JPS62223446A - 気化器の自動チヨ−ク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野　　　　　゛ 本発明はエンジンに燃料を供給する気化器において、暖
機の進行に伴ってチョーク弁と絞り弁とを連動して自動
的に開閉動作させる自動チョーク装置に関するものであ
り、汎用エンジンや小形車両、自動車用エンジンなどの
ための気化器に利用される。

低温時にチョーク弁を閉じるとともに絞り弁を少し開か
せておき、エンジン始動後は暖機の進行に伴ってチョー
ク弁を開（とともに絞り弁を閉じる動作を自動的に行な
わせる気化器の自動チョーク装置において、感温ピスト
ン機構によりカムを回動させ絞り弁な閉じるとともにリ
ンク機構な介してチョーク弁を開かせるようにした完全
自動チョーク装置が知られている。この完全自動チョー
ク装置は。

例えば特公昭５４−１７８９３号公報、Ｂｇｆ開昭５７
−１８８７４９号公報に開示されているように、感温ピ
ストン機構に押されて自動するカムの回転角度とカム面
の形状とによってチョーク弁および絞り弁の動作特性が
規定されるものである。

即ち、−個のカムによってチョーク弁と絞り弁とを制御
しているので、その−万を温度に対し所定の動作特性と
なるようにすると。

もつ一方の動作特性が追従して決定されることとなり、
製作誤差や組立ての狂いなどによる動作特性のずれを修
正することができない。

また、一般にチョーク弁の動作特性は温度と一次的な関
係にあり、感温ピストン様構が温度に比例して作動する
限り直線的な開き動作を行なう。このため、電気抵抗熱
で感温ピストン機構な加熱する方式では、エンジンの実
際の暖機状態とチョーク弁の開度とが一牧せず、暖機に
見合う以上の開度に開かれて適正なチョーク作用が行な
われないという不都合を生じる。

本発明は前述のような従来の問題点を解決し、チョーク
弁と絞り弁のそれぞれに対して任意の動作特性？与え暖
機状態に正確に対応した１ノ１１度とすることができ、
従って適正なチョーク作用を行なわせることかできる気
化器の自動チョーク装置な提供することを目的としてい
る。

本発明に係る気化器の自動チョーク装置は。

調整ねじにより臣いの角度関係を調整可能に結合した二
つのカムを具え、少な（とも一方のカムに感温ピストン
機構が作用させてあるとともにこれら二つのカムがそれ
ぞれリンク虫構を介して絞り弁およびチョーク弁な制御
する構成とした。

実施例 本発明を横向き気化器に実施した例を図面Ｉｃ基いて説
明する。

水平方向へ延びる吸気路２に設置したチョーク弁３およ
び絞り弁５をそれぞれ固定したチョーク弁軸４および絞
り弁軸６の２化器本体１から突出している軸端部にチョ
ークアーム２３および絞りアーム１６が固着されている
とともに、これらの間において気化器本体１ｉＣ突設し
たカム＋！ＩＩ７に二つのカム８．１１が回転自由に支
承されている。この二つのカム８．１１はこれらに突設
した互いにほぼ平行な１況９．１２に頁通架設した調整
ねじ１４によって互いの角度関係を調整可能に結合され
、且つ所定の角度関係を維持させるためのばね１５が腕
９，１２の間に装入されている。

第一のカム８はそのカム面１０が絞りアーム１６ノコロ
１７と接触していて絞り弁５の開度を制御する。また、
第二のカム１１はそのカム面１３が気化器本体１に支軸
１８によって回動自由に支承した中間レバー１９の一つ
の端部のコロ２０と接触し、中間レバー１９のもう一つ
の端部がチョーク弁軸４に回動自由に支承したチョーク
レバー２１ト連動リンク２２によって連結され、更にチ
ョークレバー２１とチョークアーム２３とが互いに係合
する爪２１ａ、２３ａを有しているとともに図示しない
チョークはねによって互いに連結されていることによっ
てチョーク弁３の開度な制御する。前記絞りアーム１６
は絞り弁５な制御するリンク機構２５を構成し。

