JP3730328B2 - 自動改札システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、鉄道関係の駅に設置され、通行者が投入する乗車券から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置と電気的に接続され、自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、たとえば、鉄道関係において、改札業務の省力化を目的として、鉄道などの施設の入場口あるいは出場口などに設けられ、施設を利用する利用者(通行者)が施設に入場あるいは出場する際、または、施設の乗換えを行なう際、通行者が携帯する乗車券(記録媒体)を取込んで検査し、乗車券が正当であれば通行者の通過を許可し、不当であればドアを閉じて通行者の通過を阻止する自動改札装置が導入されている。
【0003】
この種の自動改札装置では、券づまりや判定異常などの異常が発生すると、異常状態に設定して、ブザーを鳴動させるなどの警報を発し、ドアを閉じて通行者の通行を阻止するとともに、表示機能および音声案内機能により、通行者に対して異常内容と対応方法の案内を行なっている。
【0004】
そして、このような異常状態になった場合、自動改札装置本体に設けられたリセットスイッチを係員が押下することにより、その異常状態をリセット(解除)できるようになっている。
【0005】
また、各入場口あるいは各出場口に設置された自動改札装置は、係員のいる監視室(駅係員窓口)に設置され、それらの状態監視や状態設定などを行なうための監視装置にそれぞれ電気的に接続されている。監視装置では、自動改札装置での異常発生時にブザーが鳴動するとともに、発生した異常の詳細内容を表示するようになっている。
【0006】
また、監視装置からは、各自動改札装置に対して警報の停止を行なうことができ、特定の異常内容については、リセットスイッチを押下することにより、各自動改札装置の異常状態をリセット(解除)する機能を有している。
【0007】
さらに、監視装置では、各自動改札装置における処理データ(通過人員、駅別通過データ、プリペイドカードの利用金額)などを表示したり、記録したりするようになっている。
【0008】
なお、リセットスイッチの機能としては、上記した異常状態のリセットの外、以下のような目的にも用いられている。すなわち、一般に、弱者(たとえば、老人、妊婦、身障者など)が自動改札装置を通過する際、安全上の問題などから、係員が弱者の通過を配慮する。そのために、自動改札装置をリセット状態(係員がリセットスイッチを押下している状態)で、弱者が自動改札装置の通過が可能となるようにしている。
【0009】
この場合、自動改札装置のリセットは、自動改札装置本体に設けられたリセットスイッチと、監視装置に設けられたリセットスイッチの両方で可能であるが、自動改札装置の付近にいる係員は直接、自動改札装置をリセット状態にして弱者を誘導する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の技術には以下のような問題点があった。
すなわち、たとえば、乗車券が不当(不正乗車をも含む)である通行者に対しては通過を阻止するが、自動改札装置のリセットスイッチは、駅係員が即時、操作可能な位置に設けられているので、乗車券が不当な通行者が容易にセットスイッチを押下して、不正乗車を回避することが可能である。
【0011】
また、そのために、監視装置からの設定で、自動改札装置のリセットスイッチによる直接リセットを不可にして、不正乗車した通行者による自動改札装置のリセットを阻止することも実施されている。
【0012】
この場合、自動改札装置の付近にいる係員が自動改札装置をリセットする場合、監視室内の監視装置のリセットスイッチで自動改札装置をリセットする方法と、監視装置からの設定を自動改札装置のリセットスイッチによる直接リセット可能にして、係員が自動改札装置を直接リセットする方法がある。しかし、前者の方法では、係員がわざわざ監視室まで行かなければ自動改札装置をリセットできず、また、後者の方法では、不正乗車した通行者によるリセットは阻止できない。
【0013】
そこで、本発明は、たとえば、不正乗車した通行者による自動改札装置のリセット(異常状態の解除)を阻止して、自動改札装置付近の係員が即時リセットすることを同時に可能とする自動改札システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動改札システムは、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、前記自動改札装置は、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する制御手段と、前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段とを具備し、前記監視装置は、前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する表示手段と、前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第2の送信手段と、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段とを具備し、さらに、前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段を具備している。
【0015】
また、本発明の自動改札システムは、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、前記自動改札装置は、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する制御手段と、前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段とを具備し、前記監視装置は、前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する表示手段と、前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第2の送信手段と、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段とを具備し、さらに、前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段と、このモード変更手段で前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたのに基づき、その旨を係員に報知する報知手段を具備している。
