JP2009190611A - スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム - Google Patents

スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009190611A
JP2009190611A JP2008034364A JP2008034364A JP2009190611A JP 2009190611 A JP2009190611 A JP 2009190611A JP 2008034364 A JP2008034364 A JP 2008034364A JP 2008034364 A JP2008034364 A JP 2008034364A JP 2009190611 A JP2009190611 A JP 2009190611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
squib
compensation
mos transistor
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008034364A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takamiya
宮 広 志 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008034364A priority Critical patent/JP2009190611A/ja
Publication of JP2009190611A publication Critical patent/JP2009190611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】セーフティング機能の信頼性を向上することが可能なスクイブ着火回路を提供する。
【解決手段】スクイブ着火回路100は、セーフィング駆動出力の第1、第2の補償用トランジスタのオン/オフ状態を電位差検知回路により検出する。この検出結果をマイクロコンピュータで監視することにより、第1、第2の補償用トランジスタのオフ状態の異常を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバックを膨張動作させるためのスクイブを着火するスクイブ着火回路およびこのスクイブ着火回路を備えたスクイブ着火システムに関する。
近年、自動車の衝突時に乗員を保護する乗員保護補助装置(SRS:Supplemental Restraint System)として、SRSエアバックが採用されている。
このSRSエアバックには、例えば、エアバックを膨張させるインフレータに着火装置(スクイブ)とガス加熱剤とを内蔵させたものがある。このSRSエアバックは、衝撃(加速度)を加速度センサにより検知すると、インフレータのスクイブを電気着火させてエアバックを膨らませる。
このような、SRSエアバックでは、自動車の真の衝突を判定するために2種類の加速度センサを設けることが一般的である。
ここで、従来のスクイブ着火回路は、例えば、衝突判定用の加速度センサとセーフティング用の加速度センサとが共に作動した場合に、スクイブを電気着火させてエアバックを膨張させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この従来のスクイブ着火回路は、該セーフティング用の加速度センサが正常に動作しているか監視し、セーフティング機能の信頼性を向上する。しかし、該セーフティング用の加速度センサは機械式である。したがって、小型化が困難であるという問題がある。
そこで、小型化のためにセーフティング用の加速度センサに電気的な加速度センサを用いた場合、スクイブに電流を供給する経路を加速度センサの検知結果に応じて遮断するスイッチに、例えばトランジスタが用いられる。
上記場合、上記従来のスクイブ着火回路のように、この加速度センサのみを監視しても、該トランジスタの誤動作を検知することはできない。すなわち、セーフティング機能の信頼性が低下するという問題が生じ得る。
特開2003−2157号公報
本発明は、セーフティング機能の信頼性を向上することが可能なスクイブ着火回路およびスクイブ着火システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るスクイブ着火回路は、エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路であって、
着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続されたプルアップ抵抗と、
前記補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記プルアップ抵抗と直列に接続された検知用スイッチ素子と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
第2の加速度センサにより検知された加速度が第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
前記検知用スイッチ素子をオンした状態で前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を備え、
前記検知用スイッチ素子をオンし前記第1の補償用トランジスタをオフした状態における前記第1のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第1の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さいことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るスクイブ着火回路は、エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路であって、
着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続されたプルアップ抵抗と、
