JP2006085302A - 非接触icカード処理装置、および自動改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非接触ICカードで受けられる複数のサービスの中から、利用するサービスの選択が簡単に行え、操作性を向上させた非接触ICカード処理装置を提供する。
【解決手段】 非接触ICカード11には、利用できるサービスの種別が複数登録されている。自動改札機1は、第1の通信部3の通信エリアに非接触ICカード11が位置される毎に、利用者が今回利用するサービスの種別を切り換える。自動改札機1は、第2の通信部4の通信エリアに非接触ICカード11が位置されたときに、利用者が今回利用するサービスを確定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、非接触ICカードが記憶するカード情報を無線通信により取得し、このカード情報を用いて処理を実行する非接触ICカード処理装置、および非接触ICカードが記憶する乗車券情報を無線通信により取得し、この乗車券情報を用いて通路における利用者の通行を制限する自動改札機に関する。
従来、ICカードが記憶しているICカード情報(以下、単にカード情報と言う。)を取得し、このカード情報を用いて処理を実行するICカード処理装置が実用化されている。特に最近では、無線通信機能を有する非接触ICカードからカード情報を無線通信により取得し、処理を実行する装置の開発が進められている。例えば、非接触ICカードが記憶している乗車券情報を無線通信により取得し、利用者の駅への入場や駅からの退場を制限する自動改札機がすでに実用化されている。非接触ICカードには、定期券にかかる情報(定期券情報)やプリペイド金額にかかる情報(プリペイド情報)等の乗車券情報が記憶されている。自動改札機は、無線通信により非接触ICカードから取得した乗車券情報に基づいて利用者の通行可否を判定し、この判定結果に応じて扉を開閉することで、利用者の駅への入場や駅からの出場を制限する。また、非接触ICカードに記憶されているカード情報に基づいてクレジット取引を処理する取引処理装置(CAT)や、入出金処理を行う現金自動預け払い機(ATM)等の実用化も進められている。
また、利用者の利便性の面から、複数の用途で使用できる非接触ICカードの開発も進められている。例えば、法人利用または個人利用のいずれかで鉄道を利用できる非接触のICカードや、プリペイド支払またはポストペイ支払のいずれかで鉄道の利用にかかる運賃の支払が行える非接触ICカード等が考えられている。複数の用途で使用できるICカードを処理する装置としては、例えば特許文献1に示されているように、ICカードを受け付けたときに、そのICカードが使用できる用途(処理種別)の一覧表示を行い、実行する用途を利用者に選択させる構成であった。
特公平6−3615号公報
しかしながら、特許文献1に示されている構成では、利用者はカード情報を装置に読み取らせるための操作(カードを装置に投入する操作や、カードを無線通信エリアに位置させる操作)、および一覧表示された用途から実行する用途を選択する操作を行わなければならず、操作性がよくないという問題があった。また、駅等に設置されている自動改札機では、非接触ICカードに記憶されているカード情報を装置に読み取らせ、自動改札機において表示された用途の一覧表示から実行する用途を利用者に選択させる従来の構成では、利用者が実行する用途を選択するために通路に立ち止まることになる。その結果、通路が混雑し、集改札効率を低下させるという問題があった。
この発明の目的は、非接触ICカードで実行する処理種別の選択が簡単に行え、利用者の操作性を向上させた非接触ICカード処理装置を提供することにある。
また、この発明は、利用者が通路に立ち止まることなく、非接触ICカードで実行する処理種別の選択が簡単に行え、利用者の操作性および集改札効率の低下を抑えた自動改札機を提供することを目的とする。
この発明のカード処理装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)第1の無線通信エリア内に位置する非接触ICカードから、この非接触ICカードが記憶する識別コードを含むICカード情報を無線通信により取得するICカード情報取得手段と、