【0016】
さらに、本発明の自動改札システムは、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、前記自動改札装置は、通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する第1の制御手段と、前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段と、前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段と、このモード変更手段で前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたのに基づき、モード変更信号を前記監視装置に対して送信する第2の送信手段と、前記監視装置から送信されるモード復帰信号を受信し、この受信したモード復帰信号により、前記モード変更手段で強制的に第1のモードに設定された前記異常解除信号入力手段を第2のモードに復帰させる第2の制御手段とを具備し、前記監視装置は、前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する第1の表示手段と、前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段と、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第4の送信手段と、前記自動改札装置から送信されるモード変更信号を受信し、この受信したモード変更信号により、前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたことを表示する第2の表示手段と、前記モード変更手段で強制的に第1のモードに設定された前記異常解除信号入力手段を第2のモードに復帰させるためのモード復帰信号を前記自動改札装置に対して送信する第5の送信手段とを具備している。
【0017】
本発明によれば、自動改札装置に設けられた異常解除信号入力手段(リセットスイッチ)を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段を設けるとともに、異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段を設けることにより、自動改札装置側での直接リセットが不可なモード時でも、係員による自動改札装置側での直接リセットが容易に可能となり、しかも、たとえば、不正乗車した通行者による自動改札装置のリセット(異常状態の解除)を阻止することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る自動改札システムの構成を概略的に示すものである。複数(たとえば、1〜16号機までの16台)の自動改札装置100,…は、たとえば、駅の改札口にそれぞれ設置されていて、通信ケーブル200を介して監視装置300にそれぞれ電気的に接続されている。監視装置300は、各自動改札装置100の稼動状況、異常状態などを監視するとともに、各自動改札装置100の動作設定などを行なうためのもので、たとえば、係員のいる監視室(駅係員窓口)などに設置されている。
【0019】
また、監視装置300は、通信ケーブルを介して上位装置としてのデータ集計装置400に電気的に接続されている。データ集計装置400は、各自動改札装置100の処理データなどを集計処理する。
【0020】
図2は、自動改札装置100の外観構成を概略的に示すものである。自動改札装置100は、通常、2台1組として駅の改札口に設置され、両者の間に通行者が通行する改札用の通路が形成される。
【0021】
自動改札装置本体2の上面の一端部には、改札情報が記録された記録媒体、たとえば、有効期間や利用区間などの改札情報が磁気エンコード記録された磁気式の乗車券(定期券、普通乗車券、回数券、ストアードフェアカードなど)が投入される投人口3が設けられ、他端部には、投人口3から受入れた乗車券を排出する取出口4が設けられている。なお、投人口3には、そこを必要に応じて開閉するシャッタ15(図3参照)が設けられている。
【0022】
本体2上の取出口4の前方には、通行者や駅員などに対して案内を行なうための案内表示部5が設けられている。また、本体2の通路側の側面で、出口部近傍には、乗車券の有効性判定の結果や通行者に対する案内指示を音声で行なうための音声案内用スピーカ6が設けられている。
【0023】
本体2の通路側の側面の両端部には、それぞれ通行者の通行を制御する通行制御手段としての開閉動作可能なドア7,7が設けられており、通行可否の判定結果に基づき、このドア7,7が開閉制御されるようになっている。
【0024】
本体2の上部には、通行者の通路を定義するための枠状のポール部(枠体)8が立設されでいる。そして、ポール部8および本体2の各通路側の側面には、通行者を検知する検知手段としての複数の光学的なセンサ、すなわち、出口検知器9,10、進入検知器11,12、および、中央通過検知器13がそれぞれ設けられている。上記各検知器9〜13は、たとえば、赤外線センサなどが用いられている。
【0025】
出口検知器9は、投入口3の部分を通過する通行者を検知し、出口検知器10は、案内表示部5の部分を通過する通行者を検知し、進入検知器11は、投入口3の前方を通過する通行者を検知し、進入検知器12は、取出口4の部分を通過する通行者を検知し、中央通過検知器13は、通路の中央部を通過する通行者を検知する。
【0026】
ポール部8上には、本装置の動作状態(小児券の投入、無効券の投人や機器の異常など)を表示する状態表示部14が設けられている。
本体2の両端面の下方部には、それぞれ異常状態を解除するための異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段としての第1のリセットスイッチ16,16が設けられている。第1のリセットスイッチ16,16は、自動改札装置100の異常状態をリセットする際、あるいは、弱者を通過させる際に係員が操作するものである。
【0027】
ポール部8の両端部には、第1のリセットスイッチ16,16が後述するように機能を無効にする第2のモードに設定されているとき、その第1のリセットスイッチ16,16を強制的に機能を有効にする第1のモードに切換え設定するモード変更手段としてのリセット有効スイッチ17,17、および、リセット有効スイッチ17,17で第1のリセットスイッチ16,16が強制的に第1のモードに設定されたとき、その旨を係員に報知する報知手段としてのリセットスイッチ有効モード受付け表示器18,18が設けられている。リセット有効スイッチ17,17は、第1のリセットスイッチ16,16を強制的に第1のモードに切換え設定する際に係員が操作するものである。
