JP2000251097A - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2000251097A
JP2000251097A JP4799199A JP4799199A JP2000251097A JP 2000251097 A JP2000251097 A JP 2000251097A JP 4799199 A JP4799199 A JP 4799199A JP 4799199 A JP4799199 A JP 4799199A JP 2000251097 A JP2000251097 A JP 2000251097A
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ticket gate
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automatic ticket
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JP4799199A
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English (en)
Inventor
Katsuo Imatsuka
勝雄 今塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動改札機で媒体に記録された情報を入出場の
記録をすることなく確認できるようにする。 【解決手段】無線自動改札機のCPU100は、読取専
用スイッチ150がオンにされた際、読取専用モードと
して表示制御回路128を介して通行表示部9に設けら
れた読取専用ランプを点灯し、磁気券投入口1からの媒
体投入を受け付け、媒体が投入された場合に読取ヘッド
36a,36bでその磁気情報を読取り、あるいは媒体
が投入されずに無線カード交信用のアンテナ2を介して
送受信回路154で無線交信を受け付けた場合に無線情
報を読取り、読取った磁気情報または無線情報を表示制
御回路128を介して案内表示部4に表示し、この読取
専用モード時に投入された媒体には入出場データ等の書
込みを行わず、また無線カードとの無線交信でも書込み
を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道などの交通
機関の駅に設置され、乗車券の自動改札処理を行う自動
改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、乗
車券の自動改札処理をする自動改札機が設置されてい
る。このような自動改札機では、投入された乗車券に記
録されている磁気等の情報を読み取り通行の可否を判断
するとともに、必要に応じて穿孔・印刷等の処理が施さ
れる。さらに、磁気による情報記録に代わり無線通信を
利用した非接触型のカード(以下、無線カードと記述す
る)を利用して情報の読み書きをさせる方式の自動改札
機(以下、無線自動改札機と記述する)も提案されてい
る。
【0003】このような無線自動改札機では、通行の可
否判断で可と判断されれば、そのまま通過が可能である
が、不可と判断された場合は、無線自動改札機の扉を閉
めて通行を阻止するとともに、表示パネルや音声案内等
により利用客に通行不可の認識をさせている。
【0004】従来の無線自動改札機システムにおいて、
乗客の利用する媒体(乗車券、無線カード等)に記録さ
れた磁気・無線カードの情報を読み取るには、係員が専
用の装置を用いて磁気・無線カードの記録情報を確認す
る必要があった。特に無線カードでは非接触で処理する
ため残金額の利用内ならば繰り返し利用可能な乗車券と
して利用された場合、従来の利用履歴印刷などの手段が
とれないため、必ず専用の読取装置が必要とされ記録情
報の確認処理が煩雑となっている。
【0005】また、改札・集札の両方向通行可能な両用
機のうち、無線カードを利用しない方式の通常の自動改
札機では、入場・出場のいずれか一方が媒体を投入した
ことを検知して反対側の投入口シャッタを閉じると共に
通行不可の案内表示をし、双方向からの進入に混乱が生
じない様にしている。
【0006】しかしながら、無線自動改札機では、無線
カードを検知するアンテナが、通常は磁気乗車券の投入
口の後方に位置しているため、通常の自動改札機利用時
よりも、両方向の乗客が通路内部にまで進入してしま
う。無線自動改札機のドア部には、幼児保護のための人
間検知センサが設置されており、当該センサを遮った状
態ではドア動作を実施しないことになっている。そのた
め、ドアが動作しない場合も予想され、どちらの利用が
優先されているかがわかりにくく、さらに、通行不可と
判断された側が通路を退出するのに時間がかかるため、
通行に混乱が生じてしまう問題がある。
【0007】また、無では、利用客の利便性を考慮し、
乗降時の磁気記録による利用経路判断で予め記録された
金額から料金を引き去る方式で残金額の利用内ならば繰
り返し利用可能な乗車券(以下、SF券と記述する)が
利用されている。従来の自動改札機のSF券利用におい
ては、乗車券または前述のSF券の料金が不足した場
合、自動改札機では通行不可と判断され、利用客は精算
機まで戻って精算対応する必要があった。
【0008】無線自動改札機でも、無線カードの定期券
を乗り越しでSF券と併用したい場合、精算機で精算す
る必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、媒体
(乗車券、SF券)・無線カードに記録された情報を読
取るのに専用の読取装置を使用しなければならず煩雑で
あるという問題があった。
【0010】また、改札・集札の両方向通行可能な両用
機において、どちらの方向の利用が優先されているかが
わかりにくく、通行不可と判断された側が通路を退出す
るのに時間がかかるため通行に混乱が生じてしまうとい
う問題があった。
【0011】また、従来の自動改札機のSF券利用にお
いては、乗車券または前述のSF券の料金が不足した場
合、自動改札機では通行不可と判断され利用客は精算機
