JP6163937B2 - データ出力装置、画像形成装置、コンピュータープログラムおよびストレージ制御方法 - Google Patents

データ出力装置、画像形成装置、コンピュータープログラムおよびストレージ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力されるデータを一時記憶して出力する技術に関する。
MFP(Multi-functional Peripheral)は、コピー機、プリンター、ファクシミリ機、ネットワークスキャナー、ドキュメントサーバーなどといった複数種の機器の機能を合わせ持つ情報機器である。MFPは、制御プログラムや各種データを記憶するストレージを内蔵している。典型的なストレージはハードディスクドライブ(HDD)である。
MFPは、ジョブの実行に際して、ストレージを画像データの一時記憶に使用する。例えば、コピージョブやファクシミリ送信ジョブにおいて、MFPは、原稿シートから読み取ったスキャン画像データをストレージにいったん格納し、その後に順次に読み出して印刷したりファクシミリ送信したりする。画像データをストレージに一時的に記憶させることにより、原稿シートの読取りを印刷やファクシミリ送信の進行に同期させる必要がなくなり、読取りを高速化することができる。外部機器からのドキュメント画像データを印刷するプリントジョブにおいても、受信したドキュメント画像データをいったんストレージに格納することにより、受信を高速化することができる。
一般に、MFPは不要な電力消費を抑える省電力機能を有する。ユーザーによる操作や外部機器からのアクセスの無い状態が一定時間にわたって続いたとき、MFPは通常動作モードから省電力モードに移行する。このとき、ストレージとしてのハードディスクドライブに対する動作電力の供給が停止される。ハードディスクドライブは非稼動状態になる。その後、ユーザーによる操作や外部機器からのアクセスがあると、ハードディスクドライブに対する動作電力の供給が再開される。
ストレージに対する電力供給の再開に関する先行技術がある。特許文献1では、内部メモリの残量よりも格納すべき画像データの容量が少ないときにはストレージを起動させないようにし、それによって消費電力を軽減する複写機が開示されている。特許文献2に記載された複合機は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)の記憶容量を超える画像データを記憶する必要がある場合のみに、ハードディスクドライブを省電力モードから動作モードに復帰させる。
一方、従来において、ハードディスクドライブよりも起動時間(電源投入から利用可能な状態に立ち上がるまでに要する時間)の短い不揮発性メモリを、ストレージとして使用することが提案されている。特許文献3に記載された画像形成装置は、ハードディスクドライブおよび不揮発性メモリをストレージとして備えている。そして、この画像形成装置は、省電力モードからの復帰に際して、先に利用可能になった不揮発性メモリに画像データを格納していき、その後にハードディスクドライブが利用可能になると、不揮発性メモリに代えてハードディスクドライブに画像データを格納する。不揮発性メモリを使用することにより、ハードディスクドライブが利用可能になる以前に原稿画像の読取りや外部機器からのデータの受信を開始することができ、ジョブの実行開始の待ち時間を短縮することができる。不揮発性メモリの記憶容量は、ハードディスクドライブの立上り期間中に入力される画像データを記憶することができるだけの容量であればよい。
特開2003−198769号公報 特開2009−229747号公報 特開2012−109939号公報
情報機器における普遍的な技術課題のひとつに省電力化がある。
本発明は、このような事情に鑑み、ストレージにデータを一時的に記憶させて出力するデータ処理に伴うストレージによる電力消費を低減することを目的としている。
上記目的を達成する装置は、入力されるデータを一時記憶して出力するデータ出力装置であって、第1メモリ領域と、前記第1メモリ領域と比べてアクセスに伴う消費電力が大きい第2メモリ領域と、前記第1メモリ領域および前記第2メモリ領域におけるデータの入出力を制御するストレージ制御部と、前記第2メモリ領域が設けられるストレージに動作電力を供給する電源を制御する電源制御部と、を備え、前記ストレージ制御部は、前記ストレージが前記動作電力の供給の停止された非稼動状態であるときに、順次に入力される複数のデータを前記第1メモリ領域に格納し、前記ストレージの状態が前記第2メモリ領域へのアクセスが可能な稼動状態に切り替わった以後において、当該複数のデータのうちの未格納のデータを前記第1メモリ領域に代えて前記第2メモリ領域に格納する入力制御と、前記複数のデータのそれぞれを入力順序と同じ順序で前記第1メモリ領域または前記第2メモリ領域から読み出す出力制御と、前記複数のデータを全て格納した後、前記出力制御と並行して、前記第2メモリ領域に格納されているデータであって前記第2メモリ領域から読み出しが行われていないデータのうち、出力予定時刻が到来する以前に前記第1メモリ領域へ転送し終えることができるデータを、入力順序とは逆の順序で前記第1メモリ領域へ転送する転送制御と、を行ない、前記電源制御部は、前記入力制御によって前記複数のデータが順次に格納される過程において、前記第1メモリ領域の空き容量が閾値以下になったときに、前記ストレージに対する前記動作電力の供給を前記電源に開始させ、かつ、前記出力制御によって前記複数のデータが順次に読み出される過程において、以後に読み出すべきデータが全て前記第1メモリ領域に格納されている状態になったときに、前記ストレージに対する前記動作電力の供給を前記電源に停止させる。
