JP2001200127A - 樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents

樹脂組成物及びその製造方法

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JP2001200127A JP2000012597A JP2000012597A JP2001200127A JP 2001200127 A JP2001200127 A JP 2001200127A JP 2000012597 A JP2000012597 A JP 2000012597A JP 2000012597 A JP2000012597 A JP 2000012597A JP 2001200127 A JP2001200127 A JP 2001200127A
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fatty acid
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Minoru Fujita
稔 藤田
Makoto Kunieda
誠 国枝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化ビニル樹脂を使用することがなく、耐ブ
ロッキング性に優れた樹脂組成物及びその製造方法を提
供すること。 【解決手段】 エチレン−ビニルエステル共重合体、無
機物微粒子及び高級脂肪酸塩からなる樹脂組成物及びそ
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−ビニル
エステル共重合体、無機物微粒子及び高級脂肪酸塩から
なる樹脂組成物及び、湿潤状態のエチレン−ビニルエス
テル共重合体粒子に、無機物微粒子と高級脂肪酸塩を均
一に混合する樹脂組成物の製造方法に関し、更に詳しく
は、塩化ビニル樹脂を使用せず、耐ブロッキング性に優
れた樹脂組成物及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、酢酸ビニル等の低級脂肪族カ
ルボン酸ビニルエステルとエチレンとの共重合体、ある
いは更にこれらと少量の塩化ビニルやアクリル酸エステ
ル等の他種モノマーとからなる共重合体は、塩化ビニル
樹脂成形物等の耐衝撃性を改善するための配合剤として
用いられている。
【0003】しかし、かかるエチレン−ビニルエステル
共重合体は、高度の粘着性を有するために例えば懸濁重
合法によって得られる水性分散液又はそれをろ過して得
られる粒子共重合体も水又はメタノール等の非溶媒液体
で湿潤されている間は非膠着性の粒子状態を保っている
が、これをそのまま乾燥するときは容易に相互に膠着し
てブロック状となり、該ブロック状はもはや粉砕不可能
となってしまう。
【0004】かかる対策として、ブロッキング防止剤が
用いられ、特公昭44−23623号公報では、エチレ
ン−ビニルエステル共重合体に、ブロッキング防止剤と
して塩基性鉱酸鉛塩、有機錫脂肪酸塩、脂肪酸金属塩又
は脂肪酸アマイドの群から選ばれた1種又は2種以上の
微粉末及びポリ塩化ビニル樹脂の微粉末を混合すること
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
開示技術では、ブロッキング防止剤としてポリ塩化ビニ
ル樹脂を使用しているため、ポリ塩化ビニル樹脂以外の
分野への展開上ポリ塩化ビニル樹脂の耐熱性が問題とな
り、又、成形物中にポリ塩化ビニル樹脂が含有されるこ
とにより、廃棄処理時に問題が発生する恐れがあり、更
なる改良が求められている。
【0006】そこで、本発明ではこのような背景下にお
いて、塩化ビニル樹脂を使用することなく、耐ブロッキ
ング性に優れた樹脂組成物、及びその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】しかるに本発明者等
は、上記の事情に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、エチレ
ン−ビニルエステル共重合体、無機物微粒子及び高級脂
肪酸塩からなる樹脂組成物が、上記目的に合致すること
を見出し、本発明を完成した。
【0008】本発明では、特にエチレン−ビニルエステ
ル共重合体のビニルエステルが酢酸ビニルであって、該
共重合体中の酢酸ビニルの含有量が40〜95重量%
で、かつ該共重合体のメルトインデックス(MI)が
0.05〜300g/10分(190℃、2160g荷
重)であることが好ましい。尚、本発明におけるメルト
インデックス(MI)とは、190℃における荷重21
60gの条件で測定される溶融指数(g/10分)のこ
とである。
【0009】又、本発明においては、特に湿潤状態のエ
チレン−ビニルエステル共重合体粒子に、無機物微粒子
と高級脂肪酸塩を均一に混合した後乾燥する樹脂組成物
