JP2001200735A - 作業機のスロットル調整装置 - Google Patents

作業機のスロットル調整装置

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JP2001200735A
JP2001200735A JP2000009518A JP2000009518A JP2001200735A JP 2001200735 A JP2001200735 A JP 2001200735A JP 2000009518 A JP2000009518 A JP 2000009518A JP 2000009518 A JP2000009518 A JP 2000009518A JP 2001200735 A JP2001200735 A JP 2001200735A
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lever
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valve
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JP2000009518A
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Takashi Ikeda
貴志 池田
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Honda Motor Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K23/00Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips
    • B62K23/02Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips hand actuated
    • B62K23/06Levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/02Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling being chokes for enriching fuel-air mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 スロットルケーブル32の一端にスロッ
トルバルブ87、チョークバルブ及び燃料コック101
を各々機械的に連結し、スロットルケーブル32でスロ
ットルバルブ87、チョークバルブ及び燃料コック10
1を順次操作することのできる管理機10のスロットル
調整装置15であって、ハンドル14のグリップ中心軸
GCに直交する面上で回転させる回転式スロットルレバ
ー33に、スロットルケーブル32の他端を結合するこ
とで、スロットルバルブ87、チョークバルブ及び燃料
コック101を一括してスロットルレバー33で操作で
きるようにした。 【効果】 スロットルバルブ、チョークバルブ及び燃料
コックを一括してスロットルレバーで操作することがで
き、1個のスロットルレバーで複数の操作を簡単に行う
ことができて、作業機の操作性を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1個のレバーで複数
の操作を行うのに好適な作業機のスロットル調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに設けたキャブレタのスロット
ル開度を調整するために、車両等のハンドルに取付けた
スロットル調整装置としては、例えば、実開昭60−1
70290号公報「原動機付自転車の操作装置」に記載
されたものが知られている。
【0003】即ち、同公報の第2図に示される通り、ハ
ンドルパイプ503の端部にグリップ501を取付け、
このグリップ501に隣接させて、且つハンドルパイプ
503の軸線に対して垂直な面上にスロットルレバー1
2を回転可能に取付け、このスロットルレバー12の回
転によってスロットルコントロールケーブル13を介し
て気化器のスロットルシャフトを作動させ、また、スロ
ットルコントロールケーブル13と同様に、ハンドルパ
イプ503の軸線に対して垂直な面上に、エンジンで自
転車の後輪を駆動するための切換レバー14を回転可能
に取付けた操作装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の技術では、
ハンドルパイプ503に2本のレバーであるスロットル
レバー12及び切換レバー14を設けたことで、操作が
煩雑になるとともに、各レバー12,14が隣接して配
置されているため、場合によっては各レバー12,14
を誤操作することが考えられる。
【0005】また、グリップ501に近い側にスロット
ルレバー12を配置し、グリップ501から遠い側に切
換レバー14を配置したことで、切換レバー14を回転
させるときに、スロットルレバー12が操作の邪魔にな
る。以上のことから、1個のレバーで各操作を行えるよ
うにすることが切に望まれている。
【0006】そこで、本発明の目的は、1個のレバーで
複数の操作が簡単に行える作業機のスロットル調整装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、作業機のハンドルに沿わせたスロットル
