JP2016063434A - 画像処理装置、同装置における画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、同装置における画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オプション機能を使用しない場合は、搭載されたメモリを有効に活用することにより高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができ、オプション機能を使用する場合においても追加メモリを増設する必要のない画像処理装置等を提供する。【解決手段】設定手段により有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ手段107に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域をメインメモリ手段107に確保する【選択図】 図4

Description

この発明は、多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置、同装置における画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
例えば画像処理装置に備えられている高速なスキャナ装置のように、画像の入力を開始すると途中で止められない装置から画像データを入力する際には、1ページ分の画像データの入力を保証するために、生データ(ローデータ)または圧縮された符号化データを1ページ保持する領域を設ける必要がある。
画像処理装置に搭載されているメモりには、CPUから自由にアクセスできまた必要に応じて増設可能なように配置されるメインメモリと、DMA(Direct Memory Access)転送のみでアクセスでき、装置構成上の必要量だけが搭載されるサブメモリとがあり、さらには符号化されたデータを大量に保持するための補助記憶装置を必要とする。
コスト面ではメインメモリは必要に応じて増設可能に構成されるため、サブメモリに比較し高価になる。また、画像転送に必要な帯域を確保するためにメインメモリとサブメモリは別チャンネルでアクセス可能に配置される必要がある。
メインメモリで1ページ分の画像データの入力を保証した場合には、スキャナ装置に取り付けられた自動原稿送り装置を利用して高速に画像入力が可能となる。自動原稿送り装置の構成により、最大限の入力スピードを実現するために入力を保証するページ数が変わるが、一般には多くのメモリを使用することで入力速度を向上させることが可能となる。
例えば、デュアルスキャンの自動原稿送り装置を備えた画像処理装置の中には、A3サイズの原稿について同時に4ページ分の画像データをメインメモリに保存可能に構成されているものがある。通常の自動原稿送り装置を備えた画像処理装置では、同じく2ページ分の画像データをメインメモリに同時に保存可能に構成されている場合が多い。
ところで、画像処理装置には、起動するといつでも有効状態となる少なくとも1つの標準機能が搭載されているが、ユーザーの要望に応じ、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能が搭載される場合がある。
標準機能はCPUが標準機能用のプログラムに従って動作することにより実行可能となり、オプション機能はCPUがオプション用のプログラムに従って動作することにより実行可能となる。このため、オプション機能が有効に設定されると、オプション用のプログラムの実行により、その分メモリの使用量が増えることになる。
このため従来では、オプション機能が搭載される場合は、オプション機能用にメモリを追加することが行われていた。
また、特許文献1には、使用するオプション機能に応じてメモリ配置を決定する装置が提案されている。この装置では、メモリマップには予めオプション機能に対応できるように予備エリアを十分に用意しておく構成となされている。この特許文献1に記載された技術を応用し、オプション機能が搭載される場合は、メインメモリにオプション機能用の予備エリアを確保することが考えられる。
特開2002−132520号公報
しかしながら、オプション機能用の追加メモリを増設することはコスト増を招くという問題がある。
また、メインメモリにオプション機能用の予備エリアを確保する場合は、搭載されているオプション機能を使用しない場合においても、予備エリアが確保されることになるため、前述した画像データの入力処理を行う場合に、メインメモリに無駄な空きエリアが存在することになり、メモリの有効活用が図れず、パフォーマンスが低下してしまうという問題がある。
この発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、オプション機能を使用しない場合は、搭載されたメモリを有効に活用することにより高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができ、オプション機能を使用する場合においても追加メモリを増設する必要のない画像処理装置及び画像処理方法を提供し、さらには画像処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置であって、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力される画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された画像データを記憶するメインメモリ手段と、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定手段と、前記設定手段により有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置であって、画像データをページ単位で入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力される画像データを記憶するサブメモリ手段と、前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された画像データを記憶するメインメモリ手段と、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定手段と、前記設定手段により有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記画像入力手段により入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化手段により符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力手段により入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行することを特徴とする画像処理装置。
(3)前記システム速度が第1の所定速度より小さい速度である低速度であって、前記メインメモリ手段に2ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する前項2に記載の画像処理装置。
(4)前記システム速度が第1の所定速度以上で第2の所定速度より小さい速度である中速度であって、前記メインメモリ手段に3ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、2ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する前項2に記載の画像処理装置。
(5)前記システム速度が第2の所定速度以上の高速度であって、前記メインメモリ手段に4ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、3ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する前項2に記載の画像処理装置。
