JP2000113239A - 自動改札装置と自動改札方法 - Google Patents

自動改札装置と自動改札方法

Info

Publication number
JP2000113239A
JP2000113239A JP28266098A JP28266098A JP2000113239A JP 2000113239 A JP2000113239 A JP 2000113239A JP 28266098 A JP28266098 A JP 28266098A JP 28266098 A JP28266098 A JP 28266098A JP 2000113239 A JP2000113239 A JP 2000113239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
user
passage
communication
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28266098A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Ito
伸浩 井東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28266098A priority Critical patent/JP2000113239A/ja
Publication of JP2000113239A publication Critical patent/JP2000113239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、先行客と続く次客との間での、
種々の入れ違いの発生を防止することができ、かつ適切
で円滑な次の利用客に対する受付を可能にすることがで
きる。 【解決手段】 この発明は、近接センサ18を用いて、
次客との間に発生する入れ違いを防止するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、電車
やバスなどの交通機関の駅に設置され、利用者の所持す
る無線式乗車券および磁気式乗車券を処理できる自動改
札装置と自動改札方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、鉄道関係において、改
札業務の省力化を目的として、鉄道などの施設の入場口
あるいは出場口などに設けられ、施設を利用する利用者
(通行者)が施設に入場あるいは出場する際、または、
施設の乗換えを行う際、利用者が所持する磁気式乗車券
としての磁気券の投入によりその磁気内容の読取りによ
り検査し、磁気券が正当であれば利用者の通過を許可
し、不当であれば利用者の通過を阻止する自動改札装置
が導入されている。
【0003】さらに、最近では、磁気券だけでなく、利
用者が携帯する無線式乗車券としての無線カードが有す
る改札情報を無線によって送受信することにより検査
し、無線カードが正当であれば利用者の通過を許可し、
不当であれば利用者の通過を阻止することができる自動
改札装置が開発されている。
【0004】この自動改札装置では、アンテナ部分に無
線カードをかざすだけで、改札情報の読み書き(送受
信)を行い、改札処理を行うことを可能とするようにな
っている。
【0005】このような自動改札装置では、先行してい
る利用客(先行客)と続く次の利用客(次客)との間で
次のような処理が行われている。 (1)振返制御(装置内に進入した旅客が装置外退出し
なくても振返、無線カードをかざすことにより継続して
無線カードの処理を行う)前の読取処理無線カードの読
取りが正しく行われないまま、自動改札装置中央部まで
人(先行客)が進んだ場合には、次の利用客(次客)の
券投入ができないように無線カードの受付及び磁気券の
投入禁止(シャッタ閉)する。 (2)振返制御の解除無線カードの読取りから書込が正
しく行われないまま、自動改札装置中央部まで進んだ人
が入り口付近まで戻った場合には、振返制御をやめて、
次の無線カードおよび磁気券に対する受付を許可する。 (3)異常の解除無線カード及び磁気券に対する判定結
果が無効券(区間外・期間外等)もしくは異常券(フォ
ーマット異常等)であった場合、券が無くなり人が装置
外退出もしくは出口付近に戻ると異常解除し、次券投入
可とする。 (4)複数枚自動改札装置における追加投入この場合、
従来技術では、自動改札装置中央部まで進入で券を排出
し、装置外退出もしくは出口付近まで戻ると異常を解除
し、再投入可能とする。
【0006】しかしこのような自動改札装置では、先行
している利用客(先行客)と続く次の利用客(次客)と
の間で、下記に示す、種々の入れ違い(問題)が発生す
る場合がある。 (1)読取処理 無線カードをかざした人(A;先行客)が無線カードに
対する読取が正しく行われないまま自動改札装置中央部
まで進む以前に次の人(B;次客)が無線カードをかざ
した場合、あたかも(A)が再度、無線カードをかざし
たかのように認識してしまい、(B)のカードの判定結
果により(SF部分での判定であれば利用料金を(B)
のカードから引き去る)(A)を通過させて、(B)は
通過できなくなってしまう。 (2)振返制御(装置内に進入した旅客が装置外退出し
なくても振返、無線カードをかざすことにより継続して
無線カードの処理を行う)の解除 無線カードをかざした人(A;先行客)が無線カードに
対する読取〜書込が正しく行われないまま、装置内進入
し、出口付近まで戻った場合に、次の人(B;次客)が
無線カードをかざす、もしくは磁気券を投入すると、
(B)の券を(A)の券として処理してしまう。 (3)異常の解除 無線カードおよび磁気券に対する判定結果が無効券もし
くは異常券であった場合、旅客が複数の券を保持し、そ
の中から誤って別の券(他社券)を投入した可能性もあ
る。
【0007】次客が存在するにも関わらず、出口付近で
異常を解除し、次券投入を許可すると次客の投入が可能
となり、入れ違いが発生する。 (4)複数枚自動改札装置における追加投入 無線カードおよび磁気券に対する判定結果が無効券もし