ワイヤの一端にスロットルバルブ、チョークバルブ及び
燃料コックを各々機械的に連結し、前記スロットルワイ
ヤでスロットルバルブ、チョークバルブ及び燃料コック
を順次開閉することのできる作業機のスロットル調整装
置であって、ハンドルのグリップ中心軸に直交する面上
で回転させる回転式スロットルレバーに、前記スロット
ルワイヤの他端を結合することで、スロットルバルブ、
チョークバルブ及び燃料コックを一括してスロットルレ
バーで操作できるようにしたことを特徴とする。
【0008】スロットルワイヤの一端にスロットルバル
ブ、チョークバルブ及び燃料コックを各々機械的に連結
し、回転式スロットルレバーにスロットルワイヤの他端
を結合することにより、スロットルバルブ、チョークバ
ルブ及び燃料コックを一括してスロットルレバーで操作
する。これにより、1個のスロットルレバーで複数の操
作を簡単に行うことができ、作業機の操作性を向上させ
ることができる。
【0009】請求項2は、スロットルレバーの回転範囲
のうち、スロットル開度が最小になる位置近傍を燃料コ
ックが開く又は閉じる位置にし、この位置からスロット
ル開度が大となる回転方向にチョークバルブが閉じる又
は開く位置を設けたことを特徴とする。
【0010】回転式スロットルレバーの操作角度を変え
ることにより、スロットル開度の調整に加えて、燃料コ
ックの開閉操作及びチョークバルブの開閉操作を行う。
これにより、スロットルレバーを操作する回転範囲内で
各操作を行うことができ、作業機の操作が簡単に且つス
ピーディに行え、作業機の操作性及び作業性を向上させ
ることができる。
【0011】また、作業機の各部に分散していた燃料コ
ック、チョークバルブ操作部がハンドルに取付けたスロ
ットルレバーに集中するため、手元でエンジン始動時の
操作、スロットル開度調整及びエンジン停止時の操作が
可能になり、作業者が各操作のために移動する必要がな
くなって作業機の操作が簡単に行え、作業機の操作性を
向上させることができる。
【0012】請求項3は、エンジンの点火プラグに点火
するための電力を供給又は遮断するエンジンスイッチを
スロットルレバーのハンドル周り近傍に配置したことを
特徴とする。
【0013】スロットル開度調整、燃料コックの開閉及
びチョークバルブの開閉の操作に加えて、エンジンスイ
ッチのオン・オフの操作を手元で行う。これにより、エ
ンジンスイッチの操作をエンジン側に移動せずに行うこ
とができ、作業機の操作性を向上させることができる。
【0014】請求項4は、スロットルワイヤの一端に、
エンジンの点火プラグに点火するための電力を供給する
ことができるエンジンスイッチを機械的に接続すること
で、エンジンスイッチをスロットルレバーでオン・オフ
できるようにし、スロットルレバーの回転範囲のうち、
スロットル開度が最小となる位置近傍をエンジンスイッ
チがオン又はオフになる位置にしたことを特徴とする。
【0015】回転式スロットルレバーの操作角度を変え
ることにより、スロットル開度調整、燃料コックの開閉
操作及びチョークバルブの開閉操作に加えて、エンジン
スイッチのオン・オフ操作を行う。これにより、スロッ
トルレバーを操作する回転範囲内で、エンジンスイッチ
の操作を行うことができ、作業機の操作が簡単に行え、
作業機の操作性及び作業性を向上させることができる。
【0016】また、作業機のエンジン側に分散していた
エンジンスイッチの操作機能がスロットルレバーに集中
するため、手元でエンジン始動時の操作及びエンジン停
止時の操作が可能になり、作業者の操作の負担を軽減す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る作業機の側面図であ
り、作業機としての管理機10は、エンジン11と、こ
のエンジン11からの動力を図示せぬ耕耘爪に伝達する
ためにエンジン11の下部に取付けたギヤケース12
と、このギヤケース12の後部から斜め後上方に延ばし
たハンドルポスト13と、このハンドルポスト13の上
部に取付けたハンドル14と、このハンドル14に取付
けたスロットル調整装置15とからなる。なお、21は
エアクリーナ、22はキャブレタ、23はエンジンカバ
ー、24は土砂飛散防止カバー、25は車体ガード、2
6は抵抗棒、27,27はサイドディスク(片側のサイ
ドディスク27は不図示)である。
【0018】図2は本発明に係るスロットル調整装置を
示す斜視図であり、スロットル調整装置15は、ハンド
ル14に取付けたケース31と、このケース31の下部
に取付けたスロットルワイヤとしてのスロットルケーブ
ル32と、ケース31に回転自在に取付けた回転式スロ
ットルレバー33とからなる。なお、35はハンドル1
4の端部に取付けたグリップである。
【0019】図3は図2の3矢視図であり、スロットル
調整装置15のスロットルレバー33に、例えば、親指
や人差し指を掛けて回転させるための第1レバー部37
及び第2レバー部38を設けたことを示す。図に示した
第1・第2レバー部37,38の位置は、エンジン11
(図1参照)が停止している状態の位置(以下、「初期
位置」と記す。)であり、第1レバー部37の中心線L
Cは、鉛直線VLに対して時計回りに角度θ1だけ傾い
た状態にある。
【0020】図4は図2の4−4線断面図であり、スロ
ットル調整装置15は、上部半体41及び下部半体42
からなるケース31と、これらの上部・下部半体41,
42のそれぞれをハンドル14に取付けるためのビス4
