JP3402806B2 - 身障者対応自動改札装置 - Google Patents

身障者対応自動改札装置

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JP3402806B2
JP3402806B2 JP29863394A JP29863394A JP3402806B2 JP 3402806 B2 JP3402806 B2 JP 3402806B2 JP 29863394 A JP29863394 A JP 29863394A JP 29863394 A JP29863394 A JP 29863394A JP 3402806 B2 JP3402806 B2 JP 3402806B2
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    • G07B15/02Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points taking into account a variable factor such as distance or time, e.g. for passenger transport, parking systems or car rental systems
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に電車やバス等の
交通機関の駅で使用され、通行者の所持する乗車券に記
録されている情報に基づき通行者の通行許可あるいは通
行阻止を自動的に行う自動改札システムに関する。とく
に、車椅子等の補助器具を必要とする身障者に対する自
動改札動作を改善した自動改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道関係の駅において、利用者
の入出場の判定処理を行う装置として自動改札装置が知
られている。この自動改札装置は利用者が提携する通行
券媒体(たとえば磁気カードタイプの乗車券)を装置本
体内に取込み検査し、乗車券が適正であれば利用者の通
過を許可し、不適正であれば自動改札装置に設けられた
通行阻止ゲートにて利用者の通過を阻止する装置であ
る。
【0003】通常、駅の改札口には、複数の自動改札装
置が並設され、各自動改札装置に無人の自動改札通路が
形成されている。さらに、改札口には、駅員が自ら乗車
券を見て、入出場を判定し、通過を許可する有人口通路
が設けられている。この有人口通路は、複数の自動改札
装置が並設された自動改札路の列に隣接された状態で、
駅務室の側方に配置されている。そして、この有人口通
路は、たとえば非磁気券利用者あるいは磁気情報が破壊
された乗車券を携帯した利用者のように、自動改札装置
を利用できない者のために設けられている。
【0004】近年、交通機関の整備・拡大にともなっ
て、車椅子を利用する身障者が自ら改札口を通過する機
会が増えてきている。その際、車椅子利用者が改札口を
通過するにあたって、一般に、次の3つの方法のいずれ
かが採用されている。
【0005】第1の方法は、有人口に柵を設け、その一
部を開閉式にし、係員の誘導により、柵を開けて車椅子
利用者を通過させるものである。第2の方法は、通行阻
止機能専用のドア開閉機構のみを有する装置を有人口に
設置し、係員の手元に開閉のスイッチを設け、係員の判
断によってドアを開閉するものである。第3の方法は、
自動改札装置間に形成される自動改札通路の幅を拡張
し、阻止ゲートを長くした特別な自動改札装置を設置す
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の方法あ
るいは第2の方法では、乗車券の機械処理ができず、係
員が車椅子利用者の通過に立ち会わなければならない。
また、改札口に柵やドア開閉機構等を設けるためのスペ
ースが必要となる(その分自動改札装置の設置台数が減
る)という問題点がある。
【0007】第3の方法では、車椅子利用者が誤って無
効券を投入した場合に、阻止ゲートが閉じて車椅子がゲ
ートに挟まれてしまう虞がある(安全性に欠ける)。ま
