JP2001243023A - 印刷制御装置、および印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、および印刷システム

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JP2001243023A
JP2001243023A JP2000049165A JP2000049165A JP2001243023A JP 2001243023 A JP2001243023 A JP 2001243023A JP 2000049165 A JP2000049165 A JP 2000049165A JP 2000049165 A JP2000049165 A JP 2000049165A JP 2001243023 A JP2001243023 A JP 2001243023A
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正幸 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続する複数の印刷ジョブのラスタライズデ
ータを印刷出力装置に対して効率的に供給することが可
能な技術を提供する。 【解決手段】 印刷制御装置20は、複数のジョブに関
するラスタライズデータを順次に生成してソフトウエア
圧縮してシステムディスク4に格納しておき、そのラス
タライズデータの印刷出力装置30への出力にあたっ
て、第1圧縮データ復元部8において一旦伸張して復元
した後、今度は第2圧縮データ生成部10においてハー
ドウエア圧縮を行って高密度に圧縮してキャッシュディ
スクとしてのページディスク15に転送した上で、印刷
出力装置30へ向けて出力する。システムディスク4に
格納されているラスタライズデータはソフトウエア圧縮
されているので、システムディスク4からページディス
ク15への転送効率が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の印刷ジョブ
を連続的に処理する高速印刷技術に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷業界においては、ドキュメントデー
タ(デジタルデータ)に基づいて複数の印刷ジョブを連
続的に処理して印刷を行う印刷システムが存在する。
【0003】このような印刷システムは、印刷出力装置
と印刷制御装置とを備えており、対象印刷物に関するド
キュメントデータに基づいて印刷制御装置が複数のペー
ジを1つのまとまりとする単位(以下、「ジョブ」と称
する)でRIP処理(ラスタライズ処理)を行ってラス
タライズデータを生成した後、印刷出力装置に対してラ
スタライズデータを出力し、印刷出力装置において各種
印刷用紙に対する印刷出力が行われる。
【0004】ここで、印刷システム全体として効率を向
上させるためには、あるジョブ(たとえばジョブ1)の
印刷出力中において印刷制御装置が次以降のジョブに関
するRIP処理を行っておき、そのジョブ(ジョブ1)
の印刷終了後直ちに印刷出力装置に出力することが考え
られる。この場合において、たとえば、順次に生成され
るラスタライズデータを一旦ディスクに格納しておき、
前のジョブの印刷出力の終了に応じて次のジョブをその
ディスクから読み出して印刷出力することが考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
クからのラスタライズデータの読み出し中に、ディスク
に対する次以降のジョブに関するラスタライズデータの
書き込みを行うと、ディスクに対するアクセスが頻繁に
生じることにより、ディスクからのラスタライズデータ
の読み出し速度が低下する。したがって、印刷出力装置
に対する出力速度が低下するため、印刷システム全体と
してもその処理効率が低下するという問題が存在する。
【0006】また、そのような問題を回避するため、生
成されたラスタライズデータを一旦格納しておくディス
ク(システムディスク)と、出力処理用キャッシュデー
タとしてのラスタライズデータを格納しておくディスク
(ページディスク)とを別個に設けて、各データを格納
しておくことが考えられる。
【0007】しかしながら、この場合には、システムデ
ィスクからページディスクへのラスタライズデータの転
送に要する時間が大きくなるなどの問題を有している。
【0008】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、連続
する複数の印刷ジョブのラスタライズデータを印刷出力
装置に対して効率的に供給することが可能な技術を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、対象印刷物のデジタルデ
ータに基づいて生成したラスタライズデータを印刷出力
装置に対して出力する印刷制御装置であって、複数のジ
ョブのそれぞれに対応する各対象印刷物についてのラス
タライズデータを前記複数のジョブの実行順に順次に生
成するラスタライズデータ生成部と、前記生成されたラ
スタライズデータをソフトウエア圧縮する第1圧縮デー
タ生成部と、前記ソフトウエア圧縮されたラスタライズ
データを格納する第1記憶部と、前記第1記憶部に格納
されたラスタライズデータを伸張して復元する第1圧縮
データ復元部と、前記第1圧縮データ復元部により復元
されたラスタライズデータをハードウエア圧縮する第2
圧縮データ生成部と、前記第1記憶部と互いに独立に動
作可能であり、前記ハードウエア圧縮されたラスタライ