前記補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記プルアップ抵抗と直列に接続された検知用スイッチ素子と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
第2の加速度センサにより検知された加速度が第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
前記検知用スイッチ素子をオンした状態で前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を備え、
前記検知用スイッチ素子をオンし前記第1の補償用トランジスタをオフした状態における前記第2のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第2の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さいことを特徴とする。
本発明の一態様に係るスクイブ着火システムは、
エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路と、
加速度を検知し、この検知された加速度が第1の設定値以上であるか否かに応じた信号を出力する第1の加速度センサと、
加速度を検知し、この検知された加速度が第2の設定値以上であるか否かに応じた信号を出力する第2の加速度センサと、
前記第1の加速度センサの検知結果に基づいて、前記スクイブ着火回路を制御するマイクロコンピュータと、を備え、
前記スクイブ着火回路は、
着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
第1の補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続された第1のプルアップ抵抗と、
前記第1の補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記第1のプルアップ抵抗と直列に接続された第1の検知用スイッチ素子と、
第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続された第2のプルアップ抵抗と、
前記第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記第2のプルアップ抵抗と直列に接続された第2の検知用スイッチ素子と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
前記第1の補償用トランジスタの両端の第1の電位差または前記第2の補償用トランジスタの両端の第2の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を有し、
前記電位差検知回路により前記第1の電位差を検知する場合には、前記第1の検知用スイッチ素子をオンし、
前記電位差検知回路により前記第2の電位差を検知する場合には、前記第2の検知用スイッチ素子をオンし、
前記第1の検知用スイッチ素子をオンし前記第1の補償用トランジスタをオフした状態における前記第1のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第1の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さく、
前記第2の検知用スイッチ素子をオンし前記第2の補償用トランジスタをオフした状態における前記第2のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第2の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さく、
前記マイクロコンピュータは、前記第2の加速度センサの検知結果と前記電位差検知回路の出力に基づいて、前記第1の補償用MOSトランジスタまたは前記第2の補償用MOSトランジスタの誤動作を判断することを特徴とする。
本発明の一態様に係るスクイブ着火回路およびスクイブ着火システムによれば、セーフティング機能の信頼性を向上することができる。
エアバッグシステムでは、エアバッグ作動信頼性を得るため、エアバッグ着火制御系とは別系統で、セーフィング機能がある。
本発明は、セーフィング回路の最後段であるセーフィング駆動出力を監視することで、セーフィング機能の信頼性向上を図るものである。
以下、本発明を適用した各実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るスクイブ着火回路100を含むスクイブ着火システム1000の構成を示す図である。
図1に示すように、スクイブ着火システム1000は、ダイオード1と、スクイブ着火回路100と、マイクロコンピュータ101と、第1の加速度センサ102と、第2の加速度センサ103と、スクイブ104と、電源105と、を備える。例えば、このスクイブ着火システム1000は、主に車室内に搭載される。
第1の加速度センサ102は、加速度を検知し、この検知された加速度に応じた信号(例えば、検知された加速度が第1の設定値a1以上であるか否かに応じた信号)を出力するようになっている。
第2の加速度センサ103は、加速度を検知し、この検知された加速度に応じた信号(例えば、検知された加速度が第2の設定値a2以上であるか否かに応じた信号)を出力するようになっている。
マイクロコンピュータ101には、第1の加速度センサ102の検出結果に応じた信号が入力されるようになっている。さらに、このマイクロコンピュータ101には、第1の加速度センサ102の検出結果に応じた信号が、スクイブ着火回路100を介して、入力されるようになっている。
このマイクロコンピュータ101は、第1の加速度センサ102の検知結果に基づいて、スクイブ着火回路100を制御するようになっている。
すなわち、マイクロコンピュータ101は、判定回路12の判定信号Sd(すなわち、第1の加速度センサ102の検出結果)および電位差検知回路13の検知結果に基づいて、第1、第2の補償用トランジスタ11a、11bの異常(誤動作)を判断するようになっている。
