JP2006088824A - エアバッグ起動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、エアバッグ起動制御装置に関し、エアバッグの誤起動を最大限排除することを目的とする。
【解決手段】 Gセンサ12を用いてスクイブ42の点火判定を行うメインマイコン16と、Gセンサ12とは異なるセーフィングセンサ14を用いてスクイブ42のセーフィング判定を行うサブマイコン18と、スクイブ42を点火させるための第1及び第2スイッチング素子30,32を有する点火駆動IC20と、を設ける。そして、メインマイコン16とサブマイコン18と点火駆動IC20とをそれぞれ独立した回路素子により構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 Gセンサ12を用いてスクイブ42の点火判定を行うメインマイコン16と、Gセンサ12とは異なるセーフィングセンサ14を用いてスクイブ42のセーフィング判定を行うサブマイコン18と、スクイブ42を点火させるための第1及び第2スイッチング素子30,32を有する点火駆動IC20と、を設ける。そして、メインマイコン16とサブマイコン18と点火駆動IC20とをそれぞれ独立した回路素子により構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エアバッグ起動制御装置に係り、特に、車両衝突時に乗員を保護すべくエアバッグを起動させるエアバッグ起動制御装置に関する。
従来より、回路の誤作動を防止すべく、エアバッグの点火判定とセーフィング判定との双方を行うエアバッグ起動制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置においては、点火判定とセーフィング判定とがそれぞれ別個独立の回路により行われており、それらの出力がAND回路に入力されている。また、AND回路の出力は、点火によりエアバッグを起動させるスクイブと電源との間に設けられたスイッチング素子に供給されている。かかる構成においては、点火判定及びセーフィング判定が共にスクイブを点火させるべきものである場合にのみスイッチング素子がオン駆動され、一方の判定系が他方の判定系に影響を与えることがない。従って、点火判定回路又はセーフィング判定回路の誤作動によるエアバッグの誤起動を防止することが可能となっている。
特開2003−237529号公報
しかし、上記従来の装置では、何れかの判定回路の誤作動による影響を排除することは可能であるが、点火判定に用いられるセンサがセーフィング判定にも用いられているため、すなわち、同一のセンサが点火判定にもセーフィング判定にも用いられているため、かかるセンサに故障が発生した際に、点火判定及びセーフィング判定が共に誤ったものとなるおそれがあり、センサの単一故障に起因したエアバッグの誤起動を排除することができない不都合が生じ得る。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、エアバッグの誤起動を最大限排除することが可能なエアバッグ起動制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、請求項1に記載する如く、車両に加わる衝撃を検出するための第1のセンサを用いて、点火によりエアバッグを起動させる点火素子の点火判定を行う第1の点火判定部と、前記第1のセンサとは異なる、車両に加わる衝撃を検出するための第2のセンサを用いて、前記点火素子の点火判定を行う第2の点火判定部と、前記点火素子の点火のための通電状態を切り替えるスイッチング素子を有する点火駆動部と、を備え、前記第1の点火判定部と前記第2の点火判定部と前記点火駆動部とをそれぞれ独立した回路素子により構成したエアバッグ起動制御装置により達成される。
本発明において、点火素子の点火判定は、第1の点火判定部にて第1のセンサを用いて行われると共に、第2の点火判定部にて第1のセンサとは異なる第2のセンサを用いて行われる。また、第1の点火判定部と第2の点火判定部と点火駆動部とは、それぞれ独立した回路素子により構成されている。このため、一の点火判定部の誤作動が他の点火判定部の作動に影響することは防止されると共に、センサ故障時に同時に両点火判定部が誤作動することは回避される。従って、エアバッグの誤起動を最大限排除することが可能である。
この場合、請求項2に記載する如く、請求項1記載のエアバッグ起動制御装置において、前記点火駆動部は、物理的に分離して形成された、前記第1の点火判定部の出力が入力される点火ロジック部と、前記第2の点火判定部の出力が入力されるセーフィングロジック部と、を有することとすれば、点火駆動部のロジック部が第1の点火判定側と第2の点火判定側とで分離されるので、何れか一方のロジック部での故障に起因して第1の点火判定側の誤判定と第2の点火判定側の誤判定とが同時に生ずる可能性が低減され、エアバッグの誤起動を最大限排除することが可能である。