た、投入した無効券は自動改札装置の出口側取出口に排
出されるため、車椅子利用者は手を延ばして無効券を取
らなければならない。さらに、無効券を投入した場合、
車椅子利用者にとって手狭な自動改札通路を逆行しなけ
ればならないという問題がある。この発明の目的は、た
とえば車椅子のような補助器具を使用する身障者が、安
全に利用できる自動改札装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動改札装置は、自動改札装置の動作を
健康者用モードから身障者用モードに設定する手段を備
えている。
【0009】
【作用】この発明の自動改札装置において、身障者用モ
ードが設定されると、通行者が自動改札機の通路内部に
進入する前にこの進入が阻止される。この通路の入口側
で受け入れた通行券媒体が有効な場合に初めて進入阻止
が解除され、たとえば車椅子に乗車した通行者は阻止ゲ
ートに挟まれる虞なく自動改札機通路に進入しそこを安
全に通過することができる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係る自動改札
装置の外観を例示する斜視図である。自動改札装置1
は、通常2台1組として駅の改札口などに並設され、両
者の間に通行者が通行する通路が形成される。この通路
は、車椅子利用者でも無理なく通行できるように、通常
の自動改札通路よりは広く設定される。
【0011】自動改札装置1の上面の一端部(入口側)
には、乗車券(磁気式乗車券、プリぺイドカード等)を
受け入れる投入口2と、投入口2に戻される(排出され
る)乗車券を受ける受け皿3とが設けられている。他端
部(出口側)には、投入口2から受け入れた乗車券を排
出する取出口4が設けられている。取出口4の前方に
は、通行者に対して、たとえば、通行の可否等を案内報
知する表示部5が設けられている。
【0012】自動改札機1の通行者進入側(入口側)に
は、車椅子利用者が通過するときに自動改札装置1を車
椅子モード(後に詳しく説明する身障者用モード相当)
に切り換える車椅子用釦6が設けられている。さらに、
車椅子利用者が見やすい位置(高さ)に種々の案内を表
示する車椅子用表示部7が設けられている。
【0013】自動改札装置1の通路側の側面には、通行
者の通行を制御する開閉可能な進入ゲート8および退出
ゲート9が設けられている。投入口2から投入された乗
車券の内部情報に基づく通行可否の判定結果に応じて、
この進入ゲート8および退出ゲート9が開閉制御される
ようになっている。
【0014】なお、通常の自動改札通路よりは広く形成
された通路を違法通行しようとする者を阻止するため、
この進入ゲート8および退出ゲート9の寸法は、通常の
自動改札装置のゲートより長く形成されている。
【0015】自動改札装置1の上部には、ポール部10
が設けられている。このポール部10および自動改札装
置1の通路側の側面には、通行者を検知するための出口
検知器11および12と、侵入検知器13および14
と、中央通過検知器15とがそれぞれ設けられている。
【0016】図2は、図1の自動改札装置1の内部構成
をその側面から概略的に示す図である。投入口2と取出
口4との間には、投入口2から受け入れられた磁気式乗
車券を取出口4は搬送する搬送路21が設けられてい
る。搬送路21は、取出口4の手前で分岐されていて、
この分岐部には振り分けフラッパ22が設けられてい
る。振り分けフラッパ22は、処理し終わった磁気式乗
車券を機外に放出する場合は取出口4へ導き、機内に集
礼する場合は券収納部23に導くようになっている。
【0017】搬送路21には、投入口2から取出口4に
向かって順次、磁気式乗車券に記録されている磁気情報
(改札情報等)を読み取るための磁気ヘッド24および
25と、磁気式乗車券に対して磁気情報を書き込む(記
録する)ための磁気ヘッド26および27と、磁気ヘッ
ド26および27によって書き込まれた情報が正しく書
き込まれたか否かを確認するための磁気ヘッド28およ
び29と、磁気式乗車券に使用済みのパンチを行う入鋏
部30と、処理し終わった磁気式乗車券を機内に一時保
留する保留部31とが設けられている。
