券媒体は、一サイズに限定された磁気
式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバーするも
のとする。
【0019】例えば、この発明の自動改集札装置で処理
対象となる磁気式乗車券媒体をエドモンソンサイズに限
定する。その上、処理対象となる磁気式乗車券媒体を所
定距離の乗車券として当日のみ有効な乗車券だけに限定
する。つまり、処理対象となる磁気式乗車券媒体を普通
乗車券だけに限定する。また、この発明の自動改集札装
置で処理対象となる無線式乗車券媒体には、所定期間に
おいて所定区間の乗車が許可される定期乗車券媒体(定
期券)、予め記録された金額情報と引き換えに乗車が許
可される前払い式乗車券媒体(SF券)、及び前記所定
距離を越える長距離の乗車が許可される長距離乗車券媒
体(長距離券)などが挙げられる。
【0020】上記したように、磁気式乗車券媒体の種類
を限定することにより(普通乗車券だけに限定すること
により)、磁気式乗車券媒体に記録されるデータ量も限
定することができ、その結果、磁気式乗車券媒体をエド
モンソンサイズ一つにすることができる。これと方法は
異なるが、データの記録方式を変えることにより、磁気
式乗車券媒体をエドモンソンサイズ一つにすることもで
きる。例えば、記録密度の低いNRZ(non return to
zero)1方式をやめて、記録密度が高くCPトラックが
不要のFM方式を採用する。これによりエドモンソンサ
イズの磁気式乗車券媒体であっても、比較的容量の大き
なデータを記録することが可能となる。その結果、特急
券情報などを含む長距離券もエドモンソンサイズの磁気
式乗車券媒体で発行することができる。
【0021】図1は、この発明の自動改集札装置の外観
の概略を示す斜視図である。図2は、この発明の自動改
集札装置の内部構造の概略を示す断面図である。図1及
び図2に示すように、自動改集札装置には、主制御部
1、保守用コントロールパネル2、電源部3、ドア4、
センサ5、スピーカ6、回収部7、改札処理部10a、
及び集札処理部10bなどが設けられている。
【0022】主制御部1は、自動改集札装置全体の制御
を司る。保守用コントロールパネル2は、この自動改集
札装置を保守する保守員が操作するパネルである。電源
部3は、この自動改集札装置の各部に電力を供給する。
ドア4は、閉じることにより通路を閉鎖する。このドア
4は、ドア開閉駆動部4aにより開閉駆動される。セン
サ5は、自動改集札装置の側面を通過する利用者、つま
り改集札通路を通過する利用者を検知する。スピーカ6
は、利用者に対して各種案内を音声出力する。回収部7
は回収箱を有し、この回収箱に不要な磁気式乗車券媒体
を回収する。
【0023】改札処理部10aには、媒体処理機構が設
けられている。つまり、改札処理部10aには、通路表
示部12a、投入口14a、精算キー15a、通信部1
6a、案内表示部18a、判定結果表示部20a、排出
口22a、搬送機構24aが設けられている。通路表示
部12aは、自動改集札装置に沿った通路を通行する利
用者(乗客)に対する各種案内が表示される。投入口1
4aは、利用者により投入される磁気式乗車券媒体を受
け取る。精算キー15aは、精算を必要とするときに本
体に精算を指示する。通信部16aは、利用者によりか
ざされる無線式乗車券媒体と交信し、無線式乗車券媒体
から送信されるデータを受信したり、無線式乗車券媒体
に対してデータを送信したりする。案内表示部18a
は、利用者に対して各種案内を表示する。判定結果表示
部20aは、通行の可否判定結果を表示する。排出口2
2aは、投入口14aで受け取った磁気式乗車券媒体を
排出する。つまり、利用者に対して磁気式乗車券媒体を
返却する。搬送機構24aは、投入口14aで受け取ら
れた磁気式乗車券媒体を排出口22aまで搬送する。
【0024】集札処理部10bには、媒体処理機構が設
けられている。つまり、集札処理部10bには、通路表
示部12b(斜視図のため図面上は見えない)、投入口
14b、精算キー15b、通信部16b、案内表示部1
8b、判定結果表示部20b、搬送機構24bが設けら
れている。通路表示部12bは、自動改集札装置に沿っ
た通路を通行する利用者に対する各種案内が表示され
る。投入口14bは、利用者により投入される磁気式乗
車券媒体を受け取る。精算キー15bは、精算を必要と
するときに本体に精算を指示する。通信部16bは、利
用者によりかざされる無線式乗車券媒体と交信し、無線
式乗車券媒体から送信されるデータを受信したり、無線
式乗車券媒体に対してデータを送信したりする。案内表
示部18bは、利用者に対して各種案内を表示する。判
定結果表示部20bは、通行の可否判定結果を表示す
る。搬送機構24bは、投入口14bで受け取られた磁
気式乗車券媒体を回収部7まで搬送する。なお、この集
札処理部10bは、排出口を備えていない。つまり、投
入口14bで受け取られた磁気式乗車券媒体は、全て機
体内の回収部7に回収される。
【0025】改札処理部10aの一部の搬送機構24a
は、トップカバー26aにより覆われている。このトッ
プカバー26aは、自動改集札装置に対して開閉自在に
設けられている。このトップカバー26a上には、投入
口14a、通信部16a、案内表示部18a、判定結果
表示部20a、排出口22aが設けられている。同様
に、改札処理部10bの一部の搬送機構24bは、トッ
プカバー26bにより覆われている。このトップカバー
26bは、自動改集札装置に対して開閉自在に設けられ
ている。このトップカバー26b上には、投入口14
b、通信部16b、案内表示部18b、判定結果表示部
20bが設けられている。
【0026】トップカバー26aはこの自動改集札装置
により隔てられた一方の通路側に開くように構成されて
おり、トップカバー26bはこの自動改集札装置により
隔てられた他方の通路側に開くように構成されている。
これにより、一方のトップカバーがオープンされ一方の
通路が使用不可となっても、他方の通路まで使用不可と
なることはない。
【0027】続いて、図3を参照して、この発明の自動
改集札装置の動作等について説明する。図3は、この発
明の自動改集札装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図3に示すように、この発明の自動改集札装置は、
主制御部1、ROM30、RAM32、運賃メモリ3
4、読取記録部36、搬送制御部38、印刷制御部4
0、券検知センサ監視部42、人検知センサ監視部4
4、ドア開閉制御部46、表示制御部48、パンチ制御
部50、保留制御部52、トップカバー開閉監視部5
4、電源制御部56、保守用コントロールパネル制御部
58、モード切替スイッチ60、無線通信制御部62、
ネットワーク通信制御部64、及び監視盤I/F66等
を備えている。
【0028】主制御部1は、先に説明したように、この
自動改集札装置全体の制御を司る。ROM30は、主制
御部1の制御プログラム等を記憶する。RAM32は、
主制御部1により自動改集札装置を制御する際に発生す
るデータを一時的に記憶する。運賃メモリ34は、運賃
データを記憶する。読取記録部36は、読取用及び記録
用の磁気ヘッド35を制御し、磁気式乗車券媒体に磁気
