JP2001238758A - アームレストの取付構造 - Google Patents

アームレストの取付構造

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JP2001238758A
JP2001238758A JP2000051925A JP2000051925A JP2001238758A JP 2001238758 A JP2001238758 A JP 2001238758A JP 2000051925 A JP2000051925 A JP 2000051925A JP 2000051925 A JP2000051925 A JP 2000051925A JP 2001238758 A JP2001238758 A JP 2001238758A
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JP
Japan
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armrest
shaft
cylinder
bearing cylinder
outward flange
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JP2000051925A
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English (en)
Inventor
Shinya Sato
信也 佐藤
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Johnson Controls Automotive Systems KK
Original Assignee
Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アームレストをシートバックにセットした際
に、特殊な部品等を後から追加する必要のないアームレ
ストの取付構造を提供する。 【解決手段】 シャフト13を回転させて引き込むこと
により、テーパナット14がストッパ体9内に圧入し、
ストッパ体9を拡開状態にする。ストッパ体9が拡開す
ると、外向きフランジ8が受筒体5の端末に係合するた
め、アームレスト3の抜けが防止される。シャフト13
を回転させる前は、外向きフランジ8が軸受筒体5の内
径よりも小さくなっているため、軸芯筒体6の軸受筒体
5内への挿入作業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートバックの
側面に回動自在に取付けられるアームレストの取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートバックの側面には、アームレスト
が回動自在に取付けられている(類似技術として、特開
平6−38856号公報参照)。このアームレストは、
使用しない時は、シートバックに沿って上向きに収納さ
れ、使用する時は、前側へ回動させて略水平な状態と
し、乗員の腕を載せられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアームレストの取付構造にあっては、シートバック
に対する確実な取付性能と、円滑な回動性能の両方を満
足しなければならないため、アームレストを取付けるた
めに特殊な部品を必要とする。具体的には、先端のネジ
部の根本に段部が形成された特殊な段突きボルトが必要
となり、ネジ部で取付性能を得て、段部でシートバック
とアームレストとの間に隙間を確保して円滑な回動性能
を得るようにしている。そのため、特殊なボルトを用い
なければならない分、コストの面で不利になると共に、
作業も面倒になる。
【0004】また、アームレストを取付ける際に、特殊
ボルトのような小さい部品を、アームレストをシートバ
ックにセットした後に追加して作業を行うため、その部
品をアームレストの内部等に落としやすい。いったん落
とすと探すのに手間が掛かるため、作業が更に面倒なも
のとなる。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、アームレストをシートバック
にセットした際に、特殊な部品等を後から追加する必要
のないアームレストの取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シートバックの側面に固定されたブラケットにシー
トバックの内部側へ向けて両端が開放された軸受筒体を
形成し、アームレストの基端部に軸芯筒体を突出形成
し、該軸芯筒体を軸受筒体内に挿入して取付けることに
より、アームレストが軸芯筒体を中心に回動自在となる
アームレストの取付構造であって、軸芯筒体の先端部
に、先割れ形状で且つ先端に外向きフランジを有するス
トッパ体を長手方向で移動不能な状態で設け、軸芯筒体
内に、前記ストッパ体を貫通すると共に先端にストッパ
体内に圧入して該ストッパ体を拡開させる圧入体を固定
したシャフトを設け、該シャフトの基端部にネジ部を形
成すると共に軸芯筒体の基端部にシャフトのネジ部と螺
合するナットプレートを固定し、ストッパ体を拡開させ
ない状態では、外向きフランジは軸受筒体の内径よりも
小さくなり、シャフトを回転させて引き込み、圧入体で
ストッパ体を拡開させた状態では、外向きフランジが軸
受筒体の端末に係合するものである。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、最初の段
階では、ストッパ体の先端の外向きフランジが軸受筒体
の内径よりも小さくなっているため、軸芯筒体の軸受筒
体内への挿入は容易に行える。そして、シャフトを回転
させて引き込み、圧入体でストッパ体を拡開させた状態
では、外向きフランジが軸受筒体の端末に係合するた
め、アームレストの抜けが防止され、確実な取付性能が
得られる。また、軸芯筒体の外向きフランジ自体には、
軸受筒体の端末に対する押付力等が作用しないため、円
滑な回動性能も得られる。そして、必要な部品は、予め
軸芯筒体側に組付けられており、後から特殊なボルト等
を追加する部品がないため、作業性及びコストの面で優
れる。
【0008】請求項2に記載の発明は、外向きフランジ
に軸受筒体の端末に対して凸となるリブを形成した。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、外向きフ
ランジに軸受筒体の端末に対して凸となるリブを形成し
たため、アームレストの回動操作中に外向きフランジと
軸受筒体の端末が接触しても接触面積が小さく、回動抵
抗にならない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面1
〜図5に基づいて説明する。図1は、ワゴン車における
