JP3819202B2 - 印刷制御装置、および印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、および印刷システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の印刷ジョブを連続的に処理する高速印刷技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷業界においては、ドキュメントデータ(デジタルデータ)に基づいて複数の印刷ジョブを連続的に処理して印刷を行う印刷システムが存在する。
【0003】
このような印刷システムは、印刷出力装置と印刷制御装置とを備えており、対象印刷物に関するドキュメントデータに基づいて印刷制御装置が複数のページを1つのまとまりとする単位(以下、「ジョブ」と称する)でRIP処理(ラスタライズ処理)を行ってラスタライズデータを生成した後、印刷出力装置に対してラスタライズデータを出力し、印刷出力装置において各種印刷用紙に対する印刷出力が行われる。
【0004】
ここで、印刷システム全体として効率を向上させるためには、あるジョブ(たとえばジョブ1)の印刷出力中において印刷制御装置が次以降のジョブに関するRIP処理を行っておき、そのジョブ(ジョブ1)の印刷終了後直ちに印刷出力装置に出力することが考えられる。この場合において、たとえば、順次に生成されるラスタライズデータを一旦ディスクに格納しておき、前のジョブの印刷出力の終了に応じて次のジョブの印刷出力がそのディスクから読み出して出力することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ディスクからのラスタライズデータの読み出し中に、ディスクに対する次以降のジョブに関するラスタライズデータの書き込みを行うと、ディスクに対するアクセスが頻繁に生じることにより、ディスクからのラスタライズデータの読み出し速度が低下する。したがって、印刷出力装置に対する出力速度が低下するため、印刷システム全体としてもその処理効率が低下するという問題が存在する。
【0006】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、連続する複数の印刷ジョブのラスタライズデータを印刷出力装置に対して効率的に供給することが可能な技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、対象印刷物のデジタルデータに基づいて生成したラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力する印刷制御装置であって、複数のジョブのそれぞれに対応する各対象印刷物についてのラスタライズデータを前記複数のジョブの実行順に順次に生成するラスタライズデータ生成部と、前記生成されたラスタライズデータを圧縮する圧縮データ生成部と、前記圧縮されたラスタライズデータを格納する互いに独立にアクセス可能な二つのページディスクと、前記二つのページディスクに対する前記圧縮されたラスタライズデータのアクセスを制御するアクセス制御部と、前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力するデータ出力部と、を備え、前記アクセス制御部は、前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータを前記データ出力部を介して前記印刷出力装置に対して順次に出力し、前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータの出力処理によりアクセス状態となっているページディスクとは異なる非アクセス状態のページディスクに対して、前記圧縮データ生成部において順次に圧縮されたラスタライズデータを、圧縮された状態で、出力処理と同時並列的に格納するように制御することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の印刷制御装置において、前記二つのページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータを伸長して復元する圧縮データ復元部、をさらに備え、前記二つのページディスクに圧縮して格納されたラスタライズデータは、前記圧縮データ復元部により復元された状態で前記印刷出力装置に対して出力されることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の印刷制御装置において、前記二つのページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータは、前記印刷出力装置に対して圧縮された状態で出力されることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置において、前記二つのページディスクと前記データ出力部とは、前記印刷制御装置を構成するコンピュータシステムの二次外部バスに接続されており、前記二つのページディスクに格納される前記ラスタライズデータは、前記二次外部バスに接続されるデータ出力部を介して前記印刷出力装置に出力されることを特徴とする。
