JP2000310129A - 気化器を備えたオットーエンジンにより駆動される作業機 - Google Patents

気化器を備えたオットーエンジンにより駆動される作業機

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JP2000310129A
JP2000310129A JP2000106518A JP2000106518A JP2000310129A JP 2000310129 A JP2000310129 A JP 2000310129A JP 2000106518 A JP2000106518 A JP 2000106518A JP 2000106518 A JP2000106518 A JP 2000106518A JP 2000310129 A JP2000310129 A JP 2000310129A
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gas lever
working machine
throttle valve
stop slider
leaf spring
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JP2000106518A
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English (en)
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Manfred Reinhardt
ラインハルト マンフレート
Axel Rauch
ラウフ アクセル
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Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】点火装置を切ったときに作業機の燃料供給を簡
単にかなりの程度制限する。 【解決手段】火花点火機関により駆動される作業機。気
化器(9)と、機関出力を制御するための第1の調整装
置と、点火装置を切るための第2の調整装置(3)とを
備え、第1の調整装置は、ガスレバー(2)と、気化器
(9)内に設けられる絞り弁(9a)と、ガスレバー
(2)を絞り弁(9a)と作動結合させている結合要素
(4)とを有している。この種の作業機において、ガス
レバー(2)と絞り弁(9a)との作動結合を第2の調
整装置(3)により解除可能にし、結合解除状態で絞り
弁(9a)を復帰ばね(9b)により自動的に閉弁させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火花点火機関によ
り駆動される作業機であって、気化器と、機関出力を制
御するための第1の調整装置と、点火装置を切るための
第2の調整装置とを備え、第1の調整装置が、ガスレバ
ーと、気化器内に設けられる絞り弁と、ガスレバーを絞
り弁と作動結合させている結合要素とを有している前記
作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業機は据置き型作業機または
手で操縦される作業機であり、その欠点は、絞り弁が部
分的に開いた状態または完全に開いた状態で点火装置を
切ると、駆動エンジンがその固有の質量体およびこれに
接続されている質量体の振動のために慣性動作し、その
際、点火装置が切られているためにある程度の量の燃料
・空気混合気が燃焼せずに吸込まれることである。この
非燃焼燃料・空気混合気のために、場合によっては法的
規準に対応しないような排気が行なわれ、気化器とエン
ジンを汚染させ、熱くなっている排気装置を通過すると
きに、特に触媒コンバータを使用している場合は爆燃が
発生して、作業機を不必要に負荷し、周囲を騒音で悩ま
すことになる。
【0003】このネガティブな作用効果は特に回転質量
が高い作業機において発生する。とりわけ手で操縦され
る送風型作業機の場合には、遠心クラッチを介在させず
に直接クランク軸に固定されているファンホイールの回
転質量が高いために、停止時間が長くなる。点火装置が
切られているときに操作者が送風機の停止段階で誤って
絞り弁を操作すると、特に高い燃料成分が燃焼しないま
ま排気装置を通じて放出される。
【0004】ドイツ連邦共和国特許公開第333099
4号公報から知られている、燃料供給部に設けられた燃
料弁は、気化器内の負圧によって制御される。高回転数
の時点からエンジンが停止段階に入るとかなりの負圧が
気化器内に発生するので、燃料弁が開いて望ましくない
ことがあり、供給燃料が燃焼しないまま排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、点火装置を切ったときにこの種の作業機の燃料供
給を簡単にかなりの程度制限することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するため、火花点火機関により駆動される作業機であ