まで戻って精算対応する必要があるという問題があっ
た。
【0012】また、無線自動改札機でも無線カードの定
期券を乗り越しでSF券と併用したい場合、精算機で精
算する必要があるという問題があった。
【0013】そこで、この発明は、媒体に記録された情
報を入出場の記録をすることなく確認できる自動改札機
を提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は、改札・集札の両方向の
通行が可能であっても通行の混乱を避けることのできる
改札・集札両用型の自動改札機を提供することを目的と
する。
【0015】また、この発明は、降車時に利用区間外乗
車券または料金不足の乗車券と判断された際、不足金額
分を別のSF券追加投入で精算可能とすることのできる
自動改札機を提供することを目的とする。
【0016】また、この発明は、降車時に利用区間外と
判断された無線カードまたは乗車券を利用した場合、S
F券・有効無線カードの追加投入・交信で精算可能とす
ることのできる自動改札機を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札機
は、投入される磁気記録媒体または無線カードにより改
札を行う自動改札機において、上記投入される磁気記録
媒体に記録されている情報を読取る第1の読取手段と、
上記無線カードとの無線通信により情報を読取る第2の
読取手段と、上記自動改札機に情報読取専用モードを設
定する設定手段と、この設定手段で情報読取専用モード
が設定された際、上記第1の読取手段または上記第2の
読取手段で読取った情報を表示する制御を行う表示制御
手段とから構成されている。
【0018】この発明の自動改札機は、情報を表示する
表示手段を有する監視盤に接続され、投入される磁気記
録媒体または無線カードにより改札を行う自動改札機に
おいて、上記投入される磁気記録媒体に記録されている
情報を読取る第1の読取手段と、上記無線カードとの無
線通信により情報を読取る第2の読取手段と、上記監視
盤から上記自動改札機に情報読取専用モードが設定され
た際、上記第1の読取手段または上記第2の読取手段で
読取った情報を上記監視盤に送信する制御を行う制御手
段とから構成されている。
【0019】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または無線カードにより改札を行う自動改札機
において、上記自動改札機の入口近傍に設けられた第1
のアンテナ、または出口近傍に設けられた第2のアンテ
ナを介して上記無線カードと無線通信を行う送受信手段
と、この送受信手段が上記第1のアンテナを介して上記
無線カードと無線通信を行って受信した当該無線カード
の情報から通行の可否を判定する判定手段と、この判定
手段で通行不可と判定された際、通行を阻止する制御を
行う第1の制御手段と、この第1の制御手段による通行
阻止が無視された際、不正と判断して上記送受信手段か
ら上記第2のアンテナを介して無線通信により上記無線
カードに不正情報を記録する制御を行う第2の制御手段
とから構成されている。
【0020】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または固有のID番号を有する無線カードによ
り改札を行う自動改札機において、上記自動改札機の入
口近傍に設けられた第1のアンテナ、または出口近傍に
設けられた第2のアンテナを介して上記無線カードと無
線通信を行う送受信手段と、この送受信手段が上記第1
のアンテナを介して上記無線カードと無線通信を行って
受信した当該無線カードのID番号とその情報から通行
の可否を判定する判定手段と、この判定手段で通行不可
と判定された際、通行を阻止する制御を行う第1の制御
手段と、この第1の制御手段による通行阻止が無視され
た際、不正と判断して上記送受信手段から上記第2のア
ンテナを介して無線通信により上記ID番号を有する無
線カードに不正情報を記録する制御を行う第2の制御手
段とから構成されている。
【0021】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または無線カードにより入場・退場の両方向に
対応して改札・集札を行う両用の自動改札機において、
上記自動改札機の前面に設けられ、入場者を検知する第
1の検知手段と、この第1の検知手段で入場者を検知し
た際、反対方向からの進入を阻止する制御を行う第1の
制御手段と、上記第1の検知手段とは反対方向の上記自
動改札機の前面に設けられ、退場者を検知する第2の検
知手段と、この第2の検知手段で退場者を検知した際、
反対方向からの進入を阻止する制御を行う第2の制御手
段とから構成されている。
【0022】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または無線カードにより入場・退場の両方向に
対応して改札・集札を行う両用の自動改札機において、
上記自動改札機の通路進入前に入場者を検知する第1の
検知手段と、この第1の検知手段で入場者を検知した
際、反対方向からの進入を阻止する制御を行う第1の制
御手段と、上記第1の検知手段とは反対方向の上記自動
改札機の通路進入前に退場者を検知する第2の検知手段
と、この第2の検知手段で退場者を検知した際、反対方
向からの進入を阻止する制御を行う第2の制御手段とか
ら構成されている。
【0023】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体により改札を行う自動改札機において、上記投
入される磁気記録媒体に記録されている情報を読取る読
取手段と、この読取手段で読取られた情報から通行可否
を判定する判定手段と、この判定手段で料金不足で通行
不可の場合、追加の金額価値が記録された磁気記録媒体
の投入案内を表示する表示手段と、この表示手段の案内
に応じて上記磁気記録媒体が再投入されると共に追加の
金額価値が記録された磁気記録媒体が投入された際、上
記読取手段で読取った情報から精算が可能であれば上記
