JP2001229692A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001229692A
JP2001229692A JP2000038617A JP2000038617A JP2001229692A JP 2001229692 A JP2001229692 A JP 2001229692A JP 2000038617 A JP2000038617 A JP 2000038617A JP 2000038617 A JP2000038617 A JP 2000038617A JP 2001229692 A JP2001229692 A JP 2001229692A
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    • GPHYSICS
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体記憶装置において、1本のデータ転送
バス線を共通にする冗長用メモリセル群を複数の欠陥の
救済に使用し、救済効率を改善する。 【解決手段】 主記憶部と、キャッシュメモリとして機
能する副記憶部とを有し、データ転送バス線を介して主
記憶部と副記憶部との間で双方向のデータ転送が可能な
ように構成された半導体記憶装置において、副記憶部に
対して指定されるアドレス信号(副記憶部列選択信号S
Ym)と、該アドレスに対応づけられて主記憶部に対し
て指定されるアドレス(主記憶部行選択信号DXn、バ
ンク選択信号BS)とに基づき、主記憶部に存在する欠
陥を救済する冗長回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一半導体基板上
にDRAMなどの主記憶部とSRAMなどのキャッシュ
用の副記憶部とが形成され、主記憶部と副記憶部との間
で双方向のデータ転送が可能なように構成された半導体
記憶装置に関し、特に主記憶部に存在する欠陥を救済す
るための冗長構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムに用いら
れる主記憶装置(主記憶部)として比較的低速で安価な
大容量の半導体装置が用いられるが、この要求に合致し
たものとして汎用DRAMが広く使用されている。ま
た、最近のコンピュータシステムでは、システムの高速
化(特にMPUの高速化)に対して主記憶部を構成する
DRAMの高速化もなされてはいるが、MPUの高速化
に対しては不十分であり、MPUと主記憶部との間に高
速メモリを副記憶部として搭載したシステムが主流であ
る。このような副記憶部は、一般にキャッシュメモリと
よばれ、高速SRAMやECLRAMなどが用いられ
る。
【0003】この副記憶部の実装形態としては、MPU
の外部に設けられたものや、MPUに内蔵されたものが
あるが、最近では、DRAMなどから構成された主記憶
部と、SRAMなどから構成された副記憶部とを同一半
導体基板上に搭載した半導体記憶装置が注目されてお
り、例えば特願平11−64094号に示されたものが
ある。この先行技術にかかる半導体記憶装置では、副記
憶部のメモリセルアレイと主記憶部のメモリセルアレイ
との間にデータ転送バス線が設けられており、このデー
タ転送バス線を介して主記憶部と副記憶部との間で直接
的なデータ転送が可能になっている。
【0004】以下、後述する図2を援用して、この種の
半導体記憶装置の概略を説明する。同図に示す半導体記
憶装置は、主記憶部を構成する主記憶部メモリセルアレ
イ110−1〜110−4と、副記憶部を構成する副記
憶部メモリセルアレイ120−1,120−2を備えて
構成され、×8ビットのシンクロナスインターフェイス
を有する。この例では、主記憶部は二つのバンクから構
成され、主記憶部メモリセルアレイ110−1と主記憶
部メモリセルアレイ110−4とがバンクAを構成し、
主記憶部メモリセルアレイ110−2と主記憶部メモリ
セルアレイ110−3とがバンクBを構成する。
【0005】また、主記憶部メモリセルアレイ110−
1,110−2と副記憶部メモリセルアレイ120−1
とを横断するように、512本のデータ転送バス線TB
L(TBL1〜TBL512)が配置される。このデー
タ転送バス線TBLは、主記憶部のメモリセル群と、副
記憶部のメモリセル群との間のデータ転送を行うための
もので、1本のデータ転送バス線を介して、副記憶部の
例えば1列分のメモリセル群と、主記憶部の例えば4列
分のメモリセル群との間のデータ転送が行われる。同様
に、主記憶部メモリセルアレイ110−3,110−4
と副記憶部メモリセルアレイ120−2とを横断するよ
うにデータ転送バス線TBL(TBL513〜TBL1
024)が配置される。この例では、データ転送バス線
TBL1〜TBL1024を介して、一度に1024ビ
ットのデータ転送が可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の先行
技術にかかる半導体記憶装置では、主記憶部メモリセル
アレイと副記憶部メモリセルアレイには、冗長用メモリ
セルアレイがそれぞれ設けられており、主記憶部の冗長
用メモリセルアレイ内のメモリセル群と、副記憶部メモ
リセルアレイ内の冗長用のメモリセル群とは、冗長用の
データ転送バス線を介して通常のメモリセル群と同様に
接続されている。
【0007】そして、主記憶部メモリセルアレイ内に存
在する欠陥を救済する場合、データ転送バス線を共通に
するメモリセル群を単位として、主記憶部メモリセルア
レイおよび副記憶部メモリセルアレイの各メモリセル群
を、冗長用のメモリセル群により一括して置換するもの
となっている。
【0008】しかしながら、この従来技術によれば、デ
ータ転送バス線を共通にするメモリセル群を単位として
メモリセルの置換が行われるため、1カ所の欠陥救済に
対して、データ転送バスを共通にする冗長用メモリセル
群の全てが使用されることとなり、救済効率の低下を招
いていた。
【0009】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、データ転送バス線を共通にする冗長用メモリセル
群を複数の欠陥の救済に使用することができ、救済効率
を改善することができる半導体記憶装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。すなわち、この発
明の請求項1にかかる半導体記憶装置は、主記憶部(例
えば後述する主記憶部101に相当する構成要素)と副
記憶部(例えば後述する副記憶部102に相当する構成
要素)とデータ転送バス線(例えば後述するデータ転送
バス線TBLに相当する構成要素)とを有し、前記デー
タ転送バス線を介して前記主記憶部と前記副記憶部との
間で双方向のデータ転送が可能なように構成された半導
体記憶装置であって、リードまたはライトの何れかの動
作時に、外部から前記副記憶部に指定したデータに対応
づけられた前記主記憶部のアドレス(例えば後述する主
記憶部行選択信号DXnに相当する信号要素)を参照し
て被置換アドレスを判定し、該判定結果に基づき前記主
記憶部に存在する欠陥を救済する冗長回路(例えば後述
する冗長用主記憶部メモリセルアレイDMAR、冗長用
データ転送バス線TBLR1,TBLR2、冗長用副記
憶部メモリセルアレイSMAR、冗長用グローバルデー
タ入出力線GIOR、冗長用データ入出力線SIOR、
冗長用データ入出力線接続回路155R1,155R
2、冗長用リードライトアンプ153R、被置換アドレ
ス判定回路2001,2002に相当する構成要素)を
備えたことを特徴とする。
【0011】また、この発明の請求項2にかかる半導体
記憶装置は、主記憶部(例えば後述する主記憶部101
に相当する構成要素)と副記憶部(例えば後述する副記
憶部102に相当する構成要素)とデータ転送バス線
(例えば後述するデータ転送バス線TBLに相当する構
成要素)とを有し、前記データ転送バス線を介して前記
主記憶部と前記副記憶部との間で双方向のデータ転送が
可能なように構成された半導体記憶装置であって、リー
ドまたはライトの何れかの動作時に、外部から前記副記
憶部に指定されるアドレス(例えば後述する副記憶部列
選択信号SYmに相当する信号要素)と該アドレスに対
応づけられた前記主記憶部のアドレス(例えば後述する
主記憶部行選択信号DXnに相当する信号要素)とに基
づき被置換アドレスを判定し、該判定結果に基づき前記
主記憶部に存在する欠陥を救済する冗長回路(例えば後
述する冗長用主記憶部メモリセルアレイDMAR、冗長
用データ転送バス線TBLR1,TBLR2、冗長用副
記憶部メモリセルアレイSMAR、冗長用グローバルデ
ータ入出力線GIOR、冗長用データ入出力線SIO
R、冗長用データ入出力線接続回路155R1,155
R2、冗長用リードライトアンプ153R、被置換アド
レス判定回路2001,2002に相当する構成要素)
を備えたことを特徴とする。
【0012】さらに、この発明の請求項3にかかる半導
体記憶装置は、請求項1または請求項2に記載された半
導体記憶装置において、前記冗長回路は、前記主記憶部
側に設けられた主記憶部冗長メモリセルアレイ(例えば
後述する冗長用主記憶部メモリセルアレイDMARに相
当する構成要素)と、前記副記憶部側に設けられた副記
憶部冗長メモリセルアレイ(例えば後述する冗長用副記
憶部メモリセルアレイSMARに相当する構成要素)
と、前記主記憶部冗長メモリセルアレイと前記副記憶部
冗長メモリセルアレイとの間に接続され、前記主記憶部
冗長メモリセルアレイと前記副記憶部冗長メモリセルア
レイとの間で双方向のデータ転送を行う冗長データ転送
バス(例えば後述する冗長用データ転送バス線TBLR
1,TBLR2に相当する構成要素)と、前記被置換ア
ドレスを判定する被置換アドレス判定部(例えば後述す
る被置換アドレス判定回路2001,2002に相当す
る構成要素)と、を備えてなり、前記被置換アドレス判