記録されたデータを読み出したり、磁気式乗車券媒体に
所定のデータを磁気記録したりする。搬送制御部38
は、搬送機構24a及び24bによる磁気式乗車券媒体
の搬送を制御する。さらに、この搬送制御部38は、投
入口14a及び14bに設けられた投入口シャッタ37
を制御して、磁気式乗車券媒体の投入を禁止したりす
る。印刷制御部40は、サーマルヘッド39を制御し
て、磁気式乗車券媒体に所定の情報を印字記録する。
【0029】券検知センサ監視部42は、搬送機構24
a及び24bに沿って設けられた複数の券検知センサ4
1からの券検知信号をチェックし、搬送機構24a及び
24bによる磁気式乗車券媒体の搬送状態を監視する。
人検知センサ監視部44は、人検知センサ5からの人検
知信号をチェックし、自動改集札装置に沿って通行する
者を監視する。ドア機構制御部46は、ドア開閉駆動部
4aによるドア4の開閉駆動を制御する。表示制御部4
8は、通路表示部12a、案内表示部18a、判定結果
表示部20a、通路表示部12b、案内表示部18b、
判定結果表示部20b等の各種表示部の表示を制御す
る。パンチ制御部50は、搬送機構24a及び24bに
沿って所定位置に設けられたパンチ機構49によるパン
チ処理のタイミング等を制御する。保留制御部52は、
搬送機構24a及び24bに沿って所定位置に設けられ
た保留部51による磁気式乗車券媒体の保留を制御す
る。トップカバー開閉監視部54は、トップカバー26
aの開閉状態を検知するトップカバーセンサ54a及び
トップカバー26bの開閉状態を検知するトップカバー
センサ54bからの検知信号をチェックし、トップカバ
ー26a及び24bの開閉状態を監視する。電源制御部
56は、電源部3による電源供給等を制御する。
【0030】保守用コントロールパネル制御部58は、
保守用コントロールパネル2から入力された設定等に基
づき自動改集札装置を制御する。また、この保守用コン
トロールパネル制御部58は、保守用コントロールパネ
ル2による保守対象の切り替えも制御する。例えば、ト
ップカバー26aだけが開いた状態では(トップカバー
開閉監視部54によりトップカバーの開閉状態は監視さ
れている)、保守用コントロールパネル制御部58は保
守用コントロールパネル2による保守対象を改札処理部
10aに切り替え、逆に、トップカバー26bだけが開
いた状態では、保守用コントロールパネル制御部58は
保守用コントロールパネル2による保守対象を集札処理
部10bに切り替える。さらに、トップカバー26a及
び24bの両方が開いた状態では、保守用コントロール
パネル制御部58は保守用コントロールパネル2による
保守対象を改札処理部10a及び10bの両方に切り替
える。
【0031】モード切替スイッチ60は、自動改集札装
置のモードを切り替える。モードには、磁気専用モー
ド、無線専用モード、及び併用モードがある。モード切
替スイッチ60により磁気専用モードに切り替えられる
と、自動改集札装置による改札処理及び集札処理の対象
は磁気式乗車券媒体のみとなる。このとき、通路表示部
12a及び12bには、磁気式乗車券媒体のみが処理対
象であることが案内表示される。この場合、有効な無線
式乗車券媒体であっても通行は許可されなくなる。モー
ド切替スイッチ60により無線専用モードに切り替えら
れると、自動改集札装置による改札処理及び集札処理の
対象は無線式乗車券媒体のみとなる。このとき、通路表
示部12a及び12bには、無線式乗車券媒体のみが処
理対象であることが案内表示される。さらに、投入口1
4a及び14bに設けられた投入口シャッタが閉じて、
投入口14a及び14bに磁気式乗車券媒体を投入でき
なくする。モード切替スイッチ60により併用モードに
切り替えられると、自動改集札装置による改札処理及び
集札処理の対象は磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒
体の両方となる。このとき、通路表示部12a及び12
bには、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体の両方
が処理対象であることが案内表示される。
【0032】無線通信制御部62は、通信部18a及び
18bの送受信パワー等を制御したり、通信部18a及
び18bで受信されたデータを復調したり、通信部18
a及び18bから送信されるデータを変調したりする。
ネットワーク通信制御部64は、外部ネットワークとの
通信を制御する。監視盤I/Fは、外部に設置される監
視盤66と自動改集札装置のインターフェースとして機
能する。また、監視盤66にも、先に説明したモード切
替スイッチ60が設けられている。この監視盤66に設
けられたモード切替スイッチ60は、自動改集札毎にモ
ードを切り替えることができる。
【0033】続いて、図4を参照して、上記した自動改
集札装置の設置例について説明する。図4に示すよう
に、複数の自動改集札装置が駅構外と駅構内の境界に設
置される。このとき、各自動改集札装置の間が、改集札
用の共通の通路となる。なお、両端の自動改集札装置に
は、改札処理部10a及び集札処理部10bの一方しか
搭載しない自動改集札装置が設置されている。
【0034】磁気式乗車券媒体で改札処理を受ける場
合、利用者は駅構外側から進入し、投入口14aに磁気
式乗車券媒体を投入する。投入された磁気式乗車券媒体
は、搬送機構24aにより搬送され、途中、読取用及び
記録用の磁気ヘッド35により、磁気式乗車券媒体に記
録されたデータが読み出され、必要に応じて、磁気式乗
車券媒体に対して所定のデータが記録される。主制御部
1は、磁気式乗車券媒体から読み出されたデータ、運賃
メモリ34に記録されたデータに基づき、通行の可否を
判定する。通行可の場合は、磁気式乗車券媒体に必要に
応じてパンチ処理及び印刷処理等を施し、排出口22a
から排出する。このとき、判定結果表示部20aには、
乗車券の抜き取り案内を表示し、スピーカ6からも同様
の案内を音声出力する。通行不可の場合は、そのまま磁
気式乗車券媒体を排出口22aから排出するとともに、
ドア4を閉じて利用者の通行を阻止する(駅構内への侵
入をする)。このとき、判定結果表示部20aには、乗
車券が不適である旨の案内、乗車券の抜き取り案内等を
表示し、スピーカ6からも同様の案内を音声出力する。
【0035】無線式乗車券媒体で改札処理を受ける場
合、利用者は駅構外側から進入し、通信部16aに無線
式乗車券媒体をかざす。このとき、無線式乗車券媒体と
通信部16aとの間の交信により、無線式乗車券媒体に
記録されたデータが読み出され、必要に応じて、無線式
乗車券媒体に対して所定のデータが記録される。主制御
部1は、無線式乗車券媒体から読み出されたデータ、運
賃メモリ34に記録されたデータに基づき、通行の可否
を判定する。通行可の場合、判定結果表示部20aに
は、通行可の案内を表示し、スピーカ6からも同様の案
内を音声出力する。通行不可の場合は、ドア4を閉じて
利用者の通行を阻止する(駅構内への侵入をする)。こ
のとき、判定結果表示部20aには、乗車券が不適であ
る旨の案内を表示し、スピーカ6からも同様の案内を音
声出力する。
【0036】磁気式乗車券媒体で集札処理を受ける場
