JP4881771B2 - 内燃エンジン用気化器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、絞り要素とチョーク要素とがそれぞれ回転軸線のまわりに回動可能に支持されている吸気通路部分と、作動位置と非作動位置(オフ位置)と少なくとも1つの始動位置とを有している始動装置とを備え、始動装置が始動位置で絞り要素とチョーク要素の所定位置を設定している内燃エンジン用気化器装置であって、始動装置が、該始動装置を作動させるための作動レバーと中間レバーとを有し、作動レバーの回転軸線と中間レバーの回転軸線とが、少なくとも中間レバーの高さで、互いに間隔を有し、作動レバーが中間レバーを介して絞り要素に作用するようにした前記気化器装置に関するものである。
特許文献1からは、チョーク要素の位置と絞り要素の位置とを操作軸を介して調整できるようにした、始動装置を備えた気化器装置が知られている。操作軸はロッドを介してチョーク要素に作用する。絞り要素の位置を設定するため、操作軸は、スロットルコントロールレバーを絞り要素と結合させているスロットルコントロールリンクに作用する。
操作軸の調整運動をロッドを介して絞り要素へ正確に伝動することができるのは、スロットルコントロールレバーと気化器とが互いに所定の位置に配置されている場合である。気化器が内燃エンジンに固定結合され、且つ操作軸とチョーク要素とを結合させるために揺動ギャップを必要とするような作業機の場合、スロットルコントロールリンクによる始動位置の調整は不正確である。
独国特許発明第2509443C2号明細書
本発明の課題は、この種の内燃エンジン用気化器装置において、始動位置の調整を簡単に且つ正確に行なうことができ、多面的に使用できる前記気化器装置を提供することである。
本発明は、この課題を解決するため、気化器装置を内燃エンジンの点火部と電気接続させるための接点ばねが設けられていること、接点ばねがホットスタート位置で作動レバーをその作動位置の方向へ付勢すること、絞り要素がそのフルスロットル位置へ回動したときに作動レバーが解放されて始動装置をホットスタート位置から作動位置へ回動させることを特徴とするものである。
作動レバーと中間レバーとを介しての絞り要素の操作は、スロットルコントロールレバーと絞り要素との連結要素とは独立である。これにより始動装置を多面的に使用できる。始動装置が始動位置で絞り要素とチョーク要素の位置を設定することにより、始動装置の簡単な操作が保証されている。この場合、作動レバーの回転軸線と中間レバーの回転軸線の位置とは互いに間隔を持って位置しており、その結果これらレバーの連動が可能である。特に両回転軸線が互いに角度を成して位置している場合には、両回転軸線が中間レバーの高さで互いに間隔を持っていることが重要である。これら回転軸線は中間レバーに対し軸方向に間隔を持って交差していてよい。
有利には、中間レバーの回転軸線が、絞り要素の回転軸線に対し間隔を有し、チョーク要素の回転軸線に対し間隔を有しているのがよい。気化器は特に担持部材に配置され、中間レバーと作動レバーとはこの担持部材で支持されている。これにより気化器装置の簡潔なコンパクトな構成が得られる。作動レバーと中間レバーの相互の位置と絞り要素およびチョーク要素に対する位置とは構造的に予め与えられており、その結果たとえば作動時の振動により相互の相対位置が変化することはない。これにより始動位置を正確に設定することができる。この場合、公差の影響は1回の調整により補償することができる。本発明によれば、始動装置は絞り要素およびチョーク要素のホットスタート位置とコールドスタート位置とを設定する。これにより操作者はその都度の作動状態に適した始動位置を簡単に選択することができる。ホットスタート位置が設けられていることにより、内燃エンジンを新たに始動させる際、燃焼室での燃焼を阻害するような多量の燃料が供給されるのが回避されている。
本発明によれば、中間レバーの各位置に絞り要素の所定位置が割り当てられている。したがって、中間レバーは絞り要素のどの位置でも絞り要素の位置に連動している。中間レバーを移動させずに絞り要素を移動させることは不可能である。これを達成するため、有利には、中間レバーは該中間レバーの回転軸線に対し半径方向に指向するフォークを有し、該フォーク内へ、絞り要素と結合されているピンが突出している。フォークは絞り要素の両移動方向において絞り要素の位置に対し中間レバーを連動させる。
始動位置を設定するため、本発明によれば、中間レバーは、始動位置で作動レバーのガイドに当接するガイド片を有している。ガイドの構成に対しては、絞り要素の始動位置を構造的に簡単に適応させることができる。本発明によれば、始動装置はホットスタート位置を設定し、作動レバーはストッパーを有し、該ストッパーに対しガイド片がホットスタート位置にて当接し、ストッパーはガイド片とともにロック位置を決定している。ロック位置は絞り要素および特にチョーク要素の所定のホットスタート位置を確保する。同時に、これにより、絞り要素の操作によってロックの解除を行なうことができる。有利には、作動レバーに、始動装置の始動位置でチョーク要素に作用するチョーク操作部が設けられているのがよい。したがって、チョーク要素の位置は直接始動装置の位置に依存している。したがって、ホットスタート位置およびコールドスタート位置におけるチョーク要素の種々の位置を構造的に簡単に予め与えることができる。