【0013】
また、請求項5に記載の発明は、対象印刷物に関するデジタルデータに基づいて印刷を行う印刷システムであって、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置と、前記印刷制御装置から出力されたラスタライズデータに基づいて前記対象印刷物の印刷出力を行う印刷出力装置と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
<A.構成>
図1は、本発明に係る印刷システム1に関する構成を示す概略図である。この印刷システム1は、対象印刷物のドキュメントデータ(デジタルデータ)に基づいて印刷を行う印刷システムであって、印刷制御装置20と印刷出力装置30とを備える。
【0015】
印刷制御装置20は、ページ記述言語によるデータ,PDFデータ等のドキュメントデータ(電子ぺージデータ)に対してRIP処理(ラスタライズ処理)を行ってラスタライズデータを生成した後に、印刷出力装置30に対してラスタライズデータを出力する装置である。なお、ドキュメントデータは、通信線CLに接続された他のクライアントコンピュータ(以下「クライアント」とも称する)Cから通信線CLを介して印刷制御装置20が受信することなどによって得ることができる。
【0016】
また、印刷出力装置30は、印刷制御装置20から出力されたデータに基づき、トナー或いは各種インキなどを用いて各印刷用紙に対する印刷出力を実際に行う。
【0017】
つぎに、印刷制御装置20についてさらに詳しく説明する。図2は、印刷制御装置20のハードウエア構成を示す概略図である。印刷制御装置20は、CPU2、半導体メモリ(以下「メモリ」と称する)3、ハードディスクなどの記録部(システムディスク)4などを備えるコンピュータシステムである。
【0018】
CPU2は、内部バス(プロセッサバス)B0を介して、メモリ3、バスコントローラ5などに接続されている。
【0019】
また、バスコントローラ5は、内部バスB0と一次外部バス(一次拡張バスとも称する)B1とを接続し、両バス相互間の情報のやりとりを制御する。このバスコントローラ5には、一次外部バスB1を介して、ディスクコントローラ6およびシステムディスク4が接続されており、バスコントローラ5の管理下において動作制御が行われる。
【0020】
上記のシステムディスク4には、基本ソフトであるOS(オペレーティングシステム)が格納されているほか、このコンピュータシステムを印刷制御装置として機能させるためのアプリケーションソフトウエアプログラムが格納されており、さらには、クライアントCから送信されてきたドキュメントデータが格納される。
【0021】
さらに、バスコントローラ5は、別のバスコントローラ7に接続されている。後者のバスコントローラ7は、一次外部バス(一次拡張バス)B1よりもさらに下位の階層に設けられた外部バス(以下、二次外部バス(または二次拡張バス)と称する)B2を制御するコントローラであり、一次外部バスと二次外部バスとの間を接続する機能を果たす。ここで、この外部バスとしては、たとえばPCI(Peripheral Component Interconnect)バスなど各種規格の拡張用のバスが採用される。
【0022】
なお、ここでは外部バスが一次外部バスB1と二次外部バスB2との2階層で構成される場合を例示している。バスコントローラ5は、内部バス(プロセッサバス)B0と一次外部バスB1とを接続する制御チップとして構成され、バスコントローラ7は、一次外部バスB1と二次外部バスB2とを接続する制御チップ(たとえばPCI/PCIブリッジ)として構成される。
【0023】
この二次外部バスB2には、さらに、ページメモリ圧縮コントローラ8、圧縮部9、ページメモリ10、ページメモリ伸長コントローラ11、伸長部12、ページメモリ13、ディスクコントローラ14A,14B、ページディスク15A,15B、およびデータ出力部18が接続されており、バスコントローラ7の管理下において各機能が制御される。なお、ページメモリ10,13は、高速アクセスを行う半導体メモリなどで構成される。
【0024】
このうち、ページメモリ圧縮コントローラ8、圧縮部9、ページメモリ10は、RIP処理部21(後述)において生成されたラスタライズデータを圧縮する圧縮データ生成部D1として機能する。また、ページメモリ伸長コントローラ11、伸長部12、ページメモリ13は、各ページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータを伸長して復元する圧縮データ復元部D2として機能する。また、圧縮部9は所定の圧縮方式に基づいてラスタライズデータを圧縮する機能を有しており、伸長部12はその所定の圧縮方式で圧縮されたラスタライズデータを伸長して復元する機能を有している。これらの圧縮部9および伸長部12は、処理の高速化を図るため、各機能を有する制御チップとしてハードウエア的に構成されることが好ましい。
