JP2005165823A - 改札機 - Google Patents

改札機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005165823A
JP2005165823A JP2003405766A JP2003405766A JP2005165823A JP 2005165823 A JP2005165823 A JP 2005165823A JP 2003405766 A JP2003405766 A JP 2003405766A JP 2003405766 A JP2003405766 A JP 2003405766A JP 2005165823 A JP2005165823 A JP 2005165823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
ticket medium
posture
medium
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003405766A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Katayama
卓 片山
Tsutomu Shinoda
務 信太
Kazuhiro Nakasako
一浩 中迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003405766A priority Critical patent/JP2005165823A/ja
Publication of JP2005165823A publication Critical patent/JP2005165823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

【課題】利用者へのサービス性を向上することが可能であるとともに改札処理効率を向上することが可能な改札機を提供することを目的とする。
【解決手段】 券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、投入口2から投入された券媒体を排出口3に向けて搬送する主搬送路11と、主搬送路11に沿って搬送された券媒体から券情報を読み取る読取ヘッド14及び15と、読取ヘッド14及び15により読み取られた券情報に基づいて投入口2から投入された券媒体の投入姿勢を判定し、この券媒体の投入姿勢に基づき、券媒体を所定の排出姿勢で排出口3から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整部40と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、改札機に係り、特に、所定の排出姿勢に統一して券媒体を排出可能な改札機に関する。
近年、改札処理の省力化を目的として、改札機が導入されている。この改札機は、利用者が駅構内や遊戯施設などの施設内に入場する場合や、施設内から出場する場合などに、入場券、プリペイドカード、定期券、乗車券などの券媒体を取り込み、券媒体に記録された券情報に基づいて利用者の通行を許可するか否かの改札処理を行う。
このような改札機では、券媒体から券情報を読み取る読取ヘッドを介して投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定し、裏面を上に向けて投入された券媒体は反転部に導かれ、その表裏が反転される。そして、券媒体は表面を上に向けた排出姿勢で排出口から排出される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−222607号公報
上述したような改札機では、その表面を上に向けてその他端部(後端部)を先頭にして投入された投入姿勢の券媒体、及び、その裏面を上に向けてその一端部(先端部)を先頭にして投入された投入姿勢の券媒体は、ともに、その表面を上に向けてその他端部を先頭にした排出姿勢で排出口から排出されることになる。
一方で、このような改札機では、その表面を上に向けてその一端部を先頭にして投入された投入姿勢の券媒体、及び、その裏面を上に向けてその他端部を先頭にして投入された投入姿勢の券媒体は、ともに、その表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で排出口から排出されることになる。
つまり、排出口から排出される券媒体の排出姿勢は、券媒体の投入姿勢に関わらず表面を上に向けた状態ではあるものの、券媒体の一端部を先頭にして排出される場合と他端部を先頭にして排出される場合とがあり、排出姿勢が一定しない。
このため、排出された券媒体を受け取った利用者にとって、券面の記載内容が判読しにくく、券媒体の取り違いが発生するおそれもある。したがって、利用者へのサービス性の低下、さらには、改札機での改札処理効率の低下を招くといった課題がある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、利用者へのサービス性を向上することが可能であるとともに改札処理効率を向上することが可能な改札機を提供することにある。
この発明の第1の様態による改札機は、
券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された券媒体の投入姿勢に基づき、券媒体を所定の排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第2の様態による改札機は、