本発明によれば、中間レバーの位置は該中間レバーの各位置で作動レバーの位置に連動していてよい。この場合、絞り要素の位置は中間レバーの位置と連動していなくてもよい。有利には、中間レバーの位置が、案内溝で案内されるピンを介して、作動レバーの位置に連動しているのがよい。この場合、両ピンは特に作動レバーに配置されていてよい。他方、ピンを中間レバーに配置してもよい。良好なガイドを達成するため、案内溝が形成されている前記レバーは2分割に形成され、前記ピンを担持しているレバーは、案内溝を備えている前記レバーの2つの部分の間に配置されている。特に、ピンを備えたレバーは、両側で、案内溝を備えた2分割のレバーに連結されている。有利には、2つのピンが設けられ、これらのピンが、中央を案内されているレバーの両側に配置され、且つそれぞれ2分割したレバーの一部の案内溝内へ突出している。これにより均一な案内が得られる。作動レバーと中間レバーとから成る伝動系が安定化される。有利には、中間レバーがアームを有し、アームが絞り要素と結合されているアームと協働するのがよい。2つのアームを介しての連結により、中間レバーの所定位置で中間レバーと絞り要素との連動が行なわれ、中間レバーの他の位置では絞り要素の非連動運動を可能にさせることができる。両アームの構成は構造的に簡潔であってよい。
有利には、絞り要素と中間レバーのアームは、ホットスタート位置において、絞り要素の所定位置に割り当てられているロック位置を設定する。さらに、ロック位置はチョーク要素の所定位置を設定することができる。この場合、ロックの解除は特に絞り要素を操作することにより行なうことができる。
本発明によれば、気化器装置は内燃エンジンの点火部と電気接続させるための接点ばねを有している。接点ばねが作動レバーに当接し、その際作動レバーが接点ばねと始動装置の非作動位置で接触する接点を有しているのが有利である。接点が作動レバーに配置されていることにより、接点ばねと接点との接触は始動装置の位置に依存している。これにより、始動装置の非作動位置で接点が接触して、点火部をアースさせることが達成できる。これにより始動装置の非作動位置での点火が確実に回避されている。
本発明によれば、作動レバーが操作軸に固定され、接点ばねが操作軸に当接し、操作軸が始動装置の非作動位置で接点ばねと接触する接点を有している構成でもよい。特に、操作軸は、始動装置の非作動位置で接点ばねと接触する接点を有している。接点を操作軸に配置しても、接点ばねと接点との接触は始動装置の位置に依存している。このようにしても、始動装置の非作動位置での点火を確実に回避することができる。
本発明によれば、接点ばねホットスタート位置で作動レバーをその作動位置の方向へ付勢している。特に、絞り要素がそのフルスロットル位置へ回動したときに作動レバーが解放され、始動装置をホットスタート位置から作動位置へ回動させる。接点ばねは、内燃エンジンの始動後にガスを最初に付与したとき、作動レバーと中間レバーとの間のロックが解除され、その結果作動レバーがその作動位置へ回動するよう保証する。これによりチョーク要素もその作動位置へ移行する。作動レバーをばね付勢することにより、操作者がそれ以上関与することなく、始動装置を作動位置へ戻し回動させることが保障されている。これにより操作が容易になる。有利には、コールドスタート位置で作動レバーが接点ばねにより移動方向とは逆の方向へホットスタート位置のほうへ付勢されているのがよい。作動レバーの位置はストッパーにより設定されるのが有利である。したがって接点ばねは,作動レバーがストッパーに当接することを保証している。これにより、コールドスタート位置での作動レバーの所定の位置、よってチョーク要素および絞り要素の所定の位置を達成できる。このように接点ばねはコールドスタート位置もホットスタート位置も保証している。ばね付勢は既存の接点ばねにより行なうので、このために付加的な部材を必要としない。
有利には、作動レバーが操作軸に固定され、操作軸の回転軸線が吸気通路部分内の流動方向に対し横方向に延びているのがよい。絞り要素は特にボーデンケーブルを介して操作され、ボーデンケーブルは、気化器の作動レバーとは反対の側で、絞り要素と結合されている。ボーデンケーブルを介して絞り要素を操作することにより、気化器を周囲から十分遮蔽された空間の中に配置することができる。ボーデンケーブルの侵入穴はゴム管等を介して簡単に密封することができる。これにより、機能を阻害する気化器の汚染が回避されている。ボーデンケーブルを気化器の作動レバーとは反対側に配置することにより、始動装置に対してもボーデンケーブルに対しても十分な構成空間が提供される。ボーデンケーブルによる始動装置の機能障害は回避されている。
