JP2001239781A - バインダー綴具の製法 - Google Patents

バインダー綴具の製法

Info

Publication number
JP2001239781A
JP2001239781A JP2000049928A JP2000049928A JP2001239781A JP 2001239781 A JP2001239781 A JP 2001239781A JP 2000049928 A JP2000049928 A JP 2000049928A JP 2000049928 A JP2000049928 A JP 2000049928A JP 2001239781 A JP2001239781 A JP 2001239781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
half body
engaged
projected
sheath
integrally
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000049928A
Other languages
English (en)
Inventor
Kounosuke Oonishi
弘之佑 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ONISHI SHOKO KK
Original Assignee
ONISHI SHOKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ONISHI SHOKO KK filed Critical ONISHI SHOKO KK
Priority to JP2000049928A priority Critical patent/JP2001239781A/ja
Publication of JP2001239781A publication Critical patent/JP2001239781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数対の衝合自在の綴り環を一体に突設した
1対の長尺半身体を中心線で衝接させた弾発形式のバイ
ンダー綴具の新規な製法を提供する。 【解決手段】 硬質プラスチックを以て左右1対の長尺
半身板を構成し、その両側半身板の内辺の縁面に突出部
と当該突出部が嵌入係合する凹部とを一方の半身板の突
出部が他方の半身板の凹所に係合する交互配置として並
設する。またこれとは別個に硬質プラスチックを以て両
端が下がった弧状を呈する底壁部と当該底壁部の両側縁
から外側に僅かに倒れた状態として一体に突設した立上
り部と当該立上り部の上端縁から内側に倒れた向き状態
として一体に突設した係着突部とからなる長尺の鞘体を
構成し、鞘体の底面を押圧することによって鞘体の他方
の係着突部を他方半身板の係着溝部に嵌着させて完成品
を得るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数対の衝合自在
の綴り環を一体に突設した1対の長尺半身体を中心線で
衝接させた弾発形式のバインダー綴具の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているこの種のバインダー綴
具の製法は、硬質プラスチックを以て成形した長尺半身
体に対して金属板を以て成形した鞘体を長手方向より摺
動して嵌入させる方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べたバインダー綴具の製法による場合には、摺動嵌
入させるのに困難性あって比較的長い作業時間を必要と
するために生産性が悪く、金属製鞘体と硬質プラスチッ
ク製長尺半身体とが使用時の環境温度変化に影響された
り金属製鞘体が硬質プラスチック製長尺半身体を削り変
形させてしまったりする等から生じる作動不安があり、
また摺動嵌入による組立には特殊の治具や広い作業場等
が必要で結果的に低コスト化がむずかしい等の問題点が
あった。
【0004】本発明は、上記問題点を解消することを目
的として研究開発を行うことによって得た新規のバイン
ダー綴具の製法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るバインダー綴具の製法は、硬質プラスチ
ックを以て左右1対の長尺半身板を構成し、両側半身板
の外辺の上面に綴り環を完成時に対向する一定間隔配置
として一体に突設すると共に両側半身板の内辺の縁面に
突出部と当該突出部が嵌入係合する凹部とを、一方の半
身板の突出部が他方の半身板の凹所に係合する交互配置
として並設し、各半身板の両端部にツマミを互いに交叉
する斜めの状態として突設すると共に各半身板の外側縁
面を上方が広くなるテーパー面とし、これ等テーパー面
に係着溝部を凹設し且つ当該係着溝部の下側開口縁に傾
斜面を設け、またこれとは別個に硬質プラスチックを以
て両側辺が下がった弧状を呈する底壁部と当該底壁部の
両側縁から外側に僅かに倒れた状態として一体に突設し
た立上り部と当該立上り部の上端縁から内側に倒れた状
態として一体に突設した係着突部とからなる長尺の鞘体
を構成し、係着突部の先端には上端が外側に倒れた状態
の傾斜面を設け、然るのち上記突出部が凹所に係合させ
た両半身板における一方半身板の係着溝部に対して鞘体
の一方の係着突部を係合させると共に鞘体の底面を押圧
することによって鞘体の他方の係着突部を他方半身板の
係着溝部に嵌着させたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図に示す実施例は、硬質プラスチックを以て
左右1対の長尺半身板1、2を構成し、両側半身板1,
2の外辺の上面に円弧状の綴り環3,4を完成時に対向
する一定間隔配置で一体に突設すると共に両側半身板
1,2の内辺の縁面に突出部5と当該突出部5が嵌入係
合する凹部6とを、一方の半身板1の突出部5が他方の
半身板2の凹所6に係合する交互配置に並設し、更に各
半身板1,2の両端部にツマミ7,8を互いに交叉する