定部での判定結果に基づき前記副記憶部冗長メモリセル
アレイを選択することを特徴とする。
【0013】さらにまた、この発明の請求項4にかかる
半導体記憶装置は、請求項1ないし請求項3の何れかに
記載された半導体記憶装置において、前記主記憶部のア
ドレスが、前記主記憶部に設けられたメモリセル群であ
って前記データ転送バス線を共通にするメモリセル群を
複数のグループに分割し、該複数のグループの何れかを
指定するアドレス(例えば後述する主記憶部行選択信号
DXn、バンク選択信号BS、セグメント選択信号SE
G1〜SEG4に相当する信号要素)であることを特徴
とする。
【0014】さらにまた、この発明の請求項5にかかる
半導体記憶装置は、請求項4に記載された半導体記憶装
置において、前記主記憶部のアドレスが、前記主記憶部
の行を選択するアドレス(例えば後述する主記憶部行選
択信号DXnに相当する信号要素)であることを特徴と
する。さらにまた、この発明の請求項6にかかる半導体
記憶装置は、請求項4に記載された半導体記憶装置にお
いて、前記主記憶部のアドレスが、前記主記憶部のバン
クを選択するアドレス(例えば後述するバンク選択信号
BSに相当する信号要素)であることを特徴とする。
【0015】さらにまた、この発明の請求項7にかかる
半導体記憶装置は、請求項4に記載された半導体記憶装
置において、前記主記憶部のアドレスが、前記主記憶部
のセグメントを選択するアドレス(例えば後述するセグ
メント選択信号SEG1〜SEG4に相当する信号要
素)であることを特徴とする請求項4に記載された半導
体記憶装置。この発明の請求項8にかかる半導体記憶装
置は、請求項1ないし請求項7に載された半導体記憶装
置において、前記主記憶部のアドレスを保持して前記冗
長回路に供給する保持回路(例えば後述する主記憶部ア
ドレス情報保持回路3000に相当する構成要素)をさ
らに備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。 <実施の形態1>図1は、この発明の実施の形態1にか
かる半導体記憶装置100の全体構成を概略的に示すブ
ロック図である。同図に示すように、半導体記憶装置1
00は、主記憶部101と、副記憶部102と、データ
転送バス線TBLと、外部信号を受けて内部アドレス信
号iA0〜13等の内部信号を生成して装置内部の動作
を制御する動作制御回路150と、外部とのデータの入
出力を制御するデータ制御回路160とを備え、データ
転送バス線TBLを介して主記憶部101と副記憶部1
02との間で双方向のデータ転送が可能なように構成さ
れる。データ転送バス線TBLのそれぞれは、相補デー
タを転送する1対のバス線から構成される。以下の説明
では、単にデータ転送バス線と称する場合は、1対のバ
ス線を意味するものとする。
【0017】なお、この実施の形態1では、主記憶部1
01として、バンクAおよびバンクBからなる64Mビ
ットのシンクロナスDRAMを備え、また副記憶部10
2として、×8ビット構成のシンクロナスインターフェ
イスを有する16KビットのスタティックRAMを備え
るものとする。ただし、この「ダイナミックRAM」や
「スタティックRAM」なる用語は、データの記憶形式
を表現するものに留まり、必ずしも既製のメモリと同一
の構成を有することを意味するものではない。また、こ
の実施の形態1では、主記憶部としてダイナミックRA
Mを用い、副記憶部としてスタティックRAMを用いて
いるが、本発明はこれに制限されるものではなく、他の
メモリを用いてもよい。
【0018】半導体記憶装置100は、主記憶部101
に存在する欠陥を救済する後述の冗長回路(欠陥救済回
路)を備える。この冗長回路は、リードまたはライトの
何れかの動作時に、外部から副記憶部102に指定した
データに対応づけられた主記憶部101のアドレスを参
照して被置換アドレスを判定し、該判定結果に基づき主
記憶部101に存在する欠陥を救済するものである。ま
た、この冗長回路は、リードまたはライトの何れかの動
作時に、外部から副記憶部102に指定されるアドレス
と該アドレスに対応づけられた主記憶部101のアドレ
スとに基づき被置換アドレスを判定して主記憶部101
に存在する欠陥を救済するものであるとも言える。
【0019】主記憶部101は、バンクAおよびバンク
Bをなす64Mビット分のダイナミック型のメモリセル
がマトリックス状に配列された主記憶部メモリセルアレ
イ110と、バンクAまたはバンクBの何れかを選択す
るバンク選択回路111とを有し、主記憶部メモリセル
アレイ110のバンクおよび行を選択するための回路系
として、主記憶部行制御回路113と主記憶部行デコー
ダ114とを有し、また主記憶部メモリセルアレイ11
0の列から構成される後述のセグメントを選択するため
の回路系として主記憶部列制御回路115と主記憶部列
デコーダ116とを有する。
【0020】バンク選択回路111は、バンクAまたは
バンクBの何れかに属するメモリセルアレイをバンクア
ドレス信号iAD13(A13)に基づき選択してデー
タ転送バス線TBLに接続する。主記憶部行制御回路1
13は、内部アドレス信号iA0〜iA13を受けて主
記憶部行選択信号iADR0〜iADR12およびバン
クアドレス信号iAD13を生成する。主記憶部行デコ
ーダ114は、主記憶部行選択信号iADR0〜iAD
R12およびバンクアドレス信号iAD13を受けて対
応行のワード線DWLを選択する。主記憶部列制御回路
115は、内部アドレス信号iA0,iA1を受けてセ
グメントアドレス信号iADC0,iADC1を生成す
る。主記憶部列デコーダ116は、セグメントアドレス
信号iADC0,iADC1を受けて対応列を選択する
ものであり、後述のセグメントを選択するためのセグメ
ント選択信号SEG(SEG1〜SEG4)を生成す
る。
【0021】副記憶部102は、16Kビット分のスタ
ティック型のメモリセル(データレジスタ)がマトリッ
クス状に配列された副記憶部メモリセルアレイ120を
有し、副記憶部メモリセルアレイ120の行を選択する
ための回路系として、副記憶部行制御回路121と副記
憶部行デコーダ122とを有し、副記憶部メモリセルア
レイ120の列を選択するための回路系として、副記憶
部列制御回路123と副記憶部列デコーダ124とを有
する。
【0022】副記憶部行制御回路121は、内部アドレ
ス信号iA8,iA9,iA11,iA12を受けて副
記憶部行選択信号iASR8,iASR9,iASR1
1,iASR12を生成するものである。副記憶部行デ
コーダ122は、副記憶部行選択信号iASR8,iA
SR9,iASR11,iASR12を受けて副記憶部
メモリセルアレイ120の対応行を選択する。副記憶部
列制御回路123は、内部アドレス信号iA0〜iA6
を受けて副記憶部列選択信号iASC0〜iASC6を
生成する。副記憶部列デコーダ124は、副記憶部列選
択信号iASC0〜iASC6を受けて副記憶部メモリ
セルアレイ120の対応列を選択するものである。
【0023】次に、半導体記憶装置100に外部から入
力される信号と、基本動作を制御する主要なコマンドに
ついて簡単に説明する。クロック信号CLKは、他の全
ての信号の基準となるクロック信号である。チップセレ
クト信号/CSは、他の制御信号を受け付けるか否かを
決定する制御信号である。ロウアドレスストローブ信号
/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ラ
イトイネーブル信号/WEは、ともに組み合わせること
でライトやリードなどの動作を制御するための制御信号
である。アドレス信号A0〜A13(ただしアドレス信
号A7は不使用)は、主記憶部101や副記憶部102
におけるデータの所在を特定するための信号である。デ
ータマスク信号DQMは、データの入力及び出力をバイ
ト単位で無効化(マスク)するための信号であり、デー
タ信号DQ0〜DQ7はこの半導体記憶装置に入出力さ
れるデータの信号である。
【0024】図1では特に図示していないが、上述の信
号に加えて、基本動作を制御するための各種のコマンド
CMDが外部から入力される。このうち、リードコマン
ドは、副記憶部102から外部にデータDQ0〜DQ7
を読み出すためのコマンドである。このコマンドでは、
副記憶部102の行アドレスとしてアドレス信号A8,
A9,A11,A12を取り込む。ライトコマンドは、
副記憶部102にデータDQ0〜DQ7を書き込むため
のコマンドである。このコマンドでは、副記憶部102
の行アドレスとしてアドレス信号A8,A9,A11,
A12を取り込み、副記憶部の列アドレスとしてアドレ
ス信号A0〜A6を取り込む。
【0025】プリフェッチコマンドは、主記憶部101
から副記憶部102へデータ転送を行うコマンドであ
る。このコマンドでは、副記憶部102の行アドレスと
してアドレス信号A8,A9,A11,A12を取り込
み、主記憶部101の列アドレス(セグメントアドレ
ス)としてアドレス信号A0,A1を取り込み、バンク
を選択するためのアドレス(バンクアドレス)としてア
ドレス信号A13を取り込む。
【0026】リストアコマンドは、副記憶部102から
主記憶部101へデータ転送を行うコマンドである。こ
のコマンドでは、転送元の副記憶部102の行アドレス
としてアドレス信号A8,A9,A11,A12を取り
込み、転送先の主記憶部101の列アドレス(セグメン
トアドレス)としてアドレス信号A0,A1を取り込
み、転送先の主記憶部101の行アドレスとしてアドレ
ス信号A0〜A12を取り込み、バンクを選択するため
のアドレス(バンクアドレス)としてアドレス信号A1
3を取り込む。
【0027】アクティブコマンドは、主記憶部101の
バンクの活性化を行うコマンドであり、ひとつのバンク
の1行分のメモリセルを選択してそのデータを増幅す
る。このコマンドでは、主記憶部101のバンクを選択
するための信号としてアドレス信号A13を取り込み、