ズデータを格納する第2記憶部と、前記第2記憶部に格
納されたラスタライズデータを印刷出力装置に対して出
力するデータ出力部と、各ラスタライズデータに関する
各種動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、
出力すべきジョブに関するラスタライズデータを前記第
2記憶部から前記印刷出力装置に対して出力する出力動
作と当該出力中のジョブの次以降のジョブに関するラス
タライズデータを生成して前記第1記憶部に格納してお
く準備動作とを同時並列的に行い、当該出力中のジョブ
に関するラスタライズデータの出力動作が終了した後
に、前記第1記憶部に格納された次のジョブに関するラ
スタライズデータを前記第2記憶部に転送する転送動作
を行うように制御することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の印刷制御装置において、前記第1記憶部は、前記印刷
制御装置を構成するコンピュータシステムの一次外部バ
スに接続されており、前記第2記憶部および前記データ
出力部は、それぞれ、前記コンピュータシステムの二次
外部バスに接続されていることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の印刷制御装置において、前記第1圧縮データ復元部お
よび前記第2圧縮データ生成部は、それぞれ、前記コン
ピュータシステムの二次外部バスに接続されていること
を特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記ソフトウエア圧縮は1次元圧縮方式を用いて行われ、
前記ハードウエア圧縮は2次元圧縮方式を用いて行われ
ることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記第2記憶部において圧縮された状態で格納されている
ラスタライズデータは、前記印刷出力装置に対して圧縮
された状態で出力されることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記第2記憶部において圧縮された状態で格納されている
ラスタライズデータを伸張して復元する第2圧縮データ
復元部、をさらに備え、前記第2記憶部において圧縮し
て格納されたラスタライズデータは、前記第2圧縮デー
タ復元部により復元された状態で前記印刷出力装置に対
して出力されることを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、対象印刷物に関
するデジタルデータに基づいて印刷を行う印刷システム
であって、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
印刷制御装置と、前記印刷制御装置から出力されたラス
タライズデータに基づいて、前記対象印刷物の印刷出力
を行う印刷出力装置と、を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】<A.構成>図1は、本発明に係
る印刷システム1に関する構成を示す概略図である。こ
の印刷システム1は、対象印刷物のドキュメントデータ
(デジタルデータ)に基づいて印刷を行う印刷システム
であって、印刷制御装置20と印刷出力装置30とを備
える。
【0017】印刷制御装置20は、ページ記述言語によ
るデータ,PDFデータ等のドキュメントデータ(電子
ぺージデータ)に対してRIP処理(ラスタライズ処
理)を行ってラスタライズデータを生成した後に、印刷
出力装置30に対してラスタライズデータを出力する装
置である。なお、ドキュメントデータは、通信線CLに
接続された他のクライアントコンピュータ(以下「クラ
イアント」とも称する)Cから通信線CLを介して印刷
制御装置20が受信することなどによって得ることがで
きる。
【0018】また、印刷出力装置30は、印刷制御装置
20から出力されたデータに基づき、各種インキなどを
用いて各印刷用紙に対する印刷出力を実際に行う。
【0019】つぎに、図2および図3を参照しながら、
印刷制御装置20についてさらに詳しく説明する。図2
は印刷制御装置20のハードウエア構成を示す概略図で
あり、図3は印刷制御装置20の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【0020】図2に示すように、印刷制御装置20は、
CPU2、半導体メモリ(以下「メモリ」と称する)
3、ハードディスクなどの磁気記録部(以下「システム
ディスク」と称する)4などを備えるコンピュータシス
テムである。
【0021】CPU2は、内部バス(プロセッサバス)
B0を介して、メモリ3、バスコントローラ5などに接
続されている。
【0022】また、バスコントローラ5は、内部バスB
0と一次外部バス(一次拡張バスとも称する)B1とを
接続し、両バス相互間の情報のやりとりを制御する。こ
のバスコントローラ5には、一次外部バスB1を介し
て、ディスクコントローラ6およびシステムディスク4
が接続されており、バスコントローラ5の管理下におい
て動作制御が行われる。ここで、この外部バスとして
は、たとえばPCI(Peripheral Component Interconn
ect)バスなど各種規格の拡張用のバスが採用される。
【0023】上記のシステムディスク4には、基本ソフ
トであるOS(オペレーティングシステム)が格納され
ているほか、このコンピュータシステムを印刷制御装置
として機能させるためのアプリケーションソフトウエア