合、利用者は駅構内側から進入し、投入口14bに磁気
式乗車券媒体を投入する。投入された磁気式乗車券媒体
は、搬送機構24bにより搬送され、途中、読取用及び
記録用の磁気ヘッド35により、磁気式乗車券媒体に記
録されたデータが読み出される。主制御部1は、磁気式
乗車券媒体から読み出されたデータ、運賃メモリ34に
記録されたデータに基づき、通行の可否を判定する。通
行可の場合は、磁気式乗車券媒体を回収部7に回収す
る。このように、集札処理で、通行可の場合は、磁気式
乗車券媒体を返却することなく、常時、回収部7に回収
するようにする。これにより、磁気式乗車券媒体を排出
する排出機構を設けなくてすみ、機器構成を簡略化する
ことができる。通行不可の場合は、磁気式乗車券媒体を
投入口14bから排出(返却)する、或は磁気式乗車券
媒体を保留機構51で保留して係員対応にする。この場
合、両者共、ドア4を閉じて利用者の通行を阻止する
(駅構外へ出場を禁止する)。このとき、判定結果表示
部20bには、乗車券が不適である旨の案内、乗車券の
抜き取り案内等を表示し、スピーカ6からも同様の案内
を音声出力する。
【0037】無線式乗車券媒体で集札処理を受ける場
合、利用者は駅構内側から進入し、通信部16bに無線
式乗車券媒体をかざす。このとき、無線式乗車券媒体と
通信部16bとの間の交信により、無線式乗車券媒体に
記録されたデータが読み出され、必要に応じて、無線式
乗車券媒体に対して所定のデータが記録される。主制御
部1は、無線式乗車券媒体から読み出されたデータ、運
賃メモリ34に記録されたデータに基づき、通行の可否
を判定する。通行可の場合、判定結果表示部20bに
は、通行可の案内を表示し、スピーカ6からも同様の案
内を音声出力する。通行不可の場合は、ドア4を閉じて
利用者の通行を阻止する(駅構外への出場を禁止す
る)。このとき、判定結果表示部20bには、乗車券が
不適である旨の案内を表示し、スピーカ6からも同様の
案内を音声出力する。
【0038】上記すべてのケースに共通して、通行不可
の場合は、監視盤68に対して、通行不可判定した自動
改集札装置の号機番号が通知される。
【0039】ここで、磁気ヘッド35の配置について説
明する。磁気式乗車券媒体の一方の面は磁気情報が磁気
記録される磁気記録面であり、他方の面は文字等の情報
が印刷記録される印刷記録面である。自動改集札装置で
は、磁気記録面を下にして投入された場合でも上にして
投入された場合でも処理できるように磁気ヘッド35が
配置されている。
【0040】磁気ヘッド35の配置1について説明す
る。この配置1では、磁気記録面を下にして投入された
場合用の読取用及び記録用の磁気ヘッド35を搬送機構
24a及び24bに沿って配置する。さらに、磁気記録
面を上にして投入された場合用の読取用及び記録用の磁
気ヘッド35を搬送機構24a及び24bに沿って配置
する。これにより、磁気記録面を下にして投入された場
合でも上にして投入された場合でも対応できる。なお、
集札処理部10bにおいては、記録用の磁気ヘッド35
を省略するようにしてもよい(記録用の磁気ヘッド35
を設けない)。特に、磁気式乗車券媒体にデータを記録
する必要がないからである。回収部7に回収される磁気
式乗車券媒体の磁気記録部に対しては、パンチ機構49
によりパンチ処理を加えて磁気記録部を破壊するように
してもよい。集札処理部10bに記録用の磁気ヘッド3
5を設けないことにより、機器構成を簡略化することが
できる。
【0041】磁気ヘッドの配置2について説明する。こ
の配置2では、磁気記録面を下にして投入された場合用
の記録用の磁気ヘッド35を搬送機構24a及び24b
に沿って配置する。さらに、磁気記録面を上にして投入
された場合用の記録用の磁気ヘッド35を搬送機構24
a及び24bに沿って配置する。これにより、磁気記録
面を下にして投入された場合でも上にして投入された場
合でも記録処理は対応できる。一方、読取用の磁気ヘッ
ド35は、磁気記録面を下にして投入された場合用のも
のだけ、搬送機構24a及び24bに沿って配置する。
そして、この磁気記録面を下にして投入された場合用の
読取用の磁気ヘッド35だけで、磁気記録面を下にして
投入された場合、及び上にして投入された場合に対応す
る。磁気記録面を下にして投入された場合は何等問題は
ない。磁気記録面を上にして投入された場合は、読取情
報の出力が小さいなる。これは、磁気記録面がヘッドか
ら遠くに位置するためであり、空間損失の影響で磁気の
出力が小さくなるからである。この場合、読取結果であ
る出力電流を監視し、出力電流が規定値より低いとき、
読取アンプのゲインを切り替え、出力倍率を高くし読取
を実現することができる。なお、集札処理部10bにお
いては、磁気ヘッドの配置1と同様に、記録用の磁気ヘ
ッド35を省略するようにしてもよい(記録用の磁気ヘ
ッド35を設けない)。回収部7に回収される磁気式乗
車券媒体の磁気記録部に対しても、磁気ヘッドの配置1
ど同様に、パンチ機構49によりパンチ処理を加えて磁
気記録部を破壊するようにしてもよい。集札処理部10
bに記録用の磁気ヘッド35を設けないことにより、機
器構成を簡略化することができる。
【0042】続いて、図5に示すフローチャートを参照
して、自動改集札装置による利用者の受け付けのタイミ
ングについて説明する。この発明の自動改集札装置の改
札処理部10aは、改集札用の通路の略中央付近に排出
口22aを備えている。このため、改札処理において先
に改集札用の通路に進入した無線式乗車券媒体の利用者
が、後から進入してくる利用者の磁気式乗車券媒体を間
違って持ち去ってしまう可能性がある。そこで、次に説
明するように、次客の受け付けタイミングを制御する必
要ある。
【0043】前提として、隣接して設置される2台の自
動改集札装置、1号機及び2号機を想定する。そして、
これら1号機と2号機の間の改集札用の通路を通行する
利用者の受け付けタイミングについて説明する。因み
に、この通路を通行して改札処理を受けるには1号機の
改札処理部10aが使用され、この通路を通行して集札
処理を受けるには2号機の集札処理部10bが使用され
るものとする。
【0044】1号機と2号機の間の改集札用の通路に利
用者が進入していない状態において、つまり、1号機の
改札処理部10a及び2号機の集札処理部10bが、共
に、利用者待ちの状態において、無線式乗車券媒体の利
用者(以下、この利用者を先の利用者と称する)が1号
機の改札処理部10aによる改札処理を経て通路に進入
したとする。つまり、1号機の改札処理部10aにより
無線式乗車券媒体が受け付けられたとする(ST1
0)。このとき、2号機の集札処理部10bによる集札
処理の受け付けは禁止され(ST12)、例えば、2号
機の通路表示部12bには、進入禁止等の案内が表示さ
れる。
【0045】1号機の改札処理部10aによる改札処理
において、先の利用者の無線式乗車券媒体による通行が
認められない場合(ST14、NO)、ドアが閉じて改
集札通路の通行が阻止される(ST16)。この無線式
乗車券媒体により通行が認められる場合(ST14、Y
ES)、ドアが開いた状態で、改集札通路の通行が許可
される(ST18)。
【0046】この後、人検知センサ5からの出力に基づ