【0018】各磁気ヘッド24、25、26、27、2
8、29と相対向する部位には、それぞれ搬送される磁
気式乗車券を磁気ヘッドの記録面に押圧せしめる回転ロ
ーラ32、33、34、35、36、37が設けられて
いる。なお、磁気ヘッド24、26、28は磁気式乗車
券の磁気記録部が下にされた状態で投入された際に用い
られ、磁気ヘッド25、27、29は磁気式乗車券の磁
気記録部が上にされた状態で投入された際に用いられる
ようになっている。
【0019】また、磁気ヘッド24〜29の両端には、
磁気式乗車券が通過したことを検知する検知器40およ
び41が配置されている。投入口2には、磁気式乗車券
を受け入れたことを検知する検知器38が設けられてい
る。取出口4には、磁気式乗車券を排出したことを検知
する検知器39が設けられている。
【0020】なお、42は搬送路21を駆動する搬送用
モータ、43は後で詳細を説明する制御部である。図3
は、図2の制御部43の内部構成を詳細に説明する図で
ある。
【0021】自動改札装置1全体の制御を司る制御手段
としてのセントラル・プロセッシング・ユニット(以下
CPU)51には、CPU51の制御プログラムなどを
記憶しているROM(リード・オンリ・メモリ)52
と、磁気式乗車券から読み取った改札情報の記憶および
制御プログラムのバッファ等として機能するRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)53とが接続されている。
【0022】さらにCPU51には、車椅子用釦6から
の車椅子モードスタート信号を入力する入力回路54
と、磁気ヘッド24および25それぞれの読み取り動作
を制御する読取回路55と、磁気ヘッド26および27
それぞれの書き込み動作を制御する書込回路56と、磁
気ヘッド28および29それぞれの読み込み動作を制御
する読取回路57が接続されている。
【0023】さらにCPU51には、表示部5および車
椅子用表示部7の表示動作を制御する表示制御回路58
と、進入ゲート8および退出ゲート9を開閉駆動するゲ
ート開閉機構60の動作を制御するゲート制御回路61
と、搬送用モータ42の回転動作を制御する搬送制御回
路63と、入鋏部30の動作を制御する入鋏制御回路6
4と、前記保留部31の動作を制御する保留部制御回路
65と、ホスト装置(図示しないホストコンピュータな
ど)との間で情報の送受信を行う伝送制御回路66と、
検知器11〜15および38〜41とが接続されてい
る。
【0024】図4は、進入ゲート8の停止位置を説明す
る図である。この自動改札装置1の間に形成された自動
改札通路は、車椅子利用者が無理なく通過できるよう
に、通常の自動改札通路よりは広く形成されている。こ
の自動改札通路には、進入ゲート8および退出ゲート9
が4枚設けられている。進入ゲート8および退出ゲート
9の回転範囲は約180度であり、たとえば、a1、b
1、c1あるいはd1(a2、b2、c2あるいはd
2)の位置で停止する。
【0025】a1(a2)は、健康者用モード(身障者
でない通常の者が通過する場合のモード)の開位置を示
す。b1(b2)は、健康者用モードの閉位置を示す。
c1(c2)は、身障者用モード(車椅子モード)での
閉位置を示す。d1(d2)は、健康者用モードでの開
位置を示す。
【0026】図6は、身障者用モード(車椅子モード)
における自動改札動作を説明するフローチャートであ
る。以下、図4および図5を参照しながらこの動作を説
明する。
【0027】自動改札装置1は、通常は図5(a)の状
態で待機している(進入ゲート8の位置はa1、a
2)。この自動改札装置を通過しようとする車椅子利用
者が装置1の車椅子用釦6を押すと、自動改札装置1は
身障者用モードになる(ステップST10イエス)。
【0028】すると、図5(b)に示すように進入ゲー
ト8が閉じて(侵入ゲート8の位置はc1、c2)、車
椅子利用者が自動改札装置1の通路に進入することが通
路入口で阻止される(ステップST12)。こうするこ
とにより、車椅子利用者が自動改札通路に進入し誤って
無効券を投入した場合に、進入ゲート8が閉じて車椅子
利用者が挟まれてしまうことが防止される。