プログラムもが格納されており、さらには、クライアン
トCから送信されてきたドキュメントデータもが格納さ
れる。また、このシステムディスク4は、後述するよう
に、ソフトウエア圧縮されたラスタライズデータを格納
する第1記憶部としても機能する。
【0024】さらに、バスコントローラ5は、別のバス
コントローラ7に接続されている。後者のバスコントロ
ーラ7は、一次外部バス(一次拡張バス)B1よりもさ
らに下位の階層に設けられた外部バス(以下、二次外部
バス(または二次拡張バス)と称する)B2を制御する
コントローラであり、一次外部バスB1と二次外部バス
B2との間を接続する機能を果たす。
【0025】なお、ここでは外部バスが一次外部バスB
1と二次外部バスB2との2階層で構成される場合を例
示しており、たとえば、一次外部バスB1および二次外
部バスB2はいずれもPCIバスで構成される。バスコ
ントローラ5は、内部バス(プロセッサバス)B0と一
次外部バスB1とを接続する制御チップとして構成さ
れ、バスコントローラ7は、一次外部バスB1と二次外
部バスB2とを接続する制御チップ(たとえばPCI/
PCIブリッジ)として構成される。
【0026】この二次外部バスB2には、さらに、第1
圧縮データ復元部8、第2圧縮データ生成/復元部9
(第2圧縮データ生成部10および第2圧縮データ復元
部11を含む)、ページメモリコントローラ12、ペー
ジメモリ13、ディスクコントローラ14、ページディ
スク15、およびデータ出力部18が接続されており、
バスコントローラ7の管理下において各機能が制御され
る。なお、ここでは第2圧縮データ生成/復元部9は、
第2圧縮データ生成部10と第2圧縮データ復元部11
とを一体化した制御チップとしてハードウエア的に構成
される場合を示すが、これらの第2圧縮データ生成部1
0と第2圧縮データ復元部11とは別個の制御チップと
して設けられていてもよい。また、ページメモリ13
は、高速アクセスを行う半導体メモリなどで構成され
る。
【0027】また、上記のページディスク15は、後述
するように、ハードウエア圧縮されたラスタライズデー
タを格納する第2記憶部として機能し、印刷出力装置3
0に対するラスタライズデータの出力動作にあたってキ
ャッシュディスクとして機能する。
【0028】このページディスク15は、二次外部バス
B2に対してディスクコントローラ14を介して接続さ
れており、一次外部バスB1に接続されているシステム
ディスク4に対して独立にアクセス可能である。このペ
ージディスク15は、具体的には、磁気記録媒体あるい
は光磁気記録媒体などで構成される大容量の記録部(ハ
ードディスクなど)として構成されている。また、ディ
スクコントローラ14は、たとえば、PCIバス上でS
CSI機器の制御を行うPCI/SCSI制御チップな
どにより構成される。ここでは、ページディスク15を
制御するディスクコントローラ14を、システムディス
ク4を制御するディスクコントローラ6とは別個独立に
設けることにより、ページディスク15をシステムディ
スクに対して互いに独立にアクセスすることを実現して
いる。
【0029】さらに、第1圧縮データ復元部8は、第1
圧縮データ生成部22(後述)において圧縮方式A(後
述)を用いてソフトウエア圧縮されたラスタライズデー
タを復元するものであり、また、第2圧縮データ生成部
10は圧縮方式B(後述)に基づいてラスタライズデー
タを再び圧縮(ハードウエア圧縮)する機能を有してお
り、第2圧縮データ復元部11はその圧縮方式Bで圧縮
されたラスタライズデータを伸張して復元する機能を有
している。これらの第1圧縮データ復元部8、第2圧縮
データ生成部10および第2圧縮データ復元部11は、
処理の高速化を図るため、各機能を有する制御チップと
してハードウエア的に構成されることが好ましい。
【0030】なお、ここでは、図2中において破線LL
で囲まれた領域に含まれる各構成要素は拡張カード上に
搭載されており、当該拡張カードが上記コンピュータの
拡張スロットに挿入されることにより上記のようなコン
ピュータシステムを構成する場合を例示している。
【0031】また、図3に示すように、印刷制御装置2
0は、各ジョブに関するドキュメントデータに基づき各
ジョブに関するラスタライズデータを順次に作成するR
IP処理部(ラスタライズデータ生成部)21と、RI
P処理部21において生成されたラスタライズデータを
ソフトウエア圧縮する第1圧縮データ生成部22と、ラ
スタライズデータに関する各種動作を制御する制御部2
9と、を備えている。後述する各動作は、制御部29の
管理下において行われる。なお、各RIP処理部21、
第1圧縮データ生成部22、および制御部29の各機能
は、コンピュータにおいて所定のプログラムを実行させ
ることにより実現されるものである。
【0032】上記の第1圧縮データ生成部22において
は、圧縮方式A(後述)を用いてソフトウエア圧縮が行
われる。
【0033】ここにおいて、本発明に係る印刷制御装置
20においては、各ラスタライズデータについて、それ
ぞれ2回の圧縮動作が行われる。
【0034】まず、第1の圧縮動作は、RIP処理部2
1(図3)において生成されたラスタライズデータを圧
縮する動作として、第1圧縮データ生成部22において
行われる。圧縮されたラスタライズデータは、システム
ディスク4に一旦格納される。この第1の圧縮動作は、
ソフトウエア的に行われるソフトウエア圧縮である。こ
の圧縮動作に用いられる圧縮方式としては、比較的計算
量が少なくソフトウエアを用いて機能的に構成すること