前記ICカード情報取得手段が取得したICカード情報に含まれている識別コードが、前回取得したICカード情報に含まれている識別コードと一致している場合、この非接触ICカードに対して実行する処理種別の選択を切り替える処理種別選択切替手段と、
前記処理種別の確定にかかる入力があったとき、前記処理種別選択切替手段により選択されている処理種別を、この非接触ICカードに対して実行する処理種別に確定する処理種別確定手段と、
前記ICカード情報取得手段が取得したICカード情報に基づいて、前記処理種別確定手段が確定した処理種別の処理を実行する処理実行手段と、を備えている。
この構成では、ICカード情報取得手段が第1の無線通信エリア内に位置する非接触ICカードから識別コードを含むICカード情報を無線通信により取得する。処理種別選択切替手段が、今回取得したICカード情報に含まれている識別コードと、前回取得したICカード情報に含まれている識別コードとが一致していると、この非接触ICカードに対して実行する処理種別の選択を切り替える。処理種別確定手段が、処理種別の確定にかかる入力があると、その時点において選択されている処理種別を実行する処理種別に確定する。処理実行手段が、確定した処理種別の処理を実行する。
このように、非接触ICカードをICカード情報取得手段の第1の無線通信エリア内に位置させ、その後この無線通信エリア外に位置させるという簡単な操作を繰り返すことで、この非接触ICカードで実行する処理の処理種別の選択が行える、ICカード取得手段における非接触ICカードとの第1の無線通信エリアは、一般に装置側に設けられているアンテナから数cmの範囲である。したがって、利用者は手に持っている非接触ICカードを、アンテナ付近で動かすという簡単な操作で、提供されるサービスの種別を選択することができ、利用者の操作性を向上させることができる。また、このような簡単な操作で実行する処理種別の選択が行えることから、自動改札機に適用した場合であっても、利用者が通路に立ち止まることがなく、集改札効率の低下も十分に抑えられる。
(2)前記処理種別選択切替手段により選択されている処理種別を表示する表示手段を備えている。
この構成では、表示手段に選択されているサービスの種別が表示されるので、利用者は選択されているサービスの種別を確認して、実行する処理の処理種別を確定することができ、処理種別の選択ミスの発生を抑えることができる。
(3)前記処理実行手段は、前記処理種別確定手段により非接触ICカードに対して実行する処理種別が確定されなかったとき、前記ICカード情報取得手段によりICカード情報を取得した非接触ICカードに対して初期設定されている処理種別の処理を実行する。
この構成では、実行する処理の処理種別が確定されなかったときには、ICカードに対して初期設定されている処理種別の処理を実行するので、実行する処理の処理種別の確定にかかる入力操作が行われなかった場合でも、非接触ICカードに対する処理が効率的に行える。
(4)前記処理種別確定手段は、第2の無線通信エリア内に位置する非接触ICカードとの無線通信が行われたときに、この非接触ICカードについて前記処理種別の確定にかかる入力があったと判定する。
この構成では、処理種別の確定にかかる入力も、非接触ICカードを第2の無線通信エリア内に位置させるという簡単な操作で行える。
この発明の非接触ICカード処理装置によれば、利用者は手に持っている非接触ICカードを、アンテナ付近で動かすという簡単な操作で、提供されるサービスの種別を選択することができ、利用者の操作性を向上させることができる。また、このような簡単な操作で実行する処理種別の選択が行えることから、自動改札機に適用した場合であっても、利用者が通路に立ち止まることがなく、集改札効率の低下も十分に抑えられる。
以下、この発明の実施形態である自動改札機について説明する。
