JPH1196416A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

Info

Publication number
JPH1196416A
JPH1196416A JP9275114A JP27511497A JPH1196416A JP H1196416 A JPH1196416 A JP H1196416A JP 9275114 A JP9275114 A JP 9275114A JP 27511497 A JP27511497 A JP 27511497A JP H1196416 A JPH1196416 A JP H1196416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
jam
medium
detected
ticket medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9275114A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yasutake
浩幸 安武
Kousuke Takeda
浩佐 武田
Makoto Takahashi
誠 高橋
Takashi Aoki
崇 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9275114A priority Critical patent/JPH1196416A/ja
Publication of JPH1196416A publication Critical patent/JPH1196416A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた券詰り処理が可能な自動改札装置を提供
すること。 【解決手段】乗車券を受取る受取手段と、乗車券に記録
されている情報を読取り改札処理を実行する改札手段と
(100)、乗車券を返却する返却手段と、受取手段か
ら返却手段へ乗車券を搬送する第1の搬送モード、及び
返却手段から受取手段へ乗車券を搬送する第2の搬送モ
ードにより乗車券を搬送する搬送手段(32、74)
と、乗車券の券詰りを検知する検知手段と(118)、
券詰りが解消されたことを判断する判断手段(142)
と、券詰りが検知されていないとき搬送手段を第1の搬
送モードに制御し、券詰りが検知されているとき搬送手
段による前記乗車券の搬送を中断させ、券詰りが解消さ
れたことが判断されたとき搬送手段を第2の搬送モード
に制御する搬送制御手段(118)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗降客の所持す
る乗車券媒体に記録されたデータを読み取り、この読み
取られたデータを基にして改札処理を行う自動改札装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、乗
降客の所持する乗車券媒体に記録されたデータを読み取
り、この読み取られたデータを基にして改札処理を行う
自動改札装置の設置が進められている。
【0003】このような自動改札装置の中には、複数枚
の乗車券媒体の組み合わせ利用に対応したものが提案さ
れている。乗車券媒体の組み合わせ利用とは、例えば、
定期乗車券と定期乗車券、定期乗車券と普通乗車券、又
は普通乗車券とプリペイドカード等の二枚以上の乗車券
媒体を組み合わせて利用することである。このような複
数枚対応の自動改札装置は、乗換駅における改札処理、
又は入出場チェックを実施しようとする改札処理などで
利用される。
【0004】まず、前者、即ち乗換駅における改集札処
理について説明する。例えば、新幹線と在来線との乗換
では、新幹線から在来線又は在来線から新幹線の乗換の
際に改札を受ける必要がある。このとき、乗客は、乗換
駅を起点又は終点とした在来線の乗車券、及び乗換駅を
終点又は起点とした新幹線の乗車券並びに特急券を所持
していることが前提とされる。前記した複数枚対応の自
動改札装置では、このような在来線の乗車券及び新幹線
の乗車券並びに特急券を受け取り、これら乗車券媒体の
データを基にして乗車区間に不正がないかどうかなどを
チェックし改札処理を行う。
【0005】また、A社の路線とB社の路線との乗換駅
などのケースにも適用される。即ち、前記した複数枚対
応の自動改札装置で、乗換駅を起点又は終点としたA社
の乗車券と、乗換駅を終点又は起点としたB社の乗車券
とを受け取り、これら乗車券のデータを基にして乗車区
間に不正がないかどうかなどをチェックし改札処理を行
う。
【0006】次に、後者、即ち入出場チェックを実施し
ようとする改札処理について説明する。近年、乗車区間
の不正を防止するために改札処理時に入出場チェックを
実施する方法が提案されている。この場合、改札処理時
に、前回入場したことを示す入場情報又は前回出場した
ことを示す出場情報が記録された乗車券媒体に限り出場
又は入場を許可するというものである。例えば、A駅→
B駅→C駅の順に駅が存在するとする。このとき、B駅
→C駅間乗車可能な定期券を所持した乗客が、A駅→B
駅間乗車可能な普通乗車券を購入し、A駅から乗車しC
駅で降車するとする。このとき、C駅での降車には、A
駅で入場したことを示す入場情報が記録されたA駅→B
駅乗車可能な普通乗車券、及びB駅→C駅間乗車可能な
定期券とが必要となる。つまり、C駅に設置された前記
した複数枚対応の自動改札装置では、A駅で入場したこ
とを示す入場情報が記録されたA駅→B駅乗車可能な普
通乗車券、及びB駅→C駅間乗車可能な定期券を受け取
り、これら普通乗車券及び定期券のデータを基にして乗
車区間の不正をチェックするとともに、入場情報が記録
されていることをチェックし、定期券にはこのときの出
場情報を記録して返却するというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような複数枚
対応の自動改札装置は、複数枚の乗車券媒体を受け取り
処理するため、従来の単数枚対応の自動改札装置と比べ
て複雑な構成となっている。そのため、複数枚対応の自
動改札装置は、単数毎対応の自動改札装置に比べて、券
詰りが発生し易い。
【0008】自動改札装置における乗車券媒体の券詰り
は、搬送路を搬送される乗車券媒体を検知する券検知セ
ンサにより検知される。例えば、搬送路上の第1の地点
を通過する乗車券媒体を検知する第1の券検知センサ
と、搬送路上の第2の地点を通過する乗車券媒体を検知
する第2の検知センサとが、自動改札装置に設けられて
いるとする。この場合、第1及び第2の券検知センサの
うちの少なくとも一方により乗車券媒体が所定時間以上
検知され続けたとき第1種の券詰りが検知される。さら
に、第1の券検知センサにより乗車券媒体が検知されて
から所定時間以内に第2の券検知センサにより乗車券媒
体が検知されないとき第2種の券詰りが検知される。
【0009】券詰りが検知されると、乗車券媒体の搬送
は中断される。そして、係員により券詰りを引き起した
乗車券媒体の除去が待たれる。第1種の券詰りが発生し
た場合、券詰りを引き起した乗車券媒体が除去されたか
否かは、第1又は第2の券検知センサからの出力により
判断できる。つまり、第1種の券詰りを引き起した乗車
券媒体が除去されれば、第1又は第2の券検知センサか
ら出力される券検知信号がオフになるからである。
【0010】ところが、第2種の券詰りが発生した場
合、券詰りを引き起した乗車券媒体が除去されたか否か
の判断はできない。なぜなら、第2種の券詰りが検知さ
れた時点で、既に、第1及び第2の券検知センサからの
券検知信号がオフになっているからである。
【0011】このようなことから、第2種の券詰りが発
生した場合、この第2種の券詰りを引き起した乗車券媒
体が完全に除去されないまま、再度、乗車券媒体の搬送
が開始されてしまうことがある。このような場合には、
券詰りの状況が悪化したり、あるいは更なる券詰りを引
き起したりすることがある。
【0012】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、優れた券詰り処理が可能な
自動改札装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の自動改札装置は、以下のよ
うに構成されている。
【0014】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、前記
受取手段により受取られてから前記返却手段により返却
されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知する券
詰り検知手段と、この券詰り検知手段により検知された
券詰りが解消されたことを判断する判断手段と、前記券
詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検知され
ていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モー
ドに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体
の券詰りが検知されているときには、前記搬送手段によ
る前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手段によ
り前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判断され
たときには、前記搬送手段を前記第2の搬送モードに制
御する搬送制御手段とを備えている。
【0015】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、前記