3と、ケース31内に配置するとともに、ハンドル14
に回転自在に取付けたプーリ44と、プーリ44とケー
ス31との間にフリクションを発生させるためにプーリ
44をリテーナ45を介して押圧するコイルばね46
と、プーリ44にビス47,47で取付けたスロットル
レバー33とを備える。
【0021】ここで、41a,42aは上部半体41、
下部半体42の各内面に設けたケース側カム部(詳細は
後述する。)、44aはプーリ44に形成した環状溝、
44b・・・はプーリ44の側面に設けたプーリ側カム部
(詳細は後述する。)、48はナットである。また、上
部・下部半体41,42のそれぞれを一体的に合せるた
めの2本のビスは省略する。(これらのビスは、ハンド
ル14を貫通しない。)
【0022】更に、GCはグリップ35のグリップ中心
軸であり、グリップ35を取付けた部分のハンドル14
の中心軸でもある。スロットルレバー33は、ハンドル
14のグリップ中心軸GCに直交する面上で回転させる
ものである。
【0023】このように、スロットルレバー33を、グ
リップ中心軸GCに直交する面上で回転させる構造にし
たことで、スロットルレバー33がグリップ35に対し
て一定の距離で回転するため、グリップ35を握ったま
ま、例えば親指や人差し指だけで操作することができ、
ハンドル14のグリップ35の保持が確実になるととも
にスロットルレバー33の操作を容易に行うことができ
る。従って、常に安定した作業を行うことができ、管理
機10(図1参照)の作業性を向上させることができ
る。
【0024】図5は図2の5−5線断面図であり、ケー
ス31の下部半体42に、スロットルケーブル32を取
付けるための突出部51を形成し、この突出部51にス
ロットルケーブル32の取付部52を取付け、スロット
ルケーブル32をアウタチューブ57(図2参照)及び
このアウタチューブ57内に移動自在に挿入したインナ
ワイヤ58から構成し、このインナワイヤ58の先端に
円柱金具61を取付け、プーリ44に円柱金具61を取
付け、プーリ44に一体的に取付けたスロットルレバー
33を反時計回りに回転させることで、プーリ44に設
けた環状溝44aの溝底44cにインナワイヤ58が巻
き付く構造にしたことを示す。
【0025】スロットルケーブル32の取付部52は、
突出部51に設けためねじ部51aにねじ込むためのお
ねじ部53aを形成した取付パイプ53と、めねじ部5
1aとおねじ部53aとの結合が弛まないようにロック
するロックナット54と、スロットルケーブル32の長
さを調整するための調整部55(図2参照)とからな
る。
【0026】図6は図4の6−6線断面図であり、ケー
ス31にケース側カム41a,42aを設け、プーリ4
4にプーリ側カム44b・・・及び円弧溝44d,44d
を設けたことを示す。図では、鉛直線VLに対してスロ
ットルレバー33の第1レバー部37の中心線LCが時
計回りに角度θ1だけ傾いた状態でのケース側カム41
a,42aとプーリ側カム44bとの位置関係を示し、
プーリ44の円弧溝44d,44dの側壁44e,44
eがケース側カム41a,42aのそれぞれの側面41
b,42bに当たった状態を示す。なお、41h,42
hはケース側カム41a,42aの他方の側面である。
【0027】図7は図6の7−7線断面図である。ケー
ス側カム41aは、側壁41cから立上げた垂直面41
d,41dと、これらの垂直面41d,41dのそれぞ
れの上端から斜め上方に延ばした傾斜面41f,41f
と、これらの傾斜面41f,41f間に設けた円弧部4
1gとからなる。ケース側カム42a(図6参照)は、
ケース側カム41aと同一の形状であり、詳細説明は省
略する。
【0028】プーリ側カム44bは、円弧溝44dの溝
底44fから斜め上方に延ばした傾斜面44g,44g
と、これらの傾斜面44g,44g間に設けた円弧部4
4hとからなる。なお、44j,44jは円弧溝44
d,44dの他方の側壁である。
【0029】プーリ側カム44bの傾斜面44g,44
gは、スロットルレバー33(図6参照)の回転によっ
てケース側カム41a,42a(図6参照)のそれぞれ
の傾斜面41f,41fを乗り越えて移動する。この
時、図4において、プーリ44及びスロットルレバー3
3は、コイルばね46の弾性力に抗して右方に移動す
る。
【0030】図8は本発明に係るスロットル調整装置の
操作手順を比較例の操作手順とともに説明する説明図で
ある。まず、比較例の作業機の操作手順を説明する。 エンジン停止時 この時、キャブレタに燃料を供給するための燃料コック
は閉、エンジンの点火プラグに点火するための電力を供
給又は遮断するエンジンスイッチはオフ(電力を遮
断)、吸気量を絞ることでエンジンに濃い混合気を供給
することができるチョークバルブは開、吸気量を調整す
るスロットルバルブは閉である。
【0031】燃料コック開ける 手動で燃料タンク近傍に設けた燃料コックを閉位置から
開位置に回して開ける。 エンジンスイッチオン 手動でエンジンスイッチをOFF位置からON位置に回
してオンにする。
【0032】チョーク作動 チョークノブを握って引張ることで、チョークバルブを
閉じる。 リコイルスタータでエンジン始動 リコイルスタータの始動グリップを握って引張ること
で、エンジンのクランク軸を強制的に回転させ、エンジ
ンを始動する。
【0033】チョーク解除 エンジンの暖機が完了したら、チョークノブを握って押
し戻し、チョークバルブを開けて、エンジンをアイドリ
ング状態にする。 スロットル調整 スロットルレバーを指で回転させ、作業内容に応じてス
