JP2001217596A - チップ実装装置におけるアライメント方法 - Google Patents

チップ実装装置におけるアライメント方法

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JP2001217596A
JP2001217596A JP2000069007A JP2000069007A JP2001217596A JP 2001217596 A JP2001217596 A JP 2001217596A JP 2000069007 A JP2000069007 A JP 2000069007A JP 2000069007 A JP2000069007 A JP 2000069007A JP 2001217596 A JP2001217596 A JP 2001217596A
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rotation
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holding stage
control
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Akira Yamauchi
朗 山内
Yoshiyuki Arai
義之 新井
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Toray Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ実装装置におけるアライメントの繰り
返し回数を減らすことができてタクトタイムの短縮化を
図りながら高精度にアライメントすることができるよう
にすること。 【解決手段】 ヘッド1が保持しているチップ12に設
けられている認識マーク11と基板保持ステージ2が支
持している基板5に設けられている認識マーク6とを二
視野の認識手段3で認識し、両認識マーク6,11の位
置ずれ量を補正して目標精度範囲内にせしめるように可
動テーブル4の平行移動制御及び回転制御を行うに際
し、回転方法誤差を設定範囲内にせしめるように、先
ず、回転制御を行い、そして、それの完了後において平
行移動制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にチップを実
装するチップ実装装置におけるアライメント方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のように、チップ実装は、ヘ
ッドが保持しているチップと、その下方に配されている
基板保持ステージに支持されている基板の実装位置とを
精密に位置決めせしめた状態においてヘッドを降下させ
て実装する。
【0003】その為、かかる実装に先立って、基板保持
ステージをアライメント実行位置へ移動せしめた状態、
すなわち、チップと基板とを粗位置決めした状態におい
て、例えば、チップ及び基板に設けられている所定の認
識マークを二視野の認識手段で認識し、両認識マークの
位置ずれ量を目標精度範囲内にせしめるように基板保持
ステージを所定に駆動制御することによってチップと基
板との精密位置合わせを行っている。
【0004】なお、その際、そのように粗位置決めした
状態においては、両認識マークの位置ずれ量が大きいの
で、1回のアライメントでは、かかる位置ずれ量を目標
精度範囲内にせしめることが困難である。
【0005】そこで、複数回のアライメントが余儀なく
されていると共にその際、基板保持ステージが装着され
ている可動テーブル、或いは、ヘッドが装着されている
可動テーブル、又は、両可動テーブルを駆動し、X軸方
向、Y軸方向又はXY両軸方向へ移動(以下、単に平行
移動という。)させると共に所定角度に回転させてアラ
イメント、すなわち、平行移動と回転とを同時、交互又
はランダム(以下、単に、並行的という。)に行ってア
ライメントしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の平行移
動と回転とを並行的に行うアライメントによると、前回
のアライメントによって平行移動誤差が設定範囲内にな
っていても、次に回転制御を実施すると、回転軸心の振
れ(θ軸心の振れ)が発生する為に、前記の平行移動誤
差が、再び目標精度範囲を外れてしまい、軸心の振れ誤
差以下の精度を出すことができないという欠点を有して
いた。また、目標精度を達成すべくアライメントを繰り
返す回数が漸増する為に、タクトタイムが長くなるとい
った欠点を有した。
【0007】本発明は、このような欠点に鑑み、それを
解消すべく鋭意検討の結果、先ず、回転誤差を設定範囲
内にする制御を完了させた後に、回転制御を行わずに平
行移動制御のみを行うことにより、位置合わせ精度の低
下が招来しないことを見出し、この点に基づいてなし得
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
チップ実装装置におけるアライメント方法の一つは、請