くは異常券であった場合、旅客が保持する通過に必要な
複数枚の券の一部を投入し装置内進入してしまった可能
性もある。
【0008】自動改札装置中央部までの進入で券を排出
し、装置外退出もしくは出口付近まで戻ると異常を解除
し、再投入可能とすると次客が存在する状態では入れ違
いを起こしやすく、次客が存在しない状態では、かなり
戻ることになり、面倒なものとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、先行して
いる利用客と続く次の利用客との間で、種々の入れ違い
が発生するという欠点を除去するもので、先行している
利用客と続く次の利用客との間での、種々の入れ違いの
発生を防止することができ、かつ適切で円滑な次の利用
客に対する受付を可能にする自動改札装置と自動改札方
法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札装置
は、入口近傍に設けられ、利用者が携帯する改札情報を
無線によって送受信する無線式記録媒体との間で無線通
信を行うための通信手段、この通信手段で受信した改札
情報を判断する判断手段、この判断手段の判断に基づい
て、改札処理を行うことにより、上記利用者による通路
の通行可否を決定する通行可否決定手段、上記通路外の
入口近傍の利用者の有無を検知する第1の検知手段、上
記入口から通路内への利用者の進入および通路内からの
退出を検知する第2の検知手段、上記判断手段により改
札情報を判断している途中で、上記第1の検知手段によ
り通路外の入口近傍の利用者の有りが検知され、かつ上
記第2の検知手段により通路内への利用者の進入が検知
された際に、先行客と次客との混同が生じる可能性有り
と判断し、上記通信手段による通信を禁止し、利用者の
通路内からの退出を案内する第1の処理手段、およびこ
の第1の処理手段による処理の後、上記第2の検知手段
により利用者の通路内からの退出が検知された際に、上
記通信手段による通信を許可し、上記通信手段による再
処理を案内する第2の処理手段からなる。
【0011】この発明の自動改札装置は、入口近傍に設
けられ、利用者が携帯する改札情報を無線によって送受
信する無線式記録媒体との間で無線通信を行うための通
信手段、この通信手段で受信した改札情報を判断する判
断手段、利用者により投入口から投入され、乗車情報が
記録されている券を受入れる受入手段、この受入手段に
より受入れた券の乗車情報を読取る読取手段、この読取
手段により読取った乗車情報、あるいは上記判断手段の
判断に基づいて、改札処理を行うことにより、上記利用
者による通路の通行可否を決定する通行可否決定手段、
上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
検知手段、上記入口から通路内への利用者の進入および
通路内からの退出を検知する第2の検知手段、上記判断
手段により改札情報を判断している途中で、上記第1の
検知手段により通路外の入口近傍の利用者の有りが検知
され、かつ上記第2の検知手段により通路内への利用者
の進入が検知された際に、先行客と次客との混同が生じ
る可能性有りと判断し、上記通信手段による通信を禁止
するとともに、上記投入口からの券の投入を禁止し、利
用者の通路内からの退出を案内する第1の処理手段、お
よびこの第1の処理手段による処理の後、上記第2の検
知手段により利用者の通路内からの退出が検知された際
に、上記通信手段による通信を許可するとともに、上記
投入口からの券の投入を許可し、上記通信手段による再
処理および利用者による投入口からの券の投入を案内す
る第2の処理手段からなる。
【0012】この発明の自動改札装置は、入口近傍に設
けられ、利用者が携帯する改札情報を無線によって送受
信する無線式記録媒体との間で無線通信を行うための通
信手段、この通信手段で受信した改札情報を判断する判
断手段、この判断手段の判断に基づいて、上記通信手段
により上記無線式記録媒体の記録内容を変更する変更手
段、この変更手段による変更後、改札処理を行うことに
より、上記利用者による通路の通行可否を決定する通行
可否決定手段、上記通路外の入口近傍の利用者の有無を
検知する第1の検知手段、上記入口から通路内への利用
者の進入および通路内からの退出を検知する第2の検知
手段、上記通路の中央部への利用者の進入を検知する第
3の検知手段、上記変更手段により変更が終了する前
に、上記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用
者の有りが検知され、かつ上記第3の検知手段により通
路の中央部への利用者の進入が検知された際に、先行客
と次客との混同が生じる可能性有りと判断し、上記通信
手段による通信を禁止し、利用者の通路内からの退出を
案内する第1の処理手段、およびこの第1の処理手段に
よる処理の後、上記第2、第3の検知手段により利用者
の通路内からの退出が検知された際に、上記通信手段に
よる通信を許可し、上記通信手段による再処理を案内す
る第2の処理手段からなる。
【0013】この発明の自動改札装置は、入口近傍に設
けられ、利用者が携帯する改札情報を無線によって送受
信する無線式記録媒体との間で無線通信を行うための通
信手段、この通信手段で受信した改札情報により無効
券、異常券か否かを判断する判断手段、この判断手段に
より無効券、異常券を判断しなかった場合に、上記通信
手段で受信した改札情報に基づいて、改札処理を行うこ
とにより、上記利用者による通路の通行可否を決定する
通行可否決定手段、上記通路外の入口近傍の利用者の有
無を検知する第1の検知手段、上記通路内の利用者の有
無を検知する第2の検知手段、上記判断手段により無効
券、異常券と判断した場合に、上記第1の検知手段によ
り通路外の入口近傍の利用者の無しが検知されている際
に、あるいは上記第2の検知手段により通路内の利用者
の無しが検知されている際に、上記通信手段により新た
に無線式記録媒体との間で無線通信を行う第1の処理手
段、上記判断手段により無効券、異常券と判断した場合