き先の利用者の通行状態を認識し、この先の利用者の通
行状態に基づき次の利用者の受け付けタイミングが制御
される。例えば、1号機の中央に先の利用者が到達する
までは(ST20、NO)、次の利用者を一切受け付け
ない(ST22)。つまり、次の利用者の磁気式乗車券
媒体も受け付けないし、無線式乗車券媒体も受け付けな
い。従って、投入口シャッタ37が閉じて投入口12a
に対する磁気式乗車券媒体の投入を禁止する。このと
き、1号機の通路表示部12aには、進入禁止等の案内
が表示される。1号機の中央に先の利用者が到達したこ
とが判明すると(ST20、YES)、次の利用者の無
線式乗車券媒体だけ受け付けを許可する(ST24)。
このとき、1号機の通路表示部12aには、磁気券の方
は進入禁止等の案内が表示される。
【0047】1号機の出口に先の利用者が到達するまで
は(ST26、NO)、次の利用者の磁気式乗車券媒体
を受け付けない(ST28)。1号機の出口に先の利用
者が到達したことが判明すると(ST26、YES)、
次の利用者の磁気式乗車券媒体も受け付けを許可する
(ST30)。このとき、投入口シャッタ37が開き投
入口12aに対する磁気式乗車券媒体の投入を許可す
る。
【0048】1号機の出口を先の利用者が通過するまで
は(ST32、NO)、2号機の集札処理部10bによ
る集札処理の受け付けは禁止され続ける(ST34)。
1号機の出口を先の利用者が通過したことが判明すると
(ST32、YES)、2号機の集札処理部10bによ
る集札処理の受け付けが許可される(ST36)。この
とき、2号機の通路表示部12bの進入禁止等の案内は
クリアされる。
【0049】上記したように、次の利用者が無線式乗車
券媒体の場合は、次の利用者が磁気式乗車券媒体の場合
より、早めに受け付けを許可する。これは、次の利用者
が無線式乗車券媒体の場合は、先の利用者が次の利用者
の乗車券を間違って持ち去るということがないためにで
ある。そのため、先の利用者の無線式乗車券媒体と交信
し、通行判定を下し、必要なデータを無線式乗車券媒体
に送信し記録が完了したタイミングで、次の利用者の無
線式乗車券媒体の受け付けを許可する。次の利用者が磁
気式乗車券媒体の場合は、先の利用者(無線式乗車券媒
体の利用者)が自動改集札装置の中央を通過し出口に到
達したことを検知してから、受け付けを許可する。
【0050】上記したような受け付けのタイミング制御
により、無線式乗車券媒体の利用者だけを対象として処
理した方が、次の利用者の受け付けが早くなるので、自
動改集札装置の利用効率が向上する。つまり、次のよう
に自動改札装置のモードを切り替えて運用することによ
り、自動改集札装置の利用効率を向上させることができ
る。
【0051】自動改集札装置には、先に説明したよう
に、モード切替スイッチ60が設けられている。同様
に、監視盤68にも、モード切替スイッチ60が設けら
れている。監視盤68に設けられているモード切替スイ
ッチ60は、号機毎にモードを切り替えることができ
る。このモード切り替えスイッチ60は、磁気専用モー
ド、無線専用モード、及び併用モードを切り替える。
【0052】モード切替スイッチ60により磁気専用モ
ードに切り替えられると、自動改集札装置による改札処
理及び集札処理の対象は磁気式乗車券媒体のみとなる。
このとき、通路表示部12a及び12bには、磁気式乗
車券媒体のみが処理対象であることが案内表示される。
この場合、有効な無線式乗車券媒体であっても通行は許
可されなくなる。モード切替スイッチ60により無線専
用モードに切り替えられると、自動改集札装置による改
札処理及び集札処理の対象は無線式乗車券媒体のみとな
る。このとき、通路表示部12a及び12bには、無線
式乗車券媒体のみが処理対象であることが案内表示され
る。さらに、投入口14a及び14bに設けられた投入
口シャッタが閉じて、投入口14a及び14bに磁気式
乗車券媒体を投入できなくする。モード切替スイッチ6
0により併用モードに切り替えられると、自動改集札装
置による改札処理及び集札処理の対象は磁気式乗車券媒
体及び無線式乗車券媒体の両方となる。このとき、通路
表示部12a及び12bには、磁気式乗車券媒体及び無
線式乗車券媒体の両方が処理対象であることが案内表示
される。
【0053】例えば、複数台の自動改集札装置が設置さ
れ、複数の改集札用の通路が設けられた駅を想定する。
このような駅において、朝夕の通勤混雑時には、大部分
の自動改集札装置を無線専用モードで稼働させる。残り
の自動改札装置は、磁気専用モード又は併用モードで稼
働させる。朝夕の通勤混雑時には、定期券利用者が大部
分である。この自動改集札装置の運用において、定期券
は全て無線式乗車券媒体が割り当てられる。つまり、定
期券の利用者が多い朝夕の通勤混雑時に、大部分の自動
改集札装置を無線専用モードで稼働させることにより、
一台あたりの処理効率を上げることができるので、結果
的に、改集札処理の混雑を緩和させることができる。こ
れは一例であり、その他、時間帯又は曜日等により自動
改集札装置のモードを切り替えることにより、改集札処
理効率を向上させることもできる。
【0054】上記説明したように、この発明の自動改集
札装置は、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体の両
方を対象に処理することができる。そのため、磁気式乗
車券媒体を処理する機構と、無線式乗車券媒体を処理す
る機構とを備えている。どちらか、一方が故障した場
合、つまり、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体の
うちのどちらか一方による処理が不能になった場合、上
記したように、モードを切り替えて運用させることもで
きる。モードの切り替えは、保守員が行なってもよい
し、機器自体で故障の状況を検知し、機器自体で自動的
にモードを切り替えるようにしてもよい。これにより、
磁気式乗車券媒体だけ取扱えなくなった場合でも、無線
式乗車券媒体による改集札処理は可能となるし、逆に、
無線式乗車券媒体だけ処理できなくなった場合でも、磁
気式乗車券媒体による改集札処理は可能となる。
【0055】続いて、図6に示すフローチャートを参照
して、この発明の自動改集札装置による乗り越し精算処
理について説明する。この発明の自動改集札装置には精
算キー15a及び15bが設けられており、この精算キ
ー15aの押下により乗り越し精算処理が可能となる。
精算キー15aの押下のタイミングは、一枚目の乗車券
媒体が処理される前でも良いし処理された後でも良い。
なお、案内表示部18a及び18bをタッチパネルにし
て、この案内表示部18a及び18b上に精算キーを表
示するようにしてもよい。また、自動改集札装置に精算
キーを設けない構成とし、機器が自動的に精算の要否を
判定し、精算を要求するようにしてもよい。
【0056】まず、一枚目の乗車券媒体が処理される前
に精算キーが押下されるケースについて説明する。自動
改集札装置が、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体
の両方を受け付けしているとき(ST40)、精算キー
15a又は15bが押下されるとする(ST42、YE