有利には、中間レバーが、始動装置の操作を、始動装置の作動位置と絞り要素のアイドリング位置でブロックするのがよい。これにより、内燃エンジンのアイドリング時に操作者が誤って始動装置を操作するのを防止できる。有利には、中間レバーがロックフックを有し、該ロックフックが始動装置の作動位置と絞り要素のアイドリング位置で作動レバーのロック突起と協働するのがよい。このようにして始動装置のブロックを、付加的な構成要素を必要とせずに簡単に実現できる。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に概略的に示した気化器1は気化器ケース2を有している。気化器ケース2内には吸気通路部分3が形成されている。吸気通路部分3は内燃エンジン、特にパワーソー、研削切断機等の手で操縦される作業機の内燃エンジンの吸気部と連通し、内燃エンジンに燃料・空気混合気を供給する。吸気通路部分3内にはベンチュリー部4が形成され、ベンチュリー部4の領域では主燃料穴9が吸気通路部分3に開口している。流動方向24に関し主燃料穴9の下流側には、吸気通路部分3内において絞り要素、すなわちスロットルバルブ5が、スロットル軸6により回動可能に支持されている。スロットル軸6には、気化器ケース2の外面に、図1で破線で示したレバー38が相対回転不能に固定され、該レバー38にはボーデンケーブル39が係合している。ボーデンケーブル39は内燃エンジン操作用のスロットルコントロールレバーと連結されている。スロットルバルブ5の領域では副燃料穴10が吸気通路部分3内に開口している。
スロットルバルブ5およびベンチュリー部4の上流側では、チョーク軸8を備えたチョークバルブ7が吸気通路部分3内に回動可能に支持されている。図1に図示したスロットルバルブ5およびチョークバルブ7の非操作位置では、スロットルバルブ5は吸気通路部分3を十分に閉鎖している。チョークバルブ7は吸気通路部分3の長手中心軸線47にほぼ平行に位置し、吸気通路部分3の流動横断面積をわずかに減少させている。
気化器ケース2には空気通路ケース11が固定されている。空気通路ケース11はフランジ15を有し、フランジ15は上流側にある気化器ケース2の端面50に配置されている。空気通路ケース11内には空気通路部分12が形成されている。空気通路部分12内にはエアバルブ軸14によりエアバルブ13が回動可能に支持されている。エアバルブ13の位置はスロットルバルブ5の位置に連動しているのが有利である。チョークバルブ7の位置とエアバルブ13の位置とを連動させてもよく、このようにすると、チョークバルブ7を操作したときにエアバルブ13が閉じるよう保障される。
図2ないし図11には、気化器1を備えた気化器装置が図示されている。気化器ケース2は気化器担持体53に固定されている。気化器担持体53内には、気化器を予熱するための空気を案内する通路(図示せず)が延びている。気化器担持体53内には、吸気通路の一部分と空気通路の一部分とが形成されている。気化器1は始動装置を有し、該始動装置により、ホットスタート位置とコールドスタート位置とに対し定義されたチョークバルブ7およびスロットルバルブ5の位置を調整または設定することができる。図2と図3には始動装置が非作動位置(オフ位置)で図示してある。始動装置は操作レバー22を有し、操作レバー22には操作軸23が配置されている。操作軸23は気化器担持体53に設けた2つの支持部位27で回転可能に支持されている。操作軸23の操作レバー22とは反対の側には、作動レバー29が操作軸23に配置されている。操作レバー22と操作軸23と作動レバー29とは互いに相対回転不能に結合されており、有利には一体に形成されている。気化器担持体53には接点ばね26が固定されている。図2および図3に図示した非作動位置では、接点ばね26は接点ピン36に当接し、接触している。接点ピン36は作動レバー29に配置されている。接点ばね26は内燃エンジンの点火部に接続されている。接点ピン36を介して内燃エンジンの点火部が短絡され、その結果点火が回避される。操作軸23および/または接点ばね26は隣接する部材、たとえばタンクケースに支持させてもよい。気化器ケース2で支持させることも可能である。有利には、気化器1と結合されている部材、または、気化器1が保持されている部材で支持させるのがよい。
気化器担持体53には中間レバー18が軸20により回転軸線37のまわりを回動可能に支持されている。気化器担持体53は操作軸23、中間レバー18および接点ばね26のための支持手段として用いられる。図3が示すように、中間レバー18の回転軸線37は、作動レバー29を用いて操作軸23を回動させるための回転軸線28に対し間隔cを持っている。中間レバー18の回転軸線37は、スロットル軸6の回転軸線34に対し間隔aを有し、そしてチョーク軸8の回転軸線35に対し間隔bを有している。したがって作動レバー29と中間レバー18とスロットル軸6とチョーク軸8とは異なる回転軸線のまわりに回転可能である。本実施形態では、作動レバー29の回転軸線28と中間レバー18の回転軸線37とは互いに平行に位置している。チョーク軸6の回転軸線34とスロットル軸8の回転軸線35とは互いに平行に延び、且つ回転軸線28と37に対し傾斜して延びている。しかし、回転軸線28,34,35,37の角度位置の他の配置構成も有利である。