主記憶部101の行アドレスとしてアドレス信号A0〜
A12を取り込む。
【0028】図2に、この実施の形態1にかかる半導体
記憶装置のチップ上の全体レイアウト図を示す。同図に
示すように、チップ上には、図1に示す主記憶部メモリ
セルアレイ110として、主記憶部メモリセルアレイ1
10−1〜110−4が配置され、副記憶部メモリセル
アレイ120として副記憶部メモリセルアレイ120−
1,120−2が配置され、バンク選択回路111とし
てバンク選択回路111−1〜111−4が配置されて
いる。
【0029】この例では、主記憶部メモリセルアレイ1
10−1,110−4がバンクAを構成し、主記憶部メ
モリセルアレイ110−2,110−3がバンクBを構
成する。主記憶部メモリセルアレイ110−1〜110
−4のそれぞれは、16Mビット分のダイナミック型の
メモリセルが8192行×2048列のマトリックス状
に配列されて構成され、メモリセルブロックDMB1〜
DMB16に分割されている。主記憶部メモリセルアレ
イ110−1〜110−4には、主記憶部行デコ一ダ1
14−1〜114−4がそれぞれ配置され、これらは、
図1に示す主記憶部行デコーダ114を構成する。
【0030】また、主記憶部メモリセルアレイ110−
1と110−2との間には、副記憶部メモリセルアレイ
120−1が配置される。この副記憶部メモリセルアレ
イ120−1は、8Kビット分のスタティック型のメモ
リセルSMCが512列×16行のマトリックス状に配
列されて構成される。この副記憶部メモリセルアレイ1
20−1には、副記憶部行デコーダ122−1および副
記憶部列デコーダ124−1が配置される。
【0031】同様に、主記憶部メモリセルアレイ110
−3と110−4との間には、副記憶部メモリセルアレ
イ120−2が配置され、この副記憶部120−2に
は、副記憶部行デコーダ122−2および副記憶部列デ
コーダ124−2が配置される。副記憶部行デコーダ1
22−1,122−2は、図1に示す副記憶部行デコー
ダ122を構成し、副記憶部列デコーダ124−1,1
24−2は、副記憶部列デコーダ124を構成する。
【0032】さらに、副記憶部メモリセルアレイ120
−1の列に対応づけて、データ転送バス線TBL1〜T
BL512が、主記憶部メモリセルアレイ110−1
(バンクA)と、主記憶部メモリセルアレイ110−2
(バンクB)と、副記憶部メモリセルアレイ120−1
とを横断するように配置され、バンク選択回路111−
1,111−2がこのデータ転送バス線上に介挿されて
いる。
【0033】データ転送バス線TBL1〜TBL512
は、主記憶部行デコーダ114−1または114−2に
より選択された主記憶部のメモリセル群と、副記憶部行
デコーダ122−1および副記憶部列デコーダ124−
1により選択された副記憶部のメモリセル群との間で直
接的にデータ転送を行うためのものである。バンク選択
回路111−1,111−2により何れかのバンクのメ
モリセル群のみが、アドレス信号A13に基づき副記憶
部のメモリセル群と接続される。
【0034】同様に、副記憶部メモリセルアレイ120
−2の列に対応づけて、データ転送バス線TBL513
〜TBL1024が、主記憶部メモリセルアレイ110
−3(バンクB)と、主記憶部メモリセルアレイ110
−4(バンクA)と、副記憶部メモリセルアレイ120
−2とを横断するように配置され、バンク選択回路11
1−3,111−4がこのデータ転送バス線上に介挿さ
れている。
【0035】ここで、1本のデータ転送バス線には、例
えば主記憶部メモリセルアレイ110−1を構成するメ
モリセルブロックDMB1〜DMB16のそれぞれにつ
いて、後述するように4個のセンスアンプDSAが配置
され、このセンスアンプを介して4列分のメモリセル
(8192個×4)が接続される。また、1本のデータ
転送バス線には、副記憶部メモリセルアレイ120−1
の1列分のメモリセル(16個)が接続されている。
【0036】この例では、バンク選択回路111−1〜
111−4により、バンクAに属する主記憶部メモリセ
ルアレイ110−1,110−4または主記憶部メモリ
セルアレイ110−2,110−3の何れかがデータ転
送バス線TBL1〜TBL1024に選択され、主記憶
部101をなすバンクAまたはバンクBの何れかと副記
憶部102との間で、合計1024ビットのデータが同
時に転送される。
【0037】このとき、副記憶部102では、副記憶部
行デコーダ122により選択される副記憶部メモリセル
アレイ120の同一行の1024個(512列×2)の
メモリセルがデータ転送バス線TBL1〜TBL102
4にそれぞれ接続される。また、主記憶部では、4個の
センスアンプDSAの何れかに接続される列に属するメ
モリセルであって、主記憶部行デコーダ114により選
択される主記憶部メモリセルアレイ110の同一行の1
024個(512列×2)のメモリセルがデータ転送バ
ス線TBL1〜TBL1024にそれぞれ接続される。
4個のセンスアンプDSAの何れを選択するかについて
は、アドレス信号A0,A1に基づいて決定される。こ
れにより、主記憶部101と副記憶部102との間で、
データ転送バス線TBL1〜TBL1024を介して一
度に1024ビットのデータ転送が可能となっている。
【0038】以下の説明では、アドレス信号A0,A1
に基づいて選択される主記憶部101のメモリセル群に
格納される1024ビットのデータの集合をセグメント
と称し、アドレス信号A8,A9,A11,A12に基
づき選択される副記憶部102の同一行に属する102
4個のメモリセル群をチャネルと称する。この実施の形
態1では、副記憶部102は、16行×1024列の副
記憶部メモリセルアレイ120を有するので、16チャ
ネルを有し、アドレス信号A0,A1により指定される
一つのチャネルを介して、アドレス信号A8,A9,A
11,A12により指定される一つのセグメントのデー
タ(1024ビット)が一度に転送可能なようになって
おり、セグメント選択信号SEG1〜SEG4を切り替
えることにより、連続的に4つのセグメントのデータが
転送可能となっている。
【0039】図3に、メモリセルブロックDMB1内の
データ転送バス線TBL1周辺を例とし、主記憶部10
1のメモリセルアレイおよびその周辺の構成を示す。同
図に示すように、データ転送バス線TBL1には、図2
に示す4個のセンスアンプDSAとして、セグメント選
択信号SEG1〜SEG4により択一的に活性化される
センスアンプDSA1〜DSA4が接続されている。こ
れらセンスアンプDSA1〜DSA4には、データ転送
バス線TBL1と平行に配線されたビット線対DBL1
〜DBL4がそれぞれ接続されている。
【0040】これらビット線対DBL1〜DBL4に直
交するようにして、上述の主記憶部行デコーダ114に
より選択的に駆動されるワード線DWL1〜DWL51
2が配線されている。ワード線DWL1〜DWL512
とビット線対DBL1〜DBL4との所定の交点にはメ
モリセルDMCが配置されている。同一のセンスアンプ
に接続される一対のビット線に着目すれば、512個の
メモリセルDMCが交互に接続されており、ビット線対
DBL1〜DBL4を繰り返し単位としてメモリセルD
MCがマトリックス状に配列されている。
【0041】また、メモリセルブロックDMB1の一辺
側には、センスアンプDSA1,DSA2が属するセン
スアンプブロックSAB1が配置され、他辺側には、セ
ンスアンプDSA3,DSA4が属するセンスアンプブ
ロックSAB2が配置される。この例では、二つのメモ
リセルブロックの間に配置されるセンスアンプDSA
3,DSA4は、隣のメモリセルブロックDMB2と共
用される(シェアードセンスアンプ構成)。他のデータ
転送バス線TBL2〜TBL1024およびメモリセル
ブロックDMB2〜DMB16についても同様に構成さ
れるが、主記憶部101の所定の行アドレス信号に基づ
き、何れかひとつのメモリセルブロックに属するビット
線対のみが最終的にデータ転送バス線に接続される。
【0042】図4に、主記憶部メモリセルアレイ110
−1を例として、通常のメモリセル群と冗長用のメモリ
セル群との配置関係を示す。同図に示すように、主記憶
部メモリセルアレイ110−1には、通常の主記憶部メ
モリセルアレイDMA1〜DMA8と、冗長用の主記憶
部メモリセルアレイDMAR1〜DMAR8とが交互に
配置される。冗長用の主記憶部メモリセルアレイDMA
R1〜DMAR8は、通常の主記憶部メモリセルアレイ
DMA1〜DMA8上の欠陥をそれぞれ救済するために
使用される。
【0043】通常の主記憶部メモリセルアレイDMA1
〜DMA8のそれぞれは、8192行128列のマトリ
ックス状に配列されたメモリセル群から構成され、冗長
用の主記憶部メモリセルアレイDMAR1〜DMAR8
のそれぞれは、8192行×8列のマトリックス状に配
列された冗長用メモリセル群から構成される。また、こ
の例では、メモリセルブロックDMB1〜DMB8は、
主記憶部101の行アドレス信号の一部である後述の主
記憶部行選択信号DXnが「0」の場合に特定される領
域1101に属し、メモリセルブロックDMB9〜DM
B16は、主記憶部行選択信号DXnが「1」の場合に
特定される領域1102に属する。他の主記憶部メモリ
セルアレイ110−2〜110−4も同様に構成され
る。
【0044】図5に、副記憶部メモリセルアレイ120
−1を例として、副記憶部102のメモリセルアレイ周
辺の詳細な構成を示す。ただし、この図に示す例は、×
8ビット構成の入出力データDQ0〜DQ7のうちの1
ビット分のものである。同図に示すように、副記憶部メ
モリセルアレイ120−1は、通常の副記憶部メモリセ
ルアレイSMAと、冗長用の副記憶部メモリセルアレイ
SMARとを備える。
【0045】通常の副記憶部メモリセルアレイSMA
は、データ転送バス線TBL(TBL1,TBL2,
…)と略直交するように配置されたローカルのデータ入