に、上記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用
者の無しが検知され、かつ上記第2の検知手段により通
路内の利用者の有りが検知されている際に、先行客と次
客との混同が生じる可能性有りと判断し、上記通信手段
による通信を禁止し、利用者の通路内からの退出を案内
する第2の処理手段、およびこの第2の処理手段による
処理の後、上記第2の検知手段により通路内の利用者の
無しが検知された際に、上記通信手段による通信を許可
し、上記通信手段による再処理を案内する第3の処理手
段からなる。
【0014】この発明の自動改札装置は、入口近傍に設
けられ、利用者が携帯する改札情報を無線によって送受
信する無線式記録媒体との間で無線通信を行うための通
信手段、この通信手段で受信した改札情報により追加券
の有無を判断する判断手段、この判断手段により追加券
の無しを判断した場合に、上記通信手段で受信した改札
情報に基づいて、改札処理を行うことにより、上記利用
者による通路の通行可否を決定する通行可否決定手段、
上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
検知手段、上記通路内の利用者の有無を検知する第2の
検知手段、上記判断手段により追加券の有りを判断した
場合に、上記第1の検知手段により通路外の入口近傍の
利用者の無しが検知されている際に、あるいは上記第2
の検知手段により通路内の利用者の無しが検知されてい
る際に、上記通信手段により新たに第2の無線式記録媒
体との間で無線通信を行い、上記第1の無線式記録媒体
による改札情報と上記第2の無線式記録媒体による改札
情報とに基づいて、上記通行可否決定手段により改札処
理を行うことにより、上記利用者による通路の通行可否
を決定する第1の処理手段、上記判断手段により追加券
の有りを判断した場合に、上記第1の検知手段により通
路外の入口近傍の利用者の無しが検知され、かつ上記第
2の検知手段により通路内の利用者の有りが検知されて
いる際に、先行客と次客との混同が生じる可能性有りと
判断し、上記通信手段による通信を禁止し、利用者の通
路内からの退出を案内する第2の処理手段、およびこの
第2の処理手段による処理の後、上記第2の検知手段に
より通路内の利用者の無しが検知された際に、上記通信
手段による通信を許可し、上記通信手段による再処理を
案内する第3の処理手段からなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1、図2は、この実施
の形態に係る無線式記録媒体(無線式乗車券)としての
無線カード(普通乗車券、定期券、金額券、回数乗車
券)および従来からの磁気式記録媒体としての磁気券の
両方を用いて改札処理が行える入場用あるいは出場用の
自動改札装置の外観構成を概略的に示すものである。自
動改札装置1は、通常、2台1組として駅の改札口など
に設置され、両者の間に利用者(通行者)が通行する通
路が形成される。
【0016】自動改札装置本体2の上面の一端部には、
例えば、有効期間や利用区間などの改札情報が磁気エン
コード記録された磁気式の乗車券(定期券や普通乗車券
など)が投入される投入口3が設けられ、他端部には、
投入口3から受け入れた乗車券を排出する取出口4が設
けられている。なお、上記投入口3には、乗車券の投入
を阻止するためのシャッタ(図示しない)が設けられて
いる。
【0017】自動改札装置本体2の上面の投入口3の近
傍には、通行者が携帯し、無線通信によって送受信する
機能を備えた無線カードとの間で改札情報などを送受信
するためのアンテナ5が設けられている。
【0018】この改札情報としては、たとえば、発行機
関名(会社名)、券種情報、有効期間、乗車(入場)日
時、乗車(入場)駅、降車(出場)日時、降車(出場)
駅、金額、発行年月日、利用可能回数等であり、各券の
発行時や自動改札装置からの受信時に無線カード内のデ
ータメモリ(図示しない)に記録されるようになってい
る。
【0019】本体2上の取出口4の前方には、利用者や
駅員などに対して案内を行うための案内表示部6が設け
られている。本体2の通路側の側面の両端部には、それ
ぞれ利用者の通行を制御する開閉動作可能なドア7、7
が設けられており、通行可否の判定結果に基づき、この
ドア7、7が開閉制御されるようになっている。
【0020】本体2の上部には、通行者の通路を定義す
るための枠状のポール部(枠体)8が立設されている。
そして、ポール部8および本体2の各通路側の側面に
は、通行者を検知する検知手段としての複数の光学的な
センサがそれぞれ設けられている。図1の場合、受光器
で、反対側に発光器がある。
【0021】すなわち、ポール部8には、出口検知セン
サ(上部)9、中央検知センサ(上部)10、10、出
口検知センサ(上部)11が設けられ、本体2の各通路
側の側面には、進入検知センサ12、出口検知センサ
(下部)13、中央検知センサ(下部)14、14、出
口検知センサ(下部)15、進入検知センサ16が設け
られている。上記各検知センサ9、〜16は、例えば、
透過型の赤外線センサなどが用いられている。
【0022】ポール部8上には、この装置の動作状態
(小児券の投入、無効券や異常券の投入や機器の異常な
ど)を表示する状態表示部17が設けられている。ま
た、自動改札装置本体2の通路側の側面で、出口部近傍
には、乗車券の有効性判定の結果や通行者に対する案内
指示を音声で行うための音声案内用スピーカ(図示しな
い)用のスピーカ孔(図示しない)が設けられている。
【0023】本体2の側部で、入口(進入口)側からの
正面で投入口3の下部には、通路外の入口近傍の利用者
(次客)の有無を検知する第1の検知手段としての近接
センサ18が設けられている。この近接センサ18の感
知エリアは、図2に示すように、本体2の側部から所定
角度を持ったものとなっている。これにより、通路に進
入しようとする入口(進入口)の手前における次客の有
無を検知することができるようになっている。
【0024】次に、図3を用いて本体2の内部機構の概
略構成を説明する。すなわち、投入口3と排出口4との