S)。つまり、利用者は、自身が所持している一枚の磁
気式乗車券媒体又は無線式乗車券媒体だけで改札又は集
札が許可されないことを知っている場合、このように、
媒体が受け付けられる前に精算キー15a又は15bが
押下されることがある。勿論、利用者が、精算用の別の
磁気式乗車券媒体又は無線式乗車券媒体を所持していな
ければ、この後の精算はできないことになる。
【0057】精算キー15a又は15bが押下された後
(ST42、YES)、所定期間内に磁気式乗車券媒体
又は無線式乗車券媒体が受け付けられなければ(ST4
4、NO)、タイムオーバーとなり(ST46、YE
S)、処理は最初に戻る。所定期間内に磁気式乗車券媒
体又は無線式乗車券媒体が受け付けられれば(ST4
4、YES)、受け付けられた一枚の乗車券媒体に基づ
き通行判定処理が行われる(ST48)。判定OKの場
合(ST48、YES)、通行は許可される(ST5
8)。このとき、判定結果表示部20a又は20bに、
「精算処理は不要です」、「そのまま通過下さい」等の
案内が表示される。判定NGの場合(ST48、N
O)、次の(精算のための)磁気式乗車券媒体又は無線
式乗車券媒体が要求される(ST50)。このとき、案
内表示部18a又は18bには、「精算のための磁気式
乗車券媒体を投入口に投入するか、無線式乗車券媒体を
通信部にかざして下さい」等の案内が表示される。な
お、一枚目の乗車券媒体が、磁気式乗車券媒体の場合に
は、この一枚目の磁気式乗車券媒体は保留機構51に保
留され、組合せ判定及び精算処理を待つことになる。
【0058】次の(精算のための)磁気式乗車券媒体又
は無線式乗車券媒体が要求されたにもかかわらず(ST
50)、所定期間内に磁気式乗車券媒体又は無線式乗車
券媒体が受け付けられなければ(ST52、NO)、タ
イムオーバーとなり(ST54、YES)、ドアが閉じ
て通行は禁止される(ST60)。そして、一枚目の乗
車券媒体が磁気式乗車券媒体の場合には返却される。こ
のとき、案内表示部18a又は18bには、「もう一度
最初からやり直して下さい」等の案内が表示される。所
定期間内に磁気式乗車券媒体又は無線式乗車券媒体が受
け付けられれば(ST52、YES)、組合せ判定又は
精算処理が行われる(ST56)。一枚目と二枚目の乗
車券媒体の組合せ判定がOKの場合には(ST56、Y
ES)、通行が許可される(ST58)。また、一枚目
及び二枚目の乗車券媒体のうち、どちから一方が精算可
能な乗車券媒体(精算金額が不足していないSFカード
等)であるときは、精算処理が実行された上で、通行が
許可される(ST58)。また、上記した組合せ判定又
は精算処理では、必要に応じて、乗車券媒体に所定の情
報が記録される。組合せ判定がNGで精算処理もできな
い場合には(ST56、NO)、ドアが閉じて通行は禁
止される(ST60)。
【0059】次に、一枚目の乗車券媒体が処理された後
に精算キーが押下されるケースについて説明する。自動
改集札装置が、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体
の両方を受け付けしているとき(ST40)、精算キー
15a又は15bが押下されることなく(ST42、N
O)、磁気式乗車券媒体又は無線式乗車券媒体が受け付
けられれば(ST62、YES)、受け付けられた一枚
の乗車券媒体に基づき通行判定処理が行われる(ST6
4)。判定OKの場合(ST64、YES)、通行は許
可される(ST58)。判定NGの場合(ST64、N
O)、ドアが閉じて通行は禁止され、案内表示部18a
又は18bに、「精算処理を希望する場合は精算キーを
押下して下さい」等が案内表示される。所定時間内に精
算キー15a又は15bが押下されなければ(ST6
6、NO)、タイムオーバーとなり(ST68、YE
S)、通行が禁止されたまま処理が終了する(ST6
0)。この場合、一枚目の乗車券媒体が、磁気式乗車券
媒体の場合、この磁気式乗車券媒体は返却される。所定
時間内に精算キー15a又は15bが押下されれば(S
T66、YES)、次の(精算のための)磁気式乗車券
媒体又は無線式乗車券媒体が要求される(ST50)。
このとき、案内表示部18a又は18bには、「精算の
ための磁気式乗車券媒体を投入口に投入するか、無線式
乗車券媒体を通信部にかざして下さい」等の案内が表示
される。なお、一枚目の乗車券媒体が、磁気式乗車券媒
体の場合には、この一枚目の磁気式乗車券媒体は保留機
構51に保留され、組合せ判定及び精算処理を待つこと
になる。
【0060】次の(精算のための)磁気式乗車券媒体又
は無線式乗車券媒体が要求されたにもかかわらず(ST
50)、所定期間内に磁気式乗車券媒体又は無線式乗車
券媒体が受け付けられなければ(ST52、NO)、タ
イムオーバーとなり(ST54、YES)、ドアが閉じ
て通行は禁止される(ST60)。そして、一枚目の乗
車券媒体が磁気式乗車券媒体の場合には返却される。こ
のとき、案内表示部18a又は18bには、「もう一度
最初からやり直して下さい」等の案内が表示される。所
定期間内に磁気式乗車券媒体又は無線式乗車券媒体が受
け付けられれば(ST52、YES)、組合せ判定又は
精算処理が行われる(ST56)。一枚目と二枚目の乗
車券媒体の組合せ判定がOKの場合には(ST56、Y
ES)、通行が許可される(ST58)。また、一枚目
及び二枚目の乗車券媒体のうち、どちから一方が精算可
能な乗車券媒体(精算金額が不足していないSFカード
等)であるときは、精算処理が実行された上で、通行が
許可される(ST58)。また、上記した組合せ判定又
は精算処理では、必要に応じて、乗車券媒体に所定の情
報が記録される。組合せ判定がNGで精算処理もできな
い場合には(ST56、NO)、ドアが閉じて通行は禁
止される(ST60)。
【0061】ここで、上記説明したこの発明の自動改集
札装置による作用効果についてまとめる。
【0062】(1)この発明の自動改集札装置に対応す
る磁気式乗車券媒体を一サイズ限定とする。例えば、定
期券サイズより小さいエドモンソンサイズだけに限定す
る。その上で、自動改集札装置に対応する無線式乗車券
媒体を、一サイズに限定された磁気式乗車券媒体と異な
る種類の乗車券媒体を全てカバーするものにする。これ
により、自動改集札装置内に、複数サイズの磁気式乗車
券媒体に対応させるための整列部を設ける必要がなくな
る。さらに、自動改集札装置内の保留部のサイズも縮小
化することができ(定期券サイズに対応させる必要がな
くなるため)、磁気ヘッドの間隔も短縮することができ
る(同じく定期券サイズに対応させる必要がなくなるた
め)。その結果、自動改集札装置を小型化することがで
き、コストダウンにもつながる。特に、搬送路方向を短
くすることができる。
【0063】(2)上記したように、搬送路方向を短く
することができるので、改集札用の通路を延ばすことな
く、改集札用の通路方向に沿って改札処理機構10a及
び集札処理機構10bを直列に設置することができる。
つまり、従来のように、改集札用の通路に沿って並列に
設置する必要がなくなる。
【0064】(3)上記したよように、磁気式乗車券媒
体のサイズを限定するとともに、機能も限定する。例え
ば、当日限り有効の近距離券のみとする。これにより、