追加の金額価値が記録された磁気記録媒体で精算処理す
る制御を行う制御手段とから構成されている。
【0024】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体により改札を行う自動改札機において、上記投
入される磁気記録媒体に記録されている情報を読取る読
取手段と、この読取手段で読取られた情報から通行可否
を判定する判定手段と、この判定手段で料金不足で通行
不可の場合、追加の金額価値が記録された磁気記録媒体
の投入案内を表示する表示手段と、この表示手段の案内
に応じて上記磁気記録媒体が再投入されると共に追加の
金額価値が記録された磁気記録媒体が投入された際、上
記読取手段で読取った情報から精算が可能であれば上記
追加の金額価値が記録された磁気記録媒体で精算処理す
る処理手段と、この処理手段で精算処理された上記追加
の金額価値が記録された磁気記録媒体を返却する返却手
段と、この返却手段から上記追加の金額価値が記録され
た磁気記録媒体の返却を確認すると共に所定の通行可の
制御を行う制御手段と、上記再投入された磁気記録媒体
を回収する回収手段とから構成されている。
【0025】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または無線カードにより改札を行う自動改札機
において、上記投入される磁気記録媒体に記録されてい
る情報を読取る第1の読取手段と、上記無線カードとの
無線通信により情報を読取る第2の読取手段と、この第
2の読取手段で読取られた情報から通行可否を判定する
判定手段と、この判定手段で料金不足で通行不可の場
合、追加の金額価値が記録された磁気記録媒体の投入案
内を表示する表示手段と、この表示手段の案内に応じて
上記無線カードと再度無線通信すると共に追加の金額価
値が記録された磁気記録媒体が投入された際、上記第1
の読取手段で読取った情報から精算が可能であれば上記
追加の金額価値が記録された磁気記録媒体で精算処理す
る制御を行う制御手段とから構成されている。
【0026】この発明の自動改札機は、投入される磁気
記録媒体または無線カードにより改札を行う自動改札機
において、上記投入される磁気記録媒体に記録されてい
る情報を読取る第1の読取手段と、上記無線カードとの
無線通信により情報を読取る第2の読取手段と、上記第
1の読取手段で読取られた情報から通行可否を判定する
判定手段と、この判定手段で料金不足で通行不可の場
合、当該自動改札機で精算が可能である案内を表示する
表示手段と、この表示手段の案内に応じて上記磁気記録
媒体が再投入されると共に精算に利用可能な無線カード
と上記第2の読取手段とで無線通信を行った際、当該無
線カードで精算が可能であれば当該無線カードで精算処
理する処理手段と、この処理手段で精算処理された際、
所定の通行可の制御を行う制御手段と、上記再投入され
た磁気記録媒体を回収する回収手段とから構成されてい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0028】図1は、この発明に係る無線自動改札機の
概略構成を示すものである。すなわち、無線自動改札機
は、磁気券投入口1、無線カード交信用のアンテナ2、
磁気券取出し口3、案内表示部4、ドア5,5、通路表
示器6,6、近接センサ7、人間検知センサ8,…、及
び通行表示部9とから構成されている。
【0029】図2は、上記無線自動改札機の制御系の構
成を示すものである。無線自動改札機は、全体の制御を
司るCPU100、制御プログラムを記憶しているRO
M102、各種情報を一時記憶するRAM104、運賃
メモリ106、搬送される磁気券に記録されている磁気
情報を読取ヘッド36a,36bを介して読取る読取回
路108、搬送される磁気券に磁気情報を書込ヘッド4
6を介して書込む書込回路110、磁気券に書込まれた
磁気情報が正しく記録されたか読取ヘッド48を介して
読取る読取回路112、搬送される磁気券を振り分ける
振り分けゲート39,43,51,59,62,64,
66,68とその振り分け制御を行う振分け制御回路1
14、搬送される磁気券に目視情報を記録するサーマル
ヘッド56,58とその制御を行うサーマルヘッド制御
回路116、各種センサ7,54,63,90,92と
その検知を行う検知回路118、メインモータ74とそ
の制御を行う搬送制御回路120、人間検知センサ8,
…で利用客の通過を検知する通過検知回路122、ドア
5,5の開閉を行うドア開閉機構124を制御するドア
制御回路126、案内表示部4と通行表示部9とを制御
する表示制御回路128、通路表示器6,6を制御する
表示制御回路130、搬送される磁気券にパンチ処理を
行うパンチ処理部50,52を制御するパンチ処理制御
回路132、磁気券投入口1のシャッタ28を制御する
シャッタ制御回路134、一括プール部60を制御する
一括プール制御回路136、詳しくは後述するが読取専
用モードを設定するための読取専用スイッチ150、読
取専用モードから通常モードにするリセットスイッチ1
52、アンテナ2を介して無線カードと無線交信を行う
送受信回路154、詳しくは後述するが無線自動改札機
の出口付近に設けられた書込み専用アンテナ156また
は無線自動改札機の通路に沿う交信範囲を持った書込み
専用アンテナ180、及び当該無線自動改札機を監視す
る監視盤140と接続する監視盤インターフェース13
8とから構成されている。
【0030】このような構成において、第1実施例につ
いて説明する。
【0031】利用客より、媒体(乗車券、SF券)・無
線カード利用での不具合の指摘を受けた場合、無線自動
改札機を媒体の読取専用モードに設定し、当該媒体を改
札・集札での利用と同様の投入または無線通信を実施さ
せる。
【0032】この読取専用モードの設定動作を図3のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0033】まず、駅員(係員)は、無線自動改札機に
設けられた読取専用スイッチ150をオンにする(ST
1)。CPU100は、読取専用スイッチ150がオン