本発明によれば、第1メモリ領域と比べてアクセスに伴う消費電力が大きい第2メモリ領域が設けられるストレージによる電力消費を低減することができる。
本発明の実施形態に係るMFPのハードウェア構成を示す図である。 ストレージにデータを一時記憶させるデータ出力動作の概要を示す図である。 MFPに備わるデータ出力装置の構成を示す図である。 ストレージにおけるデータの入出力の模式図である。 ストレージにおけるデータの入出力の模式図である。 ストレージにおけるデータの入出力のタイミングチャートである。 データ出力装置が実行するデータ書込み処理のフローチャートである。 データ出力装置が実行するデータ読出し処理のフローチャートである。
ストレージを備える情報機器の一例としてMFPを挙げる。MFPは、コピージョブやプリントジョブを実行する画像形成装置、および原稿シートの画像をデータ化して送信するジョブを実行する画像送信装置として使用することができる。印刷や送信といった画像出力に際して、出力画像に対応したデータの一時記憶にストレージが用いられる。
図1のようにMFP1は操作パネル14および通信インタフェース23を有している。MFP1には操作パネル14による直接の操作および通信インタフェース23を介して接続されるネットワーク8上の外部機器(典型的にはパーソナルコンピューター)5,6,7からのアクセスによって、ユーザーの指定した処理の実行を指示するジョブが与えられる。
コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信の実行を指示するジョブが与えられたとき、ADF(Auto Document Feeder)15が原稿シートをイメージスキャナー16の読取り位置へ搬送する。イメージスキャナー16は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。イメージスキャナー16の出力に対してメインコントローラー10によって所定の処理が加えられ、処理後の画像データがいったんストレージ20に格納される。その後、ストレージ20から画像データが読み出されて再びメインコントローラー10に送られる。そして、出力先に応じた処理が加えられ、処理後の画像データがプリンターコントローラー17または通信インタフェース23へ送られる。
プリンターコントローラー17は、メインコントローラー10から入力された画像データを印刷に適したラスターデータに変換してプリンターエンジン18に送る。プリンターエンジン18は、プリンターコントローラー17に制御されて、用紙スタッカー19から供給される用紙の片面または両面にカラー画像またはモノクロ画像を印刷する。
通信インタフェース23は、入力された画像データを出力先として指定された外部機器へ送信する。通信インタフェース23はモデムを含んでおり、ファクシミリ送信ジョブにおいてファクシミリ形式に変換された画像データを図示しない電話回線へ送出する。
メインコントローラー10は、各種のプログラムを実行するコンピューターとしてのCPU(Central Processing Unit)11、プログラム実行のワークエリアとされるRAM(Random Access Memory)12、および制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)13を有する。図示を省略したが、メインコントローラー10には、ブリッジ回路、バスコントローラー、入出力バッファといったデータ転送に関わるデバイスが含まれる。
ストレージ20は、第1ストレージ21と第2ストレージ22とで構成される。第1ストレージ21は不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いるソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)であり、第2ストレージ22はハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)である。第2ストレージ22はモーターを含む機械式可動機構を有するので、第2ストレージ22の稼動時の消費電力は第1ストレージ21の稼動時の消費電力よりも大きい。
本実施形態では、第1ストレージ(SSD)21と比べて第2ストレージ22(HDD)の記憶容量が十分に大きい。例えば、第1ストレージ21の記憶容量が数十ギガバイト程度であるのに対して、第2ストレージ22の記憶容量は数百ギガバイト以上である。第2ストレージ22は、即時に画像を出力するジョブにおける画像データの一時記憶だけでなく、MFP1の機能を拡充するアプリケーションプログラムやユーザーが利用するドキュメントの保存にも使用される。