集札処理機構10bでは、投入された磁気式乗車券媒体
を返却する必要がなくなるので、返却口を設ける必要が
なくなる。結果的に、装置の簡略化及びコストダウンを
図ることができる。
【0065】(4)この発明の自動改集札装置では、読
取用の磁気ヘッドを一方向のみ(磁気式乗車券媒体の一
方の面に対応した方向のみ)に限定することにより、装
置の簡略化及びコストダウンを図ることができる。
【0066】(5)この発明の自動改集札装置は、モー
ド切替スイッチにより、磁気専用モード、無線専用モー
ド、及び併用モードに切り替えて稼働させることができ
る。これにより、状況に応じて最適なモードを選択し、
稼働効率を向上させることができる。
【0067】例えば、複数台の自動改集札装置が設置さ
れ、複数の改集札用の通路が設けられた駅を想定する。
このような駅において、朝夕の通勤混雑時には、大部分
の自動改集札装置を無線専用モードで稼働させる。残り
の自動改札装置は、磁気専用モード又は併用モードで稼
働させる。朝夕の通勤混雑時には、定期券利用者が大部
分である。この自動改集札装置の運用において、定期券
は全て無線式乗車券媒体が割り当てられる。つまり、定
期券の利用者が多い朝夕の通勤混雑時に、大部分の自動
改集札装置を無線専用モードで稼働させることにより、
一台あたりの処理効率を上げることができるので、結果
的に、改集札処理の混雑を緩和させることができる。ま
た、磁気式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体のうちのど
ちらか一方による改集札処理が不能になった場合、上記
したように、モードを切り替えて運用させることもでき
る。
【0068】さらに、自動改集札装置は、適用されてい
るモードを表示する表示部を備えているので、利用者が
混乱することなく利用することができる。
【0069】(6)この発明の自動改集札装置は、磁気
式乗車券媒体及び無線式乗車券媒体のどのような組合せ
にも対応して精算処理を行なうことができる。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば下記の自動改集札装置
を提供できる。
【0071】(1)小型化に適した自動改集札装置。
【0072】(2)磁気式の乗車券及び無線式の乗車券
に対応し、且つ運用状況に応じて高効率稼働することが
可能な自動改集札装置。
【0073】(3)磁気式の乗車券及び無線式の乗車券
に対応して精算処理が可能な自動改集札装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動改集札装置の外観の概略を示す
斜視図である。
【図2】この発明の自動改集札装置の内部構造の概略を
示す断面図である。
【図3】この発明の自動改集札装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】この発明の自動改集札装置の設置例を示す図で
ある。
【図5】この発明の自動改集札装置による利用者の受け
付けのタイミングを示すフローチャートである。
【図6】この発明の自動改集札装置による精算処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部 2…保守用コントロールパネル 3…電源部 4…ドア 5…センサ 6…スピーカ 7…回収部 10a…改札処理部 10b…集札処理部 12a、12b…通路表示部 14a、14b…投入口 15a、15b…精算キー 16a、16b…通信部 18a、18b…案内表示部 20a、20b…判定結果表示部 22a…排出口 24a、24b…搬送機構 26a、26b…トップカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松谷 恭弘 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝ソシ オエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3E027 CA01 CB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段
    と、 前記第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第
    2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得ら
    れた乗車券情報に基づく改集札処理を実行する改集札処
    理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  2. 【請求項2】一サイズに限定された乗車券媒体であっ
    て、所定距離の乗車券として当日のみ有効な磁気式乗車
    券媒体にだけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体
    処理手段と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体であっ
    て、所定期間において所定区間の乗車が許可される定期
    乗車券媒体、予め記録された金額情報と引き換えに乗車
    が許可される前払い式乗車券媒体、及び前記所定距離を
    越える長距離の乗車が許可される長距離乗車券媒体のう
    ちのいずれか一つをカバーした無線式乗車券媒体に対応
    した第2の媒体処理手段と、 前記第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第
    2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得ら
    れた乗車券情報に基づく改集札処理を実行する改集札処
    理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  3. 【請求項3】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段
    と、 前記第1の媒体処理手段による前記磁気式乗車券媒体の
    処理だけを許可し、この第1の媒体処理手段により前記
    磁気式乗車券媒体から得られた乗車券情報に基づく改集
    札処理を実行する第1の改集札モード、前記第2の媒体
    処理手段による前記無線式乗車券媒体の処理だけを許可
    し、この第2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒
    体から得られた乗車券情報に基づく第2の改集札処理を
    実行する第2の改集札モード、前記第1の媒体処理手段
    による前記磁気式乗車券媒体の処理、及び前記第2の媒
    体処理手段による前記無線式乗車券媒体の処理を共に許
    可し、この第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券
    媒体から得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び