【0025】
なお、ここでは、図2中において破線LLで囲まれた領域に含まれる各構成要素は拡張カード上に搭載されており、当該拡張カードが上記コンピュータの拡張スロットに挿入されることにより上記のようなコンピュータシステムを構成する場合を例示している。
【0026】
また、上記のページディスク15A,15Bは、印刷出力装置30に対するラスタライズデータの出力処理にあたってのキャッシュディスクとして機能する。これらのページディスク15A,15Bは、二次外部バスB2に対してディスクコントローラ14A,14Bを介して接続されており、互いに独立にアクセス可能である。これらのページディスク15A,15Bは、具体的には、ハードディスクなどの磁気記録媒体、あるいは光磁気記録媒体などの大容量の記録媒体として構成されている。また、ディスクコントローラ14A,14Bは、たとえば、PCIバス上でSCSI機器の制御を行うPCI/SCSI制御チップなどにより構成される。ここでは、これらの2つのディスクコントローラ14A,14Bをページディスク15A,15Bのそれぞれに対して別個に設けることにより、ページディスク15A,15Bに対して互いに独立にアクセスすることを実現している。
【0027】
また、図3は、印刷制御装置20の機能的構成を示すブロック図である。印刷制御装置20は、各ジョブに関するドキュメントデータに基づき各ジョブに関するラスタライズデータを順次に作成するRIP処理部(ラスタライズデータ生成部)21と、各ジョブに関するラスタライズデータを2つのページディスク15A,15Bのいずれに格納するかを決定するジョブ管理部22と、を備えている。
【0028】
ジョブ管理部22は、RIP処理部21において生成されたラスタライズデータを、ページディスク15A(以下、「第1ページディスク」とも称する)とページディスク15B(以下、「第2ページディスク」とも称する)とのいずれに格納するかを決定する。また、ジョブ管理部22は、決定された情報を「ジョブ管理テーブル」(JT)として有しており、各ページディスク15A,15Bに格納された情報を読み出す際に用いる。
【0029】
言い換えれば、ジョブ管理部22は、各ジョブに関して、書き込み対象となるページディスクと読み出し対象となるページディスクとを管理し、具体的には、各ジョブに関するラスタライズデータの書き込み処理についてその対象となるページディスクを決定する機能と、各ジョブに関するラスタライズデータの読み出し処理について対応するページディスク内を検索して当該ラスタライズデータを抽出する機能とを有している。このように、ジョブ管理部22は、複数(ここでは2つ)のページディスク15A,15Bに対する圧縮されたラスタライズデータのアクセスを制御するアクセス制御部として機能する。
【0030】
このジョブ管理部22は、2つのページディスク15A,15Bのいずれかに格納されたラスタライズデータをデータ出力部18を介して印刷出力装置30に対して順次に出力し、出力処理中のジョブに関するラスタライズデータが格納されていたページディスクとは異なるページディスク(たとえば第1ページディスク15Aからのデータが出力処理中の場合には第2ページディスク15B)に対して、RIP処理部21において順次に生成された次以降のジョブに関するラスタライズデータを、圧縮された状態で格納するように制御する。これらの制御は、ジョブ管理部22からの指令が、バスコントローラ5,7を介してディスクコントローラ14A,14Bなどに伝えられた上で、バスコントローラ7の管理下において各処理が実行される。
【0031】
ここにおいて、互いに独立にアクセス可能な2つのページディスク15A,15Bに対して効率よく読み出しと書き込みとを別個の動作として行うように割り当てることにより、単一のページディスクに対して同時アクセス(読み出しおよび書き込み)する場合に生じる効率低下を防止し、2つのページディスク15A,15Bからの読み出し/書き込み動作を互いに独立に処理することが可能であり、処理の高効率化を図ることができる。さらに、ページディスク15A,15Bに格納されるラスタライズデータは圧縮されているので、ページディスク15A,15Bへの格納対象となるデータ量が低減されているため、ページディスク15A,15Bへのアクセス時間を低減することができる。したがって、高効率のデータ出力を行うことができる。
【0032】
<B.動作>
つぎに、印刷システム1における処理動作について説明する。
【0033】
RIP処理部21においては、複数のジョブのそれぞれに対応する各対象印刷物についてのラスタライズデータが複数のジョブの実行順に順次に生成される。ここでは、まず、ジョブ1に対するラスタライズデータが生成されたものとする。
【0034】
