JP2001220134A - 天日塩とその製造方法とその製造装置ならびに酵素入り天日塩とその製造方法 - Google Patents

天日塩とその製造方法とその製造装置ならびに酵素入り天日塩とその製造方法

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JP2001220134A JP2000034543A JP2000034543A JP2001220134A JP 2001220134 A JP2001220134 A JP 2001220134A JP 2000034543 A JP2000034543 A JP 2000034543A JP 2000034543 A JP2000034543 A JP 2000034543A JP 2001220134 A JP2001220134 A JP 2001220134A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火力を使用せず、太陽光と自然風によって乾
燥し、しかも製造に要する時間の短縮化が図られる天日
塩の製造装置を提供する。 【解決手段】 太陽光と自然風を利用して海水から塩の
結晶を得るための天日製塩の製造装置1であって、海洋
深層水が満潮時に自然に流入する貯水池2と、底面に海
藻5を敷き詰めた蒸発池4と、多数のセラミックス製遠
赤外線放射板8を敷設した結晶池7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミネラル成分の豊富な
天日塩(天然ミネラル塩)とその製造方法とその製造装
置、ならびに天日塩に酵素を添加した酵素入り天日塩と
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アトピー性皮膚炎、花粉症などの
アレルギー症状や、高血圧、糖尿病、肝臓障害、癌など
の生活習慣病に、ミネラル等の微量元素の不足が深く関
わっていることが分かってきている。このようなミネラ
ル等の微量元素が不足する理由の一つに、食材の過度の
精製がある。
【0003】ところで、現在、「食卓塩」として販売さ
れている塩は1960年頃に開発、製造されたイオン交
換膜製塩法を用いて製造されているもので、成分のほぼ
100%がNaCl(塩化ナトリウム)であり、ミネラ
ル等の微量元素はほとんど含まれていない。
【0004】一方、塩の自由化と健康ブームにより、岩
塩を加工した塩や海水を加工した塩が増えてきている。
これらの塩は、「食卓塩」に比べると多くのミネラル
(いわゆるニガリと称される)成分を含有しているが、
太陽光や自然風による天日干で濃度の高い鹹水にした
後、生産効率を高めるために釜で煮詰めるなど、一般的
に火力を使って結晶化をすることによって製造されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように海水を天日干してミネラル等を含んだ鹹水を得
ても、結晶化する際に火力を用いて加熱してしまうと、
鹹水中に含まれていた各種のミネラルやビタミン類、酵
素類等の滋養分が破壊されるおそれがある。このため、
市販の天日塩では、不足するミネラル等を補給するのに
十分であるとは言えない。
【0006】また、ミネラル等を含んだ天日塩には、ミ
ネラル等の補給や、調味料としての役割を果たすことが
できるものの、料理に用いた場合、食材や加工食品の旨
みを増加させたり、食材や加工食品の栄養成分を消化吸
収の良いものに変えたりする機能はない。
【0007】本発明は上述の点に鑑みなされたもので、
火力を使用せず、太陽光と自然風によって乾燥し、しか
も製造に要する時間の短縮化が図られる天日塩の製造方
法と製造装置およびより豊富なミネラル、ビタミン類、
酵素類等の滋養分を含む天日塩、さらには食材や加工食
品等の旨みを向上させたり、体内での栄養分の消化吸収
を促進したりする機能を併せもつ酵素入り天日塩とその
製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の天日塩の製造装置は、太陽光と自然風を利
用して海水から塩の結晶を得るための天日製塩の製造装
置であって、海洋深層水が満潮時に自然に流入する貯水
池と、底面に海藻を敷き詰めた蒸発池と、多数のセラミ
ックス製遠赤外線放射板を敷設した結晶池とを備えてい
る。
【0009】上記構成を有する製造装置によれば、水深
200〜300mより深いところを流れている、ミネラ
ルや滋養分が豊富なうえ生活排水や大気汚染の影響を受
けにくい海洋深層水を、満潮時の水位を利用して貯水池
に流入させられるので、ポンプ等で汲み上げる必要がな
く、経済的である。また、蒸発池の底面に敷き詰めた海
藻がフィルターの働きをするので、泥等の異物を除去す
ることが可能で衛生的である。さらに、結晶池に遠赤外