券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
前記判定手段により券媒体がその裏面を上に向けてその一端部を先頭にして投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体をその表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第3の様態による改札機は、
券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
前記判定手段により券媒体がその表面を上に向けてその他端部を先頭にして投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体をその表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第4の様態による改札機は、
券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
前記判定手段により券媒体がその裏面を上に向けて投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体の表裏を反転する反転手段と、
前記反転手段により反転された券媒体のうち、その表面を上に向けてその他端部を先頭にした姿勢の券媒体を、その表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、利用者へのサービス性を向上することが可能であるとともに改札処理効率を向上することが可能な改札機を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る改札機について図面を参照して説明する。
図1に示すような改札機は、通常、2台1組として施設の改札口などに設置され、両者の間に利用者が通行可能な改札通路が形成される。入場業務や出場業務などの改札処理を行う改札機は、本体1を備えている。この本体1には、施設内への入場時あるいは施設内からの出場時に、券媒体(普通乗車券、定期乗車券、SFカードなどの乗車券類のほか、施設内への入場券など)が投入される投入口2、この投入口2で受け取った券媒体を排出する排出口3がそれぞれ設けられている。投入口2の近傍には、券媒体の投入を阻止するためのシャッタ(図示しない)が設けられている。
本体1における投入口2の近傍及び排出口3の前方には、それぞれ利用者や係員などに対して案内などの各種情報を表示する表示部4a及び4bが設けられている。本体1の改札通路側に面した側面の両端部には、それぞれ利用者の通行を制御する(通行阻止するまたは通行許可する)開閉動作可能なドア5が設けられている。このドア5は、通行可否の判定結果に基づいて開閉制御される。
本体1の上部には、利用者の改札通路を規定するための枠体6が立設されている。枠体6及び本体1の各改札通路側の側面には、利用者の通過を検知する複数の人間検知器7がそれぞれ設けられている。また、枠体6上には、小児券の投入、無効券の投入や機器の異常などの装置の動作状態を表示する状態表示部8が設けられている。
図2に示すように、第1実施形態に係る改札機の内部機構において、投入口2と排出口3との間には、投入口2から投入された券媒体を矢印a方向に沿って排出口3に向けて搬送するための主搬送路11が形成されている。この主搬送路11は、券媒体を搬送する搬送手段として機能する各種搬送ベルト及び搬送ローラなどで規定されている。
主搬送路11には、投入口2から排出口3に沿い、分離部12、整列部13、読取手段として機能する読取ヘッド14及び15、反転手段として機能する反転部16、保留部17、書込ヘッド18、読取ヘッド19、振分ゲート22a、入鋏部20、印刷部21及び27、姿勢調整手段として機能する姿勢調整部40、振分ゲート22b、集積部23などが順に設けられている。
また、主搬送路11から分岐した分岐搬送路25及び集札用搬送路28が設けられ、さらに集札用搬送路28から分岐した別集札用搬送路32が設けられている。分岐搬送路25上には、保留部17が設けられている。集札用搬送路28上には、集札保留部29、振分ゲート30が順に設けられ、さらに、その先に集札部31が設けられている。別集札用搬送路32の先には、別集札部33が設けられている。
投入口2は、投入された複数の券媒体を一括して受け取ることが可能である。分離部12は、投入口2に一括して複数枚重ねて投入された券媒体を一時的に保留するとともに、これらの券媒体を搬送方向aに沿ってずらして1枚ずつ分離する。整列部13は、分離部12から送出されてきた1枚ずつの券媒体を整列して読取ヘッド14及び15へ送出する。
読取ヘッド14及び15は、券媒体の裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁気情報を読み取るものである。読取ヘッド14は、券媒体の裏面を上に向けて搬送された場合に上向きの磁気記録層を読み取る。読取ヘッド15は、券媒体の表面を上に向けて(券媒体の裏面を下に向けて)搬送された場合に下向きの磁気記録層を読み取る。なお、読取ヘッド14及び15にそれぞれ対向して、プラテンローラ14a及び15aが設けられている。