って、気化器と、機関出力を制御するための第1の調整
装置と、点火装置を切るための第2の調整装置とを備
え、第1の調整装置が、ガスレバーと、気化器内に設け
られる絞り弁と、ガスレバーを絞り弁と作動結合させて
いる結合要素とを有している前記作業機において、ガス
レバーと絞り弁との作動結合を第2の調整装置により解
除可能であり、結合解除状態で絞り弁が復帰ばねにより
自動的に閉弁していることを特徴とするものである。
【0007】本発明の基本的な思想は、点火装置を切っ
たときに絞り弁をも閉弁させて、燃料供給を最小限に制
限するというものである。 これは、点火装置を切るための調整装置と絞り弁とを強
制連結させることにより実現できる。しかし点火装置遮
断スイッチとガスレバーとの不慮の相互操作を避けるた
め(これは、特に、ガス選択装置と点火装置を切るため
の調整装置とが1つの操作グリップに配置されていて、
これら両装置のそれぞれ一方が操作者の親指と人差し指
で操作される場合に起こり得る)、ガス選択装置と絞り
弁との作動結合を、点火装置を切るための調整装置によ
り解除できるようにするのが有利である。
【0008】このように、点火装置を遮断するための調
整装置を操作すると、作動結合解除状態でばね力により
自動的に閉弁する絞り弁により、エンジンへの燃料供給
が効果的に制限され、或いは気化器の構成に応じては燃
料供給が中断される。
【0009】手で操縦される作業機の場合、ガス選択装
置は、人指し指で操作できるように、操作グリップに配
置され回転軸線のまわりに回動可能なガスレバーとして
有利に実施されている。この種の作業機では、点火装置
を切るための調整装置を親指で操作できるように、該調
整装置をグリップに配置され線形的に可動なストップス
ライダとして形成して親指の人間工学に対応させるのが
有利である。
【0010】ガスレバーとストップスライダを片手操作
できるように、これらガスレバーとストップスライダを
作業機の操作グリップの互いに対向する2つの側に配置
するのが有利である。特にこの実施形態では、ストップ
スライダを用いたガスレバーと絞り弁との作動結合は、
ガスレバーと結合要素との結合部位に解除可能に構成す
るのが好ましい。
【0011】ガスレバーと結合要素との可逆的に解除可
能な結合は簡単に構成でき、ガスレバーと結合要素は調
整方向において互いに形状拘束的に結合され、有利には
結合要素に取り付けられるころ状の連結部材を介して互
いに結合されている。
【0012】このようにして、結合要素はガスレバーに
より調整方向に移動せしめられ、調整方向に対して横の
方向で掛止解除される。 再度自動的に掛止させるため、結合要素のガスレバー側
の端部をその操作方向に対して横の方向にばね力に抗し
て弾性的に可動に実施し、特に操作に関し弾性のあるボ
ーデンケーブルとして実施するのが有利である。
【0013】ガスレバーには、結合要素に取り付けられ
る連結部材を受容するためのL字状の溝を設けるのが合
目的である。この溝の第1の脚部は、結合要素の作用線
と鈍角で交わる、連結部材を連動位置で受容するための
側面部を有するように配置されているのが合目的であ
る。このようにして、調整方向においてガスレバーと結
合要素との間に形状拘束が与えられ、しかもこれと同時
にこの調整方向に対して横の方向には自在に可動であ
る。L字状の溝の第2の脚部は、調整方向に対して鋭角
でまたは平行に配置するのが有利であり、結合解除位置
で連結部材のためのフリーホイール部を形成するのに十
分な長さを持っている。ガスレバーが任意の位置にある
ときに連結部材をこのフリーホイール部に位置決めする
と、絞り弁およびこれと結合されている結合要素はばね
力により自動的にアイドリング位置へ調整される。フリ
ーホイール部の中心線を結合要素の作用線に対して側方
にずらして配置すると、結合要素が結合解除位置で調整
方向に対して横の方向に弾性的に予め付勢されている状
態になるので有利である。これにより連結部材は、ガス
レバーがアイドリング位置へ復帰すると再び自動的に連
動位置でロックされる。
【0014】この場合、連結解除状態では、自動的に閉
弁する絞り弁の復帰力がないので、ガスレバーが復帰ば
ねによりアイドリング位置の方向に付勢されているのが
有利である。
【0015】ストップスライダの有利な構成では、スト
ップスライダに取り付けられ連結部材と協働する傾斜し
た側面部が設けられる。ストップスライダを操作する
と、この側面部は連結部材を押して、傾斜面の原理に従
って連結部材をその連動位置からフリーホイール部の結
合解除状態へもたらす。この場合側面部は、ガスレバー
がどの位置にあってもストップスライダがストップ位置
にあれば結合要素を連動位置から押出すように、且つガ
スレバーが再び自動的にアイドリング位置にロックされ
るのを阻止するように成形されている。このようにし
て、点火装置を切ってガスレバーを離した後に、ガスレ
バーを誤って操作することにより絞り弁が再び開弁しな
いようになっている。
