JP2001239916A - 車両用乗員保護システムのための起動装置 - Google Patents

車両用乗員保護システムのための起動装置

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JP2001239916A JP2000073965A JP2000073965A JP2001239916A JP 2001239916 A JP2001239916 A JP 2001239916A JP 2000073965 A JP2000073965 A JP 2000073965A JP 2000073965 A JP2000073965 A JP 2000073965A JP 2001239916 A JP2001239916 A JP 2001239916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキブを起動するスイッチを電子化しても、
マイクロコンピュータの暴走や電気ノイズに起因する誤
起動を防止するようにした車両用乗員保護システムのた
めの起動装置を提供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ70はその出力ポ
ート73乃至75にて第1乃至第3のスイッチング素子
20乃至40をオンオフする第1乃至第3の駆動回路1
00乃至120に接続されている。また、タイマー回路
80は、マイクロコンピュータ70とは独立のハードウ
ェアとして禁止回路90を介し第1スイッチング素子2
0に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
エアバッグシステムやベルトプリテンショナ等の車両用
乗員保護システムのための起動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車用エアバッグシス
テムの起動装置において、スキブに起動電流を流すため
のスイッチとしては、機械式スイッチが採用されてい
る。この機械式スイッチは、電気ノイズ、CPUを主と
するマイクロコンピュータの暴走、結露や被水等に対し
て誤動作しにくいため、スキブ起動用の安全スイッチと
して上記起動装置に用いられているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記機械式ス
イッチは高価で大きな形状を有する。さらに、当該機械
式スイッチの閉成保持時間が短いため、ベルトプリテン
ショナーの起動から遅延を設けてエアバッグを起動した
り、或いは2段階起動するエアバッグの1段目と2段目
に遅延時間を設けて制御するという遅延制御に必要な閉
成保持時間を確保できない。その結果、上記起動装置で
は、乗員の保護性能の向上を達成できないという不具合
を招く。
【0004】このため、近年、コストの低減や乗員保護
性能の向上を目的として、機械式スイッチを電子式スイ
ッチング素子に置き換える電子化のニーズが高まってい
る。しかし、このように電子化するには、電子式スイッ
チング素子が、電気ノイズ、マイクロコンピュータの暴
走、結露や被水等に起因して誤動作しないようにするこ
とが要請される。
【0005】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、スキブを起動するスイッチを電子化しても、
マイクロコンピュータの暴走や電気ノイズに起因する誤
起動を防止するようにした車両用乗員保護システムのた
めの起動装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、スキブを起動するスイッ
チを電子化しても、結露や被水に起因する誤起動を防止
するようにした車両用乗員保護システムのための起動装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用乗員保護システ
ムのための起動装置は、車両に搭載された乗員保護シス
テムの乗員保護装置を起動電流の流入に応じて起動する
スキブ(10)と、電源の正側端子(+B)と負側端子
との間にてスキブと共に互いに直列接続されてオンによ
り電源からスキブに起動電流を流入させる第1乃至第3
の電子式スイッチング素子(20、30、40)と、車
両の加速度を検出する第1及び第2の加速度センサ(5
0、60、60A)と、これら第1及び第2の加速度セ
ンサの検出出力に基づき車両の衝突の有無を判定する第
1判定手段(220、240)と、第2加速度センサ
(60、60A)の検出出力に基づき車両の衝突の有無
を判定する第2判定手段(80)と、第1判定手段によ
る衝突との判定に基づき第1乃至第3の電子式スイッチ
ング素子をオンするように駆動する駆動手段(100、
110、120、221、222、241)と、第2の
判定手段による車両の非衝突との判定に基づき駆動手段
による第1乃至第3の電子式スイッチング素子のいずれ
か一つのオンを禁止し、この禁止を第2判定手段による
車両の衝突との判定に基づき解除するオン禁止手段(9
0、90A)とを備える。ここで、第1判定手段は、第
2判定手段からハードウェアとして独立するマイクロコ
ンピュータ(70)である。
【0008】このように、第1判定手段が第2判定手段
からハードウェアとして独立するマイクロコンピュータ
であることから、このマイクロコンピュータが暴走する
ことで駆動手段に第1乃至第3の電子式スイッチング素
子をオン指令する信号が誤って出力されても、オン禁止
手段が第1乃至第3の電子式スイッチング素子のいずれ
か一つのオンを禁止しているので、スキブに起動電流が
誤って流入し乗員保護装置を誤起動してしまうことがな
い。
【0009】なお、上述したハードウェアとして独立と
は、例えば、マイクロコンピュータの出力ポートが第2
判定手段とは電気的に独立していることをいう。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る車両用
乗員保護システムのための起動装置、車両に搭載された
乗員保護システムの乗員保護装置を起動電流の流入に応
じて起動するスキブ(10)と、電源の正側端子(+
B)と負側端子との間にてスキブと共に互いに直列接続
されてオンにより電源から前記スキブに前記起動電流を