になった際、表示制御回路128を介して通行表示部9
に設けられた読取専用ランプを点灯し(ST2)、磁気
券投入口1からの媒体(乗車券、SF券)投入を受け付
ける(ST3)。媒体が投入された場合は読取ヘッド3
6a,36bでその磁気情報を読取り(ST4)、媒体
が投入されず無線カードとアンテナ2を介して送受信回
路154で無線交信を受け付けた場合(ST5)、無線
情報を読取る(ST6)。なお、ステップST5で規定
時間待っても無線交信が受け付けられない場合(ST
7)、通常モード(改札・集札)に戻る。
【0034】CPU100は、読取った磁気情報、また
は無線情報を表示制御回路128を介して案内表示部4
に表示する(ST8)。なお、CPU100は、読取専
用モードに設定しているので、投入された媒体に入出場
データ等の書込みを行わず、また、無線カードとの無線
交信でも書込みを行わない。
【0035】CPU100は、表示した後、リセットス
イッチ152がオンされるか(ST9)、規定時間待ち
(ST10)、表示制御回路128を介して案内表示部
4の表示内容を消去し(ST11)、通行表示部9に設
けられた読取専用ランプを消灯し(ST12)、通常モ
ード(改札・集札)へ戻る。
【0036】なお、上記実施例では、無線自動改札機に
設けられた読取専用スイッチ150を用いたが、無線自
動改札機に接続された監視盤140から設定するように
しても良く、また、読取った磁気情報または無線情報を
監視盤140に表示するようにしても良い。
【0037】以上説明したように上記第1実施例によれ
ば、媒体(乗車券、SF券)・無線カードに記録された
情報確認のための専用の読取装置が不要となり、駅員は
データ内容を確認して乗客の不具合申請に対応可能とな
る。
【0038】また、磁気券(乗車券、SF券)、無線カ
ードに記録された情報確認のために無線自動改札機を用
いても、入出場の記録をすることなく実施が可能とな
る。
【0039】さらに、読取専用モードに設定した場合、
1回の読取実施後、通常モードに自動的に戻る設定を可
能としておくことにより、読取専用モード設定時から通
常モードへの戻し忘れを防止することができる。
【0040】また、読取専用モードとした場合、改札・
集札の通常モードとは異なるのでドア5,5を閉め、人
間検知センサ8,…をオフにしても良い。
【0041】次に、第2実施例について説明する。
【0042】無線自動改札機の利用では、通過が不可の
ものであっても利用客が無線自動改札機側の不具合を指
摘し、本人の過失を認めないことが予想される。そのた
め、第2実施例では、無線自動改札機で強行突破等の利
用客の不正に対し、所持した無線カードへの強制的な不
正利用履歴の書込みをする。
【0043】強行突破の不正の判断は、CPU100が
人間検知センサ8,…で判定が通行不可時の利用客の移
動を確認し、戻る方向にセンサ検知されず出口方向のセ
ンサ検知をすることで判定を可能とする。CPU100
が不正と判断した場合、無線を利用して当該無線カード
に不正内容を強制的に記録する。記録内容は、駅名、無
線自動改札機番号、不正内容、時間などである。記録方
法は、改札機の出口付近に書込み専用アンテナを設け
る。
【0044】図4は、第2実施例に係る無線自動改札機
の出口付近に設けられた書込み専用アンテナ156とそ
の書込み交信範囲を示すものである。図4において、左
側が無線自動改札機であり、右側が無線自動改札機を集
札機として使用している。図1と同一個所には同一符号
を付して説明を省略する。改札時のアンテナ2による無
線交信は範囲160で示され、書込み専用アンテナ15
6による無線交信は範囲162で示され、不正入場時の
無線交信は範囲164で示され、集札時のアンテナ2に
よる無線交信は範囲166で示される。
【0045】次に、このような構成において第2実施例
における不正利用時の処理動作を図5のフローチャート
を参照して説明する。
【0046】まず、CPU100は、アンテナ2を介し
て無線カードからの応答信号を受信した際(ST2
1)、当該無線カードのID番号を認識し(ST2
2)、通過可否の判定を行う(ST23)。ステップS
T23で通過可ならば、CPU100は、ドア5,5を
開いて通過を許可し(ST24)、初期状態に戻る。
【0047】ステップST23で通過不可の判定なら
ば、CPU100は、出口のドア5,…を閉じ(ST2
5)、利用客の通路退出を確認する(ST26)。ステ
ップST26で利用客が通路を退出すれば、CPU10
0は初期状態に戻る。
【0048】ステップST26で利用客が通路を退出さ
れないで人間検知センサ8,…における出口で検知した
場合(ST27)、CPU100は、強行突破と判定し
(ST28)、当該無線カードとアンテナ2及び書込み
専用アンテナ156を介して無線交信を開始し(ST2
9)、無線交信できた無線カードのID番号を確認し
(ST30)、当該無線カードであれば不正使用データ
(駅名、無線自動改札機番号、不正内容、時間等)を書
き込む(ST31)。
【0049】なお、無線自動改札機が両用機の場合、通
過の出口側のアンテナを利用してもよい。さらに、不正
発覚時(ST28,29)に、通常利用しているアンテ
ナの交信範囲を広げて対応するようにしてもよい。
【0050】また、上述したように不正利用客の無線カ
ードは、初めの判定でカードの1D番号確認が可能で、
不正履歴を書き込む場合に1D番号を確認の上、書き込
みを実施する。
【0051】以上説明したように上記第2実施例によれ
ば、不正履歴が書き込まれた無線カードは、次回の無線
自動改札機利用時に判定が通過不可で通行阻止されるた
め、駅員により第1実施例で説明した読取専用モードで
不正履歴の確認が可能となり、必要な処置をすることが
できる。
【0052】次に第3実施例について説明する。
【0053】第3実施例は、上述した図4に示す左側が
無線自動改札機で、右側が無線自動改札機を集札機とし
て使用する両方向から利用する等の両用型の場合であ
る。
【0054】図4に示すように無線自動改札機では、利
用客の特定のために無線カードとの通信範囲160を狭