間には、投入口3により受入れた券を排出口4に搬送す
る搬送路21が形成されている。
【0025】この搬送路21上には投入口3に一括して
投入される1枚または複数枚の券を1枚ずつの券に分離
する分離部(図示しない)が設けられている。また、分
離部の後段の搬送路21上には、券処理部22が設けら
れている。
【0026】この券処理部22は、搬送される乗車券等
に磁気記録されている記録内容を読取る磁気読取部(図
示しない)、搬送される乗車券等に対して磁気情報を書
込む磁気書込部(図示しない)等から構成されている。
【0027】また、券処理部22の後段の搬送路21上
には、振分ゲート23が設けられている。この振分ゲー
ト23は、受入れた券が排出すべき券の場合にはその券
を排出口4側に振分け、受入れた券が集札すべき券の場
合には券を集札する集札部24側へ振分けるようになっ
ている。この振分ゲート23と集札部24の間には、振
分ゲート25が設けられている。この振分ゲート25
は、振分ゲート23により振分けられた券が集札すべき
券の場合には券を集札する集札部24の方向へ振分け、
振分ゲート25により振分けられた券が取忘れ券や区数
オーバ券(もっと先の駅まで行くことのできる切符を持
った人が間違えて近くの駅で降りた場合に発生する)や
連絡券(他の電鉄に乗換え予定であったが、違う駅で降
りてしまった場合に発生する)の場合には券を別集札す
る別集札部26側へ振分けるようになっている。
【0028】図4は、上記のように構成された自動改札
装置の制御系統の構成を示すものである。すなわち、こ
の制御系統は、自動改札装置全体の制御を司るCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)31、CP
U31の制御プログラムなどを記憶しているROM(リ
ード・オンリー・メモリ)32、磁気券から読み取った
情報あるいは無線カードから送信された情報の記憶、お
よび、制御プログラムのバッファとして情報を記憶する
記憶手段としてのRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)33、磁気券あるいは無線カードの使用が開始され
た入場駅(あるいは、入場駅に対応した入場駅コード)
に対応した運賃情報を記憶している運賃メモリ34、上
記券処理部22を制御する制御回路35、上記近接セン
サ18の検知出力に基づき次客の有無を検知する検知回
路36、上記搬送路21などの搬送系を駆動する搬送用
モータ37を駆動制御する搬送制御回路38、上記ドア
7を駆動するドア開閉機構39を制御するドア制御回路
40、上記検知器9〜16の各検知出力に基づき利用者
の通過状況などを検知する人間検知回路41、上記案内
表示部6と状態表示部17を制御する制御回路42、上
記アンテナ5を用いて上記無線カードと情報の送受信を
行う送受信回路43と、この装置を制御する図示しない
ホストコンピュータとの間で情報の伝送を行う伝送制御
回路44等から構成されている。
【0029】次に、上記のような構成において、先行客
による無線カードの読取(改札情報の判断)完了、未了
による改札処理を、図5に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0030】すなわち、無線カードの読取りが正しく行
われないまま、無線カードをかざした先行客が、図2の
進入検知センサ12を越えて装置内に進入したこと(自
動改札装置中央部まで進む以前)を認知した場合、CP
U31は、かざした人つまり先行客Aは既に図2の近接
センサ18の感知エリア外で近接センサ18を遮らない
はずであるにも関わらず、近接センサ18により、人が
検知された場合には、近接センサ18を遮る次客Bとの
入れ違いが発生する可能性があるので、次券投入を禁止
し、先行客Aに装置外退出後、再度、券投入を行うよう
に促す。
【0031】すなわち、先行客による無線カードがアン
テナ5の通信エリア内に提示された際、送受信回路41
は、アンテナ5を介して無線カードとの間で通信を行う
ことにより、無線カードのデータメモリ(図示しない)
に記憶されている改札情報の読取りが開始され、CPU
31に送る(ST1)。
【0032】この際、CPU31が、無線カードの読取
りが正しく行われないまま、先行客が、図2の進入検知
センサ12を越えて装置内に進入し、近接センサ18に
より、人が検知された場合(ST2から4)、無線カー
ド、磁気券の読取りを禁止し(ST5)、案内表示部6
により、図6に示すように、「装置外に退出してもう一
度、やり直してください。」と言う案内を表示し(ST
6)、音声案内用スピーカにより「次のお客様の券と識
別ができない可能性があります。戻って、もう一度やり
直してください。」と言う音声案内を行う(ST6)。
【0033】この後、各検知センサ9、〜16により人
が検知されなくなった際に、ステップ1に戻る。上記ス
テップ2で、近接センサ18により、人が検知されず
に、無線カードの読取りが未了の場合(ST7)、ステ
ップ2に戻り、無線カードの読取りが完了の場合(ST
7)、CPU31は読取った改札情報により無線カード
に対する判定、書込以降の処理を行う(ST8)。
【0034】上記ステップ3で、無線カードの読取りが
完了の場合も、CPU31は読取った改札情報により無
線カードに対する判定、書込以降の処理を行う(ST
8)。上記ステップ4で、先行客が進入検知センサ12
を越えて装置内に進入していなかった場合、CPU31
はシャッタが開の磁気券投入待機状態で、かつ無線カー
ドの受信待機状態となる(ST9)。
【0035】これにより、入口近傍における無線カード
をかざした先行客と次客との入れ違いを防止できる。次
に、上記のような構成において、先行客による無線カー
ドの振返り後の改札処理を、図7に示すフローチャート
を用いて説明する。
【0036】すなわち、無線カードの読取〜判定〜書込
が正しく行われないまま、無線カードをかざした先行客
Aが、図2の中央検知センサ10、10、14、14を
越えて自動改札装置中央部まで進入し、出口検知センサ
9を越えて出口付近まで戻っても、近接センサ18を遮