受取手段により受取られてから前記返却手段により返却
されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知する券
詰り検知手段と、この券詰り検知手段により検知された
券詰りが解消されたことを判断する判断手段と、前記券
詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検知され
ていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モー
ドに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体
の券詰りが検知されているときには、前記搬送手段によ
る前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手段によ
り前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判断され
たときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第2の搬
送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手段によ
り前記乗車券媒体の券詰りが検知されなければ、前記搬
送手段を前記第1の搬送モードに制御する搬送制御手段
とを備えている。
【0016】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、前記
受取手段により受取られてから前記返却手段により返却
されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知する券
詰り検知手段と、この券詰り検知手段により検知された
券詰りが解消されたことを判断する判断手段と、前記券
詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検知され
ていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モー
ドに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体
の券詰りが検知されているときには、前記搬送手段によ
る前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手段によ
り前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判断され
たときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第2の搬
送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手段によ
り前記乗車券媒体の券詰りが検知されると、前記搬送手
段による前記乗車券媒体の搬送を中断させる搬送制御手
段とを備えている。
【0017】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送され
たとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒体を
検知する第1の検知手段と、前記搬送手段により前記乗
車券媒体が前記第1の地点と異なる第2の地点に搬送さ
れたとき、この第2の地点に搬送された前記乗車券媒体
を検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段によ
り前記乗車券媒体が検知されてから所定時間以内に前記
第2の検知手段により前記乗車券媒体が検知されないと
き券詰りを検知する券詰り検知手段と、この券詰り検知
手段により検知された券詰りが解消されたことを判断す
る判断手段と、前記券詰り検知手段により前記乗車券媒
体の券詰りが検知されていないときには、前記搬送手段
を前記第1の搬送モードに制御し、前記券詰り検知手段
により前記乗車券媒体の券詰りが検知されているときに
は、前記搬送手段による前記乗車券媒体の搬送を中断さ
せ、前記判断手段により前記乗車券媒体の券詰りが解消
されたことが判断されたときには、前記搬送手段を前記
第2の搬送モードに制御する搬送制御手段とを備えてい
る。
【0018】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送され
たとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒体を
検知する第1の検知手段と、前記搬送手段により前記乗
車券媒体が前記第1の地点と異なる第2の地点に搬送さ
れたとき、この第2の地点に搬送された前記乗車券媒体
を検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段及び
前記第2の検知手段のうちの少なくとも一方により前記
乗車券媒体が所定時間以上検知され続けたとき第1種の
券詰りを検知し、前記第1の検知手段により前記乗車券
媒体が検知されてから所定時間以内に前記第2の検知手
段により前記乗車券媒体が検知されないとき第2種の券
詰りを検知する券詰り検知手段と、この券詰り検知手段
により検知された前記第1種の券詰りが解消されたこと
を判断する第1の判断手段と、前記券詰り検知手段によ
り検知された前記第2種の券詰りが解消されたことを判
断する第2の判断手段と、前記券詰り検知手段により前
記第1種及び前記第2種の券詰りが検知されていないと
きには、前記搬送手段を前記第1の搬送モードに制御
し、前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2
種の券詰りのうちの少なくとも一方が検知されていると
きには、前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記第1の
判断手段により前記第1種の券詰りが解消されたことが
判断されたときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モ
ードに制御し、前記第2の判断手段により前記第2種の
券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
送手段を前記第2の搬送モードに制御する搬送制御手段
とを備えている。
【0019】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送され
たとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒体を
検知する第1の検知手段と、前記搬送手段により前記乗
車券媒体が前記第1の地点と異なる第2の地点に搬送さ
れたとき、この第2の地点に搬送された前記乗車券媒体
を検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段及び
前記第2の検知手段のうちの少なくとも一方により前記
乗車券媒体が所定時間以上検知され続けたとき第1種の
券詰りを検知し、前記第1の検知手段により前記乗車券
媒体が検知されてから所定時間以内に前記第2の検知手
段により前記乗車券媒体が検知されないとき第2種の券
詰りを検知する券詰り検知手段と、この券詰り検知手段
により検知された前記第1種の券詰りが解消されたこと
を判断する第1の判断手段と、前記券詰り検知手段によ
り検知された前記第2種の券詰りが解消されたことを判
断する第2の判断手段と、前記券詰り検知手段により前
記第1種及び前記第2種の券詰りが検知されていないと
きには、前記搬送手段を前記第1の搬送モードに制御
し、前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2
種の券詰りのうちの少なくとも一方が検知されていると
きには、前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記第1の
判断手段により前記第1種の券詰りが解消されたことが
判断されたときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モ
ードに制御し、前記第2の判断手段により前記第2種の
券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
送手段を所定時間だけ前記第2の搬送モードに制御し、
このとき、前記券詰り検知手段により前記第1種の券詰
りが検知されなければ、前記搬送手段を前記第1の搬送
モードに制御する搬送制御手段とを備えている。
【0020】この発明の自動改札装置は、乗車券情報が
記録された乗車券媒体を受取る受取手段と、この受取手
段により受取られた前記乗車券媒体に記録されている前
記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車券情報に基
づき、改札処理を実行する改札手段と、前記受取手段に
より受取られた乗車券媒体を返却する返却手段と、前記
受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体を搬
送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前記受
取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬送モ
ードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送され
たとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒体を
検知する第1の検知手段と、前記搬送手段により前記乗