図1は、この発明の実施形態である自動改札機の外観を示す図であり、図2はこの実施形態の自動改札機の構成を示すブロック図である。図1では、2台の自動改札機1(1a、1b)を対向させて配置し、この2台の自動改札機1の間に形成した通路における利用者の通行方向を双方向とした場合を例示している。自動改札機1は、本体の動作を制御する制御部2と、通路を通行する利用者が所持している乗車券情報を含むカード情報を記憶した非接触ICカードと無線通信を行う第1の無線通信3および第2の無線通信部4と、通路を通行する利用者に対する案内表示行う第1の表示部5および第2の表示部6と、通路における利用者の通行を制限する扉7a、7bを開閉する扉開閉部7と、通路における利用者の通行を検知する通行検知部8と、本体に投入された磁気券を処理する磁気券処理部9と、を備えている。第1の無線通信部3は、通路の入口側の上面にアンテナ3aが配置されており、このアンテナ3の上方数cmのエリアが無線通信エリアである。この第1の無線通信部3における非接触ICカードとの無線通信により、非接触ICカードに対して実行する処理の処理種別の選択が行われる。また、第2の無線通信部4は、通路中央よりもやや出口側の上面にアンテナ4aが配置されており、このアンテナ4aの上方数cmのエリアが無線通信エリアである。この第2の無線通信部4における非接触ICカードとの無線通信により、非接触ICカードに対して実行する処理の処理種別を確定する。
第1の表示部5は第1の無線通信部3のアンテナ3aの近くに配置された表示器5aにおける表示を制御し、第2の表示部6は通路出口近傍に配置した表示器6aにおける表示を制御する。表示器5aには選択されている処理の種別が表示され、表示器6aには実行した処理の種別が表示される。扉開閉部7は、通路の両側に設けられた扉7a、7bを個別に開閉する。通路出口側の扉7aは、利用者が所持している乗車券から読み取った乗車券情報に基づいて開閉される。通路入口側の扉7bは、対向配置されている自動改札機1からの指示にしたがって開閉される。通行検知部8は通路に沿って配置した複数のセンサにより、通路における利用者の移動を検知する。磁気券処理部9は、通路入口側に配置された投入口9aから投入されたキップ、定期券等の乗車券類(磁気券)を通路出口側に配置された返却口9bへ搬送し、放出する。搬送路には、搬送している乗車券類に記録されている乗車券情報を読み取る読取ヘッドや、利用にかかる情報を乗車券類に記録する記録ヘッドが配置されている。
この実施形態の自動改札機1は、非接触ICカードに対して予め定められている2つの処理から、一方を実行する処理として選択することができる。例えば、非接触ICカードには、図3に示す複数のサービス分類のいずれかが登録されている。図3に示すサービス分類のパターン1は鉄道の利用毎に支払請求明細を個人利用とするか、法人利用するかを選択できるサービス分類であり、パターン2は鉄道の利用毎に支払方法をプリペイド(前払い)とするか、ポストペイ(後払い)とするかを選択できるサービス分類であり、パターン3は利用料金を非接触ICカードの所有者の支払とするか、親会員の支払とするかを選択できるサービス分類である。自動改札機1は、図3に示すサービス分類と、選択できるサービスの種別(実行する処理の処理種別)と、を対応づけて、制御部2に記憶している。
非接触ICカード11は、図4(A)に示すように、本体の動作を制御する制御部12と、無線通信を行う無線通信部13と、カード情報を記憶する記憶部14と、を有している。非接触ICカード11は、図4(B)に示すカード情報を記憶部14に記憶している。このカード情報には、カードを識別するカードID、利用者の氏名、連絡先、チャージ金額、引落し口座番号、およびサービス分類が含まれている。非接触ICカード11が記憶しているサービス分類は、利用者が購入時に選択したサービス分類のパターンである。非接触ICカード11は、自動改札機1の第1の無線通信部3、または第2の無線通信部4の通信エリア内に位置したときに、第1の無線通信部3、または第2の無線通信部4から送出されている電力搬送波から動作電源を取得し、動作する。
