JPH0997356A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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Publication number
JPH0997356A
JPH0997356A JP7277182A JP27718295A JPH0997356A JP H0997356 A JPH0997356 A JP H0997356A JP 7277182 A JP7277182 A JP 7277182A JP 27718295 A JP27718295 A JP 27718295A JP H0997356 A JPH0997356 A JP H0997356A
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JP
Japan
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ticket
medium
ticket medium
media
received
Prior art date
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Application number
JP7277182A
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English (en)
Inventor
Susumu Hashimoto
進 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚組み合わせられた乗車券が使用されたと
きでもスムーズな改札処理ができる自動改札装置を提供
すること。 【解決手段】単数枚または複数枚の乗車券媒体を受け取
る受取手段(12)と;乗車券媒体に記録されている情
報を読み取る読取手段(36a、36b)と;読み取ら
れた結果に応じて所定の乗車券媒体をプールするプール
手段(42)と;通行の可否を判定するとともに通行の
許可または阻止を行う通行判定手段(100、20)
と;プールされた乗車券媒体が複数枚存在するとき、こ
れら乗車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれ
ないように揃える揃え手段(60)と;前記乗車券媒体
を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排出する
排出手段(14)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通機関の駅な
どに設置され、乗降客の所持する普通乗車券、定期券、
ストアードフェアカードなどの乗車券媒体を自動的に改
札処理する自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通機関の駅などには自動改札装
置が普及されてる。自動改札装置では投入された乗車券
に記録されている磁気情報を読み取り、通行の可否を判
定するともに必要に応じて投入された乗車券に磁気情報
の記録またはパンチなどの処理を施す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記説明した
従来の自動改札装置は、複数枚組み合わせられた乗車券
を巧く処理できないという問題点があった。以下このこ
とについて詳しく説明する。
【0004】乗車券には、普通乗車券、定期券、ストア
ードフェアカード(即ちプリペイドカード)などさまざ
まの種類のものが存在し、これら乗車券はサイズもさま
ざまである。利用者は状況に応じてこれらを乗車券を複
数枚組み合わせて使用することができる。例えば、A駅
→B駅→C駅の順に駅が存在するとする。このとき、B
駅→C駅間乗車可能な定期券を所持した者が、A駅→B
駅間乗車可能な普通乗車券を購入し、A駅から乗車しC
駅で降車する場合、A駅では前記乗車券により入場判定
が行われ、C駅では前記乗車券および前記定期券により
出場判定が行われる。つまり、C駅では途中経路の不正
乗車がないかどうかチェックされる。
【0005】ところが、上記説明したように複数枚の乗
車券を取り扱う場合、投入された券を排出、即ち返却す
るときに一枚ずつ排出すると、受取に時間がかかるため
スムーズな改札処理ができないので自動改札装置の処理
能力が低下する。また、一括して返却しようとすると乗
車券によってサイズが異なるため、例えば大きいサイズ
の乗車券に小さいサイズの乗車券が隠れてしまい、取り
損なわれるなどの問題があった。
【0006】この発明の目的は、複数枚組み合わせられ
た乗車券が使用されたときでもスムーズな改札処理がで
きる自動改札装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札装置
は、単数枚または複数枚の乗車券媒体を受け取る受取手
段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されている情
報を読み取る読取手段と;前記読み取られた結果に応じ
て所定の乗車券媒体をプールするプール手段と;前記読
み取られた情報に基づいて通行の可否を判定するととも
に通行の許可または阻止を行う通行判定手段と;前記プ
ール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在すると
き、これら乗車券媒体を一括して排出するときに取り損
なわれないように所定の順に並び変えて揃える揃え手段
と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または前記揃えら
れた状態で排出する排出手段とを備えている。
【0008】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた結果に応じて所定の乗車券媒体
をプールするプール手段と;前記読み取られた情報に基
づいて通行の可否を判定するとともに通行の許可または
阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段により通
行可能と判定されたとき、必要に応じて前記受け取られ
た乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前記プー
ル手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在すると
き、これら乗車券媒体を一括して排出するときに取り損
なわれないように所定の順に並びかえて揃える揃え手段
と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または前記揃えら
れた状態で排出する排出手段とを備えている。
【0009】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしていないときこの乗車券媒体を
プールするプール手段と;前記プール手段に一枚の乗車
券媒体がプールされており、この一枚の乗車券媒体の乗
車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗車券媒体
の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗車券媒体
がプールされており、これら複数枚の乗車券媒体の乗車
可能区間の組み合わせが条件を満たしていないとき他の
乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初に受け取
られた乗車券媒体に記録されている情報を基に、または
最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手段に従って
受け取られた乗車券媒体とに記録されている情報を総合
して、通行の可否を判定するとともに通行の許可または
阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段により通
行が許可された場合、必要に応じて前記受け取られた乗
車券媒体に所定の情報の記録を行う記録手段と;前記プ
ール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在すると
き、これら乗車券媒体を一括して排出するときに取り損
なわれないように所定の順に並びかえて揃える揃え手段
と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または前記揃えら
れた状態で排出する排出手段とを備えている。
【0010】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記乗車券媒
体が受け取られると所定期間乗車券媒体の受け取りを禁
止する禁止手段と;前記受け取られた乗車券媒体が単数
枚のときにはこの乗車券媒体に記録されている情報を読
み取り、前記受け取られた乗車券媒体が複数枚のときに
は一枚ずつこれら乗車券媒体に記録されている情報を読
み取る読取手段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録
されている情報のうち乗車可能区間の条件だけが満たさ
れていないとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重
ならないようにプールするプール手段と;前記プール手
段に一枚の乗車券媒体がプールされており、この一枚の
乗車券媒体の乗車可能区間が条件を満たしていないと
き、前記禁止手段による乗車券媒体の受け取り禁止を解
除し他の乗車券媒体の投入を所定時間要求し、前記プー
ル手段に複数枚の乗車券媒体がプールされており、これ
ら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合わせが条
件を満たしていないとき、前記禁止手段による乗車券媒
体の受け取り禁止を解除し他の乗車券媒体の投入を所定
時間要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒
体に記録されている情報を基に、または最初に受け取ら
れた乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗
車券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可
否を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行
判定手段と;前記通行判定手段により通行が許可された
場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所定
の情報の記録を行う記録手段と;前記プール手段にプー
ルされた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車
券媒体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これ
ら乗車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれな
いように所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記
乗車券媒体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態
で排出する排出手段とを備えている。
【0011】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記読み取られた情報に基づいて通行の可否を判
定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判定手
段と;前記通行判定手段により通行可能と判定されたと
き、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所定の
処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールされた
乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒体を
前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗車券
媒体を一括して排出するときに取り損なわれないように
所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車券媒
体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排出す
る排出手段とを備え、前記受け取られた乗車券媒体が一
枚でこの一枚の乗車券媒体に記録されている情報により
通行が許可されたときには、この乗車券媒体を前記プー
ル手段にプールせず、前記揃え手段で揃えずに排出す
る。
【0012】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
たとき、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗
車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれないよ
うに所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車
券媒体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排
出する排出手段とを備え、前記受け取られた乗車券媒体
が一枚でこの一枚の乗車券媒体に記録されている情報の
うち特定の条件が満たされていないとき、他の乗車券媒
体の投入を要求せず、この乗車券媒体を前記プール手段
にプールせず、前記揃え手段で揃えずに排出する。
【0013】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
た場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗
車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれないよ
うに所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記一括
または一枚ずつ受け取られた乗車券媒体の総合判定によ
り通行が許可されたときこれら乗車券媒体を前記揃え手
段で揃えて一括して排出し、前記一括して受け取られた
乗車券媒体の総合判定により通行不可と判定されたとき
これら乗車券媒体を前記揃え手段で揃えて一括して排出
し、前記一枚ずつ受け取られた乗車券媒体の総合判定に
より通行不可と判定されたときこれら乗車券媒体を一枚
ずつ排出する排出する排出手段とを備えている。
【0014】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
た場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在し、これら乗車券媒体によ
る通行が許可されたときには、前記読み取られた情報か
らこれら乗車券媒体のサイズを判断し、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗
車券媒体を一括して排出するときに特定の乗車券媒体が
見落とされないようにこれら乗車券媒体を所定の順に並
びかえ重ねて揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数
枚で排出、または前記揃えられた状態で排出する排出手
段とを備えている。
【0015】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
た場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これた乗
車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれないよ
うに所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車
券媒体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排
出する排出手段とを備え、前記受取手段で一括または一
枚ずつ受け取られた乗車券媒体の枚数が自動改札装置の
処理許容枚数を越えたときには、通行の可否判定を行わ
ずにこれら受け取られた乗車券媒体を一括または一枚ず
つ排出する。
【0016】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
た場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗
車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれないよ
うに所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車
券媒体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排
出する排出手段とを備え、前記受取手段で一括または一
枚ずつ受け取られた乗車券媒体の枚数が前記プール手段
の許容枚数を越えたときには、通行の可否判定を中止ま
たは中断して、前記受け取られた乗車券媒体または前記
プールされた乗車券媒体を前記揃え手段で揃えて一括ま
たは一枚ずつ排出する。
【0017】この発明の自動改札装置は、単数枚の乗車
券媒体の受け取り、または複数枚の乗車券媒体を一枚ず
つあるいは一括して受け取る受取手段と;前記受け取ら
れた乗車券媒体に記録されている情報を読み取る読取手
段と;前記読み取られた乗車券媒体に記録されている情
報が所定の条件を満たしているとき、この乗車券媒体を
他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプール手
段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされ
ており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を
満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前
記プール手段に複数枚の乗車券媒体がプールされてお
り、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合
わせが条件を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入
を要求する要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体
に記録されている情報を基に、または最初に受け取られ
た乗車券媒体と前記要求手段に従って受け取られた乗車
券媒体とに記録されている情報を総合して、通行の可否
を判定するとともに通行の許可または阻止を行う通行判
定手段と;前記通行判定手段により通行可能と判定され
た場合、必要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所
定の処理を施す処理手段と;前記プール手段にプールさ
れた乗車券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒
体を前記プール手段から所定の順に取り出し、これら乗
車券媒体を一括して排出するときに取り損なわれないよ
うに所定の順に並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車
券媒体を単数枚で排出、または前記揃えられた状態で排
出する排出手段とを備え、前記受取手段で受け取られた
乗車券媒体の中に有効期限が切れたような無効券または
情報の読取ができないような異常券が含まれていること
が判明したとき、通行の可否判定を中止または中断し前