により短時間で圧縮動作を実現できるような圧縮方式、
言い換えれば、ソフトウエア圧縮に適した圧縮方式(以
下、圧縮方式Aと称する)が用いられることが好まし
い。このような圧縮方式としては、たとえば、Pack
Bits圧縮、LHA圧縮、ZIP圧縮などの方式が用
いられる。なお、この圧縮方式Aは、単純なアルゴリズ
ムで局所的に圧縮処理が実行できる方式、あるいはCP
Uの1次キャッシュで処理できる程度に命令数を抑える
ことが可能な方式とも表現できる。また、この第1の圧
縮動作は、1次元的に配列したデータを圧縮する1次元
圧縮を用いて行われることが好ましい。
【0035】また、第2の圧縮動作は、第1圧縮データ
復元部8(図2)により一旦復元されたラスタライズデ
ータを再び圧縮する動作として、第2圧縮データ生成部
10(図2)において行われる。再圧縮されたラスタラ
イズデータは、ページディスク15に格納される。この
第2の圧縮動作は、ハードウエア的に行われるハードウ
エア圧縮である。この圧縮動作に用いられる圧縮方式と
しては、圧縮のための計算量が多くとも圧縮率が高くデ
ータ量を小さくすることが可能で、なおかつ、伸張動作
が高速に行える圧縮方式、言い換えれば、ハードウエア
圧縮に適した圧縮方式(以下、圧縮方式Bと称する)が
用いられることが好ましい。このような圧縮方式として
は、たとえば、StarLite(米国Advanced Hardw
are Architectures社商標)圧縮、JBIG圧縮、G4
圧縮などの方式が用いられる。また、この第2の圧縮動
作は、2次元的に配列されたデータを複数の行にわたる
相関を考慮することにより高い圧縮率を実現することが
可能な2次元圧縮を用いて行われることが好ましい。
【0036】このように、これらの2回の各圧縮動作
は、各動作毎に各動作特性に応じて互いに異なる別個の
圧縮方式を用いることが好ましい。たとえば、上記の第
1の圧縮動作(ソフトウエア圧縮動作)は、1次元的に
配列したデータを圧縮する1次元圧縮であることが好ま
しく、第2の圧縮動作(ハードウエア圧縮動作)は、2
次元的に配列されたデータを複数の行にわたる相関を考
慮することにより高い圧縮率を実現することが可能な2
次元圧縮であることが好ましい。すなわち、ソフトウエ
ア圧縮には、ソフトウエアによる動作でも比較的短時間
で圧縮動作が可能な1次元圧縮方式を用い、ハードウエ
ア圧縮には、高い圧縮率と高速な伸張動作とを実現でき
る2次元圧縮方式を用いる、というように各動作の特性
に応じて適宜の圧縮方式を使い分けることにより、より
簡易な構成で効率的なラスタライズデータの供給が可能
になる。
【0037】本実施形態においては、第1の圧縮動作は
ソフトウエア圧縮に適した圧縮方式Aを用いて行われ、
第2の圧縮動作はハードウエア圧縮に適した圧縮方式B
を用いて行われるものとして説明する。
【0038】<B.動作>つぎに、印刷システム1にお
ける処理動作について説明する。
【0039】RIP処理部21(図3)においては、複
数のジョブのそれぞれに対応する各対象印刷物について
のラスタライズデータが複数のジョブの実行順に順次に
生成される。ここでは、まず、ジョブ1に対するラスタ
ライズデータが生成されたものとする。
【0040】その後、図3および図4に示すように、生
成されたラスタライズデータは、圧縮方式Aを用いて第
1圧縮データ生成部22(図3)において圧縮され、圧
縮されたラスタライズデータはシステムディスク4に格
納される。図4は、ジョブ1に関するラスタライズデー
タの準備動作を模式的に示す概念図であり、図2におけ
るハードウエア構成の一部を簡略化して示している。R
IP処理部21において生成されたジョブ1に関するラ
スタライズデータは、図4の破線L1に示すように、第
1圧縮データ生成部22(図3)において圧縮方式Aを
用いてソフトウエア圧縮された後、システムディスク4
に格納される。
【0041】そして、ジョブ1に関するラスタライズデ
ータは、システムディスク4から検索抽出されて取り出
された後、キャッシュディスクとしてのページディスク
15に一旦格納した後に、印刷出力装置30へ向けて出
力される。以下では、システムディスク4に格納された
ラスタライズデータをページディスク15に格納するま
での転送動作(図5参照)と、ページディスク15に格
納されたラスタライズデータを印刷出力装置30に出力
する出力動作(図6参照)とに分けて説明する。
【0042】図5は、このうちの前者(すなわちシステ
ムディスク4に格納されたラスタライズデータをページ
ディスク15に格納するまでの転送動作)について説明
する概念図である。ページディスク15に対する転送動
作は、図5の破線L2に示すように、システムディスク
4に圧縮方式Aを用いて圧縮されていたラスタライズデ
ータを一旦復元し、その後、再び圧縮方式Bを用いて圧
縮した後にページディスク15に対して(その圧縮され
た状態で)格納することにより行われる。ここで、以下
の各動作は、ページ単位で行われ、ジョブ1内に含まれ
る複数のページに関するラスタライズデータは、以下の
手順で、随時ページディスク15に順次に格納される。
【0043】まず、システムディスク4に格納されたジ
ョブ1のページ1に関するラスタライズデータは、圧縮
方式Aを用いて圧縮された状態のまま拡張カードLL
(図2)上の第1圧縮データ復元部8に送られ、この第
1圧縮データ復元部8において伸張して復元される。そ
して、復元されたラスタライズデータは、第2圧縮デー
タ生成部10に送られ、第2圧縮データ生成部10にお
いて圧縮方式Bを用いてハードウエア圧縮される。圧縮