る人がいる場合は、近接センサ18を遮る次客Bとの入
れ違いが発生する可能性があるので次券投入を禁止す
る。
【0037】逆に、近接センサ18を遮る人がいない場
合は、券投入を許可し、円滑な運用を行う。すなわち、
先行客による無線カードがアンテナ5の通信エリア内に
提示された際、送受信回路41は、アンテナ5を介して
無線カードとの間で通信を行うことにより、無線カード
のデータメモリ(図示しない)に記憶されている改札情
報の読取りが開始され、CPU31に送る(ST1
1)。
【0038】この際、CPU31が、無線カードの読取
〜判定〜書込が正しく行われないまま、先行客が、図2
の中央検知センサ10、10、14、14を越えた後、
各検知センサ9、〜16により人が検知されて装置内に
利用者有りが検知され、近接センサ18により、人が検
知された場合(ST12から14)、無線カード、磁気
券の読取りを禁止し(ST15)、案内表示部6によ
り、図6に示すように、「装置外に退出してもう一度、
やり直してください。」と言う案内を表示し(ST1
6)、音声案内用スピーカにより「次のお客様の券と識
別ができない可能性があります。戻って、もう一度やり
直してください。」と言う音声案内を行う(ST1
6)。
【0039】この後、各検知センサ9、〜16により人
が検知されなくなった際に、ステップ11に戻る。上記
ステップ12で、近接センサ18により、人が検知され
ずに、無線カードの読取〜判定〜書込が未了の場合(S
T17)、ステップ12に戻り、無線カードの読取りが
完了の場合(ST17)、CPU31は振返り制御を終
了し、シャッタが開の磁気券投入待機状態で、かつ無線
カードの受信待機状態となる(ST18)。
【0040】上記ステップ13で、無線カードの読取〜
判定〜書込が完了の場合も、CPU31は振返り制御を
終了し、シャッタが開の磁気券投入待機状態で、かつ無
線カードの受信待機状態となる(ST18)。
【0041】上記ステップ14で、検知センサ9、〜1
6により人が検知されなくなった際に、先行客が戻って
退出してしまった場合も、CPU31はシャッタが開の
磁気券投入待機状態で、かつ無線カードの受信待機状態
となる(ST18)。
【0042】これにより、装置内中央部まで進んだ無線
カードをかざした先行客の振返り後の次客との入れ違い
を防止できる。次に、上記のような構成において、先行
客による無線カードの無効券・異常券に対する改札処理
を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0043】すなわち、円滑な運用を行うために、図2
の近接センサ18が人を検知しない状態であれば、次客
との入れ違いが発生する可能性はないので、装置外退出
もしくは出口付近まで先行客Aが戻らなくても別の無線
カードあるいは磁気券を受け付ける。
【0044】すなわち、先行客による無線カードがアン
テナ5の通信エリア内に提示された際、送受信回路41
は、アンテナ5を介して無線カードとの間で通信を行う
ことにより、無線カードのデータメモリ(図示しない)
に記憶されている改札情報の読取りが開始され、CPU
31に送る(ST21)。
【0045】これにより、CPU51は、上記供給され
る改札情報により無線カードが正常か否かを判断する
(ST22)。この判断の結果、正常の場合、通常処理
を行う。
【0046】上記ステップ22の判断の結果、異常券、
無効券(他社カード、期限切れ等)と判断された際に、
CPU31は、近接センサ18により次客が検知され
(ST23)、各検知センサ9、〜16により人が検知
されて装置内に利用者有りが検知されている場合(ST
24)、無線カード、磁気券の読取りを禁止し(ST2
5)、案内表示部6により、図6に示すように、「装置
外に退出してもう一度、やり直してください。」と言う
案内を表示し(ST26)、音声案内用スピーカにより
「次のお客様の券と識別ができない可能性があります。
戻って、もう一度やり直してください。」と言う音声案
内を行う(ST26)。
【0047】この後、各検知センサ9、〜16により人
が検知されなくなった際に、ステップ21に戻る。上記
ステップ23で、近接センサ18により、人が検知され
なかった場合、CPU31は、シャッタが開の磁気券投
入待機状態で、かつ無線カードの受信待機状態となる
(ST27)。
【0048】上記ステップ24で、検知センサ9、〜1
6により人が検知されなくなった際に、先行客が戻って
退出してしまった場合も、CPU31はシャッタが開の
磁気券投入待機状態で、かつ無線カードの受信待機状態
となる(ST28)。
【0049】これにより、無線カードが異常券、無効券
だった際に、一旦退出することなく別の無線カードや磁
気券を受け付ける際の、次客との入れ違いを防止でき
る。次に、上記のような構成において、無線カードをか
ざした先行客に対する無線カード、磁気券の追加に対す
る改札処理を、図9に示すフローチャートを用いて説明
する。
【0050】すなわち、円滑な運用を行うために、図2
の近接センサ18が人を検知しない状態であれば、入れ
違いが発生する可能性はないので、装置外退出もしくは
タイマにより、無線カード、磁気券の追加の意志がない
と判断しない限りは、追加待ちを継続し、無線カードの
通信、磁気券の投入を受け付ける。
【0051】すなわち、先行客による無線カードがアン
テナ5の通信エリア内に提示された際、送受信回路41
は、アンテナ5を介して無線カードとの間で通信を行う
ことにより、無線カードのデータメモリ(図示しない)
に記憶されている改札情報の読取りが開始され、CPU
31に送る(ST31)。
【0052】これにより、CPU51は、上記供給され
る改札情報により判定OKか追加の無線カード、磁気券
が必要かを判断する(ST32)。この判断の結果、判
定OKの場合、通常処理を行う。
【0053】上記ステップ32の判断の結果、追加の無
線カード、磁気券が必要と判断された際に、CPU31
は、各検知センサ9、〜16により人が検知されて装置
内に利用者有りが検知され(ST33)、近接センサ1
8により次客が検知されている場合(ST34)、無線