フロントシート1を示す図で、そのシートバック2にお
ける両側の側面には、アームレスト3がそれぞれ回動自
在に取付けられている。このアームレスト3は、回動す
ることにより、上向きの収納位置と、前向きの使用位置
が得られるようになっている。各位置での停止状態は、
図示せぬロック機構により行われるが、このロック機構
については、周知のため説明を省略し、アームレスト3
のシートバック2に対する取付け方と、取付けた後に抜
けが防止される構造と、回動が円滑に行われる仕組みに
ついて以下に説明する。
【0011】まず、シートバック2の側面には、ブラケ
ット4が固定されている。このブラケット4の中央に
は、シートバック2の内部側へ延びる円筒状の軸受筒体
5が形成されている。この軸受筒体5は、両端を開放し
た貫通状態になっている。
【0012】一方、このブラケット4に対応するアーム
レスト3の基端部には、軸芯筒体6が突設されている。
この軸芯筒体6も円筒形状で、前記軸受筒体5よりも若
干長く形成されている。この軸芯筒体6の反対側は、ア
ームレスト3の外面に作業孔7(図1参照)が形成され
ており、この作業孔7から工具を挿入して軸芯筒体6に
対する作業ができるようになっている。
【0013】軸芯筒体6の先端部には、先割れ形状で且
つ先端に外向きフランジ8を有するストッパ体9が設け
られている。外向きフランジ8は、通常状態では、若干
収縮した状態になっており、軸受筒体5の内径よりも小
さくなっている。また、この外向きフランジ8の中央に
は、リブ10が形成されている。尚、ストッパ体9の一
部には、外向きフランジ8とは異なる若干短いストッパ
フランジ11が形成され、このストッパフランジ11を
軸芯筒体6のスロット孔12に係合させることにより、
該ストッパ体9は、軸芯筒体6の長手方向で移動不能に
なり、軸芯筒体6の先端部に留まる。
【0014】軸芯筒体6内には、前記ストッパ体9を貫
通するシャフト13が設けられている。このシャフト1
3の先端には、「圧入体」としてのテーパナット14が
溶接により一体的に固定されている。このシャフト13
の基端部にはネジ部15が形成され、そのネジ部15の
部分が軸芯筒体6の基端部に固定されたナットプレート
16に螺合している。シャフト13のナットプレート1
6から外部へ出た部分には回転操作用の頭部17が形成
されている。
【0015】次に、アームレスト3の取付け方について
説明する。前述のような構造をしたアームレスト3の軸
芯筒体6を、シートバック2側におけるブラケット4の
軸受筒体5内に挿入する。最初の段階では、ストッパ体
9の外向きフランジ8が軸受筒体5の内径よりも小さく
なっているため、軸芯筒体6の軸受筒体5内への挿入は
容易に行える。
【0016】軸受筒体5内に軸芯筒体6を挿入した後
に、作業孔7から差し込んだ工具により、シャフト13
を回転させて引き込み、テーパナット14をストッパ体
9内に圧入して、該ストッパ体9を拡開状態にすると、
外向きフランジ8が軸受筒体5の端末に係合するため、
アームレスト3の抜けが防止され、確実な取付性能が得
られる。また、軸芯筒体6の外向きフランジ8自体に
は、軸受筒体5の端末に対する押付力等が作用しないた
め、円滑な回動性能も得られる。また、外向きフランジ
8には、リブ10が形成されているため、アームレスト
3の回動操作中に外向きフランジ8と軸受筒体5の端末
が接触しても接触面積が小さく、回動抵抗にならない。
そして、何よりも、必要な部品は、予め軸芯筒体側に組
付けられており、後から特殊なボルト等を追加する部品
がない。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、必要な部品は予め軸
芯筒体側に組付けられており、後から特殊なボルト等を
追加する部品がないため、作業性及びコストの面で優れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るフロントシートを
示す斜視図。
【図2】図1のシートバックとアームレストの取付部を
示す分解斜視図。
【図3】軸芯筒体を示す分解斜視図。
【図4】ストッパ体を拡開させる前の状態を示す軸芯筒
体の断面図。
【図5】ストッパ体を拡開させた後の状態を示す軸芯筒
体の断面図。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 シートバック 3 アームレスト 4 ブラケット 5 軸受筒体 6 軸芯筒体 7 作業孔 8 外向きフランジ 9 ストッパ体 10 リブ 11 ストッパフランジ 12 スロット孔 13 シャフト 14 テーパナット(圧入体) 15 ネジ部 16 ナットプレート 17 頭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの側面に固定されたブラケ
    ットに、シートバックの内部側へ向けて両端が開放され
    た軸受筒体を形成し、アームレストの基端部に、軸芯筒
    体を突出形成し、該軸芯筒体を軸受筒体内に挿入して取
    付けることにより、アームレストが軸芯筒体を中心に回
    動自在となるアームレストの取付構造であって、 前記軸芯筒体の先端部に、先割れ形状で且つ先端に外向
    きフランジを有するストッパ体を長手方向で移動不能な
    状態で設け、 前記軸芯筒体内に、前記ストッパ体を貫通すると共に先
    端にストッパ体内に圧入して該ストッパ体を拡開させる
    圧入体を固定したシャフトを設け、 該シャフトの基端部にネジ部を形成すると共に軸芯筒体
    の基端部にシャフトのネジ部と螺合するナットプレート
    を固定し、 ストッパ体を拡開させない状態では、外向きフランジは
    軸受筒体の内径よりも小さくなり、シャフトを回転させ
    て引き込み、圧入体でストッパ体を拡開させた状態で
    は、外向きフランジが軸受筒体の端末に係合することを
    特徴とするアームレストの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアームレストの取付構
    造であって、 外向きフランジに軸受筒体の端末に対して凸となるリブ
    を形成したことを特徴とするアームレストの取付構造。
JP2000051925A 2000-02-28 2000-02-28 アームレストの取付構造 Pending JP2001238758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505883A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 乗物の壁に物体を取り付けるための装置および方法

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