スクイブ着火回路100は、マイクロコンピュータ101の出力信号および第2の加速度センサの出力信号に応じて、エアバック(図示せず)のスクイブ104に電源105から電流を供給し、スクイブ104を着火させるようになっている。このスクイブ104の着火により、該エアバックが膨張するようになっている。このスクイブ着火回路100は、例えば、半導体集積回路により構成される。
なお、ダイオード1は、配線が他のバッテリ等の電源に接触等することにより、着火用電源105に電流が逆流するのを抑制するために設けられている。これにより、誤ってスクイブ104が着火するのを防止することができる。
ここで、スクイブ着火回路100は、ダイオード1aと、電源端子2と、第1のスクイブ用端子3と、第2のスクイブ用端子4と、接地端子5と、第1の着火用MOSトランジスタ6と、第2の着火用MOSトランジスタ7と、第1のプルアップ抵抗8aと、第2のプルアップ抵抗8bと、第1のプルダウン抵抗10aと、第2のプルダウン抵抗10bと、第1の補償用トランジスタ11aと、第2の補償用トランジスタ11bと、を備える。
さらに、スクイブ着火回路100は、判定回路12と、電位差検知回路13と、シリアル通信回路16と、第1のスイッチ回路17aと、第2のスイッチ回路17bと、着火電流調整回路18と、電位差検知出力端子19と、第2の加速度センサ用端子20と、シリアル通信用端子21と、を備える。
なお、第1のスイッチ回路17aは、第1の検知用スイッチ素子9aと、第1のアンプ用スイッチ素子14a、15aと、を含む。また、第2のスイッチ回路17bは、第2の検知用スイッチ素子9bと、第2のアンプ用スイッチ素子14b、15bと、を含む。
ダイオード1aは、配線が他のバッテリ等の電源に接触等することにより、第1の補償用電源106aに電流が逆流するのを抑制するために設けられている。これにより、誤ってスクイブ104が着火するのを防止することができる。
電源端子2は、着火用電源105に接続するための端子である。第1のスクイブ用端子3は、スクイブ104の一端を接続するための端子である。第2のスクイブ用端子4は、スクイブ104の他端を接続するための端子である。接地端子5は、接地に接続するための端子である。
例えば、該車室内に搭載される際に、第1、第2のスクイブ用端子3とスクイブ104とが電気的に接続され、接地端子5と接地とが電気的に接続される。
第1の着火用MOSトランジスタ6は、電源端子2に一端(ドレイン)が接続され、第1のスクイブ用端子3に他端(ソース)が接続されている。この第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートには、第1の加速度センサ102の検知結果に応じて、この第1の着火用MOSトランジスタ6を制御するための信号が、マイクロコンピュータ101から、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16、着火電流調整回路18を介して入力されるようになっている。
すなわち、この第1の着火用MOSトランジスタ6は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1以上の場合にオンさせ、さらに第1の設定値a1未満の場合にオフさせるための第1の制御信号Sc1が、ゲートに入力されるようになっている。
第2の着火用MOSトランジスタ7は、第2のスクイブ用端子4に一端が接続され、接地端子5に他端が接続されている。この第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートには、第1の加速度センサ102の検知結果に応じて、この第2の着火用MOSトランジスタ7を制御するための信号が、マイクロコンピュータ101から、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16を介して入力されるようになっている。
すなわち、この第2の着火用MOSトランジスタ7は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1以上の場合にオンさせ、さらに第1の設定値a1未満の場合にオフさせるための第2の制御信号Sc2が、ゲートに入力されるようになっている。
なお、図1では、第1の着火用MOSトランジスタ6は、nMOSトランジスタであるが、pMOSトランジスタであってもよい。なお、駆動能力を考慮すると、第1の着火用MOSトランジスタ6は、nMOSトランジスタを選択するのが好ましい。
また、図1に示すように、第1のプルアップ抵抗8aは、第1の補償用電源106aと第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートとの間に接続されている。なお、第1の補償用電源106aは、例えば、着火用電源105から電圧が供給されるようになっている。
第1の検知用スイッチ素子9aは、第1の補償用電源106aと第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートとの間で、第1のプルアップ抵抗8aと直列に接続されている。この第1の検知用スイッチ素子9aは、通常時はオフ状態である。
第2のプルアップ抵抗8bは、第2の補償用電源106bと第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートとの間に接続されている。なお、第2の補償用電源106bは、例えば、着火用電源105から電圧が供給されるようになっている。
第2の検知用スイッチ素子9bは、第2の補償用電源105bと第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、第2のプルアップ抵抗8bと直列に接続されている。この第2の検知用スイッチ素子9bは、通常時はオフ状態である。
第1のプルダウン抵抗10aは、第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートとソースとの間に接続されている。