(6)前記サブメモリ手段は自装置内に固定的に設置され、前記メインメモリ手段は増設可能に設置されている前項2〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
(7)前記標準機能として、前記画像入力手段により入力される画像データを印刷データに変換するラスタライザ機能と、前記画像データを外部へ送信するためのファイルフォーマットに変換する画像変換機能を有する場合であって、前記制御手段が、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、前記第2の入力処理を選択した状態で、前記メインメモリ手段に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保できない場合は、前記制御手段は、前記ラスタライザ機能の実行のために割り当てられるメモリ領域と画像変換機能の実行のために割り当てられるメモリ領域のうち、サイズの大きい方のメモリ領域のみを前記メインメモリ手段に確保し、前記確保したメモリ領域を用いて前記ラスタライザ機能と画像変換機能の両方を実行する前項2〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
(8)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置で実行される画像処理方法であって、画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力される画像データを符号化する符号化ステップと、前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理装置における画像処理方法。
(9)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置で実行される画像処理方法であって、画像データをページ単位で入力する画像入力ステップと、前記画像入力手段により入力される画像データをサブメモリ手段に記憶するステップと、前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化ステップと、前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、を備え、前記制御ステップでは、前記画像入力ステップにより入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化ステップにより符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力ステップにより入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行することを特徴とする画像処理装置における画像処理方法。
(10)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置のコンピュータに、画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力される画像データを符号化する符号化ステップと、前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、を実行させるための画像処理プログラム。
(11)自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置のコンピュータに、画像データをページ単位で入力する画像入力ステップと、前記画像入力手段により入力される画像データをサブメモリ手段に記憶するステップと、前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化ステップと、前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、を実行させ、前記制御ステップでは、前記画像入力ステップにより入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化ステップにより符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力ステップにより入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行する処理を、前記コンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域がメインメモリ手段に確保されるから、オプション機能を使用するために追加メモリを増設する必要はない。また、符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域がメインメモリ手段に確保される。つまり、オプション機能を使用しない場合は、オプション機能を使用する場合に比べて、画像データの入力処理に用いることができるメモリ容量は大きくなるから、メインメモリを有効に活用することができ、高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、オプション機能が有効に設定されている場合、換言すればオプション機能を使用する場合は、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域がメインメモリ手段に確保されるから、オプション機能を使用するために追加メモリを増設する必要はない。しかも、オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて、第1の入力処理と第2の入力処理とが切り替えて実行されるから、オプション機能を使用する場合であってもメインメモリを有効に活用することができ、高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができる。
前項(3)に記載の発明によれば、システム速度が低速の場合に、オプション機能を使用可能としつつ、画像データの最適な入力処理を行うことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、システム速度が中速の場合に、オプション機能を使用可能としつつ、画像データの最適な入力処理を行うことができる。
前項(5)に記載の発明によれば、システム速度が高速の場合に、オプション機能を使用可能としつつ、画像データの最適な入力処理を行うことができる。
前項(6)に記載の発明によれば、サブメモリ手段は自装置内に固定的に設置され、前記メインメモリ手段は増設可能に設置されているから、画像処理装置の性能に応じてメインメモリを増設することで、画像データの入力処理に必要なメモリ容量を確保することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、標準機能としてラスタライザ機能と画像変換機能を有する場合であって、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、前記第2の入力処理を選択した状態で、メインメモリ手段に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保できない場合は、ラスタライザ機能の実行のために割り当てられるメモリ領域と画像変換機能の実行のために割り当てられるメモリ領域のうち、サイズの大きい方のメモリ領域のみをメインメモリ手段に確保し、この確保したメモリ領域を用いてラスタライザ機能と画像変換機能の両方を実行するから、ラスタライザ機能と画像変換機能の実行のために割り当てられるメモリ領域のうち、サイズの小さい方のメモリ領域を画像入力用のメモリ領域として用いることができ、メインメモリ手段に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保し易くなる。
前項(8)に記載の発明によれば、オプション機能を使用するために追加メモリを増設する必要はないうえ、メモリを有効に活用することができ、高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができる。
