JPH10275253A - 自動改札方法および自動改札システム - Google Patents

自動改札方法および自動改札システム

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JPH10275253A
JPH10275253A JP9081690A JP8169097A JPH10275253A JP H10275253 A JPH10275253 A JP H10275253A JP 9081690 A JP9081690 A JP 9081690A JP 8169097 A JP8169097 A JP 8169097A JP H10275253 A JPH10275253 A JP H10275253A
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recording
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ticket gate
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JP9081690A
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English (en)
Inventor
誠 ▲高▼橋
Makoto Takahashi
Kousuke Takeda
浩佐 武田
Hiroyuki Yasutake
浩幸 安武
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録異常(書込み異常)が発生した記録媒体に
対し、係員による別処理を排除して更なる省力化を図
り、係員作業の軽減と通行者への利便性向上が図れる自
動改札システムを提供する。 【解決手段】駅構内への入場(改札)処理の際、改札口
に複数台設置されているうちのある自動改札装置で磁気
情報の読取りは正常終了したが書込処理に失敗し、リト
ライ処理によっても正常処理終了できなかった場合、乗
車券から読取った読取情報と生成した書込情報を同じ改
札口内の他の自動改札装置に送信し、通行者に他の自動
改札装置で乗車券を処理する旨の案内を行なう。この案
内にしたがい通行者が他の自動改札装置に異常乗車券を
投入した場合、投入された乗車券が書込異常乗車券であ
ると特定されれば、同時に送信された既に生成済みの書
込情報をそのまま書込み、その乗車券を放出し、通行者
の通行を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、鉄道関
係の駅において、通行者が投入する乗車券からそれに磁
気記録されている情報を読取って改札処理を自動的に行
なう自動改札方法および自動改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば、鉄道関係において、改
札業務の省力化を目的として自動改札装置が導入されて
いる。この自動改札装置は、入場(乗車)、出場(降
車)あるいは乗換の際に、通行者により投入口に投入さ
れた乗車券を受入れ、この受入れた乗車券の片面(裏
面)に形成された磁気記録部に記録されている磁気情報
を読取り、この読取った情報に基づいて乗車券の有効性
を判定し、この判定結果に応じて通行者の通過の許可あ
るいは阻止を決定し、その乗車券に所定の処理、たとえ
ば、券面に対する印字処理や、磁気記録部に対する磁気
記録処理などを施した後、その乗車券を取出口に排出す
るものである。
【0003】また、この種の自動改札装置では、通常、
10点の光学的な透過式人間検知器が設けられており、
その人間検知器の遮光状態により、人間の動きを監視し
ている。通行者が投入した乗車券が通過を許可するもの
と判定した場合、進行方向のドアを開状態にし、通行者
1名の通過待ち状態となる。
【0004】10点の人間検知器の明暗状態により通行
者が通過したと判断すると、通過待ち状態は解消され、
元の状態に戻る。逆に、通過が許可できなければ、進行
方向のドアを閉状態にし、通行者が取出口のところの乗
車券を受取り、人間検知器の明暗状態により取出口のと
ころまで戻ったと判断すると、元の状態に戻る。
【0005】また、通行者が乗車券を投入をせず改札通
路内に進入し、中央にある4点の人間検知器を遮光する
と、その通行者を無札者と判定し、進行方向のドアを閉
じて通過を阻止し、その通行者が取出口のところまで戻
ることによって、元の状態に復帰するようになってい
る。
【0006】また、これらの自動改札装置は、それら全
体を監視する監視装置に接続されている。この監視装置
は、各自動改札装置の状態監視を行なうとともに、各種
条件の設定や各種情報の収集なども行なっている。収集
される情報としては、たとえば、処理した乗車券の券種
別の通過枚数や、各自動改札装置ごとの各種トラブルの
発生回数などである。
【0007】通常、このような自動改札装置および監視
装置は、1つの駅にまとまって設置されているが、各駅
またはコーナに同じ様な自動改札装置の構成が存在す
る。そこで、各駅をまとめて各機器の状態の把握を行な
ったり、運賃の情報をまとめて送ることなどができる駅
制御コンピュータが設置される場合もある。一例として
は、各駅の監視装置に伝送ラインで接続されており、複
数の駅の自動改札装置の各状態を一箇所で把握できるよ
うなものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自動改札装置は、磁気
情報の読取りは正常に機能しているが、機器の異常によ
り書込みが不可能な状況、または、書込みを行なった結
果、正常に書かれていない場合が生じることがある。
【0009】一般に、磁気処理の流れは、まず、通行者
によって投入にされた乗車券から磁気情報を読取り、そ
の乗車券が正当な乗車券かどうかを判定する。判定の結
果、正当な乗車券であって、なおかつ書込みを行なうべ
き乗車券であれば、その書込情報を生成して、その乗車
券の磁気記録部に対して書込む。その後、書込みが正常
に行なわれたかどうかを確認するために、書込んだ情報
を再度読取り、確認している(いわゆるベリファイチェ
ックを行なう)。
【0010】再度読取りしたときに、書込んだ情報と読
取った情報とが違うと考えられることは、その乗車券が
折れていたり、破損していたりして、正しく乗車券に書
込むことができなかった場合である。また、一方で、自
動改札装置自身の磁気書込み機能、および、読取り確認
機能が正しい状態でない場合、乗車券が正しいにも関わ
らず、正常に書込むことができなくなる。
【0011】このような状況において、正常な記録媒体
であり、通過できる乗車券が投入されたとき、読取りは
正常であるが、書込みが異常ということで通過を阻止
し、係員通路へ誘導する案内が出されていた。このよう
に、正常な乗車券を投入しているにもかかかわらず、駅
の入出場口において通行者が滞ってしまい、通行者の流
動阻害が生じる場合があった。
【0012】また、通常、磁気書込用の磁気ヘッドのト
ラック位置と、その後の確認用読取ヘッドのトラック位
置とは、乗車券の搬送の基準面から同じ位置にあるた
め、乗車券が基準面よりずれて搬送されると乗車券に対
しての書込み位置がずれてしまう。ところが、搬送方向
に対して読取ヘッドは書込ヘッドと同じ位置にあるた
め、読取り確認時は正しく読取れてしまう。
【0013】そのとき、その乗車券を次に処理する自動
改札装置は、書込んだトラックを正しく読取れないこと
が起こってしまう。これは、通常の自動改札システムに
おいては、1つの自動改札装置の不具合にて、次に処理
する自動改札装置はいろいろな駅に散らばってしまうた
め、影響が大きく、事態を収拾するのに原因を追究する
ことが遅くなってしまうということが起こり得た。
【0014】そこで、本発明は、記録異常(書込み異
常)が発生した記録媒体に対し、係員による別処理を排
除して更なる省力化を図り、係員作業の軽減と通行者へ
の利便性向上が図れる自動改札方法および自動改札シス
テムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の自動改札システ
ムは、通行者が提示する記録媒体からそれに記録されて
いる情報を読取る第1の読取手段と、この第1の読取手
段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定
する第1の判定手段と、この第1の判定手段の判定結果
に応じて前記通行者の通行可否を制御する第1の通行制
御手段と、前記第1の判定手段の判定結果が有効である
とき、前記記録媒体に対して所定の情報を記録する記録
手段と、この記録手段による情報の記録が正常に行なわ
れたか否かをチェックするチェック手段と、このチェッ
ク手段のチェックの結果、記録異常が発生した場合、前
記第1の読取手段で読取った読取情報および前記記録手
段で記録した記録情報を他の自動改札装置に対して送信
する送信手段と、前記チェック手段のチェックの結果、
記録異常が発生した場合、当該記録異常の記録媒体を他
の自動改札装置に提示するよう前記通行者に対して案内
する案内手段とからなる第1の自動改札装置と、前記第
1の自動改札装置と同一領域内に設置され、前記第1の
自動改札装置から送信される情報を受信する受信手段
と、通行者が提示する記録媒体からそれに記録されてい
る情報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取手段
で読取った情報と前記受信手段で受信した情報とに基づ
き、前記提示された記録媒体が前記第1の自動改札装置
において記録異常となった記録媒体か否かを判定する第
2の判定手段と、この第2の判定手段の判定結果、記録
異常の記録媒体でない場合、前記第2の読取手段で読取
った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定する第3
の判定手段と、この第3の判定手段の判定結果に応じて
前記通行者の通行可否を制御する第2の通行制御手段
と、前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒
体であった場合、その記録媒体を提示した通行者に対し
て通行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する
制御手段とからなる第2の自動改札装置とを具備してい
る。
【0016】また、本発明の自動改札システムは、通行
者が提示する記録媒体からそれに記録されている情報を
読取る第1の読取手段と、この第1の読取手段で読取っ