【0028】
図3は、本体2の内部構成を概略的に示すものである。すなわち、投人口3と取出口4との間には、投入口3から受入れた乗車券Pを取出口4へ搬送する券搬送手段としての搬送路21が形成されている。搬送路21は、取出口4の手前で分岐されていて、この分岐部には振分けフラッパ22が設けられている。振分けフラッパ22は、処埋し終わった乗車券Pを機外に放出する場合は取出口4へ導き、機内に集札する場合は収納部23に導くようになっている。
【0029】
搬送路21には、投人口3から取出口4に向かって顧次、乗車券Pに記録されている磁気情報としての改札情報などを読取る読取手段としての読取ヘッド(磁気へッド)24,25、乗卓券Pに対して磁気情報を書込む書込手段としての書込ヘッド(磁気へッド)26,27、書込ヘッド26,27によって書込まれた情報を読取り、正しく書込まれたか否かを確認するための読取へッド(磁気へッド)28,29、乗車券Pが普通乗車券の場合に使用済のパンチを行なうパンチ部30、および、処埋し終わった乗車券Pを機内に一時保留する保留部31などが設けられている。
【0030】
各読取、書込ヘッド24〜29には、搬送路21として所定の間隔をあけ、かつ、それぞれの間隔を保持するように、それぞれ回転ローラ32〜37が相対向して設けられている。ここに、ヘッド24,26,28は、乗車券Pがその磁気記録部を下にした状態で投入された際に用いられ、へッド25,27,29は、乗車券Pがその磁気記録部を上にした状態で投入された際に用いられるようになっている。
【0031】
投入口3には、乗車券Pを受入れたことを検知する検知器38が、取出口4には、乗車券Pを排出したことを検知する検知器39が、それぞれ設けられている。また、搬送路21の読取ヘッド24の手前、および、読取へッド29の前方には、それぞれ搬送される乗車券Pの通過を検知する検知器40,41が設けられていて、これら検知器38〜41の各出力に基づき乗車券Pの搬送状態(券づまりなど)などを検出するようになっている。
【0032】
なお、42は搬送路21を駆動する搬送用モータ、43は後で詳細を説明する制御部である。
図4は、監視装置300の外観構成を概略的に示すものである。監視装置300は、全体の制御を行なうとともに、接続される各自動改札装置100との通信制御などを行なう監視制御部300A、および、各自動改札装置100の稼動状況、異常状態などを監視するとともに、各自動改札装置100の動作設定などを行なう表示操作部300Bから構成されている。
【0033】
表示操作部300Bは、たとえば、タッチパネル付可変表示部45、および、各自動改札装置100の異常状態を解除するための異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段としての第2のリセットスイッチ46から構成されていて、各種情報の可変表示を行なうとともに、画面上に表示されたボタンを直接指で押下することにより、各種操作を行なうことができるようになっている。第2のリセットスイッチ46は、自動改札装置100の異常状態をリセットする際、あるいは、弱者を通過させる際に係員が操作するもので、各自動改札装置100ごとに設けられている。
【0034】
図5は、自動改札装置100における制御部43の構成を詳細に示すものである。すなわち、全体の制御を司る制御手段としてのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)51には、CPU51の制御プログラムなどを記憶しているROM(リード・オンリ・メモリ)52、乗車券Pから読取った情報の記憶、および、制御プログラムのバッファとして情報を記憶する記憶手段としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)53、乗車券Pの使用が開始された入場駅(あるいは、入場駅に対応した入場駅コード)に対応した運賃情報を記憶している運賃メモリ54、前記読取へッド24,25,28,29をそれぞれ制御する読取回路55、前記書込ヘッド26,27をそれぞれ制御する書込回路56、前記振分けフラッパ22を駆動制御するフラッパ制御部57、前記パンチ部30を駆動制御するパンチ制御部58、前記保留部31を駆勤制御する保留部制御部59、前記表示部5,14をそれぞれ制御する表示制御部60、前記音声案内用スピーカ6を駆動制御する音声案内制御部61、前記検知器9〜13の各検知出力に基づき通行者の通過状況などを検出する通行者検出部62、前記検知器38〜41の各検知出力に基づき乗車券Pの搬送状態(券づまり)などを検出する搬送状態検出部63、前記搬送用モータ42を駆動制御する搬送制御部64、前記ドア7を駆動するドア開閉機構65を制御するドア制御部66、異常発生時に警報を鳴動するブザーなどの警報部67を駆動制御する警報制御部68、前記第1のリセットスイッチ16、リセット有効スイッチ17、および、リセットスイッチ有効モード受付け表示器18を制御する通行制御部69、および、監視装置300との間の通信制御を行なう通信制御部70などが接続されている。
【0035】
図6は、監視装置300における監視制御部300Aの構成を詳細に示すものである。すなわち、全体の制御を司る制御手段としてのCPU71には、CPU71の制御プログラムなどを記憶しているROM72、各種情報、および、制御プログラムのバッファとして情報を記憶する記憶手段としてのRAM73、監視装置300あるいは自動改札装置100での異常発生時に警報を鳴動するブザーなどの警報部74、自動改札装置100との間の通信制御を行なう改札装置通信制御部75、各種データを印字出力するプリンタ部76、各種データをフロッピーディスクやハードディスクなどの記録媒体に記録する記録部77、各種データを上位装置としてのデータ集計装置400に対して送信するための通信制御を行なう上位通信制御部78、および、係員に対して音声案内を行なう音声案内部79などが接続されている。
【0036】
図7は、表示操作部300Bにおける表示部45の表示画面の構成例を示している。図7において、81はメニュー表示部で、たとえば、「監視」、「電源」、「設定」、「データ」の各ボタンから構成される。監視ボタンを押下すると、各自動改札装置100の通路設定モードを表示するとともに、異常発生時には異常内容の表示を行なう。各自動改札装置100の電源入/切設定を行なう場合には電源ボタン、各自動改札装置100に対する各種設定を行なう場合には設定ボタン、各自動改札装置100の通過人員データなどを表示する場合にはデータボタンの表示部を押下する。
【0037】