また、請求項3に記載する如く、請求項2記載のエアバッグ起動制御装置において、前記スイッチング素子は、前記点火素子と電源との間に介在する第1のスイッチング素子と、前記点火素子とグランドとの間に介在する第2のスイッチング素子と、からなり、前記点火駆動部は、前記第1及び第2のスイッチング素子に対してそれぞれ、前記点火ロジック部の点火出力と前記セーフィングロジック部の点火出力との論理積を供給することとしてもよい。
また、請求項4に記載する如く、請求項2記載のエアバッグ起動制御装置において、前記スイッチング素子は、前記点火素子と電源との間に介在する第1のスイッチング素子と、前記点火素子とグランドとの間に介在する第2のスイッチング素子と、からなり、前記点火駆動部は、前記第1又は第2のスイッチング素子に対して前記点火ロジック部の点火出力を供給すると共に、前記第2又は第1のスイッチング素子に対して前記セーフィングロジック部の点火出力を供給することとしてもよい。
尚、請求項5に記載する如く、請求項1乃至4の何れか一項記載のエアバッグ起動制御装置において、前記第1及び第2のセンサは共に、半導体を用いた電子式加速度センサであることとしてもよい。
また、請求項6に記載する如く、請求項1乃至5の何れか一項記載のエアバッグ起動制御装置において、前記第1及び第2の点火判定部は共に、マイクロコンピュータであることとしてもよい。
本発明によれば、エアバッグの誤起動を最大限排除することができる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施例であるエアバッグ起動制御装置10のシステム構成図を示す。エアバッグ起動制御装置10は、車両に搭載されており、車両乗員を保護するために設けられたエアバッグの起動(展開作動)を制御する装置である。
エアバッグ起動制御装置10は、互いに独立した複数(図1において2つ)の、半導体を用いた電子式加速度センサ(以下、Gセンサと称す)12,14を備えている。Gセンサ12は例えば車体中央に配設されており、また、Gセンサ14は例えば車体前部に配設されている。両Gセンサ12,14は、それぞれ車両の前後方向(X軸方向)に生ずる減速度に応じた信号を電気的に出力するセンサであり、共に車両衝突時の衝撃を検出する機能を有する。両Gセンサ12,14のうちGセンサ14は、主としてエアバッグの誤起動を防止するセーフィングのために設けられている。以下、Gセンサ14をセーフィングセンサ14と称す。
エアバッグ起動制御装置10は、互いに独立した回路素子から構成された2つのマイクロコンピュータ16,18を備えている。以下、マイクロコンピュータ16をメインマイコン16と、マイクロコンピュータ18をサブマイコン18と、それぞれ称す。メインマイコン16には上記したGセンサ12,14のうち一方のGセンサ12が、また、サブマイコン18には他方のセーフィングセンサ14が、それぞれ接続されている。メインマイコン16は、Gセンサ12の出力信号に基づいて車両に生ずる減速度を検出し、その結果に基づいてエアバッグを起動させるか否かを判定する。尚、メインマイコン16は、各種の故障診断を行うこととしてもよい。また、サブマイコン18は、セーフィングセンサ14の出力信号に基づいて車両に生ずる減速度を検出し、その結果に基づいてエアバッグの起動を許可するか否かを判定する。サブマイコン18におけるエアバッグの起動許可のためのしきい値は、メインマイコン16におけるエアバッグの起動のためのしきい値よりも絶対的に低く設定されている。
エアバッグ起動制御装置10は、また、点火駆動IC20を備えている。点火駆動IC20は、上記したメインマイコン16にシリアル接続する点火ロジック回路22と、上記したサブマイコン18にシリアル接続するセーフィングロジック回路24と、を有している。点火ロジック回路22とセーフィングロジック回路24とは、点火駆動IC20の同一チップ上で物理的に分離して形成されている。
点火ロジック回路22にはメインマイコン16の出力が入力され、セーフィングロジック回路24にはサブマイコン18の出力が入力される。点火ロジック回路22は、メインマイコン16から供給されるエアバッグの起動指令に基づいて後述の第1及び第2スイッチング素子のオン・オフ制御を行う。また、セーフィングロジック回路24は、サブマイコン18から供給されるエアバッグの起動許可指令に基づいて後述の第1及び第2スイッチング素子のオン・オフ制御を行う。