た情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定する第1の
判定手段と、この第1の判定手段の判定結果に応じて前
記通行者の通行可否を制御する第1の通行制御手段と、
前記第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
記録媒体に対して所定の情報を記録する第1の記録手段
と、この第1の記録手段による情報の記録が正常に行な
われたか否かをチェックする第1のチェック手段と、こ
の第1のチェック手段のチェックの結果、記録異常が発
生した場合、前記第1の読取手段で読取った読取情報お
よび前記第1の記録手段で記録した記録情報を他の自動
改札装置に対して送信する送信手段と、前記チェック手
段のチェックの結果、記録異常が発生した場合、当該記
録異常の記録媒体を他の自動改札装置に提示するよう前
記通行者に対して案内する案内手段とからなる第1の自
動改札装置と、前記第1の自動改札装置と同一領域内に
設置され、前記第1の自動改札装置から送信される情報
を受信する受信手段と、通行者が提示する記録媒体から
それに記録されている情報を読取る第2の読取手段と、
この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
信した情報とに基づき、前記提示された記録媒体が前記
第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
か否かを判定する第2の判定手段と、この第2の判定手
段の判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前記第
2の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有
効性を判定する第3の判定手段と、この第3の判定手段
の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御する第
2の通行制御手段と、前記第2の判定手段の判定結果、
記録異常の記録媒体であった場合、その記録媒体に対し
て前記受信手段で受信した記録情報を記録する第2の記
録手段と、この第2の記録手段による記録情報の記録が
正常に行なわれたか否かをチェックする第2のチェック
手段と、この第2のチェック手段のチェックの結果、記
録異常が発生した場合、当該記録媒体に対して記録異常
が発生した記録媒体であることを示す情報を印刷する印
刷手段と、前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の
記録媒体であった場合、その記録媒体を提示した通行者
に対して通行可とするよう前記第2の通行制御手段を制
御する制御手段とからなる第2の自動改札装置とを具備
している。また、本発明の自動改札システムは、通行者
が提示する記録媒体からそれに記録されている情報を読
取って改札処理を自動的に行なう自動改札装置と、この
自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視装
置とからなる自動改札システムにおいて、通行者が提示
する記録媒体からそれに記録されている情報を読取る第
1の読取手段と、この第1の読取手段で読取った情報に
基づき前記記録媒体の有効性を判定する第1の判定手段
と、この第1の判定手段の判定結果に応じて前記通行者
の通行可否を制御する第1の通行制御手段と、前記第1
の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記記録媒体
に対して所定の情報を記録する記録手段と、この記録手
段による情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェッ
クするチェック手段と、このチェック手段のチェックの
結果、記録異常が発生した場合、前記第1の読取手段で
読取った読取情報および前記記録手段で記録した記録情
報を他の自動改札装置に対して送信する第1の送信手段
と、前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発
生した場合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装
置に提示するよう前記通行者に対して案内する案内手段
と、前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発
生した場合、その異常内容を記憶する記憶手段と、前記
チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生した場
合、その異常内容を前記監視装置に対して送信する第2
の送信手段とからなる第1の自動改札装置と、前記第1
の自動改札装置と同一領域内に設置され、前記第1の自
動改札装置から送信される情報を受信する受信手段と、
通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取手段で読
取った情報と前記受信手段で受信した情報とに基づき、
前記提示された記録媒体が前記第1の自動改札装置にお
いて記録異常となった記録媒体か否かを判定する第2の
判定手段と、この第2の判定手段の判定結果、記録異常
の記録媒体でない場合、前記第2の読取手段で読取った
情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定する第3の判
定手段と、この第3の判定手段の判定結果に応じて前記
通行者の通行可否を制御する第2の通行制御手段と、前
記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体であ
った場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通行
可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御手
段とからなる第2の自動改札装置とを具備している。
【0017】また、本発明の自動改札システムは、入場
側に設置され、通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている情報を読取る第1の読取手段と、この第1
の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有効
性を判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段の
判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御する第1
の通行制御手段と、前記第1の判定手段の判定結果が有
効であるとき、前記記録媒体に対して所定の情報を記録
する記録手段と、この記録手段による情報の記録が正常
に行なわれたか否かをチェックするチェック手段と、こ
のチェック手段のチェックの結果、記録異常が発生した
場合、少なくとも当該記録異常の記録媒体と特定できる
情報をあらかじめ出場が予想される出場側の自動改札装
置に対して送信する送信手段とからなる第1の自動改札
装置と、出場側に設置され、前記第1の自動改札装置か
ら送信される情報を受信する受信手段と、通行者が提示
する記録媒体からそれに記録されている情報を読取る第
2の読取手段と、この第2の読取手段で読取った情報と
前記受信手段で受信した情報とに基づき、前記提示され
た記録媒体が前記第1の自動改札装置において記録異常
となった記録媒体か否かを判定する第2の判定手段と、
この第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
前記記録媒体の有効性を判定する第3の判定手段と、こ
の第3の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通行
可否を制御する第2の通行制御手段と、前記第2の判定
手段の判定結果、記録異常の記録媒体であった場合、そ
の記録媒体を提示した通行者に対して通行可とするよう
前記第2の通行制御手段を制御する制御手段とからなる
第2の自動改札装置とを具備している。
【0018】また、本発明の自動改札システムは、通行
者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで受取
部まで搬送する第1の記録媒体搬送手段と、この第1の
記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体からそれに
記録されている情報を読取る第1の読取手段と、この第
1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有
効性を判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段
の判定結果が有効であるとき、前記搬送される記録媒体
に対して所定の情報を記録する記録手段と、この記録手
段による情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェッ
クするチェック手段と、前記記録手段による情報の記録
時、前記搬送される記録媒体が斜め搬送されているか否
かを検知する検知手段と、この検知手段が記録媒体が斜
め搬送されていることを検知した場合、前記チェック手
段のチェック結果が正常であっても当該記録媒体を記録
異常と判定する第2の判定手段と、この第2の判定手段
の判定結果あるいは前記第1の判定手段の判定結果に応
じて前記通行者の通行可否を制御する第1の通行制御手
段と、前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が
発生した場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記
録媒体が記録異常と判定された場合、前記第1の読取手
段で読取った読取情報および前記記録手段で記録した記
録情報を他の自動改札装置に対して送信する送信手段
と、前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発
生した場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録
媒体が記録異常と判定された場合、当該記録異常の記録
媒体を他の自動改札装置に投入するよう前記通行者に対
して案内する案内手段とからなる第1の自動改札装置