次に、この実施形態の自動改札機1の動作について説明する。図5は、この実施形態の自動改札機の動作を示すフローチャートである。自動改札機1は、投入口9aに乗車券(磁気券)が投入されるか、第1の無線通信部3で非接触ICカード11から送信されてきたカード情報を受信するか、第2の無線通信部4で非接触ICカード11から送信されてきたカード情報を受信するのを待ちながら(s1〜s3)、通行検知部8において通路における利用者の通行を監視する(s4)。s4では、通路における利用者の位置も監視している。自動改札機1は、投入口9aに磁気券が投入されると、この磁気券に記録されている乗車券情報を読み取る(s5)。投入口9aに投入された磁気券は、搬送路に沿って返却口9b、または本体内部に設けられている回収部(不図示)へ搬送される。自動改札機1は、搬送している磁気券から乗車券情報を読み取る。自動改札機1は、s5で読み取った乗車券情報を用いて、通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する(s6)。自動改札機1は、s6で通行を許可すると判定すると扉7aを開し(s7)、通路における利用者の通行を許可する。反対に、s5で通行を許可しないと判定すると扉7aを閉し(s8)、通路における利用者の通行を禁止する。
自動改札機1は、s6で通行を許可すると判定した場合、s7で対向して配置されている自動改札機1に対して扉7b(扉7aに対向している側の扉)の開を指示する。また、今回投入口9aに投入された磁気券については、利用者への返却が必要な磁気券(定期券、プリペイドカード等)であれば返却口9bに放出し、利用者への返却が不要な磁気券(キップ等)であれば、本体内部に設けられている回収部に搬送し回収する。反対にs6で利用者の通行を許可しないと判定した場合、s8で対向して配置されている自動改札機1に対して扉7b(扉7aに対向している側の扉)の閉を指示する。また、今回投入された磁気券を返却口9bに放出する。
第1の無線通信部3および第2の無線通信部4は、それぞれ無線通信エリア内に位置する非接触ICカード11に対して一定時間間隔でポーリングを行っている。非接触ICカード11は、第1の無線通信部3または第2の無線通信部4の無線通信エリア内(アンテナ3a,4aから数cmの範囲)に位置すると、アンテナ3a、または4aから送信されている電力搬送波から動作電源を取得し、自動改札機1からのポーリングに対して応答する。このとき、非接触ICカード11は、図4に示したカード情報を自動改札機1に送信する。自動改札機1は、s2において第1の無線通信部3が非接触ICカード11からの応答(カード情報)を受信したと判定すると、今回受信したカード情報に含まれているカードIDと、前回受信したカード情報に含まれているカードIDと、が一致しているかどうかを判定する(s9)。自動改札機1は、s9でカードIDが一致していないと判定すると、今回受信したカード情報に含まれているサービス分類から、この非接触ICカード11で選択できる2つのサービスを判断し、今回実行するサービスを初期設定の方のサービス(図3に示す1回タッチに対応するサービス)とする仮設定を行う(s10)。また、ここで仮設定したサービスによる利用情報を作成し(s11)、非接触ICカード11に書き込む(s12)。s12における利用情報の書き込みは仮の書き込みであり、後述するように利用するサービスの確定時に確定したサービスの利用情報を非接触ICカード11に書き込む。また、第1の表示部5において、表示器5aに仮設定したサービスを表示する(s13)。
また、自動改札機1は、利用者が所持している非接触ICカード11を、第1の無線通信部3の無線通信エリア外からエリア内に位置させ、その後無線通信エリア外に位置させるという簡単な操作を行うと、カードIDが一致していると判定し、今回利用するサービスの仮設定を、この非接触ICカード11で利用できる2つのサービスのうち、この時点で仮設定されていない側のサービスに切り換える(s14)。また、ここで切り換えたサービスによる利用情報を作成する(s15)。但し、この利用情報については、この時点で非接触ICカード11に書き込まない。さらに、自動改札機1は第1の表示部5において、表示器5aに今回仮設定したサービスを表示する(s13)。