スロットル軸6には、スロットルレバー17がピン25を用いて相対回転不能に固定されている。ピン25はスロットル軸6の回転軸線34に対し平行に間隔を持って延びている。中間レバー18はフォーク19を有し、該フォーク19内にピン25が突出している。フォーク19は互いに対向しあっている側でピン25を取り囲むように該ピン25に係合しており、その結果スロットル軸6が1回転すると、中間レバー18は2つの回転方向へ一緒に連行される。チョーク軸8には、該チョーク軸8と相対回転不能に結合されているチョークレバー16が配置されている。図2および図3に図示した始動装置の非作動位置では、中間レバー18もチョークレバー16も作動レバー29により操作されない。スロットルバルブ5とチョークバルブ7とは図1に図示した位置にある。
内燃エンジンを始動させるため、操作レバー22を図2および図3に図示した非作動位置から、図4および図5に図示したコールドスタート位置へもたらす。加えて、操作レバー22を図4に図示した矢印40の方向へ回動させる。操作レバー22を回動させると、接点ばね26は接点36からはずれ、作動レバー29に設けた滑動面32(図4)に沿って滑動する。図5に示すように、滑動面32は第1の部分41と、該第1の部分41に対し屈曲して延びている第2の部分42とを有している。非作動位置からコールドスタート位置への移動の際、接点ばね26は接点ピン36からまず滑動面32の第1の部分41へ移動する。操作者が操作レバー22を接点ばね26の力に抗してさらに移動させると、接点ばね26は滑動面32の第2の部分42へ移動する。接点ばね26は、両部分41,42の間にある屈曲部を乗り越えると、作動レバー29を図5において反時計方向へ負荷する。すなわち矢印40の方向へ負荷する。接点ばね26は作動レバー29または操作レバー22をストッパー43に対し押圧させる。これにより始動装置はコールドスタート位置に確実に保持される。ストッパー43はたとえば気化器担持体53または作業機のケーシング自体に形成してよい。
作動レバー29はガイド30を有している。ガイド30には、図4および図5に図示したコールドスタート位置で中間レバー18のガイド片21が当接する。これにより中間レバー18は操作レバー22を操作したときに回動してピン25を一緒に連行する。これによりスロットルバルブ5が部分的に開弁する。このときのスロットルバルブ5の位置は図5において破線で示してある。コールドスタート位置でのスロットルバルブ5は、非作動位置にあるときよりも吸気通路部分3の長手中心軸線47に対しより小さな角度で傾斜している。
作動レバー29にはチョーク操作部31が設けられている。チョークバルブ7は、ばね52により、図1に図示した完全開弁位置の方向へ弾性付勢されている。チョーク操作部31はチョークレバー16を操作し、チョークバルブ7をばね52の力に抗して閉弁させる(図4)。スロットルバルブ5も、図1に図示したその完全閉弁位置の方向へばね51により弾性付勢されている。中間レバー18によるスロットルバルブ5の開弁はばね51の力に抗して行なう。
エンジンがすでに暖機運転したときにエンジンを新たに始動させるため、或いは、外温が比較的高いときに始動させるため、始動装置を図6および図7に図示したホットスタート位置へ回転させる。コールドスタート位置に比べると、操作レバー22は矢印44の方向へ回動している。したがって、始動装置をホットスタート位置へもたらすためには、操作レバー22を始動装置の非作動位置から、コールドスタート位置を設定する場合よりもわずかに遠くへ操作せねばならない。図6および図7が示すように、始動装置のホットスタート位置では、接点ばね26は作動レバー29に設けた滑動面32の第1の部分41に当接している。接点ばね26は作動レバー29を矢印44の方向へ負荷する。すなわち始動装置の非作動位置へ負荷する。ガイド30はストッパー33を有し、該ストッパー33に対し中間レバー18のガイド片21がホットスタート位置で当接する。ストッパー33は中間レバー18の回転軸線37に対しほぼ周方向に延びている。スロットルコントロールレバーを操作すると、スロットル軸6が回転する。ピン25とフォーク19とを介して中間レバー18は図7において時計方向に回転軸線37のまわりに回動する。これにより作動レバー29とガイド片21との間のロックが解除される。
ホットスタート位置での中間レバー18の位置は、コールドスタート位置での中間レバーの位置にほぼ対応している。したがってスロットルバルブ5はコールドスタート位置とホットスタート位置とでほぼ同じ位置にある。しかし、スロットルバルブ5はホットスタート位置では幾分さらに開いていてもよい。チョーク操作部31はホットスタート位置でチョークレバー16を操作し、その結果チョークバルブ7が部分的に閉弁する。チョークバルブ7の位置は図6および図7に図示してある。チョークバルブ7はホットスタート位置で吸気通路部分3の長手中心軸線47のほうへ傾斜している。
内燃エンジンの始動後、内燃エンジンのスロットルコントロールレバーを操作して、スロットル軸6を図7において反時計方向に回動させる。これにより中間レバー18は時計方向に回動し、中間レバー18と作動レバー29との間のロックが解除する。接点ばね26は、作動レバー29を、回転軸線28のまわりに図8および図9に図示した始動装置の作動位置へ回動させる。その際操作レバー22は図9に図示した矢印45の方向に回動する。この位置で接点ばね26は、滑動面32を接点ピン36から切り離している、滑動面32のエッジ46に当接する。これにより非作動位置への始動装置の不慮の変位が回避されている。もはやチョークバルブ7はチョーク操作部31により操作されない。チョークバルブ7は吸気通路部分3内でほぼ長手中心軸線47に対しほぼ平行に位置する。図8および図9に図示したスロットルバルブ5のフルスロットル位置では、スロットルバルブ5も同様に吸気通路部分3内で長手中心軸線47に対しほぼ平行に位置する。スロットル軸6が回動すると、中間レバー18はピン25とフォーク19とを介して一緒に連行される。ガイド片21はガイド30から離間している。