方式Bにより圧縮されたこのラスタライズデータは、ペ
ージメモリ13上に展開された後、圧縮された状態でペ
ージディスク15に格納される。
【0044】その後、ジョブ1における後続のページ
2,ページ3、...に対しても同様に、順次に各動作が
行われることにより、ジョブ1に含まれる複数のページ
の全てがページディスク15に格納される。
【0045】図6は、上述の後者(すなわちページディ
スク15に格納されたラスタライズデータを印刷出力装
置30に出力する出力動作)について説明する概念図で
ある。図6の破線L3に示すように、ページディスク1
5に圧縮方式Bにより圧縮されて格納されていたラスタ
ライズデータは、復元されて印刷出力装置30に出力さ
れる。詳細には、各動作はページ単位で行われ、ジョブ
1内に含まれる複数のページに関するラスタライズデー
タは以下の手順で随時印刷出力装置30に出力される。
【0046】まず、ページディスク15に圧縮されて格
納されていたジョブ1のページ1に関するラスタライズ
データは、第2圧縮データ復元部11に送られ、第2圧
縮データ復元部11において伸張されて復元された後、
ページメモリ13に展開される。その後、ページメモリ
に13展開されたラスタライズデータは、データ出力部
18を介して印刷出力装置30に対して出力される。
【0047】その後、ジョブ1における後続のページ
2,ページ3、...に対しても同様に、順次に各動作が
行われることにより、複数のページを含むジョブ1に関
するラスタライズデータの全てをページディスク15か
ら読み出して伸張したのち印刷出力装置30に対して出
力する。
【0048】ここにおいて、図6に示すように、この印
刷制御装置20は、印刷出力装置30に対して出力すべ
きジョブ1に関するラスタライズデータを供給する動作
(すなわち印刷出力中ジョブのデータ出力動作(破線L
3参照))と同時並列的に、次以降のジョブ(ここでは
ジョブ2)に関するラスタライズデータの準備動作(破
線L4参照)を行うことができる。
【0049】具体的には、図4の場合(破線L1参照)
と同様に、RIP処理部21において生成されたジョブ
2に関するラスタライズデータが、第1圧縮データ生成
部22(図3)において圧縮方式Aを用いてソフトウエ
ア圧縮された後、システムディスク4に格納される(図
6の破線L4参照)。
【0050】そして、ジョブ1に関するデータ出力動作
(図6の破線L3参照)が終了すると、図7に示すよう
に、直ちに次のジョブ2に関するラスタライズデータの
転送処理に移行し、あらかじめ生成されてシステムディ
スク4に格納されていたジョブ2に関するラスタライズ
データが、システムディスク4からページディスク15
へと転送される。この転送動作は、上述の動作(図5参
照)がジョブ2に関するラスタライズデータについて行
われるものであり、図7の破線L5に示すように、シス
テムディスク4に圧縮方式Aによって圧縮されて格納さ
れていたジョブ2に関するラスタライズデータが、シス
テムディスク4から抽出されて圧縮された状態のまま第
1圧縮データ復元部8に送出され、第1圧縮データ復元
部8において一旦復元された後、第2圧縮データ生成部
10において今度は圧縮方式Bによりハードウエア圧縮
された状態でページディスク15へと格納されることに
より行われる。
【0051】その後、図8に示すように、ページディス
ク15に転送されたジョブ2に関するラスタライズデー
タは、ジョブ1に関するラスタライズデータの場合(図
6破線L3参照)と同様にして、第2圧縮データ復元部
11で伸張、復元された後、データ出力部18を介して
印刷出力装置30に対して出力される(破線L6参
照)。この際、次のジョブ3に関するラスタライズデー
タの準備動作(破線L7参照)を同時並列的に行うこと
が可能である。
【0052】以後、上記と同様の動作を繰り返し行うこ
とにより、複数の対象印刷物のそれぞれに関する各ジョ
ブについて、対応する各デジタルデータに基づいて生成
したラスタライズデータを印刷出力装置30に対して順
次に出力する処理が行われる。そして、印刷出力装置3
0は、受け取った各ラスタライズデータに基づき、トナ
ーあるいは各種インキなどを用いて各印刷用紙に対する
印刷出力を実際に行う。
【0053】以上のように、上記実施形態においては、
図6に示すように、ジョブ1の次以降のジョブ(ここで
はジョブ2)に関するラスタライズデータの準備動作
(破線L4)と、ジョブ1の出力動作(破線L3)とを
同時並列的に行うことができる。すなわち、出力中ジョ
ブの次以降のジョブに関するラスタライズデータの準備
動作を、出力中ジョブの出力動作が終了するまで待つこ
となく行うことができるので高効率である。
【0054】また、準備動作におけるラスタライズデー
タが格納されるシステムディスク4と、出力動作におけ
るラスタライズデータが格納されているページディスク
15とは、互いに独立に動作が可能であるので、互いの
動作に与える影響を抑制した高効率のアクセスが可能に
なる。
【0055】さらに、システムディスク4は一次外部バ
スB1に接続され、ページディスク15とデータ出力部
18とは二次外部バスB2に接続されており、ラスタラ
イズデータの準備動作とラスタライズデータの出力動作
とはそれぞれ互いに別個のバス(一次外部バスB1およ
び二次外部バスB2)を介してデータ転送を行うことが
できるので、データ転送効率がよい。すなわち、RIP
処理がなされたラスタライズデータのシステムディスク
4への格納動作は一次外部バスB1を介して行われる一
方で、一旦システムディスク4からページディスク15