前項(9)に記載の発明によれば、オプション機能を使用するために追加メモリを増設する必要はないうえ、オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて、第1の入力処理と第2の入力処理とが切り替えて実行されるから、オプション機能を使用する場合であってもメインメモリを有効に活用することができ、高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができる。
前項(10)に記載の発明によれば、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ手段に確保するとともに、符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域をメインメモリ手段に確保する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(11)に記載の発明によれば、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ手段に確保するとともに、オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて、第1の入力処理と第2の入力処理とを切り替えて実行する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 画像処理装置の全体動作を示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおける初期化処理(ステップS100)の内容を示すフローチャートである。 オプションプログラム毎に必要なメモリ領域のサイズを示す表である。 図3のフローチャートにおける読み取り処理(ステップS500)の内容を示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおけるメモリ確保処理(ステップS511)の内容を示すフローチャートである。 図7のフローチャートの続きである。 図3のフローチャートにおける画像入力処理(ステップS700)の内容を示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおけるラスタライズ処理(ステップS800)の内容を示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおける画像変換処理(ステップS900)の内容を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置1の基本構成を示すブロック図である。この実施形態では、画像処理装置として、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能等を備えた多機能デジタル画像形成装置である前述のMFPが用いられている。
画像処理装置1は、制御部10と、スキャナ部11と、不揮発性記憶部12と、プリンタ部13と、操作パネル14と、ネットワークコントローラ(N1C)15等を備えている。
前記制御部10は、画像処理装置1の全体を統括制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の少なくとも1つの標準機能を使用可能に制御するほか、この実施形態では、少なくとも1つのオプション機能が搭載されている。オプション機能の一例としては、ウェブブラウザ機能、音声入力による操作機能等を挙げることができるが、これらに限定されることはない。
上記標準機能は画像処理装置が起動プログラムの実行により起動すると、いつでも有効状態つまりユーザーが使用できる状態となる機能である。一方、オプション機能は、各オプション機能ごとにユーザー等が有効・無効を選択できるようになっており、有効が選択されると画像処理装置が選択されたオプション機能に対して有効状態を設定し、そのオプション機能に対してのみオプションプログラムが起動してユーザーが使用できる状態となる機能である。
前記スキャナ部11は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿やADFと称される原稿自動送り装置(図示せず)により連続的に搬送される原稿の画像を読み取り、画像データに変換する画像入力手段の一つである。スキャナ部11で読み取られた原稿のページ単位の画像データに対しては、後述するような入力処理が実行される。
前記不揮発性記憶部12は、例えばハードディスク装置(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、スキャナ部11で読み取られ制御部10で入力処理された原稿の画像データや、他の画像処理装置あるいはユーザー端末等から送信されてきたデータ、各種のアプリケーション等が記憶される。不揮発性記憶部12は不揮発性の記憶デバイスであるから、記憶された画像データは画像処理装置1の電源をオフにしても消去されることはない。
前記プリンタ部13は、前記スキャナ部11で読み取られた原稿の画像データやユーザ端末からのプリントデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。
前記操作パネル14は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル式液晶等からなる表示部と、テンキー、スタートキー、ストップキー等を備えたキー入力部を備えている。
前記ネットワークコントローラ15は、ネットワーク上の他の画像処理装置や、その他の外部機器例えばユーザー端末等との間での通信を制御することにより、データの送受信を行うものである。
図2は制御部10の構成を示すブロック図である。
この制御部10は、CPU101と、ROM102と、入力インターフェース部(入力IFと記している)103と、出力インターフェース部(出力IFと記している)104と、サブメモリ105と、圧縮・伸張部106と、メインメモリ107等を備えている。
CPU101はROM102等に記録された動作プログラムに従って動作することにより、画像処理装置1の全体を統括制御する。特にこの実施形態では、標準プログラムに従って、スキャナ部11で読み取られた原稿の画像データの入力処理制御、つまりメインメモリ107及びサブメモリ105に対するメモリ領域の確保や画像データの書き込み及び読み出しに関する制御、記憶部12に対する画像データの書き込みや読み出しの制御、画像データの消去に関する制御、圧縮・伸張部106に対する圧縮(符号化)動作や伸張(復号化)動作の制御等の標準機能を実行する。さらに、オプション機能が有効状態に設定されているときは、オプションプログラムに従ってオプション機能を実行する。
ROM102はCPU101の動作プログラム等を記憶するメモリである。
入力インターフェース部103は、前記スキャナ部11等から送られてきた画像データを受信してサブメモリ105に送出し、出力インターフェース部104は、HDD等からなる記憶部12に記憶されている画像データを制御部10外へ送出するものである。
サブメモリ105は、制御部10の外部から入力されてくる画像データや外部に出力する画像データを、一旦記憶するものであり、バッファメモリとして機能する。このサブメモリ105は、DMA(Direct Memory Access)転送のみでアクセスでき、装置構成上の必要量だけが搭載される。
圧縮・伸張部106は、入力された画像データを所定の形式で圧縮し、また記憶部12から読み出された圧縮画像データを伸張するものである。
メインメモリ107は、圧縮・伸張部106によって圧縮された画像データや、記憶部12から読み出された圧縮画像データを一旦記憶するものである。このメインメモリ107は、CPU101から自由にアクセスでき、また必要に応じて増設可能に配置される。この実施形態では、基本構成である第1メインメモリ107aに対して、1個の第2メインメモリ107bが増設可能となされているが、2個以上の第2メインメモリ107bを増設しても良い。このように、メインメモリ107は増設可能に構成されるから、サブメモリ105と比較して一般的に高価である。