図10と図11は始動装置を安全ロック状態で示したものである。始動装置は作動位置にある。図8および図9に図示したフルスロットル位置に比べて、操作レバー22は回動していない。図10と図11には図示していない接点ばね26は滑動面32のエッジ46に当接している。操作者はスロットルバルブ5の操作をレリーズしており、その結果ばね51がスロットルバルブ5をその完全閉弁位置に移行させた状態にある。スロットル軸16はピン25とフォーク19とを介して中間レバー18を一緒に連行して作動レバー29の方向へ回動させた状態にある。ガイド片21には、ロック突起49が係合するロックフック48が形成されている。ロック突起49はストッパー33の背面に形成されている。ロックフック48は作動レバー29が図11にて反時計方向へ回動軸線28のまわりに回動するのを阻止する。これにより、エンジンがまだ回転しているときの始動装置の操作が回避される。ロックの解除は、スロットルレバー6が新たに操作されたときに行なわれる。
図12ないし図18には気化器装置の1実施形態が図示されている。図1ないし図11に図示した実施形態と同じ部材には同じ符号を付している。図12に図示した気化器装置は非作動位置で図示されている。気化器装置は気化器ケース2を備えた気化器1を有し、気化器ケース2内には、スロットルバルブ5がスロットル軸6により回動可能に支持され、且つチョークバルブ7がチョーク軸8により回動可能に支持されている。気化器ケース2には空気通路部分64が固定され、空気通路部分64内にはエアバルブ(図示せず)がエアバルブ軸14により回動可能に支持されている。エアバルブの位置はスロットルバルブ5の位置に連動している。このための連動機構は、図12において気化器ケース2の背面側に配置されている。連動機構は図12に図示した連動レバー62を有している。連動レバー62はスロットル軸6に相対回転不能に固定され、エアバルブ軸14に固定されているレバー(図示せず)と協働する。スロットルバルブ5を操作するため、図12にて気化器ケース2の前面側には、操作ピン56が配置されている。操作ピン56はスロットルレバー57に固定され、スロットルレバー57はスロットル軸6に相対回転不能に保持されている。操作ピン56は図示していない操作軸により操作されるのが有利である。この操作軸は、特に、スロットル軸6の回転軸線34に対し横方向に位置する回転軸線のまわりに回動可能な回転軸である。
図12には、完全閉弁位置にあるスロットルバルブ5が概略的に破線で示してある。スロットルレバー57には第1のストッパー58が配置され、第1のストッパー58は、スロットルバルブ5の完全閉弁位置で、気化器ケース2に配置されているストッパーピン63と協働する。ストッパーピン63は気化器1の調整ねじによって形成されていてよい。スロットルレバー57には第2のストッパー59が配置され、第2のストッパー59はスロットルバルブ5の完全開弁位置で気化器ケース2に当接する。
図12に図示した気化器装置は始動装置を有している。始動装置は操作軸73と中間レバー68とを有している。中間レバー68は回転軸線37のまわりに回動可能に支持されている。回転軸線37はスロットル軸6の回転軸線34に対し間隔aを持っている。図13が示すように、回転軸線37はチョーク軸8の回転軸線35に対し間隔bを持っている。図12には、さらに、中間レバー68の回転軸線37と操作軸73の回転軸線28との間隔cが図示されている。これら間隔a,b,cは中間レバー68およびスロットルレバー57の高さに設定され、すなわちスロットルレバー57と、該スロットルレバー57と協働する中間レバー68の一部分とが配置されている面内に設定されている。回転軸千34,35,37は互いに傾斜して位置していてよく、その結果これら軸線はスロットルレバー57の面に対し間隔を持って互いに交差していてよい。
図18には、気化器1と操作軸73と中間レバー68との支持態様が図示されている。気化器1は気化器担持体83で支持されている。気化器担持体83は独立の部材として形成されていてよい。しかし気化器担持体83は作業機の1つの部材の一部分であってもよい。たとえば気化器担持体93を少なくとも部分的にケーシング壁によって形成してよい。気化器担持体83には、操作軸73を保持する保持部86が配置されている。有利には2つの保持部86が設けられ、これら保持部86は、図16の斜視図に図示されている操作軸73の2つの支持部位27に係合し、これにより操作軸73を確実に支持している。中間レバー68に対しては保持部87が設けられており、保持部87は図16に図示した中間レバー68の支持部位75に係合して中間レバー68を回動可能に支持している。