記無効券または前記異常券を排出するとともに、前記プ
ール手段にプールされている乗車券媒体が存在するとき
にはプールされている乗車券媒体を排出する。
【0018】上記手段を講じた結果、この発明の自動改
札装置においては、複数枚組み合わせられたサイズの異
なる乗車券媒体が投入されたときでも、これら乗車券媒
体の組み合わせによる有効性が判断されるとともに、排
出時にはこれら複数枚の乗車券媒体が利用者に取り損な
われないように、つまり見落とされないようにサイズ順
に並び変えられて一括されて排出される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】図1は、この発明の一実施の形態に係る自
動改札装置の外観を概略的に示す図である。
【0021】自動改札装置の本体10には、駅構内への
入場時または駅構外への出場時に乗車券媒体、即ち普通
乗車券、定期券、回数券、プリペイドカードなどが投入
される投入口12と、この投入口12で受入れられた乗
車券媒体を排出する排出口14とがそれぞれ設けられて
いる。ここでいう乗車券媒体は、所定の情報、例えば、
有効期限情報および乗車可能区間情報が所定の形式で磁
気記録されたものである。
【0022】投入口12は複数枚重ねられたサイズの異
なる乗車券媒体、例えば、普通乗車券と定期券との一括
投入が可能な投入口である。なお、この実施の形態では
このような一括投入が可能な投入口12を備えた自動改
札装置として説明するが、この発明は一枚ずつの投入の
みを受け付ける投入口を備えた自動改札装置にも適用で
きる。排出口14は複数枚揃え重なられた乗車券媒体の
排出が可能な排出口であるとともに、一枚ずつの排出も
行う。
【0023】投入口12の近傍には、定期券等の投入を
阻止するための後に図示するシャッタが設けられてい
る。また、投入口12の前方には、利用者に対して種々
の案内、例えば、後述する乗車券媒体の追加投入指示な
どを表示する表示部16が設けられている。さらに、投
入口12の下部には、この自動改札装置の通路の案内を
表示する図示しない通路案内表示部13が設けられてい
る。排出口14の前方には、利用者に対して種々の案内
を表示する表示部18が設けられている。
【0024】自動改札装置の本体10の側面部には、閉
じることにより乗車券媒体の投入者の通過を阻止するた
めのドア部20が設けられている。また、自動改札装置
の本体10の上部には、自動改札装置の本体10に対応
する通路を区別させるための仕切りになるフレーム22
が設けられている。
【0025】このフレーム22には小児券の投入、無効
券および異常券の投入や機器の異常を知らせるための表
示器26が設けられている。さらに、本体10の側面部
とフレーム22には、利用者の通過を検知する人間検知
センサ24が複数設けられている。人間検知センサ24
は、利用者の通過を検知するものであり、透過型、反射
型などが用いられる。但し、透過型の場合、対抗する別
の本体に設けられた発光部からの光が導かれるようにな
っている。
【0026】なお、上記した無効券とは、ここで説明す
る自動改札装置でこの券に記録されている磁気情報の読
み取りはできるが、他の乗車券媒体と組み合わせても使
用できない券のことである。例えば、有効期限が切れた
乗車券がこれに該当する。上記した異常券とは、ここで
説明する自動改札装置でこの券の情報の読み取りができ
ない券である。例えば、記録形式の異なるクレジットカ
ード、磁気記録が施されていない乗車券がこれに該当す
る。
【0027】図2は、図1に示す自動改札装置の内部機
構を概略的に示す図である。
【0028】投入口12と排出口14との間には、投入
口12から投入された乗車券媒体を排出口14に搬送す
る主搬送路32が形成されている。この主搬送路32上
には、この搬送路32を搬送される乗車券媒体を検知す
るセンサ、即ち、投入口12から投入された乗車券媒体
を検知する投入口センサ90、排出口に排出された乗車
券媒体を検知する排出口センサ92などが複数設けられ
ている。
【0029】投入口12から主搬送路32への入り口に
は、所定期間乗車券媒体の投入を禁止するシャッタ28
が設けられている。この自動改札装置では複数枚の組み
合わせによる乗車券媒体処理ができる一方、どの乗車券
媒体とどの乗車券媒体とが同一利用者によって投入され
たものか区別する必要がある。そこで、シャッタ28に
より、例えば、乗車券媒体が単数枚投入または複数枚一
括投入されると次券の投入が禁止される。
【0030】主搬送路32の搬送経路上には投入口12
から排出口14に沿い順に、一括または一枚ずつ投入さ
れた乗車券媒体を一枚ずつ取り込む取込ローラ33、取
り込まれた乗車券媒体を整列する整列部34、乗車券媒
体の磁気記録層に磁気記録された情報を読み取る読取ヘ
ッド36aおよび36b、乗車券媒体の表裏を常に統一
して送り出す反転部38、情報の書込前に乗車券媒体を
プールする書込前プール部42、乗車券媒体に所定の磁
気情報を記録する書込ヘッド46、記録磁気ヘッド46
で記録された情報を確認するための読取ヘッド48、乗
車券媒体にパンチ処理を施すパンチ処理部50および5
2、乗車券媒体の通過を検知する検知センサ54、乗車
券媒体の上面に印刷記録を施すサーマルヘッド56、乗
車券媒体の下面に印刷記録を施すサーマルヘッド58、
複数枚の乗車券媒体をサイズ順に揃える一括プール部6
0などが設けられている。
【0031】整列部34では、投入口12に投入された
乗車券媒体の所定方向が搬送方向となり、かつ片側基準
となるような整列が施される。
【0032】反転部38には振分ゲート39が設けられ
ており、乗車券媒体が逆さまで投入されたときには、こ
の振分ゲート39により乗車券媒体が主搬送路32から
反転部38に引き込まれるとともに反転されて主搬送路
32に戻される。乗車券媒体が逆さまで投入されたか否
かは、読取ヘッド36aまたは36bのどちらで情報の
読取がなされたかにより判断される。
【0033】書込前プール部42は、複数枚の組み合わ
せによる乗車券媒体の有効性、例えば、乗車可能区間を
チェックするために、または有効性のチェックがなされ
た後で情報の記録(書き換え)を施すために必要に応じ
て乗車券媒体をプールするものである。
【0034】この書込前プール部42には、振分ゲート
43、プール搬送路44、ストッパ45などが設けられ
ており、振分ゲート43により乗車券媒体が主搬送路か
らプール搬送路44に引き込まれ、引き込まれた乗車券
媒体がストッパ45により停止されプールされる。この
とき、プール搬送路44には乗車券媒体が複数毎重なら
ないように、つまり一枚ずつ別のプール搬送路44にプ
ールされるようになっている。プールされた乗車券媒体
は、乗車券媒体のサイズ順に主搬送路32に戻される。
つまり、この書込前プール部では、乗車券媒体がサイズ
順に並び変えられる。
【0035】プールが必要な乗車券媒体と必要でない乗
車券媒体との区別は、読取ヘッド36aまたは36bで
読み取られた情報に基づき判断される。プールが必要な
乗車券媒体とは、例えば乗車券媒体に記録されている乗
車可能区間の情報だけが条件を満たしていない場合であ
る。つまり、他の乗車券媒体との総合判定が可能な場合
である。乗車券媒体が無効券または異常券あるときには
プールされない。複数枚投入された乗車券媒体の中に無
効券または異常券が含まれているときには、投入された
乗車券媒体の通行判定処理を中止または中断するととも
に、自動改札装置内の乗車券媒体を排出する。
【0036】また、受け取られた乗車券媒体が一枚でこ
の一枚の乗車券媒体だけで通行が許可されるきには、つ
まり、この一枚の乗車券媒体に記録されている情報、例
えば有効期限情報、乗車可能区間情報が条件を満たせ
ば、この乗車券媒体を書込前プール部42にプールせず
一括プール部60にもプールせず(揃えず)、通行を許
可するとともに排出する。さらに、受け取られた乗車券
媒体が一枚でこの一枚の乗車券媒体に記録されている情
報の内、所定の情報が条件を満たしていないとき、例え
ば有効期間情報が条件を満たしていないとき、つまり、
他の乗車券媒体と組み合わせて使用できないような乗車
券媒体であることが判明したときには、他の乗車券媒体
の投入を要求せずに書込前プール部42にプールせず一
括プール部60にもプールせず(揃えず)、通行を禁止
するとともに排出する。
【0037】乗車券媒体の表面に印字記録が必要な場
合、例えば投入された乗車券媒体が普通乗車券のときに
は、振分ゲート51によりサーマルヘッド56に搬送さ
れる。乗車券媒体の裏面に印刷記録が必要な場合、例え
ば投入された乗車券媒体がストアードフェアカードの場
合には、振分ゲート51によりサーマルヘッド58に搬
送される。
【0038】一括プール部60には、一括プールローラ
61、振分ゲート62、検知センサ63などが設けられ
ており、排出サイズの異なる複数の乗車券媒体の一括排
出時に特定の乗車券媒体が取り損なわれないように、つ
まり見落とされないようにこれらサイズの異なる複数の
乗車券媒体をサイズ順に並び変えて重ねて揃える機構で
ある。
【0039】ここで、乗車券媒体の種類とサイズについ
て説明する。各乗車券媒体のサイズ(mm単位)は、普通
乗車券:30×57.5、定期券およびプリペイドカー
ド:57.5×85、大型券:57.5×85などであ
る。このようなサイズの異なる乗車券媒体の複数枚組み
合わせを処理した場合、排出時に一枚ずつ排出している
と、スムーズな改札処理の妨げとなる。ところが、一括
してまとめて排出すると、サイズの大きい券の影に隠れ
てサイズの小さい券が見落とされ、取り損なわれること
がある。
【0040】そこで、この一括プール部60により、次
のようにして乗車券媒体が揃えられ排出される。例え
ば、普通乗車券、定期券、および大型券が一括または一
枚ずつ投入され書込前プール部42にプールされている
とする(この実施の形態では書込前プール部42には二
枚までしかプールできないように図示されているが、二
枚以上プールできるようにしてもよい)。このとき、サ
イズの大きい乗車券媒体から順に、即ち大型券、定期
券、普通乗車券の順に書込前プール部42から排出され
主搬送路32上を搬送されることになる。