ロットル開度を変えてエンジン回転数を調整する。
【0034】次に、本実施の形態における作業機のスロ
ットル調整装置の操作手順を説明する。(符号は図3参
照) エンジン停止時(詳細は図10で説明する。) スロットルレバー33は初期位置にある。この時、燃料
コックは閉、エンジンスイッチはオフ、チョークバルブ
は開、スロットルバルブは閉の状態である。
【0035】燃料コック開ける(詳細は図12で説明
する。) スロットルレバー33を初期位置から反時計回りに角度
θ1だけ回転させる。これにより、燃料コックは開とな
る。 エンジンスイッチオン(詳細は図12で説明する。) スロットルレバー33をで示した位置まで回転させた
ときに、エンジンスイッチがオンになる。
【0036】チョーク作動(詳細は図11で説明す
る。) スロットルレバー33を初期位置から反時計回りに角度
θ2だけ回転させる。これにより、チョークバルブが閉
になる。実際には、スロットルレバー33を一度にか
らの状態にすることで、燃料コック開、エンジンスイ
ッチオン及びチョークバルブ閉とすることができる。 リコイルスタータでエンジン始動 スロットルレバー33をで示した位置のまま、リコイ
ルスタータの始動グリップを握って引張ることで、エン
ジンのクランク軸を強制的に回転させ、エンジンを始動
する。
【0037】チョーク解除 スロットルレバー33を、で示した位置から、初期位
置に対して反時計回りに角度θ3(θ3<θ2)の位置
まで戻す。これにより、チョークバルブが開になる。こ
れと同時に、スロットルバルブの開度が大(最大)にな
る。即ち、スロットル開度の調整操作でチョークバルブ
の開操作を行うことができる。上記したスロットルレバ
ー33の位置で、管理機による作業が行えるようにな
る。
【0038】スロットル調整 スロットルレバー33を、で示した位置から、初期位
置に対して反時計回りに角度θ1の位置まで戻す。これ
により、スロットル開度は小となる。
【0039】以上説明したように、比較例では、上記し
た〜のエンジン始動時の操作を、それぞれ別の操作
部で行わなければならず、操作が煩雑になる。また、各
操作部が作業機の各部に分散するため、作業者が各操作
のために移動したり姿勢を変えたりしなければならな
い。これに対して、本実施の形態では、1個のスロット
ルレバー33の回転範囲内での状態を設定し、〜
、,の各操作を行うことができる。
【0040】図9は本発明に係るスロットル調整装置の
エンジン側の構成及びこれに連結する構成を示す側面図
であり、スロットル調整装置15は、アウタチューブ5
7をエンジン11(図1参照)の図示せぬケーブル取付
部に取付けたものであり、インナワイヤ58の端部に取
付けた円柱金具63と、この円柱金具63を一端に取付
けたメインアーム64と、このメインアーム64にスプ
リング65を介して連結した第1サブアーム66と、こ
の第1サブアーム66にスプリング67を介して連結し
たスロットル調整アーム68と、このスロットル調整ア
ーム68の端部に一端を連結したスロットルロッド71
とを備える。
【0041】メインアーム64は、回転軸72に回転自
在に取付けるとともに、常にインナワイヤ58を引張る
反時計回りの回転力を図示せぬスプリングで与えたもの
であり、第1ストッパ用ビス73に当てるための突出部
74と、スプリング65を掛けるための第1スプリング
掛け部75と、回転軸72の近傍から膨出させた膨出部
64aとを備える。
【0042】第1サブアーム66は、回転軸72に回転
自在に取付けるとともに、反時計回りの回転力を図示せ
ぬスプリングで与え、且つ反時計回りの回転を図示せぬ
ストッパでこの位置に規制したものであり、スプリング
65を掛けるための第2スプリング掛け部76と、第2
ストッパ用ビス77に当てるために第2スプリング掛け
部76に隣接させて設けた平坦部78と、回転軸72側
から突出させた突出片81とを備える。
【0043】スロットル調整アーム68は、スイング軸
82にスイング自在に取付けるとともに、先端側をスプ
リング83でキャブレタ22に連結することで、反時計
回りの回転力を与え、且つ反時計回りの回転を図示せぬ
ストッパでこの位置に規制したものであり、スプリング
67を掛ける第3スプリング掛け部84を備える。
【0044】スロットルロッド71は、キャブレタ22
のスロットル軸85に取付けたアーム86に他端を取付
けたものである。なお、87はスロットル軸85に取付
けたスロットルバルブである。
【0045】ここで、91は第2サブアームであり、回
転軸72に回転自在に取付けるとともに、反時計回りの
回転を図示せぬストッパでこの位置に規制したものであ
り、回転軸72の近傍に凸部92を設け、先端にチョー
クロッド93の一端を連結したものである。チョークロ
ッド93の他端は、キャブレタ22のチョーク軸94に
取付けたアーム95に連結したものである。なお、チョ
ーク軸94はキャブレタ22の入口近くに設けたチョー
クバルブ(不図示)を取付ける軸である。
【0046】96はエンジン11(図1参照)の点火プ
ラグに点火するための電力を供給又は遮断するエンジン
スイッチであり、メインアーム64にスプリング97を
介して可動部98を連結したものである。101は燃料
コックであり、基部102と、この基部102にビス1
03,103で取付けたカバー部104と、これらの基
部102及びカバー部104内に配置した弁体105
と、この弁体105からカバー部104外に延ばしたロ