次に、操作軸73および中間レバー68の構成を、図16および図17と関連させて図12を用いて説明する。操作軸73は操作レバー72を有し、該操作レバー72を介して操作者は操作軸73を種々の位置へ(非作動位置、作動位置、ホットスタート位置、コールドスタート位置)へ調整することができる。操作レバー72に隣接して、操作軸73に点火スイッチ81が配置されている。点火スイッチ81は接点ばね26(図17に概略的に図示した)を有している。接点ばね26は作業機のケーシングまたは気化器ケース12に固定されていてよく、図12に図示した非作動位置で接点84と協働する。接点84は接続導線85(図17)を介して内燃エンジンのアースと接続されている。接点ばね26は内燃エンジンの点火部と接続されている。点火スイッチ81が開いている場合にだけ、内燃エンジンの燃焼室で混合気に点火させるための点火火花を生成させることができる。操作軸73には接点ばね26のための滑動面82が形成され、操作軸73の種々の切換え位置間で調整するときに接点ばね26はこの滑動面82にて滑動する。
操作軸73の2つの支持部位27の間に位置するように、操作軸73には作動レバー69が配置されている。作動レバー69は特に操作軸73と一体に形成されている。作動レバー69は、図16および図17に図示したように、2分割して形成されている。作動レバー69のそれぞれの部分はそれぞれ1つのピン71を受容するための案内溝67を有している。両ピン71は中間レバー68の第1のアーム76に固定されている。両ピン71と両案内溝67とを介して中間レバー68の運動は操作軸73の位置に連動している。中間レバー68は第2のアーム70を有し、第2のアーム70は、本実施形態では、回転軸線37を境にしてほぼ反対側に配置されている。両アーム70と76とは回転軸線37に関しほぼ直径方向に対向している。第2のアーム70には補強突張り74が配置され、第2のアーム70の安定性を向上させている。中間レバー68は回転軸線28と37に平行な方向において操作軸73を超えて突出している。突出端には、第2のアーム70に隣接するように中間レバー68の支持部位75が配置されている。
図12に図示した始動装置の非作動位置では、点火スイッチ81は閉じている。接点ばね26は接点84に当接している。中間レバー68のアーム70はスロットルレバー57を操作していない。スロットルバルブ5は完全閉弁位置にある。支持ピン71は、案内溝67の領域において、回転軸線28に隣接している案内溝67の内端に隣接している。
周囲温度が低く内燃エンジンが冷えているときに内燃エンジンを始動するには、始動装置を図13に図示したコールドスタート位置へ調整する。このため、まず、図示していないスロットルコントロールレバーを操作して操作ピン56を操作することによりスロットルバルブ5を完全に開かせる。次に、操作レバー72を図12に図示した矢印65の方向に完全に操作する。これにより操作軸73は、図で反時計方向に回動する。作動レバー69を介して中間レバー68もその回転軸線37のまわりに回動し、すなわち同様に図で反時計方向に回動する。操作レバー72を介して操作軸73を回動させた後、操作者はスロットルコントロールレバーから再び手を離す。その結果スロットルバルブ5はスロットルレバー57とともに戻り回動する。その際スロットルレバー57は、該スロットルレバー57の連動アーム60が中間レバー68の第2のアーム70に当接するまで戻り回動する。操作軸73を回動させると、中間レバー68も回動する。その際中間レバー68のピン71が作動レバー69の案内溝67内で滑動する。図13に図示したコールドスタート位置では、ピン71は案内溝67の半径方向外側の領域にある。
接点ばね26のための滑動面82は、第1の部分41と第2の部分42とを有している(図16をも参照)。両部分41と42の間にはエッジ88が形成されている。図13に図示したコールドスタート位置では、接点ばね26は滑動面82の第2の部分42に対しエッジ88の後方で当接している。これにより接点ばね26は操作軸73を図13に図示した矢印89の方向へ付勢する。有利にはストッパーを設けて、該ストッパーに対し接点ばね26が操作軸73を押圧して係止させるのがよい。これにより操作軸73および中間レバー68の位置が固定される。図13に図示したコールドスタート位置では、チョークバルブ7は完全に開いている。スロットルバルブ5は部分開弁位置にある。チョークバルブ7は図示していない連動機構を介して同様に操作軸73の運動により操作される。この場合の連動は、図1ないし図11に図示した実施形態の場合と同様に、操作軸73と固定連結されているチョーク操作部を介して行なわれる。しかし、連結棒を介して連動を行なってもよい。