第1の補償用トランジスタ11aは、第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートとソースとの間に接続されている。
第2のプルダウン抵抗10bは、第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートとソースとの間に接続されている。
第2の補償用トランジスタ11bは、第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートとソースとの間に接続されている。
なお、図1では、第1、第2の補償用MOSトランジスタ11a、11bは、nMOSトランジスタであるが、バイポーラトランジスタであってもよい。
判定回路12は、第2の加速度センサ103の加速度の検知結果に応じた信号が、第2の加速度センサ用端子20を介して、入力されるようになっている。
この判定回路12は、第2の加速度センサ103により検知された加速度が第2の設定値a2未満であると判定した場合には、判定信号Sdを出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせる。
一方、判定回路12は、第2の加速度センサ103により検知された加速度が第2の設定値a2以上であると判定した場合には、判定信号Sdを出力して第1の補償用トランジスタ11aおよび第2の補償用トランジスタ11bをオフさせる。
電位差検知回路13には、例えば、アンプや、コンパレータが用いられる。この電位差検知回路13は、第1の補償用MOSトランジスタ11aのソースに第1のアンプ用スイッチ素子14aを介して一方の入力が接続され、第1の補償用MOSトランジスタ11aのドレインに第1のアンプ用スイッチ素子15aを介して他方の入力が接続されている。さらに、この電位差検知回路13は、第2の補償用MOSトランジスタ11bのソースに第2のアンプ用スイッチ素子14bを介して該一方の入力が接続され、第2の補償用MOSトランジスタ11bのドレインに第2のアンプ用スイッチ素子15bを介して該他方の入力が接続されている。この電位差検知回路13の出力は、電位差検知出力端子19に接続されている。
この電位差検知回路13は、第1の補償用トランジスタ11aの両端の第1の電位差Vsd1または第2の補償用トランジスタ11bの両端の第2の電位差Vsd2を検出し、その検出結果に応じた信号Saを、電位差検知出力端子19を介して、マイクロコンピュータ101に出力するようになっている。
ここで、第1の検知用スイッチ素子9aをオンし第1の補償用トランジスタ11aをオフした状態における第1のプルダウン抵抗10aの両端の電位差Vp1が、第1の補償用トランジスタ11aがオンしたときの両端(ソース・ドレイン間)の電位差Vsd1ONよりも大きくなるように、第1のプルアップ抵抗9aと第1のプルダウン抵抗10aの抵抗値が設定されている。
例えば、第1の補償用トランジスタ11aがMOSトランジスタの場合、この第1の補償用トランジスタ11aがオンすると電位差Vsd1ONはほぼ0Vとなり、この第1の補償用トランジスタ11aがオフするとオフしたときの両端(ソース・ドレイン間)の電位差Vsd1OFFは電位差Vp1と等しくなる。
すなわち、第1の補償用トランジスタ11aのオン/オフに応じて、電位差検知回路13に入力される電位差が異なる。これにより、電位差検知回路13は、この電位差に応じて、第1の補償用トランジスタ11aがオン状態かオフ状態かの情報を含む信号として、信号Saを出力することができる。
なお、第1の補償用トランジスタ11aがバイポーラトランジスタである場合も、電位差Vp1が電位差Vsd1ON(飽和電圧)よりも大きくなるように設定される。
さらに、該電位差Vp1が、第1の着火用MOSトランジスタ6のしきい値電圧Vth1の絶対値よりも小さくなるように、第1のプルアップ抵抗9aと第1のプルダウン抵抗10aの抵抗値が設定されている。
これにより、電位差検知回路13により第1の補償用トランジスタ11aの両端の第1の電位差Vsd1を検知するときや故障時等に、第1の着火用MOSトランジスタ6が誤ってオンするのを防止することができる。
以上の電位差Vp1に関する条件をまとめると、式(1)のように表される。
Vsd1ON<Vp1<|Vth1|・・・(1)
既述のように、上記式(1)の条件を満たすように、第1のプルアップ抵抗9aと第1のプルダウン抵抗10aの抵抗値が設定される。
また、第2の検知用スイッチ素子9bをオンし第1の補償用トランジスタ11bをオフした状態における第2のプルダウン抵抗10bの両端の電位差Vp2が、第2の補償用トランジスタ11bがオンしたときの両端(ソース・ドレイン間)の電位差Vsd2ONよりも大きくなるように設定されている。
例えば、第2の補償用トランジスタ11bがMOSトランジスタの場合、この第2の補償用トランジスタ11bがオンすると電位差Vsd2ONはほぼ0Vとなり、この第2の補償用トランジスタ11bがオフするとオフしたときの両端(ソース・ドレイン間)の電位差Vsd2OFFは電位差Vp2となる。
すなわち、第2の補償用トランジスタ11bのオン/オフに応じて、電位差検知回路13に入力される電位差が異なる。これにより、電位差検知回路13は、この電位差に応じて、第2の補償用トランジスタ11bがオン状態かオフ状態かの情報を含む信号として、信号Saを出力することができる。
なお、第2の補償用トランジスタ11bがバイポーラトランジスタである場合も、電位差Vp2が電位差Vsd2ON(飽和電圧)よりも大きくなるように設定される。
さらに、該電位差Vp2が、第2の着火用MOSトランジスタ7のしきい値電圧Vth2の絶対値よりも小さくなるように、第2のプルアップ抵抗9bと第2のプルダウン抵抗10bの抵抗値が設定されている。
これにより、電位差検知回路13により第2の補償用トランジスタ11bの両端の第2の電位差Vsd2を検知するときや故障時等に、第2の着火用MOSトランジスタ7が誤ってオンするのを防止することができる。
以上の電位差Vp2に関する条件をまとめると、既述の電位差Vp1と同様に、式(2)のように表される。
Vsd2ON<Vp2<|Vth2|・・・(2)