と、前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、
前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
受信手段と、通行者によって投入部に投入された記録媒
体を取込んで受取部まで搬送する第2の記録媒体搬送手
段と、この記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
からそれに記録されている情報を読取る第2の読取手段
と、この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段
で受信した情報とに基づき、前記投入された記録媒体が
前記第1の自動改札装置において記録異常となった記録
媒体か否かを判定する第3の判定手段と、この第3の判
定手段の判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前
記第2の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体
の有効性を判定する第4の判定手段と、この第4の判定
手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
る第2の通行制御手段と、前記第3の判定手段の判定結
果、記録異常の記録媒体であった場合、その記録媒体を
投入した通行者に対して通行可とするよう前記第2の通
行制御手段を制御する制御手段とからなる第2の自動改
札装置とを具備している。
【0019】また、本発明の自動改札システムは、通行
者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで受取
部まで搬送する第1の記録媒体搬送手段と、この第1の
記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体からそれに
記録されている情報を読取る第1の読取手段と、この第
1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有
効性を判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段
の判定結果が有効であるとき、前記搬送される記録媒体
に対して所定の情報を記録する第1の記録手段と、この
第1の記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか
否かをチェックするチェック手段と、前記第1の記録手
段による情報の記録時、前記搬送される記録媒体が斜め
搬送されているか否かを検知する検知手段と、この検知
手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検知した場
合、前記チェック手段のチェック結果が正常であっても
当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定手段と、
この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の判定
手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
る第1の通行制御手段と、前記チェック手段のチェック
の結果、記録異常が発生した場合、あるいは、前記第2
の判定手段で当該記録媒体が記録異常と判定された場
合、前記第1の読取手段で読取った読取情報および前記
第1の記録手段で記録した記録情報を他の自動改札装置
に対して送信する送信手段と、前記チェック手段のチェ
ックの結果、記録異常が発生した場合、あるいは、前記
第2の判定手段で当該記録媒体が記録異常と判定された
場合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装置に投
入するよう前記通行者に対して案内する案内手段とから
なる第1の自動改札装置と、前記第1の自動改札装置と
同一領域内に設置され、前記第1の自動改札装置から送
信される情報を受信する受信手段と、通行者によって投
入部に投入された記録媒体を取込んで受取部まで搬送す
る第2の記録媒体搬送手段と、この第2の記録媒体搬送
手段で搬送される前記記録媒体からそれに記録されてい
る情報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取手段
で読取った情報と前記受信手段で受信した情報とに基づ
き、前記投入された記録媒体が前記第1の自動改札装置
において記録異常となった記録媒体か否かを判定する第
3の判定手段と、この第3の判定手段の判定結果、記録
異常の記録媒体でない場合、前記第2の読取手段で読取
った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定する第4
の判定手段と、この第4の判定手段の判定結果に応じて
前記通行者の通行可否を制御する第2の通行制御手段
と、前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒
体であった場合、その記録媒体に対して前記受信手段で
受信した記録情報を記録する第2の記録手段と、この第
2の記録手段による記録情報の記録が正常に行なわれた
か否かをチェックする第2のチェック手段と、この第2
のチェック手段のチェックの結果、記録異常が発生した
場合、当該記録媒体に対して記録異常が発生した記録媒
体であることを示す情報を印刷する印刷手段と、前記第
3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体であった
場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通行可と
するよう前記第2の通行制御手段を制御する制御手段と
からなる第2の自動改札装置とを具備している。
【0020】また、本発明の自動改札システムは、通行
者が投入する記録媒体からそれに記録されている情報を
読取って改札処理を自動的に行なう自動改札装置と、こ
の自動改札装置の状態監視や状態設定などを行なう監視
装置とからなる自動改札システムにおいて、通行者によ
って投入部に投入された記録媒体を取込んで受取部まで
搬送する第1の記録媒体搬送手段と、この第1の記録媒
体搬送手段で搬送される前記記録媒体からそれに記録さ
れている情報を読取る第1の読取手段と、この第1の読
取手段で読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を
判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段の判定
結果が有効であるとき、前記搬送される記録媒体に対し
て所定の情報を記録する記録手段と、この記録手段によ
る情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェックする
チェック手段と、前記記録手段による情報の記録時、前
記搬送される記録媒体が斜め搬送されているか否かを検
知する検知手段と、この検知手段が記録媒体が斜め搬送
されていることを検知した場合、前記チェック手段のチ
ェック結果が正常であっても当該記録媒体を記録異常と
判定する第2の判定手段と、この第2の判定手段の判定
結果あるいは前記第1の判定手段の判定結果に応じて前
記通行者の通行可否を制御する第1の通行制御手段と、
前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
が記録異常と判定された場合、前記第1の読取手段で読
取った読取情報および前記記録手段で記録した記録情報
を他の自動改札装置に対して送信する第1の送信手段
と、前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発
生した場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録
媒体が記録異常と判定された場合、当該記録異常の記録
媒体を他の自動改札装置に提示するよう前記通行者に対
して案内する案内手段と、前記チェック手段のチェック
の結果、記録異常が発生した場合、その異常内容を記憶
する記憶手段と、前記チェック手段のチェックの結果、
記録異常が発生した場合、その異常内容を前記監視装置
に対して送信する第2の送信手段とからなる第1の自動
改札装置と、前記第1の自動改札装置と同一領域内に設
置され、前記第1の自動改札装置から送信される情報を
受信する受信手段と、通行者によって投入部に投入され
た記録媒体を取込んで受取部まで搬送する第2の記録媒
体搬送手段と、この第2の記録媒体搬送手段で搬送され
る前記記録媒体からそれに記録されている情報を読取る
第2の読取手段と、この第2の読取手段で読取った情報
と前記受信手段で受信した情報とに基づき、前記投入さ
れた記録媒体が前記第1の自動改札装置において記録異
常となった記録媒体か否かを判定する第3の判定手段
と、この第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒
体でない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基
づき前記記録媒体の有効性を判定する第4の判定手段
と、この第4の判定手段の判定結果に応じて前記通行者
の通行可否を制御する第2の通行制御手段と、前記第3
の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体であった場
合、その記録媒体を投入した通行者に対して通行可とす
るよう前記第2の通行制御手段を制御する制御手段とか
らなる第2の自動改札装置とを具備している。
【0021】さらに、本発明の自動改札システムは、入
場側に設置され、通行者によって投入部に投入された記
録媒体を取込んで受取部まで搬送する第1の記録媒体搬
送手段と、この第1の記録媒体搬送手段で搬送される前
記記録媒体からそれに記録されている情報を読取る第1
の読取手段と、この第1の読取手段で読取った情報に基
づき前記記録媒体の有効性を判定する第1の判定手段
と、この第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、
前記搬送される記録媒体に対して所定の情報を記録する
記録手段と、この記録手段による情報の記録が正常に行
なわれたか否かをチェックするチェック手段と、前記記
録手段による情報の記録時、前記搬送される記録媒体が
斜め搬送されているか否かを検知する検知手段と、この