【0029】進入ゲート8が閉じて車椅子利用者の通行
が阻止されると(ステップST12)、車椅子用表示部
7において、たとえば「乗車券を投入して下さい」とい
う表示が行われる(ステップST14)。車椅子用表示
部7は、車椅子利用者が見やすい位置/高さに設置され
ている。
【0030】車椅子用表示部7の表示にしたがって乗車
券が投入口2に投入されると(ステップST16)、投
入口2に設けられたシャッタ(図示しない)が閉じ、他
の乗車券を受け付けない状態になる(ステップST1
8)。しかる後に、投入された乗車券に書き込まれた情
報(日付、入場駅名、乗車券額など)が処理される(ス
テップST20)。
【0031】この処理の結果、無効券であると判定され
ると(ステップST22ノー)、車椅子用表示部7に、
たとえば「この乗車券は使用できません」という表示が
行われる(ステップST24)。そして、投入口2のシ
ャッタが開き(ステップST26)、投入された乗車券
が投入口2(または受け皿3)に戻される(ステップS
T28)。
【0032】投入された乗車券が有効であると判定され
ると(ステップST22イエス)、図5(c)に示すよ
うに進入ゲート8が開き(侵入ゲート8の位置はd1、
d2)(ステップST30)、車椅子利用者がこの改札
通路を通過できる状態になる。すると、改札通過が可能
なことが車椅子用表示部7に表示され(ステップST3
2)、投入された乗車券は取出口4から排出されそこで
保持される(ステップST34)。
【0033】車椅子利用者により取出口4に保持されて
いる乗車券が抜き取られ(ステップST36)、車椅子
利用者の通過完了が検知されると(ステップST3
8)、図5(d)に示すように出口側退出ゲート9が閉
じ(ステップST40)、身障者用モードが解除され
(ステップST42)、投入口2のシャッタが開く(ス
テップST44)。こうして、図1の自動改札装置1
は、健康者用モード(通常モード)で次の通行者がくる
のを待機する状態に戻る。
【0034】自動改札装置1は、上記身障者用モード処
理後は、図5(a)の状態で待機している(進入ゲート
8の位置はa1、a2)。この自動改札装置を通過しよ
うとする通行者が装置1の車椅子用釦6を押さない場合
は(ステップST10ノー)、自動改札装置1は健康者
用モードで通常の自動改札処理を行う(ステップST5
0)。
【0035】図7は、健康者用モードでの通常自動改札
処理(図6のステップST50)の一例を説明するフロ
ーチャートである。健康者用モードでは図6で説明した
身障者用モードと違い、初めは出口側の退出ゲート9が
閉じて待機いる(ステップST512)。この待機状態
で、表示部7(あるいは装置1本体上部の券投入口2付
近に設けた図示しない表示部)にて、たとえば「乗車券
を入れてください」という案内表示がなされている(ス
テップST514)。
【0036】通常の通行者がたとえば磁気式定期券を投
入口2に投入すると(ステップST516)、図3のC
PU51は、投入された定期券から必要な情報を読み出
して、その定期券でこの改札を通過することができるか
どうか(つまりその定期券が有効かどうか)を判定する
処理を行う(ステップST520)。
【0037】投入された定期券が無効であれば(ステッ
プST522ノー)、その定期券では通過できない旨の
表示が行われ(ステップST524)、その定期券は取
出口4から排出されてそこに保持される(ステップST
528)。この場合は当然出口側退出ゲート9は閉じた
ままである。
【0038】投入された定期券が有効であれば(ステッ
プST522イエス)、出口側退出ゲート9が開き(ス
テップST530)、出口側の表示部5にて、たとえば
「乗車券をお取りください」という案内表示がなされる
(ステップST532)。また処理後の定期券は取出口
4から排出されてそこに保持される(ステップST53
4)。通行者がその定期券を抜き取り(ステップST5
36)、図1の検知器13〜15により通行者が改札通
路を完全に通過したことが検知されると(ステップST
538)、出口側退出ゲート9が閉じる(ステップST
540)。
【0039】こうして、図1の自動改札装置1は、健康