この実施形態では、装置が起動すると、標準プログラムが必要とするメモリ領域がメインメモリ107に確保される。また、有効状態に設定されているオプション機能がある場合は、有効状態に設定されているオプション機能を実行するオプションプログラムが必要とするメモリ領域も、プログラム起動時にメインメモリ107に確保される。オプションプログラムが必要とするメモリ領域のサイズは、オプションプログラム毎に予め決められており、有効状態に設定されているオプション機能が複数存在する場合は、すべてのオプション機能について決められているメモリ領域の合計サイズが必要となる。このオプション機能についてのメモリ領域は予め空き領域として用意しておくのではなく、有効状態が設定されているオプション機能に応じて、装置の起動の都度メインメモリ107に確保される。
このように、オプションプログラムに必要なメモリ領域が、起動時に割り当てられるので、仮想メモリを使用した際に発生するメモリのスワップ等による待ち時間もなく、快適にオプション機能を使用可能な画像処理装置となる。しかも、メインメモリを追加増設することなくオプションプログラム用のメモリ領域を確保するから、コストの増大を招くこともない。
また、オプション機能が有効に設定されていないときは、オプション機能の実行のためのメモリ領域は確保されないから、使用しないメモリ領域が確保されることによるメモリ容量の圧迫を防止でき、メインメモリ107の有効利用を図ることができる。
このように、オプションプログラムの有効設定状況に応じて、画像データの入力処理のためにメインメモリ107に割り当て可能な画像入力用のメモリ領域のサイズが変化する。オプションプログラムを使わないとき(無効状態の時)には、十分に余裕のあるサイズの画像入力用のメモリ領域を割り当て可能となる。この状態では、マルチジョブで複数の画像データの入力が行われてもメモリ上で画像の管理が行えるため、高速に処理可能になる。
オプション機能が有効状態に設定されると、オプションプログラムに必要なメモリ領域のサイズに応じてメインメモリ107に確保可能な画像入力用のメモリ領域のサイズが小さくなるが、画像処理装置1の処理速度であるシステム速度に応じて、マルチジョブの場合にパフォーマンスを維持できる画像入力用のメモリ領域の必要サイズが異なり、システム速度に応じてメモリ上で管理が必要なページ単位の画像数が異なる。このため、この実施形態では、システム速度に応じて適正な画像入力用のメモリ領域のサイズを切り替えるようにしている。
入力される画像データは圧縮後にどれくらいのサイズになるか不明であるため、非圧縮サイズでサブメモリ105及びメインメモリ107上に格納場所であるメモリ領域を予約して画像入力処理を行う。この場合に非常に大きなサイズのメモリ領域を必要とするが、適正なサイズのメモリ領域を確保できれば、メインメモリ107内にはさらに空き領域があるので、他のジョブの画像入力、また画像出力用にこの空き領域を使用可能である。
一方、適正なサイズのメモリ領域を確保できない場合は空き領域が不足し、画像入力中に出力用の画像を補助記憶装置である不揮発性記憶部12からファイルメモリに復帰することができなくなることからパフォーマンスの低下が著しい。
これを回避するために起動時に画像データの入力処理方法を切り替えておく。画像データの入力時には、人力された画像データを圧縮した部分から不揮発性記憶部12に移動することで、入力時に使用するメインメモリ107のメモリ領域を小さくできるようにする。これにより、メインメモリ107には十分な空き領域が残るため、画像データの入出力が同時に行えるようになる。ただし、マルチジョブではメインメモリ107の容量が不足し、パフォーマンスが低下することがある。
上述した画像データの入力処理方法の切り替えについて説明する。
[1]システム速度が低速度の場合の入力処理
全てのオプション機能が無効に設定されている場合、メインメモリ107に2ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域を確保して第1の入力処理が実行される。なお、3ページ分以上の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域を確保する構成であってもかまわない。
第1の入力処理では、サブメモリ105をバンドバッファとして機能させるとともにリングメモリとして使用し、入力インターフェース部103を介して入力された画像データを1ページのうちの一部ずつバンド単位で記憶した後、圧縮・伸張部106へと送出する。つまり、サブメモリ105は、1ページの画像データの一部を記憶可能なサイズのメモリ領域が使用される。
一方、メインメモリ107には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されるとともに、確保されたメモリ領域に、圧縮・伸張部106により圧縮された画像データが記憶される。さらに、この記憶された画像データを不揮発性記憶部12に記憶させる前に、メインメモリ107には次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保される。つまり、メインメモリ107は合計2ページ分のメモリ領域が確保される。
なお、この実施形態では、A3サイズ原稿の1ページ分の画像データが、1ページ分の最大容量の画像データに設定されており、また、メインメモリ107に確保される1ページ分のメモリ領域は、前述したように、圧縮・伸張部106により圧縮されていない生データを記憶するものとして算出されている。以降の説明においても同様である。
メインメモリ107に2ページ分のみの最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保される場合、A3サイズの原稿を複数ページ連続して読み取ることができないので、読み取り速度は低下する。ただし、前述したようにA3サイズ原稿を基に設定してあるので、A4サイズ等の使用頻度の高い小サイズ原稿の読み取り速度は高速機と大差ない。また、メインメモリ107に2ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されるから、原稿の読み取りによる画像データの入力と不揮発性記憶部12からの画像データの読み出しとで、メモリ領域の確保が競合しないので、原稿の読み取りと印刷を同時に行うことができる。
いずれかのオプション機能が有効状態に設定されている場合、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に2ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、上記と同じ第1の入力処理が実行される。
有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、メインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、第2の入力処理が実行される。
この第2の入力処理では、サブメモリ105を1ページバッファとして機能させ、入力インターフェース部103を介して入力される1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保される。
CPU101は、サブメモリ105に記憶された画像データの一部を順に圧縮・伸張部106で伸張した後、メインメモリ107に一時的に記憶させ、さらにこの一時的に記憶させた画像データを不揮発性記憶部12に記憶させた後に、メインメモリ107から消去する。
この場合、メインメモリ107には1ページ分の画像データを記憶可能なメモリ領域しか確保されないが、サブメモリ105が1ページバッファであるので、原稿の読み取りによる画像データの入力と不揮発性記憶部12からの画像データの読み出しとで、メモリ領域の確保が競合せず、原稿の読み取りと印刷を同時に行うことができる。ただし、A3サイズの原稿を複数ページ連続して読み取ることができないので、読み取り速度は低下する。