流入させる第1乃至第3の電子式スイッチング素子(2
0、30、40)と、車両の加速度を検出する第1及び
第2の加速度センサ(50、60、60A)と、これら
第1及び第2の加速度センサの検出出力に基づき車両の
衝突の有無を判定する第1判定手段(220、240)
と、第2加速度センサ(60、60A)の検出出力に基
づき車両の衝突の有無を判定する第2判定手段(80
A)と、第2判定手段による衝突との判定に基づき第1
乃至第3の電子式スイッチング素子のうちの一電子式ス
イッチング素子をオンするように駆動する駆動手段(1
00)と、第1判定手段による車両の非衝突との判定に
基づき駆動手段による一電子式スイッチング素子のオン
を禁止し、この禁止を第1判定手段による車両の衝突と
の判定に基づき解除するオン禁止手段(90)とを備
え、さらに、第1判定手段による車両の衝突との判定に
基づき残りの電子式スイッチング素子をオンするように
駆動する駆動手段(110、120、221、222)
を上記駆動手段とは別に付加駆動手段として備える。こ
こで、第1判定手段は、第2判定手段からハードウェア
として独立するマイクロコンピュータ(70)である。
【0011】このように、一電子式スイッチング素子の
駆動手段を第2判定手段で制御し、その電子式スイッチ
ング素子のオン禁止手段と残りの電子式スイッチング素
子の駆動手段(即ち、付加駆動手段)を第1判定手段で
制御するところが、第1乃至第3の全ての電子式スイッ
チング素子の駆動手段を第1判定手段で制御し、一電子
式スイッチング素子のオン禁止手段を第2判定手段で制
御する請求項1に記載の発明とは異なるが、この請求項
1に記載の発明と同様に第1判定手段が第2判定手段か
らハードウェアとして独立するマイクロコンピュータで
あることから、請求項1に記載の発明と同様の作用効果
を達成できる。
【0012】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1又は2に記載の車両用乗員保護システムのための
起動装置において、禁止手段によりオン禁止制御される
スイッチング素子は前記第1電子式スイッチング素子
で、この第1電子式スイッチング素子は、スキブよりも
電源の正側端子側にて接続されているPNP型トランジ
スタ及びPチャンネル型電界効果トランジスタの一方で
あることを特徴とする。
【0013】このように、駆動手段とオン禁止手段との
AND信号によりオン制御される第1電子式スイッチン
グ素子がスキブより電源の正側端子側に配置されること
で、その駆動手段或いはオン禁止手段のどちらかに更に
スキブの負側端子の地絡が重なっても、スキブに起動電
流を流入させるという事態の発生を防止でき、その結
果、請求項1又は2に記載の発明の作用効果をより一層
向上できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の車両用乗員保護システムのための起動装
置において、第1電子式スイッチング素子、第2電子式
スイッチング素子、スキブ及び第3電子式スイッチング
素子の順で電源の正側端子から負側端子にかけて直列接
続されていることを特徴とする。
【0015】これにより、スキブの電源の正側端子側に
おいて二つの電子式スイッチング素子が接続されている
こととなり、その結果、請求項3に記載の発明の作用効
果をより一層向上できる。
【0016】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の車両用乗員保護システムのための起動装
置において、オン禁止手段は、駆動手段による第1電子
式スイッチング素子のオンを禁止する第4電子式スイッ
チング素子としてのPNP型トランジスタであり、この
PNP型トランジスタは、そのコレクタにて、第1電子
式スイッチング素子の制御端子に低インピーダンス素子
(97)を介して接続されていることを特徴とする。
【0017】これにより、第1電子式スイッチング素子
の制御端子に結露や被水に起因するリーク抵抗が生じて
も、低インピーダンス素子が当該リーク抵抗よりも小さ
いため、第1電子式スイッチング素子がリーク抵抗によ
りオンすることなく、PNP型トランジスタのもと、請
求項4に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
【0018】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項4に記載の車両用乗員保護システムのための起動装
置において、オン禁止手段は、駆動手段による第1電子
式スイッチング素子のオンを禁止する第4電子式スイッ
チング素子としてのPチャンネル型電界効果トランジス
タであり、この電界効果トランジスタは、そのドレイン
にて、第1電子式スイッチング素子の制御端子に低イン
ピーダンス素子(97)を介して接続されていることを
特徴とする。
【0019】これにより、第1電子式スイッチング素子
の制御端子に結露や被水に起因するリーク抵抗が生じて
も、低インピーダンス素子が当該リーク抵抗よりも小さ
いため、第1電子式スイッチング素子がリーク抵抗によ
りオンすることなく、Pチャンネル型電界効果トランジ
スタのもと、請求項4に記載の発明の作用効果をより一
層向上できる。
【0020】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項5又は6に記載の車両用乗員保護システムのための
起動装置において、低インピーダンス素子のインピーダ
ンスは、第1電子式スイッチング素子の制御端子とアー
ス間に1kΩ以上のリーク抵抗が発生しても第4電子式
スイッチング素子をオンすることで第1電子式スイッチ
ング素子のオンを禁止できる範囲の値に設定されている
ことを特徴とする。
【0021】このように低インピーダンス素子のインピ
ーダンスの値を設定することで、請求項5又は6に記載
の発明の作用効果をより一層確実に達成できる。
【0022】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】(第1実施形態)図1及び図2は、本発明
に係る自動車用エアバッグシステムの一実施形態を示し
ている。このエアバッグシステムは、当該自動車に搭載