へと転送されて格納されていたラスタライズデータは一
次外部バスを経由せずに二次外部バスを介して印刷出力
装置に対して出力されるので、一次外部バスB1および
二次外部バスB2における動作効率の低下を防止でき
る。したがって、印刷制御装置20内での効率的な処理
が可能になる。
【0056】また、上記実施形態において、図5などに
示されるように、出力中のジョブに関するラスタライズ
データの出力動作が終了した後に、システムディスク4
に格納された次のジョブに関するラスタライズデータを
第1圧縮データ復元部8および第2圧縮データ生成部1
0を介してページディスク15に転送する転送動作(す
なわちシステムディスク4からページディスク15への
ラスタライズデータの転送動作)が行われるに際して、
システムディスク4に格納されているラスタライズデー
タは圧縮方式Aによって圧縮されて格納されているの
で、システムディスク4に対するアクセス時間が短縮さ
れる。またシステムディスク4からページディスク15
へは当該ラスタライズデータは圧縮されたまま転送され
るので、当該ラスタライズデータのデータ量自体(すな
わち転送データ量)も少なくなるので、当該ラスタライ
ズデータを転送する転送時間も短縮される。
【0057】さらに、システムディスク4に格納された
各ラスタライズデータは、二次外部バスB2に接続され
た第1圧縮データ復元部8において復元されるまで、シ
ステムディスク4から第1圧縮データ復元部8へと圧縮
されたまま送出されるので、効率的なデータ転送を行う
ことができる。さらに、第1圧縮データ復元部8におい
て復元されたラスタライズデータは、一次外部バスB1
を経由せずに、二次外部バスB2に接続された第2圧縮
データ生成部10に送られた後、ハードウエア圧縮され
てページディスク15に格納されるので、効率的なラス
タライズデータの圧縮動作を行うことができる。
【0058】また、印刷出力装置30への出力動作を行
うにあたって、ページディスク15に格納されたラスタ
ライズデータは、圧縮方式Bによって高い圧縮率で圧縮
されているので、ページディスク15に対するアクセス
時間が短縮されて、高効率の読み出し動作が可能にな
る。
【0059】このように、上記実施形態の印刷制御装置
20によれば、連続する複数の印刷ジョブのラスタライ
ズデータを印刷出力装置30に対して効率的に供給する
ことが可能になる。
【0060】なお、上記実施形態においては、ページデ
ィスク15に圧縮して格納されたラスタライズデータ
は、第2圧縮データ復元部11により復元された状態で
印刷出力装置30に対して出力されるので、印刷出力装
置30側でラスタライズデータを伸張して復元する必要
がない。
【0061】また、上記においては、ラスタライズデー
タの出力動作(図6の破線L3)およびラスタライズデ
ータの転送動作(図5の破線L2)の優先順位が、ラス
タライズデータの準備動作(図4の破線L1)よりも大
きいものとして(すなわち出力動作および転送動作を準
備動作に優先させて)処理を進めることが好ましい。こ
れによれば、印刷出力装置30に対する印刷出力を途切
れさせることなく、連続的に印刷出力を行うことが可能
になる。
【0062】さらに、上記において、ページメモリ13
(図2)は、複数のページ分のメモリを有することが好
ましい。これによれば、図5に示すラスタライズデータ
の転送動作(破線L2参照)において、第2圧縮データ
生成部10により圧縮されたラスタライズデータをペー
ジメモリ13に一時的に格納する動作とページメモリ1
3からページディスク15に対して当該(圧縮された状
態の)ラスタライズデータを送出する動作とを同時並列
的に処理することが可能となり、さらに処理の高速化を
図ることができるからである。同様に、ページメモリ1
3が複数のページ分のメモリを有する場合には、第2圧
縮データ復元部11において伸張されて復元されたラス
タライズデータをページメモリ13に一時的に格納する
動作とページメモリ13から印刷出力装置30に対して
当該ラスタライズデータを出力する動作とを同時並列的
に処理することも可能になるので、さらに処理の高速化
を図ることが可能である。
【0063】<C.その他>上記実施形態においては、
圧縮方式Aによって圧縮されたラスタライズデータをシ
ステムディスク4に格納するものとしたが、これに限定
されず、オペレーティングシステムや各種ソフトウエア
プログラムが格納されているディスクとは別のディスク
に格納してもよく、たとえば、1次外部バスB1に接続
され、システムディスク4とは別個に設けられたハード
ディスクなどの磁気記録媒体を有する記憶部に格納して
もよい。
【0064】また、上記実施形態においては、圧縮方式
Bにより圧縮されていたラスタライズデータを第2圧縮
データ復元部11において伸張して復元した後、印刷出
力装置30に対して出力する場合について説明したが、
これに限定されない。たとえば、ページディスクにおい
て圧縮された状態で格納されているラスタライズデータ
を、印刷出力装置に対して圧縮された状態のまま出力し
てもよい。この場合には、印刷出力装置30側において
高速に伸張復元のための機能部を設ける必要がある一方
で、圧縮された状態のままデータを転送することによっ
てその転送データ量を削減することができる。したがっ
て、データ出力部18から印刷出力装置30へのデータ
転送における転送速度自体がボトルネックになる場合な
どにこれを適用すれば、そのボトルネックを解消して印
刷出力装置に対するデータ転送の高効率化を図ることが
できる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項7