82は接続されている各自動改札装置100の異常表示部で、接続されている自動改札装置100の台数分、対応する号機番号とともに表示される。この場合、自動改札装置100が正常に稼動している場合には、異常表示部82内は無表示だが、自動改札装置100で異常が発生すると、対応する号機番号の異常表示部82内に異常内容が表示される。このとき、警報部74が鳴動し、係員に異常発生を伝える。そして、自動改札装置100で異常状態がリセットされると、異常表示部82内に表示されていた異常内容は消去されるようになっている。
【0038】
83は各種操作画面や各自動改札装置100の状態などを表示する操作画面表示部である。
次に、上記のような構成において、図8および図9に示すフローチャートを参照して動作を説明する。まず、ステップS0で、各自動改札装置100および監視装置300の各電源をオンし、ステップS1に進む。ステップS1では、自動改札装置100のリセットモード受付けの設定を行なうために、監視装置300に設けられたリセットモード受付スイッチを「入」に設定する。
【0039】
すなわち、表示操作部300Bにおいて、表示部45に図7の画面を表示し、メニュー表示部81の設定ボタン84を押下する。設定ボタン84が押下されると、表示部45に図10に示すような設定画面を表示する。まず、この設定画面1において、操作画面表示部83に、自動改札装置100に設けられた第1のリセットスイッチ16の機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段としてのリセット有効/無効設定スイッチ85、および、自動改札装置100に設けられたリセット有効スイッチ17によるモード変更を受付けるか否かを設定するリセットモード受付スイッチ86を表示する。ここで、オペレータがリセットモード受付スイッチ86を押下して「入」に設定することにより、表示部45に図11に示すような設定画面を表示する。
【0040】
次に、図11の設定画面において、各自動改札装置100別に、あるいは、各自動改札装置100を一括してリセット受付けの設定を行なう。すなわち、各自動改札装置100別に設定する場合、表示部45の操作画面表示部83において、まず、変更ボタン87を押下し、次に、各自動改札装置100別に設けられた入/切設定ボタン88を「切」または「入」に設定し(この場合、受付けるので「入」に設定する)、最後に確認ボタン89を押下する。また、各自動改札装置100を一括して設定する場合、表示部45の操作画面表示部83において、まず、変更ボタン87を押下し、次に、全号機入ボタン90または全号機切ボタン91を押下し(この場合、受付けるので全号機入ボタン90を押下する)、最後に確認ボタン89を押下する。
【0041】
こうして、リセット有効スイッチ17によるモード変更を受付けるモードが設定されると、ステップS2に進み、監視装置300に設けられたリセット有効/無効設定スイッチを無効に設定する。
【0042】
すなわち、表示操作部300Bにおいて、表示部45に再び図10の設定画面を表示を表示する。この設定画面において、オペレータがリセット有効/無効設定スイッチ85を押下することにより、表示部45に図12に示すような設定画面を表示する。
【0043】
次に、図12の設定画面において、各自動改札装置100別に、あるいは、各自動改札装置100を一括してリセット有効/無効の設定を行なう。すなわち、各自動改札装置100別に設定する場合、表示部45の操作画面表示部83において、まず、変更ボタン87を押下し、次に、各自動改札装置100別に設けられた入/切設定ボタン88を「切」または「入」に設定し(この場合、無効であるので「切」に設定する)、最後に確認ボタン89を押下する。また、各自動改札装置100を一括して設定する場合、表示部45の操作画面表示部83において、まず、変更ボタン87を押下し、次に、全号機入ボタン90または全号機切ボタン91を押下し(この場合、無効であるので全号機切ボタン91を押下する)、最後に確認ボタン89を押下する。
【0044】
このようにして、自動改札装置100の第1のリセットスイッチ16は、その機能を無効にする第2のモード(以降、通常モードとも言う)に設定される。
こうして、通常モードが設定されると、ステップS3に進み、監視装置300のCPU71は、自動改札装置100に対して、通常モードのモード設定信号とともにモード変更受付許可信号を送信する。自動改札装置100のCPU51は、監視装置300からの通常モードのモード設定信号を受信すると、第1のリセットスイッチ16の機能を無効にする通常モード(第2のモード)に設定する。したがって、この通常モード時、第1のリセットスイッチ16が操作されても、その操作は無効となり、リセットの受付けは阻止される。
【0045】
また、自動改札装置100のCPU51は、監視装置300からのモード変更受付許可信号を受信すると、リセット有効スイッチ17の機能を有効状態に設定する。したがって、この状態でリセット有効スイッチ17が操作されれば、モード変更が可能となる。
【0046】
さて、通常モードにおいて、ステップS4〜S8の改札処理が行なわれる。ステップS4は正常処理(判定正常)、ステップS5は判定異常(区間外(運賃不足)、期限切れ、使用済み、異常券など)、ステップS6は無札、無札逆進入、ステップS7は処理異常(自動改札装置側のトラブル)、ステップS8は係員の任意による自動改札装置100のリセット(たとえば、係員による弱者の誘導など)である。
【0047】
なお、自動改札装置100に設けられたリセット有効スイッチ17によるモード変更を受付けない場合、図11の設定画面において、入/切設定ボタン88を「切」に設定するか、全号機切ボタン91を押下することにより、監視装置300のCPU71は、自動改札装置100に対して、通常モードのモード設定信号とともにモード変更受付不可信号を送信する。
【0048】
自動改札装置100のCPU51は、監視装置300から送信されるモード変更受付不可信号を受信すると、リセット有効スイッチ17の機能を無効状態に設定する。したがって、この状態でリセット有効スイッチ17が操作されても、その操作は無効となり、モード変更の受付けは阻止される。
【0049】
以下、上記した改札処理の具体例について説明する。
たとえば、通行者が1号機の自動改札装置100を通って入場するとき、自分の所持する乗車券Pを投入口3に投入する。自動改札装置100では、投入された乗車券Pの有効性を判定する。すなわち、投入口3に投入された乗車券Pは、搬送路21によって取出口4へと搬送されるが、その搬送途中において、読取ヘッド24(または25)によって、乗車券Pに磁気記録されている改札情報が読取られ、読取回路55を介してCPU51に送られる。
【0050】