ただし、必ずしも第1ストレージ21の記憶容量よりも第2ストレージ22の記憶容量を大きくする必要はない。第1ストレージ21の記憶容量をある程度大きくし、それでも不足する記憶容量を補うために第2ストレージ22を使用することができる。第2ストレージ22の記憶容量は第1ストレージ21の記憶容量と同じかまたはそれより小さくてもよい。
MFP1は、不要な電力消費を抑える省電力機能を有する。ユーザーによる操作や外部機器からのアクセスによるジョブの投入の無い状態が一定時間にわたって続いたとき、MFPは通常動作モードから省電力モードに移行する。このとき、第2ストレージ22としてのハードディスクドライブに対する動作電力の全部または一部の供給が停止される。ハードディスクドライブは非稼動状態になる。その後、ハードディスクドライブを使用するジョブが投入されると、後述のように第1ストレージ21の使用状況に応じたタイミングでハードディスクドライブに対する動作電力の供給が再開される。ハードディスクドライブにおいて、ディスクが回転し、その回転が安定すると、ハードディスクドライブはディスク(記憶媒体)へのアクセスが可能な稼動状態になる。
図2はストレージにデータを一時記憶させるデータ出力動作の概要を示している。ここでは、画像データを印刷するネットワークプリントジョブおよびコピージョブが想定されている。
ネットワークプリントジョブにおいて、通信インタフェース23に外部機器からPDLデータD5が入力される。PDLデータD5では、印刷すべきドキュメントの画像情報および印刷設定がページ記述言語(PDL:Page Description Language)によって記述されている。通信インタフェース23が受信したPDLデータD5に対して、メインコントローラー10においてRIP(Raster Image Processor)処理が行なわれ、ドキュメントの画像情報を表わす多値のラスター画像データD6が生成される。
また、コピージョブでは、原稿シートDSから画像情報がイメージスキャナー16によって読み取られ、イメージスキャナー16からスキャン画像データD16がメインコントローラー10に入力される。スキャン画像データD14は、例えば256階調のカラーまたはモノクロの多値データである。
RIP処理で得られたラスター画像データD6またはイメージスキャナー16によって得られたスキャン画像データD16は、メインコントローラー10において圧縮される。そして、得られた圧縮データD10がストレージ20にいったん格納される。その後、後述する所定のタイミングで圧縮データD10がストレージ20から読み出され、伸張されてプリンターコントローラー17へ送られる。
実際には、RIP処理はバンド単位で行なわれる。すなわち、1ページ分の画像情報はバンドと呼ばれる複数の部分(例えば256ライン幅)に分割してラスタライズされる。バンド単位で処理することにより、ワークエリアとして用いるRAM12の必要メモリサイズが小さくなる。RIP処理がバンド単位であるので、RIP処理で得られるラスター画像データD6の圧縮および圧縮データD10の伸張もバンド単位で行なわれる。したがって、仮に1ページの画像を印刷するジョブであっても、バンドごとに生成される複数の圧縮データD10がストレージ20に一時記憶されることになる。
なお、スキャン画像データD16についても、バンド単位で圧縮および伸張が行なわれる。
ストレージ20に印刷対象の画像に対応したデータを一時記憶させることにより、プリンターエンジン18における印刷動作の進行と非同期でPDLデータD5を受信したり原稿画像を読み取ったりすることができる。つまり、外部機器や原稿シートDSからの画像情報の入力を印刷速度と比べて高速に行なうことができる。一時記憶には画像サイズおよび解像度によって決まる相応の記憶容量が必要であるので、RAM12と比べて安価に大容量を確保することのできるストレージ20が一時記憶に用いられる。
ストレージ20への格納に先立ってデータを圧縮することにより、メインコントローラー10とストレージ20との間のデータ転送の所要時間を短縮することができる。伸張の所要時間を考慮しても、ストレージ20による一時記憶の高速化の観点で圧縮をするのが有利である。
図3は、メインコントローラーの機能構成およびMFPに備わるデータ出力装置の構成を示している。データ出力装置2は、上述のストレージ20、第2ストレージ22に動作電力を供給するHDD電源32、ストレージ制御部103、および電源制御部107を有する。ストレージ制御部103および電源制御部107は、メインコントローラー10のCPU11が制御プログラムを実行することによって実現される機能要素である。
データ出力装置2の動作に関係するメインコントローラー10は、入力制御部101、ジョブ管理部102、RIP処理部104、圧縮・伸張部106、および出力制御部106を有する。これらの要素は、ストレージ制御部103および電源制御部107と同様に、CPU11が制御プログラムを実行することによって実現される