ッド106と、このロッド106の先端部に取付けたピ
ン107とからなる。
【0047】基部102は、図示せぬ燃料タンクに第1
チューブ111を介して接続する吸入口112と、この
吸入口112に連通するとともに、端部を弁座102a
に臨ませた中央油路113と、この中央油路113の径
外方に設けた環状油路114と、この環状油路114に
連結するとともに燃料コック101からキャブレタ22
側へ吐出するための吐出口115とを備える。
【0048】カバー部104は、弁座102aに弁体1
05を押付けるスプリング116を収納したものであ
る。117は第2チューブ、118は燃料フィルタ、1
21は第3チューブ、22aはキャブレタ22の吸入口
であり、燃料タンクの燃料は、第1チューブ111、燃
料コック101、第2チューブ117、燃料フィルタ1
18、第3チューブ121、吸入口22aを順に通って
キャブレタ22内に流れる。
【0049】122はスイング軸123にスイング自在
に取付けた燃料コック作動アームであり、第1サブアー
ム66の突出片81が燃料コック作動アーム122の一
端部122aを押すことで、燃料コック作動アーム12
2を時計回りにスイングさせ、燃料コック作動アーム1
22の他端部122bで燃料コック101のピン107
を押し、スプリング116の弾性力に抗してロッド10
6及び弁体105を図の左方に移動させ、弁座102a
から弁体105を離すことで燃料コック101を開け
る。
【0050】以上に述べたスロットル調整装置15及び
このスロットル調整装置15に連結する機構の作用を次
に説明する。図10は本発明に係るスロットル調整装置
及びスロットル装置に連結する機構の作用を説明する第
1作用図であり、エンジン停止時の状態(図8の)を
示す。スロットルレバー33の第1レバー部37が、鉛
直線VLに対して時計回りに角度θ1傾いた位置(初期
位置)では、燃料コック101の弁体105は弁座10
2aに着座した状態であり、燃料コック101は閉、エ
ンジンスイッチ96の可動部98は右側に倒れた状態で
あり、エンジンスイッチ96はオフ、チョークロッド9
3は左側に移動した状態であり、チョークバルブは開、
スロットルロッド71は左側に移動した状態であり、ス
ロットルバルブ87は開度小である。この時、スプリン
グ67の端部67aは、スロットル調整アーム68の第
3スプリング掛け部84に掛からない状態にあり、スプ
リング67には弾性力が発生しない。ここで、メインア
ーム64の突出部74の中心線をMA1とする。
【0051】図11は本発明に係るスロットル調整装置
及びスロットル装置に連結する機構の作用を説明する第
2作用図であり、図8の,の状態を示す。即ち、ス
ロットルレバー33の第1レバー部37を、白抜き矢印
のように初期位置から反時計周りに角度θ2の位置まで
回転させると、まず、矢印aのようにスロットルケーブ
ル32のインナワイヤ58が大きく引かれ、矢印bのよ
うにメインアーム64が時計回りに回転し、メインアー
ム64の突出部74が第1ストッパ用ビス73に当た
る。
【0052】この時のメインアーム64の回転によっ
て、メインアーム64の第1スプリング掛け部75はス
プリング65を介して第1サブアーム66の第2スプリ
ング掛け部76を引張り、矢印cのように第1サブアー
ム66は時計回りに回転し、第1サブアーム66の平坦
部78は第2ストッパ用ビス77に当たる。この時のメ
インアーム64の突出部74の中心線MA2と図10に
示した中心線MA1との角度をα1とする。
【0053】第1サブアーム66の回転に伴って、第1
サブアーム66の突出片81が燃料コック作動アーム1
22の一端部122aを押すため、矢印dのように燃料
コック作動アーム122はスイングし、燃料コック作動
アーム122の他端部122bは燃料コック101のピ
ン107を左方へ押圧する。
【0054】これにより、矢印eのように燃料コック1
01のロッド106が左方へ移動することで弁体105
が弁座102aから離れ、燃料コック101は開とな
る。これで、燃料タンク側からキャブレタ22への燃料
供給が可能になる。
【0055】また、メインアーム64が時計回りに回転
することで、メインアーム64の端部に取付けたスプリ
ング97が引かれ、矢印fのようにエンジンスイッチ9
6の可動部98は左側に倒れてエンジンスイッチ96は
オンになる。
【0056】更に、メインアーム64が時計回りに回転
することで、メインアーム64の膨出部64aは第2サ
ブアーム91の凸部92側面を押付けるため、矢印gの
ように第2サブアーム91は時計回りに回転し、矢印h
のようにチョークロッド93を右方に引く。これによ
り、キャブレタ22のアーム95がスイングし、チョー
ク軸94が回転してチョークバルブは閉となる。
【0057】また、更に、第1サブアーム66が時計回
りに回転することで、スプリング67の端部67aはス
ロットル調整アーム68の第3スプリング掛け部84に
掛かり、スロットル調整アーム68を引くため、矢印j
のようにスロットル調整アーム68は時計回りにスイン
グする。このスロットル調整アーム68のスイングによ
って、矢印kのようにスロットルロッド71は右方に移
動し、アーム86が回転し、スロットル軸85が回転す
る。これにより、スロットルバルブ87の開度は大(最
大)となる。
【0058】以上より、スロットルレバー33の第1レ
バー部37を、鉛直線VLに対して角度θ1の位置から
反時計周りに角度θ2の位置まで回転させることで、図
8に示した燃料コック開ける、エンジンスイッチオ