点火駆動IC20は、また、論理回路としてのAND回路26,28を有している。AND回路26の入力及びAND回路28の入力にはそれぞれ、点火ロジック回路22の出力及びセーフィングロジック回路24の出力の双方が接続されている。点火駆動IC20は、また、例えばnチャネルFETからなる第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子32を有している。第1スイッチング素子30のゲート入力にはAND回路26の出力が、また、第2スイッチング素子32のゲート入力にはAND回路28の出力が、それぞれ接続されている。すなわち、第1スイッチング素子30のゲート入力には点火ロジック回路22の出力とセーフィングロジック回路24の出力との論理積が、また、第2スイッチング素子32のゲート入力には点火ロジック回路22の出力とセーフィングロジック回路24の出力との論理積が、それぞれ入力されている。
第1スイッチング素子30の一端は、例えばpチャネルFETからなる第3スイッチング素子34を介して電源36に接続されている。電源36には、車両のイグニションスイッチがオンされることにより車載バッテリ38の電圧が供給されると共に、車載バッテリの遮断時にバックアップコンデンサ40の電圧が供給される。また、第2スイッチング素子32の一端はグランドに接地されている。第1スイッチング素子30の他端と第2スイッチング素子32の他端との間には、スクイブ42が介在されている。スクイブ42は、第3スイッチング素子34がオンした状況下で第1及び第2スイッチング素子30,32が共にオンした場合に通電されて点火し、高圧ガスを発生させてエアバッグを起動させる機能を有する。尚、スクイブ42並びに第1及び第2スイッチング素子30,32は、車両に搭載されるエアバッグごとに設けられ、また、エアバッグが多段展開されるときにはそのエアバッグに対して多段展開の数だけ設けられる。
上記した第3スイッチング素子34のゲート入力には、メインマイコン16の出力が接続されている。第3スイッチング素子34は、電源36からスクイブ42への電源供給を遮断するために設けられている。メインマイコン16は、スクイブ42を点火すべきでないすなわちエアバッグを起動させるべきでない場合に第3スイッチング素子34をオフさせ、スクイブ42を点火すべきであるすなわちエアバッグを起動させるべきである場合に第3スイッチング素子34をオンさせる。
また、第1スイッチング素子30のゲート入力には、AND回路26の出力と共に、エミッタが接地されたnpnトランジスタ44のコレクタが接続されている。更に、第2スイッチング素子32のゲート入力には、AND回路28の出力と共に、エミッタが接地されたnpnトランジスタ46のコレクタが接続されている。トランジスタ44,46のベースにはそれぞれ、セーフィングロジック回路24が接続されている。セーフィングロジック回路24は、スクイブ42の点火を許可すべきでないすなわちエアバッグの起動を許可すべきでない場合にトランジスタ44,46を共にオンさせ、スクイブ42の点火を許可すべきであるすなわちエアバッグの起動を許可すべきである場合にトランジスタ44,46を共にオフさせる。
次に、本実施例のエアバッグ起動制御装置10の動作について説明する。
メインマイコン16は、Gセンサ12を用いて検出した車両に加わる衝撃があまり大きなものでなく、エアバッグを起動させる必要がないと判定した場合には、点火駆動IC20の点火ロジック回路22に対してエアバッグを起動させるための点火信号を出力しないと共に、第3スイッチング素子34に対してスクイブ42への電源供給を遮断する信号を出力する。この場合、点火ロジック回路22の点火出力はローとなるので、AND回路26,28の出力がローとなり、第1及び第2スイッチング素子30,32がオフされる。また、第3スイッチング素子34がオフされる。従って、かかる場合には、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグは起動しない。
また、サブマイコン18は、セーフィングセンサ14を用いて検出した車両に加わる衝撃があまり大きなものでなく、エアバッグの起動を許可する必要がないと判定した場合には、点火駆動IC20のセーフィングロジック回路24に対してエアバッグの起動を許可するためのセーフィング信号を出力しない。この場合、セーフィングロジック回路24のトランジスタ44,46への出力はハイに維持されるので、トランジスタ44,46がオンされ、トランジスタ44,46のコレクタに接地電圧が現われる。また、セーフィングロジック回路24のAND回路26,28へのセーフィング出力はローとなるので、AND回路26,28の出力がローとなり、第1及び第2スイッチング素子30,32がオフされる。従って、かかる場合には、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。