反転部16は、読取ヘッド14及び15を通過した券媒体がその裏面を上に向けた状態の場合、搬送路16aに券媒体をその搬送方向先頭側端部から取り込んだ後に、搬送路16bを介してその搬送方向後方側端部から主搬送路11へ放出することにより、券媒体の表裏を反転する。
つまり、読取ヘッド14及び15を通過した時点で表面を上に向けた状態の券媒体はそのまま反転部16に導かれることなく通過し、裏面を上に向けた状態の券媒体は反転部16に導かれて表裏反転される。したがって、書込ヘッド18に向かう券媒体は、すべて表面を上に向けた状態(磁気記録層を下に向けた状態)で搬送されることになる。
保留部17は、複数枚の券媒体が一括投入された場合に一時的に各券媒体を保留するものであり、主搬送路11から振分ゲート22aを介して分岐搬送路25に導かれた券媒体をそれぞれ一時的に保留するストッパ17a及び17bが設けられている。これらのストッパ17a及び17bによる保留を解除することにより、券媒体は、搬送路16bを介して主搬送路11に戻される。
書込ヘッド18は、券媒体の磁気記録層に対してエンコード磁気情報を記録する。読取ヘッド19は、ベリファイ用のヘッドであり、書込ヘッド18で記録されたエンコード磁気情報を読み取る。なお、書込ヘッド18及び読取ヘッド19にそれぞれ対向して、プラテンローラ18a及び19aが設けられている。
入鋏部20は、主搬送路11を搬送された券媒体に対して必要に応じて穿孔を形成する。印刷部21は、主搬送路11を搬送された券媒体に対して必要に応じてその表面に日付や改札場所名等の所定の情報を印刷する。印刷部27は、主搬送路11を搬送された券媒体に対して必要に応じてその裏面に日付や改札場所名等の所定の情報を印刷する。印刷部21及び27は、例えばサーマルヘッド及びインクリボンを用いた熱転写方式のプリンタにより構成されている。
姿勢調整部40は、券媒体を所定の排出姿勢で排出口3から排出するよう券媒体の姿勢を調整する。この姿勢調整部40は、スイッチバック部41及びひねり部42を備えている。
スイッチバック部41は、主搬送路11を搬送された券媒体をその搬送方向先頭側端部から搬送路41aに取り込んだ後、搬送路41aを介してその搬送方向後方側端部から主搬送路11へ放出することにより、券媒体の表裏を反転する。
ひねり部42は、主搬送路(第1搬送路)11から分岐した搬送路(第2搬送路)42aによって規定されている。すなわち、この搬送路42aは、券媒体の進行方向に直交する平面内で180°回転している。これにより、ひねり部42は、主搬送路11を搬送された券媒体を振分ゲート43を介して搬送路42aに取り込み、この搬送路42aに沿って一方向に搬送することにより、券媒体の表裏を反転する。
振分ゲート22bは、主搬送路11を搬送された券媒体のうち、集札部31あるいは別集札部33に回収する券媒体を集札用搬送路28に導く。排出口3から排出する券媒体は、主搬送路11をそのまま集積部23に向けて搬送される。
集積部23は、一括投入された券媒体をサイズに応じて重ねて揃える。この集積部23には、保留用のストッパ23aが設けられ、このストッパ23aにより、券媒体がまとめられる。まとめられた複数の券媒体は、排出口3から一括して排出される。
集札保留部29は、券媒体を保留するストッパ29aにより構成され、このストッパ29aによって、券媒体が集札部31あるいは別集札部33へ回収される手前で一時的に保留される。また、振分ゲート30は、集札用搬送路28によって搬送されてきた券媒体を集札部31あるいは別集札部33へ選択的に振り分ける。
投入口2の近傍には、投入口2への券媒体の投入を検知する検知器51が設けられている。排出口3の近傍には、排出口3からの券媒体の抜き取りを検知する検知器52が設けられている。また、各搬送路上には、図示しない複数の検知器が配置され、搬送される券媒体の位置、券媒体の有無などを検知する。これら搬送路上の所定位置において券媒体を検知する検知器は、光学センサによって構成され、例えば搬送路を介して互いに対向配置された一対の発光素子と受光素子とによって構成される。
図3に示すように、改札機は、装置全体の制御を司るCPU60を備えている。また、このCPU60は、券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札手段として機能する。また、このCPU60は、投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段として機能する。
このCPU60には、ROM61、RAM62、運賃メモリ63、読取回路64、書込回路65、読取回路66、振分制御回路67、印刷駆動回路77、ストッパ制御回路83などが接続されている。
ROM61は、CPU60の制御プログラムを記憶している。RAM62は、制御プログラムのバッファとして情報を記憶するとともに、券媒体から読み取った情報、改札機内で発生した各種エラー情報などを記憶する。運賃メモリ63は、入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶している。
読取回路64は、読取ヘッド14及び15を制御する。書込回路65は、書込ヘッド18を制御す。読取回路66、読取ヘッド19を制御する。振分制御回路67は、振分ゲート22a、22b、30、43を制御する。印刷駆動回路77は、印刷部21及び27の駆動を制御する。ストッパ制御回路83は、ストッパ17a、17b、23a、29aを駆動するストッパ移動機構82を制御する。