出力線SIO(SIO1,SIO2,…)と、データ転
送バス線TBLと略平行するように配置されたグローバ
ルのデータ入出力線GIOとを備え、外部との間のデー
タ入出力線が階層化されている。データ入出力線SIO
(SIO1,SIO2,…)には、副記憶部102のメ
モリセルSMC(SMC11,SMC12,…,SMC
21,SMC22,…)が接続されている。1本のデー
タ入出力線SIOには、64個のメモリセルが接続され
る。
【0046】グローバルデータ線GIOは、データDQ
(DQ0〜DQ7)に対応づけられて8本設けられ(図
示なし)、各グローバルデータ線GIOには、16本の
データ入出力線SIOが設けられる。1本のデータ入出
力線SIOには、64個のメモリセルが接続されるか
ら、副記憶部メモリセルアレイ120−1の全体では、
メモリセルSMCは、16行(1本のグローバルデータ
線GIOに接続されるデータ入出力線SIOの数)×5
12列(64×8ビット分)のマトリックス状に配置さ
れている。各メモリセルSMCには、データ転送バス線
TBL(TBL1,TBL2,…)、データ入出力線S
IO(SIO1,SIO2,…)、データ転送用副記憶
部行選択信号CHT(CHT1,CHT2,…)、リー
ドライト用副記憶部行選択信号CHS(CHS1,CH
S2,…)が接続される。
【0047】各データ入出力線SIOは、リードライト
用副記憶部行選択信号CHSにより導通制御されるデー
タ入出力線接続回路155(1551,1552,…)
を介してグローバルデータ入出力線GIOに電気的に接
続される。データ入出力線接続回路155(1551,
1552,…)は、メモリセルSMCと共にリードライ
ト用副記憶部行選択信号CHSによる制御の対象とされ
る。グローバルデータ入出力線GIOは、リードライト
アンプ153に接続され、このリードライトアンプ15
3は、リードライトバス線を介してデータ入出力回路1
500に接続される。
【0048】上述の通常の副記憶部メモリセルアレイS
MAに隣接するように、冗長用の副記憶部メモリセルア
レイSMARが配置される。この冗長用の副記憶部メモ
リセルアレイSMARは、冗長用のメモリセルSMCR
(SMCR11,SMCR12,…,SMCR21,S
MCR22,…)が16行×2列のマトリックス状に配
列されて構成される。冗長用副記憶部メモリセルアレイ
SMARには、上述の通常のデータ入出力線SIOに対
応する冗長用のデータ入出力線SIOR(SIOR1,
SIOR2,…)と、データ入出力線接続回路155
(1551,1552,…)に対応する冗長用のデータ
入出力線接続回路155R(155R1,155R2,
…)と、グローバルデータ入出力線GIOに対応する冗
長用のグローバルデータ入出力線GIORが配置され
る。冗長用の各メモリセルSMCRには、冗長用データ
転送バス線TBLR(TBLR1,TBLR2)、冗長
用データ入出力線SIOR(SIOR1,SIOR
2)、データ転送用副記憶部行選択信号CHT、リード
ライト用副記憶部行選択信号CHSが接続される。
【0049】また、この冗長用の副記憶部メモリセルア
レイSMARの列選択信号として、後述する被置換アド
レス判定回路2001,2002から冗長列選択信号S
ELR1,SELR2が各メモリセルSMCRに与えら
れる。この例では、冗長用データ転送バス線TBLR1
に接続された冗長用メモリセルSMCR11,SMCR
12等には冗長列選択信号SELR1が与えられ、冗長
用データ転送バス線TBLR2に接続された冗長用メモ
リセルSMCR21,SMCR22等には冗長列選択信
号SELR2が与えられる。
【0050】冗長用のデータ入出力線SIOR(SIO
R1,SIOR2,…)は、データ入出力線接続回路1
55R(155R1,155R2,…)を介して冗長用
のグローバルデータ入出力線GIORに接続される。グ
ローバルデータ入出力線GIORは、冗長用のリードラ
イトアンプ153Rに接続され、このリードライトアン
プ153Rは、上述のリードライトアンプ153と共に
リードライトバス線を介してデータ入出力回路1500
に接続される。
【0051】被置換アドレス判定回路2001,200
2は、副記憶部102に指定されるアドレスと、このア
ドレスに対応づけられた主記憶部101のアドレスとを
参照して、被置換アドレスを判定するものである。具体
的には、被置換アドレス判定回路2001,2002
は、副記憶部102の列を選択するための副記憶部列選
択信号iASC0〜iASC6(以下、「副記憶部列選
択信号SYm」と称す)と、主記憶部101のバンクを
選択するためのバンクアドレス信号iAD13(以下、
適宜「バンク選択信号BS」と称す)と、主記憶部10
1の行を選択するための主記憶部行選択信号iADR1
0(以下、適宜「主記憶部行選択信号DXn」と称す)
とを入力して冗長列選択信号SELR1,SELR2を
生成する。
【0052】この冗長列選択信号SELR1,SELR
2は、上述の通常のリードライトアンプ153および冗
長用のリードライトアンプ153Rに与えられ、これら
の活性状態を相補的に制御する。また、冗長列選択信号
SEL1およびSEL2は、上述したように、冗長用の
副記憶部メモリセルアレイSMARの各列を構成するメ
モリセルセルSMCRにそれぞれ与えられ、冗長列を選
択する。被置換アドレス判定回路2001,2002の
具体的な構成については後述する。
【0053】図6に、メモリセルセルSMCの構成例を
示す。メモリセルセルSMCは、ソースに制御信号SA
Nが接続されたn型トランジスタN2000、N200
1と、ソースに制御信号SAPが接続されたp型トラン
ジスタP2000、P2001とからなるフリップフロ
ップを主体として構成される。このフリップフロップの
1対の記憶ノードは、データ転送用副記憶部行選択信号
CHTにより導通制御されるn型トランジスタN200
2、N2003を介してデータ転送バス線TBLに接続
される。また、このフリップフロップの1対の記憶ノー
ドは、リードライト用副記憶部行選択信号により導通制
御されるn型トランジスタN2004,N2005と、
副記憶部列選択信号SELにより導通制御されるn型ト
ランジスタN2006,N2007とを介してデータ入
出力線SIOに接続される。
【0054】n型トランジスタN2002,N2003
のゲートには、データ転送用副記憶部行選択信号CHT
が与えられ、この信号によりメモリセルSMCをなすフ
リップフロップの記憶ノードとデータ転送バス線TBL
と間の接続が制御される。また、n型トランジスタN2
004,N2005のゲートには、リードライト用副記
憶部行選択信号CHSが与えられ、n型トランジスタN
2006,N2007のゲートには、副記憶部列選択信
号SELが与えられ、これらの信号によりメモリセルS
MCが選択的にデータ入出力線SIOに接続される。
【0055】副記憶部102のメモリセルSMCに対し
て外部からリードまたはライトを行う場合、まず、リー
ドライト用副記憶部行選択信号CHSおよび副記憶部列
選択信号SELにより、データDQ0〜DQ7の各ビッ
トに対応する副記憶部メモリセルアレイSMAについ
て、アドレス信号A0〜A6,A8,A9,A11,A
12に基づきメモリセルSMCを択一的に選択してデー
タ入出力線SIOに接続する。
【0056】このとき、リードライト用副記憶部行選択
信号CHSは、このメモリセルSMCが接続されたデー
タ入出力線接続回路155(1551,1552,…の
何れか一つ)を同時に導通させる。これにより、データ
入出力線SIO、データ入出力線接続回路155、グロ
ーバルデータ入出力線GIO、データアンプ153、デ
ータ入出力回路1500を介して、選択されたメモリセ
ルSMCに対し、データDQがリードまたはライトされ
る。以上の動作がデータDQ0〜DQ7の各ビットにつ
いて行われ、8ビットのデータのリード・ライトが行わ
れる。
【0057】また、副記憶部102と主記憶部101と
の間でデータ転送を行う場合には、データ転送用副記憶
部行選択信号CHTにより、副記憶部メモリセルアレイ
120−1,120−2の同一行に属する1024個の
メモリセルSMCを一括して選択し、データ転送バス線
TBL1〜TBL1024に接続する。このように、副
記憶部102は、リード時やライト時には、副記憶部1
02に対して8ビットのデータの入出力が可能なように
構成され、データ転送時には、主記憶部101との間で
一度に1024ビット(1セグメント分)のデータ転送
が可能なように構成されている。
【0058】図7に、副記憶部メモリセルアレイ120
−1を例として、通常のメモリセル群と冗長用のメモリ
セル群との配置関係を示す。同図に示すように、副記憶
部メモリセルアレイ120−1には、通常の副記憶部メ
モリセルアレイSMA1〜SMA8と、冗長用の副記憶
部メモリセルアレイSMAR1〜SMAR8とが交互に
配置される。通常の副記憶部用メモリセルアレイSMA
1〜SMA8のそれぞれは、16行×64列のマトリッ
クス状に配列されたメモリセル群から構成され、冗長用
の副記憶部用メモリセルアレイSMAR1〜SMAR8
のそれぞれは、16行2列のマトリックス状に配列され
た冗長用のメモリセル群から構成される。
【0059】冗長用の副記憶部用メモリセルアレイSM
AR1〜SMAR8は、通常の副記憶部用メモリセルア
レイSMA1〜SMA8をそれぞれ置き換えるためのも
のであって、前述の主記憶部メモリセルアレイ110−
1,110−2内の冗長用の主記憶部メモリセルアレイ
DMAR1〜DMAR8と冗長用のデータ転送バス線T
BLRを介してそれぞれ接続されている。副記憶部メモ
リセルアレイ120−2も同様に構成される。
【0060】図8に、被置換アドレス判定回路2001
の具体的な構成例を示す。同図に示すように、被置換ア
ドレス判定回路2001は、被置換アドレス検出部20
01A〜2001Dと論理和ゲート回路2001Eから
構成される。ここで、被置換アドレス検出部2001A