【0041】まず、大型券が搬送されこの大型券が検知
センサ54により検知されると、一括プールローラ61
の回転が開始されるとともに、振分ゲート64による一
括プールローラ61への大型券の取り込みが所定時間行
われる。これにより大型券が一括プールローラ61に取
り込まれる。取り込まれた大型券が検知センサ63によ
り検知されると、一括プールローラ61の回転が停止さ
れる。つまり、一括プールローラ61の所定位置に大型
券が一時プールされたことになる。
【0042】次に、定期券が搬送されこの定期券が検知
センサ54により検知されると、先にプールされた大型
券の先端とこの定期券の先端が一致するように、一括プ
ールローラ61の回転が開始されるとともに、振分ゲー
ト64による一括プールローラ61への定期券の取り込
みが所定時間行われる。これにより定期券の先端と大型
券の先端とが一致した状態で、かつ大型券の上に定期券
が重ねられた状態で一括プールローラ61に取り込まれ
る。取り込まれた大型券および定期券が検知センサ63
により検知されると、一括プールローラ61の回転が停
止される。つまり、一括プールローラ61の所定位置に
大型券と定期券とが重ねられ、かつ先端が一致された状
態で一時プールされたことになる。
【0043】最後に、普通乗車券が搬送されこの普通乗
車券が検知センサ54により検知されると、先にプール
された大型券および定期券の先端とこの普通乗車券との
先端が一致するように、一括プールローラ61の回転が
開始されるとともに、振分ゲート64による一括プール
ローラ61への普通乗車券の取り込みが所定時間行われ
る。これにより大型券、定期券、および普通乗車券の先
端が一致した状態で、かつ大型券、定期券、普通乗車券
の順に重ねられた状態で一括プールローラ61に取り込
まれる。このとき、書込前プール部42に乗車券媒体が
プールされていなければ、一括プールローラ61の回転
が停止されずに、一括プールローラ61に取り込まれた
乗車券媒体が排出される。
【0044】このようにして重なられた複数の乗車券媒
体が排出されると、これら乗車券媒体を受け取る者側か
ら見てすべての乗車券媒体が認識できる。よって、サイ
ズの異なる乗車券媒体をサイズ順に揃え一括排出するこ
とにより、スムーズな改札処理が実現できるとともに、
乗車券媒体の取り損ないも防止できる。
【0045】振分ゲート66は、乗車券媒体の種類によ
って排出と回収とに振り分けるゲートである。例えば、
定期券は排出され、駅構内から出場するときの普通乗車
券は回収される。振分ゲート66により回収された乗車
券媒体は、乗車券媒体の種類に応じて振分ゲート68に
より第1集札箱70と第2集札箱72とに振り分けられ
回収される。
【0046】また、この自動改札装置の本体10には、
各部を駆動するためのモータが複数取り付けられてお
り、例えば、乗車券媒体を搬送するローラを駆動するメ
インモータ(ステッピングモータ、サーボモータなど)
74、一括プールローラを駆動するステッピングモータ
76、乗車券媒体を排出口14に搬送するインダクショ
ンモータ78が設けられている。
【0047】図3は、図2のように構成された自動改札
装置の制御系を概略的に示すブロック図である。
【0048】自動改札装置全体を制御する主制御部10
0には、主制御部100の制御プログラムを記憶してい
るROM102と、乗車券媒体から読み取った情報の記
憶および制御プログラムのバッファとして情報を記憶す
るRAM104などが設けられている。この主制御部1
00によって読み取られた乗車券媒体の情報を基に通行
の可否判定処理が行われる。例えば、複数の乗車券媒体
の組み合わせによる改札処理も行われる。
【0049】主制御部100には、通行の可否判定に応
じてドア部20を開閉するドアドライバ106と、利用
者の通行を検知する人間検知センサ24を制御する人間
検知センサ制御部108と、通路案内表示部13、投入
口12近傍の表示部16、および排出口14近傍の表示
部18の表示内容を制御する表示制御部110と、搬送
インターフェース112を介して乗車券媒体を搬送する
搬送部を制御する搬送制御部114と、種々の情報を音
声で案内するスピーカ116からの音声案内を制御する
音声案内制御部118と、自動改札装置を監視する図示
しない監視盤と接続するための監視盤インターフェース
120などが接続されている。
【0050】図4は、乗車券媒体を搬送する搬送部を制
御する搬送制御部を概略的に示すブロック図である。
【0051】搬送部全体を制御する搬送制御部200に
は、投入口12から投入された乗車券を検知するととも
に必要に応じてシャッタ28により乗車券媒体の投入を
禁止する投入部202、整列部34、読取ヘッド36a
および36bから成る磁気読取部204、書込前プール
部38、書込ヘッド46から成る磁気書込部206、読
取ヘッド48から成る磁気書込確認部208、振分ゲー
ト51により振分られサーマルヘッド58側に搬送され
た乗車券媒体(ストアードフェアカードなど)を処理す
るストアードフェア部210、サーマルヘッド56およ
び58から成る転写印字部212、パンチ処理部50お
よび52から成るパンチ部214、一括プール部60、
排出口14に排出される乗車券媒体の検知などを行う排
出部214、第1集札箱70および第2集札箱72から
成る集札部216などが接続されている。
【0052】次に図5〜図9のフローチャートを用いて
図1〜図4で説明した自動改札装置による乗車券媒体の
処理について説明する。ここでは、一例として、普通乗
車券と定期券とが一括投入される場合について説明する
が、この発明はこれに限定されるものではない。
【0053】まず、上記説明したように普通乗車券と定
期券とが一括して投入される(ステップST12)。な
お、一枚ずつの投入しか受け付けない自動改札装置の場
合には、一枚ずつ投入されることになる。
【0054】乗車券媒体が一括して投入されると、投入
口センサ90が投入された乗車券媒体を検知するととも
に(ステップST14)、投入口12に設けられたシャ
ッタ28が閉じて他の乗車券媒体の投入を禁止する(ス
テップST16)。これは、ここで投入された乗車券媒
体と次の者、つまり次の利用者によって投入される乗車
券媒体と区別するためである。
【0055】投入された乗車券媒体が検知され、排出口
センサ92により乗車券媒体が検知されていなければ
(ステップST18、Yes)、一括投入された乗車券
媒体が一枚ずつ取込ローラ33により取り込まれる(ス
テップST20)。排出口センサ92により乗車券媒体
が検知されていると(ステップST18、No)、一括
投入された乗車券媒体は取り込まれない。これは、排出
時に他人の乗車券媒体との混同を防ぐためである。
【0056】乗車券媒体(例えば2枚投入された内の普
通乗車券媒体)が取り込まれると(ステップST2
0)、この取り込まれた乗車券媒体が整列部34によっ
て整列される(ステップST22)。そして、整列され
た乗車券媒体に磁気記録されている情報が読取ヘッド3
6aまたは36bによって読み取られる(ステップST
24)この磁気情報の読み取りにより、この乗車券媒体
が無効券または異常券であることが判明した場合には
(ステップST26、Yes)、書込前プール部42ま
たは一括プール部60にプールされずに、通行が阻止さ
れこの乗車券媒体を排出するとともに、この乗車券媒体
と同時に一括投入された他の乗車券媒体も排出される
(ステップST28)。
【0057】また、フローチャートには記載されていな
いが、投入された乗車券媒体が一枚でこの一枚の乗車券
媒体だけで通行が許可される場合には、書込前プール部
42または一括プール部60にはプールされずに、通行
が許可され投入された乗車券媒体が排出される。さら
に、投入された乗車券媒体が一枚でこの一枚の乗車券媒
体の有効期限が切れており、他の乗車券媒体との組み合
わせ判定が不能であるときにも、書込前プール部42ま
たは一括プール部60にはプールされずに、通行が阻止
され投入された乗車券媒体が排出される。以上の処理に
より、自動改札装置による改札処理をスムーズにするこ
とができる。
【0058】ステップST24の磁気情報の読み取りに
より、つまり、読取ヘッド36aにより磁気情報の読み
取りがなされたのか、または読取ヘッド36bにより磁
気情報の読み取りがなされたのかにより、この乗車券媒
体の磁気記録面である裏面が下にされて搬送されたの
か、または裏面が上にされて搬送されたのかが判明する
(ステップST30)。
【0059】乗車券媒体の裏面が上にされて搬送された
ときには(ステップST30、No)、この乗車券媒体
の表裏を反転する反転部38に導くための振分ゲート3
9による反転部38への取込が所定時間行われる(ステ
ップST32)。反転部38に取り込まれた乗車券媒体
には、表裏反転がなされる(ステップST34)。つま
り、裏面が下にされて主搬送路32に戻される。
【0060】裏面が下にされた乗車券媒体は、必要に応
じて書込前プール部42にプールされる(ステップST
36)。ここで、必要に応じてとは、例えば、ステップ
ST12で投入された乗車券媒体が一枚で、この一枚の
乗車券媒体だけで所定の条件を満たす場合、つまり、こ
の一枚の乗車券媒体で通行が許可されるような場合に
は、乗車券媒体はプールされずに排出される。
【0061】次に、ステップST12で一括投入され取
り込まれていない乗車券媒体が取り込まれる(ステップ
ST38)。このとき、取り込まれていない乗車券媒体
が複数枚ある場合には、一枚ずつ取り込まれる。また、
一枚ずつの投入しか受付ない自動改札装置の場合には、
このときに次券投入が要求されることになり、この要求
に従って利用者は乗車券媒体を投入することになる。
【0062】ステップST38で乗車券媒体が取り込ま
れ、ステップST12で一括投入された乗車券媒体の取
込が完了すると、投入口センサ90がオフになる(ステ
ップST40)。そして、ステップST38で取り込ま
れた乗車券媒体が整列部34によって整列される(ステ
ップST42)。そして、整列された乗車券媒体に磁気
記録されている情報が読取ヘッド36aまたは36bに
よって読み取られる(ステップST44)この磁気情報