車券媒体が前記第1の地点と異なる第2の地点に搬送さ
れたとき、この第2の地点に搬送された前記乗車券媒体
を検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段及び
前記第2の検知手段のうちの少なくとも一方により前記
乗車券媒体が所定時間以上検知され続けたとき第1種の
券詰りを検知し、前記第1の検知手段により前記乗車券
媒体が検知されてから所定時間以内に前記第2の検知手
段により前記乗車券媒体が検知されないとき第2種の券
詰りを検知する券詰り検知手段と、この券詰り検知手段
により検知された前記第1種の券詰りが解消されたこと
を判断する第1の判断手段と、前記券詰り検知手段によ
り検知された前記第2種の券詰りが解消されたことを判
断する第2の判断手段と、前記券詰り検知手段により前
記第1種及び前記第2種の券詰りが検知されていないと
きには、前記搬送手段を前記第1の搬送モードに制御
し、前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2
種の券詰りのうちの少なくとも一方が検知されていると
きには、前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記第1の
判断手段により前記第1種の券詰りが解消されたことが
判断されたときには、前記搬送手段を前記第1の搬送モ
ードに制御し、前記第2の判断手段により前記第2種の
券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
送手段を所定時間だけ前記第2の搬送モードに制御し、
このとき、前記券詰り検知手段により前記第1種の券詰
りが検知されると、前記搬送手段による前記乗車券媒体
の搬送を中断させる搬送制御手段とを備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態の一例
について図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明の実施形態の一例に係る
自動改札装置の外観を概略的に示す図である。
【0023】この自動改札装置は、複数枚の乗車券媒体
の組み合わせ利用に対応できるものである。例えば、新
幹線と在来線との乗換駅において、この乗換駅に設置さ
れた自動改札装置は、この乗換駅を起点又は終点とした
在来線の乗車券と、この乗換駅を終点又は起点とした新
幹線の乗車券及び特急券とを受け取り、これら受け取ら
れた乗車券から読み取られたデータを基にして乗車区間
に不正がないかどうか等をチェックし、改札処理を行う
ことができる。なお、上記した乗車区間の連続した乗車
券媒体を関連乗車券と称する。
【0024】図1に示すように、自動改札装置の本体1
0には、駅構内への入場時又は駅構外への出場時に投入
される乗車券媒体を受け取る受取手段としての投入口1
2と、この投入口12で受け取られた乗車券媒体を排出
(返却)する返却手段としての排出口14とが夫々設け
られている。乗車券媒体には、普通乗車券、定期乗車
券、特急券、回数乗車券、及びプリペイドカード等の種
類があり、このような乗車券媒体には、例えば、有効期
限情報及び乗車可能区間情報が所定の形式で磁気記録さ
れている。
【0025】また、この実施の形態では、投入口12
が、複数枚の乗車券媒体の一括投入を受け付けることが
可能な複数枚一括投入対応型の場合と、一枚ずつの乗車
券媒体の投入のみ受け付けることが可能な単数枚投入対
応型の場合とを想定する。勿論、複数枚一括投入対応型
の場合には、一枚ずつの乗車券媒体の投入を受け付ける
ことも可能である。複数枚の乗車券媒体の組み合わせと
しては、定期乗車券と定期乗車券、定期乗車券と特急
券、及び定期乗車券と普通乗車券等が考えられる。さら
に、排出口14は、複数枚の乗車券媒体を一括排出する
ことが可能であり、この場合、排出される複数枚の乗車
券媒体は、重ね揃えられて排出される。この排出口14
からの一括排出については後に詳しく説明する。
【0026】投入口12の近傍には、乗車券媒体の受け
取りを禁止する受取禁止手段としてのシャッタが設けら
れている。このシャッタが所定のタイミングで閉じるこ
とにより、投入口12での乗車券媒体の受け取りが禁止
される。このシャッタの働きにより、他人の乗車券媒体
が連続して投入されるのを防ぐことができる。
【0027】また、投入口12の前方には、利用者に対
して種々の案内を表示する投入口近傍表示部16が設け
られている。この投入口近傍表示部16は、例えば、プ
リペイドカード等の残額を表示する。さらに、投入口1
2の下部には、この自動改札装置の通路の案内を表示す
る通路案内表示部13が設けられている。排出口14の
前方には、利用者に対して種々の案内を表示する排出口
近傍表示部18が設けられている。
【0028】自動改札装置の本体10の側面部には、閉
じることにより乗車券媒体の投入者の通行を阻止するた
めのドア部20が設けられている。また、自動改札装置
の本体10の上部には、自動改札装置の本体10に対応
した通路を区別するための仕切となるフレーム22が設
けられている。このフレーム22には小児券の投入、無
効券及び異常券の投入、並びに機器の異常を知らせるた
めの表示器26が設けられている。さらに、本体10の
側面部とフレーム22には、利用者の通過を検知する人
間検知センサ24が複数設けられている。人間検知セン
サ24は、利用者の通過を検知するものであり、透過
型、反射型等が用いられる。
【0029】なお、無効券とは、他の乗車券媒体と組み
合わせても使用できない券のことである。例えば、有効
期限切れの乗車券媒体がこれに該当する。異常券とは、
この自動改札装置で読み取ることができない券である。
例えば、記録形式の異なるクレジットカード、磁気記録
領域を持たない乗車券がこれに該当する。
【0030】さらに、自動改札装置には、開閉可能なト
ップカバー11が設けられており、このトップカバーを
開けることにより各種メンテナンスを行うことができ
る。例えば、特に、券詰り発生時には、このトップカバ
ー11を開けて、券詰りを起した券を取除く除去作業が
行われる。
【0031】図2は、図1に示す自動改札装置の内部機
構の一例を構造的に示す図である。投入口12と排出口
14との間には、投入口12から投入された乗車券媒体
を排出口14に搬送する媒体搬送手段としての主搬送路
32が形成されている。この主搬送路32上には、この
搬送路32上を搬送される乗車券媒体を検知するセン
サ、例えば、投入口12から投入された乗車券媒体を検
知する投入口センサ90、排出口14に排出された乗車
券媒体を検知する排出口センサ92等が複数設けられて
いる。
【0032】投入口12から主搬送路32への入口に
は、乗車券媒体の受け取りを禁止するシャッタ28が設
けられている。このシャッタ28は、投入口12が複数
枚一括投入対応型の場合でも、単数枚投入対応型の場合
でも、乗車券媒体が投入された瞬間に一旦閉じるように
なっている。これにより、最初に投入された乗車券媒体
と、次に投入される乗車券媒体との区別が可能となる。
【0033】投入口12が単数枚投入対応型の場合に
は、最初に投入された一枚の乗車券媒体だけで改札が許
可されないときに、この投入された乗車券媒体が無効券
又は異常券でないことを条件として、シャッタ28が開
き次の乗車券媒体の投入が所定期間認められる。このと
き、次の乗車券媒体が投入されると、この投入された乗
車券媒体と最初に投入された乗車券媒体の組み合わせに
より改札処理が行われる。
【0034】主搬送路32の搬送経路上には投入口12
から排出口14に沿い順に、一括または1枚ずつ投入さ
れた乗車券媒体を1枚ずつ取り込む取込ローラ33、及
び、取り込まれた乗車券媒体を整列する整列部34が設
けられている。取込ローラ33と整列部34との間に
は、乗車券媒体のサイズを検知するためのサイズ検知セ
ンサ35が設けられている。
【0035】ここで、乗車券媒体の種類とサイズについ
て説明する。乗車券媒体には、普通乗車券や乗り継ぎ乗
車券等のいわゆるエドモンソン券と称される小型乗車
券、定期券およびプリペイドカード等の中型乗車券、及
び特急券などの大型乗車券などがある。これらのサイズ
(mm単位)は、小型乗車券が30×57.5、中型乗車
券が57.5×85、大型乗車券が57.5×120で
ある。
【0036】サイズ検知センサ35は、これらの乗車券
媒体のサイズをセンサ出力に応じて検知するものであ
る。
【0037】整列部34では、投入口12に投入された
乗車券媒体の所定方向が搬送方向とされ、かつ片側基準
となるような整列が施される。
【0038】主搬送路32における整列部34の下流側
には、乗車券媒体が表面投入、すなわち入場駅情報や料
金情報等が印刷処理される面を上に向けて投入された場
合でも、乗車券媒体が裏面投入、すなわち入場駅情報や
料金情報等の磁気情報が記録される磁気記録部を有する
面を上に向けて投入された場合でも磁気情報を読み取れ
るように、乗車券媒体の裏面側に設けられた磁気記録層
に磁気記録された情報を読み取る読取ヘッド36aおよ
び36bが主搬送路32の上下に設けられている。因み
に、この読取ヘッド36aおよび36bは、改札手段と
しての働きを担う。
【0039】また、主搬送路32における読取ヘッド3
6a及び36bの下流側には、乗車券媒体の表裏を統一
して送り出す反転部38を含み、情報の書込前に乗車券
媒体を保留する第1保留部42が設けられている。
【0040】反転部38には、振分ゲート39が設けら
れており、乗車券媒体の表裏を統一するため、必要に応
じて乗車券媒体がこの振分ゲート39により主搬送路3
2から反転部38に引き込まれる。反転部38に引き込
まれた乗車券媒体は、反転路40を搬送されることによ
り反転されて主搬送路32に戻される。乗車券媒体の反