検知手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検知し
た場合、前記チェック手段のチェック結果が正常であっ
ても当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定手段
と、この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の
判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制
御する第1の通行制御手段と、前記チェック手段のチェ
ックの結果、記録異常が発生した場合、あるいは、前記
第2の判定手段で当該記録媒体が記録異常と判定された
場合、少なくとも当該記録異常の記録媒体と特定できる
情報をあらかじめ出場が予想される出場側の自動改札装
置に対して送信する送信手段とからなる第1の自動改札
装置と、出場側に設置され、前記第1の自動改札装置か
ら送信される情報を受信する受信手段と、通行者によっ
て投入部に投入された記録媒体を取込んで受取部まで搬
送する第2の記録媒体搬送手段と、この第2の記録媒体
搬送手段で搬送される前記記録媒体からそれに記録され
ている情報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取
手段で読取った情報と前記受信手段で受信した情報とに
基づき、前記投入された記録媒体が前記第1の自動改札
装置において記録異常となった記録媒体か否かを判定す
る第3の判定手段と、この第3の判定手段の判定結果、
記録異常の記録媒体でない場合、前記第2の読取手段で
読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定する
第4の判定手段と、この第4の判定手段の判定結果に応
じて前記通行者の通行可否を制御する第2の通行制御手
段と、前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録
媒体であった場合、その記録媒体を投入した通行者に対
して通行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御す
る制御手段とからなる第2の自動改札装置とを具備して
いる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形
態に係る自動改札システムの構成を概略的に示すもので
ある。たとえば、A駅、B駅には、それぞれ複数の自動
改札装置81,…が設置されていて、これら自動改札装
置81,…は、各駅ごとに設置された監視装置82,8
2にそれぞれイーサネットなどの伝送ライン83を介し
て電気的に接続されている。監視装置82は、各自動改
札装置81の稼動状況、異常状態などを監視するととも
に、各自動改札装置81の動作設定などを行なうための
もので、全体の制御を行なうとともに接続される各自動
改札装置81との通信制御などを行なう監視制御部8
4、および、各自動改札装置81の稼動状況、異常状態
などを監視するとともに、各自動改札装置81の動作設
定などを行なう表示操作部85から構成されており、た
とえば、係員のいる監視室(駅係員窓口)などに設置さ
れている。
【0023】また、監視装置82,82は、それぞれイ
ーサネットなどの伝送ライン83を介して上位装置とし
ての駅制御コンピュータ86に電気的に接続されてい
る。駅制御コンピュータ86は、たとえば、電鉄会社ま
たは複数駅管理区単位に設置されており、その各単位ご
とにそれぞれ機器管理を行なうものである。
【0024】図2は、自動改札装置81の外観構成を概
略的に示すものである。自動改札装置81は、通常、2
台1組として駅の改札口などに設置され、両者の間に通
行者(利用者)が通行する改札用の通路が形成される。
【0025】自動改札装置本体2の上面の一端部には、
処理する記録媒体、たとえば、有効期間や利用区間など
の改札情報が磁気エンコード記録された磁気式の乗車券
(定期券、普通乗車券、回数券、ストアードフェアカー
ドなど)が投入される投入部としての投入口3が設けら
れ、他端部には、投入口3から受入れた乗車券を排出す
る受取部としての取出口4が設けられている。なお、投
入口3には、図示しないが、そこを必要に応じて開閉す
るシャッタが設けられている。
【0026】本体2上の投入口3の前方には、通行者な
どに対して案内を行なうための案内表示部5が設けられ
ている。また、本体2上の取出口4の前方には、通行者
や駅員などに対して案内を行なうための案内表示部6が
設けられている。
【0027】本体2の通路側の側面の両端部には、それ
ぞれ通行者の通行を制御する通行制御手段としての開閉
動作可能なドア7,7が設けられており、通行可否の判
定結果に基づき、このドア7,7が開閉制御されるよう
になっている。
【0028】本体2の上部には、通行者の通路を定義す
るための枠状のポール部(枠体)8が立設されている。
そして、ポール部8および本体2の各通路側の側面に
は、通行者を検知する複数の光学的なセンサ、すなわ
ち、出口検知器9,10、進入検知器11,12、およ
び、中央通過検知器13がそれぞれ設けられている。上
記各検知器9〜13は、たとえば、赤外線センサなどが
用いられている。
【0029】出口検知器9は、投入口3の部分を通過す
る通行者を検知し、出口検知器10は、案内表示部6の
部分を通過する通行者を検知し、進入検知器12は、取
出口4の部分を通過する通行者を検知する。
【0030】進入検知器11は、案内表示部5の部分を
通過する通行者を検知する。中央通過検知器13は、本
体2に一対、ポール部8に一対と、合計2対(4個)の
検知器からなり、通路の中央部を通過する通行者を検知
する。
【0031】ポール部8上には、本装置の動作状態(小
児券の投入、無効券の投入や機器の異常など)を表示す
る状態表示部14が設けられている。図3は、本体2の
内部構成を概略的に示すものである。すなわち、投入口
3と取出口4との間には、投入口3から投入された乗車
券Pを取出口4へ搬送する搬送手段としての搬送路21
が形成されている。搬送路21上には、複数の検知器2
2,23,24,25が設けられており、これらによっ
て搬送路21上を搬送される乗車券Pの通過が検知され
るようになっている。各検知器22〜25は、たとえ
ば、光源と受光素子とからなる光学的なセンサであり、
乗車券Pが光源と受光素子との間を通過したときの遮光
により乗車券Pを検知するようになっている。
【0032】搬送路21上には、投入口3から取出口4
までの間に、乗車券Pの磁気記録部に記録されている磁
気データを読取る読取手段としての読取ヘッド(磁気ヘ
ッド)26,27、乗車券Pの磁気記録部に対して磁気
データを記録する記録手段としての書込ヘッド(磁気ヘ
ッド)28,29、乗車券Pに記録した磁気データを読
取る読取手段としての読取ヘッド(磁気ヘッド)30,
31が設けられている。
【0033】各読取・書込ヘッド26〜31には、搬送
路21として所定の間隔をあけ、かつ、それぞれの間隔
を保持するように、それぞれ回転ローラ32〜37が設
けられている。
【0034】なお、各読取・書込ヘッド26〜31は、
乗車券Pが表裏どちらかの状態で投入されたときにも、
裏面の磁気記録部に対して磁気データの読取り、およ
び、書込みが可能なように、搬送路21の上下にそれぞ
れ1対ずつ設けられている。
【0035】搬送路21上には、乗車券Pを振り分ける
振分ゲート38,39が設けられている。振分ゲート3
8は、記録異常が発生した乗車券であることを印刷する
乗車券Pは印刷処理部40側に、それ以外の乗車券Pは
サーマルプリンタ41、および、入鋏パンチ42側にそ
れぞれ振り分けるためのものである。振分ゲート39
は、投入された乗車券Pが排出すべきものであった場合
に、その乗車券Pを取出口4の方向に振り分け、また、
投入された乗車券Pが集札すべきものであった場合に、
その乗車券Pを集札部43の方向へ振り分けるものであ
る。
【0036】また、搬送路21上の書込ヘッド29の後
には、書込ヘッド28,29上を搬送される乗車券Pが
斜め搬送されているか否かを検知する検知手段としての
ずれ検知部45が設けられている。ずれ検知部45は、
乗車券Pが書込時に斜めに搬送される、または、ベース
よりずれて搬送されることを検知するもので、たとえ
ば、光源と受光素子とからなる複数の光学的なセンサで
構成される。乗車券Pがずれていることは、斜めに搬送
される場合と、搬送面に平行にずれている場合があり、
そのいずれでも検知できるように各センサを配置してい
る。
【0037】各センサの配置例を図4に示し、各センサ
の役割を説明する。センサA,Cは、定期券サイズの乗
車券P1が斜めに搬送されてきたことが検知できるよう
に配設されている。すなわち、たとえば、搬送されてき
た乗車券P1がセンサAとCを遮る時間に一定以上差が
ある場合に検知できるようになっている。同様に、たと
えば、エドモンソン券サイズの乗車券P2の場合には、
センサBとCにて検知できるように、センサB,Cが配
設されている。
【0038】また、搬送基準面に対して平行にずれてい
る場合、定期券サイズの乗車券P1に対しては、センサ
Dを遮れば、ずれていることが検知でき、また、エドモ
ンソンサイズの券乗車券P2に対しては、センサEを遮
ることによって検知することができるように、センサ
D,Eが配設されている。ここで述べているずれ検知に
使用するセンサA〜Eは、通常の光学的センサよりも精
度が要求されるため、レーザビームなどの光芒幅が狭い
光を使用する必要がある。
【0039】図5は、上記のように構成された自動改札
装置81の制御系統の構成を示すものである。すなわ
ち、この制御系統は、自動改札装置全体の制御を司る制
御手段としてのCPU(セントラル・プロセッシング・
ユニット)51、CPU51の制御プログラムなどを記
憶しているROM(リード・オンリ・メモリ)52、乗
車券Pから読取った情報の記憶、および、制御プログラ
ムのバッファとして情報を記憶する記憶手段としてのR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)53、乗車券Pの
使用が開始された入場駅(あるいは、入場駅に対応した
入場駅コード)に対応した運賃情報を記憶している運賃
メモリ54、前記読取ヘッド26,27,30,31を
それぞれ制御する読取回路56、前記書込ヘッド28,
29をそれぞれ制御する書込回路57、前記振分ゲート
38,39をそれぞれ駆動制御するゲート制御回路5