の読み取りにより、この乗車券媒体が無効券または異常
券であることが判明した場合には(ステップST46、
Yes)、この乗車券媒体を排出するとともに、この乗
車券媒体と同時に一括投入された乗車券媒体、すなわち
書込前プール部42にプールされている乗車券媒体も排
出される(ステップST48)。これは自動改札装置に
よる改札処理をスムーズにするためである。
【0063】ステップST44の磁気情報の読み取りに
より、つまり、読取ヘッド36aにより磁気情報の読み
取りがなされたのか、または読取ヘッド36bにより磁
気情報の読み取りがなされたのかにより、この乗車券媒
体の磁気記録面である裏面が下にされて搬送されたの
か、または裏面が上にされて搬送されたのかが判明する
(ステップST50)。
【0064】乗車券媒体の裏面が上にされて搬送された
ときには(ステップST50、No)、この乗車券媒体
の表裏を反転する反転部38に導くための振分ゲート3
9による反転部38への取込が所定時間行われる(ステ
ップST52)。反転部38に取り込まれた乗車券媒体
には、表裏反転がなされる(ステップST54)。つま
り、裏面が下にされて主搬送路32に戻される。裏面が
下にされた乗車券媒体は、書込前プール部42にプール
される(ステップST56)。
【0065】この時点で書込前プール部42にプールさ
れた複数枚の総合反転により通行が許可されない場合、
つまり、プールされた乗車券媒体の組み合わせによる乗
車可能区間が条件を満たしていないような場合には、シ
ャッタ28による乗車券投入の禁止が解除され、次券の
投入が要求される。この次券投入の要求は、表示部16
に表示されるとともに、スピーカ116により音声案内
される。この次券投入の要求に従って次券が投入される
と、ステップST12以降の処理がなされる。
【0066】逆に、この時点で書込前プール部42にプ
ールされた複数枚の乗車券媒体の総合判定により通行が
許可される場合、つまり、プールされた乗車券媒体の有
効期限が有効であり、プールされた乗車券媒体の組み合
わせによる乗車可能区間が条件を満たしているような場
合には次の処理に移る。
【0067】書込前プール部42にプールされた乗車券
媒体による総合判定で通行が許可されるときには、書込
前プール部42にプールされている乗車券媒体のサイズ
順取出し処理が開始される(ステップST58)。ま
ず、最初にサイズの大きい乗車券媒体、即ちこの場合に
は定期券が取り出される(ステップST60)。
【0068】この取り出された乗車券媒体に対して必要
に応じて所定の情報が記録(書込)される(ステップS
T62)。所定の情報が書き込まれた乗車券媒体に対し
て、書き込まれた情報の内容確認、即ち書き込まれた磁
気情報の内容が読み出される(ステップST64)。さ
らに、必要に応じて乗車券媒体に印刷記録、パンチ処理
などが施される(ステップST66)。但し、この場合
の乗車券媒体は定期券なので、ステップST66の処理
は省略される。
【0069】ステップST64の処理、またはステップ
ST66の処理が完了すると、乗車券媒体は主搬送路3
2を搬送され、検知センサ54により検知される(ステ
ップST68、Yes)。すると、タイマがセットされ
(ステップST70)、タイマカウントがなされ(ステ
ップST72)、一括プール部60に乗車券媒体を取り
込むための振分ゲート62による一括プール部60への
取込が所定時間行われるとともに(ステップST7
4)、一括プールローラ61が回転される(ステップS
T76)。そして、一括プールローラ61に乗車券媒体
が取り込まれる(ステップST78)。
【0070】書込前プール部42に乗車券媒体が残って
いる場合おり(ステップST80、Yes)、一括プー
ル部内の検知センサ63により乗車券媒体が検知される
と(ステップST82、Yes)、一括プールローラ6
1が停止される(ステップST84)。これは、次に搬
送される乗車券媒体と先端を揃えるためである。
【0071】そして、サイズの小さい乗車券媒体、即ち
この場合には普通乗車券が取り出される(ステップST
86)。この取り出された乗車券媒体に対して必要に応
じて所定の情報が記録(書込)される(ステップST8
8)。即ち、所定の情報が書き込まれる。所定の情報が
書き込まれた乗車券媒体に対して、書き込まれた情報の
内容確認、即ち書き込まれた磁気情報の内容が読み出さ
れる(ステップST90)。さらに、必要に応じて乗車
券媒体に印刷記録、パンチ処理などが施される(ステッ
プST92)。
【0072】ステップST92の処理が完了すると、乗
車券媒体は主搬送路32を搬送され、検知センサ54に
より検知される(ステップST94、Yes)。する
と、タイマがセットされ(ステップST96)、タイマ
カウントがなされ(ステップST98)、一括プール部
60に乗車券媒体を取り込むための振分ゲート62によ
る一括プール部60への取込が所定時間行われる(ステ
ップST100)。
【0073】ステップST100と同時に、一括プール
ローラ61にプールされている乗車券媒体と次にプール
される乗車券媒体とが揃うように一括プールローラ61
が回転される(ステップST102)。そして、一括プ
ールローラ61にプールされている乗車券媒体と次にプ
ールされる乗車券媒体とが揃えられるようにして、例え
ば先端が揃えられて一括プールローラ61に乗車券媒体
が取り込まれる(ステップST104)。
【0074】書込前プール部42に乗車券媒体が残って
いなければ(ステップST106、No)、ステップS
T104で一括プールローラ61に取り込まれた乗車券
媒体を排出するための振分ゲート62による排出口14
への排出が所定時間行われる(ステップST108)。
このとき、次券の投入を許可する如く投入口12に設け
られたシャッタ28が開く(ステップST110)。
【0075】一括プールローラ61で揃えられた乗車券
媒体、つまり、ステップST12で投入された定期券券
と普通乗車券が排出口に搬送され(ステップST11
2)、排出口センサ92により検知され(ステップST
114)、排出される(ステップST116)。このと
き、乗車券媒体は取り損なわれないように、つまりサイ
ズの小さい普通乗車券がサイズの大きい定期券に隠れな
いように揃えられて排出される。
【0076】ここで乗車券媒体の排出について説明す
る。
【0077】上記説明したような複数枚の乗車券媒体を
一括して取り扱う自動改札装置では、乗車券媒体の排出
時に投入された乗車券媒体を確実に投入した人に返却す
る必要がある。そのために、例えば、次のような排出方
法が採られる。
【0078】一括して投入された乗車券媒体に対して通
行判定処理された場合、投入された乗車券媒体を揃えて
一括して排出。一括して投入された乗車券媒体は同一人
により投入されているはずなので一括して排出する。
【0079】数回に分けて投入された乗車券媒体に対し
て通行判定処理され通行が許可された場合、数回に分け
て投入された乗車券媒体を揃えて一括して排出。数回に
分けて投入された乗車券媒体であっても、通行判定処理
で通行が許可されたときには、乗車可能区間が連続して
いるということなので、同一人により投入された可能性
が極めて高いとして一括して排出する。
【0080】数回に分けて投入された乗車券媒体に対し
て通行判定処理され通行が許可されない場合、数回に分
けて投入された乗車券媒体を一枚ずつ排出。数回に分け
て投入された乗車券媒体で、通行判定処理で通行が許可
されないときには、同一人により投入された可能性が低
いので取り間違えられないように一枚ずつ排出する。
【0081】上記のように投入された状態および乗車券
媒体の判定結果に応じて、乗車券媒体の排出方法を変え
ることにより、乗車券媒体の取り間違えを防止するとと
もにスムーズな改札処理が可能となる。
【0082】次に投入された乗車券媒体が自動改札装置
の処理許容枚数を越えたときの処理について説明する。
【0083】一括または一枚ずつ投入された乗車券媒体
が書込前プール部42または一括プール部60のプール
許容枚数を越えた場合には、通行の可否判定を行わずに
投入された乗車券媒体を排出する。また、次券投入の要
求に従って投入された乗車券媒体により書込前プール部
42および一括プール部60の許容枚数を越えた場合も
同様に排出される。これは、自動改札処理を妨げないよ
うにするためである。
【0084】次に、投入された乗車券媒体中に通行が許
可される乗車券媒体以外に別の乗車券媒体が含まれてい
る場合について説明する。
【0085】例えば、乗車券媒体Aと乗車券媒体Bの組
み合わせにより乗車可能な区間を乗車する場合に、乗車
券媒体Aと乗車券媒体B以外に乗車券媒体Cが投入され
た場合、仮に乗車券媒体が無効券または異常券でなくと
も、これら乗車券媒体による通行は禁止される。これに
より、改札処理をスムーズにすることができる。
【0086】なお、この実施の形態では、普通乗車券と
定期券とが、つまり二枚の乗車券媒体が一括して投入さ
れる場合について説明したが、この発明はこれに限定さ
れるものではない。つまり、この発明は、二枚以上の様
々な乗車券媒体による通行判定を行うとともに、これら
乗車券媒体を揃えて排出する場合に適用できる。例え
ば、乗車可能区間が連続した複数枚の定期券とプリペイ
ドカードとの組み合わせによる通行判定を行うととも
に、これら乗車券媒体を揃えて排出する。
【0087】
【発明の効果】
(1)複数枚組み合わせられたサイズの異なる乗車券媒
体が投入されたときでも、これら乗車券媒体の組み合わ
せによる有効性が判断されるとともに、排出時にはこれ
ら複数枚の乗車券媒体が利用者に取り損なわれないよう
に、つまり見落とされないようにサイズ順に並び変えら
れて一括されて排出されるので、排出された複数枚の乗
車券媒体を素早く受け取ることができ、スムーズな改札
処理が可能となる。
【0088】(2)必要に応じて乗車券媒体の受け取り
を禁止するので、複数枚組み合わせられた乗車券媒体処
理時に他人の乗車券媒体とを区別することができ、改札
処理の混乱を防止することができる。
【0089】(3)必要に応じて乗車券媒体の追加投入
を要求するので、利用者が一括投入を怠った場合でも、
要求に従って追加投入を行うことができるので、スムー