者用モード(通常モード)で次の通行者がくるのを待機
する状態に戻る。なお、以上では磁気情報を持つ乗車券
を通行券媒体として用いる場合でこの発明の実施例を説
明したが、通行券媒体としては無線ICカードを利用す
ることもできる。
【0040】また、実施例では衝立形状自動改札装置1
を2台並設して改札通路を形成したものを説明したが、
通行阻止ゲートが回転するタイプの自動改札装置にこの
発明を利用してもよい。要は、身障者用モードを特に設
け、この身障者用モードでは通行券媒体が装置に取り込
まれるまで身障者が改札通路に進入しないような構成を
とればよい。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、下記特徴を持つ自動
改札装置を提供することができる。 (1)自動改札通路の入口側に阻止ゲートを設けたの
で、誤って無効券が投入された場合に、車椅子利用者が
阻止ゲートに挟まれてしまうことを防止できる。 (2)誤って無効券が投入された場合でも、その無効券
を受入口に戻すことにより、車椅子利用者が容易に乗車
券を取ることができる。 (3)人が座った高さで確認しやすい位置に車椅子用表
示部を設けることにより、車椅子利用者は種々の案内を
容易に確認することができる。 (4)通常は健康者用モードでも、車椅子利用者は身障
者用モードを選択できるので、通常の健康な通行者およ
び車椅子利用者の両方に対応できる。
【0042】とくに、通行阻止ゲートが任意に回転でき
任意の角度位置で静止固定できるように構成すれば、従
来の自動改札装置に格別な機構上の改変を加えることな
く、通常の通行者、車椅子利用者の両方に対応できる自
動改札装置を具現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る自動改札装置の外観
を例示する斜視図。
【図2】図1の自動改札装置の内部構成を概略的に示す
図。
【図3】図2の制御部43の内部構成を例示するブロッ
ク図。
【図4】2台並列設置された図1の自動改札装置におけ
る進入阻止ゲートの動作を説明する図。
【図5】身障者用モードにおいて車椅子利用者が図4の
並列設置装置を通過する場合の自動改札動作を説明する
図で、(a)は身障者用モードが設定される前の健康者
モード(通常状態)における進入/退出ゲートの開閉状
態を示し、(b)は身障者用モードが設定された直後の
進入/退出ゲートの開閉状態を示し、(c)は身障者用
モードにおいて車椅子利用者が自動改札装置の通路内部
に進入した状態を示し、(d)は身障者用モードにおい
て車椅子利用者が自動改札装置の通路を完全に通過した
後の進入/退出ゲートの開閉状態を示す。
【図6】身障者用モードにおける図1の自動改札装置の
動作例を説明するフローチャート。
【図7】健康者モードにおける図1の自動改札装置の動
作例を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…自動改札装置、1、1…通路手段、2…投入口(受
入手段)、3…受け皿、4…取出口(排出手段)、5…
表示部、6…車椅子用釦(身障者用モード設定釦;設定
手段)、7…車椅子用表示部、8…進入ゲート(入口側
阻止ゲート;第1阻止手段)、9…退出ゲート(出口側
阻止ゲート;第2阻止手段)、10…ポール部、11、
12…出口検知器、13、14…進入検知器、15…中
央通過検知器、21…搬送路、22…フラッパ、23…
券収納部、24〜29…磁気ヘッド、30…入鋏部、3
1…保留部、32〜37…回転ローラ、38〜41…検
知器、42…搬送用モータ、43…制御部、51…CP
U(判定手段)、52…ROM、53…RAM、54…
入力回路、55、57…読取回路、56…書込回路、5
8…表示制御回路、60…ゲート開閉機構、61…ゲー
ト制御回路、63…搬送制御回路、64…入鋏制御回
路、65…保留部制御回路、66…伝送制御回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行者に操作され、自動改札装置の動作
    を健康者用モードから身障者用モード設定する設定手