また、CPU60には、分離制御回路69、検知回路68、搬送制御回路73、通過検知回路74、ドア制御回路76、表示制御回路71、入鋏制御回路78、シャッタ制御回路81、音声出力回路85、通信制御回路79などが接続されている。
分離制御回路69は、分離部12における各部の駆動を制御する。検知回路68は、検知器51からの出力信号に基づいた投入口2での券媒体の投入状態や、検知器52からの出力信号に基づいた排出口3での券媒体の抜き取り、各搬送路上の各位置に配置され券媒体を検知する各種検知器からの出力信号に基づいた券媒体の搬送状態などを検知する。
搬送制御回路73は、券媒体を搬送する主搬送路11、反転部16及び姿勢調整部40などの各搬送路、分岐搬送路25、集札用搬送路28、別集札用搬送路32などを形成する搬送ベルトや搬送ローラを回転させる搬送用モータ72の駆動を制御する。この搬送用モータ72は、所定の搬送路に沿って券媒体を搬送する搬送手段として機能する。
通過検知回路74は、人間検知器7からの出力信号に基づいて利用者の通過(移動位置)を検知する。ドア制御回路76は、ドア5を駆動するドア開閉機構75を制御する。表示制御回路71は、表示部4a及び4b、状態表示部8などの各種表示部の駆動を制御する。
入鋏制御回路78は、入鋏部20を制御する。シャッタ制御回路81は、シャッタを駆動するシャッタ開閉機構80を制御する。音声出力回路85は、音声にて操作案内を行うスピーカ84を駆動する。通信制御回路79は、自動改札機を制御する係員監視装置87あるいはホストコンピュータ等との間で情報通信を行う。
ところで、CPU60は、投入口2から投入された券媒体から読取ヘッド14及び15のいずれかを介して券媒体の磁気記録層から券情報を読み取り、この券情報に基づいて改札処理を行う。そして、CPU60は、改札処理の結果、券媒体を排出口3から排出する必要があると判断したのに基づき、券媒体から読み取った券情報に基づいて投入口2から投入された券媒体の投入姿勢を判定する。この券情報とは、磁気データ中に券媒体の先頭側(例えば図11の(b)に示した券媒体Tの辺C側)を示すデータなどを記録したものをいう。
すなわち、券媒体の投入姿勢には、次の4通りの姿勢がある。図4に示すように、券媒体Tは、ほぼ長方形などの矩形状であり、ここでは、長手方向の一端部TD1を先端部とし、長手方向の他端部TD2を後端部とする。また、券媒体Tは、2つの主平面を有し、ここでは、所定のマークMが記載された面を表面TS1とし、その反対面を裏面TS2とする。
第1投入姿勢は、図5に示すように、券媒体Tの表面TS1を上に向けて(利用者がマークMを視認できる向き)その一端部TD1を先頭にして投入口2から投入された状態とする。第2投入姿勢は、図6に示すように、券媒体Tの表面TS1を上に向けてその他端部TD2を先頭にして投入口2から投入された状態とする。
第3投入姿勢は、図7に示すように、券媒体Tの裏面TSSを上に向けて(利用者がマークMを視認できない向き)その一端部TD1を先頭にして投入口2から投入された状態とする。第4投入姿勢は、図8に示すように、券媒体Tの裏面TS2を上に向けてその他端部TD2を先頭にして投入口2から投入された状態とする。
図5に示すように、CPU60は、券媒体Tから読み取った券情報に基づいて券媒体Tが第1投入姿勢で投入されたと判定したのに基づき、券媒体Tを反転部16及び姿勢調整部40に取り込むことなく主搬送路11に沿って搬送させる。これにより、券媒体Tは、その表面TS1を上に向けてその一端部TD1を先頭にした所定の排出姿勢で排出口3から排出される。
図6に示すように、CPU60は、券媒体Tから読み取った券情報に基づいて券媒体Tが第2投入姿勢で投入されたと判定したのに基づき、まず、券媒体Tを姿勢調整部40のスイッチバック部41に導く。このとき、券媒体Tをその他端部TD2を先頭にして搬送路41aから取り込む。その後、券媒体Tをその一端部TD1を先頭にして主搬送路11へ放出することにより券媒体Tの表裏を反転する。なお、ここでは、スイッチバック部41を利用して券媒体Tの表裏を反転したが、同一のスイッチバック方式の反転部16を利用して券媒体Tの表裏を反転しても良い。
つまり、スイッチバック部41を通過した券媒体Tは、その裏面TS2を上に向けてその一端部TD1を先頭にした状態(第3投入姿勢と同一状態)で主搬送路11を搬送される。
そして、CPU60は、振分制御回路67を制御してスイッチバック部41を通過した券媒体Tを姿勢調整部40のひねり部42に導く。このとき、券媒体Tをその一端部TD1を先頭にした状態で搬送することにより、券媒体Tの表裏を反転する。これにより、券媒体Tは、その表面TS1を上に向けてその一端部TD1を先頭にした所定の排出姿勢で排出口3から排出される。
図7に示すように、CPU60は、券媒体Tから読み取った券情報に基づいて券媒体Tが第3投入姿勢で投入されたと判定したのに基づき、振分制御回路67を制御して主搬送路11を搬送された券媒体Tを姿勢調整部40のひねり部42に導く。このとき、券媒体Tをその一端部TD1を先頭にした状態で搬送することにより、券媒体Tの表裏を反転する。これにより、券媒体Tは、その表面TS1を上に向けてその一端部TD1を先頭にした所定の排出姿勢で排出口3から排出される。