図4は、ジョブ1に関する圧縮格納動作を模式的に示す図であり、図2におけるハードウエア構成の一部を簡略化して示している。図4の破線L1に示すように、RIP処理部21において生成された各ラスタライズデータは、圧縮データ生成部D1により圧縮される。この圧縮動作は、ページメモリ圧縮コントローラ8(図2)の管理下において、圧縮部9がラスタライズデータを圧縮することにより行われる。なお、以下、圧縮されたラスタライズデータを「圧縮データ」とも称する。
【0035】
さらに、この圧縮データは、互いに独立にアクセス可能な複数(ここでは2つ)のページディスク15A,15Bのいずれかに格納される。ここでは、まず、第1ページディスク15Aに格納されるものとする(図4破線L1参照)。上述したように、この圧縮データを2つのページディスク15A,15Bのいずれに格納するかは、ジョブ管理部22によって決定される。
【0036】
より具体的には、このラスタライズデータの圧縮動作および格納動作はページ単位で行われる。ページ単位のラスタライズデータは、圧縮部9(図2)により圧縮されて一時的にページメモリ10(図2)に格納された後、第1ページディスク15Aに転送されて格納される。その後、ページ単位の圧縮動作と転送動作(格納動作)とを次々に繰り返すことにより、複数のページを含む1ジョブ分のラスタライズデータを圧縮して第1ページディスク15Aに格納する。
【0037】
その後、図5に示すように、第1ページディスク15Aに圧縮された状態で格納されたジョブ1に関するラスタライズデータは、第1ページディスク15Aから読み出されて印刷出力装置30に対して出力される(図5の破線L2参照)。なお、図5は、ジョブ1に関する復元出力動作とジョブ2に関する圧縮格納動作とを模式的に示す図であり、図2におけるハードウエア構成の一部を簡略化して示している。
【0038】
具体的には、第1ページディスク15Aにおいて圧縮された状態で格納されているジョブ1に関するラスタライズデータは、圧縮データ復元部D2により伸長して復元される。この復元動作は、ページディスク15A,15Bのいずれか(ここでは第1ページディスク15A)に格納されていたラスタライズデータを、ページメモリ伸長コントローラ11(図2)の管理下において、伸長部12(図2)がラスタライズデータを伸長することにより行われる。圧縮データ復元部D2において復元されたラスタライズデータは、データ出力部18を介して、印刷出力装置30に対して出力される。
【0039】
この復元動作および出力動作も上記と同様にページ単位で順次に行われる。すなわち、ページ単位で第1ページディスク15Aに格納された圧縮データは、第1ページディスク15Aから読み出された後、伸長部12により伸長されて一時的にページメモリ13に格納された後、データ出力部18に転送されて出力される。このような、ページ単位の復元動作(伸長動作)と出力動作(転送動作)とを次々に繰り返すことにより、1ジョブ分のラスタライズデータを第1ページディスク15Aから読み出して伸長したのち印刷出力装置30に対して出力する。
【0040】
さらに、図5に示すように、この印刷制御装置20は、印刷出力装置30に対する印刷出力用のラスタライズデータの供給動作(すなわち印刷出力中ジョブのデータ出力動作)と同時並列的に、次以降のジョブに関するラスタライズデータの生成動作および生成されたラスタライズデータのページディスクへの圧縮格納動作(すなわち次以降のラスタライズデータの準備動作)を行う(図5の破線L3参照)ことができる。
【0041】
ここにおいて、ジョブ管理部22は、次のジョブ2に関して生成したラスタライズデータの圧縮格納を第2ページディスク15Bに対して行う旨を決定する。これにより、印刷出力装置30に対する出力処理中のジョブ1に関するラスタライズデータが格納されている第1ページディスク15Aとは異なる第2ページディスク15Bに対して、ジョブ2に関するラスタライズデータが(圧縮された状態で)格納される。したがって、ジョブ1に関するラスタライズデータの出力処理(図5の破線L2参照)と同時並列的に、そのジョブ1の次以降のジョブ(ここではジョブ2)に関するラスタライズデータの準備処理(図5の破線L3参照)が、ジョブ1の出力処理における効率を低下させることなく行われる。また、前のジョブ(ジョブ1)に関する出力処理が終了すると、直ちに次のジョブ(ジョブ2)に関する出力処理を開始することができる。すなわち、ジョブ間の待ち時間(インターバル時間)を最小限(理想的にはゼロ)に抑制することができる。
【0042】
図6は、ジョブ2に関する復元出力動作とジョブ3に関する圧縮格納動作とを模式的に示す図であり、図2におけるハードウエア構成の一部を簡略化して示している。
【0043】
この図6に示すように、次のジョブ2に関する出力処理(図6の破線L4)は、第2ページディスク15Bに格納されていた圧縮データに対して、伸長動作等を行うことにより同様にして行うことができる。
【0044】
このジョブ2の出力処理中には、ジョブ3の圧縮格納動作(図6の破線L5)を第1ページディスク15Aに対して行うことにより、さらに連続する次以降のジョブの出力準備を、現ジョブ(ここではジョブ2)の出力処理と同時並列的に行うことが可能になる。