ズな改札処理が可能となる。
【0090】(4)乗車券媒体が一枚だけ投入され、こ
の投入された一枚の乗車券媒体だけで通行の可否判定が
できるときには、この投入された一枚の乗車券媒体だけ
で通行の可否判定がなされ、この乗車券媒体をプールせ
ずかつ揃えずに排出するので、迅速な通行可否判定がで
きスムーズな改札処理が可能となる。
【0091】(5)一括または一枚ずつ受け取られた乗
車券媒体の総合判定により通行が許可されたときこれら
乗車券媒体を揃えて一括して排出し、一括して受け取ら
れた乗車券媒体の総合判定により通行不可と判定された
ときこれら乗車券媒体を揃えて一括して排出し、一枚ず
つ受け取られた乗車券媒体の総合判定により通行不可と
判定されたときこれら乗車券媒体を一枚ずつ排出する。
つまり、投入された状態および乗車券媒体の判定結果に
応じて、乗車券媒体の排出方法を変えることにより、乗
車券媒体の取り間違えを防止するとともにスムーズな改
札処理が可能となる。
【0092】(6)一括または一枚ずつ投入された乗車
券媒体が書込前プール部42または一括プール部60の
プール許容枚数を越えた場合には、通行の可否判定を行
わずに投入された乗車券媒体を排出する。また、次券投
入の要求に従って投入された乗車券媒体により書込前プ
ール部42および一括プール部60の許容枚数を越えた
場合も同様に排出される。これにより、自動改札処理を
妨げることなくスムーズな改札処理が可能となる。
【0093】(7)受け取られた乗車券媒体の中に無効
券または異常券が含まれていることが判明したとき、通
行の可否判定を中止または中断し前記無効券または前記
異常券を排出するとともに、書込前プール部42または
一括プール部60に乗車券媒体が存在するときにはこれ
ら乗車券媒体も排出する。これにより、自動改札処理を
妨げることなく、スムーズな改札処理が可能となる。
【0094】以上より、複数枚組み合わせられた乗車券
が使用されたときでもスムーズな改札処理ができる自動
改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る自動改札装置の
外観を概略的に示す図。
【図2】図1に示す自動改札装置の内部機構を概略的に
示す図。
【図3】図2のように構成された自動改札装置の制御系
を概略的に示すブロック図。
【図4】乗車券媒体を搬送する搬送部を制御する搬送制
御部を概略的に示すブロック図。
【図5】乗車券媒体の処理を説明するフローチャートそ
の1。
【図6】乗車券媒体の処理を説明するフローチャートそ
の2。
【図7】乗車券媒体の処理を説明するフローチャートそ
の3。
【図8】乗車券媒体の処理を説明するフローチャートそ
の4。
【図9】乗車券媒体の処理を説明するフローチャートそ
の5。
【符号の説明】
10…自動改札装置本体 12…投入口(受取手段、要求手段) 14…排出口(排出手段) 13…通路案内表示部 16、18…表示部 20…ドア部(通行判定手段) 28…シャッタ(禁止手段) 36a、36b、48…読取ヘッド(読取手段) 42…書込前プール部(プール手段) 46…書込ヘッド(処理手段、記録手段) 50、52…パンチ処理部(処理手段、記録手段) 56、58…サーマルヘッド(処理手段、記録手段) 60…一括プール部(揃え手段) 61…一括プールローラ(揃え手段) 100…主制御部(通行判定手段) 116…スピーカ(要求手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単数枚または複数枚の乗車券媒体を受け取
    る受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録され
    ている情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた結
    果に応じて所定の乗車券媒体をプールするプール手段
    と;前記読み取られた情報に基づいて通行の可否を判定
    するとともに通行の許可または阻止を行う通行判定手段
    と;前記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚
    存在するとき、これら乗車券媒体を一括して排出すると
    きに取り損なわれないように所定の順に並び変えて揃え
    る揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または
    前記揃えられた状態で排出する排出手段と;を備えたこ
    とを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた結果
    に応じて所定の乗車券媒体をプールするプール手段と;
    前記読み取られた情報に基づいて通行の可否を判定する
    とともに通行の許可または阻止を行う通行判定手段と;
    前記通行判定手段により通行可能と判定されたとき、必
    要に応じて前記受け取られた乗車券媒体に所定の処理を
    施す処理手段と;前記プール手段にプールされた乗車券
    媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒体を一括し
    て排出するときに取り損なわれないように所定の順に並
    びかえて揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で
    排出、または前記揃えられた状態で排出する排出手段
    と;を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    ないときこの乗車券媒体をプールするプール手段と;前
    記プール手段に一枚の乗車券媒体がプールされており、
    この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が条件を満たして
    いないとき他の乗車券媒体の投入を要求し、前記プール
    手段に複数枚の乗車券媒体がプールされており、これら
    複数枚の乗車券媒体の乗車可能区間の組み合わせが条件
    を満たしていないとき他の乗車券媒体の投入を要求する
    要求手段と;最初に受け取られた乗車券媒体に記録され
    ている情報を基に、または最初に受け取られた乗車券媒
    体と前記要求手段に従って受け取られた乗車券媒体とに
    記録されている情報を総合して、通行の可否を判定する
    とともに通行の許可または阻止を行う通行判定手段と;
    前記通行判定手段により通行が許可された場合、必要に
    応じて前記受け取られた乗車券媒体に所定の情報の記録
    を行う記録手段と;前記プール手段にプールされた乗車
    券媒体が複数枚存在するとき、これら乗車券媒体を一括
    して排出するときに取り損なわれないように所定の順に
    並びかえて揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚
    で排出、または前記揃えられた状態で排出する排出手段
    と;を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記乗車券媒体が受け取られると所定期間
    乗車券媒体の受け取りを禁止する禁止手段と;前記受け
    取られた乗車券媒体が単数枚のときにはこの乗車券媒体
    に記録されている情報を読み取り、前記受け取られた乗
    車券媒体が複数枚のときには一枚ずつこれら乗車券媒体
    に記録されている情報を読み取る読取手段と;前記読み
    取られた乗車券媒体に記録されている情報のうち乗車可
    能区間の条件だけが満たされていないとき、この乗車券
    媒体を他の乗車券媒体と重ならないようにプールするプ
    ール手段と;前記プール手段に一枚の乗車券媒体がプー
    ルされており、この一枚の乗車券媒体の乗車可能区間が
    条件を満たしていないとき、前記禁止手段による乗車券
    媒体の受け取り禁止を解除し他の乗車券媒体の投入を所
    定時間要求し、前記プール手段に複数枚の乗車券媒体が
    プールされており、これら複数枚の乗車券媒体の乗車可
    能区間の組み合わせが条件を満たしていないとき、前記
    禁止手段による乗車券媒体の受け取り禁止を解除し他の
    乗車券媒体の投入を所定時間要求する要求手段と;最初
    に受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基
    に、または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手
    段に従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている
    情報を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の
    許可または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手
    段により通行が許可された場合、必要に応じて前記受け
    取られた乗車券媒体に所定の情報の記録を行う記録手段
    と;前記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚
    存在するとき、これら乗車券媒体を前記プール手段から
    所定の順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出
    するときに取り損なわれないように所定の順に並びかえ
    て揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、
    または前記揃えられた状態で排出する排出手段と;を備
    えたことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    るとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならない
    ようにプールするプール手段と;前記読み取られた情報
    に基づいて通行の可否を判定するとともに通行の許可ま
    たは阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段によ
    り通行可能と判定されたとき、必要に応じて前記受け取
    られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前記
    プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在する
    とき、これら乗車券媒体を前記プール手段から所定の順
    に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出するとき
    に取り損なわれないように所定の順に並びかえて揃える
    揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または前
    記揃えられた状態で排出する排出手段とを備え、 前記受け取られた乗車券媒体が一枚でこの一枚の乗車券
    媒体に記録されている情報により通行が許可されたとき
    には、この乗車券媒体を前記プール手段にプールせず、
    前記揃え手段で揃えずに排出することを特徴とする自動
    改札装置。
  6. 【請求項6】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    るとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならない
    ようにプールするプール手段と;前記プール手段に一枚
    の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗車
    券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗車
    券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒体
    の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていないと
    き他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初に
    受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基に、
    または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手段に
    従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている情報
    を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の許可
    または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段に
    より通行可能と判定されたとき、必要に応じて前記受け
    取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前
    記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在す
    るとき、これら乗車券媒体を前記プール手段からサイズ
    順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出すると
    きに取り損なわれないようにサイズ順に並びかえて揃え
    る揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または
    前記揃えられた状態で排出する排出手段とを備え、 前記受け取られた乗車券媒体が一枚でこの一枚の乗車券
    媒体に記録されている情報のうち有効期間が満たされて
    いないとき、他の乗車券媒体の投入を要求せず、この乗
    車券媒体を前記プール手段にプールせず、前記揃え手段
    で揃えずに排出することを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    るとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならない
    ようにプールするプール手段と;前記プール手段に一枚
    の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗車
    券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗車
    券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒体
    の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていないと
    き他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初に
    受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基に、
    または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手段に
    従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている情報
    を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の許可
    または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段に
    より通行可能と判定された場合、必要に応じて前記受け
    取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前
    記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在す
    るとき、これら乗車券媒体を前記プール手段からサイズ
    順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出すると
    きに取り損なわれないようにサイズ順に並びかえて揃え
    る揃え手段と;前記一括または一枚ずつ受け取られた乗
    車券媒体の総合判定により通行が許可されたときこれら
    乗車券媒体を前記揃え手段で揃えて一括して排出し、前
    記一括して受け取られた乗車券媒体の総合判定により通
    行不可と判定されたときこれら乗車券媒体を前記揃え手
    段で揃えて一括して排出し、前記一枚ずつ受け取られた
    乗車券媒体の総合判定により通行不可と判定されたとき
    これら乗車券媒体を一枚ずつ排出する排出する排出手段
    と;を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  8. 【請求項8】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    るとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならない
    ようにプールするプール手段と;前記プール手段に一枚
    の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗車
    券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗車
    券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒体
    の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていないと
    き他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初に
    受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基に、
    または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手段に
    従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている情報
    を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の許可
    または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段に
    より通行可能と判定された場合、必要に応じて前記受け
    取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前
    記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在
    し、これら乗車券媒体による通行が許可されたときに
    は、前記読み取られた情報からこれら乗車券媒体のサイ
    ズを判断し、これら乗車券媒体を前記プール手段からサ
    イズ順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出す
    るときに特定の乗車券媒体が見落とされないようにこれ
    ら乗車券媒体をサイズ順に並びかえ重ねて揃える揃え手
    段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または前記揃え