一方、メインマイコン16は、Gセンサ12を用いて検出した車両に加わる衝撃がしきい値以上となり、エアバッグを起動させる必要があると判定した場合には、点火ロジック回路22に対して点火信号を出力すると共に、第3スイッチング素子34に対してスクイブ42への電源供給を許可する信号を出力する。この場合、点火ロジック回路22の点火出力はハイとなってAND回路26,28に入力されると共に、第3スイッチング素子34がオンされる。
また、サブマイコン18は、セーフィングセンサ14を用いて検出した車両に加わる衝撃がしきい値以上となり、エアバッグの起動を許可する必要があると判定した場合には、セーフィングロジック回路24に対してセーフィング信号を出力する。この場合、セーフィングロジック回路24のトランジスタ44,46への出力はローとなるので、トランジスタ44,46がオフされ、そのトランジスタ44,46のコレクタ電圧が接地電圧から浮いた状態となる。また、セーフィングロジック回路24のAND回路26,28へのセーフィング出力はハイとなってAND回路26,28に入力される。
AND回路26の2つの入力が何れもハイであると、その出力はハイとなるので、トランジスタ44のコレクタ電圧が接地電圧から浮いている状況では、第1スイッチング素子30がオンされる。また、AND回路28の2つの入力が何れもハイであると、その出力はハイとなるので、トランジスタ46のコレクタ電圧が接地電圧から浮いている状況では、第2スイッチング素子32がオンされる。第3スイッチング素子34がオンする状態で、第1及び第2スイッチング素子30,32が共にオンされると、電源36を用いてスクイブ42が通電され点火する。従って、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要があると判定して点火信号を出力しかつサブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要があると判定してセーフィング信号を出力した場合には、スクイブ42が点火されることで、エアバッグが起動して展開作動されることとなる。
これに対して、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要があると判定して点火信号を出力しても、サブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要がないと判定してセーフィング信号を出力しないときには、AND回路26,28の出力がローに維持され、第1及び第2スイッチング素子30,32がオフに維持されるため、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。同様に、サブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要があると判定してセーフィング信号を出力しても、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要がないと判定して点火信号を出力しないときにも、AND回路26,28の出力がローに維持され、第1及び第2スイッチング素子30,32がオフに維持されるため、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。
このように、本実施例のエアバッグ起動制御装置10によれば、メインマイコン16でGセンサ12による車両の大きな衝撃が検出されかつサブマイコン18でセーフィングセンサ14による車両の大きな衝撃が検出された場合にのみ、第1〜第3スイッチング素子30,32がオンとされることで、スクイブ42が点火されてエアバッグが起動される。すなわち、一方のマイコン16,18で車両の大きな衝撃が検出されても他方のマイコン18,16で車両の大きな衝撃が検出されない場合には、スクイブ42が点火されずエアバッグが起動されない。このため、何れか一方のマイコン16,18において点火判定又はセーフィング判定についての誤判定が行われたときにも、エアバッグが誤って起動されるのを防止することが可能となっている。
また、本実施例のエアバッグ起動制御装置10において、Gセンサ12を用いたエアバッグを起動させる必要があるか否かの点火判定と、セーフィングセンサ14を用いたエアバッグの起動を許可するか否かのセーフィング判定とは、互いに独立した回路素子から構成された別個のマイコン16,18において行われる。このため、マイコン16,18の何れか一方が暴走して故障したとしても、その影響が他方のマイコン18,16の作動に及ぶことは極力回避されるので、点火判定及びセーフィング判定が共に誤ったものとなる事態はほとんど生じない。従って、点火判定及びセーフィング判定を行う何れか一方のマイコン16,18の暴走・故障に起因したエアバッグの誤起動を排除することが可能となっている。