ン、チョーク作動(閉じる)、を実施することができ
る。この後、(リコイルスタータでエンジンを始動す
る)を実施する。
【0059】図12は本発明に係るスロットル調整装置
及びスロットル装置に連結する機構の作用を説明する第
3作用図であり、図8の,,の状態を示す。即
ち、スロットルレバー33の第1レバー部37を、白抜
き矢印のように、初期位置から反時計周りに角度θ1位
置まで回転させると、まず、矢印mのようにスロットル
ケーブル32のインナワイヤ58が引かれ、矢印nのよ
うにメインアーム64が時計回りに回転し、これに連動
して矢印pのように第1サブアーム66は時計回りに回
転する。
【0060】第1サブアーム66の回転に伴って、突出
片81が燃料コック作動アーム122の一端部122a
を押すため、矢印qのように燃料コック作動アーム12
2はスイングし、燃料コック作動アーム122の他端部
122bは燃料コック101のピン107を矢印rのよ
うに左方へ押圧する。これにより、燃料コック101は
開となる。また、メインアーム64の回転によって、ス
プリング97が引かれ、矢印sのように、可動部98は
左側へ倒れてエンジンスイッチ96はオンになる。
【0061】図13は本発明に係るスロットル調整装置
及びスロットル装置に連結する機構の作用を説明する第
4作用図であり、図8のの状態を示す。即ち、スロッ
トルレバー33の第1レバー部37を、初期位置から反
時計回りに角度θ3の位置まで回転させると、矢印vの
ようにスロットルケーブル32のインナワイヤ58が引
かれることにより、矢印wのようにメインアーム64が
突出部74の中心線MA3の位置まで回転する。
【0062】この時、中心線MA1と中心線MA3との
角度をα2とすると、α2<α1であり、メインアーム
64の膨出部64aは、第2サブアーム91の凸部92
に当たらないので、第2サブアーム91は回転せず、従
って、図11に示したようなチョークバルブが閉となる
ことはない。
【0063】メインアーム64の回転によって、矢印x
のように第1サブアーム66が連動して回転し、第2ス
トッパ用ビス77に当たって停止する。これにより、ス
プリング67は引張られて、矢印yのようにスロットル
調整アーム68は時計回りにスイングし、矢印zのよう
にスロットルロッド71は右方に移動し、アーム86は
スイングし、スロットル軸85は回転して、スロットル
バルブ87の開度は大(最大)となる。また、エンジン
11(図1参照)を停止させる場合には、スロットルレ
バー33を初期位置に戻せばよい。これにより、図10
に示した状態になる。
【0064】以上説明したように、本発明は、管理機1
0(図1参照)のハンドル14(図1参照)に沿わせた
スロットルケーブル32の一端にスロットルバルブ8
7、チョークバルブ、燃料コック101及びエンジンス
イッチ96を各々機械的に連結し、スロットルケーブル
32でスロットルバルブ87、チョークバルブ、燃料コ
ック101及びエンジンスイッチ96を順次操作(開閉
又はオン・オフ)することのできる管理機10のスロッ
トル調整装置15であって、ハンドル14のグリップ中
心軸GC(図4参照)に直交する面上で回転させる回転
式スロットルレバー33に、スロットルケーブル32の
他端を結合することで、スロットルバルブ87、チョー
クバルブ、燃料コック101及びエンジンスイッチ96
を一括してスロットルレバー33で操作できるようにし
たことを特徴とする。
【0065】上記構成により、スロットルバルブ87、
チョークバルブ、燃料コック101及びエンジンスイッ
チ96を一括してスロットルレバー33で操作すること
ができ、1個のスロットルレバー33で複数の操作を簡
単に行うことができ、管理機10の操作性、作業性を向
上させることができる。
【0066】また、本発明は、スロットルレバー33の
回転範囲のうち、スロットル開度が最小になる位置近
傍、即ち初期位置(図10に示した鉛直線VLに対して
時計回りに角度θ1傾いた位置)を、燃料コック101
が開く又は閉じる位置及びエンジンスイッチ96がオン
又はオフになる位置にし、この位置からスロットル開度
が大となる回転方向にチョークバルブが閉じる又は開く
位置、即ち図11に示した初期位置から反時計周りに角
度θ2の位置を設けたことを特徴とする。
【0067】上記構成により、回転式スロットルレバー
33の操作角度を変えることにより、スロットル開度の
調整に加えて、燃料コック101の開閉操作、エンジン
スイッチ96のオン・オフ操作及びチョークバルブの開
閉操作を行うことができる。これにより、スロットルレ
バー33を操作する回転範囲内で各操作を行うことがで
き、管理機10の操作が簡単に且つスピーディに行え、
管理機10の操作性及び作業性を向上させることができ
る。
【0068】また、管理機10の各部に分散していた燃
料コック101、エンジンスイッチ96、チョークバル
ブ操作部(チョークノブ)がハンドル14に取付けたス
ロットルレバー33に集中するため、手元でエンジン始
動時の操作、スロットル開度調整及びエンジン停止時の
操作が可能になり、作業者が各操作のために移動する必
要がなくなって管理機10の操作が簡単に行え、管理機
10の操作性を向上させることができる。
【0069】以上に述べたケース側カム41a,42a
及びプーリ側カム44bの作用を次に説明する。図14
(a),(b)は本発明に係るスロットル調整装置のケ
ース側カム及びプーリ側カムの作用を説明する第1作用