    段と、自動改札装置の通路への入口側に設けられ、 前記設定手
    段により身障者用モードが設定された場合に、自動改札
    装置の通路への通行者進入を阻止する阻止手段とを備
    えたことを特徴とする身障者対応自動改札装置
  2. 【請求項2】 通行者に操作され、自動改札装置の動作
    を健康者用モードから身障者用モード設定する設定手
    段と、自動改札装置の通路への入口側に設けられ、 前記設定手
    段により身障者用モードが設定された場合に、自動改札
    装置の通路への通行者進入を阻止する阻止手段と、 前記自動改札装置の通路への入口側に設けられ、通行券
    媒体を受け入れる受入手段と、 前記自動改札装置の通路からの出口側に設けられ、前記
    受入手段で受け入れた通行券媒体を排出する排出手段
    と、 前記受入手段が受け入れた通行券媒体の有効性を判定す
    る判定手段と、 前記判定手段が前記通行券媒体を有効と判定した場合に
    は、通行者の自動改札装置の通路への進入を許容するた
    前記阻止手段による進入阻止を解除させる解除制御手
    段と、 前記判定手段が前記通行券媒体を有効と判定した場合に
    この通行券媒体を前記排出手段から排出させる排出制御
    手段とを備えたことを特徴とする身障者対応自動改札
  3. 【請求項3】 自動改札装置の動作を健康者用モード
    身障者用モード設定する設定手段と、自動改札装置の通路への入口側に設けられ、 前記設定手
    段により身障者用モードが設定された場合に、自動改札
    装置の通路への通行者進入を阻止する第1阻止手段
    と、 前記自動改札装置の通路からの出口側に設けられ、前記
    設定手段により健康者用モードに設定された場合に、
    康者としての通行者の自動改札装置の通路から の退出前
    にこの退出を阻止する第2阻止手段と、 前記自動改札装置の通路の入口側に設けられ、通行券媒
    体を受け入れる受入手段と、 前記自動改札装置の通路からの出口側に設けられ、前記
    受入手段で受け入れた通行券媒体を排出する排出手段
    と、 前記受入手段が受け入れた通行券媒体の有効性を判定す
    る判定手段と、 前記身障者用モードにおいて前記判定手段が前記通行券
    媒体を有効と判定した場合に前記第1阻止手段による進
    入阻止を解除させる第1解除制御手段と、 前記健康者用モードにおいて前記判定手段が前記通行券
    媒体を有効と判定した場合に前記第2阻止手段による退
    出阻止を解除させる第2解除制御手段とを備えたことを
    特徴とする身障者対応自動改札装置
  4. 【請求項4】 自動改札装置の動作を健康者用モードか
    ら身障者用モードに設定する設定手段と、 通行者による自動改札装置の通路の進行を阻止する阻止
    手段と、 前記自動改札装置の通路の入口側に設けられ、通行券媒
    体を受け入れる受入手段と、 前記自動改札装置の通路からの出口側に設けられ、前記
    受入手段で受け入れた通行券媒体を排出する排出手段
    と、 前記受入手段と前記排出手段との間で前記通行券媒体を
    搬送する搬送手段と、 前記受入手段が受け入れた通行券媒体の有効性を判定す
    る判定手段と、 前記健康者用モードに設定されているときには、前記判
    定手段の判定結果に拘わらず前記受入手段で受け入れた
    前記通行券媒体を前記搬送手段で搬送し前記排出手段か
    ら排出させる第1の制御手段と、 前記身障者用モードに設定されているときには、前記判
    定手段により前記通行券媒体が有効と判定されたときに
    は前記受入手段で受け入れた前記通行券媒体を前記搬送
    手段で搬送し前記排出手段から排出させ、前記判定手段
    により通行券媒体が有効でないと判定されたときには搬
    送手段の搬送により前記受入手段で受け入れた前記通行
    券媒体を前記受入手段に戻させる第2の制御手段とを備
    えたことを特徴とする身障者対応自動改札装置。
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