[2]システム速度が中速度の場合の入力処理
全てのオプション機能が無効に設定されている場合、メインメモリ107に3ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して第1の入力処理が実行される。なお、4ページ分以上の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域を確保する構成であってもかまわない。
具体的には、サブメモリ105をバンドバッファとして機能させるとともにリングメモリとして使用し、入力インターフェース部103を介して入力された画像データを1ページのうちの一部ずつバンド単位で格納した後、圧縮・伸張部106へと送出する。つまり、サブメモリ105は、1ページの画像データの一部を記憶可能なサイズのメモリ領域が使用される。
一方、メインメモリ107には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されるとともに、確保されたメモリ領域に、サブメモリ105に記憶され圧縮・伸張部106により圧縮された画像データが記憶される。また、この記憶された画像データを不揮発性記憶部12に記憶させる前に、メインメモリ107には次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されて画像データが記憶され、この記憶された画像データを不揮発性記憶部12に記憶させる前に、メインメモリ107にはさらに次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保される。つまり、メインメモリ107は合計3ページ分のメモリ領域が確保されるから、原稿の読み取りによる画像データの入力と不揮発性記憶部12からの画像データの読み出しとで、メモリ領域の確保が競合しないので、原稿の読み取りと印刷を同時に行うことができる。また、A3サイズの原稿を複数ページ連続して読み取ることができるので、読み取り速度が低下しない。
いずれかのオプション機能が有効状態に設定されている場合、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に3ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、上記と同じ第1の入力処理が実行される。
有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に2ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、第2の入力処理が実行される。この第2の入力処理は、前述したシステム速度が低速度の場合の第2の入力処理と同じである。
[3]システム速度が高速度の場合の入力処理
全てのオプション機能が無効に設定されている場合、メインメモリ107に4ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して第1の入力処理が実行される。なお、5ページ分以上の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域を確保する構成であってもかまわない。
具体的には、サブメモリ105をバンドバッファとして機能させるとともにリングメモリとして使用し、入力インターフェース部103を介して入力された画像データを1ページのうちの一部ずつバンド単位で格納した後、圧縮・伸張部106へと送出する。つまり、サブメモリ105は、1ページの画像データの一部を記憶可能なサイズのメモリ領域が使用される。
一方、メインメモリ107には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されるとともに、確保されたメモリ領域に、サブメモリ105に記憶され圧縮・伸張部106により圧縮された画像データが記憶される。また、この記憶された画像データを不揮発性記憶部12に記憶させる前に、メインメモリ107には次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域が確保されて画像データが記憶される。そして、このような処理を合計4ページの画像データについて行いうるように、メインメモリ107は合計4ページ分のメモリ領域が確保される。
メインメモリ107には4ページ分の画像入力用のメモリ領域が確保されるから、原稿の読み取りによる画像データの入力と不揮発性記憶部12からの画像データの読み出しとで、メモリ領域の確保が競合しないので、原稿の読み取りと印刷を同時に行うことができる。また、A3サイズの原稿を複数ページ連続して読み取ることができるので、読み取り速度が低下しない。また、マルチジョブ実行時のパフォーマンスも低下しない。
有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に4ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域を確保できる場合は、上記と同じ第1の入力処理が実行される。
有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に3ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、第2の入力処理が実行される。この第2の入力処理は、前述したシステム速度が低速度の場合の第2の入力処理と同じである。
このように、システム速度に応じてメインメモリ107に確保する画像入力用のメモリ領域のサイズを変更するとともに、オプション機能を使用する場合には、必要なサイズの画像入力用のメモリ領域を確保できるか否かに応じて画像データの入力方式を切り替えるから、オプション機能を使用可能としつつ、画像処理装置の性能に応じた画像データの最適な入力処理を行うことができる。
ところで、メインメモリ107のサイズによって、あるいは有効状態に設定されているオプション機能の種類などによっては、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した状態で、メインメモリ107に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な入力用のメモリ領域をも確保できない場合がある。
このような状況の発生を回避するため、この実施形態では次のような対策が講じられている。すなわち、標準機能として搭載され、比較的大きな作業領域を必要とするラスタライザ機能と画像変換機能の各実行のために割り当てられる2つのメモリ領域のうち、サイズの大きい方のメモリ領域のみをメインメモリ107に確保し、この確保したメモリ領域を共用してラスタライザ機能と画像変換機能の両方を実行する。なお、ラスタライズ機能は、スキャナ部11等から入力される画像データを印刷データに変換する機能をいい、画像変換機能は、画像データを外部へ送信するためのファイルフォーマットに変換する機能をいう。
例えば、ラスタライザ機能の実行に必要なメモリ領域の方がサイズが大きい場合は、ラスタライザ機能の実行に必要なメモリ領域のみをメインメモリ107に確保する。
このような構成とすることで、ラスタライザ機能と画像変換機能の各実行のために割り当てられる2つのメモリ領域のうち、サイズの小さい方のメモリ領域を画像入力用のメモリ領域として用いることができ、メインメモリ107に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し易くなる。
次に、画像処理装置1の動作をフローチャートを参照しつつ説明する。
なお、この動作はCPU101がROM102等の記録媒体に保存された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
図3は、画像処理装置1の全体動作を示すフローチャートである。
CPU101にリセットがかかりプログラムがスタートすると、ステップS100で初期化処理を行う。この初期化処理については後述する。