【0016】エンジンを始動させるには、ストップスラ
イダをオン位置に位置決めし、ガスレバーをアイドリン
グ位置に位置決めすれば、連結部材は自動的に連動位置
にロックされる。
【0017】点火装置を切るため電気的な接点対を設け
るのが合目的である。この接点対はストップスライダに
より、特に板ばねにより電気的に導通接続可能である。 ストップスライダは、所定の複数の位置を生じさせるた
め、ストップ位置およびオン位置でロック可能であるよ
うに形成されているのが有利である。特に、2つのロッ
ク凹部と、これらのロック凹部に係合する屈曲部を備え
た板ばねとからなるロック部が適している。複雑な構成
を避けるため、1つの板ばねだけを点火装置を切るため
にもストップスライダをロックするためにも設け、特に
ストップスライダに取り付け、他方ロック凹部と電気的
な接点対とを、点火装置を切るためにケーシングに固定
して配置するのが有利である。
【0018】取り付けまたは組み立てを簡単にするた
め、板ばねは形状拘束部によりストップスライダと結合
されているのが有利である。ロック凹部により決定され
るストップスライダのストップ位置とオン位置の間に、
所定の位置ではない中間位置が起こり得るのを避けるた
め、両ロック凹部の間に、板ばね屈曲部と協働するよう
にケーシングに固定される傾斜部を設けるのが有利であ
る。
【0019】点火装置を切るための電気的な接点対は、
ストップ位置を決定するロック凹部の基底部に配置され
ている。したがって、板ばねの屈曲部を介してロックが
行なわれ、これと同時にストップスライダの同じ位置で
電気的な接続が行なわれるよう保証される。
【0020】電気的な接点対の比較的小さな整列誤差を
補正するため、板ばねは屈曲部の位置で縦方向において
2つの別個のばね端に分割されているのが有利である。
【発明の実施の形態】
【0021】次に、本発明の位置実施形態を図面を用い
て詳細に説明する。 図1ないし図3には、ガス選択装置2と絞り弁9aとの
作動結合部が図示されている。作動結合部は、点火装置
を切るために調整装置3を用いて結合を解除することが
できる。図2と図3によれば、気化器9の絞り弁9aと
復帰ばね9bとは、前記結合を解除した状態で絞り弁9
aが自動的に閉じるように連結されている。
【0022】選択装置2はたとえばペダル、レバー、線
形的に可動なスライダ、回転ノブ、あるいは回転グリッ
プである。ここに図示したような手で操縦される作業機
の場合には、選択装置2を、操作グリップ1に配置され
回転軸線のまわりに回動可能なガスレバー2として実施
して、人差し指で操作できるようにするのが有利であ
る。
【0023】点火装置を切るための前記調整装置3は、
たとえばタンブラースイッチあるいは回転スイッチであ
る。手で操縦される作業機の場合には、作業機の操作グ
リップに配置される、線形的に可動なストップスライダ
3としてこの調整装置を構成するのが有利である。
【0024】ガスレバー2とストップスライダ3とは、
作業機の操作グリップ1の互いに対向する2つの側に配
置するのが有利である。 ガスレバー2と絞り弁9aとの結合部は、気化器9にお
いて結合解除可能に構成してもよい。ストップスライダ
3がガスレバー2に対して空間的に近接しているため、
ストップスライダ3によるガスレバー2と絞り弁9aと
の作動結合部を、ガスレバー2と結合要素4との間の結
合部位において結合解除可能に構成してもよい。
【0025】ガスレバー2と結合要素4との結合解除可
能な結合部は液圧的に、空気圧的に、磁気的に、或いは
電気的に構成することができる。有利にはこの結合部を
機械的に構成すること、すなわち調整方向には形状拘束
的に実施し、これに対して横方向においては自在に可動
に実施するのが有利である。このためには、特に、結合
要素4に取り付けられるころ状の連結部材5が適してい
る。
【0026】結合要素4のガスレバー2側の端部は、ば
ね力に抗して結合要素4の操作方向に対し横方向に弾性
的に可動であるのが有利である。したがってこの種の結
合要素4はワイヤーバーとして実施することができる
が、図1ないし図3によれば、曲げに関し弾性的なボー
デンケーブルとして有利に実施されている。
【0027】ガスレバー2には、ボーデンケーブル4に
取り付けられている連結部材5を受容するためのL字状
の溝2aを設けるのが合目的である。この溝2aによっ
て形成される連動脚部2bは、ボーデンケーブル4の作
用線と鈍角で交わるように配置され、したがって連動位
置Aで連結部材5を受容するための受容部を形成するよ
うに配置されている。L字状の溝2aの第2の脚部は調
整方向に対し鋭角でまたは平行に配置するのが有利であ
り、したがって結合解除位置Bで連結部材5のためのフ
リーホイール部2cを形成するのが有利である。フリー
ホイール部2cの中心線をボーデンケーブル4の作用線
に対して側方にずらして配置して、結合解除位置でボー
デンケーブル4が調整方向に対し横方向に弾性的に予め
付勢されているようにするのが合目的である。
【0028】図3は、ストップスライダ3をストップ位