このように、利用者は所持している非接触ICカード11を、第1の無線通信部3の無線通信エリア外からエリア内に位置させ、その後無線通信エリア外に位置させるという簡単な操作で、今回利用するサービスの種別の選択が行える。したがって、サービスの種別を選択するために、利用者が通路に立ち止まるのを防止でき、集改札効率の低下を抑えることができる。また、利用者は、表示器5aにおける表示を確認することで、その時点で仮設定されているサービスの種別、言い換えれば今回利用するサービスの種別、を確認することができ、利用者の選択ミスも抑えられる。
自動改札機1は、s3において第2の無線通信部4が非接触ICカード11からの応答(カード情報)を受信したと判定すると、この非接触ICカード11に対してs11またはs15で最後に作成した利用情報を非接触ICカード11に書き込む(s16)。s16は、利用情報の本書き込みにかかる処理であり、このときs12で仮に書き込んだ利用情報については削除する。また、自動改札機1は第2の表示部6が表示器6aに確定したサービスの種別を表示する(s17)。利用者は、この表示により、今回利用したサービスの種別を確認することができる。
また、自動改札機1は、s4で利用者の位置が第2の無線通信部4の通信エリアよりも出口側であると判定すると、今回実行するサービスが確定されているかどうかを判定する(s18)。s18では、s3で第2の無線通信部4の無線通信エリアに非接触ICカード11が位置していると判定し、s16で利用情報の本書き込みにかかる処理を行っていれば確定されていると判定し、この本書き込みにかかる処理を行っていなければ確定されていないと判定する。自動改札機1は、s18で確定されていると判定すると、確定されている種別のサービスを実行する(s19)。s19では、s16で非接触ICカード11に書き込んだ利用情報をセンタ(不図示)に送信する処理等を行う(s19)。自動改札機1は、s19の処理を完了すると、s6以降の処理を実行する。一方、s18で今回利用するサービスが確定されていないと判定すると、今回の利用をs10で仮設定したサービス(初期設定のサービス)によるものとして処理する(s20)。s20では、s11で非接触ICカード11に仮に書き込んだ利用情報をセンタ(不図示)に送信する処理等を行う。自動改札機1は、s20の処理を完了すると、s6以降の処理を実行する。したがって、利用者が第2の無線通信部4の通信エリア内に非接触ICカード11を位置させることを忘れて通路を通過しても、この非接触ICカード11に対してs12で初期設定にかかるサービスの利用情報を書き込んでいるので、特に問題は生じない。
なお、上記説明において、その説明を省略したが、自動改札機1は非接触ICカード11から取得したカード情報を用いて、利用者の通行可否を判定し、通行不可であると判定した場合には、扉7aを閉して通路における利用者の通行を禁止する。また、利用者が投入口9aに乗車券(磁気券)を投入することなく、且つ第1の無線通信部3の無線通信エリアに非接触ICカード11を位置させることなく通路に進入したときにも、自動改札機1は扉7aを閉して通路における利用者の通行を禁止する。
また、上記説明では非接触ICカード11で選択できるサービスは2種類であるとしたが、3種類以上のサービスが選択できるようにしてもよい。この場合には、非接触ICカード11が第1の無線通信部3の通信エリアに位置される毎に、この非接触ICカード11で選択できるサービスを順番に切り換えればよい。
また、上記実施形態では、第2の無線通信部4を設け、非接触ICカードがこの第2の無線通信部4の通信エリアに位置されたときに、実行するサービスの種別を確定するとしたが、第2の無線通信部4に換えて、サービスの種別の確定時に押下するボタンを設け、このボタンが押下されたときに実行するサービスの種別を確定する構成としてもよい。