入力制御部101は、イメージスキャナー16および通信インタフェース23のそれぞれからメインコントローラー10へのデータ入力を制御する。また、入力制御部101は、操作パネル14を用いる直接の操作または外部機器のユーザーインタフェースを用いる遠隔操作によるジョブの投入を受け付ける。
ジョブ管理部102は、投入されたジョブを管理する。ジョブ管理部102は、他の機能要素と連絡を取り合い、ジョブの実行に関わる複数の処理を所定のタイミングで進行させる。
RIP処理104は上述のRIP処理を受け持ち、圧縮・伸張部106は圧縮および伸張を受け持つ。出力制御部106は、メインコントローラー10またはストレージ20から通信インタフェース23またはプリンターコントローラー17へのデータ出力を制御する。
データ出力装置2の構成要素であるストレージ制御部103は、第1ストレージ21および第2ストレージ22に対するデータの入出力を制御する。ストレージ制御部は、省電力モードにおいてジョブが投入されたときに、後述する例のとおり、第2ストレージ22に対して動作電力を供給する期間が必要最小限となるように第1ストレージ21と第2ストレージ22とにデータを記憶させる。
電源制御部107はHDD電源32を制御する。電源制御部107によるON/OFF指示に従って、HDD電源32は第2ストレージ22へ動作電力を供給したり動作電力の供給を停止したりする。電源制御部107には、ストレージ制御部103からストレージ20におけるデータ記憶状況が通知される。
以下、データ出力装置2の動作をさらに詳しく説明する。
図4および図5はストレージにおけるデータの入出力を模式的に示している。ここでは、出力対象の画像に対応した10個のバンド(バンド1〜10)のデータを一時的に記憶して出力するものとする。図4および図5では、Step1からStep16までの各段階における第1ストレージ(SSD)21および第2ストレージ(HDD)22の状態が描かれている。
第1ストレージ21のメモリ領域(第1メモリ領域)は、第1区画211と第2区画212とに区分されている。このような区分は、複数のジョブが連続的に投入される場合を想定した工夫である。第1区画211と第2区画212とを使い分けることにより、先のジョブのための一時記憶に引き続いて、次のジョブのための一時記憶を行なうことが可能になる。
図4に示されるStep1において、第2ストレージ22は動作電力の供給の停止された非稼動状態であり、第2ストレージ22のメモリ領域(第2メモリ領域)にアクセスすることはできない。第1ストレージ21の第1区画211に対して空き容量の閾値V1が設定されており、この閾値V1を用いて第2ストレージ22に対する動作電力の供給の要否が判定される。閾値V1は、第2ストレージ22における電源投入時の立上がりの所要時間とデータ出力装置2へのデータ入力速度とに基づいて、第1区画211が満杯になる以前におけるできるだけ遅い時期に第2ストレージ22を稼動状態にするように設定される。
Step2において、第1ストレージ21の第1区画211にバンド1のデータが格納される。バンド1の格納を終えた時点で第1区画211の空き容量は閾値V1よりも大きい。つまり、引き続いて第1区画211にデータを格納することが許される。したがって、消費電力を抑えるために第2ストレージ22は非稼動状態に保たれる。
Step3において、第1ストレージ21の第1区画211にバンド2のデータが格納される。バンド2の格納を終えた時点で第1区画211の空き容量は閾値V1よりも小さい。つまり、引き続きいて第1区画211にデータを格納すると、第1区画211が満杯になってしまう。第2区画222は後の段階で第2ストレージ22から転送されるデータの格納のために空き状態にしておく必要がある。そこで、第2ストレージ22を利用可能にするために第2ストレージ22に対する動作電力の供給が開始される。
Step4において、第1ストレージ21の第1区画211にバンド2のデータが格納される。第2ストレージ22は非稼動状態から稼動状態に移行する過渡状態(起動中)であり、第2ストレージ22にデータを格納することができない。
Step5において、稼動状態になった第2ストレージ22にバンド4のデータが格納される。これと並行して、第1ストレージ21の第1区画211からバンド1のデータが第2ストレージ22へ移される。Step6では、第2ストレージ22にバンド5のデータが格納される。これと並行して、第1ストレージ21の第1区画211からバンド2のデータが第2ストレージ22へ移される。このように第2ストレージ22への格納と並行して、第1ストレージ21が空き状態になるまで、一つずつデータが第2ストレージ22へ移される。第1ストレージ21を空き状態にすることで、次のジョブのデータの受け入れが可能になる。
Step7において、第2ストレージ22にバンド7のデータが格納される。既に第1ストレージ21の第1区画211は空き状態になっている。本例では、Step7の段階で第2ストレージ22からのデータの読出し(出力)が始まる。バンド7の格納と並行してバンド1の読出しが行なわれる。第2ストレージ22から読出しでは、データは第2ストレージ22に残される。
Step8では、バンド8のデータが第2ストレージ22に格納され、バンド2のデータが読み出される。