8、前記サーマルプリンタ41を制御する印刷制御回路
59、前記入鋏パンチ部42を制御するパンチ制御回路
60、前記表示部5,6,14をそれぞれ制御する表示
制御回路61、前記検知器9〜13の各検知出力に基づ
き通行者の通過状況などを検知する人間検知器制御回路
62、前記検知器22〜25の各検知出力に基づき乗車
券Pの搬送状況などを検知する乗車券検知回路63、前
記印刷処理部40を制御する印刷制御回路64、前記搬
送路21などの搬送系を駆動する搬送用モータ65を駆
動制御する搬送制御回路66、前記ドア7を駆動するド
ア開閉機構67を制御するドア制御回路68、前記ずれ
検知部45の各検知出力に基づき前述したようなずれ検
知を行なうずれ検知回路69、および、本装置を制御す
る監視装置82との間で情報の伝送を行なう伝送制御回
路70などから構成されている。
【0040】図6は、監視装置82における監視制御部
84の構成を詳細に示すものである。すなわち、全体の
制御を司る制御手段としてのCPU71、CPU71の
制御プログラムなどを記憶しているROM72、各自動
改札装置81および駅制御コンピュータ86などとの間
でやりとりする情報などを記憶する記憶手段としてのR
AM73、表示操作部85を制御する表示操作制御回路
74、各自動改札装置81から吸い上げた情報に基づき
所定の演算を行なう演算回路75、各自動改札装置81
との間で伝送ライン83を介して情報の伝達を行なう伝
送制御回路77、および、駅制御コンピュータ86との
間で伝送ライン83を介して情報の伝達を行なう伝達制
御回路78などから構成されている。
【0041】次に、上記のような構成において、図7お
よび図8に示すフローチャートを参照して動作を説明す
る。通行者が投入口3に乗車券Pを投入すると、その投
入された乗車券Pは搬送路21によって取出口4へと搬
送されるが、その搬送途中において、読取ヘッド26
(または27)によって、乗車券Pの裏面にある磁気記
録部に記録されている磁気情報が読取られる。たとえ
ば、FMエンコード方式定期券の場合は、磁気記録部に
8トラック分の情報が記録されており、それが読取られ
る。
【0042】読取った情報は、読取回路56を介してC
PU51に送られる。CPU51は、上記読取情報か
ら、その乗車券Pの期限および区間などの有効性を判定
する。この判定の結果、有効であれば、CPU51は、
降車駅での改札処理に必要な情報(入場日時および人場
駅などの入場情報)を生成し、この生成した情報を書込
情報(記録情報)として、書込回路57を介して書込へ
ッド28(または29)を制御することにより、乗車券
Pに対して上記書込情報を書込む。この場合、書込情報
は2トラック程度であり、その他のトラックは書込まな
い。
【0043】次に、CPU51は、書込情報が正常に書
込まれたことを確認(ベリファイチェック)するため
に、乗車券Pに書込まれた情報を読取回路56を介して
読取ヘッド30(または31)によって読取る。CPU
51では、書込情報(書込んだ情報)と読取情報(チェ
ックのために読取った情報)との照合を行なうことによ
り、書込みが正常に終了したか否かをチェックする。
【0044】このチェックの結果、書込みが正常に終了
した場合、CPU51は、次にずれ検知部45の各検知
出力に基づき、書込時に乗車券Pが斜め搬送されたか否
かを判定する。この判定の結果、乗車券Pが斜め搬送さ
れていなければ、受入れた乗車券Pをそのまま取出口4
に放出し、ドア7を開状態のまま保持し、通行者はその
まま通路内を通過していく。
【0045】ところで、上記ベリファイチェック時、照
合不一致の場合、通常、たとえば、受入れた乗車券Pを
逆搬送することにより、書込リトライ処理を行なう。こ
の書込リトライ処理によっても、照合不一致の場合は、
機器(自動改札装置)側の異常によって書込処理が正常
に終了しなかったものとして、当該乗車券Pは書込異常
乗車券と判定する。
【0046】また、上記斜め搬送検知において、乗車券
Pが斜め搬送されていた場合、ベリファイチェックにお
いて正常であっても、当該乗車券Pは書込異常乗車券と
判定する。
【0047】こうして書込異常乗車券と判定した場合、
CPU51は、乗車券Pから読取った読取情報(その乗
車券と特定できる読取専用トラックの情報)、および、
判定の結果、乗車券Pに書込むために生成された書込情
報を、同じ改札口内の他の自動改札装置に対して送信す
るとともに、通行者に対して、他の自動改札装置で乗車
券を処理する旨の表示および音声による案内を案内表示
部6および音声案内スピーカ(図示しない)により行な
い、その自動改札装置のとりあえずの流動阻害を回避す
る。
【0048】通行者が案内にしたがい、同じ改札口内の
他の自動改札装置へ行き、本書込異常乗車券を投入口3
に投入した場合は、前述同様に、投入された書込異常乗
車券から磁気情報が読取られる。そして、CPU51
は、この読取った情報と書込異常乗車券が発生した自動
改札装置から送信された情報とから、投入された乗車券
Pが書込異常乗車券であるか否かを判定する。
【0049】この判定において、投入された乗車券Pが
書込異常乗車券でなかった場合、CPU51は、通常の
改札処理、すなわち、前述同様な有効性判定や、いわゆ
るたらい回し判定を行ない、正常な乗車券Pであれば、
前述同様な書込処理やベリファイチェックを行ない、乗
車券Pを放出する。
【0050】上記判定において、投入された乗車券Pが
書込異常乗車券であった場合、CPU51は、書込トラ
ックの情報を無視し、その書込異常乗車券が発生した自
動改札装置から送信された情報のうち、既に生成済みの
書込情報をそのまま書込む。これにより、係員の別処理
によることなく、改札処理の自動化が運用できる。
【0051】さらに、このときにおいても、ベリファイ
チェック時に書込異常と判定された場合、CPU51
は、乗車券自体の異常(傷、汚れなど)と判断し、当該
乗車券Pを印刷処理部40に送ることにより、乗車券異
常であったことを通行者や係員にわからせることができ
る情報を乗車券P上に印刷する。
【0052】また、この処理異常になったという情報を
RAM53に記憶するとともに、監視装置82および駅
制御コンピュータ86へ伝送して、保守情報としても運
用する。すなわち、たとえば、磁気処理異常の頻度が高
い自動改札装置については、磁気ヘッド周りの清掃が必
要な旨のアラームを出したり、さらには、部品交換の警
告を知らせたりし、連続で異常が起こった場合などは、
通行者が自動改札装置外に出た時点で自動的に全てのド
ア7を閉とし、保守されるまで利用中止の待機状態とす
る。
【0053】なお、たとえば、通信回線で保守会社へ情
報を直結することにより、故障状況の連絡などの煩わし
さが軽減されるとともに、保守の自動化にもつながる。
次に、他の実施の形態について、図9および図10に示
すフローチャートを参照して説明する。なお、前記実施
の形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分
についてのみ説明する。
【0054】前述同様に、書込異常(読取情報による判
定は有効)となったものの、読取情報から降車駅があら
かじめ予想できる乗車券Pについては、処理異常のまま
当該自動改札装置を通過させる。そして、少なくともそ
の書込異常乗車券と特定できる情報を、監視装置82、
駅制御コンピュータ86を介して図示しないホストコン
ピュータへ伝送し、さらに、ホストコンピュータから予
想される降車駅の中継コンピュータ(図示しない)を介
して、降車駅の各自動改札装置へ伝送することにより、
その書込異常乗車券が投入された場合には、たとえば、
1回限り有効と判定し、駅構外への通過を許可する。
【0055】この際、集札部43へ集札されない乗車券
(定期券などの複数回利用可能券)については、書込ト
ラックのデータは無視し、ホストコンピュータから送ら
れた入場時の書込情報を含めた出場時の情報を合わせて
書込んで、乗車券の完全修復を図る。
【0056】これにより、通行者に対し、処理異常の発
生を感じさせることなく、改札処理をスムーズに完了さ
せることができる。また、処理異常が発生したにも関わ
らず、係員の別処理、流動阻害などが一切発生しない。
【0057】このように、駅構内への入場(改札)処理
の際、改札口に複数台設置されているうちのある自動改
札装置によって磁気情報の読取りは正常終了したが、書
込処理に失敗し、さらに、リトライ処理などによっても
正常処理終了できなかった場合、乗車券から読取った情
報(その乗車券を特定できる情報を含む)を基に別処理
無しで改札口を通過させることができる。
【0058】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、磁気書込異常が発生した乗車券に対し、係員によ
る別処理を排除して、さらなる駅務省力化が図れる。ま
た、処理異常を通行者に感じさせることなく、CSを向
上させることができる。また、処理異常を別の自動改札
装置(同改札口内、降車駅側)にてリペアすることで、
流動阻害を防止することができる。また、処理異常機器
の容易な発見および保守業務の一部自動化が図れる。さ
らに、書込異常が発生した乗車券であることを乗車券自
体に印刷することができるので、通行者と係員との間で
のトラブルがなくなる。
【0059】なお、前記実施の形態では、搬送路上にず
れ検知部を設けることにより、乗車券の斜め搬送検知を
行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、たとえば、ベリファイチェックを行な
うための読取ヘッドの両端のトラックの券端の時間差が
一定値以上であると斜めに搬送していることがわかるの
で、これを利用して斜め搬送検知を行なってもよい。
【0060】また、別の観点から、ベリファイチェック
を行なうための読取ヘッドにおいて、書込トラックのみ
を読取るだけでなく、それ以外のトラックを読取時の情
報と比較し、一致しているか否かによっても、乗車券が
正常に搬送しているか否かが検知できる。
【0061】これらのいずれかの方法、または、これら
全ての方法により、乗車券が搬送基準面に沿って正しく
搬送されていないことが検知された場合、処理異常とし
て乗車券を排出することができる。
【0062】
【発明の効果】以上上述したように本発明によれば、記
録異常(書込み異常)が発生した記録媒体に対し、係員
による別処理を排除して更なる省力化を図り、係員作業
の軽減と通行者への利便性向上が図れる自動改札方法お
よび自動改札システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動改札システムの