〜2001Dは、上述の副記憶部列選択信号SYmと、
主記憶部行選択信号DXnと、バンク選択信号BSとの
組み合わせを、予めプログラムされた被置換アドレス
(欠陥が存在するアドレス)と比較し、副記憶部102
に対して外部から与えられるアドレスに含まれる被置換
アドレスを検出するものである。
【0061】すなわち、被置換アドレス検出部2001
Aは、バンク選択信号BSが「0」、且つ主記憶部行選
択信号DXnが「0」の場合に、副記憶部列選択信号S
Ymに基づき被置換アドレスを検出するものである。同
様に、被置換アドレス検出部2001Bは、バンク選択
信号BSが「0」、且つ主記憶部行選択信号DXnが
「1」の場合に被置換アドレスを検出し、被置換アドレ
ス検出部2001Cは、バンク選択信号BSが「1」、
且つ主記憶部行選択信号DXnが「0」の場合に被置換
アドレスを検出し、被置換アドレス検出部2001D
は、バンク選択信号BSが「1」、且つ主記憶部行選択
信号DXnが「1」の場合に被置換アドレスを検出する
ものである。
【0062】被置換アドレス検出部2001A〜200
1Dには、予め半導体記憶装置を試験することにより取
得された欠陥の所在を表すアドレスが被置換アドレスと
して予めプログラムされており、これら被置換アドレス
検出部は、副記憶部列択信号SYmとバンク選択信号B
Sと主記憶部行選択信号DXnとの組み合わせを、プロ
グラムされた被置換アドレスと比較することにより、外
部から与えられるアドレスに含まれる被置換アドレスを
検出する。被置換アドレスのプログラムには、例えば公
知のヒューズ回路が用いられる。
【0063】論理和ゲート回路2001Eは、各被置換
アドレス検出部の検出結果の論理和を演算し、その演算
結果が反映された論理値を有する冗長列選択信号SEL
1を出力する。すなわち、置換アドレス検出部2001
A〜2001Dの何れかが置換アドレスを検出した場合
に、論理和ゲート回路2001Eは、冗長列選択信号S
EL1を活性化させる。
【0064】冗長列選択信号SELR1は、被置換アド
レス判定回路2001に入力される副記憶部列択信号S
Ymとバンク選択信号BSと主記憶部行選択信号DXn
との組み合わせからなるアドレスが、被置換アドレス検
出部2001A〜2001Dに予めプログラムされた被
置換アドレスと一致した場合に活性化される。このと
き、被置換アドレス検出部2001A〜2001Dは、
後述するように、欠陥が存在する部位(バンクやメモリ
セルブロックなど)に応じて被置換アドレスを検出す
る。選択信号SELR1,SELR2が活性化される
と、冗長用のリードライトアンプ153Rが活性化さ
れ、通常のリードライトアンプ153が非活性化され
る。
【0065】被置換アドレス判定回路2002について
も、上述の被置換アドレス判定回路2001と全く同様
に構成される。特に図示しないが、被置換アドレス判定
回路2001,2002は、上述の図7に示す8組の冗
長用の副記憶部メモリセルアレイおよび通常の副記憶部
メモリセルアレイに対してそれぞれ設けられている。
【0066】ここで、副記憶部102の通常のメモリセ
ル群が冗長用のメモリセル群に置換されると、この副記
憶部の通常のメモリセル群とデータ転送バス線を介して
接続される主記憶部101のメモリセル群が、副記憶部
の冗長用のメモリセル群と冗長用のデータ転送バス線を
介して接続される主記憶部の冗長用のメモリセル群に置
換される。すなわち、副記憶部側のメモリセル群を置換
すれば、主記憶部側のメモリセル群も置換される。換言
すれば、この実施の形態では、副記憶部列選択信号SY
mと主記憶部行選択信号DXnとバンク選択信号BSに
より特定されるメモリセル群を単位として置換が行われ
る。
【0067】以下、主記憶部101に存在する欠陥を救
済する場合を例とし、この実施の形態1にかかる冗長回
路の動作を説明する。図9に、上述の被置換アドレス判
定回路2001,2002に入力されるバンク選択信号
BSと主記憶部行選択信号DXnとにより特定される主
記憶部メモリセルアレイ上の領域を示す。この例では、
バンク選択信号BSによりバンクが特定され、主記憶部
行選択信号DXnにより主記憶部メモリセルアレイ内の
領域が特定される。また、バンク選択信号BSが「0」
の場合、バンクAをなす主記憶部メモリセルアレイ11
0−1,110−4が特定され、バンク選択信号BSが
「1」の場合、バンクBをなす主記憶部メモリセルアレ
イ110−2,110−3が特定される。また、主記憶
部行選択信号DXnが「0」の場合、メモリセルブロッ
クDMB1〜DMB8の領域が特定され、主記憶部行選
択信号DXnが「1」の場合、メモリセルブロックDM
B9〜DMB16の領域が特定される。
【0068】この実施の形態1では、バンク選択信号B
Sと主記憶部行選択信号DXnとに加えて、副記憶部列
選択信号SYmを参照して被置換アドレスを判定する。
このことは、1本の冗長列を選択する場合、バンク選択
信号BSと主記憶部行選択信号DXnとにより特定され
る領域ごとに被置換アドレスを判定することを意味し、
これにより、1本の冗長列により複数の領域に存在する
欠陥を救済することが可能となる。
【0069】以下、この冗長回路の動作を具体的に説明
する。最初に、被置換アドレスの設定方法について説明
した後、欠陥を救済する場合の動作を説明する。 1.被置換アドレスの設定方法 予め製造工程で半導体記憶装置を評価試験することによ
り、欠陥が存在するアドレスを被置換アドレスとして抽
出する。具体的には、欠陥が存在する主記憶部101の
メモリセルとデータ転送バス線TBLを共通にする副記
憶部102のメモリセル群の列アドレス(以下、「被置
換列アドレス」と称す)と、この欠陥が存在するバンク
を特定するアドレス(以下、「被置換バンクアドレス」
と称す)と、欠陥が存在する主記憶部101の行アドレ
ス(以下、「被置換行アドレス」と称す)を被置換アド
レスとして抽出する。抽出された被置換アドレスは、例
えばヒューズ回路に製造工程でプログラムすることによ
り、被置換アドレス判定回路2001または2002に
設定される。
【0070】ここで、図4に示す欠陥DFT1〜DFT
3を例とし、被置換アドレスの設定方法について具体的
に説明する。同図に示す例では、欠陥DFT1は、バン
クAを構成する主記憶部メモリセルアレイ110−1を
構成する主記憶部メモリセルアレイDMA1の内部であ
って、領域1101側に存在する。欠陥DFT2は、上
述の欠陥DFT1と同一の主記憶部メモリセルアレイD
MA1内であって、領域1102側に存在する。欠陥D
FT3は、上述の欠陥DFT1,DFT2とは異なる主
記憶部メモリセルアレイDMA4の内部の領域1101
側に存在する。
【0071】この例の場合、同じメモリセルアレイDM
A1に存在する欠陥DFT1および欠陥DFT2につい
ては、冗長用の主記憶部メモリセルアレイDMAR1に
対して設けられた例えば被置換アドレス判定回路200
1に被置換アドレスを設定する。具体的には、欠陥DF
T1の被置換アドレスの設定は、バンクAの領域110
1について被置換アドレスを検出する被置換アドレス検
出部2001Aに対し、欠陥DFT1の置換列アドレス
をプログラムすることにより行われる。また、欠陥DF
T2の被置換アドレスの設定は、バンクAの領域110
2について被置換アドレスを検出する被置換アドレス検
出部2001Bに対し、欠陥DFT2の置換列アドレス
をプログラムすることにより行われる。
【0072】上述の欠陥DFT1,DFT2とは異なる
メモリセルアレイDMA4に存在する欠陥DFT3の被
置換アドレスは、冗長用の主記憶部メモリセルアレイD
MAR4に対して設けられた別の被置換アドレス判定回
路2001を用いる。この場合、欠陥DFT3の被置換
アドレスの設定は、バンクAの領域1101について被
置換アドレスを検出する被置換アドレス検出部2001
Aに対し、欠陥DFT3の置換列アドレスをプログラム
することにより行われる。
【0073】2.欠陥を救済する場合の動作 a.欠陥DFT1の救済について 図1において、リード時またはライト時に、副記憶部1
02に内部アドレス信号iA0〜iA6,iA8,iA
9,iA11,iA12が与えられると、これらの内部
アドレス信号に基づき副記憶部102が動作し、8ビッ
トのデータのリードやライトが行われる。このとき、副
記憶部列選択信号iASC8,9,11,12は、副記
憶部列選択信号SYmとして、冗長用メモリセルアレイ
SMAR1に付属する被置換アドレス検出部2001A
に入力され、予め設定された被置換アドレス(欠陥DF
T1の被置換列アドレス)と逐次比較される。
【0074】ここで、副記憶部列選択信号SYmで特定
されるアドレスが、被置換アドレス検出部2001Aに
設定された欠陥DFT1の被置換列アドレスと一致した
場合、被置換アドレス検出部2001Aは、このアドレ
スを被置換アドレスとして検出する。論理和ゲート回路
2001Eは、これを受けて冗長列選択信号SELR1
を活性化する。冗長列選択信号SELR1が活性化され
ると、冗長用のメモリセルSMCR(SMCR11,S
MACR12,…)が外部からのアクセスの対象として
選択される。この結果、図4に示す欠陥DFT1とデー
タ転送バス線を共通にする主記憶部メモリセルアレイD
MA1内のメモリセル群のうち、領域1101に属する
メモリセル群のみが、冗長用の主記憶部メモリセルアレ
イDMAR1内のデータ転送バス線TBLR1を共通に
する冗長用のメモリセル群であって、領域1101に属
するメモリセル群で置換される。
【0075】b.欠陥DFT2の救済について 上述の欠陥DFT1と同様に、副記憶部列選択信号iA
SC8,9,11,12は、副記憶部列選択信号SYm
として、冗長用メモリセルアレイSMAR4に対して設
けられた同じ被置換アドレス判定回路2001に入力さ
れ、被置換アドレス検出部2001Bにより欠陥DFT
2の被置換列アドレスの検出が行われる。この場合、図