また、本実施例のエアバッグ起動制御装置10において、メインマイコン16において点火判定を行うのに用いられるセンサはGセンサ12であり、サブマイコン18においてセーフィング判定を行うのに用いられるセンサはセーフィングセンサ14であって、両者は互いに独立した別個のセンサである。このため、仮に点火判定とセーフィング判定とで同じセンサが用いられるものとすると、そのセンサに異常が生じた際にメインマイコン16及びサブマイコン18の双方に異常なセンサ出力が入力されることとなり、点火判定及びセーフィング判定が共に誤って行われるおそれがあるが、上記した本実施例の構成によれば、何れか一方のセンサ12,14に異常が生じた場合、その異常は何れか一方のマイコン16,18の作動(判定)には影響を与えることとなるが、他方のマイコン18,16の作動に影響を与えることはない。
この点、本実施例において、メインマイコン16及びGセンサ12からなる点火判定系と、サブマイコン18及びセーフィングセンサ14からなるセーフィング判定系とは、それぞれ点火判定又はセーフィング判定を行ううえで互いの干渉を全く遮断した互いに独立したものであるので、センサ故障時に点火判定及びセーフィング判定が共に誤ったものとなることを回避することができ、センサ故障に起因したエアバッグの誤起動を排除することが可能となっている。
また、本実施例のエアバッグ起動制御装置10において、点火駆動IC20内の、メインマイコン16の出力が入力される点火ロジック回路22と、サブマイコン18の出力が入力されるセーフィングロジック回路24とは、チップ上で物理的に分離して形成されている。このため、点火駆動IC20内で点火ロジック回路22及びセーフィングロジック回路24の何れか一方に故障が発生しても、その影響が他方のロジック回路24,22の作動に及ぶことは極力回避されるので、点火駆動IC20内において点火判定及びセーフィング判定が共に誤ったものとなることはほとんどなく、点火判定についての誤判定とセーフィング判定についての誤判定とが同時に生ずる可能性を低減することが可能となっている。
更に、本実施例のエアバッグ起動制御装置10において、スクイブ42の上流側に設けられた第1スイッチング素子30、及び、スクイブ42の下流側に設けられた第2スイッチング素子32には何れにも、点火ロジック回路22の出力とセーフィングロジック回路24の出力との論理積が供給される。かかる構成においては、点火ロジック回路22、メインマイコン16、及びGセンサ12からなる点火判定系と、セーフィングロジック回路24、サブマイコン18、及びセーフィングセンサ14からなるセーフィング判定系とが徹底的に極力分離されたものとなる一方で、第1及び第2スイッチング素子30,32の誤ったオン駆動を防止するうえでは点火判定系の判定結果とセーフィング判定系の判定結果とが相互に干渉したものとなる。このため、かかる点火判定系及びセーフィング判定系の何れか一方に故障が生じた際にも、点火駆動IC20内の最終段すなわち第1及び第2スイッチング素子30,32が誤ってオン駆動されることはなく、確実にエアバッグの誤起動を防止することが可能となっている。
尚、本実施例において、点火判定を行うのに用いられるGセンサ12、及び、セーフィング判定を行うのに用いられるセーフィングセンサ14は共に、上記の如く、半導体を用いた電子式のセンサである。このため、バネと重りとから構成される機械式センサと異なり、部品サイズが過大となることはなく、点火判定及びセーフィング判定を行うためのセンサの小型化が図られており、車両搭載上の制約に柔軟に対応することが可能となっている。また、点火判定及びセーフィング判定を行うためのセンサの低コスト化が図られていると共に、物理的接点を持つ必要のある機械式センサでは対応困難な、点火されるスクイブが多数となる多チャンネル化に対応することが可能となっている。
ところで、上記の第1実施例においては、Gセンサ12が特許請求の範囲に記載した「第1のセンサ」に、セーフィングセンサ14が特許請求の範囲に記載した「第2のセンサ」に、スクイブ42が特許請求の範囲に記載した「点火素子」に、第1及び第2スイッチング素子30,32が特許請求の範囲に記載した「スイッチング素子」に、メインマイコン16が特許請求の範囲に記載した「第1の点火判定部」に、サブマイコン18が特許請求の範囲に記載した「第2の点火判定部」に、点火駆動IC20が特許請求の範囲に記載した「点火駆動部」に、点火ロジック回路22が特許請求の範囲に記載した「点火ロジック部」に、セーフィングロジック部24が特許請求の範囲に記載した「セーフィングロジック部」に、それぞれ相当している。
図2は、本発明の第2実施例であるエアバッグ起動制御装置100のシステム構成図を示す。尚、図2において、上記図1に示すエアバッグ起動制御装置10と同一の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。エアバッグ起動制御装置100は、第1実施例のエアバッグ起動制御装置10と同様に、車両に搭載されており、車両乗員を保護するために設けられたエアバッグの起動を制御する装置である。