構成を概略的に示すブロック図。
【図2】自動改札装置の外観構成を示す斜視図。
【図3】自動改札装置の内部構成を概略的に示す構成
図。
【図4】ずれ検知部のセンサ配置例を説明する図。
【図5】自動改札装置における制御部の構成を示すブロ
ック図。
【図6】監視装置における監視制御部の構成を示すブロ
ック図。
【図7】書込異常が発生した自動改札装置側の処理動作
を説明するためのフローチャート。
【図8】書込異常が発生した自動改札装置から情報が伝
送される同一改札口内の他の自動改札装置側の処理動作
を説明するためのフローチャート。
【図9】他の実施の形態において、書込異常が発生した
自動改札装置側の処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図10】他の実施の形態において、書込異常が発生し
た自動改札装置から情報が伝送される降車駅の自動改札
装置側の処理動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
81……自動改札装置、82……監視装置、83……伝
送ライン、84……監視制御部、85……表示操作部、
86……駅制御コンピュータ、2……自動改札装置本
体、3……投入口(投入部)、4……取出口(受取
部)、5,6……案内表示部、7……ドア(通行制御手
段)、9,10……出口検知器、11,12……進入検
知器、13……中央通過検知器、21……搬送路(券搬
送手段)、26,27,30,31……読取ヘッド(読
取手段)、28,29……書込ヘヅド(書込手段)、4
0……印刷処理部(印刷手段)、45……ずれ検知部
(検知手段)、51……CPU(制御手段)、52……
ROM、53……RAM、54……運賃メモリ、56…
…読取回路、57……書込回路、62……通行者検出
部、64……搬送制御部、65……ドア開閉機構、66
……ドア制御部、69……ずれ検知回路(検知手段)、
70……伝送制御回路、P……乗車券(記録媒体)、7
1……CPU(制御手段)、72……ROM、73……
RAM、77,78……伝送制御回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の自動改札装置において、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取り、 この読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定
    し、 この判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御し、 前記有効性の判定結果が有効であるとき、前記記録媒体
    に対して所定の情報を記録し、 この情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェック
    し、 このチェックの結果、記録異常が発生した場合、前記記
    録媒体から読取った読取情報および前記記録媒体に記録
    した記録情報を他の自動改札装置に対して送信し、 前記チェックの結果、記録異常が発生した場合、当該記
    録異常の記録媒体を他の自動改札装置に提示するよう前
    記通行者に対して案内し、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置された第2
    の自動改札装置において、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    とともに、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取り、 この読取った情報と前記受信した情報とに基づき、前記
    提示された記録媒体が前記第1の自動改札装置において
    記録異常となった記録媒体か否かを判定し、 この判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前記読
    取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定し、 この有効性の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を
    制御し、 前記記録異常となった記録媒体か否かの判定の結果、記
    録異常の記録媒体であった場合、その記録媒体を提示し
    た通行者に対して通行可とするよう制御することを特徴
    とする自動改札方法。
  2. 【請求項2】 入場側に設置された第1の自動改札装置
    において、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取り、 この読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定
    し、 この有効性の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を
    制御し、 前記有効性の判定結果が有効であるとき、前記記録媒体
    に対して所定の情報を記録し、 この情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェック
    し、 このチェックの結果、記録異常が発生した場合、少なく
    とも当該記録異常の記録媒体と特定できる情報をあらか
    じめ出場が予想される出場側の自動改札装置に対して送
    信し、 出場側に設置された第2の自動改札装置において、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    とともに、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取り、 この読取った情報と前記受信した情報とに基づき、前記
    提示された記録媒体が前記第1の自動改札装置において
    記録異常となった記録媒体か否かを判定し、 この判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前記読
    取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定し、 この有効性の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を
    制御し、 前記記録異常となった記録媒体か否かの判定の結果、記
    録異常の記録媒体であった場合、その記録媒体を提示し
    た通行者に対して通行可とするよう制御することを特徴
    とする自動改札方法。
  3. 【請求項3】 第1の自動改札装置において、 通行者によって投入された記録媒体を取込んで搬送し、 この搬送される前記記録媒体からそれに記録されている
    情報を読取り、 この読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定
    し、 この有効性の判定結果が有効であるとき、前記搬送され
    る記録媒体に対して所定の情報を記録し、 この情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェック
    し、 前記情報の記録時、前記搬送される記録媒体が斜め搬送
    されているか否かを検知し、 記録媒体が斜め搬送されていることを検知した場合、前
    記チェックの結果が正常であっても当該記録媒体を記録
    異常と判定し、 この判定結果あるいは前記有効性の判定結果に応じて前
    記通行者の通行可否を制御し、 前記チェックの結果、記録異常が発生した場合、あるい
    は、前記判定結果、当該記録媒体が記録異常と判定され
    た場合、前記記録媒体から読取った読取情報および前記
    記録媒体に記録した記録情報を他の自動改札装置に対し
    て送信し、 前記チェックの結果、記録異常が発生した場合、あるい
    は、前記判定で当該記録媒体が記録異常と判定された場
    合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装置に提示
    するよう前記通行者に対して案内し、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置された第2
    の自動改札装置において、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    とともに、 通行者によって投入された記録媒体を取込んで搬送し、 この搬送される前記記録媒体からそれに記録されている
    情報を読取り、 この読取った情報と前記受信した情報とに基づき、前記
    投入された記録媒体が前記第1の自動改札装置において
    記録異常となった記録媒体か否かを判定し、 このの判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前記
    読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定し、 この有効性の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を
    制御し、 前記記録異常となった記録媒体か否かの判定の結果、記
    録異常の記録媒体であった場合、その記録媒体を投入し
    た通行者に対して通行可とするよう制御することを特徴
    とする自動改札方法。
  4. 【請求項4】 入場側に設置された第1の自動改札装置
    において、 通行者によって投入された記録媒体を取込んで搬送し、 この搬送される前記記録媒体からそれに記録されている
    情報を読取り、 この読取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定
    し、 この有効性の判定結果が有効であるとき、前記搬送され
    る記録媒体に対して所定の情報を記録し、 この情報の記録が正常に行なわれたか否かをチェック
    し、 前記情報の記録時、前記搬送される記録媒体が斜め搬送
    されているか否かを検知し、 記録媒体が斜め搬送されていることを検知した場合、前
    記チェック結果が正常であっても当該記録媒体を記録異
    常と判定し、 この判定結果あるいは前記有効性の判定結果に応じて前
    記通行者の通行可否を制御し、 前記チェックの結果、記録異常が発生した場合、あるい