CPU51は、上記読取情報から、その乗車券Pの期限および区間などの有効性を判定する。この判定の結果、有効であれば、CPU51は、書込回路56を介して書込へッド26(または27)を制御することにより、乗車券Pに対して入場日時および人場駅などの入場情報を書込む。
【0051】
次に、CPU51は、入場情報が正常に書込まれたことを確認するために、乗車券Pに書込まれた情報を読取回路55を介して読取ヘッド28(または29)によって読取る。CPU51では、書込情報(書込んだ情報)と読取情報(チェックのために読取った情報)との照合を行なうことにより、書込みが正常に終了したか否かをチェックする。このチェックの結果、書込みが正常に終了した場合、CPU51はドア7を開状態のまま保持し、通行者はそのまま通路内を通過していく。
【0052】
また、搬送状態検出部63は、検知器40,41の各検知出力に基づき、搬送路21で搬送される乗車券Pの券づまり異常を検出し、その検出結果をCPU51に送る。
【0053】
上記判定の結果、期限切れや区間切れなどの判定異常となった場合、CPU51は、投入された乗車券Pを取出口22に放出し、通路進行方向のドア7を閉じ、通行者の通過を阻止するとともに、案内表示部5に判定結果を表示する。同時に、警報部67を鳴動させて異常発生を知らせるとともに、音声案内用スピーカ6により、異常内容を通行者に知らせる。さらに、CPU51は、自動改札装置100を異常状態に設定する。
【0054】
また、券づまり異常が検出された場合、CPU51は、通路進行方向のドア7を閉じ、通行者の通過を阻止するとともに、案内表示部5に券づまり異常が生じたことを表示する。同時に、警報部67を鳴動さぜて異常発生を知らせるとともに、音声案内用スピーカ6により、異常内容を通行者に知らせる。さらに、CPU51は、自動改札装置100を異常状態に設定する。
【0055】
そして、CPU51は、このような異常が生じると、監視装置300に対してその異常内容を送信する。監視装置300のCPU71は、自動改札装置100からの異常内容を受信すると、警報部74を鳴動させて異常発生を知らせるとともに、その異常内容が判定異常か券づまり異常かを判定する。
【0056】
この判定の結果、たとえば、異常内容が判定異常の期限切れであった場合、CPU71は、表示部45の異常表示部82に異常が発生した1号機の異常内容(期限切れ)が表示される。このとき、操作画面表示部83には、警報停止ボタンが表示される。
【0057】
ここで、警報停止ボタンが押下されると、CPU71は、警報部74の鳴動を停止させるとともに、自動改札装置100に対して警報停止命令を送信する。自動改札装置100のCPU51は、監視装置300からの警報停止命令を受信すると、警報部67の鳴動を停止させる。
【0058】
また、ここで、表示操作部300Bに設けられた第2のリセットスイッチ46が押下されると、CPU71は、警報部74の鳴動を停止させるとともに、自勤改札装置100に対して異常解除信号を送信する。自動改札装置100のCPU51は、監視装置300からの異常解除信号を受信すると、警報部67の鳴動を停止させるとともに、異常状態をリセット(解除)し、自動改札装置100を通常待機状態に戻す。
【0059】
さて、ステップS4の正常処理において、第1のリセットスイッチ16による自動改札装置100のリセットを行なわない場合(S9)、ステップS10に進み、通常モードの運用とする。
【0060】
また、ステップS5の判定異常、あるいは、ステップS6の無札、無札逆進入において、第1のリセットスイッチ16による自動改札装置100のリセットを行なわない場合(S11,S13)、ステップS12,S14に進んで、所定時間後に自動的にリセットするオートリセット処理を行なった後、ステップS10に進み、通常モードの運用とする。
【0061】
一方、ステップS7の処理異常では、自動改札装置100でのリセットが可能か否かを判断し(S15)、可能であればステップS16に進んで、第1のリセットスイッチ16による自動改札装置100のリセットを行なうか否かを判断し(S16)、行なわない場合、あるいは、ステップS15において不可能であれば、ステップS17に進んで、係員対応あるいは保守員対応処理とする。
【0062】
ステップS9,S11,S13,S16において、第1のリセットスイッチ16による自動改札装置100のリセットを行なう場合、あるいは、ステップS8の係員の任意による自動改札装置100のリセットの場合、ステップS18に進む。
【0063】
ステップS18では、オペレータがリセット有効スイッチ17を押下することにより、自動改札装置100のCPU51は、その信号を受付け、通常モード(第2のモード)にある第1のリセットスイッチ16を強制的に第1のモードに切換え設定し、第1のリセットスイッチ16の機能を有効にする。
【0064】
また、自動改札装置100のCPU51は、リセットスイッチ有効モード受付け表示器18をあらかじめ設定される所定時間だけ点灯させることにより(S19)、リセット有効スイッチ17が押下されて第1のリセットスイッチ16が第1のモードに設定され、リセットスイッチ有効モードになったことを係員に報知し、ステップS20に進む。
【0065】
ステップS20において、自動改札装置100のCPU51は、第1のリセットスイッチ16が第1のモードに設定されて、リセットスイッチ有効モードになったことを示すモード変更信号を監視装置300に対して送信する。監視装置300のCPU71は、自動改札装置100からのモード変更信号を受信すると、監視装置300と自動改札装置100とで第1のリセットスイッチ16の設定モードが不一致となるので、図13に示すように、表示部45の操作画面表示部83における入/切設定ボタン88の表示文字を「切」から「入」に変化させ、かつ、その文字を白黒反転表示することにより、リセット有効スイッチ17が押下されてリセットスイッチ有効モードになったことを係員に報知するとともに、その旨を音声案内部79で係員に音声案内し、さらに、第2のリセットスイッチ46を点灯する。なお、音声案内は、たとえば、一定の周期で繰返し行なう。
【0066】
図13の例は、たとえば、5号機の自動改札装置100において、リセット有効スイッチ17が押下されて第1のリセットスイッチ16が有効モード(第1のモード)になったことを表示している。
【0067】
この場合、表示部45のメニュー表示部81において、監視ボタン92を押下することにより、CPU71は、表示部45に図14に示すような監視・通路切換画面を表示するとともに、この表示画面において、異常表示部82の対応する号機番号の表示部に、リセット有効スイッチ17が押下されたことを示す文字、たとえば、3つの文字「RST」を表示し、係員に報知するとともに、その旨を音声案内部79で係員に音声案内する。
【0068】