図5に示されるStep9において、バンド9のデータが第2ストレージ22に格納され、バンド3のデータが読み出される。Step10では、実行中のジョブにおける最後のバンド10のデータが第2ストレージ22に格納され、バンド4のデータが読み出される。
ジョブに対応する全てのバンド1〜10の格納が終わると、第2ストレージ22のデータを複製する転送制御が始まる。格納順序と逆の順序で第2ストレージ22のデータが一つずつ注目され、注目されたデータの出力予定時刻が到来する以前に第1ストレージ21へ当該データを転送し終えることができる場合に、注目されたデータは第1ストレージ21へ転送されて第2区画212に格納される。出力予定時刻は、圧縮・伸張部105へ引き渡すために第2ストレージ22から読み出す速度に基づいて予測される読出し時刻である。現在時刻から出力予定時刻までの時間が注目する一つのデータの転送所要時間よりも長ければ、当該データの複製が可能である。
Step11において、バンド5のデータが読み出され、これと並行してバンド10のデータが第1ストレージ21の第2区画212に複製される。Step12では、バンド6のデータの読出しと、バンド9のデータの複製とが並行して行なわれる。
Step13では、バンド7のデータの読出しと、バンド8のデータの複製とが並行して行なわれる。この段階で次の複製の対象として注目されるのはバンド7のデータである。しかし、バンド7のデータは読出し中であるので、このデータを複製する必要はない。したがって、本例の場合、複製されるデータは、バンド10からバンド8までのデータとなる。
Step14において、読み出すべきデータはバンド8のデータである。このデータは既に複製されて第1ストレージ21に格納されている。したがって、バンド8のデータは第1ストレージ21から読み出されて圧縮・伸張部105へ引き渡される。また、この段階の以降に読み出すべきバンド9およびバンド10はいずれも第1ストレージ21に格納されている。言い換えれば、第2ストレージ22からしか読み出すことができないデータはない。そこで、省電力化のために第2ストレージ22に対する動作電力の供給が停止される。
Step15では、バンド9のデータが第1ストレージ21から読み出される。そして、Step16において最後のバンド10のデータが読み出される。バンド10の読出し完了時点で実行中のジョブについてのストレージ20を用いたデータの一時記憶動作が終了する。
図6は図4および図5で例示された一時記憶動作のタイミングチャートである。図6においてバンド1〜10がB1〜10と表記されている。
時刻t1において、圧縮・伸張部105によって圧縮されたバンド1のデータがデータ出力装置2へ入力される。以降、順次にバンド2〜10のデータが入力される。時刻t1では第2ストレージ22が非稼動であるので、バンド1のデータは第1ストレージ(SSD)21に格納される。
時刻t3ではバンド2の格納が終わっている。バンド2の格納によって第1ストレージ21の空き容量が閾値V1以下になったので、HDD電源32がOFF状態からON状態に切り替えられ、第2ストレージ(HDD)22に対する動作電力の供給(通電)が開始される。一方、時刻t3でバンド3のデータの格納が始まる。本例では、バンド3の格納の途中で第2ストレージ22が非稼動状態から稼動状態に移行する。
時刻t4において、バンド4のデータが第2ストレージ22に格納され、これと並行して第1ストレージ21内のバンド1のデータが第2ストレージ22へ移される。以降、順次に入力されるデータの格納と並行して第1ストレージ21から第2ストレージ22へのデータの移動が行なわれる。
本例では、バンド7のデータが入力される時刻t7とバンド8のデータが入力される時刻t8との間の時刻21において、バンド1の読出しが開始される。以降、順次にバンド2〜10のデータがストレージ20から読み出される。読出しの開始は、ジョブ管理部102によってストレージ制御部103に指示される。ジョブ管理部102は、プリンターエンジン18に対して印刷動作に支障のないように連続してデータを与えることが可能な状態になったとき、読出しの開始を指示する。
時刻t10において最後のバンド10のデータの格納が終わる。バンド10の格納と並行して行なわれるバンド4の読出しは途中段階である。現在の時刻t10から最後に格納したバンド10のデータの出力予定時刻t30までの時間T10は、バンド10のデータの転送に要する時間Tcよりも長い。すなわち、出力予定時刻t30の到来以前にバンド10のデータを複製することが可能である。そこで、バンド4および次のバンド5の格納と並行して、バンド10のデータが第2ストレージ22から第1ストレージ21へ転送される。
時刻t11において、現在の時刻t11からバンド9のデータの出力予定時刻t29までの時間T11は、バンド9のデータの転送に要する時間Tcよりも長い。したがって、バンド5および次のバンド6の格納と並行して、バンド9のデータが第2ストレージ22から第1ストレージ21へ転送される。
また、時刻t12において、現在の時刻t12からバンド8のデータの出力予定時刻t28までの時間T28は、バンド9のデータの転送に要する時間Tcよりも長い。したがって、バンド6および次のバンド7の格納と並行して、バンド8のデータが第2ストレージ22から第1ストレージ21へ転送される。