中間ｖ　バー　１９．チョークレバー２１．連動リンク
２２．チョークアーム２３はチョーク弁３を制御するリ
ンク機構２６を構成している。

また、！気抵抗熱によってカロ温され周囲の空気によっ
て冷却され膨張、収ｒａ′″ｆ′るワックスペＶットが
封入された感弘ピストン機構２７から突出したピストン
杆２８か第二のカム１１に設けた調節ねじ２９と接触し
ている。

尚、二つのカム８，１１のいずγしかまたは両方には調
節ねじ２９を常にピストン杆２８と接ｌ１ＩＩｋさせろ
方向へ回転力な与えろ図示しない戻しばねが作用させて
あり、また中間レバー１９には、話二のカム１１のカム
面１３Ｆ（常に接ｆｉする方向へ回転力を与える同じく
図示しないばねか作用させである。

この、に’）ＩＣ構成しＴこ本′−Ｘ、施例は、低温時
には図示の状態となっていてチョーク弁３は全閉位置に
あるとともに絞り弁５はアイドル位１ミよりも少し大き
く開いた位置にある。感温ピストン機構２７の加温が進
むに従いピストン杆２８が次第に大きく突出し、二つの
カム８，１１を図示時計方向へ回動させる。これによっ
て第一のカム８が・ｆソリアーム１６を絞り９′Ｐ５の
開度減少方向へ回動させ、第二のカム１１が中間レバー
１９を図示時計方向へ回動させ、連動り／り２２を介し
てチョークレバー２１す時計方向へ回動することにより
互いに係合した爪２１ａ。

２３＆がチョークアーム２３を押してチョーク弁３の開
度増大方向へ回動させるのである。

温度が低下してピストン杆２８が後退すると二つのカム
８．１１は追従して反時計方向へ回動し、二つのリンク
機構２５　、２６は図示の状態に戻る。

尚・本発明は感はピストン条溝２７なエンジンの冷却水
などで加温するものにも適用できること、および吸気路
２が竪方向へ延びる気化器にもそのまま便用できろこと
は勿論である。

また、感温ピストン機構２７を第一のカム８に作用させ
或いは二つのカム８．１１に同時に作用させてもよく、
更にリンクパ幾構２５，２６はさまざまな構成に変更で
きろことは言うまでも′１【（′。

不発明によると、絞り弁とチョーク弁とを別個のカムで
制１Ｉｉ１する構成としたので、感温ピストン機構の作
動に対するそれぞ１しの動作特性をカム面の形状によっ
て任意且つ各別に設定することかできるばかりか、調整
ねじによって二つのカムの角度関係を調整することによ
り製作誤差や組立ての狂いによる動作特性のずれを修正
し、更には新しい動作特性に設定することが可能となる
のである。また。

例えば感温ピストン機構の作動初期にチョーク弁の開き
動作を抑制しカムがある角夏回動じたとき大きな開き力
作を与えるようにカムを自由に形成できるので、感温ピ
ストン機構の熱源に関係なく暖機状態に正確に対応した
開度とし適正なチョーク作用を行なわせることができる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の冥Ｍ例の正面図、ｔπ２図はその一部
を除去した図である。 ３・・・・・・チョーク弁、５・・・・・・絞り弁、８
．１１・・・・・・カム、１４・・・・・・調整ねじ、
　２５．２６・・・・・・リンク機構、２７・・・・・
・感温ピストン機構。 代理人　　野　　沢　　睦　　秋 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 調整ねじにより互いの角度関係を調整可能 に結合した二つのカムを具え、少なくとも一方のカムに
   感温ピストン機構が作用させてあるとともにこれら二つ
   のカムがそれぞれリンク機構を介して絞り弁およびチョ
   ーク弁を制御するように構成されている気化器の自動チ
   ョーク装置。