また、上記実施形態では本願発明を自動改札機1に適用した場合を例示したが、金融機関に設置されているATMや、店舗に設置されているCAT等に適用してもよい。例えばATMに適用する場合には、上記実施形態の第1の無線通信部3に相当する構成を設け、非接触ICカード11がこの第1の無線通信部3の通信エリアに位置される毎に、取引処理の種別(入金取引、出金取引、残高照会等)を切り換えるように構成すればよい。また、CATに適用する場合には、上記実施形態の第1の無線通信部3に相当する構成を設け、非接触ICカード11がこの第1の無線通信部3の通信エリアに位置される毎に、支払の種別(一括、ボーナス一括、リボ、分割等)を切り換えるように構成すればよい。
さらに、非接触ICカード11を自動改札機1、ATM、CAT等の複数種類の装置で使用できる複合カードとしてもよい。この場合には、非接触ICカード11に、図6に示すように、利用場所毎に利用できるサービスの種類をカード情報として記憶させておけばよい。また、非接触ICカード11は、利用場所にかかわらず記憶しているカード情報を装置に送信し、装置側で受信したカード情報から必要な情報を取り出して処理するように構成すればよい。
この発明の実施形態である自動改札機の外観を示す図である。 この発明の実施形態である自動改札機の構成を示すブロック図である。 サービスパターンを示す図である。 非接触ICカードの構成、および記憶しているカード情報を示す図である。 この実施形態の自動改札機の動作を示すフローチャートである。 複合カードとして利用できる非接触ICカードに記憶させるカード情報を示す図である。
符号の説明
1−自動改札機
2−制御部
3−第1の無線通信部
4−第2の無線通信部
5−第1の表示部
6−第2の表示部
7−扉開閉部
8−通行券恥部
11−非接触ICカード

Claims (5)

  1. 第1の無線通信エリア内に位置する非接触ICカードから、この非接触ICカードが記憶する識別コードを含むICカード情報を無線通信により取得するICカード情報取得手段と、
    前記ICカード情報取得手段が取得したICカード情報に含まれている識別コードが、前回取得したICカード情報に含まれている識別コードと一致している場合、この非接触ICカードに対して実行する処理種別の選択を切り替える処理種別選択切替手段と、
    前記処理種別の確定にかかる入力があったとき、前記処理種別選択切替手段により選択されている処理種別を、この非接触ICカードに対して実行する処理種別に確定する処理種別確定手段と、
    前記ICカード情報取得手段が取得したICカード情報に基づいて、前記処理種別確定手段が確定した処理種別の処理を実行する処理実行手段と、を備えた非接触ICカード処理装置。
  2. 前記処理種別選択切替手段により選択されている処理種別を表示する表示手段を備えた請求項1に記載の非接触ICカード処理装置。
  3. 前記処理実行手段は、前記処理種別確定手段により非接触ICカードに対して実行する処理種別が確定されなかったとき、前記ICカード情報取得手段によりICカード情報を取得した非接触ICカードに対して初期設定されている処理種別の処理を実行する請求項1または2に記載の非接触ICカード処理装置。
  4. 前記処理種別確定手段は、第2の無線通信エリア内に位置する非接触ICカードとの無線通信が行われたときに、この非接触ICカードについて前記処理種別の確定にかかる入力があったと判定する請求項1〜3のいずれかに記載の非接触ICカード処理装置。
  5. 無線通信エリア内に位置する非接触ICカードから、この非接触ICカードが記憶する識別コードを含む乗車券情報を無線通信により取得する乗車券情報取得手段と、
    前記乗車券情報取得手段が取得した乗車券情報に含まれている識別コードが、前回取得した乗車券情報に含まれている識別コードと一致している場合、この非接触ICカードに対して実行する処理種別の選択を切り替える処理種別選択切替手段と、
    前記処理種別の確定にかかる入力があったとき、前記処理種別選択切替手段により選択されている処理種別を、この非接触ICカードに対して実行する処理種別に確定する処理種別確定手段と、
    前記乗車券情報取得手段が取得した乗車券情報に基づいて、前記処理種別確定手段が確定した処理種別の処理を実行する処理実行手段と、を備えた自動改札機。
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