求項1に記載するように、ヘッドが保持しているチップ
に設けられた認識マークと前記ヘッドの下方に配されて
いる基板保持ステージが支持している基板に設けられた
認識マークとを認識手段で認識し、かつ、両認識マーク
の位置ずれ量を補正して目標精度範囲内にせしめるよう
に、前記ヘッド及び前記基板保持ステージの内のどちら
か一方のみの平行移動制御及び回転制御を行うことがで
きるように構成されたチップ実装装置におけるアライメ
ント方法において、回転方向誤差を設定範囲内にせしめ
るように、先ず、前記回転制御を行い、次いで、それの
完了後、前記平行移動制御を行うことを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明に係るチップ実装装置におけ
るアライメント方法の他の一つは、請求項2に記載する
ように、ヘッドが保持しているチップに設けられた認識
マークと前記ヘッドの下方に配されている基板保持ステ
ージが支持している基板に設けられた認識マークとを認
識手段で認識し、かつ、両認識マークの位置ずれ量を補
正して目標精度範囲内にせしめるように、前記ヘッド及
び前記基板保持ステージの両方の平行移動制御及び回転
制御を行うことができるように構成されたチップ実装装
置におけるアライメント方法において、回転方向誤差を
設定範囲内にせしめるように、先ず、前記回転制御を行
い、次いで、それの完了後、前記平行移動制御を行うこ
とを特徴とするものである。
【0010】このように、請求項1に記載するアライメ
ント方法は、ヘッドの平行移動制御及び回転制御を行え
るように構成されているが基板保持ステージのそれが困
難なチップ実装装置、又はこれと反対に、基板保持ステ
ージの平行移動制御及び回転制御を行えるように構成さ
れているがヘッドのそれが困難なチップ実装装置におい
て、回転方向誤差を設定範囲内にせしめるように、先
ず、前記回転制御を行い、次いで、それの完了後、前記
平行移動制御を行ってアライメントするものである。
【0011】それに対し、請求項2に記載するアライメ
ント方法は、ヘッド及び基板保持ステージの両方の平行
移動制御及び回転制御を行えるように構成されたチップ
実装装置において、回転方向誤差を設定範囲内にせしめ
るように、先ず、前記回転制御を行い、次いで、それの
完了後、前記平行移動制御を行ってアライメントするも
のである。
【0012】なお、これにおいては、ヘッドの回転制御
及び平行移動制御と基板保持ステージの回転制御及び平
行移動制御とを行ってアライメントしたり、また、請求
項3に記載するように、ヘッド及び基板保持ステージの
両方の回転制御を行うと共にヘッド及び基板保持ステー
ジの内のどちらか一方の平行移動制御を行ってアライメ
ントしたり、また、請求項4に記載するように、ヘッド
及び基板保持ステージの内のどちらか一方の回転制御を
行うと共にヘッド及び基板保持ステージの両方の平行移
動制御を行ってアライメントしたり、また、請求項5に
記載するように、ヘッド及び基板保持ステージの内のど
ちらか一方のみの回転制御及び平行移動制御を行ってア
ライメントしたり、また、請求項6に記載するように、
ヘッド及び基板保持ステージの内のどちらか一方(例え
ば、ヘッド)の回転制御を行うと共にヘッド及び基板保
持ステージの他方(例えば、基板保持ステージ)の平行
移動制御を行ってアライメントすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、チップ実装装置が
示されているが、この実装装置は、上方のヘッド1と下
方の基板保持ステージ2間へ移動し得る二視野の認識手
段3を備え、かつ、基板保持ステージ2は、平行移動制
御及び/又は回転制御が可能な可動テーブル4(以下、
この可動テーブルをステージ側の可動テーブルとい
う。)に装着されている。
【0014】なお、ステージ側の可動テーブル4は、平
行移動テーブル4bと、この平行移動テーブル4b上に
装着された回転テーブル4aとで構成され、そして、か
かる回転テーブル4a上に基板保持ステージ2が装着さ
れている。
【0015】その為、基板保持ステージ2は、可動テー
ブル4の駆動制御によって水平面内において平行移動さ
れ得ると共に所定角度(θ)に回転され得る。また、基
板保持ステージ2の所定位置に、一対の認識マーク6が
設けられた基板5が真空吸着せしめられて支持されてい
る。
【0016】一方、ヘッド1は、昇降テーブル8に装着
されているが、この昇降テーブル8は、上部フレーム7
に装着されているサーボモータ13の駆動制御によっ
て、上部フレーム7に装着されている一対のレール14
で案内されてZ軸方向(垂直方向)へ移動(上下動)し
得るように装着されている。
【0017】また、上部フレーム7の上端は、図示され
ていない上方の装置フレームに装着されている平行移動
制御及び/又は回転制御が可能な可動テーブル(以下、
この可動テーブルをヘッド側の可動テーブルという。)
に装着されている。
【0018】なお、図示されていないヘッド側の可動テ
ーブルは、上述のステージ側の可動テーブル4と同様