く固定している。近年、特に使用のし易さからアンテナ
2を表示し、無線カードを接触させる動作で通行させる
方式の提案もされている。このような無線カードを接触
させる方式では、アンテナ2は磁気券投入口1の後方に
位置し、無線自動改札機の入口側人間検知センサ8,…
を複数個、利用客の体で遮光した後に無線カードがアン
テナ2にかざされることになる。
【0055】通常の自動改札機の両用機では、片側への
磁気券投入の検知で逆方向の投入口シャッタが閉じられ
て通路表示器に通行禁止が表示される。
【0056】しかしながら、無線カードでは、一方の無
線カード交信が実施された時点、または人間検知センサ
8,…で検知した場合に逆方向の通信が禁止されるの
で、利用客の検知が通常の自動改札機より後方(通路
内)となってしまうことになる。
【0057】そこで、第3実施例においては、無線自動
改札機の前面に反射型の近接センサ7が設けられてい
る。
【0058】すなわち、CPU100は、近接センサ7
で利用客を検知した際、反対側からの進入(通行)を阻
止するように反対側の磁気券投入口1のシャッタ28を
閉じ、通路表示器6に通行不可の表示をする。
【0059】以上説明したように上記第3実施例によれ
ば、改札・集札の両用型の無線自動改札機において、両
方向の通行に対して、利用が可能な方を利用客が通路内
に進入する前に表示等で告知可能となり通行の混乱を防
止することができる。
【0060】次に第4実施例について説明する。
【0061】第4実施例は、図4に示した左側が無線自
動改札機で右側が無線自動改札機を集札機として使用し
ている場合において、集札機に投入したSF券または乗
車券が料金不足の場合、券を放出すると共に料金不足の
案内と追加投入が可能な案内をし、当該集札機で精算を
するものである。
【0062】図6は、図1、図2で示した無線自動改札
機における搬送部の概略構成を示すものである。すなわ
ち、磁気券投入口1から投入された券は、読取ヘッド3
6a,36bで構成される磁気読取部172を搬送さ
れ、書込ヘッド46と読取ヘッド48で構成される磁気
書込み部173を搬送され、パンチ処理部50,52で
構成される集札パンチ保留部175を搬送され、SF券
はSF券処理部174で処理され、磁気券取出し口3か
ら放出、または集札部177に集札される。
【0063】次に、第4実施例におけるSF券追加投入
処理の動作を図7のフローチャートを参照して説明す
る。
【0064】集札機として使用されている無線自動改札
機に乗車券、またはSF券が投入された際(ST4
1)、CPU100は、磁気券投入口1のシャッタ28
を閉じ(ST42)、磁気読取部172で読取った当該
券の磁気情報から通行可否の判定を行う(ST42)。
判定が通行可ならば、所定の通行可動作が行われる(S
T43)。
【0065】ステップST42で判定が料金不足の場
合、CPU100は、ドア5,5を閉じて案内表示部4
に料金不足と追加投入が可能である案内を表示し(ST
44,45)、通路内の利用客が放出された券を抜き取
り、通路入口に戻ったことを通路内に設置された人間検
知センサ8,…の遮光パターンで認識する(ST4
6)。
【0066】CPU100は、利用客が磁気券投入口1
の近傍に戻ったと判断された場合、磁気券投入口1のシ
ャッタ28を開き、受付を可とする(ST48)。な
お、磁気券投入口1の近傍に「追加投入あり」の表示を
点滅させる専用の案内表示器を設ける等、利用客に認知
し易くするように追加投入促進案内表示をするようにし
ても良い(ST47)。
【0067】ここで利用客は、精算に利用が可能なSF
券を所持している場合、乗車に利用した券を再投入する
と共に前記SF券を追加投入する(ST49)。
【0068】CPU100は、初めに投入された券が直
前に読み取った券と同じか否かを判断し(ST50)、
同一でない場合は通常の通過可否の判定を行い(ST5
1)、判定が通過不可であれば通行を阻止し(ST5
2)、判定が通行可であれば所定の通行可動作を行う
(ST53)。
【0069】CPU100は、初めに投入された券が直
前に読み取った券と同じと判断した場合(ST50)、
当該券を集札パンチ保留部175に保留し(ST5
4)、追加投入されたSF券が精算可能であるか否かを
判定する(ST56)。
【0070】精算が可能でない場合、CPU100は、
ドア5,5で通行を阻止し(ST57)、初めに投入さ
れた券を返却(放出)し(ST58)、この券の抜取り
を確認した後(ST59)、追加投入されたSF券を返
却(放出)し(ST60)、このSF券の抜取りを確認
した後(ST61)、利用客の退出を確認する(ST6
2)。
【0071】精算が可能な場合、CPU100は、SF
券の精算処理結果を磁気書込み部173で磁気書込みす
ると共にSF券処理部174に搬送し(ST63)、パ
ンチ・印刷処理を行って磁気券取出し口3に返却(放
出)し(ST64)、通路のドア5,5を開放して通行
を可としてSF券の抜取りを確認する(ST65)。さ
らにCPU100は、利用客がSF券(媒体)の抜取り
後、集札パンチ保留部175に保留した乗車券に集札パ
ンチを実施し(ST66)、磁気情報を破壊して利用で
きなくした上で集札部177に回収する。
【0072】なお、SF券の場合は、SF券(媒体)を
戻し搬送して磁気書込み・パンチ・印刷を実施してもよ
い。また、残額0となったSF券は、返却も可能である
が不正利用防止のため回収することが望ましい。また、
回収する場合は、通常の集札券と区別するため別の集札
箱に回収するようにしてもよい。
【0073】回収する券を乗車券・SF券ともに集札パ
ンチを実施して磁気破壊することで、戻して磁気・印刷
などの実施を行う場合に比べ、処理時間の短縮が可能
で、次の利用客の通行を阻害することを防ぐことが可能
となる。
【0074】また、追加投入が一定時間実施されなかっ
た場合、または無線自動改札機に設置された人間検知セ
ンサ8,…で利用客の存在が確認できなくなった場合、
追加投入状態を解除する。
【0075】また、追加投入状態で、別の乗客が乗車券