図である。(a)は、鉛直線VLに対してスロットルレ
バー33の第1レバー部37が反時計回りに角度θ1だ
け傾いた初期位置の状態である。
【0070】(b)において、スロットルレバー33の
第1レバー部37を反時計回りに角度θ1だけ回転させ
ると、プーリ側カム44b,44bは、ケース側カム4
1a,42aを乗り越えた直後の状態となる。
【0071】図15(a),(b)は本発明に係るスロ
ットル調整装置のケース側カム及びプーリ側カムの作用
を説明する第2作用図である。(a)において、スロッ
トルレバー33の第1レバー部37を初期位置から反時
計回りに角度θ3だけ回転させると、プーリ側カム44
b,44bは、ケース側カム41a,42aに当たる。
この位置は、図13に示したスロットルバルブ87の開
度が最大となる位置である。
【0072】(b)において、スロットルレバー33の
第1レバー部37を初期位置から反時計回りに角度θ2
だけ回転させると、プーリ側カム44b,44bは、ケ
ース側カム41a,42aを乗り越え、その直後にプー
リ44の円弧溝44d,44dの側壁44j,44j
は、ケース側カム41a,42aのそれぞれの側面41
h,42hに当たる。この位置は、図11に示したチョ
ークバルブが開となる位置である。
【0073】図16は本発明に係るスロットル調整装置
の別の実施の形態を示す平面図であり、図2〜図5に示
した実施の形態と同一構成については同一符号を付け、
詳細説明は省略する。スロットル調整装置130は、管
理機10(図1参照)のハンドル14に沿わせたスロッ
トルケーブル32の一端にスロットルバルブ87(図9
参照)、チョークバルブ及び燃料コック101(図9参
照)を各々機械的に連結し、スロットルケーブル32で
スロットルバルブ87、チョークバルブ及び燃料コック
101を順次開閉することができるものであって、ハン
ドル14のグリップ中心軸GC(図4参照)に直交する
面上で回転させる回転式スロットルレバー131を備
え、このスロットルレバー131に、スロットルケーブ
ル32の他端を結合することで、スロットルバルブ8
7、チョークバルブ及び燃料コック101を一括してス
ロットルレバー131で操作できるようにし、エンジン
11(図1参照)の点火プラグに点火するための電力を
供給又は遮断するエンジンスイッチ132をハンドル周
り近傍であるケース31の上部半体41に取付けたもの
である。なお、133はエンジンスイッチ132のオン
・オフを切換えるスライド式の可動部である。
【0074】上記構成により、図9において、スロット
ルバルブ87、チョークバルブ及び燃料コック101を
一括して1個のスロットルレバー33で操作することが
できる。また、スロットル開度調整、燃料コック101
の開閉及びチョークバルブの開閉の操作に加えて、図1
6に示したエンジンスイッチ132のオン・オフの操作
を手元で行うことができ、エンジンスイッチ132の操
作をエンジン側に移動せずに行うことができ、管理機1
0(図1参照)の操作性を向上させることができる。
【0075】尚、スロットルレバー33は、図3に示し
たように、グリップ35の後方から見て、初期位置に対
して反時計回りに回転させるようにしたが、これに限ら
ず、初期位置に対して時計回りに回転させてスロットル
ケーブル32のインナワイヤ(図5参照)58を引く構
造にしてもよい。また、本発明のスロットル調整装置1
5(図1参照),130(図16参照)は、管理機10
に限らず、他のエンジン駆動の作業機に適用してもよ
い。
【0076】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の作業機のスロットル調整装置は、スロ
ットルワイヤの一端にスロットルバルブ、チョークバル
ブ及び燃料コックを各々機械的に連結し、スロットルワ
イヤでスロットルバルブ、チョークバルブ及び燃料コッ
クを順次開閉することのできる作業機のスロットル調整
装置であって、ハンドルのグリップ中心軸に直交する面
上で回転させる回転式スロットルレバーに、スロットル
ワイヤの他端を結合することで、スロットルバルブ、チ
ョークバルブ及び燃料コックを一括してスロットルレバ
ーで操作できるようにしたので、スロットルバルブ、チ
ョークバルブ及び燃料コックを一括してスロットルレバ
ーで操作することができ、1個のスロットルレバーで複
数の操作を簡単に行うことができて、作業機の操作性を
向上させることができる。
【0077】請求項2の作業機のスロットル調整装置
は、スロットルレバーの回転範囲のうち、スロットル開
度が最小になる位置近傍を燃料コックが開く又は閉じる
位置にし、この位置からスロットル開度が大となる回転
方向にチョークバルブが閉じる又は開く位置を設けたの
で、回転式スロットルレバーの操作角度を変えることに
より、スロットルレバー本来のスロットル開度の調整に
加えて、燃料コックの開閉操作及びチョークバルブの開
閉操作を行うことができる。これにより、スロットルレ
バーの回転範囲内で各操作を行うことができ、作業機の
操作が簡単に且つスピーディに行え、作業機の操作性及
び作業性を向上させることができる。
【0078】また、作業機の各部に分散していた燃料コ
ック、チョークバルブ操作部がハンドルに取付けたスロ
ットルレバーに集中するため、手元でエンジン始動時の
操作、スロットル開度調整及びエンジン停止時の操作が
可能になり、作業者が各操作のために移動する必要がな
くなって作業機の操作が簡単に行え、作業機の操作性を
向上させることができる。