エアバッグ起動制御装置100は、点火駆動IC102を備えている。点火駆動IC102は、メインマイコン16にシリアル接続する点火ロジック回路104と、サブマイコン18にシリアル接続するセーフィングロジック回路106と、を有している。点火ロジック回路104とセーフィングロジック回路106とは、点火駆動IC102の同一チップ上で物理的に分離して形成されている。
点火ロジック回路104にはメインマイコン16の出力が入力され、セーフィングロジック回路106にはサブマイコン18の出力が入力される。点火ロジック回路104は、メインマイコン16から供給されるエアバッグの起動指令に基づいて第1及び第2スイッチング素子30,32のオン・オフ制御を行う。また、セーフィングロジック回路106は、サブマイコン18から供給されるエアバッグの起動許可指令に基づいて第1及び第2スイッチング素子30,32のオン・オフ制御を行う。
点火ロジック回路104の出力は第1スイッチング素子30のゲート入力に接続されている。第1スイッチング素子30のゲート入力には、また、エミッタが接地されたnpnトランジスタ108のコレクタが接続されている。トランジスタ108のベースには、セーフィングロジック回路106が接続されている。セーフィングロジック回路106は、スクイブ42の点火を許可すべきでないすなわちエアバッグの起動を許可すべきでない場合にトランジスタ108をオンさせ、スクイブ42の点火を許可すべきであるすなわちエアバッグの起動を許可すべきである場合にトランジスタ108をオフさせる。
また、セーフィングロジック回路106の出力は第2スイッチング素子32のゲート入力に接続されている。第2スイッチング素子32のゲート入力には、また、エミッタが接地されたnpnトランジスタ110のコレクタが接続されている。トランジスタ110のベースには、点火ロジック回路104が接続されている。点火ロジック回路104は、スクイブ42を点火すべきでないすなわちエアバッグを起動すべきでない場合にトランジスタ110をオンさせ、スクイブ42を点火すべきであるすなわちエアバッグを起動すべきである場合にトランジスタ110をオフさせる。
次に、本実施例のエアバッグ起動制御装置100の動作について説明する。
メインマイコン16は、Gセンサ12を用いて検出した車両に加わる衝撃があまり大きなものでなく、エアバッグを起動させる必要がないと判定した場合には、点火駆動IC102の点火ロジック回路104に対してエアバッグを起動させるための点火信号を出力しないと共に、第3スイッチング素子34に対してスクイブ42への電源供給を遮断する信号を出力する。この場合、点火ロジック回路104の第1スイッチング素子30への点火出力はローとなるので、第1スイッチング素子30がオフされる。また、第3スイッチング素子34がオフされる。従って、かかる場合には、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。尚、この際、点火ロジック回路104のトランジスタ110への出力はハイに維持されるので、トランジスタ110がオンされ、トランジスタ110のコレクタに接地電圧が現れる。
また、サブマイコン18は、セーフィングセンサ14を用いて検出した車両に加わる衝撃があまり大きなものでなく、エアバッグの起動を許可する必要がないと判定した場合には、点火駆動IC102のセーフィングロジック回路106に対してエアバッグの起動を許可するためのセーフィング信号を出力しない。この場合、セーフィングロジック回路106の第2スイッチング素子32へのセーフィング出力はローとなるので、第2スイッチング素子32がオフされる。従って、かかる場合には、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。尚、この際、セーフィングロジック回路106のトランジスタ108への出力はハイに維持されるので、トランジスタ108がオンされ、トランジスタ108のコレクタに接地電圧が現れる。
一方、メインマイコン16は、Gセンサ12を用いて検出した車両に加わる衝撃がしきい値以上となり、エアバッグを起動させる必要があると判定した場合には、点火ロジック回路104に対して点火信号を出力すると共に、第3スイッチング素子34に対してスクイブ42への電源供給を許可する信号を出力する。この場合、点火ロジック回路104のトランジスタ110への出力はローとなるので、このトランジスタ110のコレクタ電圧が接地電圧から浮いた状態となる。また、点火ロジック回路104の第1スイッチング素子30への点火出力はハイとなると共に、第3スイッチング素子34がオンされる。