既述のように、上記式(2)の条件を満たすように、第2のプルアップ抵抗9bと第2のプルダウン抵抗10bの抵抗値が設定される。
次に、以上のような構成を有するスクイブ着火システム1000がスクイブ104を着火する動作の一例について説明する。
マイクロコンピュータ101は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1未満の場合に、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16、着火電流調整回路18を介して、制御信号Sc1(ここでは、“Low”レベル)を、第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートに出力する。同様に、マイクロコンピュータ101は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1未満の場合に、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16を介して、制御信号Sc2(ここでは、“Low”レベル)を、第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートに出力する。
これにより、第1、第2の着火用MOSトランジスタ6、7をオフさせるので、スクイブ104に電流が流れず、着火されない。
一方、マイクロコンピュータ101は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1以上の場合に、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16、着火電流調整回路18を介して、制御信号Sc1(ここでは、“High”レベル)を、第1の着火用MOSトランジスタ6のゲートに出力する。同様に、マイクロコンピュータ101は、第1の加速度センサ102により検知された加速度が第1の設定値a1以上の場合に、シリアル通信用端子21、シリアル通信回路16、制御信号Sc2(ここでは、“High”レベル)を、第2の着火用MOSトランジスタ7のゲートに出力する。
これにより、第1、第2の着火用MOSトランジスタ6、7をオンさせて、スクイブ104に着火用の電流が流れる。
すなわち、第1の加速度センサ102により、第1の設定値a1以上の加速度が検知された場合には、スクイブ104に所定の電流が流れて着火される。
ここで、第2の加速度センサ103が加速度を第2の設定値a2未満であると検知した場合には、判定回路12は、判定信号Sd(ここでは“High”レベル)を出力し、第1、第2の補償用トランジスタ11a、11bをオンさせる。これにより、第1、第2の着火用MOSトランジスタ6、7のゲートの電圧が、強制的にしきい値電圧よりも低くなる。
これにより、第1の加速度センサ102が誤って加速度を第1の設定値a1以上であると検知した場合であっても、第1、第2の着火用MOSトランジスタ6、7は、制御信号Sc1、Sc2の状態に拘わらず、オフ状態を維持する。
すなわち、スクイブ着火回路100は、加速度が小さいにも拘わらずマイクロコンピュータ101からスクイブ104を着火するための制御信号が入力された場合に、第1の着火用MOSトランジスタ6および第2の着火用MOSトランジスタ7がオン動作するのを抑制することができるようになっている。
これにより、加速度が小さいにも換わらず誤ってスクイブ104が着火されるのを抑制することができる。
なお、第2の加速度センサ103が加速度を第2の設定値a2以上であると検知した場合には、判定回路12は、判定信号Sd(ここでは“Low”レベル)を出力し、第1、第2の補償用トランジスタ11a、11bをオフさせる。この場合は、第1、第2の着火用MOSトランジスタ6、7は、制御信号Sc1、Sc2の状態に基づいて、オン/オフが制御される。
次に、スクイブ着火システム1000が第1、第2の補償用トランジスタ11a、11bの異常(誤動作)を判断する動作の一例について説明する。
先ず、第2の加速度センサ103は加速度が第2の設定値a2未満であると検知した場合に、判定回路12は、この検知結果に基づいて、第1、第2の補償用トランジスタ11a、11bをオンさせるため判定信号Sd(ここでは“Low”レベル)を出力する。
マイクロコンピュータ101は、この判定信号Sdがシリアル通信回路16、シリアル通信端子21を介して入力される。そして、マイクロコンピュータ101は、判定回路12は加速度が第2の設定値a2未満と判断したことを認識する。
そして、マイクロコンピュータ101は、第1の補償用トランジスタ11aの異常を検知する場合(電位差検知回路により第1の電位差Vsd1を検知する場合)は、制御信号Sc3により、第1の検知用スイッチ素子9a、第1のアンプ用スイッチ素子14a、15aをオンさせるとともに、制御信号Sc4により、第2の検知用スイッチ素子9b、第2のアンプ用スイッチ素子14b、15bをオフさせる。
これにより、電位差検知回路13には、第1の補償用トランジスタ11aの両端の電位差Vsd1が入力される。そして、電位差検知回路13は、この電位差に応じて、第1の補償用トランジスタ11aがオン状態かオフ状態かの情報を含む信号として、信号Saを出力する。
マイクロコンピュータ101は、この信号Saが第1の補償用トランジスタ11aがオン状態であることを示す場合は、この第1の補償用トランジスタ11aが正常であると判断する。一方、マイクロコンピュータ101は、この信号Saが第1の補償用トランジスタ11aがオフ状態であることを示す場合は、この第1の補償用トランジスタ11aが異常であると判断する。
また、マイクロコンピュータ101は、第2の補償用トランジスタ11bの異常を検知する場合(電位差検知回路により第2の電位差Vsd2を検知する場合)は、制御信号Sc3により、第1の検知用スイッチ素子9a、第1のアンプ用スイッチ素子14a、15aをオフさせるとともに、制御信号Sc4により、第2の検知用スイッチ素子9b、第2のアンプ用スイッチ素子14b、15bをオンさせる。