図8に示すように、CPU60は、券媒体Tから読み取った券情報に基づいて券媒体Tが第4投入姿勢で投入されたと判定したのに基づき、券媒体Tを姿勢調整部40のスイッチバック部41に導く。このとき、券媒体Tをその他端部TD2を先頭にして搬送路41aから取り込む。その後、券媒体Tをその一端部TD1を先頭にして主搬送路11へ放出することにより券媒体Tの表裏を反転する。これにより、券媒体Tは、その表面TS1を上に向けてその一端部TD1を先頭にした所定の排出姿勢で排出口3から排出される。なお、ここでは、スイッチバック部41を利用して券媒体Tの表裏を反転したが、同一のスイッチバック方式の反転部16を利用して券媒体Tの表裏を反転しても良い。
上述したように、第1実施形態によれば、券媒体の投入姿勢にかかわらず、券媒体を一定の排出姿勢で排出することが可能となる。これにより、排出された券媒体を受け取った利用者は、図11の(a)に示すような券媒体TのA部分を右手で持って受け取ることになり、この場合、券媒体TのB部分を上方に向けやすくなるため、券媒体表面の記載内容が判読しやすくなり、サービス性を向上することが可能となる。つまり、逆に一定の排出姿勢で排出しない場合、図11の(b)に示すように排出されることも生じ、この場合、利用者は、券媒体TのC部分を右手で持って受け取ることになり、この場合、券媒体TのD部分を上方に向けやすくなり、これでは、券媒体Tの記載内容を判読しにくいが、本発明ではこのようなことはなくなる。また、券媒体の記載内容が判読しやすくなったことで、他人の券媒体と取り違えることも抑制することができ、改札処理効率を向上することが可能となる。さらに、券媒体の表面における一端部側に、識別可能なマークや切欠などを設け、常にこれらが識別可能な姿勢で券媒体を排出することにより、利用者個人の券媒体の識別精度を向上することが期待できる。
次に、第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態(図2)と同一の構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示した例では、反転部16及び保留部17を備えていない。このため、書込ヘッド18より搬送方向上流側で券媒体の表裏を揃える、つまり、券媒体の表面を上に向けた状態(磁気記録層を下に向けた状態)に統一することができない。
このため、読取ヘッド14及び15の下流には、その表面を下に向けた(磁気記録層を上に向けた)券媒体に対して所定の磁気情報を書き込む書込ヘッド38、及び、その表面を上に向けた(磁気記録層を下に向けた)券媒体に対して所定の磁気情報を書き込む書込ヘッド18がそれぞれ設けられている。これらの書込ヘッド38及び18にそれぞれ対向して、プラテンローラ38a及び18aが設けられている。
また、書込ヘッド38及び18の下流には、その表面を下に向けた(磁気記録層を上に向けた)券媒体に対して書き込まれた所定の磁気情報を読み取る読取ヘッド39、及び、その表面を上に向けた(磁気記録層を下に向けた)券媒体に対して書き込まれた所定の磁気情報を読み取る読取ヘッド19がそれぞれ設けられている。これらの読取ヘッド39及び19にそれぞれ対向して、プラテンローラ39a及び19aが設けられている。
このような構成の改札機であっても、図2を参照して説明したような姿勢調整部40を設けることにより、券媒体の投入姿勢にかかわらず、一定の排出姿勢で券媒体を排出することが可能である。
すなわち、第1投入姿勢の券媒体は、主搬送路11を搬送されることで上述した所定の排出姿勢で排出可能である。また、第2投入姿勢の券媒体は、姿勢調整部40のスイッチバック部41に導かれた後に主搬送路11から分岐したひねり部42に導かれることで所定の排出姿勢で排出可能である。
同様に、第3投入姿勢の券媒体は、主搬送路11から分岐した姿勢調整部40のひねり部42に導かれることで所定の排出姿勢で排出可能である。また、第4投入姿勢の券媒体は、姿勢調整部40スイッチバック部41に導かれることで所定の排出姿勢で排出可能である。
このような第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様に、排出された券媒体を受け取った利用者に対するサービス性を向上することが可能となるとともに、改札処理効率を向上することが可能となる。
次に、第3実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態(図2)と同一の構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
図10に示した例では、スイッチバック方式の反転部16を備えている。このため、読取ヘッド14及び15を通過した券媒体の表裏を揃える、つまり、券媒体の表面を上に向けた状態(磁気記録層を下に向けた状態)に統一することができる。
すなわち、第3投入姿勢で投入された券媒体は、反転部16に導かれることにより第2投入姿勢と同一状態となる。また、第4投入姿勢で投入された券媒体は、反転部16に導かれることにより第1投入姿勢と同一状態となる。このため、反転部16を介して表面を上に向けた状態に統一された券媒体は、第1投入姿勢または第2投入姿勢のいずれかと同一状態となる。
したがって、第2投入姿勢の券媒体のみ姿勢調整すればよいことになる。このため、姿勢調整部40は、第2投入姿勢の券媒体を所定の排出姿勢で排出可能なように構成されている。すなわち、姿勢調整部40は、主搬送路11から分岐した搬送路40a上に設けられ、この搬送路40a上に、スイッチバック部41及びひねり部42を備えている。