のエアバッグ装置Aと、起動装置Dとにより構成されて
いる。エアバッグ装置Aは、インレータからのガスによ
りエアバッグを展開するように構成されている。
【0025】起動装置Dは、スキブ10と、このスキブ
10に直列接続した第1乃至第3の電子式スイッチング
素子20乃至40とを備えている。ここで、第1及び第
2の電子式スイッチング素子20及び30は、Pチャン
ネル型電界効果トランジスタからなり、第3電子式スイ
ッチング素子40はNチャンネル型電界効果トランジス
タからなる。
【0026】スイッチング素子20は、そのソースに
て、直流電源の正側端子+Bに接続されている。スイッ
チング素子30は、そのソースにて、スイッチング素子
20のドレインに接続されており、このスイッチング素
子30のドレインはスキブ10の正側端子11に接続さ
れている。また、スイッチング素子40は、そのドレイ
ンにて、スキブ10の負側端子12に接続されており、
このスイッチング素子40のソースは接地されている。
【0027】また、起動装置Dは、第1及び第2の加速
度センサ50及び60を備えている。第1加速度センサ
50は、半導体式加速度センサからなるもので、この加
速度センサ50は、当該自動車の加速度を検出しこれに
比例する加速度検出信号をアナログ電圧として発生す
る。なお、第1加速度センサ50の出力端子は後述する
マイクロコンピュータ70の入力ポート72に接続され
ている。
【0028】加速度センサ60は、常開型機械式スイッ
チ61と、各抵抗62、63、64とを備えている。機
械式スイッチ61は、当該自動車の衝突に伴う加速度を
検出して閉成する。この機械式スイッチ61は、その固
定接点にて、上記直流電源の正側端子+Bに接続され、
その可動接点にて、互いに直列接続した両抵抗63、6
4を介し接地されている。抵抗62は機械式スイッチ6
1に並列接続されている。
【0029】これにより、加速度センサ60は、機械式
スイッチ61の開成状態にて、上記直流電源の電圧を抵
抗62と両抵抗63、64とにより分圧して、両抵抗6
3、64の共通端子である出力端子から分圧電圧(以
下、出力電圧Vcという)を発生する。また、加速度セ
ンサ60は、その出力端子から、機械式スイッチ61の
閉成に基づき、上記直流電源の電圧を両抵抗63、64
により分圧し、この分圧電圧(以下、出力電圧Vaとい
う)を上記出力端子から発生する。
【0030】このことは、加速度センサ60は、当該自
動車の衝突時に機械式スイッチ61の閉成に基づき端子
電圧Vaを加速度検出電圧として発生することを意味す
る。従って、当該自動車の非衝突時に加速度センサ60
から生ずる分圧電圧Vcは加速度検出電圧を発生してい
ないことに対応する。なお、両抵抗63、64の共通端
子はマイクロコンピュータ70の入力ポート71に接続
されている。
【0031】また、起動装置Dは、マイクロコンピュー
タ70、タイマー回路80、禁止回路90、第1乃至第
3の駆動回路100乃至120を備えている。マイクロ
コンピュータ70は、CPU、ROMその他の回路素子
により構成されており、このマイクロコンピュータ70
は、図2にて示すフローチャートに従いコンピュータプ
ログラムを実行し、この実行中において、両加速度セン
サ50、60の出力に基づき第1乃至第3の駆動回路1
00乃至120の駆動に必要な処理をする。ここで、マ
イクロコンピュータ70は、当該自動車のイグニッショ
ンスイッチの閉成に伴いバッテリから給電されて、コン
ピュータプログラムの実行を開始する。なお、当該コン
ピュータプログラムはマイクロコンピュータ70のRO
Mに予め記憶されている。
【0032】第1駆動回路100は、トランジスタ10
1と、複数の抵抗102乃至105とを備えている。ト
ランジスタ101は、そのベースにて、抵抗102を介
しマイクロコンピュータ70の出力ポート73に接続さ
れており、このトランジスタ101のコレクタは、抵抗
104を通して第1スイッチング素子20のゲートに接
続されている。抵抗103は、トランジスタ101のベ
ースとエミッタとの間に接続されている。また、抵抗1
05は、その一端にて、上記直流電源の正側端子+Bに
接続されており、この抵抗105の他端は、抵抗104
を通してトランジスタ101のコレクタに接続されてい
る。
【0033】このように構成した第1駆動回路100で
は、トランジスタ101は、マイクロコンピュータ70
による制御のもとオンして抵抗104を介し第1スイッ
チング素子20のゲートを接地し当該第1スイッチング
素子20をオンする。また、トランジスタ101は、マ
イクロコンピュータ70による制御のもとオフし抵抗1
04を介し第1スイッチング素子20のゲートを接地か
ら開放して当該第1スイッチング素子20をオフする。
【0034】ここで、トランジスタ101は、そのベー
スにて、マイクロコンピュータ70の出力ポート73か
ら両抵抗102、103を介し後述のごとくハイレベル
の出力信号を受けてオンする。また、トランジスタ10
1は、そのベースにて、マイクロコンピュータ70の出
力ポート73から両抵抗102、103を介し後述のご
とくローレベルの出力信号を受けてオフする。
【0035】また、両抵抗104、105は、後述する
禁止回路90からの禁止解除信号の発生及びトランジス
タ101のオンのときに、第1スイッチング素子20の
ゲート電圧を決定する分圧抵抗としての役割を果たす。
このようなゲート電圧の決定のもと、第1スイッチング
素子20は、禁止回路90からの禁止解除信号の発生の
もとトランジスタ101のオンによりオンする。
【0036】第2駆動回路110は、その入力端子に
て、マイクロコンピュータ70の出力ポート74に接続
されている。このため、当該第2駆動回路110は、マ
イクロコンピュータ70の出力ポート74を介する制御
のもと、第2スイッチング素子30をオン或いはオフす
るように駆動する。なお、当該第2駆動回路110は、
第1駆動回路100と同様の構成を有する。
【0037】第3駆動回路120は、その入力端子に
て、マイクロコンピュータ70の出力ポート75に接続
されている。このため、当該第3駆動回路120は、マ
イクロコンピュータ70の出力ポート75を介する制御
のもと、第3スイッチング素子40をオン或いはオフす