周囲温度が高い場合、または、内燃エンジンをすでに暖機運転した場合は、ないエンジンを図14に図示したホットスタート位置から始動させることができる。このため、操作レバー72を図12に図示した非作動位置から同様に矢印65の方向へ調整するが、図13のコールドスタート位置の場合よりも移動距離は小さい。操作レバー72をコールドスタート位置から図13の矢印77の方向へ図14のホットスタート位置へ調整する。ホットスタート位置で接点ばね26は滑動面82の第1の部分41に当接する。接点ばね26は操作軸73を図14に図示した矢印66の方向へ付勢し、すなわち図で時計方向へ付勢する。操作軸73と中間レバー68の位置を固定するため、スロットルレバー57の連動アーム60と中間レバー68の第2のアーム70との間にはロック装置が形成されている。加えて、連動アーム60はその半径方向外側端部に突起61を有している。突起61は中間レバー68の第2のアーム70の方向へ突出し、該第2のアーム70に当接している。これにより中間レバー68はその位置に保持されている。ピン71は、図14に図示したホットスタート位置で、案内溝67の中央領域にある。案内溝67の中央領域は屈曲部として形成されており、その結果中間レバー68の位置が補助的に固定されている。案内溝67の屈曲部は、さらに、作動レバー69の回動運動の中間レバー68への伝動運動学にも影響する。案内溝67の、屈曲部により分離された2つの領域に、伝動操作距離の縮小または拡大が生じる。案内溝67を適宜構成するたことにより、所望の操作距離を得ることができる。
始動装置を図14に図示したホットスタート位置から図15に図示したコールドスタート位置へ調整するには、操作者はスロットルコントロールレバーのみを操作すればよい。これによりスロットルレバー57は図14において反時計方向に回動運動する。この回動運動は突起61をアーム70から引き離す。接点ばね26のばね力により、操作軸73と中間レバー68とは図15に図示した作動位置へ回動する。この作動位置では、中間レバー68の第2のアーム70はスロットル軸6の回転軸線34に関しスロットルレバー57の半径方向外側にある。これによりスロットルレバー57を支障なく回動させることができる。接点ばね26は滑動面82の第2の部分42に当接しており、この場合接点ばね26は特に第1の部分41の端部に形成されるストッパーに対し押圧される。
中間レバー18,68は他の構成でもよい。
気化器の概略断面図である。 非作動位置にある始動装置を備えた気化器装置の斜視図である。 図2の気化器装置の非作動位置での側面図である。 気化器装置をコールドスタート位置で示した斜視図である。 図2の気化器装置をコールドスタート位置で示した側面図である。 図2の気化器装置をホットスタート位置で示した斜視図である。 図2の気化器装置をホットスタート位置で示した側面図である。 図2の気化器装置を作動位置で示した斜視図である。 図2の気化器装置を作動位置で示した側面図である。 ブロックされた始動装置を備えた図2の気化器装置の斜視図である。 ブロックされた始動装置を備えた図2の気化器装置の側面図である。 非作動位置にある始動装置を備えた気化器装置の1実施形態の側面図である。 図12の気化器装置をコールドスタート位置で示した側面図である。 図12の気化器装置をホットスタート位置で示した側面図である。 図12の気化器装置を作動位置で示した側面図である。 図12から図15までの気化器装置の操作軸と中間レバーの斜視図である。 図16の操作軸と中間レバーの平面図である。 概略的に図示した気化器担持体を備える、図12から図15までの気化器装置の斜視図である。
符号の説明
1 気化器
2 気化器ケース
3 吸気通路部分
4 ベンチュリー部
5 スロットルバルブ
6 スロットル軸
7 チョークバルブ
8 チョーク軸
18 中間レバー
21 ガイド片
22 操作レバー
23 操作軸
26 接点ばね
29 作動レバー
30 ガイド
32 滑動面
33 ストッパー
36 接点ピン
39 ボーデンケーブル
49 ロック突起
53 気化器担持体
57 スロットルレバー
68 中間レバー
69 作動レバー
72 操作レバー
73 操作軸
83 気化器担持体

Claims (21)

  1. 絞り要素とチョーク要素とがそれぞれ回転軸線(34,35)のまわりに回動可能に支持されている吸気通路部分(3)と、作動位置と非作動位置と少なくとも1つの始動位置とを有している始動装置とを備え、始動装置が始動位置で絞り要素とチョーク要素の所定位置を設定する内燃エンジン用気化器装置であって、始動装置が、該始動装置を作動させるための作動レバー(29,69)と中間レバー(18,68)とを有し、作動レバー(29,69)の回転軸線(28)と中間レバー(18,68)の回転軸線(37)とが、少なくとも中間レバー(18,68)の高さで、互いに間隔(c)を有し、作動レバー(29,69)が中間レバー(18,68)を介して絞り要素に作用するようにした前記気化器装置において、
    気化器装置を内燃エンジンの点火部と電気接続させるための接点ばね(26)が設けられていること、
    接点ばね(26)がホットスタート位置で作動レバー(29,69)をその作動位置の方向へ付勢すること、
    絞り要素がそのフルスロットル位置へ回動したときに作動レバー(29,69)が解放されて始動装置をホットスタート位置から作動位置へ回動させること、
    を特徴とする気化器装置。
  2. 中間レバー(18,68)の回転軸線(37)が、絞り要素の回転軸線(34)に対し間隔(a)を有し、チョーク要素の回転軸線(35)に対し間隔(b)を有していることを特徴とする、請求項1に記載の気化器装置。
  3. 気化器(1)が担持部材に配置され、中間レバー(18,68)と作動レバー(29,69)とが前記担持部材で支持されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の気化器装置。