に、平行移動テーブルと回転テーブルとで構成され、か
つ、上側に位置されている平行移動テーブルが上記装置
フレームに装着されていると共に下側に位置されている
回転テーブルに上部フレーム7の上端が装着されてい
る。
【0019】また、ヘッド1は、昇降テーブル8に装着
されたブロック9と、これの下端に装着されたツール1
0とで構成され、そして、ツール10は、ヒータ(図示
されていない)を内蔵していると共に、図2において示
されているように、一対の認識マーク11が設けられて
いるチップ12を真空吸着保持している。
【0020】なお、基板5に設けられている一対の認識
マーク6同士のピッチと、チップ11のそれとは、同一
ピッチ(L)に設けられていると共に、これらの認識マ
ーク6又は11のピッチ(L)は、二視野の認識手段3
の各視野内に収まる大きさに設けられている。
【0021】また、二視野の認識手段3は、平行移動制
御及び/又は昇降制御が可能な可動テーブル15の平行
移動テーブル15aに装着されている。なお、この可動
テーブル15は、図示されていない昇降テーブルに平行
移動テーブル15aを装着して構成されている。
【0022】その為、二視野の認識手段3は、可動テー
ブル15の駆動制御によって、退避位置からヘッド1の
下方位置へ移動され得ると共に反対にそこから前記退避
位置へ移動され得る。その際、二視野の認識手段3の高
さは、可動テーブル15の昇降制御によって所定に調整
される。
【0023】よって、この実装装置によると、ヘッド1
が吸着保持しているチップ12に設けられている一対の
認識マーク11と基板保持ステージ2が吸着保持してい
る基板5に設けられている一対の認識マーク6とを二視
野の認識手段3で認識して次のようにしてアライメント
することができる。
【0024】先ず、可動テーブル15が駆動されて二視
野の認識手段3が退避位置からヘッド1と基板保持ステ
ージ2との間に移動され、そして、二視野の認識手段3
で両認識マーク6,11を認識(撮像)しようと試み
る。
【0025】その際、上下の全ての認識マーク6,11
を認識することが困難な位置にヘッド1及び基板保持ス
テージ2が移動されている場合には、図示されていない
ヘッド側の可動テーブル及び/又はステージ側の可動テ
ーブル4の平行移動制御及び/又は回転制御を行ってア
ライメント実行位置、すなわち、二視野の認識手段3の
視野範囲内に上下の全ての認識マーク6,11を位置せ
しめる。
【0026】なお、二視野の認識手段3による認識マー
ク6,11の認識は、全ての認識マーク6,11の同時
認識、又は基板5に設けられている一対の認識マーク6
の認識とチップ12に設けられている一対の認識マーク
11の認識とを別個に行う個別認識のいずれであっても
よく、かつ、この状態においては、ヘッド1が吸着保持
しているチップ12に対して基板保持ステージ2上の基
板5は、粗位置決めせしめられたのにすぎない。
【0027】そして、引き続いて、認識された両認識マ
ーク6,11同士の位置ずれ量に基づいて、それを補正
して可能な限り目標精度範囲に近づけるようにステージ
側の可動テーブル4の駆動制御が行われる。
【0028】このように、可能な限り目標範囲に近づけ
るように駆動制御しているのは、両認識マーク6,11
同士の位置ずれ量が大きい為に、1回のアライメントで
は、目標精度範囲内にせしめるのが困難であるからであ
る。なお、この最初のアライメントにおいては、水平移
動制御と回転制御とが並行的に行われる。
【0029】更に引き続いて、上述と同様の工程を経て
2回目のアライメントが行われるが、このアライメント
によっても、両認識マーク6,11の位置ずれ量を目標
精度範囲内にせしめることができない場合においては、
更に、次のアライメントを次々と行う。その際、前回の
アライメントにおける回転誤差が設定範囲内のときに
は、回転制御を行わずに平行移動制御のみを行う。
【0030】つまり、回転制御を行うと、回転軸心の振
れにより精度が出ないということであるが、かかる回転
誤差の設定範囲は、例えば、可動テーブル4に関し、平
行移動テーブル4bの繰り返し精度が±1μm、回転テ
ーブル4aの分解能が1/3600度、回転軸心の振れ
誤差が5μmであると共に認識マーク6,11のピッチ
Lが10mmで、かつ、目標精度を±2.5μmとする
と、目標精度±2.5μmから平行移動テーブルの繰り
返し精度±1μmを減算の±1.5μm以内、すなわ
ち、認識マークのピッチLが10mmで、ずれが1.5
μmの時の角度(θ)以内であるときには、回転制御が
完了したと見なして平行移動制御のみを行うようにすれ
ばよい。
【0031】よって、ステージ側の可動テーブル4の回
転軸心の振れ誤差(θ軸心の振れ誤差)の影響を受けず
にアライメントすることができるから、アライメントの
繰り返し回数を減らすことができてタクトタイムの短縮
化を図ることができると共に高精度にアライメントする
ことができる。
【0032】なお、上述のようにアライメント後、目標
精度範囲に入っておれば、二視野の認識手段3は、認識
マーク6,11を認識する位置から退避位置へ移動され
る。