また、サブマイコン18は、セーフィングセンサ14を用いて検出した車両に加わる衝撃がしきい値以上となり、エアバッグの起動を許可する必要があると判定した場合には、セーフィングロジック回路106に対してセーフィング信号を出力する。この場合、セーフィングロジック回路106のトランジスタ108への出力はローとなるので、このトランジスタ108のコレクタ電圧が接地電圧から浮いた状態となる。また、セーフィングロジック回路106の第2スイッチング素子32へのセーフィング出力はハイとなる。
トランジスタ108のコレクタ電圧が接地電圧から浮いた状況で、点火ロジック回路104の第1スイッチング素子30への点火出力がハイになると、第1スイッチング素子30がオンされる。また、トランジスタ110のコレクタ電圧が接地電圧から浮いた状況で、セーフィングロジック回路106の第2スイッチング素子32へのセーフィング出力がハイになると、第2スイッチング素子32がオンされる。第3スイッチング素子34がオンする状態で、第1及び第2スイッチング素子30,32が共にオンされると、電源36を用いてスクイブ42が通電され点火する。従って、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要があると判定して点火信号を出力しかつサブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要があると判定してセーフィング信号を出力した場合には、スクイブ42が点火されることで、エアバッグが起動して展開作動されることとなる。
これに対して、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要があると判定して点火信号を出力しても、サブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要がないと判定してセーフィング信号を出力しないときには、トランジスタ108がオンに維持されることで第1スイッチング素子30がオフに維持され、かつ、第2スイッチング素子32がオフに維持されるため、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。同様に、サブマイコン18がエアバッグの起動を許可する必要があると判定してセーフィング信号を出力しても、メインマイコン16がエアバッグを起動させる必要がないと判定して点火信号を出力しないときにも、トランジスタ110がオンに維持されることで第2スイッチング素子32がオフに維持され、かつ、第1スイッチング素子30がオフに維持されるため、スクイブ42が通電されることはなく、エアバッグが起動されることはない。
このように、本実施例のエアバッグ起動制御装置100によれば、第1実施例のエアバッグ起動制御装置10と同様に、メインマイコン16でGセンサ12による車両の大きな衝撃が検出されかつサブマイコン18でセーフィングセンサ14による車両の大きな衝撃が検出された場合にのみ、第1〜第3スイッチング素子30,32がオンとされることで、スクイブ42が点火されてエアバッグが起動される。すなわち、一方のマイコン16,18で車両の大きな衝撃が検出されても他方のマイコン18,16で車両の大きな衝撃が検出されない場合には、スクイブ42が点火されずエアバッグが起動されない。このため、何れか一方のマイコン16,18において点火判定又はセーフィング判定についての誤判定が行われたときにも、エアバッグが誤って起動されるのを防止することが可能となっており、上記した第1実施例と同様の効果を得ることが可能となっている。
また、本実施例のエアバッグ起動制御装置100において、点火駆動IC102内の、メインマイコン16の出力が入力される点火ロジック回路104と、サブマイコン18の出力が入力されるセーフィングロジック回路106とは、チップ上で物理的に分離して形成されている。このため、点火駆動IC102内で点火ロジック回路104及びセーフィングロジック回路106の何れか一方に故障が発生しても、その影響が他方のロジック回路106,104の作動に及ぶことは極力回避されるので、点火駆動IC102内において点火判定及びセーフィング判定が共に誤ったものとなることはほとんどなく、点火判定についての誤判定とセーフィング判定についての誤判定とが同時に生ずる可能性を低減することが可能となっている。
ところで、上記の第2実施例においては、点火駆動IC102が特許請求の範囲に記載した「点火駆動部」に、点火ロジック回路104が特許請求の範囲に記載した「点火ロジック部」に、セーフィングロジック部106が特許請求の範囲に記載した「セーフィングロジック部」に、それぞれ相当している。