これにより、電位差検知回路13には、第2の補償用トランジスタ11bの両端の電位差Vsd2が入力される。そして、電位差検知回路13は、この電位差に応じて、第2の補償用トランジスタ11bがオン状態かオフ状態かの情報を含む信号として、信号Saを出力する。
マイクロコンピュータ101は、この信号Saが第2の補償用トランジスタ11bがオン状態であることを示す場合は、この第2の補償用トランジスタ11bが正常であると判断する。一方、マイクロコンピュータ101は、この信号Saが第2の補償用トランジスタ11bがオフ状態であることを示す場合は、この第2の補償用トランジスタ11bが異常であると判断する。
このように、マイクロコンピュータ101は、第2の加速度センサ103の検知結果(信号Sd)と電位差検知回路13の出力(信号Sa)に基づいて、第1、第2の補償用MOSトランジスタ11a、11bの誤動作を判断する。
以上のように、本実施例1では、セーフィング駆動出力の第1、第2の補償用トランジスタのオン/オフ状態を電位差検知回路により検出する。この検出結果をマイクロコンピュータで監視することにより、第1、第2の補償用トランジスタのオフ状態の異常検出が可能となる。
以上のように、本実施例に係るスクイブ着火回路によれば、セーフティング機能の信頼性を向上することができる。
実施例1では、第1、第2の補償用MOSトランジスタのオン/オフ状態を監視するための構成の一例について説明した。
本実施例2では、上記第1の実施例で該オン/オフ状態を監視するために用いた第1、第2のプルアップ抵抗を、定電流源で代替した構成の一例について述べる。
図2は、本発明の一態様である実施例2に係るスクイブ着火回路200を含むスクイブ着火システム2000の構成を示す図である。なお、図2において図1の符号と同じ符号は実施例1と同様の構成を示す。
図2に示すように、スクイブ着火システム2000は、スクイブ着火回路200と、マイクロコンピュータ101と、第1の加速度センサ102と、第2の加速度センサ103と、を備える。例えば、実施例2と同様に、このスクイブ着火システム2000は、主に車室内に搭載される。
なお、スクイブ着火回路200以外の構成は、上述のように、実施例1のスクイブ着火システム1000と同様である。
スクイブ着火回路200は、実施例1と同様に、マイクロコンピュータ101の出力信号および第2の加速度センサの出力信号に応じて、エアバック(図示せず)のスクイブ104に電源105から電流を供給し、スクイブ104を着火させるようになっている。このスクイブ104の着火により、該エアバックが膨張するようになっている。このスクイブ着火回路200は、例えば、半導体集積回路により構成される。
このスクイブ着火回路200は、ダイオード1aと、電源端子2と、第1のスクイブ用端子3と、第2のスクイブ用端子4と、接地端子5と、第1の着火用MOSトランジスタ6と、第2の着火用MOSトランジスタ7と、第1の定電流源208aと、第2の定電流源208bと、第1のプルダウン抵抗10aと、第2のプルダウン抵抗10bと、第1の補償用トランジスタ11aと、第2の補償用トランジスタ11bと、を備える。
さらに、スクイブ着火回路100は、判定回路12と、電位差検知回路13と、シリアル通信回路16と、第1のスイッチ回路17aと、第2のスイッチ回路17bと、着火電流調整回路18と、電位差検知出力端子19と、第2の加速度センサ用端子20と、シリアル通信用端子21と、を備える。
なお、第1、第2の定電流源208a、208b以外の構成は、上述のように、実施例1のスクイブ着火回路100と同様である。
この第1の定電流源208aは、第1のプルアップ抵抗に代えてスクイブ着火回路200に設けられている。同様に、第2の定電流源208bは、第2のプルアップ抵抗に代えてスクイブ着火回路200に設けられている。
これらの、第1、第2の定電流源208a、208bは、抵抗として機能する。
次に、以上のような構成を有するスクイブ着火回路200、スクイブ着火システム2000の動作は、実施例1に示すスクイブ着火回路100、スクイブ着火システム1000の動作と同じである。
すなわち、実施例1と同様に、マイクロコンピュータ101は、第2の加速度センサ103の検知結果(信号Sd)と電位差検知回路13の出力(信号Sa)に基づいて、第1、第2の補償用MOSトランジスタ11a、11bの誤動作を判断する。
このように、本実施例2では、実施例1と同様に、セーフィング駆動出力の第1、第2の補償用トランジスタのオン/オフ状態を電位差検知回路により検出する。この検出結果をマイクロコンピュータで監視することにより、第1、第2の補償用トランジスタのオフ状態の異常検出が可能となる。
以上のように、本実施例2に係るスクイブ着火回路によれば、実施例1と同様に、セーフティング機能の信頼性を向上することができる。
本発明の一態様である実施例1に係るスクイブ着火回路100を含むスクイブ着火システム1000の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例2に係るスクイブ着火回路200を含むスクイブ着火システム2000の構成を示す図である。
符号の説明
1、1a ダイオード
2 電源端子
3 第1のスクイブ用端子
4 第2のスクイブ用端子
5 接地端子
6 第1の着火用MOSトランジスタ
7 第2の着火用MOSトランジスタ
8a 第1のプルアップ抵抗
8b 第2のプルアップ抵抗
9a 第1の検知用スイッチ素子
9b 第2の検知用スイッチ素子
10a 第1のプルダウン抵抗
10b 第2のプルダウン抵抗
11a 第1の補償用トランジスタ
11b 第2の補償用トランジスタ
12 判定回路
13 電位差検知回路
14a、15a 第1のアンプ用スイッチ素子
14b、15b 第2のアンプ用スイッチ素子
16 シリアル通信回路
17a 第1のスイッチ回路
17b 第2のスイッチ回路
18 着火電流調整回路
19 電位差検知出力端子
20 第2の加速度センサ用端子
21 シリアル通信用端子
100、200 スクイブ着火回路
101 マイクロコンピュータ
102 第1の加速度センサ
103 第2の加速度センサ
104 スクイブ
105 着火用電源
106a 第1の補償用電源
106b 第2の補償用電源
208a 第1のプルアップ定電流源
208b 第2のプルアップ定電流源