図14の例は、たとえば、5号機の自動改札装置100において、リセット有効スイッチ17が押下されて第1のリセットスイッチ16が有効モード(第1のモード)になったことを表示している。
【0069】
また、図14の表示画面において、異常表示部82の文字「RST」が表示されている表示部93を押下することにより、監視装置300のCPU71は、表示部45の表示画面を図14から図15に示すように変化させるとともに、この表示画面において、操作画面表示部83に詳細画面94を点滅表示させる。
【0070】
なお、これらの表示動作(図13〜図15)は、第1のリセットスイッチ16の監視装置300と自動改札装置100とでの設定モードの不一致状態が解除されると、解除されるようになっている。
【0071】
さて、係員は、リセット有効スイッチ17を押下して第1のリセットスイッチ16を有効モード(第1のモード)に設定した後、第1のリセットスイッチ16を押下し(S21)、ステップS22に進む。ステップS22において、自動改札装置100のCPU51は、異常状態を解除するリセット処理を行なう。
【0072】
ステップS18において、誤操作などにより再び通常モードに戻した場合、ステップS23に進み、係員による自動改札装置100のリセットを行なうか否かを判断し、中止する際はステップS12もしくはS14へジャンプする。リセットする場合は、ステップS24に進み、再びリセット有効スイッチ17を押下することにより、通常モード(第2のモード)にある第1のリセットスイッチ16を強制的に第1のモードに切換え設定し、ステップS19へジャンプして、前述した動作を行なう。
【0073】
ステップS22において、自動改札装置100の異常状態リセット処理が終了すると、ステップS25に進み、第1のリセットスイッチ16を通常モード(第2のモード)に復帰するか(戻すか)否かを判断する。
【0074】
ステップS25において、通常モードに復帰しない場合(係員による通常モードへの戻し忘れも本ステップに含むものとする)、ステップS26に進み、監視装置300における表示操作部300Bの表示内容はリセットスイッチ有効モードになっているので、監視装置300の表示操作部300Bにて通常モードに復帰した場合は(リセット有効/無効設定スイッチ85を無効に設定する)、ステップS10へジャンプし、通常モードに復帰しない場合はステップS27に進む。ステップS27では、リセットスイッチ有効モードでの運用とする。
【0075】
ステップS25において、通常モードに復帰する場合、ステップS28に進み、再びリセット有効スイッチ17を押下することにより、第1のモードにある第1のリセットスイッチ16を通常モード(第2のモード)に復帰させ、ステップS29に進む。
【0076】
ステップS29において、自動改札装置100のCPU51は、第1のリセットスイッチ16が第2のモードに復帰されて、通常モードになったことを示すモード復帰信号を監視装置300に対して送信する。監視装置300のCPU71は、自動改札装置100からのモード復帰信号を受信すると、リセットスイッチ有効モードになっている表示操作部300Bの表示内容を通常モードの状態に復帰させ、ステップS10へジャンプする。
【0077】
以上の説明における、自動改札装置100の各スイッチの設定状態に対する自動改札装置100の動作を表の形で示すと、図16のようになる。また、監視装置300の各スイッチの設定状態に対する監視装置300の動作と表示を表の形で示すと、図17のようになる。
【0078】
次に、係員がリセット有効スイッチ17により第1のリセットスイッチ16を第2のモード(通常モード)へ戻し忘れた場合の監視装置300での表示制御の変形例について、図18に示すフローチャートを参照して説明する。
【0079】
まず、ステップS31において、監視装置300のCPU71は、自動改札装置100から送信されるリセットスイッチ有効モードになったことを示すモード変更信号を受信すると、ステップS32に進み、受信したモード変更信号をRAM73に格納する。
【0080】
次に、ステップS33において、CPU71は、RAM73に格納されたモード変更信号を参照することにより、第1のリセットスイッチ16の設定モードが、自動改札装置100と監視装置300とで一致するか否かを判定し、一致している場合は不一致の表示は行なわない。
【0081】
この例の場合、RAM73に格納されたモード変更信号はリセットスイッチ有効モードを示し、監視装置300での設定モードは通常モードであるので、両者は不一致となり、よってステップS34に進む。ステップS34では、時間計測用のタイマ(図示しない)を起動し、ステップS35に進む。ステップS35では、タイマの計測時間があらかじめ設定される所定時間経過したか否かを判定し、所定時間経過していない場合はステップS33に戻り、上記動作を繰り返す。
【0082】
ステップS35において、タイマの計測時間が所定時間経過した場合、係員による戻し忘れであると判断し、ステップS36に進み、上記タイマを初期化して、ステップS37に進む。ステップS37では、たとえば、図14に示すように、表示部45における異常表示部82の対応する号機番号の表示部に、第1のリセットスイッチ16の設定モードが不一致であることを示す文字、たとえば、3つの文字「RST」を表示し、係員に報知するとともに、その旨を音声案内部79で係員に音声案内する。
【0083】
図14の例は、たとえば、5号機の自動改札装置100において、第1のリセットスイッチ16の設定モードが自動改札装置100と監視装置300とで不一致であることを表示している。
【0084】
図14の表示画面において、オペレータが異常表示部82の文字「RST」が表示されている表示部93を押下することにより(ステップS38)、監視装置300のCPU71は、第1のリセットスイッチ16を第2のモード(通常モード)へ戻すためのモード復帰信号を自動改札装置100に対して送信する(ステップS39)。自動改札装置100のCPU51は、監視装置300からのモード復帰信号を受信すると、第1のモードにある第1のリセットスイッチ16を通常モード(第2のモード)に復帰させる。
【0085】
また、自動改札装置100のCPU51は、第1のリセットスイッチ16が第2のモードに復帰されて、通常モードになったことを示すモード復帰信号を監視装置300に対して送信する。監視装置300のCPU71は、自動改札装置100からのモード復帰信号を受信すると、リセットスイッチ有効モードになっている表示操作部300Bの表示内容を通常モードの状態に復帰させる。
【0086】
このように、自動改札装置100からの直接リセット不可なモード設定時でも、自動改札装置100のポール部8に設けたリセット有効スイッチ17により、自動改札装置100に設けた第1のリセットスイッチ16を有効モードにすることで、自動改札装置100を直接リセットすることが可能となる。