カード、磁気券の読取りを禁止し(ST35)、案内表
示部6により、図6に示すように、「装置外に退出して
もう一度、やり直してください。」と言う案内を表示し
(ST36)、音声案内用スピーカにより「次のお客様
の券と識別ができない可能性があります。戻って、もう
一度やり直してください。」と言う音声案内を行う(S
T36)。
【0054】この後、各検知センサ9、〜16により人
が検知されなくなった際に、ステップ31に戻る。上記
ステップ33で、検知センサ9、〜16により人が検知
されなくなった際、あるいは上記ステップ34で、近接
センサ18により、人が検知されなかった際に、CPU
31は、追加待ちタイマにより所定時間が経過した場合
(ST37)、無線カード、磁気券の追加待ちを終了し
(ST38)、シャッタが開の磁気券投入待機状態で、
かつ無線カードの受信待機状態となる(ST39)。
【0055】上記ステップ37で、追加待ちタイマによ
り所定時間が経過していない際に、CPU31は、シャ
ッタが開の追加の磁気券の投入待機状態で、かつ追加の
無線カードの受信待機状態となる(ST40)。この
際、CPU31は、案内表示部6により、図10に示す
ように、「追加の無線カードをかざすか、追加の磁気券
を投入してください。」と言う案内を表示し(ST4
1)、音声案内用スピーカにより「追加の無線カードを
かざすか、追加の磁気券を投入してください。」と言う
音声案内を行う(ST41)。
【0056】ついで、無線カード、磁気券の追加を待ち
を行い(ST42)、追加が行われない際はステップ3
3に戻り、追加が行われた際に、CPU31は、その追
加された無線カード、磁気券の内容(改札情報)と最初
の無線カードの改札情報との組合せにより判定OKか追
加の無線カード、磁気券が必要かを判断する(ST4
3)。この判断の結果、判定OKの場合、通常処理を行
う。
【0057】上記ステップ43の判断の結果、追加の無
線カード、磁気券が必要と判断された際に、CPU31
は、許容枚数を超えたか否かを判断し(ST44)、許
容枚数以内の場合、ステップ33に戻り、許容枚数以上
の場合、ステップ38に進む。
【0058】上記したように、近接センサを用いて、次
客との間に発生する入れ違いを防止するようにしたもの
である。これにより、先行客と続く次客との間での、種
々の入れ違いの発生を防止することができ、かつ適切で
円滑な次の利用客に対する受付を可能にすることができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、先行している利用客と続く次の利用客との間での、
種々の入れ違いの発生を防止することができ、かつ適切
で円滑な次の利用客に対する受付を可能にする自動改札
装置と自動改札方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態における自動改札装置の構
成を概略的に示す外観図。
【図2】自動改札装置の構成を概略的に示す上面図。
【図3】自動改札装置の内部構成を概略的に示す断面
図。
【図4】自動改札装置の概略構成を示すブロック図。
【図5】改札処理を説明するためのフローチャート。
【図6】案内表示部による表示例を示す図。
【図7】改札処理を説明するためのフローチャート。
【図8】改札処理を説明するためのフローチャート。
【図9】改札処理を説明するためのフローチャート。
【図10】案内表示部による表示例を示す図。
【符号の説明】
1…自動改札装置 5…アンテナ 6…案内表示部 9、〜16…検知センサ 18…近接センサ 31…CPU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口近傍に設けられ、利用者が携帯する
    改札情報を無線によって送受信する無線式記録媒体との
    間で無線通信を行うための通信手段と、 この通信手段で受信した改札情報を判断する判断手段
    と、 この判断手段の判断に基づいて、改札処理を行うことに
    より、上記利用者による通路の通行可否を決定する通行
    可否決定手段と、 上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
    検知手段と、 上記入口から通路内への利用者の進入および通路内から
    の退出を検知する第2の検知手段と、 上記判断手段により改札情報を判断している途中で、上
    記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の有
    りが検知され、かつ上記第2の検知手段により通路内へ
    の利用者の進入が検知された際に、先行客と次客との混
    同が生じる可能性有りと判断し、上記通信手段による通
    信を禁止し、利用者の通路内からの退出を案内する第1
    の処理手段と、 この第1の処理手段による処理の後、上記第2の検知手
    段により利用者の通路内からの退出が検知された際に、
    上記通信手段による通信を許可し、上記通信手段による
    再処理を案内する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 入口近傍に設けられ、利用者が携帯する
    改札情報を無線によって送受信する無線式記録媒体との
    間で無線通信を行うための通信手段と、 この通信手段で受信した改札情報を判断する判断手段
    と、 利用者により投入口から投入され、乗車情報が記録され
    ている券を受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた券の乗車情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段により読取った乗車情報、あるいは上記判
    断手段の判断に基づいて、改札処理を行うことにより、
    上記利用者による通路の通行可否を決定する通行可否決
    定手段と、 上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