に記載の発明によれば、出力すべきジョブに関するラス
タライズデータを第2記憶部から印刷出力装置に対して
出力する出力動作と当該出力中のジョブの次以降のジョ
ブに関するラスタライズデータを生成して第1記憶部に
格納しておく準備動作とを同時並列的に行うことができ
る。したがって、出力中ジョブの出力動作が終了するま
で待つことなく、出力中ジョブの次以降のジョブに関す
るラスタライズデータの準備動作を行うことができるの
で高効率である。
【0066】また、出力中のジョブに関するラスタライ
ズデータの出力動作が終了した後に、第1記憶部に格納
された次のジョブに関するラスタライズデータを第2記
憶部に転送する転送動作が行われるにあたって、第1記
憶部に格納されているラスタライズデータがソフトウエ
ア圧縮されているので、第1記憶部に対するアクセス時
間が短縮される。
【0067】さらに、印刷出力装置への出力動作を行う
にあたって、第2記憶部に格納されたラスタライズデー
タは、ハードウエア圧縮により高い圧縮率で高速圧縮さ
れて格納されているので、第2記憶部に対するアクセス
時間が短縮されて、高効率の読み出し動作が可能にな
る。
【0068】特に、請求項2に記載の発明によれば、第
1記憶部は一次外部バスに接続され、第2記憶部とデー
タ出力部とは二次外部バスに接続されており、ラスタラ
イズデータの準備動作とラスタライズデータの出力動作
とはそれぞれ互いに別個のバス(一次外部バスおよび二
次外部バス)を介してデータ転送を行うことができるの
でデータ転送効率がよい。すなわち、ラスタライズデー
タ生成部において生成されたラスタライズデータの第1
記憶部への格納動作は一次外部バスを介して行われる一
方で、一旦第1記憶部から第2記憶部へと転送されて格
納されていたラスタライズデータは一次外部バスを経由
せずに二次外部バスを介して印刷出力装置に対して出力
されるので、一次外部バスおよび二次外部バスにおける
動作効率の低下を防止できる。したがって、印刷制御装
置内での効率的な処理が可能になる。
【0069】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1記憶部に格納された各ラスタライズデータは、二次外
部バスに接続された第1圧縮データ復元部において復元
されるまで、第1記憶部から第1圧縮データ復元部へと
圧縮されたまま送出されるので、効率的なデータ転送を
行うことができる。さらに、第1圧縮データ復元部にお
いて復元されたラスタライズデータは、一次外部バスを
経由せずに、二次外部バスに接続された第2圧縮データ
生成部に送られた後、ハードウエア圧縮されて第2記憶
部に格納されるので、効率的なラスタライズデータの圧
縮動作を行うことができる。
【0070】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
ソフトウエア圧縮には、ソフトウエアによる動作でも比
較的短時間で圧縮動作が可能な1次元圧縮方式を用い、
ハードウエア圧縮には、高い圧縮率と高速な伸張動作と
を実現できる2次元圧縮方式を用いることにより、各動
作の特性に応じて適宜の圧縮方式を使い分けているの
で、より簡易な構成で効率的なラスタライズデータの供
給が可能になる。
【0071】また、請求項5に記載の発明によれば、第
2記憶部において圧縮された状態で格納されているラス
タライズデータは、印刷出力装置に対して圧縮された状
態のまま出力されるので、印刷出力装置に対するデータ
転送の高効率化を図ることができる。
【0072】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
第2記憶部において圧縮して格納されたラスタライズデ
ータは、第2圧縮データ復元部により復元された状態で
印刷出力装置に対して出力されるので、印刷出力装置側
でラスタライズデータを伸張して復元する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システム1に関する構成を示
す概略図である。
【図2】印刷制御装置20のハードウエア構成を示す概
略図である。
【図3】印刷制御装置20の機能的構成を示すブロック
図である。
【図4】ジョブ1に関するラスタライズデータの準備動
作を模式的に示す図である。
【図5】ジョブ1に関するラスタライズデータの転送動
作を模式的に示す図である。
【図6】ジョブ1に関するラスタライズデータの出力動
作とジョブ2に関するラスタライズデータの準備動作と
を模式的に示す図である。
【図7】ジョブ2に関するラスタライズデータの転送動
作を模式的に示す図である。
【図8】ジョブ2に関するラスタライズデータの出力動
作とジョブ3に関するラスタライズデータの準備動作と
を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 印刷システム 4 システムディスク 8 第1圧縮データ復元部 9 第2圧縮データ生成/復元部 15 ページディスク 20 印刷制御装置 22 第1圧縮データ生成部 29 制御部 30 印刷出力装置 B0 内部バス B1 一次外部バス B2 二次外部バス C クライアント CL 通信線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 勝也 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2C087 BC02 BC05 BC07 BC14 BD40 5B021 AA01 CC08 DD03 5C062 AA05 AA13 AA27 AB38 AB42 AB53 AC22 AC25 AC43 AF00 BA04 5C073 AA06 BA02 BB07 BB09 9A001 BB03 EE04 JJ35 KK42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象印刷物のデジタルデータに基づいて