転部38への引き込みの必要性は、乗車券媒体のサイズ
や読取ヘッド36aまたは36bで読み取られた乗車券
媒体の情報で判断される。
【0041】第1保留部42は、複数枚の組み合わせに
よる乗車券媒体の有効性、例えば、乗車可能区間が連続
しているか否かをチェックするために、乗車券媒体を一
時保留するものである。
【0042】この第1保留部42には、振分ゲート4
3、保留搬送路44、ストッパ45などが設けられてい
る。乗車券媒体を保留する場合には、振分ゲート43に
より乗車券媒体が主搬送路32から保留搬送路44に引
き込まれ、引き込まれた乗車券媒体がストッパ45によ
り停止されることにより、保留される。このとき、保留
搬送路44には乗車券媒体が複数毎重ならないように、
つまり1枚ずつ別の保留搬送路44に保留されるように
振り分けゲート43が作動される。保留された乗車券媒
体は、必要に応じた所定の順序で主搬送路32に戻され
る。
【0043】また、主搬送路32における第1保留部4
2の下流側には、乗車券媒体の裏面に設けられた磁気記
録層に所定の磁気情報を記録する書込ヘッド46、書込
ヘッド46で記録された情報を確認するための読取ヘッ
ド48、乗車券媒体にパンチ処理を施すパンチ処理部5
0および52、乗車券媒体の通過を検知する媒体検知手
段としての第1券検知センサ54、インクリボン55に
含まれるインクを乗車券媒体に熱転写して印刷記録を施
すサーマルヘッド56、乗車券媒体の感熱層を加熱する
ことによって発色させて印刷記録を施すサーマルヘッド
58、複数枚の乗車券媒体が投入された際に排出する複
数枚の乗車券媒体を、例えばサイズの大きい乗車券媒体
が下になるように重ねて揃える第2保留部60などが設
けられている。
【0044】感熱層を備えていない乗車券媒体に印字記
録が必要な場合、投入された乗車券媒体は、振分ゲート
51によりサーマルヘッド56に搬送される。そして、
サーマルヘッド56により、インクリボン55からイン
クが乗車券媒体に転写される。
【0045】また、感熱層を備えている乗車券媒体に印
刷記録が必要な場合には、投入された乗車券媒体は、振
分ゲート51によりサーマルヘッド58に搬送される。
そして、サーマルヘッド58により、乗車券媒体が加熱
され、感熱層が発色されることにより、乗車券媒体に印
字記録がなされる。
【0046】第2保留部60には、媒体保留部61、振
分ゲート62、媒体検知手段としての第2券検知センサ
63などが設けられいる。この第2保留部60は、サイ
ズの異なる複数の乗車券媒体の一括排出時に特定の乗車
券媒体が取り損なわれないように、つまり見落とされな
いようにこれらサイズの異なる複数の乗車券媒体をサイ
ズ順に並び換えて重ねて揃える機構である。
【0047】上述したように、小型乗車券、中型乗車
券、及び大型乗車券のようなサイズの異なる複数枚の関
連乗車券を処理した場合、排出時にこれら関連乗車券を
1枚ずつ排出していると、スムーズな改札処理の妨げと
なる。ところが、一括してまとめて排出しようとする
と、サイズの大きい券の影に隠れてサイズの小さい券が
見落とされ、取り損なわれてしまうことがある。
【0048】そこで、この一括プール部60により、次
のようにして乗車券媒体が揃えられ排出される。例え
ば、小型乗車券としての普通乗車券、及び中型乗車券と
しての定期券が一括または1枚ずつ投入され、第1保留
部42に保留されているとする。このとき、サイズの大
きい乗車券媒体から順に、即ち定期券、普通乗車券の順
に第1保留部42から排出され主搬送路32上を搬送さ
れる。
【0049】まず最初に、大型券が搬送されこの大型券
が第1券検知センサ54により検知されると、搬送機構
64が駆動され、振分ゲート62により媒体保留部61
への定期券の取り込みが行われる。取り込まれた定期券
が第2券検知センサ63により検知されると、搬送機構
64の駆動が停止され、媒体保留部61の所定位置に定
期券が一時プールされる。
【0050】次に、第1券検知センサ54により普通乗
車券が検知されると、先にプールされた定期券の先端と
この普通乗車券の先端が一致するように、搬送機構64
が駆動され、振分ゲート62によるプール部61への普
通乗車券の取り込みが行われる。これにより定期券の先
端と普通乗車券の先端とが一致した状態で、かつ定期券
の上に普通乗車券が重ねられた状態で媒体保留部61に
取り込まれる。媒体保留部61に取り込まれた普通乗車
券および定期券が第2券検知センサ63により検知され
ると、搬送機構64の駆動が停止される。つまり、媒体
保留部61の所定位置に普通乗車券と定期券とが重ねら
れ、かつ先端が一致された状態で一時保留されたことに
なる。
【0051】そして、第1保留部42に乗車券媒体が保
留されていなければ、排出ローラ65が回転され、媒体
保留部61に取り込まれた乗車券媒体がすべて排出口1
4に向けて搬送される。
【0052】このようにして重なられた複数の関連乗車
券が排出されると、これら関連乗車券を受け取る者の側
から見て全ての乗車券が確認できる。よって、サイズの
異なる乗車券媒体をサイズ順に揃え一括排出することに
より、スムーズな改札処理が実現できるとともに、乗車
券媒体の取り損ないも防止できる。
【0053】振分ゲート66は、乗車券媒体の種類によ
って排出と回収とに振り分けるゲートである。例えば、
改札の際に、定期券は排出され、駅構内から出場すると
きの普通乗車券は回収される。振分ゲート66により回
収された乗車券媒体は、乗車券媒体の種類に応じて振分
ゲート68により第1集札箱70と第2集札箱72とに
振り分けられ回収される。
【0054】また、この自動改札装置の本体10には、
各部を駆動するためのモータが複数取り付けられておい
る。例えば、乗車券媒体を搬送する搬送ローラを駆動す
るメインモータ(ステッピングモータ、サーボモータな
ど)74、乗車券媒体を排出口14に搬送するインダク
ションモータ78が設けられている。
【0055】さらに、この自動改札装置の本体10に
は、トップカバー開閉検知センサ142が設けられてお
り、トップカバー11の開閉が検知されるようになって
いる。図3は、図1及び図2に示す自動改札装置の内部
構成の一例を機能的に示す図である。
【0056】自動改札装置は、CPU100により全体
が制御される。このCPU100には、CPU100の
制御プログラム等を記憶しているROM102と、乗車
券媒体から読み取った情報の記憶及び制御プログラムの
バッファとして情報を記憶するRAM104と、各駅か
らこの自動改札装置の設置駅までの区間情報及び運賃情
報を記憶している運賃メモリ106と、読取ヘッド36
a及び36bを制御する読取回路108と、書込ヘッド
46を制御する書込回路110と、ベリファイ用の読取
ヘッド48を制御する読取回路112等が接続されてい
る。因みに、改札手段としてのCPU100により、運
賃メモリ106に記憶されている情報を参照して、読取
ヘッド36a又は36bで読み取られた情報に基づき、
改札処理が実行されるものとする。
【0057】さらに、このCPU100には、振分けゲ
ート39、43、51、59、62、66、及び68等
を制御する振分けゲート制御回路114と、サーマルヘ
ッド56及び58を制御するサーマルヘッド制御回路1
16と、媒体検知手段としてのサイズ検知センサ35、
第1券検知センサ54及び第2券検知センサ63、投入
口センサ90、排出口センサ92等の各センサ(35、
54、63、90)からの信号を基に乗車券媒体の搬送
状況を検出する媒体搬送状況検出回路118、乗車券媒
体を搬送するメインモータ74を制御する搬送制御回路
120と、人間検知センサ24からの出力により乗車券
媒体の投入者の通過を検知する通過検知回路122と、
CPU100での通行判定結果に応じてドア部20を駆
動するドア開閉機構124を制御するドア制御回路12
6等が接続されている。なお、CPU100は、サイズ
検知センサ35からの検知信号に基づいて、乗車券媒体
のサイズを検知する。
【0058】さらに、このCPU100には、通路案内
表示部13、投入口近傍表示部16、及び排出口近傍表
示部18等の各表示部を制御する表示制御回路128
と、表示器26を制御する表示器制御回路130と、パ
ンチ処理部50及び52を制御するパンチ処理制御回路
132と、シャッタ28の駆動を制御するシャッタ制御
回路134と、第2保留部60の駆動を制御する第2保
留部制御回路136と、トップカバー開閉検知センサ1
42からの検知信号を検出する検出回路144と、複数
の自動改札装置を一括して監視する監視盤140と接続
するための監視盤インターフェース138等が接続され
ている。
【0059】ここで、媒体搬送状況検出回路118につ
いて説明する。この媒体搬送状況検出回路は、サイズ検
知センサ35、第1券検知センサ54、第2券検知セン
サ63、投入口センサ90、及び排出口センサ92から
出力される信号(券検知信号)に基づき、乗車券媒体の
券詰りを検知する。なお、ここでは、説明を分りやすく
するため、媒体搬送状況検出回路118が、第1券検知
センサ54及び第2券検知センサ63から出力される信
号に基づき、乗車券媒体の券詰りを検知する場合につい
て説明する。因みに、第1券検知センサ54が第1の検
知手段としての働きを担い、この第1券検知センサ54
により乗車券媒体が検知される地点を第1の地点とす
る。また、第2券検知センサ63が第2の検知手段とし
ての働きを担い、この第2券検知センサ63により乗車
券媒体が検知される地点を第2の地点とする。
【0060】媒体搬送状況検出回路118に対して、第
1券検知センサ54及び第2券検知センサ63のうちの
少なくとも一方から、所定時間以上、券検知信号が入力
され続けたとき、この媒体搬送状況検出回路118は、
第1種の券詰りを検知する。つまり、第1券検知センサ