時刻t13においてバンド8のデータの複製が終わる。この時点ではバンド7の読出しが途中まで進んでいる。つまり、現在時刻がバンド7の出力予定時刻t27を過ぎている。したがって、バンド7のデータは第1ストレージ21へ転送されない。
バンド8のデータの読出しが始まる時刻t28において、HDD電源32がON状態からOFF状態に切り替えられ、第2ストレージ22に対する動作電力の供給が停止される。このように実行中のジョブに係るバンド1〜10の読出しが終了する以前に第2ストレージ22を非稼動にすることにより、ストレージ20による電力の消費を低減し、省電力効果を高めることができる。
図7はデータ出力装置が実行するデータ書込み処理のフローチャートである。
ストレージ制御部103は、圧縮・伸張部105からデータが入力されると(S11でYES)、第2ストレージ22が利用可能かどうかをチェックする(S12)。第2ストレージ22に動作電力が供給されていない場合(S12でNO)、ストレージ制御部103は、入力されてきたデータを第1ストレージ21に格納する(S14)。この格納によって第1ストレージ21の空き容量が閾値V1以下になった場合(S15でYES)、電源制御部107がHDD電源32に第2ストレージ22への動作電力の供給を開始させる(S16)。ステップS11からステップS15までの処理がストレージ制御部103による入力制御に対応する。
ステップS12のチェック結果がYESであった場合、すなわち第2ストレージ22がアクセス可能な稼動状態である場合、ストレージ制御部103は、入力されてきたデータを第2ストレージ22に格納する(S13)。そして、格納したデータが実行中のジョブにおいて一時記憶すべき最終のデータであるかどうかをチェックする(S17)。最終のデータを格納するまで、ステップS11からステップS16までの処理が繰り返される。
最終のデータを格納すると(S17でYES)、データ処理の1単位分(上述の例では1バンド)のデータの複製が可能であるかどうかをチェックする(S18)。上述のように第2ストレージ22から第1ストレージ21へ転送する複製の所要時間Tcが、現在時刻から注目するデータの出力予定時刻までの時間よりも短ければ複製が可能である。第2ストレージ22に格納されたデータを格納順序と逆の順序で一つずつ順に注目し、注目したデータの複製が可能であれば(S18でYES)、当該データを第1ストレージ21へ転送する(S19)。ステップS17からステップS19までの処理がストレージ制御部103による転送制御に対応する。
図8はデータ出力装置が実行するデータ読出し処理のフローチャートである。
ストレージ制御部103は、ジョブ管理部103からデータ出力指示があると(S21でYES)、圧縮・伸張部105に伸張させるために読み出すべき1単位分のデータが第1ストレージ(SSD)21に有れば(S22でYES)、第1ストレージ21から該当データを読み出して圧縮・伸張部105へ送る。該当データが第1ストレージ(SSD)21に無ければ(S22でNO)、第2ストレージ22から該当データを読み出して圧縮・伸張部105へ送る。読み出したデータが最終のデータであるかをチェックし(S25)、最終のデータを読み出すまでストレージ20から1単位分ずつ順にデータを読み出す。ステップS21からステップS25までの処理がストレージ制御部103による出力制御に対応する。
複数のデータが順次に読み出される過程において、一つのデータが読み出されるごとに、電源制御部107は第2ストレージ(HDD)22に動作電力が供給されているかどうかをチェックする(S26)。第2ストレージ22に動作電力が供給されている場合(S26でYES)、電源制御部107はストレージ制御部103から通知されるデータ記憶状況に基づいて、以降に出力すべきデータが全て第1ストレージ21に格納されているかどうかチェックする(S27)。そして、このチェックの結果がYESであれば、HDD電源32をOFF状態に切り替える。これにより、第2ストレージ22への動作電力の供給が停止する。
以上の実施形態によれば、複数のジョブのそれぞれについてのデータの一時記憶を連続的に進めることができる。すなわち、第2ストレージ22が稼動状態に移行したときに、それ以前に第1ストレージ21の第1区画211に格納したデータを第2ストレージ22に移して第1区画211を空き状態にするので、先のジョブのデータを第2ストレージ22に格納するのと並行して、次のジョブのデータを空き状態の第1区画211に格納することができる。第2区画212を設けることによって複製のためのデータ格納領域を確保するので、先のジョブのデータの複製と次のジョブのデータの格納とを並行して行なうことができる。
上述の実施形態において、閾値V1を第2ストレージ22の非稼動状態から稼動状態への移行時間の変化に合わせて随時に変更することができる。HDD電源32をOFF状態からON状態へ切り替えるごとに移行時間を計測し、移行時間が以前より長くなれば早めに電力供給を開始させるために閾値V1を大きくし、逆に移行時間が短くなれば、動作電力の供給を遅らすために閾値V1を小さくすればよい。