尚、上記の第1及び第2実施例においては、セーフィングセンサ14の出力信号に基づくエアバッグの起動を許可するか否かの判定を、マイクロコンピュータであるサブマイコン18に行わせることとしているが、マイコンに代えてASIC(Application Specific Integrated Circuit)に行わせることとしてもよい。
また、上記の第1及び第2実施例においては、車両に加わる衝撃を検出するためのセンサとして、車両の前後方向に生ずる減速度に応じた信号を出力するGセンサ12,14を用いることとしたが、かかるGセンサ12,14に代えて或いはかかるGセンサ12,14と共に、側突を検出するための車幅方向(横方向)に生ずる加減速度に応じた信号を出力するGセンサを用いることとしてもよい。
10,100 エアバッグ起動制御装置
12 Gセンサ
14 セーフィングセンサ
16 メインマイコン
18 サブマイコン
20 点火駆動IC
22,104 点火ロジック回路
24,106 セーフィングロジック回路
26,28 AND回路
30 第1スイッチング素子
32 第2スイッチング素子
42 スクイブ
12 Gセンサ
14 セーフィングセンサ
16 メインマイコン
18 サブマイコン
20 点火駆動IC
22,104 点火ロジック回路
24,106 セーフィングロジック回路
26,28 AND回路
30 第1スイッチング素子
32 第2スイッチング素子
42 スクイブ
Claims (6)
- 車両に加わる衝撃を検出するための第1のセンサを用いて、点火によりエアバッグを起動させる点火素子の点火判定を行う第1の点火判定部と、
前記第1のセンサとは異なる、車両に加わる衝撃を検出するための第2のセンサを用いて、前記点火素子の点火判定を行う第2の点火判定部と、
前記点火素子の点火のための通電状態を切り替えるスイッチング素子を有する点火駆動部と、を備え、
前記第1の点火判定部と前記第2の点火判定部と前記点火駆動部とをそれぞれ独立した回路素子により構成したことを特徴とするエアバッグ起動制御装置。 - 前記点火駆動部は、物理的に分離して形成された、前記第1の点火判定部の出力が入力される点火ロジック部と、前記第2の点火判定部の出力が入力されるセーフィングロジック部と、を有することを特徴とする請求項1記載のエアバッグ起動制御装置。
- 前記スイッチング素子は、前記点火素子と電源との間に介在する第1のスイッチング素子と、前記点火素子とグランドとの間に介在する第2のスイッチング素子と、からなり、
前記点火駆動部は、前記第1及び第2のスイッチング素子に対してそれぞれ、前記点火ロジック部の点火出力と前記セーフィングロジック部の点火出力との論理積を供給することを特徴とする請求項2記載のエアバッグ起動制御装置。 - 前記スイッチング素子は、前記点火素子と電源との間に介在する第1のスイッチング素子と、前記点火素子とグランドとの間に介在する第2のスイッチング素子と、からなり、
前記点火駆動部は、前記第1又は第2のスイッチング素子に対して前記点火ロジック部の点火出力を供給すると共に、前記第2又は第1のスイッチング素子に対して前記セーフィングロジック部の点火出力を供給することを特徴とする請求項2記載のエアバッグ起動制御装置。 - 前記第1及び第2のセンサは共に、半導体を用いた電子式加速度センサであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のエアバッグ起動制御装置。
- 前記第1及び第2の点火判定部は共に、マイクロコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載のエアバッグ起動制御装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006306219A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Denso Corp | サイドドア衝突検出システム |
JP2010215155A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Denso Corp | 乗員保護装置の起動装置およびこれに用いられる加速度センサモジュール |
US7896392B2 (en) | 2007-12-26 | 2011-03-01 | Calsonic Kansei Corporation | Airbag deployment controller and passenger protection device including the same |
-
2004
- 2004-09-22 JP JP2004275171A patent/JP2006088824A/ja active Pending
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