54及び第2券検知センサ63のうちの少なくとも一方
により前記乗車券媒体が所定時間以上検知され続けたと
き第1種の券詰りが検知される。
【0061】媒体搬送状況検出回路118に対して、第
1券検知センサ54から券検知信号が入力され、その
後、所定時間以内に、第2券検知センサ63から券検知
信号が入力されなければ、この媒体搬送状況検出回路1
18は、第2種の券詰りを検知する。つまり、第1券検
知センサ54により乗車券媒体が検知されてから所定時
間以内に第2券検知センサにより乗車券媒体が検知され
たないとき第2種の券詰りが検知される。
【0062】なお、ここでは、第1券検知センサ54及
び第2券検知センサ63からの出力に基づき、第1種の
券詰り及び第2種の券詰りが検知される場合について説
明したが、同様に、サイズ検知センサ35、投入口セン
サ90、及び排出口センサ92からの出力に基づき、第
1種の券詰り及び第2種の券詰りを検知することも可能
である。
【0063】続いて、搬送制御手段としての搬送制御回
路120について説明する。この搬送制御回路120
は、メインモータ74の駆動を制御する。具体的に説明
すると、このメインモータを所定時間だけ正転させた
り、逆転させたりする。このメインモータの駆動は、主
搬送路32に伝達され、結果的に、メインモータの駆動
に従い、主搬送路32が駆動される。
【0064】メインモータが正転されているときには、
乗車券媒体は、投入口12から排出口14の方向へ向っ
て主搬送路32上を搬送される。このような搬送を第1
の搬送モードと称する。また、メインモータが逆転され
ているときには、乗車券媒体は、排出口14から受取口
12の方向へ向って主搬送路32上を搬送される。この
ような搬送を第2の搬送モードと称する。
【0065】次に、図4〜図6のフローチャートを参照
して、上記説明した自動改札装置による改札処理につい
て説明する。図4は、複数枚一括投入対応型の投入口を
備えた自動改札装置における乗車券媒体受取処理を説明
するフローチャート図である。図5は、単数枚投入対応
型の投入口を備えた自動改札装置における乗車券媒体受
取処理を説明するフローチャート図である。図6は、自
動改札装置における改札処理を説明するフローチャート
図である。
【0066】まず、図4を参照して、複数枚一括投入対
応型の投入口を備えた自動改札装置における乗車券媒体
受取処理を説明する。
【0067】自動改札装置による改札処理は、乗車券媒
体の投入により開始される。乗車券媒体に対する処理が
実行されているとき、排出口センサ92により排出され
た乗車券媒体が検知されなくなると(ST10、YE
S)、シャッタ28が開き(ST14)、投入口12へ
の乗車券媒体の投入が許可される。つまり、排出口14
に排出された乗車券媒体が受け取られると(取り除かれ
ると)、次の乗車券媒体の投入が許可されることにな
る。排出口センサ92により排出された乗車券媒体が検
知されているときには(ST10、NO)、シャッタ2
8が閉じ(ST12)、投入口12への次の乗車券媒体
の投入が禁止される。これは、排出口に乗車券媒体が保
留されており、かつ別の乗車券媒体が処理されている段
階で、さらに他の乗車券媒体が投入されることによる、
機器の故障又は媒体処理の混乱等を防ぐためである。
【0068】投入口12に対して乗車券媒体が投入され
ると(ST16、YES)、投入口センサ90により乗
車券媒体が検知され(ST18)、シャッタ28が閉じ
(ST20)次の乗車券媒体の投入が禁止される。ST
16で投入された乗車券媒体が1枚だけの場合には、こ
の1枚の乗車券媒体が取込ローラ33により主搬送路3
2に取り込まれる(ST22)。ST14で投入された
乗車券媒体が複数枚の場合には、これら複数枚の乗車券
媒体を分離するようにして、1枚ずつ取込ローラ33に
より主搬送路32に取り込まれる(ST22)。
【0069】取込ローラ33により取り込まれた乗車券
媒体は整列部34によって整列される。整列された乗車
券媒体は主搬送路32を搬送され、この乗車券媒体に記
録されているデータが読取ヘッド36a又は36bによ
って読み取られる(ST24)。このとき、データの読
取が不能な場合には投入された券が異常券であると判断
され、この異常券と判断された券は即座に排出される。
また、この異常券と判断された券と同時に一括して投入
された券が存在する場合には、この券も即座に排出され
る。このように投入された券が異常券であると判断され
た場合には、当然、通行は許可されない。
【0070】投入された券が異常券でない場合には、読
取ヘッド36a又は36bのどちらの読取ヘッドにより
データの読み取りが行われたかにより、乗車券媒体の表
裏が認識され、必要に応じて反転部38による反転処理
が行われる。さらに、読取ヘッド36a又は36bによ
り読み取られたデータから、乗車券媒体の保留の必要性
が判断される(ST26)。例えば、投入された乗車券
媒体が一枚で、且つこの一枚の乗車券媒体で通行が許可
される場合には、処理時間の短縮ためこの乗車券媒体は
保留されずに次の処理部へと搬送される。つまり、この
ような乗車券媒体のときには、保留の必要性の判断にお
いて保留の必要無しと判断されることになる。なお、自
動改札装置の性能上、投入された乗車券媒体を全て一旦
第1保留部42に保留するようにしてもよい。この場
合、当然、乗車券媒体の保留の必要性の判断は行われな
いことになる。
【0071】読取ヘッド36a又は36bにより読み取
られたデータから、乗車券媒体の保留の必要有りと判断
されると(ST26、YES)、乗車券媒体は第1保留
部42に保留される(ST28)。このとき、乗車券媒
体は一枚ずつ第1保留部42に保留される。投入口セン
サ90により乗車券媒体が検知されなくなると、即ち投
入された乗車券媒体が全て取り込まれると(ST30、
YES)、乗車券媒体受取処理は完了する。投入口セン
サ90により乗車券媒体が検知されていると、即ち投入
された乗車券媒体が全て取り込まれていないときには
(ST30、NO)、ST22の乗車券媒体取込処理が
引き続き行われることになる。なお、投入された乗車券
媒体が全て取り込まれたか否かは、投入口センサ90に
より乗車券媒体が検知されているか否かで監視される。
【0072】次に、図5を参照して、単数枚投入対応型
の投入口を備えた自動改札装置における乗車券媒体受取
処理を説明する。
【0073】乗車券媒体に対する処理が実行されている
とき、排出口センサ92により排出された乗車券媒体が
検知されなくなると(ST40、YES)、シャッタ2
8が開き(ST44)、投入口12への乗車券媒体の投
入が許可される。排出口センサ92により排出された乗
車券媒体が検知されているときには(ST40、N
O)、シャッタ28が閉じ(ST42)、投入口12へ
の次の乗車券媒体の投入が禁止される。
【0074】投入口12に対して乗車券媒体が投入され
ると(ST46、YES)、投入口センサ90により乗
車券媒体が検知され(ST48)、シャッタ28が閉じ
(ST50)次の乗車券媒体の投入が禁止される。ST
46で投入された乗車券媒体は取込ローラ33により主
搬送路32に取り込まれる(ST52)。
【0075】取込ローラ33により取り込まれた乗車券
媒体は整列部34によって整列される。整列された乗車
券媒体は主搬送路32を搬送され、この乗車券媒体に記
録されているデータが読取ヘッド36a又は36bによ
って読み取られる(ST54)。このとき、データの読
取が不能な場合には投入された券が異常券であると判断
され、この異常券と判断された券は即座に排出される。
また、この異常券と判断された券と同時に一括して投入
された券が存在する場合には、この券も即座に排出され
る。このように投入された券が異常券であると判断され
た場合には、当然、通行は許可されない。
【0076】投入された券が異常券でない場合には、読
取ヘッド36a又は36bのどちらの読取ヘッドにより
データの読み取りが行われたかにより、乗車券媒体の表
裏が認識され、必要に応じて反転部38による反転処理
が行われる。さらに、読取ヘッド36a又は36bによ
り読み取られたデータから、乗車券媒体の保留の必要性
が判断される(ST56)。例えば、投入されたこの一
枚の乗車券媒体で通行が許可される場合には、処理時間
の短縮ためこの乗車券媒体は保留されずに次の処理部へ
と搬送される。つまり、通行判定が許可されるような乗
車券媒体のときには、保留の必要性の判断において保留
の必要無しと判断されることになる。なお、自動改札装
置の性能上、投入された乗車券媒体は全て一旦第1保留
部42に保留するようにしてもよい。この場合、当然、
乗車券媒体の保留の必要性の判断は行われないことにな
る。
【0077】読取ヘッド36a又は36bにより読み取
られたデータから、乗車券媒体の保留の必要有りと判断
されると(ST56、YES)、つまり、この一枚の乗
車券媒体だけで通行が許可されない場合には、乗車券媒
体は第1保留部42に保留される(ST58)。また、
この一枚の乗車券媒体だけで通行が許可されないのであ
るから、この乗車券媒体に関連した関連乗車券の受取の
必要性有りと判断される(ST60、YES)。このよ
うに、関連乗車券の受取の必要性有りの判断が下される
と(ST60、YES)、シャッタ28が開き(ST6
2)、例えば、投入口近傍表示部16に関連乗車券の投
入を要求するメッセージが表示される(ST64)。
【0078】この要求に従って、乗車券媒体が投入され
ると、再びST46〜ST64が実行される。勿論、S
T60において関連乗車券の受取の必要無しの判断が下
されると(ST60、NO)、乗車券媒体受取処理は完
了する。関連乗車券の受取の必要無しの判断は、例え
ば、受け取れた複数の乗車券媒体により通行が許可され
るような場合である。
【0079】次に、図6を参照して、改札処理について