    検知手段と、 上記入口から通路内への利用者の進入および通路内から
    の退出を検知する第2の検知手段と、 上記判断手段により改札情報を判断している途中で、上
    記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の有
    りが検知され、かつ上記第2の検知手段により通路内へ
    の利用者の進入が検知された際に、先行客と次客との混
    同が生じる可能性有りと判断し、上記通信手段による通
    信を禁止するとともに、上記投入口からの券の投入を禁
    止し、利用者の通路内からの退出を案内する第1の処理
    手段と、 この第1の処理手段による処理の後、上記第2の検知手
    段により利用者の通路内からの退出が検知された際に、
    上記通信手段による通信を許可するとともに、上記投入
    口からの券の投入を許可し、上記通信手段による再処理
    および利用者による投入口からの券の投入を案内する第
    2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 入口近傍に設けられ、利用者が携帯する
    改札情報を無線によって送受信する無線式記録媒体との
    間で無線通信を行うための通信手段と、 この通信手段で受信した改札情報を判断する判断手段
    と、 この判断手段の判断に基づいて、上記通信手段により上
    記無線式記録媒体の記録内容を変更する変更手段と、 この変更手段による変更後、改札処理を行うことによ
    り、上記利用者による通路の通行可否を決定する通行可
    否決定手段と、 上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
    検知手段と、 上記入口から通路内への利用者の進入および通路内から
    の退出を検知する第2の検知手段と、 上記通路の中央部への利用者の進入を検知する第3の検
    知手段と、 上記変更手段により変更が終了する前に、上記第1の検
    知手段により通路外の入口近傍の利用者の有りが検知さ
    れ、かつ上記第3の検知手段により通路の中央部への利
    用者の進入が検知された際に、先行客と次客との混同が
    生じる可能性有りと判断し、上記通信手段による通信を
    禁止し、利用者の通路内からの退出を案内する第1の処
    理手段と、 この第1の処理手段による処理の後、上記第2、第3の
    検知手段により利用者の通路内からの退出が検知された
    際に、上記通信手段による通信を許可し、上記通信手段
    による再処理を案内する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】 入口近傍に設けられ、利用者が携帯する
    改札情報を無線によって送受信する無線式記録媒体との
    間で無線通信を行うための通信手段と、 この通信手段で受信した改札情報により無効券、異常券
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により無効券、異常券を判断しなかった場
    合に、上記通信手段で受信した改札情報に基づいて、改
    札処理を行うことにより、上記利用者による通路の通行
    可否を決定する通行可否決定手段と、 上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
    検知手段と、 上記通路内の利用者の有無を検知する第2の検知手段
    と、 上記判断手段により無効券、異常券と判断した場合に、
    上記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の
    無しが検知されている際に、あるいは上記第2の検知手
    段により通路内の利用者の無しが検知されている際に、
    上記通信手段により新たに無線式記録媒体との間で無線
    通信を行う第1の処理手段と、 上記判断手段により無効券、異常券と判断した場合に、
    上記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の
    無しが検知され、かつ上記第2の検知手段により通路内
    の利用者の有りが検知されている際に、先行客と次客と
    の混同が生じる可能性有りと判断し、上記通信手段によ
    る通信を禁止し、利用者の通路内からの退出を案内する
    第2の処理手段と、 この第2の処理手段による処理の後、上記第2の検知手
    段により通路内の利用者の無しが検知された際に、上記
    通信手段による通信を許可し、上記通信手段による再処
    理を案内する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】 入口近傍に設けられ、利用者が携帯する
    改札情報を無線によって送受信する無線式記録媒体との
    間で無線通信を行うための通信手段と、 この通信手段で受信した改札情報により追加券の有無を
    判断する判断手段と、 この判断手段により追加券の無しを判断した場合に、上
    記通信手段で受信した改札情報に基づいて、改札処理を
    行うことにより、上記利用者による通路の通行可否を決
    定する通行可否決定手段と、 上記通路外の入口近傍の利用者の有無を検知する第1の
    検知手段と、 上記通路内の利用者の有無を検知する第2の検知手段
    と、 上記判断手段により追加券の有りを判断した場合に、上
    記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の無
    しが検知されている際に、あるいは上記第2の検知手段
    により通路内の利用者の無しが検知されている際に、上
    記通信手段により新たに第2の無線式記録媒体との間で
    無線通信を行い、上記第1の無線式記録媒体による改札
    情報と上記第2の無線式記録媒体による改札情報とに基
    づいて、上記通行可否決定手段により改札処理を行うこ