を投入してしまった場合、磁気情報の読取りで指定の乗
車券と違うと判断できるので(ST50)、当該券をそ
のまま判定して利用を可とする。また、同じ情報の乗車
券と判断できる場合も考えられるので、乗車券の磁気情
報に追加投入指示B1Tを設けるか、利用時間の書込み
を実施することで当該券と判断させることも可能であ
る。
【0076】以上説明したように上記第4実施例によれ
ば、精算が必要な乗車券と精算可能なSF券等を持った
利用客は精算機を利用することなく、直接、自動改札機
で精算・降車することが可能となる。
【0077】次に、第5実施例について説明する。
【0078】第5実施例では、無線自動改札機を利用し
た場合も第4実施例の対応と同様の処理を可能とする。
【0079】図8は、第5実施例に係る無線自動改札機
の通路に沿って設けられた書込み専用アンテナ180と
その書込み交信範囲を示すものである。図8において、
左側が無線自動改札機であり、右側が無線自動改札機を
集札機として使用している。図1と同一個所には同一符
号を付して説明を省略する。集札時のアンテナ2による
無線交信は範囲166で示され、書込み専用アンテナ1
80による無線交信は範囲182で示される。また、図
1、図2で示した無線自動改札機における搬送部は、図
6に示す通りである。
【0080】次に、第5実施例における無線自動改札機
での追加投入処理の動作を図9、図10のフローチャー
トを参照して説明する。
【0081】乗車券投入、または無線カードで交信した
際(ST71)、CPU100は、磁気券投入口シャッ
タ28を閉じ(ST72)、乗車券の磁気情報または無
線カードの交信情報から通行可否の判定を行う(ST7
3)。判定が通行可ならば、所定の通行可動作が行われ
る(ST74)。
【0082】ステップST73で判定が料金不足の場
合、CPU100は、ドア5,5を閉じて案内表示部4
に料金不足と追加投入が可能である案内を表示し(ST
75,76)、通路内の利用客が通路入口に戻ったこと
を通路内に設置された人間検知センサ8,…の遮光パタ
ーンで検知する(ST77)。なお、磁気券投入口1の
近傍に「追加投入あり」の表示を点滅させる専用の案内
表示器を設ける等、利用客に認知し易くするように追加
投入促進案内表示をするようにしても良い(ST7
8)。
【0083】ここでCPU100は、無線カードの場合
と乗車券の場合で対応が異なる(ST79)。
【0084】乗車券の場合にCPU100は、送受信回
路154による無線交信を禁止し(ST80)、利用客
が磁気券投入口1の近傍に戻ったのを確認して磁気券投
入口1のシャッタ28を開き、受付を可とする(ST8
1)。
【0085】ここで利用客は、精算に利用が可能な無線
カードを所持している場合、乗車券を再投入する(ST
82)。
【0086】CPU100は、投入された乗車券が直前
に読み取った乗車券と同じか否かを判断し(ST8
3)、同一でない場合は通常の通過可否の判定を行い
(ST84)、判定が通過不可であれば通行を阻止し
(ST85)、判定が通行可であれば所定の通行可動作
を行う(ST86)。
【0087】CPU100は、投入された乗車券が直前
に読み取った乗車券と同じと判断した場合(ST8
3)、当該乗車券(媒体)を集札パンチ保留部175に
保留し(ST87)、送受信回路154を介して書込み
専用アンテナ180をによる追加投入の書込み時交信範
囲182で無線交信を行い(ST88)、交信により当
該無線カードが精算可能であるか否かを判定する(ST
89)。なお、通常のアンテナ2の感度を向上させて実
施することも可能である。
【0088】精算が可能でない場合、CPU100は、
ドア5,5で通行を阻止し(ST90)、投入された乗
車券を返却(放出)し(ST91)、この券の抜取りを
確認した後(ST92)、利用客の退出を確認する(S
T93)。
【0089】精算が可能な場合、CPU100は、当該
無線カードによる精算処理・無線書込みを行い(ST9
4)、通路のドア5,5を開放して通行を許可し(ST
95)、集札パンチ保留部175に保留した乗車券を集
札部177に回収する(ST96)。
【0090】ステップST79で無線カードの場合、C
PU100は、利用客の磁気券投入口1への戻りが検知
できた段階で無線カードを再提示をさせ、送受信回路1
54を介して書込み専用アンテナ180をによる追加投
入の書込み時交信範囲182で無線交信し、無線カード
のID番号認識から同一の無線カードでなかった場合
(ST101)、通常の無線カードの通過可否の判定を
行い(ST102)、判定が通過不可であれば通行を阻
止し(ST103)、判定が通行可であれば所定の通行
可動作を行う(ST104)。
【0091】ステップST101で無線カードのID番
号認識により同一の無線カードであった場合、CPU1
00は、磁気券投入口1のシャッタ28を開く(ST1
06)。ここで、利用客は、精算するための乗車券、ま
たはSF券を磁気券投入口1へ投入する。
【0092】CPU100は、投入された乗車券または
SF券の磁気情報を読取って精算の可否を判定し(ST
107)、判定が精算不可の場合に通行を阻止し(ST
108)、乗車券またはSF券を返却し(ST10
9)、利用客の通路退出を確認する(ST110)。
【0093】ステップST107で判定が精算可ならば
CPU100は、乗車券またはSF券の精算を行うと共
に無線カードに降車情報を書き込んで通行可とし(ST
111)、SF券であれば(ST112)、SF券の精
算処理を行い(ST113)、通行を許可し(ST11
4)、SF券を放出し(ST115)、SF券の抜取り
を確認する(ST116)。
【0094】また、ステップST112で乗車券であれ
ばCPU100は、通行を許可し(ST117)、この
乗車券を集札部117に回収する(ST118)。
【0095】以上説明したように上記第5実施例によれ
ば、無線カードと精算可能なSF券・乗車券を持った利
用客も精算機を利用することなく、直接、無線自動改札
機で精算・降車することが可能となる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