4に示す欠陥DFT2とデータ転送バス線を共通にする
主記憶部メモリセルアレイDMA1内のメモリセル群の
うち、領域1102に属するメモリセル群のみが、冗長
用の主記憶部メモリセルアレイDMAR1内のデータ転
送バス線TBLR1を共通にする冗長用のメモリセル群
であって、領域1102に属するメモリセル群で置換さ
れる。
【0076】この例では、2カ所の欠陥DFT1,DF
T2の被置換列アドレスが、同じ被置換アドレス判定回
路2001で判定され、これらの欠陥DFT1,DFT
2が、冗長用のデータ転送バス線TBLR1を共通にす
る冗長用のメモリセル群により救済される。すなわち、
1本の冗長用のデータ転送バス線を共通にする冗長用の
メモリセル群が2カ所の欠陥の救済に共用され、従って
救済効率が向上する。
【0077】c.欠陥DFT3の救済について この場合、冗長用の副記憶部メモリセルアレイSMAR
4に対して設けられた被置換アドレス判定回路2001
により、上述の欠陥DFT1と同様に、主記憶部メモリ
セルアレイ上の欠陥DFT3の被置換アドレスが検出さ
れ、この欠陥の救済が行われる。
【0078】上述したように、この実施の形態1では、
1本のデータ転送バス線を共通にするメモリセル群を1
列分と定義すれば、冗長用の主記憶部メモリセルアレイ
DMAR1〜DMAR8のそれぞれは、2列分の冗長用
のメモリセル群を有する。そして、通常の主記憶部メモ
リセルアレイDMA1〜DMA8および冗長用の主記憶
部メモリセルアレイDMAR1〜DMAR8は、主記憶
部行選択信号DXnにより領域1101と領域1102
とに分割される。
【0079】このため、1本の冗長用データ転送バス線
を共通にする冗長用のメモリセル群により、例えばメモ
リセルアレイDMA1内であって互いに異なる領域内に
存在する2カ所の欠陥を救済に使用することができる。
また、通常の主記憶部メモリセルアレイDMA1〜DM
A8のそれぞれには2列分の冗長列が設けられているの
で、バンクAおよびバンクBの全体では、128カ所の
欠陥を救済することができる。
【0080】図10に、リード時およびライト時の各動
作において外部から入力されるべき信号の設定条件テー
ブルの一例を示す。同図に示すように、リード時(Chan
nelread)またはライト時(Channel write)に、副記憶
部102を外部からアクセスするためのアドレス信号と
して、本来のアドレス信号A0〜A6(列選択用アドレ
ス)およびアドレス信号A8,A9(チャネル選択用ア
ドレス)に加えて、主記憶部101をアクセスする場合
に使用されるアドレス信号A10(行選択用アドレス)
およびアドレス信号A13(バンク選択用アドレス)が
設定され、これらアドレス信号A10,A13により、
被置換アドレス判定回路2001,2002において主
記憶部101のバンクA,Bおよびその領域1101,
1102を識別する。
【0081】図11に、各信号のタイミングチャートの
一例を示す。図11(a)に示すように、リード時に
は、クロック信号CLKのパルス0の立ち上がりで、コ
マンドCMDとしてアクティブコマンドACTを取り込
み、アドレス信号ADRとして、バンク選択信号BS
と、主記憶部の行を指定する信号ROWとを取り込み、
バンクをアクティベートする。続いて、クロック信号C
LKのパルス2の立ち上がりで、プリフェッチコマンド
PFCと、バンク選択信号BSと、副記憶部の行(チャ
ンネル)を指定する信号CHと、主記憶部のセグメント
を指定する信号SEGを取り込み、アクティベートされ
たバンクから指定されたセグメントのデータを、指定さ
れた副記憶部のチャネルに転送する。
【0082】続いて、クロック信号CLKのパルス4の
立ち上がりで、リードコマンドREDと、バンク選択信
号BSと、主記憶部行選択信号DXnと、副記憶部の列
を指定する信号COLと、副記憶部の行(チャネル)を
指定する信号CHとを取り込む。これらの信号が取り込
まれると、所定の内部動作を経て、指定された副記憶部
のチャネルからデータDQ(DQ0〜DQ7)がクロッ
ク信号CLKに同期して外部に出力される。このリード
コマンドの実行時には、副記憶部のアドレス信号である
信号COL,CHに加え、主記憶部のアドレス信号の一
部である信号DXn,BSが設定される。この信号DX
n,BSを参照することにより、上述したようにリード
時の主記憶部の欠陥領域の特定が行われる。
【0083】また、図11(b)に示すように、ライト
時には、クロック信号CLKのパルス0の立ち上がり
で、コマンドCMDとしてライトコマンドWRTを取り
込み、アドレス信号ADRとして、バンク選択信号BS
と、主記憶部の行を指定する信号DXnと、副記憶部の
列を指定する信号COLと、副記憶部の行(チャンネ
ル)を指定する信号CHとを取り込む。クロック信号C
LKに同期して外部からデータDQを副記憶部に取り込
む。このライトコマンドの実行時には、副記憶部のアド
レス信号である信号COL,CHに加え、主記憶部のア
ドレス信号の一部である信号DXn,BSが設定され
る。この信号DXn,BSを参照することにより、上述
したようにライト時に主記憶部の欠陥領域の特定が行わ
れる。
【0084】続いて、クロック信号CLKのパルス6の
立ち上がりで、リストアコマンドRSTと、バンクを指
定する信号BSと、副記憶部の列を指定する信号Ch
と、主記憶部のセグメントを指定する信号SEGを取り
込む。続いて、クロック信号CLKのパルス8の立ち上
がりで、アクティブコマンドACTと、バンク選択信号
BSと、主記憶部の行を指定する信号ROWとを取り込
む。
【0085】なお、この実施の形態1では、主記憶部行
選択信号DXnとして、主記憶部101の行を選択する
信号iADR10を採用したが、これに限定されること
なく、例えば、主記憶部101に設けられたメモリセル
群であってデータ転送バス線を共通にするメモリセル群
を複数のグループに分割し、該複数のグループの何れか
を指定するアドレス信号であればよい。例えば、主記憶
部行選択信号DXnとして、セグメントアドレス信号i
ADC0,iADC1を用いてもよく、また、主貴億区
部行選択信号iADR10のみを用いてもよい。
【0086】<実施の形態2>以下、この発明の実施の
形態2を説明する。この実施の形態2に係る半導体記憶
装置は、上述の実施の形態1にかかる装置構成に加え
て、主記憶部のアドレスであるバンク選択信号BSおよ
び主記憶部行選択信号DXnをチャネルごとに保持する
ための主記憶部アドレス情報保持回路を有する。図12
に、この主記憶部アドレス情報保持回路3000の構成
を示す。同図に示すように、主記憶部アドレス情報保持
回路3000は、ラッチ信号発生回路3100、ラッチ
回路3200,3300、レジスタ回路3400から構
成される。
【0087】ここで、ラッチ信号発生回路3100は、
主記憶部101のバンクを選択するために使用されるバ
ンクアドレス信号iAD13と、アクティブコマンドの
実行時に発生される内部アクティブ信号とを入力してバ
ンクに応じたラッチ信号を発生するものである。ラッチ
回路3200は、上述のラッチ信号発生回路3100か
ら出力されるラッチ信号をトリガーとして、主記憶部1
01の領域1101,1102を特定するための主記憶
部行選択信号iADR10をラッチし、これをアドレス
DXAnとして出力するものである。ラッチ回路330
0は、ラッチ信号発生回路3100から出力されるラッ
チ信号をトリガーとして、主記憶部101の領域110
1,1102を特定するための主記憶部行選択信号iA
DR10をラッチし、これをアドレスDXBnとして出
力するものである。
【0088】レジスタ回路3400は、プリフェッチコ
マンドやリストアコマンドの実行時(データ転送時)
に、副記憶部102のチャネルに対応づけて、バンクア
ドレス信号iAD13と主記憶部101の行アドレスD
XAn,DXBnとを取り込んで保持し、これらをバン
ク選択信号BSおよび主記憶部行選択信号DXnとして
出力するものである。このレジスタ回路3400には、
副記憶部のチャネルを指定するためのデータ転送用副記
憶部行選択信号CHT(CHT1〜CHT16)および
リードライト用副記憶部行選択信号CHS(CHS1〜
CHS16)と、プリフェッチコマンドやリストアコマ
ンドの実行時に発生される内部転送信号iTSと、バン
クアドレス信号iAD13と、ラッチ回路3200,3
300にラッチされた行アドレス信号DXAn,DXB
nとが入力される。
【0089】図13に、レジスタ回路3400の構成を
示す。この図に示すように、レジスタ回路3400は、
前述の副記憶部メモリセルアレイ120を構成する16
本の行(チャネル)に対応づけられたチャネル1用レジ
スタ3410〜チャネル16用レジスタ3415から構
成される。レジスタ3410〜3415には、対応する
チャネルを選択するためのデータ転送用副記憶部行選択
信号CHT(CHT1〜CHT16)およびリードライ
ト用副記憶部行選択信号CHS(CHS1〜CHS1
6)がそれぞれ入力され、内部転送信号iTSおよびバ
ンクアドレス信号iAD13が共通に入力される。レジ
スタ3410〜3415は、バンク選択信号BSおよび
主記憶部行選択信号DXnを共通のバス上に出力する。
なお、図13では示していないが、レジスタ3410〜
3415には、上述のラッチ回路3200,3300に
ラッチされた行アドレスDXAn,DXBnが共通に入
力される。
【0090】図14に、チャネル1用レジスタ3410
を例として、レジスタ回路3400を構成する各レジス
タの構成例を示す。同図に示すように、チャネル1用レ
ジスタ3410は、スイッチ制御信号発生回路3410
A,3410F、トランスファスイッチ3410B,3
410C,3410G,3410E,3410J、行ア
ドレス保持回路3410D、バンクアドレス保持回路3
410Hから構成される。
【0091】ここで、スイッチ制御信号発生回路341
0Aは、内部転送信号iTSをトリガーとして、バンク