置で、連結部材5を連結解除位置Bで示したものであ
る。したがって、フルスロットル位置にあるガスレバー
2は、手を離したとき、復帰ばね9bの力によりアイド
リング位置へ戻されない。それゆえガスレバー2は、復
帰ばね2dによりアイドリング位置の方向へ付勢されて
いるので有利である。
【0029】ストップスライダ3には側面部3aが取り
付けられている。図2に図示したストップスライダ3の
オン位置では、連動位置Aにある連結部材5がボーデン
ケーブル4の全調整経路にわたってボーデンケーブル4
の操作方向へ自在に可動である。図示したガスレバー2
のフルスロットル位置においては、気化器9の絞り弁9
aはボーデンケーブル4との結合部を介して開弁されて
いる。この場合ストップスライダ3の側面部3aは次の
ように成形されており、すなわちガスレバー2がどの任
意の位置にあっても、たとえば図3のフルスロットル位
置において、ストップスライダ3がストップ位置を占め
ていることにより、連結部材5が図2に示したその連動
位置Aからフリーホイール部2cに圧入され、ばね9b
の力により図3に示した連結解除位置Bへ引張られるよ
うに成形されている。気化器9の絞り弁9aはばね9b
の力により自動的に閉弁している。ストップスライダ3
がオン位置にあり、ガスレバー2がアイドリング位置に
あるときは、図1に示すように連結部材5はボーデンケ
ーブル4の曲げ弾性力により連動位置Aに自動的にロッ
クされている。
【0030】点火装置を切るため、図1に示すように電
気的な接点対7を設けるのが合目的である。電気的な接
点対7はストップスライダ3により、特に板ばね6によ
り電気的に接続可能である。ストップスライダ3は、所
定の位置を確保するため、ストップ位置およびオン位置
においてロック可能であるように構成されているのが有
利である。特に適しているロック部としては、2つのロ
ック凹部8aと8bと、これらロック凹部に係合する屈
曲部6aを備えた板ばね6とを有するロック部が好まし
い。点火装置を切るためにも、ストップスライダ3をロ
ックするためにもただ1つの板ばね6が設けられている
ので有利である。電気的な接点対7とロック凹部8a,8
bとはストップスライダ3に取り付けてよい。本実施形
態ではこれらはケーシングに固定して配置されている
が、板ばね6はストップスライダ3に固定されている。
板ばね6は溶接またはねじ止めによりストップスライダ
3に固定することができる。取り付けを簡単にするた
め、この固定部は形状拘束的に実施されている。ロック
凹部8aと8bにより決定されるストップスライダ3の
ストップ位置と点火位置(An-Position)の間に所定の位
置でない中間位置が生じないようにするため、両ロック
凹部8aと8bの間には、板ばね屈曲部6aと協働する
ようにケーシングに固定された傾斜部8cが設けられて
いる。
【0031】図2と図3によれば、電気的な接点対7は
点火装置を切るために、ストップ位置を決定しているロ
ック凹部8aの底部領域に配置されている。 電気的な接点対7の比較的小さな整列誤差を補正するた
め、図1によれば、板ばねは屈曲部の位置において縦方
向に2つの別個のばね端6bと6cに分割されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス選択用の要素と、点火装置を切るための要
素と、ガスレバーと絞り弁との結合を解除するための要
素とを設けた操作グリップを開口して示した斜視図であ
る。
【図2】連動位置にある連結部材とフルスロットル位置
にあるガスレバーとを備えた操作グリップを横断面で示
し、絞り弁が開弁している気化器を概略的に示した図で
ある。
【図3】図2と同様の図であるが、連結部材が解除位置
にあり、絞り弁が閉弁している状態を示した図である。
【符号の説明】
1 操作グリップ 2 ガスレバー 2a 溝 2b 第1の脚部 2c 第2の脚部(フリーホイール部) 2d 復帰ばね 3 ストップスライダ(第2の調整装置) 3a ストップスライダ側面部 4 結合要素 5 連結部材 6 板ばね 6a 板ばね屈曲部 6b,6c ばね端 7 電気的な接点対 8a,8b ロック凹部 9 気化器 9a 絞り弁 9b 復帰ばね A 連動位置 B 結合解除位置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 67/00 F02B 67/00 P F02D 11/02 F02D 11/02 D F Q 11/04 11/04 G (72)発明者 アクセル ラウフ ドイツ連邦共和国 デー・71254 ハイマ ーディンゲン ヴィーゼンエッカーシュト ラーセ 18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火花点火機関により駆動される作業機であ
    って、気化器(9)と、機関出力を制御するための第1
    の調整装置と、点火装置を切るための第2の調整装置
    (3)とを備え、第1の調整装置が、ガスレバー(2)