媒体に記録された情報を入出場の記録をすることなく確
認できる自動改札機を提供することができる。
【0097】また、この発明によれば、改札・集札の両
方向の通行が可能であっても通行の混乱を避けることの
できる改札・集札両用型の自動改札機を提供することが
できる。
【0098】また、この発明によれば、降車時に利用区
間外乗車券または料金不足の乗車券と判断された際、不
足金額分を別のSF券追加投入で精算可能とすることの
できる自動改札機を提供することができる。
【0099】また、この発明によれば、降車時に利用区
間外と判断された無線カードまたは乗車券を利用した場
合、SF券・有効無線カードの追加投入・交信で精算可
能とすることのできる自動改札機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る無線自動改札機の概略構成を示
す斜視図。
【図2】無線自動改札機の制御系の構成を示すブロック
図。
【図3】第1実施例における読取専用モード設定動作を
説明するためのフローチャート。
【図4】無線自動改札機の出口付近に設けられた書込み
専用アンテナとその書込み交信範囲を示す図。
【図5】第2実施例における不正利用時の処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図6】無線自動改札機における搬送部の概略構成を示
す断面図。
【図7】第4実施例におけるSF券追加投入処理動作を
説明するためのフローチャート。
【図8】無線自動改札機の通路に沿って設けられた書込
み専用アンテナとその書込み交信範囲を示す図。
【図9】第5実施例における無線自動改札機での追加投
入処理の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】第5実施例における無線自動改札機での追加
投入処理の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…磁気券投入口 2…アンテナ 3…磁気券取出し口(返却手段) 4…案内表示部(表示手段) 5…ドア 6…通路表示器 7…近接センサ(検知手段) 8…人間検知センサ 9…通行表示部 100…CPU(表示制御手段、制御手段、判定手段、
処理手段) 108…読取回路(読取手段) 150…読取専用スイッチ(設定手段) 152…リセットスイッチ 154…送受信回路(読取手段、送受信手段) 156,180…書込み専用アンテナ 177…集札部(回収手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入される磁気記録媒体または無線カー
    ドにより改札を行う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る第1の読取手段と、 上記無線カードとの無線通信により情報を読取る第2の
    読取手段と、 上記自動改札機に情報読取専用モードを設定する設定手
    段と、 この設定手段で情報読取専用モードが設定された際、上
    記第1の読取手段または上記第2の読取手段で読取った
    情報を表示する制御を行う表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  2. 【請求項2】 情報を表示する表示手段を有する監視盤
    に接続され、投入される磁気記録媒体または無線カード
    により改札を行う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る第1の読取手段と、 上記無線カードとの無線通信により情報を読取る第2の
    読取手段と、 上記監視盤から上記自動改札機に情報読取専用モードが
    設定された際、上記第1の読取手段または上記第2の読
    取手段で読取った情報を上記監視盤に送信する制御を行
    う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  3. 【請求項3】 投入される磁気記録媒体または無線カー
    ドにより改札を行う自動改札機において、 上記自動改札機の入口近傍に設けられた第1のアンテ
    ナ、または出口近傍に設けられた第2のアンテナを介し
    て上記無線カードと無線通信を行う送受信手段と、 この送受信手段が上記第1のアンテナを介して上記無線
    カードと無線通信を行って受信した当該無線カードの情
    報から通行の可否を判定する判定手段と、 この判定手段で通行不可と判定された際、通行を阻止す
    る制御を行う第1の制御手段と、 この第1の制御手段による通行阻止が無視された際、不
    正と判断して上記送受信手段から上記第2のアンテナを
    介して無線通信により上記無線カードに不正情報を記録
    する制御を行う第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  4. 【請求項4】 投入される磁気記録媒体または固有のI
    D番号を有する無線カードにより改札を行う自動改札機
    において、 上記自動改札機の入口近傍に設けられた第1のアンテ
    ナ、または出口近傍に設けられた第2のアンテナを介し
    て上記無線カードと無線通信を行う送受信手段と、 この送受信手段が上記第1のアンテナを介して上記無線
    カードと無線通信を行って受信した当該無線カードのI
    D番号とその情報から通行の可否を判定する判定手段
    と、 この判定手段で通行不可と判定された際、通行を阻止す
    る制御を行う第1の制御手段と、 この第1の制御手段による通行阻止が無視された際、不
    正と判断して上記送受信手段から上記第2のアンテナを
    介して無線通信により上記ID番号を有する無線カード
    に不正情報を記録する制御を行う第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  5. 【請求項5】 投入される磁気記録媒体または無線カー