【0045】
このように、印刷出力動作の優先順位がラスタライズデータの圧縮格納動作の優先順位よりも大きいものとして(すなわち印刷出力動作を圧縮格納動作に優先させて)処理を進めることが好ましい。これによれば、印刷出力装置30に対する印刷出力を途切れさせることなく、連続的に印刷出力を行うことが可能になる。
【0046】
より具体的には、ラスタライズデータの格納先のページディスクは、複数のジョブについてそれぞれ生成されたラスタライズデータが複数のページディスクのうちあらかじめ定められた順序で選択されるページディスクに格納されるように決定することができる。すなわち、複数のジョブについてそれぞれ生成されたラスタライズデータを2つのページディスク15A,15Bに対して交互に(すなわちページディスク15A,15B,15A,15B,...の順序で)格納するように制御することができる。これによれば、生成された各ラスタライズデータを格納すべき時点においてアクセス状態にあるページディスクがいずれであるかを考慮することなく、最も簡易に上述の動作を実現することができる。ただし、この場合には、あるジョブの出力処理が終了するのを待って、その次のさらに次のジョブに関して生成されたラスタライズデータの格納を行う必要がある。
【0047】
あるいは、さらに効率的なラスタライズデータの準備動作を行うためには、各ジョブ相互間の出力動作の時間の長さの相違にかかわらず、さらに先のジョブに関するラスタライズデータをページディスクに格納しておくことができるようにジョブ管理を行ってもよい。具体的には、複数のジョブのそれぞれに関して生成された各ラスタライズデータを格納すべき時点において非アクセス状態となっているページディスクに対して、生成されたラスタライズデータを随時格納していくようにジョブ管理を行ってもよい。
【0048】
たとえば、ジョブ2のデータ量が大きく、かつ、ジョブ3のデータ量が少ない場合には、第1ページディスク15Aに対するジョブ3のラスタライズデータの格納動作が終了した後も、ジョブ2のラスタライズデータの出力動作(図6の破線L4参照)が継続して行われることとなるが、このような場合でもその次のジョブ4のラスタライズデータを、(ジョブ3に関するラスタライズデータを格納した)第1ページディスク15Aに引き続き格納してもよい。この格納対象である第1ページディスク15Aは、次のジョブ4に関して生成されたラスタライズデータを格納すべき時点において、非アクセス状態となっているページディスク(より詳細には、当該時点において、印刷出力装置30への出力対象となっているジョブ2のラスタライズデータが格納された第2ページディスク15Bとは異なるページディスク)である。
【0049】
そして、第2ページディスク15Bからのジョブ2に関するラスタライズデータの出力が終了した時点で、圧縮格納動作の対象ディスクを第1ページディスク15Aから第2ページディスク15Bに変更しても良い。
【0050】
また、この変更は、次のジョブ3に関する出力動作を速やかに行うために、ジョブ2に関する出力処理の終了時点から早い時点で行われることが好ましい。
【0051】
たとえば、ジョブ4に関する圧縮格納動作の途中でジョブ2に関する出力動作が終了した場合には、ジョブ4に含まれる複数のページに関し、ジョブ2の出力動作の終了時点において圧縮格納動作の対象となっていたページ以降について、その圧縮データの格納対象を第1ページディスク15Aから第2ページディスク15Bへと変更することが好ましい。なお、出力動作の終了時点において圧縮格納動作の対象となっていたページについては、第1ページディスク15Aに格納した内容を削除して、第2ページディスク15Bに新たに格納し直せばよい。
【0052】
あるいは、ジョブ2の終了時点において圧縮格納動作の対象となっていた(ジョブ4における)ページの処理が終了するまで間の時間遅延を許容して、終了時点において圧縮格納動作の対象となっていたページの次以降のページから、その圧縮データの格納対象を第1ページディスク15Aから第2ページディスク15Bへと変更してもよい。
【0053】
このように、ラスタライズデータの圧縮格納動作の優先順位よりも印刷出力動作の優先順位を大きなものとした上で、さらに、ジョブ単位ではなくページ単位でアクセス対象となるページディスクを決定することが好ましい。これにより、出力動作を連続的に行いつつ、ラスタライズデータをさらに細かい単位で管理してさらに効率的なページディスクへの割当(配分)動作が可能になるため、さらに先のジョブに関するラスタライズデータのページディスクへの格納動作を可能にする。すなわち連続する複数の印刷ジョブのラスタライズデータを印刷出力装置に対してさらに効率的に供給することができる。ジョブ管理部22は、このように、ジョブ単位だけでなく、各ジョブに含まれる各ページ単位で各ジョブの管理を行ってもよい。
【0054】