次いでステップS200で、内部タイマーをスタートしたのち、ステップS300で画像処理装置1の全体の制御処理を行い、ステップS400で、操作パネル等からの入力に対して入力処理を行う。
続いて、ステップS500で読み取り処理を実行し、ステップS600で印刷処理を行ったのち、ステップS700で画像入力処理を行う。さらにステップS800でラスタライズ処理を、ステップS900で画像変換処理をそれぞれ実行する。読み取り処理、画像入力処理、ラスタライズ処理及び画像変換処理については後述する。
次いで、ステップS1000でタイマーの終了を待ち(ステップS1000でNO)、終了すれば(ステップS1000でYES)、ステップS200からの処理を繰り返す。
図4は、図3のフローチャートにおける初期化処理(ステップS100)の内容を示すフローチャートである。
この初期化処理では、特に、画像処理装置1のシステム速度とメインメモリ107のサイズとオプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じた画像データの入力方式(単に画像入力方式ともいう)の選択が行われる。
まずステップS101でシステム速度を判断する。画像処理装置1には装置構成に応じたシステム速度の定義値を格納したファイルが、予めROM102等に格納されており、CPU101がこれを読み出してシステム速度を判断する。具体的には、システム速度が予め設定された第1の所定値よりも小さい場合は低速度、第1の所定値以上で予め設定された第2の所定値(ただし、第1の所定値<第2の所定値)よりも小さい場合は中速度、第2の所定値以上の場合は高速度と判定する。
システム速度が低速度であれば、ステップS102でFMS0=FMS2×2を設定し、システム速度が中速度であれば、ステップS103でFMS0=FMS2×3を設定し、システム速度が高速度であれば、ステップS102でFMS0=FMS2×4を設定する。なお、FMS0はシステム速度に応じてメインメモリ107に確保すべき画像入力用のメモリ領域のサイズである。また、FMS2は画像入力用のメモリ領域のサイズの最小値であり、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なサイズである。
次にステップS105で、オプションプログラムの実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域のサイズFMS5を計算する。オプションプログラム用のメモリ領域のサイズは、図5に示すように、各オプション機能(オプションプログラム)毎に予め設定されて不揮発メモリに格納されている。図5の例では、1〜5番の各オプションプログラムについて、それぞれMS1〜MS5のサイズを必要とするが、FMS5の計算に際しては有効状態が設定されているオプションプログラムのサイズのみを加算してFMS5を算出する。有効/無効の設定も不揮発メモリに格納されている。
次いでステップS106で、オプションプログラム用のメモリ領域をメインメモリ107に確保した場合のメインメモリ107の空き容量FMS1を、FMS1=FMS4−FMS5の式で算出する。ここでFMS4はメインメモリ107の空き容量の最大値である。
次に、ステップS107で、FMS1がFMS0よりも大きいかどうかを判定する。つまり、各システム速度に応じて必要なサイズの画像入力用のメモリ領域を確保できるかどうかを判定する。
必要なサイズの画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は(ステップS107でYES)、ステップS108で画像入力方式1を選択したのち、ステップS113に進む。必要なサイズの画像入力用のメモリ領域を確保できない場合は(ステップS107でNO)、ステップS109で画像入力方式2を選択し、さらにステップS110で、FMS1がFMS2よりも大きいかどうかを判定する。つまり、画像入力用のメモリ領域のサイズの最小値を確保できるかどうかを判定する。
確保できる場合は(ステップS110でYES)、そのままステップS113に進む。確保できない場合は(ステップS110でNO)、ステップS111で、メモリ共有ONをセットした後、ステップS112でFMS1=FMS1+FMS3とし、ステップS113に進む。FMS3はラスタライザ機能と画像変換機能の実行時に共用するメモリ領域のサイズであり、ラスタライザ機能の実行に必要なメモリ領域のサイズと画像変換機能の実行に必要なメモリ領域のサイズのうち、いずれか小さい方のサイズである。
ステップS113ではその他の初期化処理を行った後、図3のルーチンにリターンする。
図6は、図3のフローチャートにおける読み取り処理(ステップS500)の内容を示すフローチャートである。
ステップS501でスタート要求の有無を確認したのち、スタート要求があれば(ステップS501でYES)、ステップS502で自動原稿送り装置(ADF)にスタート要求を送信したのち、リターンする。スタート要求がなければ(ステップS501でNO)、ステップS510で、次の原稿があるかどうかを判断する。
次の原稿があれば(ステップS510でYES)、ステップS511でメモリ領域を確保するためのメモリ確保処理を行ったのち、ステップS512で、メモリ領域の確保が成功したかどうかを判断する。なお、メモリ確保処理については後述する。
メモリ領域の確保が成功すれば(ステップS512でYES)、ステップS513でADFに対してスキャン指示を行ったのち、リターンする。メモリ領域の確保が失敗した場合は(ステップS512でNO)、ステップS514でメモリ再確保要求をセットしたのちリターンする。
ステップS510で次の原稿がなければ(ステップS510でNO)、ステップS520でメモリ再確保要求があるかどうかを確認し、あれば(ステップS520でYES)、ステップS511からの処理を行う。メモリ再確保要求がなければ(ステップS520でNO)、ステップS530でその他の処理を行ったのち、リターンする。
図7は、図6のフローチャートにおけるメモリ確保処理(ステップS511)の内容を示すフローチャートである。
ステップS540で、画像入力方式を判断する。画像入力方式1であれば、ステップS541でメインメモリ107に空きがあるかを確認し、空きがあれば(ステップS541でYES)、メインメモリ107に1ページ分の画像データを保存するためのメモリ領域を予約する。続いて、ステップS543でメモリ確保成功をセットしたのちリターンする。
ステップS541で、メインメモリ107に空きがなければ(ステップS541でNO)、ステップS544で、圧縮済の画像データがメインメモリ107に存在しているかどうかを判断する。圧縮済の画像データが存在していれば(ステップS544でYES)、ステップS545で、圧縮済の画像データを不揮発性記憶部12へ退避させるための退避指示を行ったのち、ステップS546に進む。圧縮済の画像データが存在していなければ(ステップS544でNO)、そのままステップS546に進む。ステップS546ではメモリ確保失敗をセットしてリターンする。
画像入力方式1の場合はメインメモリ107には最大容量で複数ページの画像データを保存可能なようにメモリ領域が確保されるため、原稿を次々に入力可能となり、読み取り速度がさらに高速になる効果がある。
ステップS540の判断において、画像入力方式2であれば、図8のステップS550に進み、サブメモリ105に空きがあるか否かを確認する。空きがあれば(ステップS550でYES)、ステップS551で、サブメモリ105に1ページ分の画像データを保存するためのメモリ領域を予約する。続いて、ステップS552でメモリ確保成功をセットしたのちリターンする。
サブメモリ105に空きがなければ(ステップS550でNO)、ステップS553でメモリ確保失敗をセットしてリターンする。
図9は、図3のフローチャートにおける画像入力処理(ステップS700)の内容を示すフローチャートである。
ステップS701で画像入力があるかどうかを判断し、あれば(ステップS701でYES)、ステップS702で画像入力方式を判断する。