    とにより、上記利用者による通路の通行可否を決定する
    第1の処理手段と、 上記判断手段により追加券の有りを判断した場合に、上
    記第1の検知手段により通路外の入口近傍の利用者の無
    しが検知され、かつ上記第2の検知手段により通路内の
    利用者の有りが検知されている際に、先行客と次客との
    混同が生じる可能性有りと判断し、上記通信手段による
    通信を禁止し、利用者の通路内からの退出を案内する第
    2の処理手段と、 この第2の処理手段による処理の後、上記第2の検知手
    段により通路内の利用者の無しが検知された際に、上記
    通信手段による通信を許可し、上記通信手段による再処
    理を案内する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】 利用者が携帯する改札情報を無線によっ
    て送受信する無線式記録媒体との間で無線通信を行い、 この無線通信した改札情報を判断し、この改札情報を判
    断している途中で、自動改札装置により形成される利用
    者の通路外の入口近傍において利用者が検知され、かつ
    上記通路内への利用者の進入が検知された時に、上記改
    札情報の無線通信を禁止し、利用者に対し通路内からの
    退出を案内し、 上記利用者の通路内からの退出が検知された時に、上記
    改札情報の無線通信を許可することを特徴とする自動改
    札方法。
  7. 【請求項7】 利用者が携帯する改札情報を無線によっ
    て送受信する無線式記録媒体との間で無線通信を行い、 この無線通信した改札情報を判断し、この改札情報を判
    断している途中で、自動改札装置により形成される利用
    者の通路外の入口近傍において利用者が検知され、かつ
    上記通路内への利用者の進入が検知された時に、上記改
    札情報の無線通信を禁止するとともに投入口からの券の
    投入を禁止し、利用者に対し通路内からの退出を案内
    し、 上記利用者の通路内からの退出が検知された時に、上記
    改札情報の無線通信を許可するとともに投入口からの券
    の投入を許可することを特徴とする自動改札方法。
JP28266098A 1998-10-05 1998-10-05 自動改札装置と自動改札方法 Pending JP2000113239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28266098A JP2000113239A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 自動改札装置と自動改札方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28266098A JP2000113239A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 自動改札装置と自動改札方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000113239A true JP2000113239A (ja) 2000-04-21

Family

ID=17655408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28266098A Pending JP2000113239A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 自動改札装置と自動改札方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000113239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162086A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社東芝 自動改札機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162086A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社東芝 自動改札機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3802137B2 (ja) 自動改札装置
JP3772695B2 (ja) 非接触式自動改札装置
KR200355455Y1 (ko) 자동 개집찰 장치
JP2002366991A5 (ja)
JP2000113239A (ja) 自動改札装置と自動改札方法
JP3920392B2 (ja) 自動改札機
KR100356450B1 (ko) 자동 개찰 시스템
JP4381391B2 (ja) 自動改札機および自動改札方法
JP3637093B2 (ja) 自動改札装置
JP3802188B2 (ja) 自動改札装置および自動改札方法
JPH10261117A (ja) 自動改札装置
JP3402806B2 (ja) 身障者対応自動改札装置
JP2003058918A (ja) 自動改札装置と自動改札方法
JP3782181B2 (ja) 改札装置及び改札方法
JP2736226B2 (ja) 自動改札装置
JPH1074274A (ja) 自動改札システム
JP3637103B2 (ja) 自動改札装置
JP2000285268A (ja) 自動改札機と自動改札機の判定方法
JPH08305905A (ja) 自動改札装置
JPH11259699A (ja) 自動改札装置と自動改札システム
JP2000251097A (ja) 自動改札機
JP2000099777A (ja) 自動改札装置
JPH11296704A (ja) 自動改札装置
JP3524705B2 (ja) 媒体処理システムおよび自動改札システム、並びに媒体処理システムに使用される媒体処理装置
JP2005242554A (ja) 自動改札装置と自動改札方法