    この第2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理を併せて実行
    する第3の改集札モードのうちのいずれか一つの改集札
    モードを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された改集札モードに基づき改
    集札処理を実行する改集札処理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  4. 【請求項4】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段
    と、 前記第1の媒体処理手段による前記磁気式乗車券媒体の
    処理だけを許可し、この第1の媒体処理手段により前記
    磁気式乗車券媒体から得られた乗車券情報に基づく改集
    札処理を実行する第1の改集札モード、前記第2の媒体
    処理手段による前記無線式乗車券媒体の処理だけを許可
    し、この第2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒
    体から得られた乗車券情報に基づく第2の改集札処理を
    実行する第2の改集札モード、前記第1の媒体処理手段
    による前記磁気式乗車券媒体の処理、及び前記第2の媒
    体処理手段による前記無線式乗車券媒体の処理を共に許
    可し、この第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券
    媒体から得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び
    この第2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理を併せて実行
    する第3の改集札モードのうちのいずれか一つの改集札
    モードを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された改集札モードに基づき改
    集札処理を実行する改集札処理手段と、 前記設定手段により設定された改集札モードを案内表示
    する案内表示手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  5. 【請求項5】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段
    と、 前記第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第
    2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得ら
    れた乗車券情報に基づき改集札処理を実行する第1の改
    集札処理手段と、 前記第1の改集札処理手段による改集札処理において運
    賃不足が判明したとき、精算を要求する精算要求手段
    と、 前記精算要求手段による精算の要求に対応して、前記第
    1及び第2の媒体処理手段のうちの少なくとも一方から
    金額情報が得られたとき、この金額情報に基づき不足運
    賃を精算する精算手段と、 前記精算手段による精算結果に基づき改集札処理を実行
    する第2の改集札処理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  6. 【請求項6】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応した媒体処理機構を有する第1の媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応した第2の媒体処理手段
    と、 前記第1の媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒体か
    ら得られた乗車券情報に基づく改集札処理、及び前記第
    2の媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体から得ら
    れた乗車券情報に基づき改集札処理を実行する第1の改
    集札処理手段と、 運賃精算の指示入力を受け付ける精算指示手段と、 前記第1の改集札処理手段による改集札処理において運
    賃不足が判明し、前記精算指示手段により運賃精算が指
    示され、前記第1及び第2の媒体処理手段のうちの少な
    くとも一方から金額情報が得られたとき、この金額情報
    に基づき不足運賃を精算する精算手段と、 前記精算手段による精算結果に基づき改集札処理を実行
    する第2の改集札処理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
  7. 【請求項7】一サイズに限定された磁気式乗車券媒体に
    だけ対応し、この磁気式乗車券媒体の投入を受け入れ、
    この磁気式乗車券媒体に記録された情報を読み取り、こ
    の磁気式乗車券媒体を排出する第1の磁気媒体処理手段
    と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応し、この無線式乗車券媒
    体に記録された情報を読取る第1の無線媒体処理手段
    と、 前記第1の磁気媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒
    体から読取られた乗車券情報に基づく改札処理、及び前
    記第2の無線媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体
    から読取られた乗車券情報に基づく改札処理を実行する
    改札処理手段と、 一サイズに限定された磁気式乗車券媒体にだけ対応し、
    この磁気式乗車券媒体の投入を受け入れ、この磁気式乗
    車券媒体に記録された情報を読み取り、この磁気式乗車
    券媒体を収容する第2の磁気媒体処理手段と、 前記磁気式乗車券媒体と異なる種類の乗車券媒体をカバ
    ーした無線式乗車券媒体に対応し、この無線式乗車券媒
    体に記録された情報を読取る第2の無線媒体処理手段
    と、 前記第2の磁気媒体処理手段により前記磁気式乗車券媒
    体から読取られた乗車券情報に基づく集札処理、及び前
    記第2の無線媒体処理手段により前記無線式乗車券媒体
    から読取られた乗車券情報に基づく集札処理を実行する
    集札処理手段と、 を備えたことを特徴とする自動改集札装置。
JP2000054635A 2000-02-29 2000-02-29 自動改集札装置 Pending JP2001243508A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000054635A JP2001243508A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 自動改集札装置