1000、2000 スクイブ着火システム

Claims (5)

  1. エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路であって、
    着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
    前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
    補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続されたプルアップ抵抗と、
    前記補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記プルアップ抵抗と直列に接続された検知用スイッチ素子と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
    第2の加速度センサにより検知された加速度が第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
    前記検知用スイッチ素子をオンした状態で前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を備え、
    前記検知用スイッチ素子をオンし前記第1の補償用トランジスタをオフした状態における前記第1のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第1の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さい
    ことを特徴とするスクイブ着火回路。
  2. 前記補償用電源と前記第1のスクイブ用端子との間に、順方向で接続されたダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のスクイブ着火回路。
  3. エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路であって、
    着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
    前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
    第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続されたプルアップ抵抗と、
    前記補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記プルアップ抵抗と直列に接続された検知用スイッチ素子と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
    第2の加速度センサにより検知された加速度が第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
    前記検知用スイッチ素子をオンした状態で前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を備え、
    前記検知用スイッチ素子をオンし前記第2の補償用トランジスタをオフした状態における前記第2のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第2の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さい
    ことを特徴とするスクイブ着火回路。
  4. 前記プルアップ抵抗は、定電流源であることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のスクイブ着火回路。
  5. エアバックのスクイブに着火するためのスクイブ着火回路と、
    加速度を検知し、この検知された加速度が第1の設定値以上であるか否かに応じた信号を出力する第1の加速度センサと、
    加速度を検知し、この検知された加速度が第2の設定値以上であるか否かに応じた信号を出力する第2の加速度センサと、
    前記第1の加速度センサの検知結果に基づいて、前記スクイブ着火回路を制御するマイクロコンピュータと、を備え、
    前記スクイブ着火回路は、
    着火用電源に接続するための電源端子に一端が接続され、前記スクイブの一端を接続するための第1のスクイブ用端子に他端が接続され、第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第1の制御信号がゲートに入力される第1の着火用MOSトランジスタと、
    前記スクイブの他端を接続するための第2のスクイブ用端子に一端が接続され、接地に接続するための接地端子に他端が接続され、前記第1の加速度センサにより検知された加速度が前記第1の設定値以上の場合にオンさせ前記第1の設定値未満の場合にオフさせるための第2の制御信号がゲートに入力される第2の着火用MOSトランジスタと、
    第1の補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続された第1のプルアップ抵抗と、
    前記第1の補償用電源と前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記第1のプルアップ抵抗と直列に接続された第1の検知用スイッチ素子と、
    第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間に接続された第2のプルアップ抵抗と、
    前記第2の補償用電源と前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとの間で、前記第2のプルアップ抵抗と直列に接続された第2の検知用スイッチ素子と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1のプルダウン抵抗と、