また、第2ストレージ22から第1ストレージ21へのデータの複製の可否に関わる時間Tcとして、データを複製するごと計測した最新の複製の所要時間を用いるようにしてもよい。
上述の実施形態において、データ出力装置2およびそれを含むMFP1の構成は本発明の趣旨に沿う範囲内で適宜変更することができる。例えば、一つのSSDに第1区画211と第2区画212とを設ける代わりに、第1区画211と第2区画212とを別体のメモリデバイスに振り分けて設けてもよい。ただし、使用する複数のメモリデバイスは、第2ストレージ22と比べて消費電力の小さいデバイスである。一時的に記憶するデータの単位はバンドに限らず、例えばページであってもよい。
第1ストレージ21のメモリ領域を区分せずに、記憶容量が許す限り第1ストレージ21にデータを格納し、第1ストレージ21に格納し切れないデータを第2ストレージ22に格納するようにしてもよい。第1ストレージ21から第2ストレージ22へのデータの移動を行なわず、第2ストレージ22へのデータの格納と並行して第1ストレージ21からデータを読み出すことができる。最終のデータを第2ストレージ22に格納した後、複製動作として第2ストレージ22から第1ストレージ21へ最終のデータから順にデータを転送し、既に読み出されたデータに代えて第1ストレージ21に格納すればよい。
メモリコントローラー10の圧縮・伸張部105の機能をハードウェアによって実現することができる。データを圧縮せずに一時的に記憶する場合にも本発明を適用することができる。
1 MFP(画像形成装置)
2 データ出力装置
D10 圧縮データ(データ)
21 第1ストレージ(第1メモリ領域、ソリッドステートドライブ)
211 第1区画
212 第2区画
22 第2ストレージ(第2メモリ領域、ハードディスクドライブ)
V1 閾値
32 HDD電源(電源)
103 ストレージ制御部(コントローラー)
107 電源制御部
105 圧縮・伸張部
11 CPU(コンピューター)
18 プリンターエンジン

Claims (11)

  1. 入力されるデータを一時記憶して出力するデータ出力装置であって、
    第1メモリ領域と、
    前記第1メモリ領域と比べてアクセスに伴う消費電力が大きい第2メモリ領域と、
    前記第1メモリ領域および前記第2メモリ領域におけるデータの入出力を制御するストレージ制御部と、
    前記第2メモリ領域が設けられるストレージに動作電力を供給する電源を制御する電源制御部と、を備え、
    前記ストレージ制御部は、
    前記ストレージが前記動作電力の供給の停止された非稼動状態であるときに、順次に入力される複数のデータを前記第1メモリ領域に格納し、前記ストレージの状態が前記第2メモリ領域へのアクセスが可能な稼動状態に切り替わった以後において、当該複数のデータのうちの未格納のデータを前記第1メモリ領域に代えて前記第2メモリ領域に格納する入力制御と、
    前記複数のデータのそれぞれを入力順序と同じ順序で前記第1メモリ領域または前記第2メモリ領域から読み出す出力制御と、
    前記複数のデータを全て格納した後、前記出力制御と並行して、前記第2メモリ領域に格納されているデータであって前記第2メモリ領域から読み出しが行われていないデータのうち、出力予定時刻が到来する以前に前記第1メモリ領域へ転送し終えることができるデータを、入力順序とは逆の順序で前記第1メモリ領域へ転送する転送制御と、を行ない、
    前記電源制御部は、
    前記入力制御によって前記複数のデータが順次に格納される過程において、前記第1メモリ領域の空き容量が閾値以下になったときに、前記ストレージに対する前記動作電力の供給を前記電源に開始させ、かつ、
    前記出力制御によって前記複数のデータが順次に読み出される過程において、以後に読み出すべきデータが全て前記第1メモリ領域に格納されている状態になったときに、前記ストレージに対する前記動作電力の供給を前記電源に停止させる
    ことを特徴とするデータ出力装置。
  2. 前記ストレージ制御部は、前記入力制御によって前記複数のデータが順次に格納される過程において、前記第2メモリ領域への前記未格納のデータの格納と並行して、前記第1メモリ領域に格納されているデータを前記第2メモリ領域に移動させる
    請求項1記載のデータ出力装置。
  3. 前記第1メモリ領域は、前記入力制御によって格納されるデータを記憶する第1区画と、前記転送制御によって前記第2メモリ領域から転送されるデータを記憶する第2区画とに区分されている
    請求項2記載のデータ出力装置。
  4. 前記第1メモリ領域はソリッドステートドライブに設けられ、前記ストレージは前記ソリッドステートドライブよりもデータ記憶容量の大きいハードディスクドライブである
    請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ出力装置。
  5. 前記ストレージ制御部は、