    は、前記判定結果、当該記録媒体が記録異常と判定され
    た場合、少なくとも当該記録異常の記録媒体と特定でき
    る情報をあらかじめ出場が予想される出場側の自動改札
    装置に対して送信し、 出場側に設置された第2の自動改札装置において、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    とともに、 通行者によって投入された記録媒体を取込んで搬送し、 この搬送される前記記録媒体からそれに記録されている
    情報を読取り、 この読取った情報と前記受信した情報とに基づき、前記
    投入された記録媒体が前記第1の自動改札装置において
    記録異常となった記録媒体か否かを判定し、 この判定結果、記録異常の記録媒体でない場合、前記読
    取った情報に基づき前記記録媒体の有効性を判定し、 この判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御し、 前記記録異常となった記録媒体か否かの判定結果、記録
    異常の記録媒体であった場合、その記録媒体を投入した
    通行者に対して通行可とするよう制御することを特徴と
    する自動改札方法。
  5. 【請求項5】 通行者が提示する記録媒体からそれに記
    録されている情報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第1の通行制御手段と、 前記第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    記録媒体に対して所定の情報を記録する記録手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 このチェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、前記第1の読取手段で読取った読取情報および
    前記記録手段で記録した記録情報を他の自動改札装置に
    対して送信する送信手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装置に
    提示するよう前記通行者に対して案内する案内手段とか
    らなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記提示された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  6. 【請求項6】 通行者が提示する記録媒体からそれに記
    録されている情報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第1の通行制御手段と、 前記第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    記録媒体に対して所定の情報を記録する第1の記録手段
    と、 この第1の記録手段による情報の記録が正常に行なわれ
    たか否かをチェックする第1のチェック手段と、 この第1のチェック手段のチェックの結果、記録異常が
    発生した場合、前記第1の読取手段で読取った読取情報
    および前記第1の記録手段で記録した記録情報を他の自
    動改札装置に対して送信する送信手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装置に
    提示するよう前記通行者に対して案内する案内手段とか
    らなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記提示された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体に対して前記受信手段で受信
    した記録情報を記録する第2の記録手段と、 この第2の記録手段による記録情報の記録が正常に行な
    われたか否かをチェックする第2のチェック手段と、 この第2のチェック手段のチェックの結果、記録異常が
    発生した場合、当該記録媒体に対して記録異常が発生し
    た記録媒体であることを示す情報を印刷する印刷手段
    と、 前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  7. 【請求項7】 通行者が提示する記録媒体からそれに記
    録されている情報を読取って改札処理を自動的に行なう
    自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態設
    定などを行なう監視装置とからなる自動改札システムに
    おいて、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第1の通行制御手段と、 前記第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    記録媒体に対して所定の情報を記録する記録手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 このチェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、前記第1の読取手段で読取った読取情報および
    前記記録手段で記録した記録情報を他の自動改札装置に
    対して送信する第1の送信手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、当該記録異常の記録媒体を他の自動改札装置に
    提示するよう前記通行者に対して案内する案内手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、その異常内容を記憶する記憶手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、その異常内容を前記監視装置に対して送信する
    第2の送信手段とからなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記提示された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  8. 【請求項8】 入場側に設置され、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第1の通行制御手段と、 前記第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    記録媒体に対して所定の情報を記録する記録手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 このチェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、少なくとも当該記録異常の記録媒体と特定でき
    る情報をあらかじめ出場が予想される出場側の自動改札
    装置に対して送信する送信手段とからなる第1の自動改
    札装置と、 出場側に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者が提示する記録媒体からそれに記録されている情
    報を読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記提示された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第2の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  9. 【請求項9】 通行者によって投入部に投入された記録
    媒体を取込んで受取部まで搬送する第1の記録媒体搬送
    手段と、 この第1の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第1の読取手段
    と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    搬送される記録媒体に対して所定の情報を記録する記録
    手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 前記記録手段による情報の記録時、前記搬送される記録
    媒体が斜め搬送されているか否かを検知する検知手段
    と、 この検知手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検
    知した場合、前記チェック手段のチェック結果が正常で
    あっても当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定
    手段と、 この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の判定
    手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
    る第1の通行制御手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、前記第1の読取手段で読
    取った読取情報および前記記録手段で記録した記録情報
    を他の自動改札装置に対して送信する送信手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、当該記録異常の記録媒体
    を他の自動改札装置に投入するよう前記通行者に対して
    案内する案内手段とからなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第2の記録媒体搬送手段と、 この記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体からそ
    れに記録されている情報を読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記投入された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第4の判定手段と、 この第4の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を投入した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  10. 【請求項10】 通行者によって投入部に投入された記