線を放射する多数のセラミックス板を用いているので、
太陽エネルギーをより有効に利用でき、結晶化の時間短
縮が図れるという利点がある。
【0010】また、請求項2記載の本発明に係る天日塩
製造方法は、満潮時に貯水池に海洋深層水を流入させた
のち、海洋深層水中の水分を自然蒸発させて濃度の高い
鹹水とし、次にその鹹水を海藻により濾過したのち、前
記鹹水を撹拌しながら太陽光と自然風により鹹水の水分
を蒸発させて塩分を結晶化させ、その結晶化した塩分を
ピラミッド状に集積し、10ヶ月間天日干をして乾燥、
熟成させるものである。
【0011】請求項2に係る製造方法によれば、海藻で
濾過する工程が含まれているため鹹水中の泥等の異物を
除去でき、衛生的な天日塩が得られる。また、遠赤外線
を放射するセラミックス板の上で水分の蒸発や塩の結晶
化を行うため、鹹水の内部に輻射熱が有効に作用し、水
分の蒸発および塩分の結晶化に要する時間が短縮され
る。また、天日干し等をして10ヶ月間熟成させること
により、甘味のある塩が得られる。さらに、攪拌作業に
より結晶の粒子が細かくなるため水分の蒸発が促進さ
れ、塩の結晶化に要する時間の短縮が図れる。このよう
に、本発明に係る製造方法では火力を用いた加熱を一切
行わないため、海洋深層水に含まれる豊富なミネラルや
滋養分を損なうことがなく、ミネラルや滋養分のより豊
富な天日塩を得ることができる。
【0012】請求項3に記載のように、本発明に係る天
日塩は、請求項2の天日塩製造方法により製造される。
この天日塩は、海藻により濾過されているので、泥等の
異物が除去されて衛生的であると共に、火力により加熱
されていない塩分の結晶からなるので、海洋深層水に含
まれている豊富なミネラルやビタミン類、酵素類等の滋
養分が破壊されず、主に68種類の元素が成分として含
まれている。また、10ヶ月間熟成させているので、従
来の天日塩(天然塩)より甘味がある。したがって、こ
の天日塩を料理に用いることにより食味が向上するとと
もに、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症状
や、高血圧、糖尿病、肝臓障害、癌などの生活習慣病の
改善や予防の効果が発揮される。
【0013】さらに本発明の請求項4に係る酵素入り天
日塩は、天日塩に、酵素類を含有する機能性発酵食品を
添加したものである。この酵素入り天日塩は、畜肉、魚
肉、野菜、果実等の食品素材または加工食品に使用する
ことによって、酵素類の作用により食材の栄養素が分解
され、食品の旨みが向上するとともに、栄養分の体内へ
の消化吸収が速やかに行われる。また、本発明の天日塩
は従来の各種製塩法による塩に比べてミネラルや、ビタ
ミン類、酵素類等の滋養分がより豊富であるため、現代
の食生活に不足しがちなミネラル等の微量元素を含む主
に68種類もの元素を摂取でき、健康に良いという効果
も同時に発揮される。
【0014】請求項5に記載のように、本発明に係る酵
素入り天日塩に使用する酵素類には、アミラーゼ(澱粉
分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク分解酵素)、リパ
ーゼ(脂質分解酵素)、SOD(スーパーオキシドジス
ムターゼ)等が含まれていることが好ましい。アミラー
ゼは生澱粉をα化するので、体内での消化吸収を助け、
またプロテアーゼはタンパク質をアミノ酸に分解するの
で、食品の旨みが増すうえ、体内での消化吸収を促進す
る。さらにリパーゼは、脂質を脂肪酸に変えて体内での
消化吸収を促進する。さらにまた、SODの働きによ
り、健康に害を及ぼす体内の超酸素(スーパーオキシ
ド)を分解し、無害化する作用がある。これらの作用に
加えて、天日塩に豊富に含まれているミネラル等によ
り、現代の食生活で不足しがちな微量元素の補給も十分
に達成できる。
【0015】上記した本発明に係る酵素入り天日塩の製
造方法は、請求項6に記載のように、天日塩に、酵素類
を含有する機能性発酵食品を5%重量加えて20〜30
分間ミキサーで混合するものである。本製造方法によれ
ば、製造工程が単純で製造コストを低く抑えられるほ
か、ミキサーで充分時間をかけて混合するために、天日
塩に酵素類が均一に混ざり合う。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る天日塩製造装
置、天日塩製造方法、およびその方法で製造された天日
塩と、天日塩に酵素を添加した酵素入り天日塩とその製
造方法について実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の実施例に係る天日塩製造装
置の概要図である。同図に示すように、本例の天日塩製
造装置(設備)1は、水深200〜300m以下の海域
に延設された導水管3を通じて、海洋深層水が満潮時に