    生成したラスタライズデータを印刷出力装置に対して出
    力する印刷制御装置であって、 複数のジョブのそれぞれに対応する各対象印刷物につい
    てのラスタライズデータを前記複数のジョブの実行順に
    順次に生成するラスタライズデータ生成部と、 前記生成されたラスタライズデータをソフトウエア圧縮
    する第1圧縮データ生成部と、 前記ソフトウエア圧縮されたラスタライズデータを格納
    する第1記憶部と、 前記第1記憶部に格納されたラスタライズデータを伸張
    して復元する第1圧縮データ復元部と、 前記第1圧縮データ復元部により復元されたラスタライ
    ズデータをハードウエア圧縮する第2圧縮データ生成部
    と、 前記第1記憶部と互いに独立に動作可能であり、前記ハ
    ードウエア圧縮されたラスタライズデータを格納する第
    2記憶部と、 前記第2記憶部に格納されたラスタライズデータを印刷
    出力装置に対して出力するデータ出力部と、 各ラスタライズデータに関する各種動作を制御する制御
    部と、を備え、 前記制御部は、出力すべきジョブに関するラスタライズ
    データを前記第2記憶部から前記印刷出力装置に対して
    出力する出力動作と当該出力中のジョブの次以降のジョ
    ブに関するラスタライズデータを生成して前記第1記憶
    部に格納しておく準備動作とを同時並列的に行い、当該
    出力中のジョブに関するラスタライズデータの出力動作
    が終了した後に、前記第1記憶部に格納された次のジョ
    ブに関するラスタライズデータを前記第2記憶部に転送
    する転送動作を行うように制御することを特徴とする印
    刷制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記第1記憶部は、前記印刷制御装置を構成するコンピ
    ュータシステムの一次外部バスに接続されており、 前記第2記憶部および前記データ出力部は、それぞれ、
    前記コンピュータシステムの二次外部バスに接続されて
    いることを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記第1圧縮データ復元部および前記第2圧縮データ生
    成部は、それぞれ、前記コンピュータシステムの二次外
    部バスに接続されていることを特徴とする印刷制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記ソフトウエア圧縮は1次元圧縮方式を用いて行わ
    れ、 前記ハードウエア圧縮は2次元圧縮方式を用いて行われ
    ることを特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記第2記憶部において圧縮された状態で格納されてい
    るラスタライズデータは、前記印刷出力装置に対して圧
    縮された状態で出力されることを特徴とする印刷制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記第2記憶部において圧縮された状態で格納されてい
    るラスタライズデータを伸張して復元する第2圧縮デー
    タ復元部、をさらに備え、 前記第2記憶部において圧縮して格納されたラスタライ
    ズデータは、前記第2圧縮データ復元部により復元され
    た状態で前記印刷出力装置に対して出力されることを特
    徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 対象印刷物に関するデジタルデータに基
    づいて印刷を行う印刷システムであって、 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の印刷制御装
    置と、 前記印刷制御装置から出力されたラスタライズデータに
    基づいて、前記対象印刷物の印刷出力を行う印刷出力装
    置と、を備えることを特徴とする印刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010050565A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Oki Data Corp データ処理装置
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US10043115B2 (en) 2015-05-08 2018-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for printing image data generated by reading document, method for controlling the same, and storage medium storing computer program for executing the method

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