説明する。
【0080】図4及び図5で説明したような乗車券媒体
受取処理(ST100)により受け取られた乗車券媒体
から読み取られた情報を基にして通行判定処理が実行さ
れる(ST102)。ここで言う通行判定処理とは、一
枚の乗車券媒体による判定は勿論のこと、複数枚の乗車
券媒体による総合判定を含むものである。この通行判定
処理では、例えば、受け取られた乗車券媒体により乗車
区間が満たされているか、さらには受け取られた乗車券
媒体の有効期限が切れていないか等がチェックされる。
この通行判定処理は、CPU100により実行されるも
のとする。因みに、図5で説明した乗車券媒体受取処理
では、ST60において通行判定処理が行われる。
【0081】通行判定処理の結果、受け取れた乗車券媒
体による通行が許可されない場合には(ST104、Y
ES)、ドア制御回路126及びドア開閉機構124に
より、ドア部20が駆動され、通行者の通行が阻止され
る(ST126)。この場合、受け取られた乗車券媒体
は全て一括して排出される(ST122)。
【0082】通行判定処理の結果、通行が拒否されない
限り(ST104、NO)、次の処理に移る。第1保留
部42に乗車券媒体が保留されている場合には(ST1
06、YES)、この第1保留部42から乗車券媒体が
取り出され搬送される(ST108)。このとき、第1
保留部42に保留されている乗車券媒体は、サイズ順に
(大きいサイズの乗車券媒体から順に)取り出され搬送
されるものとする。つまり、複数枚の乗車券媒体を排出
したとき、小さいサイズの乗車券媒体が大きいサイズの
乗車券媒体の影に隠れないように、サイズ順に取り出さ
れ搬送されるものとする。
【0083】この搬送された乗車券媒体に対して、何ら
かのデータの書き込みが必要な場合には(ST110、
YES)、データの書き込みが行われ(ST112)、
書き込まれたデータがベリファイされ(ST114)、
第2保留部60に保留される(ST116)。
【0084】このとき、第1保留部42にまだ乗車券媒
体が保留されている場合には(ST118、YES)、
ST112以降の処理が繰り返される。第1保留部42
に保留された乗車券媒体が無くなると(ST118、N
O)、第2保留部60から乗車券媒体が取り出され搬送
され(ST120)排出される(ST122)。勿論、
このとき、排出口センサ92により排出された乗車券媒
体が検出されることになる(ST124)。
【0085】なお、上記説明した改札処理では説明を省
略したが、必要に応じてパンチ処理等が実行されるもの
とする。また、上記説明した改札処理では乗車券媒体が
必ず排出されることを前提として説明したが、勿論、状
況に応じて乗車券媒体は回収されることもある。
【0086】次に、図7及び図8のフローチャートを参
照してこの発明のポイントである券詰り処理について説
明する。図7は、券詰り処理を説明するフローチャート
である。図8は、券詰り発生時に実行される券詰り処理
モードを説明するフローチャートである。
【0087】図4及び図5のフローチャートで説明した
ように乗車券媒体が受け取られ(ST200、YE
S)、搬送が開始されると(ST202)、券詰りチェ
ックが開始される(ST204)。この券詰りチェック
は、券詰り検出手段としての媒体搬送状況検出回路11
8により行われる。
【0088】券詰りチェックにより(ST204)、第
1種及び第2種の券詰りのうちの少なくとも一方が検出
されると(ST206、YES)、シャッタ28が閉じ
て媒体の受け取りが禁止される(ST210)。さら
に、搬送手段としての主搬送路32の搬送を制御する搬
送制御手段としての搬送制御回路120の指示によりメ
インモータ74が停止され搬送が中断され(ST21
2)、ストッパ45が解放される(ST214)。さら
に、案内手段及び表示手段としての投入口近傍表示部1
6又は排出口近傍表示部18に、券詰りの状況が表示さ
れる(ST216)。このときの券詰り状況表示画面の
一例を図9に示す。
【0089】図9に示すように、券詰り状況表示画面に
は、券詰り券の位置が示されるとともに、自動改札装置
に取込まれている乗車券媒体に関する情報(乗車券媒体
に対する処理の状況及び乗車券媒体から読み取られたデ
ータ等)が表示される。例えば、「券詰り発生、1枚
目:パンチ部にて券詰り(磁気処理済み)、2枚目:第
1保留部に保留中(磁気処理前)、3枚目:第1保留部
に保留中(磁気処理前)」のように表示される。
【0090】係員は、このような券詰り状況表示画面に
表示された内容を参考にして、券詰り券の除去作業を行
うことができる。つまり、自動改札装置のどこで券詰り
が発生しているのかを予め知ることができるので、効率
よく券詰り券の除去作業を行うことができる。
【0091】また、券詰り券の除去作業を行うには、自
動改札装置のトップカバー11を開ける必要がある。ト
ップカバー11が開けられると、トップカバー開閉検知
センサ142により、トップカバー11が開けられたこ
とが検知される(ST218、YES)。トップカバー
11が開けられ、券詰り券が除去され、トップカバー1
1が閉じられると、トップカバー開閉検知センサ142
により、トップカバー11が閉じられたことが検知され
る(ST220、YES)。トップカバー11が閉じら
れたことが検知されると、券詰り券が解消されたものと
判断され、券詰り処理モードが実行される(ST22
2)。つまり、トップカバー開閉検知センサ142は、
券詰りが解消されたことを判断する判断手段としての働
きを担っている。
【0092】さらに、詳しく言うと、第1種の券詰りが
検知され、トップカバー11が開けられて閉じられる
と、第1種の券詰りが解消されたものと判断される。同
様に、第2種の券詰りが検知され、トップカバー11が
開けられて閉じられると、第2種の券詰りが解消された
ものと判断される。
【0093】続いて、図8を参照して券詰り処理モード
について説明する。因みに、この券詰り処理モードは、
CPU100の制御により実行されるものとする。
【0094】券詰り処理モードが実行されると、最初
に、券詰り処理モードが実行されていることを示す案内
が、投入口近傍表示部16又は排出口近傍表示部18へ
の表示、又は音声、或はブザー等によりなされる(ST
230)。
【0095】券詰りの原因に第2種の券詰りが含まれて
いる場合には(ST232、YES)、搬送制御回路1
20により所定時間だけ第2の搬送モードが実行される
(ST234)。
【0096】ここで、券詰りの原因に第2種の券詰りが
含まれている場合、所定時間だけ第2の搬送モードが実
行される理由について説明する。第1種の券詰りの場
合、センサが券詰りを起している乗車券媒体を検知して
いる。従って、係員は、この第1種の券詰りを引き起し
た乗車券媒体を比較的容易に発見することができる。し
かも、この第1種の券詰りを引き起した乗車券媒体が除
去されたか否かは、センサからの出力により知ることが
出来る。ところが、第2種の券詰りの場合、センサが券
詰りを引き起した乗車券媒体を検知している訳ではな
い。従って、係員は、この第2種の券詰りを引き起した
乗車券媒体を容易に発見することができない場合があ
る。しかも、この第1種の券詰りを引き起した乗車券媒
体が除去されたか否かを知ることはできない。
【0097】このような事情から、券詰りの原因に第2
種の券詰りが含まれている場合には、確かに券詰りが解
消された否かを検査する必要がある。そこで、券詰りの
原因に第2種の券詰りが含まれている場合には、所定時
間だけ第2の搬送モードが実行される。
【0098】所定時間だけ第2の搬送モードが実行され
ると、メインモータ74が所定時間だけ逆転駆動され、
このメインモータ74の逆転駆動に従い、主搬送路32
が駆動される。このとき、主搬送路32に、乗車券媒体
が存在すると、この乗車券媒体は、排出口14から投入
口12の方向へ向けて搬送される。この時点で、券詰り
が確かに解消されていれば、第1種の券詰りは検知され
ない。
【0099】第1種の券詰りが検知されなければ(ST
236、NO)、券詰りは確かに解消されているものと
して、所定のストッパが閉じて(ST238)、第1の
搬送モードが実行される(ST240)。つまり、メイ
ンモータ74が正転駆動され、このメインモータ74の
正転駆動に従い、主搬送路32が駆動される。このと
き、主搬送路32に、乗車券媒体が存在すると、この乗
車券媒体は、投入口12から排出口14の方向へ向けて
搬送される。ここで、実行される第1の搬送モードによ
り、自動改札装置は、正常な改札処理へと移る。
【0100】第1種の券詰りが検知されると(ST23
6、YES)、券詰りは解消されていないものとして、
券詰り状況が再度、表示される(ST216)。この
後、ST216以降の処理が実行される。
【0101】券詰りの原因に第2種の券詰りが含まれて
いない場合で(ST232、NO)、さらに、第1種の
券詰りが検知されていなければ(ST242、NO)、
券詰りは解消されているものとして、所定時間だけ第2
の搬送モードが実行される(ST244)。ここで、第
2の搬送モードが実行される理由は、搬送が中断されて
いる間に、投入口12から排出口14の方向へ向けて移
動してしまった乗車券媒体を、排出口14から投入口方
向へ戻すためである。搬送が中断されている間に移動し
てしまった乗車券媒体を元の位置へ戻さないと、ストッ
パを閉じることが出来なくなるからである。
【0102】所定時間だけ第2の搬送モードが実行され
ると、所定のストッパが閉じて(ST238)、第1の
搬送モードが実行される(ST240)。ここで、実行
される第1の搬送モードにより、自動改札装置は、正常
な改札処理へと移る。
【0103】この発明は、上記したように、券詰りの原
因に第2種の券詰り含まれているときには、第2の搬送