自然に流入する貯水池2と、排水口6を設けた底面に海
藻5を敷き詰めた蒸発池4と、108枚のセラミックス
製遠赤外線放射板8を敷設した結晶池7とから構成され
ている。
【0018】そして、本例の天日塩製造方法は、上記天
日塩製造装置1を用いて行うもので、まず、満潮時の海
面の上昇(水位差)を利用して海洋深層水を、導水管3
によって貯水池2に自然流入させる。次に、貯水池2内
に貯留した海水を蒸発池4に送水し、そこで太陽光と自
然風を利用して海水中の水分を蒸発させ、濃度の高い鹹
水にする。海水の送給は水位差を利用して行ったり、ポ
ンプ(図示せず)を用いたりして行う。
【0019】蒸発池4の底面には海藻5を敷き詰めてお
き、また底面の最低位置に排水口6を開口しておく。こ
の構成により。蒸発池4内の鹹水を排水口6を開口して
排出することにより敷き詰められた海藻5によって濾過
され、海水中に含まれている泥等の異物が除去される。
こうして排水口6から鹹水を排出しながら、結晶池7へ
給水管(図示せず)により送水する。結晶池7には、多
数のセラミックス製遠赤外線放射板8を敷設しているの
で、直接に太陽光と自然風が作用するだけでなく、太陽
光が遠赤外線放射板8に作用することによって遠赤外線
が放射されて鹹水の内部にまで輻射熱が及ぶので、鹹水
が効率よく加熱され、水分が蒸発する。また、塩の結晶
ができる過程で、結晶池7の中を攪拌すると、結晶の粒
子が細かくなるので、水分の蒸発をさらに速やかに行う
ことができる。
【0020】このようにして塩の結晶が得られた後、そ
の結晶を集めて結晶池7の中でピラミッド状に集積し、
そのまま10ヶ月間、太陽光と自然風を利用して乾燥し
ながら熟成させる。ただし、風雨が直接に当たらないよ
うに、例えば、適量ずつ小分けしビニール袋等に詰めて
密封しなければならない。この場合も、セラミックス製
遠赤外線放射板8の作用でピラミッド型に積み上げられ
た結晶は、その内部も輻射熱により加熱されるため、乾
燥および熟成が有効に行われる。このように、本例の製
塩法では、塩の結晶化の際に火力等による加熱を一切行
わないため、海洋深層水に含有されているミネラル類や
滋養分、微量元素等が破壊されない。
【0021】このように、本例の天日塩製造方法で得ら
れた天日塩は火力を用いて加熱していないため、海洋深
層水に豊富に含まれている、Na(ナトリウム)、Cl
(塩素)、Mg(マグネシウム)、S(イオウ)、K
(カリウム)、Ca(カルシウム)、Br(臭素)など
主に68種類の元素が破壊されずに残存する。したがっ
て、本例の天日塩を食品に添加するなどして従来の塩に
代えて使用すると、現代の食生活に不足しがちな各種ミ
ネラル類、各種ビタミン類、酵素類等の滋養分や微量元
素を補給することができ、アトピー性皮膚炎、花粉症な
どのアレルギー症状や、高血圧、糖尿病、肝臓障害、癌
などの生活習慣病の改善や予防に効果がある。また、結
晶化した後もさらに10ヶ月間、太陽光と自然風を利用
して乾燥、熟成を行っているため、従来の塩に比べて甘
味(旨み)があり、味を向上するので、食欲を増進させ
る。
【0022】次に、本例の酵素入り天日塩について説明
する。この酵素入り天日塩は、天日塩と、パパイヤを発
酵させたものを主原料とする機能性発酵食品とを重量比
で5%加え、これらをミキサーにて20〜30分間攪
拌、混合し、均一な酵素入り天日塩にしたものである。
この機能性発酵食品には、アミラーゼ、プロテアーゼ、
リパーゼが含まれており、それらの酵素としての働きに
より、澱粉をα化し、タンパク質をアミノ酸に分解し、
脂質を脂肪酸に分解する。したがって、本例の酵素入り
天日塩を通常の調味料として用いると、天日塩に含まれ
るミネラルをはじめとする主に68種類もの元素を補給
できる上、各種栄養素が体内で消化吸収されやすくな
る。
【0023】また、本発明に係る酵素入り天日塩の他の
実施例として、天日塩に混合する機能性発酵食品に、ア
ミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼの他にさらにSOD
(スーパーオキシドジスムターゼ)を含有しているもの
を使用することができる。SODは体内で健康に悪影響
を及ぼす超酸素(スーパーオキシド)を分解、無害化す
る酵素である。したがって、本例の酵素入り天日塩を畜
肉、魚肉、野菜、果実等の食品素材または加工食品に使
用することで、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼの
酵素としての働きによる効果に加え、SODの作用によ
り体内の超酸素も除去できるので健康に良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明に係る天日塩およびその製造方法等には、次のよ
うな優れた効果がある。