【0033】以上、基板保持ステージ2のみの回転制御
及び平行移動制御を行ってアライメントする例について
述べたが、これのみに限定されない。すなわち、それに
代えて、ヘッド1のみの回転制御及び平行移動制御を行
って同様にアライメントしてもよい。
【0034】また、ヘッド1及び基板保持ステージ2の
内のどちらか一方(例えば、ヘッド1)の回転制御を行
うと共にヘッド1及び基板保持ステージ2の内の他方
(例えば、基板保持ステージ2)の平行移動制御を行っ
て同様にアライメントしてもよい。
【0035】また、ヘッド1及基板保持ステージ2の両
方の回転制御及び平行移動制御を行って同様にアライメ
ントしてもよい。
【0036】また、ヘッド1及基板保持ステージ2の両
方の回転制御を行うと共にヘッド1及び基板保持ステー
ジ2の内のどちらか一方の平行移動制御を行って同様に
アライメントしてもよい。
【0037】また、ヘッド1及び基板保持ステージ2の
内のどちらか一方の回転制御を行うと共にヘッド1及び
基板保持ステージ2の両方の平行移動制御を行って同様
にアライメントしてもよい。
【0038】このように、各種態様にアライメントする
ことができる。これは、上述のチップ実装装置が、ヘッ
ド1及び基板保持ステージ2の両方の平行移動制御及び
回転制御を行えるように構成されているからである。
【0039】すなわち、上述のように、ヘッド1を、平
行移動制御及び/又は回転制御が可能な可動テーブル
(ヘッド側の可動テーブル)に装着していると共に基板
保持ステージ2を、平行移動制御及び/又は回転制御が
可能な可動テーブル(ステージ側の可動テーブル4)に
装着しているからである。
【0040】しかし、本発明においては、チップ実装装
置は、そのように構成されたものに限定されず、ヘッド
1及び基板保持ステージ2の内のどちらか一方のみの平
行移動制御及び回転制御を行うことができるように構成
されたものであってもよい。
【0041】例えば、ヘッド1を、平行移動制御及び/
又は回転制御が可能なヘッド側の可動テーブルに装着し
ているが基板保持ステージ2をそのように装着していな
い(固定している)もの、或いは、基板保持ステージ2
を、平行移動制御及び/又は回転制御が可能なステージ
側の可動テーブルに装着しているがヘッド1をそのよう
に装着していない(昇降のみ可能に装着している)もの
であってもよい。
【0042】このようなチップ実装装置においても、回
転方向誤差を設定範囲内にせしめるように、先ず、回転
制御を行い、次いで、それの完了後、平行移動制御を行
ってアライメントすることができ、従って、アライメン
トの繰り返し回数を減らすことができてタクトタイムの
短縮化を図ることができると共に高精度にアライメント
することができる効果を奏し得るアライメント方法を得
ることができる。
【0043】なお、本発明において、チップ実装装置と
は、チップを搭載するマウント装置やチップを接合する
ボンディング装置等のことであって、加熱式、非加熱
式、加圧式、非加圧式のいずれも包含する広い概念の装
置をいう。
【0044】また、チップとは、半導体チップ、ICチ
ップ、光素子、ウエハ等、その種類や大きさ等に関係な
く、基板に対して搭載又は接合させようとする実装対象
物をいう。
【0045】また、基板とは、例えば、樹脂基板、ガラ
ス基板、フィルム基板等のことであって、上記チップが
搭載又は接合せしめられる方の対象物をいう。
【0046】また、二視野の認識手段とは、2本の光軸
を有するものであって、例えば、CCDカメラ、赤外線
カメラ、X線カメラ、センサ等、認識マークを認識(又
は撮像)し得るもであればいかなるものであってもよ
い。
【0047】また、ヘッドは、ヒータを備えているもの
若しくはそれを備えていないもののいずれであってもよ
く、かつ、チップ及び/または基板の保持についても、
真空吸着以外の他の手段による保持であってもよい。
【0048】また、チップ及び基板に設けられる認識マ
ークについても、例えば、孔、溝、印刷マーク等、その
種類、大きさや、キャリブレーション、アライメメント
等の特定の目的の為のマークだけでなく、認識マークと
して好適であればいかなる形態のものであってもよい。
なお、対になったものだけでなく、それと異なる形態、
例えば、単数に設けたり或るいは2個以上に設けたりし
てもよい。
【0049】また、基板に設けられている認識マーク6
及びチップに設けられている認識マーク11を認識する
認識手段は、一体の形態に設けられた二視野の認識手段
3に限定されず、上光軸、下光軸各々が自在に動作でき
るように互いに独立した形態(二つのユニットに分けら
れた形態)に設けられたものであってもよく、かつ、こ
れらについても、例えば、CCDカメラ、赤外線カメ
ラ、X線カメラ、センサ等、認識マークを認識(又は撮
像)し得るもであればいかなるものであってもよい。
【0050】また、基板保持ステージの移動手段である
可動テーブルについても、回転テーブルが最上段に設置
されていない、すなわち、平行移動テーブルの下に設置
されているものであってもよいが、一般には、最上段に