るように駆動する。なお、当該第3駆動回路120は抵
抗一つで構成する。
【0038】タイマー回路80は、マイクロコンピュー
タ70から独立したハードウェアとしての判定回路とし
て機能するもので、このタイマー回路80は、コンパレ
ータ81、基準電圧回路82及びタイマー83により構
成されている。
【0039】コンパレータ81は、加速度センサ60の
出力電圧が基準電圧回路82の基準電圧よりも高いとき
ローレベルの比較信号を発生する。また、加速度センサ
60の出力電圧が基準電圧回路82の基準電圧よりも低
いとき、コンパレータ81の比較信号はハイレベルとな
る。ここで、基準電圧回路82の基準電圧は、加速度セ
ンサ60の出力電圧Vaと出力電圧Vcとの間の値に設
定されている。従って、コンパレータ83の比較信号
は、加速度センサ60の出力が電圧Vaのときローレベ
ルとなり電圧Vcのときハイレベルとなる。
【0040】タイマー83は、コンパレータ81からの
ローレベルの比較信号の出力に基づき計時を開始し、こ
の開始と同時にローレベルにてタイマー信号を発生す
る。このタイマー83はローレベルの出力を保持するタ
イマーとして機能するもので、このタイマー83の計時
時間は、所定の計時時間(ローレベル保持時間)、例え
ば、10msに設定されている。
【0041】この計時時間は、後述のような当該自動車
の衝突時に第1スイッチング素子20の閉成禁止解除及
び第1乃至第3のスイッチング素子20乃至40のオン
を所定のオーバーラップ時間(例えば、2ms以上の時
間)の間確実にオーバーラップさせるようにするための
時間である。本実施形態では、タイマー83として、例
えば、日本電気株式会社製μPD5555型タイマーI
Cが採用されている。
【0042】禁止回路90は、マイクロコンピュータ7
0のCPUを主とする回路素子の暴走や電気ノイズに起
因する第1スイッチング素子20の誤ったオン動作を防
止し、また、起動装置Dの結露や被水に起因する第1ス
イッチング素子20の誤ったオン動作を防止するために
採用されている。
【0043】禁止回路90は、両トランジスタ91、9
2と、複数の抵抗93乃至97とにより構成されてい
る。トランジスタ91は、そのベースにて、両抵抗9
3、94を介しタイマー回路80のタイマー83からタ
イマー信号を入力されて、このタイマー信号のローレベ
ル中、オフに維持される。また、このトランジスタ91
は、タイマー83からのハイレベルの出力によりオンす
る。
【0044】トランジスタ92は、本実施形態において
第4の電子式スイッチング素子として機能するもので、
このトランジスタ92は、トランジスタ91のオンに伴
い両抵抗95、96によりバイアスされてオンし、第1
スイッチング素子20のオン動作を禁止する。また、当
該トランジスタ92は、トランジスタ91のオフに伴い
オフして、第1スイッチング素子20のオン動作の禁止
を解除する。
【0045】ここで、抵抗97は、その一端子にてトラ
ンジスタ92のコレクタに接続されており、この抵抗9
7の他端子は、第1駆動回路100の両抵抗104、1
05の共通端子及び第1スイッチング素子20のゲート
に接続されている。
【0046】これにより、この抵抗97は、トランジス
タ92のオン時における第1スイッチング素子20のゲ
ートとソース間のインピーダンスを決定する役割を果た
す。その結果、抵抗97の値が抵抗105の値に比べて
十分に小さければ、上記インピーダンスは概ね抵抗97
の値になる。また、抵抗97の値が0Ωに近づけば、結
露や被水のリークに対して第1スイッチング素子20が
誤ってオンしにくくなる。
【0047】例えば、結露によるリーク抵抗RL(図1
参照)が第1スイッチング素子20のゲートとアース間
で発生したとする。水によるリーク抵抗は一般的に数k
Ω乃至20kΩであるため、リーク抵抗RLはやや厳し
めにみて1kΩと仮定する。第1スイッチング素子20
として、例えば、そのゲート電圧が上記直流電源の電源
電圧(第1スイッチング素子20のソース電圧)よりも
2V以上低いときオンする電界効果トランジスタを選
び、第4スイッチング素子であるトランジスタ92とし
て、最大VCE(トランジスタのオン時のコレクタ・エ
ミッタ間電圧)が0.3Vのトランジスタを選ぶ。上記
電源電圧は20Vとする。
【0048】このとき、スイッチング素子20のオン閾
値は、上記オン条件の2Vが上記電源電圧からVCEを
引いた19.7Vの約10分の1であることから、抵抗
97の抵抗値/リーク抵抗RLの値が1/10付近に存
在する。さらに、1/2のマージンをもって抵抗97の
抵抗値を50Ω未満に設定すれば、リーク抵抗RLが発
生しても第1スイッチング素子20はオンしない。勿
論、抵抗97を短絡した状態の0Ωに設定してもよい。
このとき、抵抗97は廃止する。
【0049】事例として、アース側のリークを想定した
のは、起動装置Dの各素子を配設したプリント基板のア
ースに関するパターン面積、ランド数、バイアホール数
が、当該プリント基板の電源に関するパターン面積、ラ
ンド数、バイアホール数に比べて圧倒的に大きいため
に、アースがリークの対象になり易いからである。
【0050】また、従来の起動装置のように禁止回路に
よる上記インピーダンスの低減機能が高くなければ、リ
ーク抵抗RLに起因して第1スイッチング素子20が誤
ってオンすることはいうまでもないことである。なお、
禁止回路90を廃止して抵抗105の値を数十Ωに設定
し上記インピーダンスを下げることで、上述と同様にリ
ーク耐量を実現できるが、これでは、マイクロコンピュ
ータ70の暴走や電気ノイズに起因する第1スイッチン
グ素子20が誤ってオンすることまでは防止できない。
本実施形態は、マイクロコンピュータ70の暴走、電気
ノイズ、結露及び被水に対し第1スイッチング素子20
が誤ってオンするという事態の発生を防止することを実
現するものである。
【0051】その他の回路定数に対する配慮としては、
マイクロコンピュータ70の暴走や電気ノイズに起因し
てトランジスタ101が誤ってオンして第1スイッチン
グ素子20をオンしてしまうことを考えると、抵抗10
4はリーク発生時のリーク抵抗RLに相当するので、抵
抗104の抵抗値はリーク抵抗RLの値(本実施形態で
は、1kΩ)以上に設定することが望ましい。