    録媒体を取込んで受取部まで搬送する第1の記録媒体搬
    送手段と、 この第1の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第1の読取手段
    と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    搬送される記録媒体に対して所定の情報を記録する第1
    の記録手段と、 この第1の記録手段による情報の記録が正常に行なわれ
    たか否かをチェックするチェック手段と、 前記第1の記録手段による情報の記録時、前記搬送され
    る記録媒体が斜め搬送されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検
    知した場合、前記チェック手段のチェック結果が正常で
    あっても当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定
    手段と、 この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の判定
    手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
    る第1の通行制御手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、前記第1の読取手段で読
    取った読取情報および前記第1の記録手段で記録した記
    録情報を他の自動改札装置に対して送信する送信手段
    と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、当該記録異常の記録媒体
    を他の自動改札装置に投入するよう前記通行者に対して
    案内する案内手段とからなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第2の記録媒体搬送手段と、 この第2の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第2の読取手段
    と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記投入された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第4の判定手段と、 この第4の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体に対して前記受信手段で受信
    した記録情報を記録する第2の記録手段と、 この第2の記録手段による記録情報の記録が正常に行な
    われたか否かをチェックする第2のチェック手段と、 この第2のチェック手段のチェックの結果、記録異常が
    発生した場合、当該記録媒体に対して記録異常が発生し
    た記録媒体であることを示す情報を印刷する印刷手段
    と、 前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を提示した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  11. 【請求項11】 通行者が投入する記録媒体からそれに
    記録されている情報を読取って改札処理を自動的に行な
    う自動改札装置と、この自動改札装置の状態監視や状態
    設定などを行なう監視装置とからなる自動改札システム
    において、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第1の記録媒体搬送手段と、 この第1の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第1の読取手段
    と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    搬送される記録媒体に対して所定の情報を記録する記録
    手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 前記記録手段による情報の記録時、前記搬送される記録
    媒体が斜め搬送されているか否かを検知する検知手段
    と、 この検知手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検
    知した場合、前記チェック手段のチェック結果が正常で
    あっても当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定
    手段と、 この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の判定
    手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
    る第1の通行制御手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、前記第1の読取手段で読
    取った読取情報および前記記録手段で記録した記録情報
    を他の自動改札装置に対して送信する第1の送信手段
    と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、当該記録異常の記録媒体
    を他の自動改札装置に提示するよう前記通行者に対して
    案内する案内手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、その異常内容を記憶する記憶手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、その異常内容を前記監視装置に対して送信する
    第2の送信手段とからなる第1の自動改札装置と、 前記第1の自動改札装置と同一領域内に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第2の記録媒体搬送手段と、 この第2の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第2の読取手段
    と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記投入された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第4の判定手段と、 この第4の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を投入した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
  12. 【請求項12】 入場側に設置され、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第1の記録媒体搬送手段と、 この第1の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第1の読取手段
    と、 この第1の読取手段で読取った情報に基づき前記記録媒
    体の有効性を判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果が有効であるとき、前記
    搬送される記録媒体に対して所定の情報を記録する記録
    手段と、 この記録手段による情報の記録が正常に行なわれたか否
    かをチェックするチェック手段と、 前記記録手段による情報の記録時、前記搬送される記録
    媒体が斜め搬送されているか否かを検知する検知手段
    と、 この検知手段が記録媒体が斜め搬送されていることを検
    知した場合、前記チェック手段のチェック結果が正常で
    あっても当該記録媒体を記録異常と判定する第2の判定
    手段と、 この第2の判定手段の判定結果あるいは前記第1の判定
    手段の判定結果に応じて前記通行者の通行可否を制御す
    る第1の通行制御手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、記録異常が発生し
    た場合、あるいは、前記第2の判定手段で当該記録媒体
    が記録異常と判定された場合、少なくとも当該記録異常
    の記録媒体と特定できる情報をあらかじめ出場が予想さ
    れる出場側の自動改札装置に対して送信する送信手段と
    からなる第1の自動改札装置と、 出場側に設置され、 前記第1の自動改札装置から送信される情報を受信する
    受信手段と、 通行者によって投入部に投入された記録媒体を取込んで
    受取部まで搬送する第2の記録媒体搬送手段と、 この第2の記録媒体搬送手段で搬送される前記記録媒体
    からそれに記録されている情報を読取る第2の読取手段
    と、 この第2の読取手段で読取った情報と前記受信手段で受
    信した情報とに基づき、前記投入された記録媒体が前記
    第1の自動改札装置において記録異常となった記録媒体
    か否かを判定する第3の判定手段と、 この第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    ない場合、前記第2の読取手段で読取った情報に基づき
    前記記録媒体の有効性を判定する第4の判定手段と、 この第4の判定手段の判定結果に応じて前記通行者の通
    行可否を制御する第2の通行制御手段と、 前記第3の判定手段の判定結果、記録異常の記録媒体で
    あった場合、その記録媒体を投入した通行者に対して通
    行可とするよう前記第2の通行制御手段を制御する制御
    手段とからなる第2の自動改札装置と、 を具備したことを特徴とする自動改札システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053010A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社東芝 自動改札システム及び自動改札機
CN105279800A (zh) * 2015-10-20 2016-01-27 中铁程科技有限责任公司 身份证检票方法和系统

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