JP2001238760A - アームレストの取付構造 - Google Patents

アームレストの取付構造

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JP2001238760A
JP2001238760A JP2000051923A JP2000051923A JP2001238760A JP 2001238760 A JP2001238760 A JP 2001238760A JP 2000051923 A JP2000051923 A JP 2000051923A JP 2000051923 A JP2000051923 A JP 2000051923A JP 2001238760 A JP2001238760 A JP 2001238760A
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JP
Japan
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shaft core
armrest
cylinder
screw
core cylinder
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Pending
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JP2000051923A
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Inventor
Shinya Sato
信也 佐藤
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Johnson Controls Automotive Systems KK
Original Assignee
Johnson Controls Automotive Systems KK
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Publication date
Application filed by Johnson Controls Automotive Systems KK filed Critical Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊なボルトを必要としないアームレストの
取付構造を提供する。 【解決手段】 通常のボルト等のスクリュー12を、軸
芯筒体6内に螺入することにより、外向きフランジ10
が拡開状態となり、軸受筒体5の端末に係合するため、
アームレスト3の抜けが防止される。スクリュー12を
螺入する前は外向きフランジ10が軸受筒体5の内径よ
りも小さくなっているため、軸芯筒体6の軸受筒体5内
への挿入作業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートバックの
側面に回動自在に取付けられるアームレストの取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートバックの側面にはアームレストが
回動自在に取付けられている(類似技術として、特開平
6−38856号公報参照)。このアームレストは、使
用しない時はシートバックに沿って上向きに収納され、
使用する時は、前側へ回動させて略水平な状態とし、乗
員の腕を載せられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアームレストの取付構造にあっては、シートバック
に対する確実な取付性能と、円滑な回動性能の両方を満
足しなければならないため、アームレストを取付けるた
めに特殊な部品を必要とする。具体的には、先端のネジ
部の根本に段部が形成された特殊な段突きボルトが必要
となり、ネジ部で取付性能を得て、段部でシートバック
とアームレストとの間に隙間を確保して円滑な回動性能
を得るようにしている。そのため、特殊なボルトを用い
なければならない分、コストの面で不利になると共に、
作業も面倒になる。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、特殊なボルトを必要としないア
ームレストの取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シートバックの側面に固定されたブラケットに、シ
ートバックの内部側へ向けて両端が開放された軸受筒体
を形成し、アームレストの基端部に、軸芯筒体を突出形
成し、該軸芯筒体を軸受筒体内に挿入して取付けること
により、アームレストが軸芯筒体を中心に回動自在とな
るアームレストの取付構造であって、前記軸芯筒体が長
手方向に沿う複数のスリットを放射方向に形成した先割
れ形状で、該軸受筒体の先端側を収縮した形状にすると
共に、該軸芯筒体の先端に、収縮状態で軸受筒体の内径
よりも小さくなり、軸芯筒体内にスクリューを螺入した
拡開状態で軸受筒体の端末に対して係合する外向きフラ
ンジを形成したものである。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、最初の段
階では、軸芯筒体の先端が収縮した状態で、先端の外向
きフランジが軸受筒体の内径よりも小さくなっているた
め、軸芯筒体の軸受筒体内への挿入は、容易に行える。
そして、挿入してからスクリューを軸芯筒体内に螺入す
れば、軸芯筒体の先端の外向きフランジが拡開状態とな
って、軸受筒体の端末に係合するため、アームレストの
抜けが防止され、確実な取付性能が得られる。また、軸
芯筒体の外向きフランジ自体には、軸受筒体の端末に対
する押付力等が作用しないため、円滑な回動性能も得ら
れる。このように、一般的なネジやボルト等のスクリュ
ーを用いるだけで、アームレストの取付けを行うことが
できるため、コスト及び作業性の面で有利である。
【0007】請求項2に記載の発明は、軸芯筒体の収縮
した部分だけにスクリューに対するネジ部が形成されて
いる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、軸芯筒体
の収縮した部分だけにネジ部が形成されているため、軸