    られた状態で排出する排出手段と;を備えたことを特徴
    とする自動改札装置。
  9. 【請求項9】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または複
    数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取る
    受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録されて
    いる情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗車
    券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たしてい
    るとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならない
    ようにプールするプール手段と;前記プール手段に一枚
    の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗車
    券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗車
    券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒体
    の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていないと
    き他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初に
    受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基に、
    または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手段に
    従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている情報
    を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の許可
    または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手段に
    より通行可能と判定された場合、必要に応じて前記受け
    取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段と;前
    記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚存在す
    るとき、これら乗車券媒体を前記プール手段から所定の
    順に取り出し、これた乗車券媒体を一括して排出すると
    きに取り損なわれないように所定の順に並びかえて揃え
    る揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、または
    前記揃えられた状態で排出する排出手段とを備え、 前記受取手段で一括または一枚ずつ受け取られた乗車券
    媒体の枚数が自動改札装置の処理許容枚数を越えたとき
    には、通行の可否判定を行わずにこれら受け取られた乗
    車券媒体を一括または一枚ずつ排出することを特徴とす
    る自動改札装置。
  10. 【請求項10】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または
    複数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取
    る受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録され
    ている情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗
    車券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たして
    いるとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならな
    いようにプールするプール手段と;前記プール手段に一
    枚の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券
    媒体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗
    車券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗
    車券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていない
    とき他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初
    に受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基
    に、または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手
    段に従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている
    情報を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の
    許可または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手
    段により通行可能と判定された場合、必要に応じて前記
    受け取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段
    と;前記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚
    存在するとき、これら乗車券媒体を前記プール手段から
    所定の順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出
    するときに取り損なわれないように所定の順に並びかえ
    て揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、
    または前記揃えられた状態で排出する排出手段とを備
    え、 前記受取手段で一括または一枚ずつ受け取られた乗車券
    媒体の枚数が前記プール手段の許容枚数を越えたときに
    は、通行の可否判定を中止または中断して、前記受け取
    られた乗車券媒体または前記プールされた乗車券媒体を
    前記揃え手段で揃えて一括または一枚ずつ排出すること
    を特徴とする自動改札装置。
  11. 【請求項11】単数枚の乗車券媒体の受け取り、または
    複数枚の乗車券媒体を一枚ずつあるいは一括して受け取
    る受取手段と;前記受け取られた乗車券媒体に記録され
    ている情報を読み取る読取手段と;前記読み取られた乗
    車券媒体に記録されている情報が所定の条件を満たして
    いるとき、この乗車券媒体を他の乗車券媒体と重ならな
    いようにプールするプール手段と;前記プール手段に一
    枚の乗車券媒体がプールされており、この一枚の乗車券
    媒体の乗車可能区間が条件を満たしていないとき他の乗
    車券媒体の投入を要求し、前記プール手段に複数枚の乗
    車券媒体がプールされており、これら複数枚の乗車券媒
    体の乗車可能区間の組み合わせが条件を満たしていない
    とき他の乗車券媒体の投入を要求する要求手段と;最初
    に受け取られた乗車券媒体に記録されている情報を基
    に、または最初に受け取られた乗車券媒体と前記要求手
    段に従って受け取られた乗車券媒体とに記録されている
    情報を総合して、通行の可否を判定するとともに通行の
    許可または阻止を行う通行判定手段と;前記通行判定手
    段により通行可能と判定された場合、必要に応じて前記
    受け取られた乗車券媒体に所定の処理を施す処理手段
    と;前記プール手段にプールされた乗車券媒体が複数枚
    存在するとき、これら乗車券媒体を前記プール手段から
    サイズ順に取り出し、これら乗車券媒体を一括して排出
    するときに取り損なわれないようにサイズ順に並びかえ
    て揃える揃え手段と;前記乗車券媒体を単数枚で排出、
    または前記揃えられた状態で排出する排出手段とを備
    え、 前記受取手段で受け取られた乗車券媒体の中に有効期限
    が切れたような無効券または情報の読取ができないよう
    な異常券が含まれていることが判明したとき、通行の可
    否判定を中止または中断し前記無効券または前記異常券
    を排出するとともに、前記プール手段にプールされてい
    る乗車券媒体が存在するときにはプールされている乗車
    券媒体を排出することを特徴とする自動改札装置。
JP7277182A 1995-09-29 1995-09-29 自動改札装置 Pending JPH0997356A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165823A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Toshiba Corp 改札機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165823A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Toshiba Corp 改札機

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