【0087】
また、リセット有効スイッチ17により、第1のリセットスイッチ16を通常モードに戻すことで、いたずらや不正通行者などによる自動改札装置100の不正リセットを阻止することが可能となる。
【0088】
さらに、係員がリセット有効スイッチ17により第1のリセットスイッチ16を通常モードへ戻し忘れた場合、それを検出して監視装置300で表示するので、いたずらや不正通行者などによる自動改札装置100の不正リセットの阻止により効果的である。
【0089】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の自動改札システムによれば、自動改札装置に設けられた異常解除信号入力手段(リセットスイッチ)を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段を設けるとともに、異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段を設けることにより、自動改札装置側での直接リセットが不可なモード時でも、係員による自動改札装置側での直接リセットが容易に可能となり、しかも、たとえば、不正乗車した通行者による自動改札装置のリセット(異常状態の解除)を阻止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動改札システムの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】自動改札装置の外観構成を示す斜視図。
【図3】自動改札装置の内部構成を概略的に示す構成図。
【図4】監視装置の外観構成を示す斜視図。
【図5】自動改札装置における制御部の構成を示すブロック図。
【図6】監視装置における監視制御部の構成を示すブロック図。
【図7】監視装置の表示部における表示画面の構成例を示す図。
【図8】動作を説明するためのフローチャート。
【図9】動作を説明するためのフローチャート。
【図10】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図11】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図12】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図13】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図14】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図15】動作を説明するための監視装置における表示部の表示内容例を示す図。
【図16】自動改札装置の各スイッチの設定状態に対する自動改札装置の動作を示す図。
【図17】監視装置の各スイッチの設定状態に対する監視装置の動作と表示を示す図。
【図18】係員がリセット有効スイッチにより第1のリセットスイッチを通常モードへ戻し忘れた場合の監視装置での表示制御の変形例を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
100……自動改札装置、300……監視装置、300A……監視制御部、300B……表示操作部、2……自動改札装置本体、3……投入口、4……取出口、5……案内表示部、6……音声案内用スピーカ、7……ドア(通行制御手段)、9,10……出口検知器、11……進入検知器、12……進入検知器、13……中央通過検知器、16……第1のリセットスイッチ(異常解除信号入力手段)、17……リセット有効スイッチ(モード変更手段)、18……リセットスイッチ有効モード受付け表示器(報知手段)、21……搬送路(券搬送手段)、24,25,28,29……読取ヘッド、26,27……書込ヘヅド、45……タッチパネル付可変表示部、46……第2のリセットスイッチ(異常解除信号入力手段)、51……CPU(制御手段)、52……ROM、53……RAM、54……運賃メモリ、55……読取回路、56……書込回路、60……表示制御部、61……音声案内制御部、62……通行者検出部、63……搬送状態検出部、64……搬送制御部、65……ドア開閉機構、66……ドア制御部、69……通行制御部、70……通信制御部、P……乗車券(記録媒体)、71……CPU(制御手段)、72……ROM、73……RAM、75……改札装置通信制御部、81……メニュー表示部、82……異常詳細表示部、83……操作画面表示部、84……設定ボタン、85……リセット有効/無効設定スイッチ(モード設定手段)、86……リセットモード受付スイッチ。

Claims (10)

  1. 通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、
    前記自動改札装置は、
    通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、
    この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、
    この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、
    前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する制御手段と、
    前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、
    前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、
    前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、
    前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段とを具備し、
    前記監視装置は、
    前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する表示手段と、
    前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第2の送信手段と、
    前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段とを具備し、
    さらに、前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  2. 前記モード変更手段は前記自動改札装置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動改札システム。