ように斜めの状態として突設すると共に各半身板1,2
の外側縁面を上方が広くなるテーパー面9,10とし、
これ等テーパー面9,10に係着溝部12,13を凹設
し、また当該係着溝部12,13の下側開口縁に傾斜面
14,15を設ける。
【0007】また、これとは別個に硬質プラスチックを
以て両側辺が下がった弧状を呈する底壁部17と当該底
壁部17の両側縁から外側に僅かに倒れた状態として一
体に突設した立上り部18,19と、当該立上り部1
8,19の上端縁から内側に倒れた状態として一体に突
設した係着突部20,21とからなる長尺の鞘体22を
構成し、係着突部20,21の先端には上端が外側に倒
れた状態の傾斜面23.24を設ける。
【0008】然るのち、上記突出部5が凹所6に係合さ
せた両半身板1,2における一方半身板1の係着溝部1
2に対して鞘体22の一方の係着突部20を係合させる
と共に鞘体22の底面を押圧することによって鞘体22
の他方の係着突部21を他方半身板2の係着溝部13に
強制的に嵌着させて完成品25を得るようにしたもので
ある。
【発明の効果】本発明に係るバインダー綴具の製法は、
硬質プラスチックを以て左右1対の長尺半身板を構成
し、両側半身板の外辺の上面に綴り環を完成時に対向す
る一定間隔配置として一体に突設すると共に両側半身板
の内辺の縁面に突出部と当該突出部が嵌入係合する凹部
とを、一方の半身板の突出部が他方の半身板の凹所に係
合する交互配置として並設し、各半身板の両端部にツマ
ミを互いに交叉する斜めの状態として突設すると共に各
半身板の外側縁面を上方が広くなるテーパー面とし、こ
れ等テーパー面に係着溝部を凹設し且つ当該係着溝部の
下側開口縁に傾斜面を設け、またこれとは別個に硬質プ
ラスチックを以て両側辺が下がった弧状を呈する底壁部
と当該底壁部の両側縁から外側に僅かに倒れた状態とし
て一体に突設した立上り部と当該立上り部の上端縁から
内側に倒れた状態として一体に突設した係着突部とから
なる長尺の鞘体を構成し、係着突部の先端には上端が外
側に倒れた状態の傾斜面を設け、然るのち上記突出部が
凹所に係合させた両半身板における一方半身板の係着溝
部に対して鞘体の一方の係着突部を係合させると共に鞘
体の底面を押圧することによって鞘体の他方の係着突部
を他方半身板の係着溝部に嵌着させて完成品を得るよう
にしたので、すなわち両半身体と鞘体との嵌着を下方か
ら押圧してなすようにしたので、当該嵌着は比較的容易
に短時間で嵌入させることができて生産性がよく、また
鞘体も半身体も硬質プラスチック製としたので使用時の
環境温度変化に影響されたり変形したりし難く作動不安
が少ないものであり、また押圧嵌着による組立には特殊
の治具や広い作業場等が必要ではなく結果的に低コスト
化が可能とするものであって、上記問題点を充分に解消
するという所期の目的を完全に達成する著効を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す完成品の斜視図である。
【図2】同じく完成品の拡大側面図である。
【図3】半身体を離し状態で示す平面図である。
【図4】鞘体を嵌める直前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半身板 2 半身板 3 綴り環 4 綴り環 5 突出部 6 凹部 7 ツマミ 8 ツマミ 9 テーパー面 10 テーパー面 12 係着溝部 13 係着溝部 14 傾斜面 15 傾斜面 17 底壁部 18 立上り部 19 立上り部 20 係着突部 21 係着突部 22 鞘体 23 傾斜面 24 傾斜面 25 完成品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質プラスチックを以て左右1対の長尺
    半身板を構成し、両側半身板の外辺の上面に綴り環を完
    成時に対向する一定間隔配置として一体に突設すると共
    に両側半身板の内辺の縁面に突出部と当該突出部が嵌入
    係合する凹部とを一方の半身板の突出部が他方の半身板
    の凹所に係合する交互配置として並設し、各半身板の両
    端部にツマミを互いに交叉する斜めの状態として突設す
    ると共に各半身板の外側縁面を上方が広くなるテーパー
    面とし、これ等テーパー面に係着溝部を凹設し且つ当該
    係着溝部の下側開口縁に傾斜面を設け、またこれとは別
    個に硬質プラスチックを以て両端が下がった弧状を呈す
    る底壁部と当該底壁部の両側縁から外側に僅かに倒れた
    状態として一体に突設した立上り部と当該立上り部の上
    端縁から内側に倒れた向き状態として一体に突設した係
    着突部とからなる長尺の鞘体を構成し、係着突部の先端
    には上端が外側に倒れた状態の傾斜面を設け、然るのち
    上記突出部が凹所に係合させた両半身板における一方半
    身板の係着溝部に対して鞘体の一方の係着突部を係合さ
    せると共に鞘体の底面を押圧することによって鞘体の他
    方の係着突部を他方半身板の係着溝部に嵌着させて完成
    品を得ることを特徴とするバインダー綴具の製法。
JP2000049928A 2000-02-25 2000-02-25 バインダー綴具の製法 Pending JP2001239781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049928A JP2001239781A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 バインダー綴具の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049928A JP2001239781A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 バインダー綴具の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001239781A true JP2001239781A (ja) 2001-09-04