設置したものが用いられる。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明によると、チップ
実装装置におけるアライメントに関し、アライメントの
繰り返し回数を減らすことができてタクトタイムの短縮
化を図ることができると共に高精度にアライメントする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ヘッドが保持しているチップに設けら
れている認識マークと基板保持ステージに支持されてい
る基板に設けられている認識マークとを二視野の認識手
段で認識している姿を示す斜視図である。
【図2】図2は、ヘッドのツール部の拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:ヘッド 2:基板保持ステージ 3:二視野の認識手段 4:可動テーブル 4a:回転テーブル 4b:平行移動テーブル 5:基板 6:基板に設けられた認識マーク 11:チップに設けられた認識マーク 12:チップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドが保持しているチップに設けられ
    た認識マークと前記ヘッドの下方に配されている基板保
    持ステージが支持している基板に設けられた認識マーク
    とを認識手段で認識し、かつ、両認識マークの位置ずれ
    量を補正して目標精度範囲内にせしめるように、前記ヘ
    ッド及び前記基板保持ステージの内のどちらか一方のみ
    の平行移動制御及び回転制御を行うことができるように
    構成されたチップ実装装置におけるアライメント方法に
    おいて、回転方向誤差を設定範囲内にせしめるように、
    先ず、前記回転制御を行い、次いで、それの完了後、前
    記平行移動制御を行うことを特徴とするチップ実装装置
    におけるアライメント方法。
  2. 【請求項2】 ヘッドが保持しているチップに設けられ
    た認識マークと前記ヘッドの下方に配されている基板保
    持ステージが支持している基板に設けられた認識マーク
    とを認識手段で認識し、かつ、両認識マークの位置ずれ
    量を補正して目標精度範囲内にせしめるように、前記ヘ
    ッド及び前記基板保持ステージの両方の平行移動制御及
    び回転制御を行うことができるように構成されたチップ
    実装装置におけるアライメント方法において、回転方向
    誤差を設定範囲内にせしめるように、先ず、前記回転制
    御を行い、次いで、それの完了後、前記平行移動制御を
    行うことを特徴とするチップ実装装置におけるアライメ
    ント方法。
  3. 【請求項3】 回転方向誤差を設定範囲内にせしめるよ
    うに、先ず、ヘッド及び基板保持ステージの両方の回転
    制御を行い、次いで、それの完了後、ヘッド及び基板保
    持ステージの内のどちらか一方の平行移動制御を行うこ
    とを特徴とする請求項2に記載のチップ実装装置におけ
    るアライメント方法。
  4. 【請求項4】 回転方向誤差を設定範囲内にせしめるよ
    うに、先ず、ヘッド及び基板保持ステージの内のどちら
    か一方の回転制御を行い、次いで、それの完了後、ヘッ
    ド及び基板保持ステージの両方の平行移動制御を行うこ
    とを特徴とする請求項2に記載のチップ実装装置におけ
    るアライメント方法。
  5. 【請求項5】 回転方向誤差を設定範囲内にせしめるよ
    うに、先ず、ヘッド及び基板保持ステージの内のどちら
    か一方の回転制御を行い、次いで、それの完了後、前記
    一方の平行移動制御を行うことを特徴とする請求項2に
    記載のチップ実装装置におけるアライメント方法。
  6. 【請求項6】 回転方向誤差を設定範囲内にせしめるよ
    うに、先ず、ヘッド及び基板保持ステージの内のどちら
    か一方の回転制御を行い、次いで、それの完了後、ヘッ
    ド及び基板保持ステージの内の他方の平行移動制御を行
    うことを特徴とする請求項2に記載のチップ実装装置に
    おけるアライメント方法。
  7. 【請求項7】 認識手段が二視野の認識手段であること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のチッ
    プ実装装置におけるアライメント方法。
  8. 【請求項8】 ヘッドがヒータを備えているものである
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の
    チップ実装装置におけるアライメント方法。
  9. 【請求項9】 ヘッドがチップを真空吸着保持し得るも
    のであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つ
    に記載のチップ実装装置におけるアライメント方法。
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