画像入力方式2の場合、ステップS703で、サブメモリ105に画像データを記憶させたのち、画像データを圧縮・伸張部106に送って画像データの圧縮をスタートさせる。次いで、ステップS704では圧縮済の部分からメインメモリ107への記憶と、記憶された画像データの不揮発性記憶部12への退避をスタートしたのち、リターンする。なお、不揮発性記憶部12へ退避させた画像データはメインメモリ107から消去する。画像入力方式1の場合は、ステップS705で、サブメモリ105に画像データを記憶させたのち、画像データを圧縮・伸張部106に送って画像データの圧縮をスタートさせ、さらに圧縮済の画像データをメインメモリ107へ記憶させ、リターンする。
ステップS701で画像入力がなければ(ステップS701でNO)、ステップS710で、不揮発性記憶部12への退避指示の有無を判断する。退避指示があれば(ステップS710でYES)、ステップS711で不揮発性記憶部12への退避をスタートする。退避指示がなければ(ステップS710でNO)、ステップS712でその他の処理を行いリターンする。
画像入力方式1の場合は、サブメモリ105にバンドバッファを配置し、入力画像データをバンド単位で圧縮しメインメモリ107に保存していく。メインメモリ107でページ単位の保存が完了し、次の読み取りのためのメモリ領域を確保する必要がある時には、図7に示したメモリ確保処理(ステップS511)から指示されて、画像データを不揮発性記憶部12に退避することになる。また、メインメモリ107には複数ページの画像データを保存可能なので、入力画像データはそのままメインメモリ107に置いておく構成としても良く、この場合は印刷処理も高速に行うことが可能となる。
画像入力方式2の場合は、サブメモリ105にページ単位で画像を保存可能な領域が配置されているので、バンド単位で入力画像を圧縮しメインメモリ107に保存する。メインメモリ107には1ページ分しか画像データの保存数領域がないので、バンド単位で保存が完了した部分の画像データから不揮発性メモリ12に退避して、メインメモリ107の空きを確保し、印刷処理等でメモリを使用可能にしておく。また、画像データの入力中にも印刷処理が可能になり、極端な読み取り/印刷速度の低下とならない。
図10は、図3のフローチャートにおけるラスタライズ処理(ステップS800)の内容を示すフローチャートである。
ステップS801で、スタート要求があるかどうかを判断し、スタート要求があれば(ステップS801でYES)、ステップS802で、メモリ共有ONがセットされているかどうかを判断する。メモリ共有ONがセットされていれば(ステップS802でYES)、ステップS803で画像変換処理中がセットされているかどうかを確認し、画像変換処理中がセットされていれば(ステップS803でYES)、リターンして、画像変換処理が完了しメモリが使用可能になるまで処理開始を遅延する。
画像変換処理中がセットされていなければ(ステップS803でNO)、ステップS804に進む。ステップS802において、メモリ共有ONがセットされていない場合も(ステップS802でNO)、ラスタライズ処理を画像変換処理と同時に実行可能なので、ステップS804に進む。
ステップS804ではスタート要求をリセットした後、ステップS805でラスタライズ処理中をセットする。
ステップS801で、スタート要求がなければ(ステップS801でNO)、ステップS810でラスタライズ処理中がセットされているかどうかを確認した後、ラスタライズ処理中がセットされていれば(ステップS810でYES)、ステップS811でラスタライズ処理を実行する。
次いで、ステップS812で、ラスタライズ処理が終了したかどうかを判断し、終了していなければ(ステップS812でNO)、リターンする。終了していれば(ステップS812でYES)、ステップS813で、ラスタライズ処理中をリセットした後、リターンする。ステップS810で、ラスタライズ処理中がセットされていない場合も(ステップS810でNO)、リターンする。
図11は、図3のフローチャートにおける画像変換ズ処理(ステップS900)の内容を示すフローチャートである。
ステップS901で、スタート要求があるかどうかを判断し、スタート要求があれば(ステップS901でYES)、ステップS902で、メモリ共有ONがセットされているかどうかを判断する。メモリ共有ONがセットされていれば(ステップS902でYES)、ステップS903でラスタライズ処理中がセットされているかどうかを確認し、ラスタライズ処理中がセットされていれば(ステップS903でYES)、リターンして、ラスタライズ処理が完了しメモリが使用可能になるまで処理開始を遅延する。
ラスタライズ処理中がセットされていなければ(ステップS903でNO)、ステップS904に進む。ステップS902において、メモリ共有ONがセットされていない場合も(ステップS902でNO)、画像変換処理をラスタライズ処理と同時に実行可能なので、ステップS904に進む。
ステップS904ではスタート要求をリセットした後、ステップS905で画像変換処理中をセットする。
ステップS901で、スタート要求がなければ(ステップS901でNO)、ステップS910で画像変換処理中がセットされているかどうかを確認した後、画像変換処理中がセットされていれば(ステップS910でYES)、ステップS911で画像変換処理を実行する。
次いで、ステップS912で、画像変換処理が終了したかどうかを判断し、終了していなければ(ステップS912でNO)、リターンする。終了していれば(ステップS912でYES)、ステップS913で、画像変換処理中をリセットした後、リターンする。ステップS910で、画像変換処理中がセットされていない場合も(ステップS910でNO)、リターンする。
このように、この実施形態では、オプション機能が有効に設定されている場合、換言すればオプション機能を使用する場合は、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域がメインメモリ107に確保されるから、オプション機能を使用するために追加メモリを増設する必要はないのに加えて、オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて、第1の入力処理と第2の入力処理とが切り替えて実行されるから、オプション機能を使用する場合であってもメインメモリ107を有効に活用することができ、高いパフォーマンスで画像データの入力処理を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、入力画像データがスキャナ部11で読み取られた原稿の画像データである場合を説明したが、ファクシミリ受信した画像データ等であっても良い。
1 画像処理装置
10 制御部
11 スキャナ部
12 不揮発性記憶部
13 プリンタ部
101 CPU
102 ROM
105 サブメモリ
107 メインメモリ

Claims (11)

  1. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置であって、
    画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により入力される画像データを符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段により符号化された画像データを記憶するメインメモリ手段と、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定手段と、
    前記設定手段により有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置であって、
    画像データをページ単位で入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により入力される画像データを記憶するサブメモリ手段と、
    前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段により符号化された画像データを記憶するメインメモリ手段と、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定手段と、