の製造方法が特に好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明において、エチレン−ビニルエステル共重合
体としては、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、酪酸ビニル等の低級脂肪族カルボン酸ビニルエス
テルとエチレンとの共重合体、あるいはこれらと更に少
量のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アク
リル酸、メタクリル酸、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、スチレン、ステアリン酸ビニル、炭素数3以
上のα−オレフィン等の他種モノマーが共重合した共重
合体、等が挙げられるが、これらの中でもビニルエステ
ルとして酢酸ビニルを用いることが特に好ましい。
【0011】かかるエチレン−ビニルエステル共重合体
が、エチレン−酢酸ビニル共重合体である場合、該共重
合体中の酢酸ビニルの含有量が40〜95重量%である
ことが好ましく、より好ましくは50〜90重量%、特
に好ましくは50〜85重量%である。かかる酢酸ビニ
ルの含有量が40重量%未満では該共重合体が結晶性と
なり、他樹脂との相溶性が低下し、95重量%を越える
と耐水性、耐熱性が低下し好ましくない。
【0012】又、エチレン−酢酸ビニル共重合体のメル
トインデックス(MI)としては、0.05〜300g
/10分(190℃、2160g荷重)であることが好
ましく、より好ましくは0.05〜250g/10分
(190℃、2160g荷重)である。かかるメルトイ
ンデックス(MI)が0.05g/10分(190℃、
2160g荷重)未満では流動性の低下を招き、300
g/10分(190℃、2160g荷重)を越えると他
の樹脂とブレンドしたときにベタツキがあり好ましくな
い。
【0013】本発明においては、上記エチレン−ビニル
エステル共重合体に、無機物微粒子と高級脂肪酸塩が添
加、混合される。かかる無機物微粒子としては、特に限
定されないが、その平均粒子径が10μm以下であるこ
とが好ましく、より好ましくは5μm以下である。平均
粒子径が10μmを越えるとブロッキングの防止効果が
得難く好ましくない。
【0014】本発明で用いる無機物微粒子の具体例とし
ては、Ca、Mg、Zn、Al、Si、Baの炭酸塩、
水酸化物、酸化物等が挙げられ、これらのいずれか1種
以上が用いられる。中でもCaCO3、MgOH、Al
(OH)3、SiO2、タルク等が好適に用いられる。
【0015】高級脂肪酸塩としては、特に限定されない
が、その平均粒子径が10μm以下であることが好まし
い。平均粒子径が10μmを越えるとブロッキングの防
止効果が低下し好ましくない。
【0016】本発明で用いる高級脂肪酸塩の具体例とし
ては、炭素数8〜22の高級脂肪酸のCa、Zn、M
g、Al、Ba等の塩が挙げられ、これらのいずれか1
種以上が用いられる。中でもステアリン酸、ラウリン
酸、リシノール酸のCa塩、Zn塩、Mg塩、Al塩、
Ba塩等が好適に用いられる。
【0017】上記無機物微粒子及び高級脂肪酸塩の添加
量については、エチレン−ビニルエステル共重合体10
0重量部に対して、無機物微粒子が5〜100重量部で
あることが好ましく、より好ましくは5〜50重量部、
特に好ましくは10〜50重量部であり、高級脂肪酸塩
が0.1〜10重量部であることが好ましく、より好ま
しくは0.1〜5重量部である。
【0018】無機物微粒子が5重量部未満では、ブロッ
キング防止効果が得難く、100重量部を越えると過剰
となり取り扱い時に粉塵がたち好ましくない。高級脂肪
酸塩が0.1重量部未満では、ブロッキング防止効果が
得難く、10重量部を越えると他樹脂とブレンドしたと
きブリードアウトし好ましくない。本発明では、無機物
微粒子と高級脂肪酸塩とをそれぞれ一定の割合で併用す
ることにより、少量の添加量で効果が得られるものであ
り、各々単独では効果が得られないものである。
【0019】本発明の樹脂組成物は、上記の如きエチレ
ン−ビニルエステル共重合体、無機物微粒子及び高級脂
肪酸塩から得られるが、かかる樹脂組成物の製造方法と
しては、特に限定されないが、特には、湿潤状態のエチ
レン−ビニルエステル共重合体粒子に、無機物微粒子と
高級脂肪酸塩を均一に混合した後乾燥することが好まし
い。
【0020】湿潤状態のエチレン−ビニルエステル共重
合体粒子としては、エチレン−ビニルエステル共重合体
の非溶媒分散液から該共重合体を析出させる以前又は析
出させた後に、その乾燥前の非溶媒液体によって湿潤さ
せることが好ましい。
【0021】湿潤状態のエチレン−ビニルエステル共重
合体粒子において、非溶媒液体がエチレン−ビニルエス
テル共重合体に対して3〜30重量%含有していること
が好ましく、かかる含有量が3重量%未満ではエチレン
−ビニルエステル共重合体粒子が膠着し、30重量%を
超えると乾燥が困難となり好ましくない。
【0022】上記の製造方法におけるエチレン−ビニル