    前記出力制御により読み出されるデータに基づく印刷動作に支障のないように連続してデータを与えることが可能な状態になって読出しの開始の指示があったときに、前記出力制御を開始する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ出力装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ出力装置と、
    前記複数のデータとして印刷対象の画像データを圧縮した圧縮画像データを作成し、前記第1メモリ領域または前記第2メモリ領域から読み出された当該圧縮画像データを伸張する圧縮・伸張部と、
    前記圧縮・伸張部によって伸張された画像データを印刷するプリンターエンジンと、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記プリンターエンジンの印刷動作に支障のないように連続してデータを与えることが可能な状態になったとき、前記データ出力装置における前記出力制御が開始される、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 第1ストレージと、前記第1ストレージと比べて消費電力が大きい第2ストレージと、前記第2ストレージに動作電力を供給する電源とを制御するコンピューターを有したデータ出力装置において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記コンピューターに、
    前記第2ストレージが前記電力の供給の停止された非稼動状態であるときに、順次に入力される複数のデータを前記第1ストレージに格納する処理と、
    前記第1ストレージの空き容量が閾値以下になったときに、前記第2ストレージに対する前記動作電力の供給を前記電源に開始させる処理と、
    前記第2ストレージが前記非稼動状態からアクセス可能な稼動状態に切り替わった以後において、前記複数のデータのうちの未格納のデータを前記第1ストレージに代えて前記第2ストレージに格納する処理と、
    前記複数のデータのそれぞれを入力順序と同じ順序で前記第1ストレージまたは前記第2ストレージから読み出す処理と、
    前記複数のデータを全て格納した後、前記読み出す処理と並行して、前記第2ストレージに格納されているデータであって前記第2ストレージから読み出しが行われていないデータのうち、出力予定時刻が到来する以前に前記第1ストレージへ転送し終えることができるデータを、入力順序とは逆の順序で前記第1ストレージへ転送する処理と、
    前記複数のデータが順次に読み出される過程において、以後に読み出すべきデータが全て前記第1ストレージに格納されている状態になったときに、前記電源に前記第2ストレージに対する前記動作電力の供給を停止させる処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  9. 前記読み出す処理において、読み出されるデータに基づく印刷動作に支障のないように連続してデータを与えることが可能な状態になって読出しの開始の指示があったときに、当該読み出す処理を開始する、
    請求項8記載のコンピュータープログラム。
  10. 第1ストレージおよび前記第1ストレージと比べて消費電力が大きい第2ストレージを用いてデータを一時的に記憶するためのストレージ制御方法であって、
    前記第1ストレージおよび前記第2ストレージの動作を制御するコントローラーが、
    前記第2ストレージが動作電力の供給の停止された非稼動状態であるときに、順次に入力される複数のデータを前記第1ストレージに格納していき、
    当該第1ストレージの空き容量が閾値以下になったときに、前記第2ストレージに対する動作電力の供給を開始し、
    前記第2ストレージが前記非稼動状態からアクセス可能な稼動状態に切り替わった以後において、前記複数のデータのうちの未格納のデータを前記第1ストレージに代えて前記第2ストレージに格納していき、
    前記複数のデータのそれぞれを入力順序と同じ順序で前記第1ストレージまたは前記第2ストレージから順次に読み出していき、
    前記複数のデータを全て格納した後、前記第1ストレージまたは前記第2ストレージから順次に読み出すのと並行して、前記第2ストレージに格納されているデータであって前記第2ストレージから読み出しが行われていないデータのうち、出力予定時刻が到来する以前に前記第1ストレージへ転送し終えることができるデータを、入力順序とは逆の順序で前記第1ストレージへ転送し、
    前記第1ストレージまたは前記第2ストレージから順次に読み出す過程において、以後に読み出すべきデータが全て前記第1ストレージに格納されている状態になったときに、前記第2ストレージに対する前記動作電力の供給を停止する
    ことを特徴とするストレージ制御方法。
  11. 前記第1ストレージまたは前記第2ストレージから順次に読み出されるデータに基づく印刷動作に支障のないように連続してデータを与えることが可能な状態になって読出しの開始の指示があったときに、当該読み出しを開始する、
    請求項10記載のストレージ制御方法。
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