【0052】また、アースへのリークが抵抗94と並列
に発生すれば、トランジスタ91のオンを妨げ、禁止回
路90の禁止効力を失いかねない。従って、抵抗94と
並列に1kΩの抵抗を接続しても、トランジスタ91の
オンを妨げない抵抗値を有する抵抗93、94を選ぶこ
とが望ましい。
【0053】さらに、直流電源側にリークすることで機
能を失う可能性がある例えば第4スイッチング素子とし
てのトランジスタ92のベースやトランジスタ91のコ
レクタの極近くに、電源ランドやバイアホールが存在す
るようであれば、電源側リークをも考慮して両抵抗9
5、96の抵抗値を設定すべきである。
【0054】以上のように構成した本第1実施形態にお
いて、当該自動車がイグニッションスイッチの閉成に伴
い走行状態になるものとする。また、マイクロコンピュ
ータ70が、イグニッションスイッチの閉成に伴い、図
2のフローチャートに従い、コンピュータプログラムの
実行を開始する。
【0055】この開始に伴い、ステップ200におい
て、第1加速度センサ50の加速度検出信号がマイクロ
コンピュータ70にその入力ポート72から入力され、
デジタルデータに変換される。これに伴い、ステップ2
10において、当該デジタルデータが区間積分値として
区間積分される。そして、ステップ220において、当
該区間積分値に基づき当該自動車の第1衝突判定がなさ
れる。
【0056】ここで、上記区間積分値が所定値以上であ
れば、当該自動車の衝突との判定がなされ、ステップ2
21において、第2スイッチング素子30のオン処理が
なされる。これに伴い、マイクロコンピュータ70は、
その出力ポート74からハイレベルの出力信号を発生す
る。このため、第2駆動回路110は、マイクロコンピ
ュータ70の出力ポート74からのハイレベルの出力信
号に基づき第2スイッチング素子30をオンする。
【0057】さらに、上記ステップ221での処理後、
ステップ222において、第3スイッチング素子40の
オン処理がなされる。これに伴い、マイクロコンピュー
タ70は、その出力ポート75からハイレベルの出力信
号を発生する。このため、第3駆動回路120は、マイ
クロコンピュータ70の出力ポート75からのハイレベ
ルの出力信号に基づき第3スイッチング素子40をオン
する。
【0058】一方、ステップ220において、上記区間
積分値が所定値未満であれば、当該自動車の非衝突との
判定がなされ、ステップ223において、第2スイッチ
ング素子30のオフ処理がなされる。これに伴い、マイ
クロコンピュータ70は、その出力ポート74からロー
レベルの出力信号を発生する。このため、第2駆動回路
110は、マイクロコンピュータ70の出力ポート74
からのローレベルの出力信号に基づき第2スイッチング
素子30をオフする。
【0059】さらに、上記ステップ223での処理後、
ステップ224において、第3スイッチング素子40の
オフ処理がなされる。これに伴い、マイクロコンピュー
タ70は、その出力ポート75からローレベルの出力信
号を発生する。このため、第3駆動回路120は、マイ
クロコンピュータ70の出力ポート75からのローレベ
ルの出力信号に基づき第3スイッチング素子40をオフ
する。
【0060】以上のようにしてステップ222の処理が
終了した後、ステップ230において、第2加速度セン
サ60の出力がマイクロコンピュータ70に入力されデ
ジタル値に変換される。ついで、ステップ240におい
て、第2衝突判定処理がなされる。ここで、衝突判定基
準値はタイマー回路80の基準電圧回路82の基準電圧
相当のデジタル値に設定され、第2加速度センサ60の
出力が加速度検出電圧である出力電圧Vaであれば、当
該自動車の衝突と判定され、ステップ241において、
第1スイッチング素子20のオン処理がなされる。
【0061】これに伴い、マイクロコンピュータ70は
その出力ポート73からハイレベルの出力信号を発生す
る。このため、第1駆動回路100が当該マイクロコン
ピュータ70の出力ポート73からのハイレベルの出力
信号に基づきトランジスタ101をオンし第1スイッチ
ング素子20をオンしようとする。
【0062】また、第2加速度センサ60の上記出力は
タイマー回路80にも入力される。ここで、当該第2加
速度センサ60の出力が加速度検出電圧である出力電圧
Vaであれば、コンパレータ81はローレベルの比較信
号を発生する。このため、タイマー83は、その計時を
開始すると同時に、ローレベルのタイマー信号を出力す
る。そして当該タイマー83は、その出力を上記ローレ
ベル保持時間の間保持し、当該ローレベル保持時間の経
過時にハイレベルにする。
【0063】このため、禁止回路90においては、両ト
ランジスタ91、92は、共に、タイマー回路83の出
力がローレベルの間オフされてオン禁止の解除信号を第
1スイッチング素子20のゲートに出力する。よって、
この第1スイッチング素子20は、タイマー回路83の
出力がローレベルの間、オン禁止から解除される。
【0064】従って、この禁止解除のもと、第1駆動回
路100は、第1スイッチング素子20をオンする。こ
のため、第1乃至第3のスイッチング素子20乃至40
が共にオンすることとなり、上記直流電源がその正側端
子+Bから第1及び第2のスイッチング素子20及び3
0、スキブ10並びに第3スイッチング素子40を通し
て起動電流を流す。よって、スキブ10がその点火によ
りエアバッグ装置Aを作動させる。
【0065】ここで、上述のように、第1スイッチング
素子20のオンがタイマー83のローレベルのタイマー
信号の発生時間である所定の計時時間の間保持されるの
で、第2加速度センサ60の機械式スイッチ61の動作
とはかかわりなく、スキブ10の点火を確保できる。そ
の結果、遅延制御が必要なエアバッグ装置Aのエアバッ
グの2段階展開制御等にも利用できる。
【0066】また、上述のようにステップ224の処理
が終了した後、ステップ240において、第2加速度セ
ンサ60の出力が出力電圧Vcであれば、当該自動車の
非衝突と判定され、ステップ242において第1スイッ
チング素子20のオフ処理がなされる。これに伴い、マ
イクロコンピュータ70はその出力ポート73からロー
レベルの出力信号を発生する。このため、第1駆動回路