【0079】請求項3の作業機のスロットル調整装置
は、エンジンの点火プラグに点火するための電力を供給
又は遮断するエンジンスイッチをスロットルレバーのハ
ンドル周り近傍に配置したので、スロットル開度調整、
燃料コックの開閉及びチョークバルブの開閉の操作に加
えて、エンジンスイッチのオン・オフの操作を手元で行
うことができる。これにより、エンジンスイッチの操作
をエンジン側に移動せずに行うことができ、作業機の操
作性を向上させることができる。
【0080】請求項4の作業機のスロットル調整装置
は、スロットルワイヤの一端に、エンジンの点火プラグ
に点火するための電力を供給することができるエンジン
スイッチを機械的に接続することで、エンジンスイッチ
をスロットルレバーでオン・オフできるようにし、スロ
ットルレバーの回転範囲のうち、スロットル開度が最小
となる位置近傍をエンジンスイッチがオン又はオフにな
る位置にしたので、回転式スロットルレバーの操作角度
を変えることにより、スロットル開度調整、燃料コック
の開閉操作及びチョークバルブの開閉操作に加えて、エ
ンジンスイッチのオン・オフ操作を行うことができる。
これにより、スロットルレバーを操作する回転範囲内
で、エンジンスイッチの操作を行うことができ、作業機
の操作が簡単に行え、作業機の操作性及び作業性を向上
させることができる。
【0081】また、作業機のエンジン側に分散していた
エンジンスイッチの操作機能がスロットルレバーに集中
するため、手元でエンジン始動時のエンジンスイッチオ
ン及びエンジン停止時のエンジンスイッチオフが可能に
なり、作業者の操作の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業機の側面図
【図2】本発明に係るスロットル調整装置を示す斜視図
【図3】図2の3矢視図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】本発明に係るスロットル調整装置の操作手順を
比較例の操作手順とともに説明する説明図
【図9】本発明に係るスロットル調整装置のエンジン側
の構成及びこれに連結する構成を示す側面図
【図10】本発明に係るスロットル調整装置及びスロッ
トル装置に連結する機構の作用を説明する第1作用図
【図11】本発明に係るスロットル調整装置及びスロッ
トル装置に連結する機構の作用を説明する第2作用図
【図12】本発明に係るスロットル調整装置及びスロッ
トル装置に連結する機構の作用を説明する第3作用図
【図13】本発明に係るスロットル調整装置及びスロッ
トル装置に連結する機構の作用を説明する第4作用図
【図14】本発明に係るスロットル調整装置のケース側
カム及びプーリ側カムの作用を説明する第1作用図
【図15】本発明に係るスロットル調整装置のケース側
カム及びプーリ側カムの作用を説明する第2作用図
【図16】本発明に係るスロットル調整装置の別の実施
の形態を示す平面図
【符号の説明】
10…作業機(管理機)、14…ハンドル、15,13
0…スロットル調整装置、32…スロットルワイヤ(ス
ロットルケーブル)、33,131…スロットルレバ
ー、87…スロットルバルブ、96,132…エンジン
スイッチ、101…燃料コック、GC…グリップ中心
軸。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機のハンドルに沿わせたスロットル
    ワイヤの一端にスロットルバルブ、チョークバルブ及び
    燃料コックを各々機械的に連結し、前記スロットルワイ
    ヤでスロットルバルブ、チョークバルブ及び燃料コック
    を順次開閉することのできる作業機のスロットル調整装
    置であって、ハンドルのグリップ中心軸に直交する面上
    で回転させる回転式スロットルレバーに、前記スロット
    ルワイヤの他端を結合することで、スロットルバルブ、
    チョークバルブ及び燃料コックを一括してスロットルレ
    バーで操作できるようにしたことを特徴とする作業機の
    スロットル調整装置。
  2. 【請求項2】 前記スロットルレバーの回転範囲のう
    ち、スロットル開度が最小になる位置近傍を前記燃料コ
    ックが開く又は閉じる位置にし、この位置からスロット
    ル開度が大となる回転方向に前記チョークバルブが閉じ
    る又は開く位置を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の作業機のスロットル調整装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの点火プラグに点火するための
    電力を供給又は遮断するエンジンスイッチを前記スロッ
    トル調整装置のハンドル周り近傍に配置したことを特徴
    とする請求項1記載の作業機のスロットル調整装置。
  4. 【請求項4】 前記スロットルワイヤの一端に、エンジ
    ンの点火プラグに点火するための電力を供給することが
    できるエンジンスイッチを機械的に接続することで、こ
    のエンジンスイッチを前記スロットルレバーでオン・オ
    フできるようにし、スロットルレバーの回転範囲のう
    ち、スロットル開度が最小となる位置近傍を前記エンジ
    ンスイッチがオン又はオフになる位置にしたことを特徴
    とする請求項2記載の作業機のスロットル調整装置。
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