芯筒体内に挿入したスクリューは、そのまま収縮部分ま
で入り込み、安定した状態になる。従って、その後のネ
ジ部に対する螺入作業が行い易くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面1
〜図5に基づいて説明する。図1は、ワゴン車における
フロントシート1を示す図で、そのシートバック2にお
ける両側の側面には、アームレスト3がそれぞれ回動自
在に取付けられている。このアームレスト3は、回動す
ることにより、上向きの収納位置と、前向きの使用位置
が得られるようになっている。各位置での停止状態は、
図示せぬロック機構により行われるが、このロック機構
については、周知のため説明を省略し、アームレスト3
のシートバック2に対する取付け方と、取付けた後に抜
けが防止される構造と、回動が円滑に行われる仕組みに
ついて以下に説明する。
【0010】まず、シートバック2の側面には、ブラケ
ット4が固定されている。このブラケット4の中央に
は、シートバック2の内部側へ延びる円筒状の軸受筒体
5が形成されている。この軸受筒体5は、両端を開放し
た貫通状態になっている。
【0011】一方、このブラケット4に対応するアーム
レスト3の基端部には、軸芯筒体6が突設されている。
この軸芯筒体6は、前記軸受筒体5よりも若干長く形成
されている。この軸芯筒体6の反対側は、アームレスト
3の外面に作業孔7(図1参照)が形成されており、こ
の作業孔7から工具を挿入して軸芯筒体6に対する作業
ができるようになっている。
【0012】軸芯筒体6は、図3に示すように、長手方
向に沿うスリット8を放射方向に3本形成した先割れ形
状で、更に先端側が収縮した形状になっている。この収
縮部9の先端には、それぞれ外向きフランジ10が形成
されている。この外向きフランジ10は、収縮部9が収
縮した状態のままでは、軸受筒体5の内径よりも小さく
なっている。軸芯筒体6の収縮部9の内面には、ネジ部
11が形成され、収縮部9内に挿入されたスクリュー1
2と螺合できるようになっている。ネジ部11は、収縮
部9だけに形成されているもので、ストレート形状の一
般部には形成されていない。
【0013】次に、アームレスト3の取付け方について
説明する。前述のような構造をしたアームレスト3の軸
芯筒体6を、シートバック2側におけるブラケット4の
軸受筒体5内に挿入する。最初の段階では、軸芯筒体6
の収縮部9が収縮した状態のままで、先端の外向きフラ
ンジ10が軸受筒体5の内径よりも小さくなっているた
め、軸芯筒体6の軸受筒体5内への挿入は容易に行え
る。
【0014】軸受筒体5内に軸芯筒体6を挿入した後
に、アームレスト3の外面にある作業孔7からスクリュ
ー12を差し込み、軸芯筒体6内にスクリュー12を挿
入する。軸芯筒体6におけるネジ部11は、収縮部9の
内面だけに形成されているため、軸芯筒体内6に挿入し
たスクリュー12は、そのまま収縮部分9に達するまで
入り込み、安定した状態になる。従って、その後にスク
リュー12を回転させてネジ部11に対して螺入させる
作業が行い易くなる。
【0015】スクリュー12を収縮部内に螺入すると、
収縮部9が拡開状態となり、3つの外向きフランジ10
がそれぞれ軸受筒体5の端末と係合する。従って、軸芯
筒体6の抜けが防止され、アームレスト3の確実な取付
性能が得られる。また、この外向きフランジ10自体に
は、軸受筒体5の端末に対する押付力が作用せず、また
拡開した収縮部9も軸受筒体5の内面等に圧接した状態
にならないため、アームレスト3の円滑な回動性能も維
持される。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、一般的なボルトやネ
ジ等のスクリューを用いるだけで、アームレストの取付
けを行うことができるため、コスト及び作業性の面で有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るフロントシートを
示す斜視図。
【図2】図1のシートバックとアームレストの取付部を
示す分解斜視図。
【図3】図2の軸芯筒体を示す斜視図。
【図4】スクリューを螺入する前の状態を示す軸芯筒体
の断面図。
【図5】スクリューを螺入した後の状態を示す軸芯筒体
の断面図。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 シートバック 3 アームレスト 4 ブラケット 5 軸受筒体 6 軸芯筒体 7 作業孔 8 スリット 9 収縮部 10 ネジ部 11 スクリュー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの側面に固定されたブラケ
    ットに、シートバックの内部側へ向けて両端が開放され
    た軸受筒体を形成し、アームレストの基端部に軸芯筒体
    を突出形成し、該軸芯筒体を軸受筒体内に挿入して取付
    けることにより、アームレストが軸芯筒体を中心に回動
    自在となるアームレストの取付構造であって、 前記軸芯筒体が、長手方向に沿う複数のスリットを放射
    方向に形成した先割れ形状で、該軸受筒体の先端側を収
    縮した形状にすると共に、 該軸芯筒体の先端に、収縮状態で軸受筒体の内径よりも
    小さくなり、軸芯筒体内にスクリューを螺入した拡開状
    態で軸受筒体の端末に対して係合する外向きフランジを
    形成したことを特徴とするアームレストの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアームレストの取付構
    造であって、 軸芯筒体の収縮した部分だけに、スクリューに対するネ
    ジ部が形成されていることを特徴とするアームレストの
    取付構造。
JP2000051923A 2000-02-28 2000-02-28 アームレストの取付構造 Pending JP2001238760A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040065917A (ko) * 2003-01-16 2004-07-23 현대모비스 주식회사 암레스트 결합 구조

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