    前記設定手段により有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記画像入力手段により入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化手段により符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力手段により入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記システム速度が第1の所定速度より小さい速度である低速度であって、前記メインメモリ手段に2ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記システム速度が第1の所定速度以上で第2の所定速度より小さい速度である中速度であって、前記メインメモリ手段に3ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、2ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記システム速度が第2の所定速度以上の高速度であって、前記メインメモリ手段に4ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域を確保できる場合は、前記制御手段は前記第1の入力処理を実行し、3ページ分以下の最大容量の画像データを記憶可能な前記画像入力用のメモリ領域しか確保できない場合は、前記制御手段は前記第2の入力処理を実行する請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記サブメモリ手段は自装置内に固定的に設置され、前記メインメモリ手段は増設可能に設置されている請求項2〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記標準機能として、前記画像入力手段により入力される画像データを印刷データに変換するラスタライザ機能と、前記画像データを外部へ送信するためのファイルフォーマットに変換する画像変換機能を有する場合であって、前記制御手段が、有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、前記第2の入力処理を選択した状態で、前記メインメモリ手段に1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保できない場合は、前記制御手段は、前記ラスタライザ機能の実行のために割り当てられるメモリ領域と画像変換機能の実行のために割り当てられるメモリ領域のうち、サイズの大きい方のメモリ領域のみを前記メインメモリ手段に確保し、前記確保したメモリ領域を用いて前記ラスタライザ機能と画像変換機能の両方を実行する請求項2〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
    画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力される画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、
    前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置における画像処理方法。
  9. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
    画像データをページ単位で入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力手段により入力される画像データをサブメモリ手段に記憶するステップと、
    前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、
    前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、
    を備え、
    前記制御ステップでは、前記画像入力ステップにより入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化ステップにより符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力ステップにより入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行することを特徴とする画像処理装置における画像処理方法。
  10. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置のコンピュータに、
    画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力される画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、
    前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保し、さらに前記符号化された画像データを記憶するための画像入力用のメモリ領域として、オプション機能が無効状態である場合に較べて小さいメモリ領域を前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、
    を実行させるための画像処理プログラム。
  11. 自装置の起動によっていつでも有効状態となる少なくとも一つの標準機能と、設定によって有効状態となる少なくとも一つのオプション機能を有する画像処理装置のコンピュータに、
    画像データをページ単位で入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力手段により入力される画像データをサブメモリ手段に記憶するステップと、
    前記サブメモリ手段に記憶された前記画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより符号化された画像データをメインメモリ手段に記憶するステップと、
    前記メインメモリ手段に記憶された前記符号化された画像データを不揮発性記憶手段に記憶するステップと、
    前記オプション機能を有効状態に設定するための設定ステップと、
    前記設定ステップにより有効状態に設定されている全てのオプション機能の実行に必要なオプションプログラム用のメモリ領域を、前記メインメモリ手段に確保する制御ステップと、
    を実行させ、
    前記制御ステップでは、前記画像入力ステップにより入力される1ページ分の画像データの一部を前記サブメモリ手段に記憶させ、前記メインメモリ手段には、1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保して、前記サブメモリ手段に記憶され前記符号化ステップにより符号化された画像データを記憶させ、該メインメモリ手段に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させる前に、メインメモリ手段に少なくとも次の1ページ分の最大容量の画像データを記憶可能な画像入力用のメモリ領域を確保する第1の入力処理と、前記サブメモリ手段には前記画像入力ステップにより入力されるページ単位の最大容量の画像データを記憶可能なメモリ領域を確保し、前記メインメモリ手段には、前記サブメモリ手段に記憶された画像データの一部を符号化した画像データを一時的に記憶し、前記一時的に記憶された画像データを前記不揮発性記憶手段に記憶させた後に消去する第2の入力処理とを、前記オプションプログラム用のメモリ領域のサイズに応じて切り替えて実行する処理を、前記コンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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