  3. 通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、
    前記自動改札装置は、
    通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、
    この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、
    この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、
    前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する制御手段と、
    前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、
    前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、
    前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、
    前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段とを具備し、
    前記監視装置は、
    前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する表示手段と、
    前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第2の送信手段と、
    前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段とを具備し、
    さらに、前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段と、
    このモード変更手段で前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたのに基づき、その旨を係員に報知する報知手段を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  4. 前記報知手段は、前記自動改札装置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の自動改札システム。
  5. 前記モード変更手段および報知手段は、前記自動改札装置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の自動改札システム。
  6. 前記報知手段は、前記監視装置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の自動改札システム。
  7. 前記報知手段は、あらかじめ設定される所定の時間だけ動作することを特徴とする請求項3記載の自動改札システム。
  8. 通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取って改札業務を自動的に行なう自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装置とを具備する自動改札システムにおいて、
    前記自動改札装置は、
    通行者が提示する記録媒体から改札情報を読取る読取手段と、
    この読取手段で読取った改札情報に基づき前記通行者の通行可否を決定する通行可否決定手段と、
    この通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第1の送信手段と、
    前記通行可否決定手段の結果が通行不可のとき、その旨を前記通行者に対して報知するとともに、本自動改札装置を異常状態に設定する第1の制御手段と、
    前記異常状態を解除するための第1の異常解除信号を入力する異常解除信号入力手段と、
    前記監視装置から送信される第2の異常解除信号を受信する第1の受信手段と、
    前記異常解除信号入力手段で第1の異常解除信号が入力されたのに基づき、あるいは、前記第1の受信手段で第2の異常解除信号を受信したのに基づき、前記異常状態を解除する異常解除手段と、
    前記監視装置から送信されるモード設定信号を受信し、この受信したモード設定信号により、前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに設定するモード設定手段と、
    前記異常解除信号入力手段が第2のモードに設定されているとき、その異常解除信号入力手段を強制的に第1のモードに切換え設定するモード変更手段と、
    このモード変更手段で前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたのに基づき、モード変更信号を前記監視装置に対して送信する第2の送信手段と、
    前記監視装置から送信されるモード復帰信号を受信し、この受信したモード復帰信号により、前記モード変更手段で強制的に第1のモードに設定された前記異常解除信号入力手段を第2のモードに復帰させる第2の制御手段とを具備し、
    前記監視装置は、
    前記自動改札装置から送信される異常内容を受信し、この受信した異常内容を表示する第1の表示手段と、
    前記自動改札装置の異常状態を解除するための前記第2の異常解除信号を前記自動改札装置に対して送信する第3の送信手段と、
    前記異常解除信号入力手段を、その機能を有効にする第1のモードあるいは無効にする第2のモードに選択的に設定するためのモード設定信号を前記自動改札装置に対して送信する第4の送信手段と、
    前記自動改札装置から送信されるモード変更信号を受信し、この受信したモード変更信号により、前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたことを表示する第2の表示手段と、
    前記モード変更手段で強制的に第1のモードに設定された前記異常解除信号入力手段を第2のモードに復帰させるためのモード復帰信号を前記自動改札装置に対して送信する第5の送信手段とを具備したことを特徴とする自動改札システム。
  9. 前記自動改札装置は、前記モード変更手段で前記異常解除信号入力手段が強制的に第1のモードに設定されたのに基づき、その旨を表示する表示手段を更に具備したことを特徴とする請求項8記載の自動改札システム。
  10. 前記表示手段は、あらかじめ設定される所定の時間だけ動作することを特徴とする請求項9記載の自動改札システム。
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