    と、気化器(9)内に設けられる絞り弁(9a)と、ガ
    スレバー(2)を絞り弁(9a)と作動結合させている
    結合要素(4)とを有している前記作業機において、 ガスレバー(2)と絞り弁(9a)との作動結合を第2
    の調整装置(3)により解除可能であり、結合解除状態
    で絞り弁(9a)が復帰ばね(9b)により自動的に閉
    弁していることを特徴とする作業機。
  2. 【請求項2】前記作動結合が、ガスレバー(2)と結合
    要素(4)との結合部位において解除可能であることを
    特徴とする、請求項1に記載の作業機。
  3. 【請求項3】第2の調整装置が、線形的に可動なストッ
    プスライダとして形成され、ガスレバー(2)とストッ
    プスライダ(3)が、作業機の操作グリップ(1)の、
    有利には互いに対向する2つの側に配置されていること
    を特徴とする、請求項1または2に記載の作業機。
  4. 【請求項4】ガスレバー(2)と結合要素(4)との結
    合が、調整方向において形状拘束的であり、且つ調整方
    向に対して横の方向においては自由であり、ガスレバー
    (2)と結合要素(4)とが、結合要素(4)に取り付
    けられる有利にはころ状の連結部材(5)を介して形状
    拘束的に結合され、特に、結合要素(4)のガスレバー
    (2)側の端部が、結合要素(4)の操作方向に対して
    横の方向にばね力に抗して弾性的に可動であり、有利に
    は曲げに関し弾性的なボーデンケーブルとして形成され
    ていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれ
    か一つに記載の作業機。
  5. 【請求項5】ガスレバー(2)に、連結部材(5)を受
    容するためのL字状の溝(2a)が設けられ、この溝
    (2a)の第1の脚部(2b)が、結合要素(4)の作
    用線と鈍角で交差する、連結部材(5)を連動位置
    (A)において受容するための側面を有し、前記溝(2
    a)の第2の脚部が、結合解除位置(B)における連結
    部材(5)のためのフリーホイール部(2c)を形成し
    ており、フリーホイール部(2c)の中心線が結合要素
    (4)の作用線に対し鋭角でまたは平行になるように側
    方にずらして配置されていることを特徴とする、請求項
    4に記載の作業機。
  6. 【請求項6】ガスレバー(2)が復帰ばね(2d)によ
    りアイドリング位置の方向へ付勢されていることを特徴
    とする、請求項4または5に記載の作業機。
  7. 【請求項7】ストップスライダ(3)が、連結部材
    (5)と協働する側面部(3a)であって連結部材
    (5)をその連動位置(A)から連結解除位置(B)へ
    押出すための側面部(3a)を有していることを特徴と
    する、請求項4から6までのいずれか一つに記載の作業
    機。
  8. 【請求項8】電気的な接点対(7)が、点火装置を切る
    ために、有利には板ばね(6)を介してストップスライ
    ダ(3)により電気的に導通結合されることを特徴とす
    る、請求項1から7までのいずれか一つに記載の作業
    機。
  9. 【請求項9】ストップスライダ(3)がオン位置および
    ストップ位置にロック可能であり、ストップスライダ
    (3)が、有利には、2つのロック凹部(8a,8b)
    と協働する板ばね(6)とロック凹部(8a,8b)に
    係合する屈曲部(6a)とを介してロック可能であり、
    1つの板ばね(6)が点火装置を切るためにもストップ
    スライダ(3)をロックするためにも設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに
    記載の作業機。
  10. 【請求項10】電気的な接点対(7)と両ロック凹部
    (8a,8b)とがケーシングに固定して配置され、板
    ばね(6)が有利には形状拘束によりストップスライダ
    (3)に取り付けられ、両ロック凹部(8a,8b)の
    間に、有利には、板ばね屈曲部(6a)と協働するよう
    にケーシングに固定される傾斜部(8c)が設けられ、
    電気的な接点対(7)が特にロック凹部(8a)の底部
    領域に配置されていることを特徴とする、請求項9に記
    載の作業機。
  11. 【請求項11】板ばね(6)が、屈曲部(6a)の位置
    で2つの別個のばね端(6b,6c)に縦方向に分割さ
    れていることを特徴とする、請求項9または10に記載
    の作業機。
JP2000106518A 1999-04-08 2000-04-07 気化器を備えたオットーエンジンにより駆動される作業機 Pending JP2000310129A (ja)

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