エステル共重合体の分散液としては、低級脂肪酸ビニル
エステルとエチレン、あるいは更にこれらと共重合可能
な少量のエチレン性不飽和モノマーとを懸濁重合法又は
乳化重合法によって共重合させて得られる水性分散液、
あるいは溶液重合法によって得られる共重合体の溶液又
は他の任意の方法で得られたブロック状あるいはペレッ
ト状等の共重合体を有機溶剤に溶解して得られる溶液を
該共重合体の非溶剤媒体中に乳化分散して得られる分散
液等の何れであってもよい。
【0023】上記の製造方法を実施するに当たっては、
前記の如くして得られるエチレン−ビニルエステル共重
合体の非溶媒分散液に対して、又は該分散液から共重合
体を微細粒子状に析出させた後該共重合体粒子を乾燥す
る以前の間、即ち該共重合体粒子がまだその非溶媒液体
によって充分湿潤している間において、上記の無機物微
粒子と高級脂肪酸塩を均一に混合した後、該混合物を乾
燥することが好ましい。
【0024】即ち、上記の製造方法は、前記エチレン−
ビニルエステル共重合体粒子が、水、メタノールの如き
非溶媒液体によって湿潤している間は相互にブロッキン
グすることがないという性質を利用して、かかる湿潤状
態下に添加物質を混合した後乾燥することによって、乾
燥粉末を容易に得ることができるのであって、共重合体
粒子を乾燥した後に添加物質を混合するのでは乾燥時に
共重合体粒子がブロッキングを起こすので粉末にするこ
とは困難である。
【0025】以上の如くして無機物微粒子と高級脂肪酸
塩が混合されたエチレン−ビニルエステル共重合体から
なる樹脂組成物は、乾燥後も軽度の加熱程度ではブロッ
キングを起こすことはないが、万一の場合を考慮してそ
の乾燥に当たってはなるべく高温を避けて常温付近で行
うことが好ましい。
【0026】かくして本発明の樹脂組成物の粉末、特に
湿潤状態のエチレン−ビニルエステル共重合体粒子に無
機物微粒子と高級脂肪酸塩を均一に混合した後乾燥する
ことによって得られる樹脂組成物の粉末は、塩化ビニル
樹脂を使用することなく、耐ブロッキング性に優れた効
果を示すものであり、各種成形物、接着剤等の用途に非
常に有用なものである。
【0027】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。尚、実施例中、「%」とあるのは、特に断わり
のない限り、重量基準を意味する。
【0028】実施例1 [エチレン−ビニルエステル共重合体(I)の調製]内
容積10リットルの撹拌式オートクレーブ中に酢酸ビニ
ルを2000g、イオン交換水4000g、アゾビスイ
ソブチロニトリル(重合触媒)20g、ポリビニルアル
コール(重合度2000、ケン化度80モル%)(分散
剤)5g、ポリアクリル酸ナトリウム(分散剤)5g、
四塩化炭素(連鎖移動剤)25gを仕込み、次いでオー
トクレーブ中の空気を窒素及びエチレンで置換した後、
内温を65℃に昇温させ、エチレンを100kg/cm
2まで圧入して10時間懸濁重合を行い、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(I)3500gを得、このサスペン
ジョンをろ過して浴比5の水道水で5回洗浄、ろ過を繰
り返した。得られたエチレン−酢酸ビニル共重合体
(I)の酢酸ビニル含有量は60.2%で、メルトイン
デックス(MI)は124g/10分(190℃、21
60g荷重)であった。
【0029】[樹脂組成物の製造]上記で得られた含水
率8.5%の湿潤状態のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(I)粒子100g、平均粒子径が3.0μmのCaC
328g、平均粒子径6.0μmのステアリン酸Ca
0.9gを充分に撹拌混合した後、風乾し、樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物は白色微粉末で、ブロッキ
ングせず、ブロックの発生は認められなかった。
【0030】実施例2 実施例1において、平均粒子径が3.0μmのCaCO
328g、平均粒子径6.0μmのステアリン酸Zn
0.9gに変更した以外は同様に行い、樹脂組成物を得
た。得られた樹脂組成物は白色微粉末で、ブロッキング
せず、ブロックの発生は認められなかった。
【0031】比較例1 実施例1において、CaCO3を混合せず、ステアリン
酸Caのみを混合した以外は同様に行ったが、得られた
樹脂組成物は全てブロックとなり粉末状のものが得られ
なかった。
【0032】比較例2 実施例1において、ステアリン酸Caを混合せず、Ca
CO3のみを混合した以外は同様に行ったが、得られた
樹脂組成物は全てブロックとなり粉末状のものが得られ
なかった。
【0033】実施例3 [エチレン−ビニルエステル共重合体(II)の調製]
内容積10リットルの撹拌式オートクレーブ中に酢酸ビ
ニルを2000g、イオン交換水4000g、アゾビス
イソブチロニトリル(重合触媒)15g、ポリビニルア
ルコール(重合度2000、ケン化度80モル%)(分
散剤)4.8g、ポリアクリル酸ナトリウム(分散剤)