  4. 始動装置が絞り要素およびチョーク要素のホットスタート位置とコールドスタート位置とを設定することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  5. 中間レバー(18)の各位置に絞り要素の所定位置が割り当てられていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  6. 中間レバー(18)が該中間レバー(38)の回転軸線(37)に対し半径方向に指向するフォーク(19)を有し、該フォーク(19)内へ、絞り要素と結合されているピン(25)が突出していることを特徴とする、請求項5に記載の気化器装置。
  7. 中間レバー(18)が、始動位置で作動レバー(29)のガイド(30)に当接するガイド片(21)を有していることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  8. 始動装置がホットスタート位置を設定すること、作動レバー(29)がストッパー(33)を有し、該ストッパー(33)に対しガイド片(21)がホットスタート位置にて当接し、ストッパー(33)がガイド片(21)とともにロック位置を決定していることを特徴とする、請求項7に記載の気化器装置。
  9. 作動レバー(29)に、始動装置の始動位置でチョーク要素に作用するチョーク操作部(31)が設けられていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  10. 中間レバー(68)の位置が該中間レバー(68)の各位置で作動レバー(69)の位置に連動していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  11. 中間レバー(68)の位置が、案内溝(67)で案内されるピン(71)を介して、作動レバー(69)の位置に連動していることを特徴とする、請求項10に記載の気化器装置。
  12. 案内溝(67)が形成されている前記レバー(69)が2分割に形成されていること、前記ピンを担持しているレバー(68)が、案内溝(67)を備えている前記レバー(69)の2つの部分の間に配置され、両側をこのレバー(69)と連結されていることを特徴とする、請求項11に記載の気化器装置。
  13. 中間レバー(68)がアーム(70)を有し、アーム(70)が絞り要素と結合されているアーム(60)と協働することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  14. 絞り要素と中間レバー(68)のアーム(60,70)が、ホットスタート位置において、絞り要素の所定位置に割り当てられているロック位置を設定することを特徴とする、請求項13に記載の気化器装置。
  15. 接点ばね(26)が作動レバー(29)に当接していること、作動レバー(29)が接点ばね(26)と始動装置の非作動位置で接触する接点を有していることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  16. 作動レバー(29,69)が操作軸(23,73)に固定されていること、接点ばね(26)が操作軸(73)に当接し、操作軸(73)が始動装置の非作動位置で接点ばね(26)と接触する接点(84)を有していることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  17. コールドスタート位置で作動レバー(29,69)が接点ばね(26)により移動方向とは逆の方向へホットスタート位置のほうへ付勢されていること、作動レバー(29,69)の位置がストッパー(43)により設定されることを特徴とする、請求項1から16までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  18. 作動レバー(29,69)が操作軸(23,73)に固定され、操作軸(23,73)の回転軸線(28)が吸気通路部分(3)内の流動方向(24)に対し横方向に延びていることを特徴とする、請求項1から17までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  19. 絞り要素がボーデンケーブル(39)を介して操作され、ボーデンケーブル(39)が、気化器(1)の作動レバー(29)とは反対の側で、絞り要素と結合されていることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  20. 中間レバー(18)が、始動装置の操作を、始動装置の作動位置と絞り要素のアイドリング位置でブロックすることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一つに記載の気化器装置。
  21. 中間レバー(18)がロックフック(48)を有し、該ロックフック(48)が始動装置の作動位置と絞り要素のアイドリング位置で作動レバー(29)のロック突起(49)と協働することを特徴とする、請求項20に記載の気化器装置。
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