第1投入姿勢の券媒体は、主搬送路11を搬送されることで上述した所定の排出姿勢で排出可能である。また、第2投入姿勢の券媒体は、振分ゲート43を介して主搬送路11から搬送路40aに導かれ、姿勢調整部40のスイッチバック部41に導かれた後にひねり部42に導かれることで所定の排出姿勢で排出可能である。
このような第3実施形態においても、図2を参照して説明したような姿勢調整部40を設けることにより、券媒体の投入姿勢にかかわらず、一定の排出姿勢で券媒体を排出することが可能であり、上述した第1実施形態と同様に、排出された券媒体を受け取った利用者に対するサービス性を向上することが可能となるとともに、改札処理効率を向上することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
上述した実施の形態では、反転部16は、スイッチバック機構によって構成したが、ひねり部42と同様の機構によって構成しても良い。
図1は、この発明の一実施の形態に係る改札機の外観を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1に示した改札機に適用可能な第1実施形態の内部構造を概略的に示す図である。 図3は、図1に示した改札機の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 図4は、図1に示した改札機による改札処理対象としての券媒体を説明するための図である。 図5は、第1投入姿勢で投入された券媒体の排出までの過程を説明するための図である。 図6は、第2投入姿勢で投入された券媒体の排出までの過程を説明するための図である。 図7は、第3投入姿勢で投入された券媒体の排出までの過程を説明するための図である。 図8は、第4投入姿勢で投入された券媒体の排出までの過程を説明するための図である。 図9は、図1に示した改札機に適用可能な第2実施形態の内部構造を概略的に示す図である。 図10は、図1に示した改札機に適用可能な第3実施形態の内部構造を概略的に示す図である。 図11の(a)及び(b)は、排出口から排出された券媒体の排出姿勢を具体的に説明するための図である。
符号の説明
1…改札機本体、2…投入口、3…排出口、11…主搬送路(搬送手段)、14…読取ヘッド(読取手段)、15…読取ヘッド(読取手段)、16…反転部(反転手段)、40…姿勢調整部(姿勢調整手段)、41…スイッチバック部、42…ひねり部、60…CPU(判定手段)

Claims (10)

  1. 券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
    投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された券媒体の投入姿勢に基づき、券媒体を所定の排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  2. 券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
    投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
    前記判定手段により券媒体がその裏面を上に向けてその一端部を先頭にして投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体をその表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  3. 前記姿勢調整手段は、券媒体をその一端部を先頭にして搬送しながらその表裏を反転するひねり部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の改札機。
  4. 券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
    投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
    前記判定手段により券媒体がその表面を上に向けてその他端部を先頭にして投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体をその表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  5. 前記姿勢調整手段は、券媒体をその他端部を先頭にして取り込んだ後にその一端部を先頭にして放出することでその表裏を反転するスイッチバック部と、券媒体をその一端部を先頭にして搬送しながらその表裏を反転するひねり部と、を備えたことを特徴とする請求項4に記載の改札機。
  6. 前記スイッチバック部は第1搬送路上に設けられるとともに、前記ひねり部は前記第1搬送路から分岐した第2搬送路上に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の改札機。
  7. 券媒体に記録された券情報に基づいて改札処理を行う改札機であって、
    投入口から投入された券媒体を所定の搬送路に沿って排出口に向けて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて、前記投入口から投入された券媒体の投入姿勢を判定する判定手段と、