また、上記実施形態においては、複数のページディスク15A,15Bに圧縮して格納されたラスタライズデータは、圧縮データ復元部D2により復元された状態で印刷出力装置30に対して出力されるので、印刷出力装置30側でラスタライズデータを伸長して復元する必要がない。
【0055】
さらに、上記実施形態においては、ページディスク15A,15Bとデータ出力部18とは、印刷制御装置を構成するコンピュータシステムの二次外部バスに接続されており、ページディスク15A,15Bに格納されるラスタライズデータは、二次外部バスに接続されるデータ出力部18を介して印刷出力装置に出力される。すなわち、二次外部バスに接続されたページディスクに一旦格納されたラスタライズデータは、一次外部バスを経由せずに二次外部バスを介して印刷出力装置に対して出力されるので、一次外部バスにおける動作効率の低下を防止できる。したがって、たとえば、RIP処理においてはシステムディスク4に格納されていたドキュメントデータの読み出し等は、一次外部バスを経由して読み出された後、バスコントローラ5などを介してメモリ3などに展開されることにより行われるが、このような動作と出力動作とを切り離して行うことができるので、印刷制御装置20内での効率的な処理が可能になる。
【0056】
なお、上記実施形態においては、二次外部バスにおける最大転送速度は、ラスタライズデータの圧縮動作や格納動作などに対して十分に大きいことが好ましい。この場合、バスコントローラ7の制御下において複数の動作が時分割で行われてマルチタスク動作が実現されれば、二次外部バスにおける各ラスタライズデータの転送速度が低下しないようにすることができる。
【0057】
また、上記において、ページメモリ10(図2)は、2ページ分のメモリを有することが好ましい。圧縮データのページメモリへの一時格納動作とページメモリから第1ページディスク15Aへの転送動作とを同時並列的に処理することが可能となるからである。これにより、さらに処理の高速化を図ることができる。
【0058】
同様に、ページメモリ13は、2ページ分のメモリを有することが好ましい。伸長データのページメモリへの一時格納動作とページメモリから印刷出力装置30への転送動作とを同時並列的に処理することが可能となるからである。これにより、さらに処理の高速化を図ることができる。
【0059】
<C.その他>
上記実施形態においては、2つのページディスクを用いる場合について説明したが、3つ以上のページディスクを用いてもよい。
【0060】
また、上記実施形態においては、圧縮データを伸長して復元した後、印刷出力装置30に対して出力する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、複数のページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータを、印刷出力装置に対して圧縮された状態のまま出力してもよい。この場合には、印刷出力装置30側において伸長復元のための機能部を設ける必要があるものの、データ転送における転送速度自体がボトルネックになる場合などにおいては、圧縮された状態のままデータを転送することによってその転送データ量を削減することができる。したがって、そのボトルネックの解消を図ることにより、印刷出力装置に対するデータ転送の高効率化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、請求項1ないし請求項5に記載の発明によれば、アクセス制御部は、二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータを印刷出力装置に対して順次に出力し、二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータの出力処理によりアクセス状態となっているページディスクとは異なる非アクセス状態のページディスクに対して、圧縮データ生成部において順次に圧縮されたラスタライズデータを、圧縮された状態で、出力処理と同時並列的に格納する。したがって、単一のページディスクに対して同時アクセス(読み出しおよび書き込み)する場合に生じる効率低下を防止して処理の高効率化を図った上で、複数のジョブに関するラスタライズデータを印刷出力装置に対して連続的に出力することが可能である。また、ページディスクに格納されるラスタライズデータは圧縮されているので、アクセス対象となるデータ量が低減されているため、ページディスクへのアクセス時間を低減することができる。したがって、高効率のデータ出力を行うことができる。
【0062】
特に、請求項2に記載の発明によれば、二つのページディスクに圧縮して格納されたラスタライズデータは、圧縮データ復元部により復元された状態で印刷出力装置に対して出力されるので、印刷出力装置側でラスタライズデータを伸長して復元する必要がない。
【0063】
また、請求項3に記載の発明によれば、二つのページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータは、印刷出力装置に対して圧縮された状態で出力されるので、印刷出力装置に対するデータ転送の高効率化を図ることができる。