Family

ID=18571787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000049928A Pending JP2001239781A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 バインダー綴具の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001239781A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100446994C (zh) * 2003-11-18 2008-12-31 金田克己 带有锁定机构的活页夹
WO2015056888A1 (ko) * 2013-10-18 2015-04-23 송영일 링 바인더
KR20230127557A (ko) * 2022-02-25 2023-09-01 박용임 원통형 빗살형 지철구의 연속 성형 장치
JP7402583B1 (ja) 2023-10-18 2023-12-21 株式会社カネダ技研 リング式綴じ具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100446994C (zh) * 2003-11-18 2008-12-31 金田克己 带有锁定机构的活页夹
WO2015056888A1 (ko) * 2013-10-18 2015-04-23 송영일 링 바인더
KR20230127557A (ko) * 2022-02-25 2023-09-01 박용임 원통형 빗살형 지철구의 연속 성형 장치
KR102641391B1 (ko) 2022-02-25 2024-02-27 박용임 원통형 빗살형 지철구의 연속 성형 장치
JP7402583B1 (ja) 2023-10-18 2023-12-21 株式会社カネダ技研 リング式綴じ具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001239781A (ja) バインダー綴具の製法
JPH10323461A (ja) 往復動式切断手工具の内刃とその製造方法
JP4838947B2 (ja) 駆動ベルトと駆動ベルトのための横断素子
JPH06218445A (ja) プレス加工方法およびジョイント生成型
SU863202A1 (ru) Штамп дл резки профильного материала
JPS58112676A (ja) プレス抜き部品の溶接方法
JPH0633851Y2 (ja) 時計バンド用連結片
JPS6310749Y2 (ja)
JPS63268607A (ja) 一体成形エアフイルタ成形金型
CN110303092B (zh) 卷圆模具及其加工方法
JPS6076235A (ja) プライヤの製造方法
CN2528336Y (zh) 一种改进的瓜果刨削刀
JPS6035151Y2 (ja) 小形スイツチ
JPS5932369Y2 (ja) 金属洋食器の柄
CN110680073A (zh) 一种指甲钳的连接板与主钳体冲压铆接结构
JPH0622499Y2 (ja) 曲げ型の曲率調整具
KR920003730Y1 (ko) 금형 상단에 부착된 작업 안내핀
JPS5950922A (ja) 時計用バンドの駒形成部材製造方法
JPS63242437A (ja) トルクリミツタの製造方法
JP4243881B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート及びその製造方法並びに折り曲げ罫線刃
JPH1080829A (ja) 建築用部材の連結構造及びその連結方法
JPS6154485B2 (ja)
JP3003087U (ja) コンクリート型枠板の保持具
TWM557646U (zh) 接合金屬板
JPH0342321U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050304