    前記判定手段により券媒体がその裏面を上に向けて投入された投入姿勢であると判定されたのに基づき、券媒体の表裏を反転する反転手段と、
    前記反転手段により反転された券媒体のうち、その表面を上に向けてその他端部を先頭にした姿勢の券媒体を、その表面を上に向けてその一端部を先頭にした排出姿勢で前記排出口から排出するよう券媒体の姿勢を調整する姿勢調整手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  8. 前記姿勢調整手段は、券媒体をその他端部を先頭にして取り込んだ後にその一端部を先頭にして放出することでその表裏を反転するスイッチバック部と、券媒体をその一端部を先頭にして搬送しながらその表裏を反転するひねり部と、を備えたことを特徴とする請求項7に記載の改札機。
  9. 前記スイッチバック部及び前記ひねり部は、同一搬送路上に設けられたことを特徴とする請求項8に記載の改札機。
  10. さらに、サイズの異なる複数の券媒体をサイズ順に重ねて前記排出口から一括して排出する機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の改札機。
JP2003405766A 2003-12-04 2003-12-04 改札機 Pending JP2005165823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405766A JP2005165823A (ja) 2003-12-04 2003-12-04 改札機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405766A JP2005165823A (ja) 2003-12-04 2003-12-04 改札機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005165823A true JP2005165823A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34728340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003405766A Pending JP2005165823A (ja) 2003-12-04 2003-12-04 改札機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005165823A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0997356A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Toshiba Corp 自動改札装置
JP2003085617A (ja) * 2001-09-06 2003-03-20 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣入出金機および表裏反転機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0997356A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Toshiba Corp 自動改札装置
JP2003085617A (ja) * 2001-09-06 2003-03-20 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣入出金機および表裏反転機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007149012A (ja) 改札機、及び、改札方法
JP2006260486A (ja) 改札機、及び、改札方法
JP2005165823A (ja) 改札機
JP4469597B2 (ja) 改札機及び改札方法
JP4664629B2 (ja) 改札機
JP2003242533A (ja) 自動改札装置
JP4202795B2 (ja) 改札機及び改札方法
JP4091393B2 (ja) 自動改札装置
JP5291962B2 (ja) 改札機及び改札方法
KR200405940Y1 (ko) 자동 표 검색 및 분리 배출장치
JP4202497B2 (ja) 自動改札装置
JP2001325623A (ja) 自動改札機
JP2005157473A (ja) 券媒体、券媒体処理機、改札機、及び、改札方法
JP3923604B2 (ja) 自動改札装置
JP5847911B2 (ja) 改札機及び改札方法
JPH10261115A (ja) 自動改札機
JP2005352654A (ja) 改札機及び改札方法
JP4828734B2 (ja) 自動改札機と自動改札方法
JP5117863B2 (ja) 媒体処理装置
JPH11154251A (ja) 媒体投入口および自動改札機
JP2008071182A (ja) 改札機及び改札方法
JP2003242531A (ja) 自動改札装置
JP2006146474A (ja) 自動改札機
JP2001266184A (ja) 自動改札装置と自動改札方法
JP2007241386A (ja) 改札機及び改札方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100209