    前記第1の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第1の補償用トランジスタと、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2のプルダウン抵抗と、
    前記第2の着火用MOSトランジスタのゲートとソースとの間に接続された第2の補償用トランジスタと、
    第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値未満であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオンさせ、前記第2の加速度センサにより検知された加速度が前記第2の設定値以上であると判定した場合には、判定信号を出力して前記第1の補償用トランジスタおよび前記第2の補償用トランジスタをオフさせる判定回路と、
    前記第1の補償用トランジスタの両端の第1の電位差または前記第2の補償用トランジスタの両端の第2の電位差を検出し、その検出結果に応じた信号を出力する電位差検知回路と、を有し、
    前記電位差検知回路により前記第1の電位差を検知する場合には、前記第1の検知用スイッチ素子をオンし、
    前記電位差検知回路により前記第2の電位差を検知する場合には、前記第2の検知用スイッチ素子をオンし、
    前記第1の検知用スイッチ素子をオンし前記第1の補償用トランジスタをオフした状態における前記第1のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第1の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第1の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さく、
    前記第2の検知用スイッチ素子をオンし前記第2の補償用トランジスタをオフした状態における前記第2のプルダウン抵抗の両端の電位差が、オンしたときの前記第2の補償用トランジスタの両端の電位差よりも大きく、かつ、前記第2の着火用MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも小さく、
    前記マイクロコンピュータは、前記第2の加速度センサの検知結果と前記電位差検知回路の出力に基づいて、前記第1の補償用MOSトランジスタまたは前記第2の補償用MOSトランジスタの誤動作を判断する
    ことを特徴とするスクイブ着火システム。
JP2008034364A 2008-02-15 2008-02-15 スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム Pending JP2009190611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008034364A JP2009190611A (ja) 2008-02-15 2008-02-15 スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008034364A JP2009190611A (ja) 2008-02-15 2008-02-15 スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009190611A true JP2009190611A (ja) 2009-08-27

Family

ID=41073011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008034364A Pending JP2009190611A (ja) 2008-02-15 2008-02-15 スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009190611A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4670940B2 (ja) 電子式セーフィングシステム
US7154733B2 (en) Low cost squib driver for airbag application
US7434835B2 (en) Airbag system having multiple collision determining circuits
US7359780B2 (en) Occupant protection activation device
JP5942902B2 (ja) エアバッグ装置
US7142407B2 (en) Squib driver for airbag application
JP4830838B2 (ja) 電気電子回路
US6935654B2 (en) Air bag activation device
JP4375263B2 (ja) 乗員保護装置の点火装置
JP2010215155A (ja) 乗員保護装置の起動装置およびこれに用いられる加速度センサモジュール
JP2008137637A (ja) エアバッグ故障診断装置
JP2009190611A (ja) スクイブ着火回路およびスクイブ着火システム
JP2009067289A (ja) インフレータの点火制御回路、半導体集積回路、及び乗員保護制御装置
JPH1153677A (ja) 車載用電子制御装置
JP5566874B2 (ja) エアバッグ作動回路
JP5657966B2 (ja) エアバッグ作動回路
JP2006088824A (ja) エアバッグ起動制御装置
JP2009196541A (ja) エアバッグ点火回路及びエアバッグ点火ユニット
JP6692699B2 (ja) 乗員保護装置の制御装置および制御方法
JP2018090002A (ja) エアバッグ点火装置
JP5762370B2 (ja) 乗員保護装置
JP3162821B2 (ja) 車両用安全装置の点火制御装置
JP2760211B2 (ja) 車両用乗員保護装置の駆動回路
JPH04321454A (ja) 車両用エアバッグ装置
JP2008094118A (ja) 点火装置の異常検出装置