アドレス信号iAD13およびデータ転送用副記憶部行
選択信号CHT1に基づきトランスファスイッチ341
0Bおよびトランスファスイッチ3410Cを相補的に
制御するためのスイッチ制御信号を発生するものであ
る。トランスファスイッチ3410B,3410Cは、
例えばトランスファゲートトランジスタから構成され、
上述のスイッチ制御信号発生回路3410Aから出力さ
れるスイッチ制御信号に基づいて導通状態が制御される
ものである。トランスファスイッチ3410Bおよび3
410Cは、行アドレスDXAnおよびDXBnをそれ
ぞれ行アドレス保持回路3410Dに転送する。
【0092】行アドレス保持回路3410Dは、トラン
スファスイッチ3410B,3410Cにより転送され
た行アドレスDXAn,DXBnを保持するものであ
る。トランスファスイッチ3410Eは、例えばトラン
スファゲートトランジスタから構成され、リードライト
用副記憶部行選択信号CHS1を受けて通状態が制御さ
れ、行アドレス保持回路3410Dに保持された行アド
レスを転送するものである。このトランスファスイッチ
3410Eの出力が、主記憶部行選択信号DXnとされ
る。
【0093】スイッチ制御信号発生回路3410Fは、
内部転送信号iTSをトリガーとして、データ転送用副
記憶部行選択信号CHT1に基づきトランスファスイッ
チ3410Gの導通状態を制御するためのスイッチ制御
信号を発生するものである。トランスファスイッチ34
10Gは、例えばトランスファゲートトランジスタから
構成され、上述のスイッチ制御信号発生回路3410F
から出力されるスイッチ制御信号に基づき、バンクアド
レス信号iAD13をバンクアドレス保持回路3410
Hに転送するものである。
【0094】バンクアドレス保持回路3410Hは、ト
ランスファスイッチ3410Gにより転送されたバンク
アドレス信号iAD13を保持するものである。トラン
スファスイッチ3410Jは、例えばトランスファゲー
トトランジスタから構成され、リードライト用副記憶部
行選択信号CHS1を受けて通状態が制御され、バンク
アドレス保持回路3410Hに保持されたバンクアドレ
ス信号を転送するものである。このトランスファスイッ
チ3410Jの出力が、バンク選択信号DXnとされ
る。
【0095】次に、この実施の形態2にかかる半導体記
憶装置の動作を説明する。まず、リード時には、前述の
実施の形態1にかかる図11(a)に示すタイミング条
件に従って外部から各種の信号が入力される。ここで、
図11(a)において、クロック信号CLKのパルス0
の立ち上がりで、アクティブコマンドACTを取り込
み、バンクをアクティベートする過程において、図12
に示すラッチ信号発生回路3100は、内部アクティブ
信号iACTをバンクアドレス信号iAD13の論理状
態に応じてラッチ回路3200またはラッチ回路330
0にラッチ制御信号として出力する。この内部アクティ
ブ信号iACTは、バンクアドレス信号iAD13が
「0」の場合にラッチ回路3200に与えられ、バンク
アドレス信号iAD13が「1」の場合にラッチ回路3
300に与えられる。
【0096】このラッチ制御信号の論理値に応じて、ラ
ッチ回路3200またはラッチ回路3300の何れかが
主記憶部行選択信号iADR10をラッチする。すなわ
ち、バンクアドレス信号iAD13が「0」であれば、
主記憶部行選択信号iADR10は、ラッチ回路320
0にラッチされ、逆にバンクアドレス信号iAD13が
「1」であれば、主記憶部行選択信号iADR10は、
ラッチ回路3300にラッチされる。
【0097】ここで、前述の実施の形態1にかかる図9
に示す例では、バンク選択信号BSが「0」の場合にバ
ンクAを特定するものとしたが、この例に従い、バンク
アドレス信号iAD13が「0」の場合にバンクAを特
定し、バンクアドレス信号iAD13が「1」の場合に
バンクBを特定するものと定義する。この定義に従え
ば、ラッチ回路3200には、バンクAがアクティベー
トされる場合の主記憶部行選択信号DXAnがラッチさ
れ、ラッチ回路3300には、バンクBがアクティべー
トされる場合の主記憶部行選択信号DXBnがラッチさ
れることなる。
【0098】次に、図11において、クロック信号CL
Kのパルス2の立ち上がりで、プリフェッチコマンドP
FCが実行され、アクティベートされたバンクから副記
憶部のチャネルにデータを転送する。このデータを転送
する過程において、図12に示すレジスタ回路3400
は、バンクアドレス信号iAD13と、主記憶部行選択
信号DXAn,DXBnを取り込んで保持する。すなわ
ち、このプリフェッチコマンドを実行することにより発
生する内部転送信号iTSをトリガーとして、データ転
送用副記憶部行選択信号CH1〜CH16により特定さ
れるレジスタ3410〜3415の何れかに、主記憶部
行選択信号DXAnまたはDXBnの何れかと、バンク
アドレス信号iAD13とを取り込む。
【0099】ここで、図14を参照して、各レジスタの
内部動作を簡単に説明する。いま、データ転送用副記憶
部行選択信号CHT1によりチャネル0用レジスタ34
10が選択された状態にあるものとする。スイッチ制御
信号発生回路3410Aは、内部転送信号iTSをトリ
ガーとして、バンクアドレス信号iAD13に基づきト
ランスファスイッチ3410Bおよびトランスファスイ
ッチ3410Cの何れかを導通させる。このとき、バン
クアドレス信号が「0」であれば、トランスファスイッ
チ3410Bが導通し、主記憶部行選択信号DXAnが
行アドレス保持回路3410Dに転送されて保持され
る。
【0100】この行アドレス保持回路3410Dに保持
された主記憶部行選択信号DXAnは、データ転送時に
リードライト用副記憶部行選択信号CHS1により導通
されるトランスファスイッチ3410Eを介して、主記
憶部行選択信号DXnとして出力される。仮に、バンク
アドレス信号iAD13が「1」であれば、行アドレス
保持回路3410Dには、トランスファスイッチ341
0Cを介して主記憶部行選択信号DXBnが取り込ま
れ、これが主記憶部行選択信号DXnとして出力され
る。
【0101】一方、スイッチ制御信号発生回路3410
Fは、内部転送信号iTSをトリガーとしてトランスフ
ァスイッチ3410Fを導通させる。これにより、バン
クアドレス信号iAD13がトランスファスイッチ34
10Fを介してバンクアドレス保持回路3410Hに転
送され保持される。そして、このバンクアドレス保持回
路3410Hに保持されたバンクアドレス信号iAD1
3は、データ転送時にリードライト用副記憶部行選択信
号CHS1により導通されるトランスファスイッチ34
10Jを介して、バンク選択信号BSとして上述の主記
憶部行選択信号DXnと共に出力される。
【0102】ここで、図11に説明を戻す。次に、クロ
ック信号CLKのパルス4の立ち上がりで、リードコマ
ンドREDが実行され、副記憶部102のデータが外部
に読み出される。このとき、チャネル1に対応づけられ
る主記憶部のアドレス信号の一部である主記憶部行選択
信号DXnと、バンクアドレス選択信号BSは、上述の
図12ないし図14に示す主記憶部アドレス情報保持回
路から被置換アドレス判定回路2001,2002に与
えられる。そして、上述の実施の形態1と同様に、主記
憶部行選択信号DXnおよびバンク選択信号BSを参照
することにより、主記憶部の欠陥領域が特定され、欠陥
の救済が行われる。
【0103】このように、リードコマンドの実行時に
は、アクティブコマンドとプリフェッチコマンドの実行
時に各チャネルに対応する主記憶部行選択信号DXnと
バンク選択信号BSが主記憶部アドレス情報保持回路3
000に保持され、リードコマンドの実行時に被置換ア
ドレス判定回路2001,2002に供給される。した
がって、実施の形態1にかかる装置のように、副記憶部
102のチャネルをアクセスする際に主記憶部のアドレ
ス情報を入力する必要がなくなる。
【0104】次に、図15および図16を参照して、ラ
イト時の動作を説明する。上述したように、リード時に
は、主記憶部のアクセスが予め行われるので、リード時
に主記憶部行選択信号DXnおよびバンク選択信号BS
を知ることができるが、ライト時には、仕様上、主記憶
部のアクセスが必ずしも行われない。そこで、図15に
示すように、ライトコマンド(WRT)の実行に先だっ
て、アックティブコマンド(ACT)とプリフェッチコ
マンド(PFC)の実行サイクルをダミーサイクルとし
て設ける。
【0105】このダミーサイクルにおいて、上述の図1
1(a)に示す場合の動作と同様に、ライトの対象とさ
れるチャネルに対応する主記憶部行選択信号DXnとバ
ンク選択信号BSを、主記憶部アドレス情報保持回路3
000内のレジスタに保持する。そして、ライトコマン
ドの実行時に指定される副記憶部行選択信号(CH)に
基づきライト対象のチャネルを特定し、このチャネルに
対応づけられた主記憶部アドレス情報保持回路3000
内のレジスタに保持された主記憶部行選択信号DXnと
バンク選択信号BSとを被置換アドレス判定回路200
1,2002に与える。
【0106】図16に示すタイミングチャートに沿っ
て、説明し直すと、アックティブコマンド(ACT)の
実行時に、内部アクティブ信号iACTをトリガーとし
て、バンクアドレス信号iAD13、主記憶部行選択信
号iADR10が、主記憶部アドレス情報保持回路30
00に取り込まれる。この図16に示す例では、主記憶
部行選択信号iADR10が主記憶部行選択信号DXA
nとして取り込まれている。続いて、プリフェッチコマ
ンドが実行されると、内部転送信号iTSが発生され、
この信号をトリガーとしてバンクアドレス信号iAD1
3が主記憶部アドレス情報保持回路3000に取り込ま
れる。そして、ライトコマンドが実行されると、リード
ライト用副記憶部行選択信号CHS1により特定される
主記憶部アドレス情報保持回路3000内のレジスタに
保持された主記憶部行選択信号DXnとバンク選択信号