モードを実行して、券詰りの解消を確認する。そして、
券詰りの解消が確認されたときに限り、第1の搬送モー
ドが実行される。これにより、第2種の券詰りを引き起
した乗車券媒体が除去されないまま、第1の搬送モード
が実行されるのを防止することができる。つまり、この
発明によれば、第2種の券詰りが引金となり券詰りの状
況が悪化するのを防止できる。さらに、この発明によれ
ば、第2種の券詰りが引金となり更なる券詰りが発生す
るのを防止できる。
【0104】
【発明の効果】この発明によれば、優れた券詰り処理が
可能な自動改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例に係る自動改札装置
の外観を概略的に示す図である。
【図2】図1に示す自動改札装置の内部機構の一例を構
造的に示す図である。
【図3】図1及び図2に示す自動改札装置の内部構成の
一例を機能的に示す図である。
【図4】複数枚一括投入対応型の投入口を備えた自動改
札装置における乗車券媒体受取処理を説明するフローチ
ャート図である。
【図5】単数枚投入対応型の投入口を備えた自動改札装
置における乗車券媒体受取処理を説明するフローチャー
トである。
【図6】自動改札装置における改札処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】券詰り処理を説明するフローチャートである。
【図8】券詰り発生時に実行される券詰り処理モードを
説明するフローチャートである。
【図9】券詰り状況を案内する券詰り状況表示画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10…本体 11…トップカバー 12…投入口 13…通路案内表示部 14…排出口 16…投入口近傍表示部 18…排出口近傍表示部 20…ドア部 22…フレーム 24…人間検知センサ 26…表示器 28…シャッタ 32…主搬送路 38…第1保留部 54…第1券検知センサ 63…第2券検知センサ 100…CPU 120…搬送制御回路 142…トップカバー開閉検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 崇 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 前記受取手段により受取られてから前記返却手段により
    返却されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知す
    る券詰り検知手段と、 この券詰り検知手段により検知された券詰りが解消され
    たことを判断する判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検
    知されていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬
    送モードに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車
    券媒体の券詰りが検知されているときには、前記搬送手
    段による前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を前記第2の搬送モー
    ドに制御する搬送制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 前記受取手段により受取られてから前記返却手段により
    返却されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知す
    る券詰り検知手段と、 この券詰り検知手段により検知された券詰りが解消され
    たことを判断する判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検
    知されていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬
    送モードに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車
    券媒体の券詰りが検知されているときには、前記搬送手
    段による前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第
    2の搬送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが検知されなければ、
    前記搬送手段を前記第1の搬送モードに制御する搬送制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 前記受取手段により受取られてから前記返却手段により
    返却されるまでの間の前記乗車券媒体の券詰りを検知す
    る券詰り検知手段と、 この券詰り検知手段により検知された券詰りが解消され
    たことを判断する判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検
    知されていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬
    送モードに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車
    券媒体の券詰りが検知されているときには、前記搬送手
    段による前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第
    2の搬送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが検知されると、前記
    搬送手段による前記乗車券媒体の搬送を中断させる搬送
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送
    されたとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒
    体を検知する第1の検知手段と、 前記搬送手段により前記乗車券媒体が前記第1の地点と
    異なる第2の地点に搬送されたとき、この第2の地点に
    搬送された前記乗車券媒体を検知する第2の検知手段
    と、 前記第1の検知手段により前記乗車券媒体が検知されて
    から所定時間以内に前記第2の検知手段により前記乗車
    券媒体が検知されないとき券詰りを検知する券詰り検知
    手段と、 この券詰り検知手段により検知された券詰りが解消され
    たことを判断する判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記乗車券媒体の券詰りが検
    知されていないときには、前記搬送手段を前記第1の搬
    送モードに制御し、前記券詰り検知手段により前記乗車
    券媒体の券詰りが検知されているときには、前記搬送手
    段による前記乗車券媒体の搬送を中断させ、前記判断手
    段により前記乗車券媒体の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を前記第2の搬送モー
    ドに制御する搬送制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送
    されたとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒
    体を検知する第1の検知手段と、 前記搬送手段により前記乗車券媒体が前記第1の地点と
    異なる第2の地点に搬送されたとき、この第2の地点に
    搬送された前記乗車券媒体を検知する第2の検知手段
    と、 前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段のうちの少
    なくとも一方により前記乗車券媒体が所定時間以上検知
    され続けたとき第1種の券詰りを検知し、前記第1の検
    知手段により前記乗車券媒体が検知されてから所定時間
    以内に前記第2の検知手段により前記乗車券媒体が検知
    されないとき第2種の券詰りを検知する券詰り検知手段
    と、 この券詰り検知手段により検知された前記第1種の券詰
    りが解消されたことを判断する第1の判断手段と、 前記券詰り検知手段により検知された前記第2種の券詰
    りが解消されたことを判断する第2の判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2種の
    券詰りが検知されていないときには、前記搬送手段を前
    記第1の搬送モードに制御し、前記券詰り検知手段によ
    り前記第1種及び前記第2種の券詰りのうちの少なくと
    も一方が検知されているときには、前記乗車券媒体の搬
    送を中断させ、前記第1の判断手段により前記第1種の
    券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
    送手段を前記第1の搬送モードに制御し、前記第2の判
    断手段により前記第2種の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を前記第2の搬送モー
    ドに制御する搬送制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送
    されたとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒
    体を検知する第1の検知手段と、 前記搬送手段により前記乗車券媒体が前記第1の地点と