4.8gを仕込み、次いでオートクレーブ中の空気を窒
素及びエチレンで置換した後、内温を65℃に昇温さ
せ、エチレンを94kg/cm2まで圧入して10時間
懸濁重合を行い、エチレン−酢酸ビニル共重合体(I
I)3550gを得、このサスペンジョンをろ過して浴
比5の水道水で5回洗浄、ろ過を繰り返した。得られた
エチレン−酢酸ビニル共重合体(II)の酢酸ビニル含
有量は59.4%で、メルトインデックス(MI)は
0.1g/10分(190℃、2160g荷重)であっ
た。
【0034】[樹脂組成物の製造]上記で得られた含水
率7.2%の湿潤状態のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(II)粒子100g、平均粒子径が3.0μmのCa
CO323g、平均粒子径6.0μmのステアリン酸C
a0.8gを充分に撹拌混合した後、風乾し、樹脂組成
物を得た。得られた樹脂組成物は白色微粉末で、ブロッ
キングせず、ブロックの発生は認められなかった。
【0035】比較例3 実施例3において、CaCO3を混合せず、ステアリン
酸Caのみを混合した以外は同様に行ったが、得られた
樹脂組成物は全てブロックとなり粉末状のものが得られ
なかった。
【0036】比較例4 実施例1において、ステアリン酸Caを混合せず、炭酸
Caのみを混合した以外は同様に行ったが、得られた樹
脂組成物は全てブロックとなり粉末状のものが得られな
かった。
【0037】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、エチレン−ビニ
ルエステル共重合体、無機物微粒子及び高級脂肪酸塩か
らなり、耐ブロッキング性に優れた効果を示し、各種成
形物、接着剤等の用途に非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BB051 BB061 BB071 BB081 BB101 BF011 BF021 DE066 DE106 DE146 DE236 DE246 DJ006 DJ016 EG037 EG047 GJ01 HA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−ビニルエステル共重合体、無
    機物微粒子及び高級脂肪酸塩からなることを特徴とする
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 無機物微粒子の平均粒子径が10μm以
    下、高級脂肪酸塩の平均粒子径が10μm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 エチレン−ビニルエステル共重合体10
    0重量部に対して、無機物微粒子を5〜100重量部、
    高級脂肪酸塩を0.1〜10重量部混合することを特徴
    とする請求項1又は2記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 エチレン−ビニルエステル共重合体のビ
    ニルエステルが酢酸ビニルであって、該共重合体中の酢
    酸ビニルの含有量が40〜95重量%で、かつ該共重合
    体のメルトインデックス(MI)が0.05〜300g
    /10分(190℃、2160g荷重)であることを特
    徴とする請求項1〜3いずれか記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 高級脂肪酸塩が炭素数8〜22の高級脂
    肪酸のCa、Zn、Mg、Al、Baの塩のいずれか1
    種以上であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記
    載の樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 無機物微粒子がCa、Mg、Zn、A
    l、Si、Baの炭酸塩、水酸化物、酸化物のいずれか
    1種以上であることを特徴とする請求項1〜5いずれか
    記載の樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか記載の樹脂組成物
    を製造するにあたり、湿潤状態のエチレン−ビニルエス
    テル共重合体粒子に、無機物微粒子と高級脂肪酸塩を均
    一に混合した後乾燥することを特徴とする樹脂組成物の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 エチレン−ビニルエステル共重合体の非
    溶媒分散液から該共重合体を析出させる以前又は析出さ
    せた後に、その乾燥前の非溶媒液体によって湿潤状態に
    させたエチレン−ビニルエステル共重合体粒子を用いる
    ことを特徴とする請求項7記載の樹脂組成物の製造方
    法。
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