100が当該マイクロコンピュータ70の出力ポート7
3からのローレベルの出力信号に基づきトランジスタ1
01をオフし第1スイッチング素子20をオフする。
【0067】また、第2加速度センサ60の上記出力は
タイマー回路80にも入力される。ここで、当該第2加
速度センサ60の出力が出力電圧Vcであれば、コンパ
レータ81はハイレベルの比較信号を発生する。このた
め、タイマー83はハイレベルの出力を維持する。従っ
て、禁止回路90では、トランジスタ91が、そのベー
スにて、タイマー83のハイレベル出力を両抵抗93、
94を介して受けオンし、両抵抗95、96を介してト
ランジスタ92をオンする。よって、第1スイッチング
素子20のゲートとソース間には、両抵抗105、97
の並列回路が接続されることになる。
【0068】ここで、上述のごとく、抵抗97の抵抗値
は抵抗105の抵抗値に比して十分に小さくほぼ0Ωに
近いから、第1スイッチング素子20のゲートとソース
間のインピーダンスはほぼ抵抗97の抵抗値に等しくな
る。その結果、第1スイッチング素子20のゲートとソ
ース間にてほぼ短絡状態になるため、当該第1スイッチ
ング素子20のオン動作が禁止され、上記オフ状態が保
持され得る。
【0069】この場合、上述のごとく、第1スイッチン
グ素子20のゲートとアース間にリーク抵抗RLが発生
しても、このリーク抵抗RLは上記インピーダンスひい
ては抵抗97の抵抗値に比べて非常に大きい。従って、
禁止回路90が第1スイッチング素子20のオンを禁止
している状態において、上記リーク抵抗RLが発生して
も、第1スイッチング素子20は、そのオンを禁止され
て確実にオフ状態に保持され得る。その結果、結露や被
水に基づく上記リーク抵抗RLに起因して第1スイッチ
ング素子20が誤ってオンしエアバッグ装置Aが誤動作
することはない。
【0070】また、上述のごとく、タイマー回路80及
び禁止回路90がマイクロコンピュータ70の出力ポー
トとは独立して設けられているから、マイクロコンピュ
ータ70が暴走してその出力ポート73乃至75から出
力が誤ってなされたり、電気ノイズが発生しても、第1
スイッチング素子20の誤まったオン動作を確実に避け
ることができ、その結果、スキブ10への起動電流の流
入を確実に防止できる。
【0071】また、本第1実施形態では、禁止回路90
にはタイマー回路80が接続され、第1駆動回路100
にはマイクロコンピュータ70が接続されている。従っ
て、禁止回路90によりスイッチング素子20のオン禁
止が解除されている間は、このマイクロコンピュータ7
0により第1駆動回路100を介して第1スイッチング
素子20のオンタイミングやオン保持時間をきめ細かく
制御しつつ上記作用効果を達成できる。
【0072】図3は上記第1実施形態の変形例を示して
いる。この変形例では、タイマー回路80Aが、上記第
1実施形態にて述べたタイマー回路80に代えて採用さ
れている。ここで、タイマー回路80Aは、上記タイマ
ー回路80において、基準電圧回路82がコンパレータ
81の反転入力端子に接続され、当該コンパレータ81
の非反転入力端子が第2加速度センサ60の出力端子に
接続された構成となっている。これにより、第2加速度
センサ60の出力が出力電圧Vaのときコンパレータ8
1はハイレベルの比較信号を発生し、第2加速度センサ
60の出力が出力電圧Vcのときコンパレータ81はロ
ーレベルの比較信号を発生する。
【0073】また、上記第1実施形態とは異なり、タイ
マー回路80のタイマー83が、その出力端子にて、第
1駆動回路100の抵抗102を介しトランジスタ10
1のベースに接続され、マイクロコンピュータ70がそ
の出力ポート73にて禁止回路90のトランジスタ91
のベースに抵抗93を通して接続されている。
【0074】ここで、タイマー83は、上記第1実施形
態の場合とは異なり、コンパレータ81のハイレベルの
比較信号に基づきハイレベルの出力を発生してトランジ
スタ101をオンし、また、コンパレータ81のローレ
ベルの比較信号に基づきローレベルの出力を発生しトラ
ンジスタ101をオフする。
【0075】このタイマー83は、コンパレータ81か
らのハイレベルの比較信号の出力に基づき計時を開始
し、この開始と同時にハイレベルのタイマー信号を出力
するハイレベル出力保持タイマーとして機能するもの
で、このハイレベル出力保持タイマーのタイマー信号に
対する保持時間は、例えば、10msに設定されてい
る。
【0076】即ち、タイマー回路80Aは、第2加速度
センサ60の加速度検出電圧Va出力に基づき、第1駆
動回路100のトランジスタ101を最低10msの間
オンさせる。その他の構成は上記第1実施形態と同様で
ある。
【0077】このように構成した本変形例では、図2の
フローチャートのステップ241にて、禁止回路90に
スイッチング素子20のオン禁止解除指令を付与し、ス
テップ242にて禁止回路90にスイッチング素子20
のオン禁止指令を付与することで、上記第1実施形態と
実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0078】(第2実施形態)図4は本発明の第2実施
形態を示している。この第2実施形態では、第2加速度
センサ60Aが、その出力端子にて、上記第1実施形態
にて述べた第2加速度センサ60に代えてマイクロコン
ピュータ70の入力ポート71に接続されている。この
第2加速度センサ60Aは、電子式加速度センサであっ
て、第1加速度センサ50と同様の機能を有する。
【0079】また、本第2実施形態では、上記第1実施
形態にて述べたタイマー回路80のコンパレータ81が
その反転入力端子にて第2加速度センサ60Aの出力端
子に接続されている。これにより、コンパレータ81
は、第2加速度センサ60Aからの加速度信号のレベル
を基準電圧回路82の基準電圧と比較して上記第1実施
形態と実質的に同様に比較信号を発生する。
【0080】また、本第2実施形態では、禁止回路90
Aが、上記第1実施形態にて述べた禁止回路90に代え
て採用されており、この禁止回路90Aは、タイマー回
路80と第3スイッチング素子40との間に接続されて
いる。
【0081】禁止回路90Aは、第4スイッチング素子