【0025】(1) 本発明による天日塩製造装置は、海洋
深層水が満潮時に自然に流入する貯水池と、底面に海藻
を敷き詰めた蒸発池と、複数枚のセラミックス製遠赤外
線放射板を敷き詰めた結晶池とを有することで、太陽の
光と熱、および風による乾燥のみで塩の結晶を得ること
ができる。つまり、火力を一切使用しないため、海洋深
層水に含まれるミネラルやビタミン類、酵素類等の滋養
分が加熱により破壊されることがない。また、海藻によ
り泥等の異物を除去できて衛生的である。さらに、セラ
ミックス製遠赤外線放射板により輻射熱を利用でき、結
晶化に要する時間の短縮を図ることができ、経済的であ
る。
【0026】(2) 本発明による天日塩製造方法は、上記
構成により、海洋深層水を汲み上げる必要がなく経済的
であるとともに、濾過により異物が除去されて衛生的で
あり、しかも海洋深層水に含まれているミネラルやビタ
ミン類、酵素類等の滋養分がそのまま残されているう
え、熟成により甘味のある天日塩が比較的短時間に製造
できる。
【0027】(3) 本発明による天日塩は、上述の製法で
製造されているため、従来の塩の代わりにこの天日塩を
使用することにより、現代の食生活で不足しがちなミネ
ラルやビタミン類、酵素類等の滋養分を補給でき、アト
ピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー、糖尿病、癌な
どの生活習慣病の改善や予防に効果がある。
【0028】(4) 本発明による酵素入り天日塩は、ミネ
ラルやビタミン類、酵素類等の滋養分がより豊富な天日
塩と、酵素類を含有する機能性発酵食品とから成るた
め、これを料理に利用すると天日塩によりミネラル等を
補給できるという効果に加えて、酵素の作用により食材
や加工食品の旨みを増加させたり、栄養素を分解して消
化吸収を促進する等の効果が同時に得られ、便利でしか
も健康に良い。
【0029】また、本発明による別の酵素入り天日塩
は、アミラーゼ(澱粉分解酵素)、プロテアーゼ(タン
パク分解酵素)、リパーゼ(脂質分解酵素)、SOD
(スーパーオキシドジスムターゼ)等を含むため、上記
効果に加えて、健康に害を及ぼす体内の超酸素(スーパ
ーオキシド)を分解、無害化するので、調味料としてさ
らに健康に良い効果をもたらす。
【0030】(5) 本発明による酵素入り天日塩の製造方
法は、天日塩に、酵素類を含有する機能性発酵食品を重
量比で5%加えて20〜30分間ミキサーで混合するた
め、製造が容易で、しかも天日塩と酵素類が均一に混ざ
り合っているので、天日塩による上記効果と、酵素類に
よる上記効果とが確実にしかも同時に得られる調味料と
して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は本発明の天日塩製造装置
の実施例に係る各設備を順に示す概要斜視図である。
【符号の説明】
1 天日塩製造装置 2 貯水池 3 導水管 4 蒸発池 5 海藻 6 排水口 7 結晶池 8 セラミックス製遠赤外線放射板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光と自然風を利用して海水から塩の
    結晶を得るための天日製塩の製造装置であって、 海洋深層水が満潮時に自然に流入する貯水池と、底面に
    海藻を敷き詰めた蒸発池と、多数のセラミックス製遠赤
    外線放射板を敷設した結晶池とを備えたことを特徴とす
    る天日塩の製造装置。
  2. 【請求項2】 満潮時に貯水池に海洋深層水を流入させ
    たのち、海洋深層水中の水分を自然蒸発させて濃度の高
    い鹹水とし、次にその鹹水を海藻により濾過したのち、
    前記鹹水を撹拌しながら太陽光と自然風により鹹水の水
    分を蒸発させて塩分を結晶化させ、その結晶化した塩分
    をピラミッド状に集積し、10ヶ月間天日干をして乾
    燥、熟成させることを特徴とする天日塩の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の天日塩製造方法により製造さ
    れたことを特徴とする天日塩。
  4. 【請求項4】 前記天日塩に、酵素類を含有する機能性
    発酵食品を添加したことを特徴とする酵素入り天日塩。
  5. 【請求項5】 前記酵素類に、アミラーゼ、プロテアー
    ゼ、リパーゼ、SOD(スーパーオキシドジスムター
    ゼ)が含まれていることを特徴とする請求項4記載の酵
    素入り天日塩。
  6. 【請求項6】 前記天日塩に、前記機能性発酵食品を5
    %重量加えて20〜30分間ミキサーで混合することを
    特徴とする請求項4又は5記載の酵素入り天日塩の製造
    方法。
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