【0064】
さらに、請求項4に記載の発明によれば、二次外部バスに接続されたページディスクに一旦格納されたラスタライズデータは、一次外部バスを経由せずに二次外部バスを介して印刷出力装置に対して出力されるので、一次外部バスにおける動作効率の低下を防止できる。
【0065】
また、請求項1に記載の発明によれば、各ジョブ相互間の出力動作の時間の長さの相違にかかわらず、さらに先のジョブに関するラスタライズデータをページディスクに格納しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システム1に関する構成を示す概略図である。
【図2】印刷制御装置20のハードウエア構成を示す概略図である。
【図3】印刷制御装置20の機能的構成を示すブロック図である。
【図4】ジョブ1に関する圧縮格納動作を模式的に示す図である。
【図5】ジョブ1に関する復元出力動作とジョブ2に関する圧縮格納動作とを模式的に示す図である。
【図6】ジョブ2に関する復元出力動作とジョブ3に関する圧縮格納動作とを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 印刷システム
20 印刷制御装置
30 印刷出力装置
B0 内部バス
B1 一次外部バス
B2 二次外部バス
C クライアント
CL 通信線
D1 圧縮データ生成部
D2 圧縮データ復元部

Claims (5)

  1. 対象印刷物のデジタルデータに基づいて生成したラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力する印刷制御装置であって、
    複数のジョブのそれぞれに対応する各対象印刷物についてのラスタライズデータを前記複数のジョブの実行順に順次に生成するラスタライズデータ生成部と、
    前記生成されたラスタライズデータを圧縮する圧縮データ生成部と、
    前記圧縮されたラスタライズデータを格納する互いに独立にアクセス可能な二つのページディスクと、
    前記二つのページディスクに対する前記圧縮されたラスタライズデータのアクセスを制御するアクセス制御部と、
    前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力するデータ出力部と、
    を備え、
    前記アクセス制御部は、前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータを前記データ出力部を介して前記印刷出力装置に対して順次に出力し、前記二つのページディスクのいずれかに格納されたラスタライズデータの出力処理によりアクセス状態となっているページディスクとは異なる非アクセス状態のページディスクに対して、前記圧縮データ生成部において順次に圧縮されたラスタライズデータを、圧縮された状態で、出力処理と同時並列的に格納するように制御することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1に記載の印刷制御装置において、
    前記二つのページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータを伸長して復元する圧縮データ復元部、
    をさらに備え、
    前記二つのページディスクに圧縮して格納されたラスタライズデータは、前記圧縮データ復元部により復元された状態で前記印刷出力装置に対して出力されることを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項1に記載の印刷制御装置において、
    前記二つのページディスクにおいて圧縮された状態で格納されているラスタライズデータは、前記印刷出力装置に対して圧縮された状態で出力されることを特徴とする印刷制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置において、
    前記二つのページディスクと前記データ出力部とは、前記印刷制御装置を構成するコンピュータシステムの二次外部バスに接続されており、
    前記二つのページディスクに格納される前記ラスタライズデータは、前記二次外部バスに接続されるデータ出力部を介して前記印刷出力装置に出力されることを特徴とする印刷制御装置。
  5. 対象印刷物に関するデジタルデータに基づいて印刷を行う印刷システムであって、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置と、
    前記印刷制御装置から出力されたラスタライズデータに基づいて、前記対象印刷物の印刷出力を行う印刷出力装置と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
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