としての役割を果たすNPN型トランジスタ98を有し
ており、このトランジスタ98は、そのベースにて、抵
抗99aを通してタイマー83の出力端子に接続されて
いる。また、このトランジスタ98は、そのコレクタに
て、第3スイッチング素子40のゲートに接続されてい
る。なお、抵抗99bは、トランジスタ98のベースと
アース間に接続されている。
【0082】このように構成した禁止回路90Aでは、
トランジスタ98は、タイマー83からのタイマー信号
を受けて、上記第1実施形態にて述べたトランジスタ9
1と同様の動作をし、第1スイッチング素子20のオン
禁止解除と同様に第3スイッチング素子40のオン禁止
解除を行う。また、トランジスタ98は上記第1実施形
態にて述べたタイマー83からのハイレベルの出力の保
持のもと、オンを維持して第3スイッチング素子40の
オンを禁止する。その他の構成は上記第1実施形態と実
質的に同様である。
【0083】このように構成した本第2実施形態によれ
ば、上記第1実施形態にて述べた禁止回路90に代わる
禁止回路90Aにより、第1スイッチング素子20に代
わる第3スイッチング素子40がオン禁止及びその解除
をされることとなる。このため、例えば、第1スイッチ
ング素子20が上記第1実施形態にて述べたリーク抵抗
RLに起因してオンすることがあっても、第3スイッチ
ング素子40が禁止回路90Aによりオン動作を禁止さ
れる。その結果、上記第1実施形態と同様に結露や被水
に起因してリーク抵抗が上述のように発生しても、スキ
ブ10への電流の流入が確実に防止される。その他の作
用効果は上記第1実施形態と同様である。
【0084】なお、上記第2実施形態において、抵抗9
9cは廃止してもよい。
【0085】また、本発明の実施にあたり、スキブ10
の接続ライン(以下、スキブラインという)の自動車側
との短絡故障には、天絡と地絡があるが、車体自体が直
流電源の負側端子に接地されているように、上記スキブ
ラインの自動車側はアース部とされることが多い。従っ
て、地絡の方が発生する可能性が高い。
【0086】そこで、地絡が発生しても、エアバッグ装
置Aを誤動作しにくくするためには、安全スイッチのよ
うな信頼性の高いスイッチング素子がスキブよりも上流
側にある方がよい。もしも上流側のスイッチング素子の
信頼性が低いときその誤ったオン動作とスキブの負側端
子の地絡とが重なると、スキブへ起動電流を流入させて
しまうことになるためである。
【0087】この観点からすれば、上記各実施形態のよ
うに、第1乃至第3のスイッチング素子20乃至40と
三つある場合には、スキブ10の上流側に二つ接続し下
流側に一つ接続するというように、スキブ10の上流側
を複数にした方がよい。ちなみに、上記各実施形態で
は、第1及び第2のスイッチング素子20、30がスキ
ブ10の上流側(上記直流電源の正側端子+B側)に接
続されているので、上述した上流側のスイッチング素子
の誤ったオン動作とスキブの負側端子の地絡とが重なり
が発生しても、スキブへの起動電流の誤った流入が生ず
ることがより一層少ない。
【0088】また、本発明の実施にあたり、第1スイッ
チング素子20は、PNP型トランジスタであってもよ
い。また、上記第4スイッチング素子はPチャンネル型
電界効果トランジスタであってもよい。
【0089】また、本発明の実施にあたり、第1及び第
2の加速度センサは単一の制御ユニットに配備されてい
なくてもよい。さらに、各加速度センサの出力はコード
化されたシリアル信号でもよい。
【0090】また、本発明の実施にあたり、リーク耐量
向上のためには、禁止回路と第1駆動回路を集積化した
ICパッケージ内に構成してもよい。一般に、ICパッ
ケージ内の回路はIC外部の結露や被水の影響を受けに
くいためである。
【0091】また、本発明の実施にあたり、マイクロコ
ンピュータ70がコード化されたシリアル信号を第2駆
動回路110に出力し、当該第2駆動回路110が当該
シリアル信号と所定のコードとの一致に伴い第2スイッ
チング素子30をオンするようになっている場合には、
第2駆動回路110として特開平10−194075号
公報に記載のデコーダ回路を採用してもよい。
【0092】また、本発明の実施にあたり、マイクロコ
ンピュータ70からのハイレベル或いはローレベルの出
力でもって第3スイッチング素子40のオン或いはオフ
を行う場合には、第3駆動回路120は、マイクロコン
ピュータ70の出力ポート75と第3スイッチング素子
40のゲートとを直接接続する配線で構成するようにし
てもよい。また、マイクロコンピュータ70がコード化
されたシリアル信号を第3駆動回路120に出力し、当
該第3駆動回路120が当該シリアル信号と所定のコー
ドとの一致に伴い第3スイッチング素子40をオンする
ようになっている場合には、第3駆動回路120として
特開平10−194075号公報に記載のデコーダ回路
を採用してもよい。
【0093】また、本発明の実施にあたり、自動車用エ
アバッグシステムにおけるエアバッグ装置の起動装置に
限ることなく、自動車用ベルトプリテンショナ等の乗員
保護システムにおける保護装置の起動装置や、一般的に
車両用の乗員保護システムにおける保護装置の起動装置
に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す電子回路図であ
る。
【図2】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートである。
【図3】上記第1実施形態の変形例を示す電子回路図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態を示す電子回路図であ
る。
【符号の説明】
10…スキブ、20、30、40…電子式スイッチング
素子、50…第1加速度センサ、60、60A…第2加
速度センサ、70…マイクロコンピュータ、80…タイ
マー回路、90、90A…禁止回路、97…抵抗、10
0、110、120…駆動回路、+B…直流電源の正側
端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された乗員保護システムの乗
    員保護装置を起動電流の流入に応じて起動するスキブ