    ドにより入場・退場の両方向に対応して改札・集札を行
    う両用の自動改札機において、 上記自動改札機の前面に設けられ、入場者を検知する第
    1の検知手段と、 この第1の検知手段で入場者を検知した際、反対方向か
    らの進入を阻止する制御を行う第1の制御手段と、 上記第1の検知手段とは反対方向の上記自動改札機の前
    面に設けられ、退場者を検知する第2の検知手段と、 この第2の検知手段で退場者を検知した際、反対方向か
    らの進入を阻止する制御を行う第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  6. 【請求項6】 投入される磁気記録媒体または無線カー
    ドにより入場・退場の両方向に対応して改札・集札を行
    う両用の自動改札機において、 上記自動改札機の通路進入前に入場者を検知する第1の
    検知手段と、 この第1の検知手段で入場者を検知した際、反対方向か
    らの進入を阻止する制御を行う第1の制御手段と、 上記第1の検知手段とは反対方向の上記自動改札機の通
    路進入前に退場者を検知する第2の検知手段と、 この第2の検知手段で退場者を検知した際、反対方向か
    らの進入を阻止する制御を行う第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  7. 【請求項7】 投入される磁気記録媒体により改札を行
    う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る読取手段と、 この読取手段で読取られた情報から通行可否を判定する
    判定手段と、 この判定手段で料金不足で通行不可の場合、追加の金額
    価値が記録された磁気記録媒体の投入案内を表示する表
    示手段と、 この表示手段の案内に応じて上記磁気記録媒体が再投入
    されると共に追加の金額価値が記録された磁気記録媒体
    が投入された際、上記読取手段で読取った情報から精算
    が可能であれば上記追加の金額価値が記録された磁気記
    録媒体で精算処理する制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  8. 【請求項8】 投入される磁気記録媒体により改札を行
    う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る読取手段と、 この読取手段で読取られた情報から通行可否を判定する
    判定手段と、 この判定手段で料金不足で通行不可の場合、追加の金額
    価値が記録された磁気記録媒体の投入案内を表示する表
    示手段と、 この表示手段の案内に応じて上記磁気記録媒体が再投入
    されると共に追加の金額価値が記録された磁気記録媒体
    が投入された際、上記読取手段で読取った情報から精算
    が可能であれば上記追加の金額価値が記録された磁気記
    録媒体で精算処理する処理手段と、 この処理手段で精算処理された上記追加の金額価値が記
    録された磁気記録媒体を返却する返却手段と、 この返却手段から上記追加の金額価値が記録された磁気
    記録媒体の返却を確認すると共に所定の通行可の制御を
    行う制御手段と、 上記再投入された磁気記録媒体を回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  9. 【請求項9】 投入される磁気記録媒体または無線カー
    ドにより改札を行う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る第1の読取手段と、 上記無線カードとの無線通信により情報を読取る第2の
    読取手段と、 この第2の読取手段で読取られた情報から通行可否を判
    定する判定手段と、 この判定手段で料金不足で通行不可の場合、追加の金額
    価値が記録された磁気記録媒体の投入案内を表示する表
    示手段と、 この表示手段の案内に応じて上記無線カードと再度無線
    通信すると共に追加の金額価値が記録された磁気記録媒
    体が投入された際、上記第1の読取手段で読取った情報
    から精算が可能であれば上記追加の金額価値が記録され
    た磁気記録媒体で精算処理する制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  10. 【請求項10】 投入される磁気記録媒体または無線カ
    ードにより改札を行う自動改札機において、 上記投入される磁気記録媒体に記録されている情報を読
    取る第1の読取手段と、 上記無線カードとの無線通信により情報を読取る第2の
    読取手段と、 上記第1の読取手段で読取られた情報から通行可否を判
    定する判定手段と、 この判定手段で料金不足で通行不可の場合、当該自動改
    札機で精算が可能である案内を表示する表示手段と、 この表示手段の案内に応じて上記磁気記録媒体が再投入
    されると共に精算に利用可能な無線カードと上記第2の
    読取手段とで無線通信を行った際、当該無線カードで精
    算が可能であれば当該無線カードで精算処理する処理手
    段と、 この処理手段で精算処理された際、所定の通行可の制御
    を行う制御手段と、 上記再投入された磁気記録媒体を回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6749118B2 (en) * 2000-02-29 2004-06-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Automatic ticket gate apparatus
JP2020046816A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 株式会社東芝 読取装置

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