BSとが被置換アドレス判定回路2001,2002に
与えられる。
【0107】以上、この発明の一実施の形態を説明した
が、この発明は、この実施の形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態で
は、主記憶部のアドレスである主記憶部行選択信号DX
nにより各主記憶部メモリセルアレイを二つの領域11
01,1102に分割するものとしたが、これに限定さ
れることなく、さらに多くの領域に分割するものとして
もよい。これにより、1本のデータ転送バス線を共通に
する冗長用メモリセル群を用いて、さらに多くの欠陥を
救済することが可能となり、救済効率を一層改善するこ
とができる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、副記憶部のリード時またはライト時に、主記憶部の
一部のアドレス情報を参照して被置換アドレスを判定す
るようにしたので、データ転送バス線を共通にする冗長
用のメモリセル群を複数の欠陥の救済に使用することが
でき、救済効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる半導体記憶
装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1にかかる半導体記憶
装置のチップ全体レイアウトを概略的に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1にかかる主記憶部が
備えるメモリセルアレイ周辺の詳細な構成を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1にかかる主記憶部の
通常のメモリセルアレイと冗長用のメモリセルアレイと
の配置関係を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1にかかる副記憶部が
備えるメモリセルアレイおよびその周辺の構成を示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態1にかかる副記憶部の
メモリセルの構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1にかかる副記憶部の
通常のメモリセルアレイと冗長用のメモリセルアレイと
の配置関係を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1にかかる被置換アド
レス判定回路の構成例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1にかかる冗長回路に
より救済の対象とされる領域を説明するための図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態1にかかる副記憶部
に入力される信号の設定条件を説明するためのテーブル
を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1にかかる副記憶部
に入力される信号のタイミングを説明するための図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態2にかかる主記憶部
アドレス情報保持回路の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態2にかかる主記憶部
アドレス情報保持回路が備えるレジスタ回路の構成を示
すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態2にかかるレジスタ
回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態2にかかる副記憶部
に入力される信号のタイミングを説明するための図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態1にかかる主記憶部
アドレス情報保持回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
100:半導体記憶装置 101:主記憶部 102:副記憶部 110:主記憶部メモリセルアレイ 111:バンク選択回路 113:主記憶部行制御回路 114:主記憶部行デコーダ 115:主記憶部列制御回路 116:主記憶部列デコーダ 120:副記憶部メモリセルアレイ 121:副記憶部行制御回路 122:副記憶部行デコーダ 123:副記憶部列制御回路 124:副記憶部列デコーダ 150:動作制御回路 160:データ制御回路 1551,1552:データ入出力線接続回路(通常
用) 155R1,155R2:データ入出力線接続回路(冗
長用) 153:リードライトアンプ(通常用) 153R:リードライトアンプ(冗長用) 1500:データ入出力回路 2001,2002:被置換アドレス判定回路 2001A〜2001D:被置換アドレス検出部 2001E:論理和ゲート回路 3000:主記憶部アドレス情報保持回路 3100:ラッチ信号発生回路 3200,3300:ラッチ回路 3400:レジスタ回路 3410〜3415:レジスタ 3410A,3410F:スイッチ制御信号発生回路 3410B,3410C,3410G,3410E,3
410J:トランスファスイッチ 3410D:行アドレス保持回路 3410H:バンクアドレス保持回路 DMA:主記憶部メモリセルアレイ(通常用) DMAR:主記憶部メモリセルアレイ(冗長用) SMA:副記憶部メモリセルアレイ(通常用) SMAR:副記憶部メモリセルアレイ(冗長用) SELR1,SELR1:冗長列選択信号 TBL,TBL1〜TBL1024:データ転送バス線
(通常用) TBLR1,TBLR2:データ転送バス線(冗長用) SIO1,SIO2:ローカルデータ入出力線(通常
用) SIOR1,SIOR2:ローカルデータ入出力線(冗
長用) GIO:グローバルデータ入出力線(通常用) GIOR:グローバルデータ入出力線(冗長用)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶部と副記憶部とデータ転送バス線
    とを有し、前記データ転送バス線を介して前記主記憶部
    と前記副記憶部との間で双方向のデータ転送が可能なよ
    うに構成された半導体記憶装置であって、 リードまたはライトの何れかの動作時に、外部から前記
    副記憶部に指定したデータに対応づけられた前記主記憶
    部のアドレスを参照して被置換アドレスを判定し、該判
    定結果に基づき前記主記憶部に存在する欠陥を救済する
    冗長回路を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 主記憶部と副記憶部とデータ転送バス線
    とを有し、前記データ転送バス線を介して前記主記憶部
    と前記副記憶部との間で双方向のデータ転送が可能なよ
    うに構成された半導体記憶装置であって、 リードまたはライトの何れかの動作時に、外部から前記
    副記憶部に指定されるアドレスと該アドレスに対応づけ
    られた前記主記憶部のアドレスとに基づき被置換アドレ
    スを判定し、該判定結果に基づき前記主記憶部に存在す
    る欠陥を救済する冗長回路を備えたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記冗長回路は、 前記主記憶部側に設けられた主記憶部冗長メモリセルア
    レイと、 前記副記憶部側に設けられた副記憶部冗長メモリセルア
    レイと、 前記主記憶部冗長メモリセルアレイと前記副記憶部冗長
    メモリセルアレイとの間に接続され、前記主記憶部冗長
    メモリセルアレイと前記副記憶部冗長メモリセルアレイ
    との間で双方向のデータ転送を行う冗長データ転送バス
    と、 前記被置換アドレスを判定する被置換アドレス判定部
    と、を備えてなり、 前記被置換アドレス判定部での判定結果に基づき前記副
    記憶部冗長メモリセルアレイを選択することを特徴とす
    る請求項1または2の何れかに記載された半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記主記憶部のアドレスは、 前記主記憶部に設けられたメモリセル群であって前記デ
    ータ転送バス線を共通にするメモリセル群を複数のグル
    ープに分割し、該複数のグループの何れかを指定するア
    ドレスであることを特徴とする請求項1ないし3の何れ
    かに記載された半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記主記憶部のアドレスは、前記主記憶
    部の行を選択するアドレスであることを特徴とする請求
    項4に記載された半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記主記憶部のアドレスは、前記主記憶
    部のバンクを選択するアドレスであることを特徴とする
    請求項4に記載された半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記主記憶部のアドレスは、前記主記憶
    部のセグメントを選択するアドレスであることを特徴と
    する請求項4に記載された半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記主記憶部のアドレスを保持して前記
    冗長回路に供給する保持回路をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1ないし7の何れかに記載された半導体記
    憶装置。
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