    (10)と、 電源の正側端子(+B)と負側端子との間にて前記スキ
    ブと共に互いに直列接続されてオンにより前記電源から
    前記スキブに前記起動電流を流入させる第1乃至第3の
    電子式スイッチング素子(20、30、40)と、 車両の加速度を検出する第1及び第2の加速度センサ
    (50、60、60A)と、 これら第1及び第2の加速度センサの検出出力に基づき
    車両の衝突の有無を判定する第1判定手段(220、2
    40)と、 前記第2加速度センサ(60、60A)の検出出力に基
    づき車両の衝突の有無を判定する第2判定手段(80)
    と、 前記第1判定手段による衝突との判定に基づき前記第1
    乃至第3の電子式スイッチング素子をオンするように駆
    動する駆動手段(100、110、120、221、2
    22、241)と、 前記第2判定手段による車両の非衝突との判定に基づき
    前記駆動手段による前記第1乃至第3の電子式スイッチ
    ング素子のいずれか一つのオンを禁止し、この禁止を前
    記第2判定手段による車両の衝突との判定に基づき解除
    するオン禁止手段(90、90A)とを備え、 前記第1判定手段は、前記第2判定手段からハードウェ
    アとして独立するマイクロコンピュータ(70)である
    車両用乗員保護システムのための起動装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載された乗員保護システムの乗
    員保護装置を起動電流の流入に応じて起動するスキブ
    (10)と、 電源の正側端子(+B)と負側端子との間にて前記スキ
    ブと共に互いに直列接続されてオンにより前記電源から
    前記スキブに前記起動電流を流入させる第1乃至第3の
    電子式スイッチング素子(20、30、40)と、 車両の加速度を検出する第1及び第2の加速度センサ
    (50、60、60A)と、 これら第1及び第2の加速度センサの検出出力に基づき
    車両の衝突の有無を判定する第1判定手段(220、2
    40)と、 前記第2加速度センサ(60、60A)の検出出力に基
    づき車両の衝突の有無を判定する第2判定手段(80
    A)と、 前記第2判定手段による衝突との判定に基づき前記第1
    乃至第3の電子式スイッチング素子のうちの一電子式ス
    イッチング素子をオンするように駆動する駆動手段(1
    00)と、 前記第1判定手段による車両の非衝突との判定に基づき
    前記駆動手段による前記一電子式スイッチング素子のオ
    ンを禁止し、この禁止を前記第1判定手段による車両の
    衝突との判定に基づき解除するオン禁止手段(90)と
    を備え、 さらに、前記第1判定手段による車両の衝突との判定に
    基づき残りの電子式スイッチング素子をオンするように
    駆動する駆動手段(110、120、221、222)
    を前記駆動手段とは別に付加駆動手段として備え、 前記第1判定手段は、前記第2判定手段からハードウェ
    アとして独立するマイクロコンピュータ(70)である
    車両用乗員保護システムのための起動装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段によりオン禁止制御される
    スイッチング素子は前記第1電子式スイッチング素子
    で、この第1電子式スイッチング素子は、前記スキブよ
    りも前記電源の正側端子側にて接続されているPNP型
    トランジスタ及びPチャンネル型電界効果トランジスタ
    の一方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    車両用乗員保護システムのための起動装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電子式スイッチング素子、前記
    第2電子式スイッチング素子、前記スキブ及び前記第3
    電子式スイッチング素子の順で前記電源の正側端子から
    負側端子にかけて直列接続されていることを特徴とする
    請求項3に記載の車両用乗員保護システムのための起動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記オン禁止手段は、前記駆動手段によ
    る前記第1電子式スイッチング素子のオンを禁止する第
    4電子式スイッチング素子としてのPNP型トランジス
    タであり、 このPNP型トランジスタは、そのコレクタにて、前記
    第1電子式スイッチング素子の制御端子に低インピーダ
    ンス素子(97)を介して接続されていることを特徴と
    する請求項4に記載の車両用乗員保護システムのための
    起動装置。
  6. 【請求項6】 前記オン禁止手段は、前記駆動手段によ
    る前記第1電子式スイッチング素子のオンを禁止する第
    4電子式スイッチング素子としてのPチャンネル型電界
    効果トランジスタであり、 この電界効果トランジスタは、そのドレインにて、前記
    第1電子式スイッチング素子の制御端子に低インピーダ
    ンス素子(97)を介して接続されていることを特徴と
    する請求項4に記載の車両用乗員保護システムのための
    起動装置。
  7. 【請求項7】 前記低インピーダンス素子のインピーダ
    ンスは、前記第1電子式スイッチング素子の制御端子と
    アース間に1kΩ以上のリーク抵抗が発生しても前記第
    4電子式スイッチング素子をオンすることで前記第1電
    子式スイッチング素子のオンを禁止できる範囲の値に設
    定されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の
    車両用乗員保護システムのための起動装置。
JP2000073965A 1999-12-24 2000-03-13 車両用乗員保護システムのための起動装置 Expired - Fee Related JP3967059B2 (ja)

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