TW090101053A TW533381B (en) 2000-02-29 2001-01-17 Automatic ticket checking apparatus, ticket checking method thereof and radio communication equipment
EP01300959A EP1130550A3 (en) 2000-02-29 2001-02-02 Automatic ticket checking apparatus
KR1020010009607A KR100365097B1 (ko) 2000-02-29 2001-02-26 자동개찰장치 및 방법
US09/793,987 US6732924B2 (en) 2000-02-29 2001-02-28 Automatic ticket checking apparatus
CNB2003101165408A CN1286689C (zh) 2000-02-29 2001-02-28 自动检票装置
CNB011089253A CN1150491C (zh) 2000-02-29 2001-02-28 自动检票装置
CNA2003101165395A CN1508760A (zh) 2000-02-29 2001-02-28 自动检票装置
US10/705,496 US7025264B2 (en) 2000-02-29 2003-11-12 Automatic ticket checking apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000054635A JP2001243508A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 自動改集札装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001243508A true JP2001243508A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18575865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000054635A Pending JP2001243508A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 自動改集札装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001243508A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105825552A (zh) * 2016-05-25 2016-08-03 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的检票装置及制票检票方法
CN105844715A (zh) * 2016-05-25 2016-08-10 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的铁路闸机及铁路闸机制票方法
CN106056673A (zh) * 2016-05-25 2016-10-26 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的铁路闸机及铁路闸机制票方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125288A (ja) * 1984-07-13 1986-02-04 神鋼電機株式会社 自動集改札装置
JPH09147156A (ja) * 1995-11-29 1997-06-06 Fuji Electric Co Ltd ゲート装置
JP2000020762A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Toshiba Corp 自動改札装置及び自動改札システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125288A (ja) * 1984-07-13 1986-02-04 神鋼電機株式会社 自動集改札装置
JPH09147156A (ja) * 1995-11-29 1997-06-06 Fuji Electric Co Ltd ゲート装置
JP2000020762A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Toshiba Corp 自動改札装置及び自動改札システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105825552A (zh) * 2016-05-25 2016-08-03 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的检票装置及制票检票方法
CN105844715A (zh) * 2016-05-25 2016-08-10 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的铁路闸机及铁路闸机制票方法
CN106056673A (zh) * 2016-05-25 2016-10-26 北京明生宏达科技有限公司 具有制票功能的铁路闸机及铁路闸机制票方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4619476B2 (ja) 自動改札機
JP3802137B2 (ja) 自動改札装置
JP2001243508A (ja) 自動改集札装置
JP2002366991A (ja) 非接触式自動改札装置
KR100354952B1 (ko) 무선카드 대응 자동개찰장치 및 그 제어방법
JP3767237B2 (ja) 自動改札機
JP2000030089A (ja) 自動改札装置
JP3215334B2 (ja) 自動改集札装置
JP3920392B2 (ja) 自動改札機
JP3402806B2 (ja) 身障者対応自動改札装置
JP2001243507A (ja) 自動改集札装置
JPH11224355A (ja) 自動改札機と自動改札方法
JP4202497B2 (ja) 自動改札装置
JP3802188B2 (ja) 自動改札装置および自動改札方法
JPH07272027A (ja) 入出場管理装置
JPH1011619A (ja) 自動改集札システム
JPH10275251A (ja) 自動改札装置及び改札方法
JPH087136A (ja) 自動改札機
JP2001134789A (ja) 自動改札機
JP2000113239A (ja) 自動改札装置と自動改札方法
JPH10214357A (ja) 乗車料金精算方法及び車内用出場処理機
JP2001307157A (ja) 自動改集札装置
JP2001202536A (ja) 自動改札機
JPH0997356A (ja) 自動改札装置
JP2001256523A (ja) 自動改札機、券売機、および無線式記録媒体システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413