    異なる第2の地点に搬送されたとき、この第2の地点に
    搬送された前記乗車券媒体を検知する第2の検知手段
    と、 前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段のうちの少
    なくとも一方により前記乗車券媒体が所定時間以上検知
    され続けたとき第1種の券詰りを検知し、前記第1の検
    知手段により前記乗車券媒体が検知されてから所定時間
    以内に前記第2の検知手段により前記乗車券媒体が検知
    されないとき第2種の券詰りを検知する券詰り検知手段
    と、 この券詰り検知手段により検知された前記第1種の券詰
    りが解消されたことを判断する第1の判断手段と、 前記券詰り検知手段により検知された前記第2種の券詰
    りが解消されたことを判断する第2の判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2種の
    券詰りが検知されていないときには、前記搬送手段を前
    記第1の搬送モードに制御し、前記券詰り検知手段によ
    り前記第1種及び前記第2種の券詰りのうちの少なくと
    も一方が検知されているときには、前記乗車券媒体の搬
    送を中断させ、前記第1の判断手段により前記第1種の
    券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
    送手段を前記第1の搬送モードに制御し、前記第2の判
    断手段により前記第2種の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第
    2の搬送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手
    段により前記第1種の券詰りが検知されなければ、前記
    搬送手段を前記第1の搬送モードに制御する搬送制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】乗車券情報が記録された乗車券媒体を受取
    る受取手段と、 この受取手段により受取られた前記乗車券媒体に記録さ
    れている前記乗車券情報を読取り、読取られた前記乗車
    券情報に基づき、改札処理を実行する改札手段と、 前記受取手段により受取られた乗車券媒体を返却する返
    却手段と、 前記受取手段から前記返却手段へ向けて前記乗車券媒体
    を搬送する第1の搬送モード、及び前記返却手段から前
    記受取手段へ向けて前記乗車券媒体を搬送する第2の搬
    送モードにより前記乗車券媒体を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により前記乗車券媒体が第1の地点に搬送
    されたとき、この第1の地点に搬送された前記乗車券媒
    体を検知する第1の検知手段と、 前記搬送手段により前記乗車券媒体が前記第1の地点と
    異なる第2の地点に搬送されたとき、この第2の地点に
    搬送された前記乗車券媒体を検知する第2の検知手段
    と、 前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段のうちの少
    なくとも一方により前記乗車券媒体が所定時間以上検知
    され続けたとき第1種の券詰りを検知し、前記第1の検
    知手段により前記乗車券媒体が検知されてから所定時間
    以内に前記第2の検知手段により前記乗車券媒体が検知
    されないとき第2種の券詰りを検知する券詰り検知手段
    と、 この券詰り検知手段により検知された前記第1種の券詰
    りが解消されたことを判断する第1の判断手段と、 前記券詰り検知手段により検知された前記第2種の券詰
    りが解消されたことを判断する第2の判断手段と、 前記券詰り検知手段により前記第1種及び前記第2種の
    券詰りが検知されていないときには、前記搬送手段を前
    記第1の搬送モードに制御し、前記券詰り検知手段によ
    り前記第1種及び前記第2種の券詰りのうちの少なくと
    も一方が検知されているときには、前記乗車券媒体の搬
    送を中断させ、前記第1の判断手段により前記第1種の
    券詰りが解消されたことが判断されたときには、前記搬
    送手段を前記第1の搬送モードに制御し、前記第2の判
    断手段により前記第2種の券詰りが解消されたことが判
    断されたときには、前記搬送手段を所定時間だけ前記第
    2の搬送モードに制御し、このとき、前記券詰り検知手
    段により前記第1種の券詰りが検知されると、前記搬送
    手段による前記乗車券媒体の搬送を中断させる搬送制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  8. 【請求項8】前記券詰り検知手段により券詰りが検知さ
    れたとき、検知された券詰りの状況を案内する案内手段
    を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6、又は請求項7に記
    載の自動改札装置。
  9. 【請求項9】前記券詰り検知手段により券詰りが検知さ
    れたとき、検知された券詰りの位置を表示する表示手段
    を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6、又は請求項7に記
    載の自動改札装置。
JP9275114A 1997-09-22 1997-09-22 自動改札装置 Pending JPH1196416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9275114A JPH1196416A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 自動改札装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9275114A JPH1196416A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 自動改札装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1196416A true JPH1196416A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17550927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9275114A Pending JPH1196416A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 自動改札装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1196416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109582A (ja) * 2000-10-02 2002-04-12 Nippon Signal Co Ltd:The 自動改札機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109582A (ja) * 2000-10-02 2002-04-12 Nippon Signal Co Ltd:The 自動改札機
JP4698007B2 (ja) * 2000-10-02 2011-06-08 日本信号株式会社 自動改札機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4363709B2 (ja) 無線カード対応自動改札装置及びその制御方法
JPH11265463A (ja) カード処理装置及び自動改札装置並びにカード処理方法
JPH1196416A (ja) 自動改札装置
JP3895823B2 (ja) 自動改札装置
JP3215334B2 (ja) 自動改集札装置
JP4080587B2 (ja) カード処理装置及び自動改札装置
JP3839895B2 (ja) 自動改札装置及び改札方法
JP3798471B2 (ja) 自動改集札システム
JP3771983B2 (ja) 自動改札装置及び乗車券媒体処理方法
JP4301610B2 (ja) 自動改札機
JP2000036063A (ja) カード処理装置およびカード処理方法並びに自動改札装置とその制御方法
JP3954148B2 (ja) 自動改札方法および自動改札装置
JPH11185067A (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JP3923613B2 (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JP4202497B2 (ja) 自動改札装置
JP3782181B2 (ja) 改札装置及び改札方法
JPH0997356A (ja) 自動改札装置
JPH11224355A (ja) 自動改札機と自動改札方法
JPH10261115A (ja) 自動改札機
JPH1196411A (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JPH1011619A (ja) 自動改集札システム
JPH1196413A (ja) 自動改札装置
JPH11265464A (ja) 自動改札装置
JP4828734B2 (ja) 自動改札機と自動改札方法
JPH1196414A (ja) 自動改札装置