JPS58179254A - 塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル樹脂組成物

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JPS58179254A
JPS58179254A JP6139782A JP6139782A JPS58179254A JP S58179254 A JPS58179254 A JP S58179254A JP 6139782 A JP6139782 A JP 6139782A JP 6139782 A JP6139782 A JP 6139782A JP S58179254 A JPS58179254 A JP S58179254A
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遊佐 晴彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐候性に優れ、加工性2機械的性質共に満足し
得る塩化ビニル樹脂組成物に関する成形物であって清に
屋外での使用を目的とするパイプ、建材などについては
、その耐候性を^める目的で酸化チタンを塩化ビニル樹
脂に配合する方法が知られている。
しかしながら、酸化チタンを配合した塩化ビニル(☆4
脂組成物を押出成形すると、押出機のシリンダ一部内晴
、特にダイス部分に主として塩化ビニル側布組成物中の
安定剤と、酸化チタンとからなる白色固形状の付着物が
生じ、これが押出成形物の表面に不均一に付着しくグレ
ートアウト)外観不良を起し成形物の価値を損う。
このため、押出涜の清掃を度々行なう必要が生じ、作業
能率が大幅に低下し不利である。この現象は安定剤とし
て鉛系化合物を用いた時に特に顕著である。
酸化チタンは表面が極めて親水性であるために塩化ビニ
ル側+1@ K対する相溶性が不足し、良く塩化ビニル
樹脂とぬれ合わないことが原因になっており、この点を
改良するためこれまで多くの研究が行なわれている。金
属塩、界面活性剤、あるいはシランカップリング剤婢で
酸化チタンを表向処理する方法、又は酸化チタン配合塩
化ビニル倒哨組成物にトリポリリフ酸ノーダ−eのポリ
リン@−や、各檀シリカ化合物を添力口する方法、さら
e(はジオルガノポリシロキサンと多価アルコールを併
用配合する方法等が報告されている。確かに、これらの
方法で得られた塩化ビニル樹脂組成物は酸化チタンの塩
化ビニル樹脂に対する分散性をある程度改良する効果は
紹められるがまだ満足すべきものではない。
また一方、酸化チタンと相互作用を持つ各種官能性単量
体を酸化チタン表面で重合させることにより、酸化チタ
ン表面を、重合体で被覆する方法(USP 3,155
.895 )又は水に不溶の重合体を非水溶媒に溶解さ
せてなる重合体溶液に酸化チタンを分散させ、酸化チタ
ン表面を該重合体で被覆する方法(USP 5,519
.596)などが報告されている。これらの方法は確か
に酸化チタン表面を有機性にして塩化ビニル樹脂との相
溶性を改良する効果が顕著であるが、酸化チタンの優れ
た隠蔽力を低下させたり、成形物の機械的物性を損うな
どの欠点がみられまだ、十分に満足すべきものではない
このように重合体で表面被覆された酸化チタンの欠点は
多くの場合表面処理の過程で酸化チタン粒子が凝集化し
、かえって成形物中の酸化チタンの分散単位が太きくな
ることに原因している。この問題に関してはへキナメタ
リン酸ソーダーやトリポリリ酸塩などの分散剤を用いて
酸化チタンを表面処理前に解こうさせる方法(USP3
.884871 )が報告されている。しかし7、酸化
チタン表面を重合体で被覆しようとする場合、上記分散
剤で酸化チタンを前もって十分に解こうしておいても、
酸化チタン表面で重合させる単に体の添加量の多少によ
って分散単位が決定される。
すなわち、酸化チタン粒子の凝集化現象をできるかぎり
防ぎつつ酸化チタン粒子の表面を重合体で被覆すると、
酸化チタンの表面改質に用いる琳置体の量が自ずから限
定され、a化チタンに対し、20重1%以下、好ましく
は10重im%以千でなければその目的を達成できない
しかし、表面改質に用いる単量体の量が20嶽−%以)
kでは造粒効果が小さく表面改質さねた酸化チタンを回
収する際、e過抵抗が太きすぎたり、乾燥時に固形化し
粉砕工程を必要とすることになり、製造性の面であまり
好ましくない。また、固く固形化した改質醸化チタンは
良く粉砕しても加工成形時に、一部溶融しにくい部分が
大きな分散単位となって、物性を低下ち、しかも塩化ビ
ニル樹脂に配合する改質酸化チタンに関し、鋭意研究し
た結果、分散性の良好なかつ脱水および乾燥工程で全く
同層がなく極めて取扱い性に優れ、白色度2機械的物性
にも優れる表面改質酸化チタンの製造方法を開発するこ
とに成功し、本発明に到達した。
さらに詳しく述べるならは、 まず、酸化チタン粉末を水媒体に1μ尊前後で分散させ
、次にこの粒径な保ちつつ官能性単量体を含む混合単量
体をこの水分散系に添加し重合することにより該酸化チ
タン表面な親油化して改質酸化チタンを得る。しかしこ
のままでは、該改質酸化チタンは、水媒体中から回収す
ることがむずかしい。これを改良するためにメタクリル
師アルキルエステル単独、またはメタクリル酸アルキル
エステルとアクリル酸アルキルエステルとの混合率に体
を後重合させる。この役割tLt重合I・j程で、Pi
lJ記改質師化チタンを凝集化し、脱水、に:、燥工程
における改質酸化チタンの回収を容易にすることにある
。しかも後重合により形成される(共)重合体成分は該
改質酸化チタンの塩化ビニルJs4twに対する分散性
を改良することが認められ、上記した製造性及び分散改
良効果の面に著しい効果のあることを見出したものであ
る 即ち本発明は水媒体中に分散した峻化チタ7100重量
部の存在下に官能基な有するビニル糸率財体及びこれと
共重合可能な1種又はそれ以上のビニル糸*’を体との
混合物1〜20重量部を共車台し、酸化チタン表面を該
共重合体で汲覧した洟、さらにメタクリル酸アルキルニ
ス1ル沖独杓L < +まメタクリル酸アルキルエステ
ルを50亀蓋%以上含むアクリル酸アルキルエステル(
混合単量体)1〜100重量部を重合させることにより
得られた改質酸化チタンを塩化ビニル樹脂に配合し、該
組成物中の酸化チタン含量を0.05〜30重量襲にす
ることを特徴とする塩化ビニル樹脂組成物を提供するも
のである。
次に本発明の詳細な説明する。本発明に使用される酸化
チタンは一般に市販されているものすべてを用いること
ができる。結晶形としてはルチル形、アナターゼ形があ
るが耐候性向上の目的のためにFisチル形が好ましい
酸化チタンの平均粒径は特に制限されるものではないが
、表面処理にあたり酸化チタンが水系媒体中にその1次
粒径(平均粒径17+m前後)に近い大きさで分散され
ることが好ましい。好ましい酸化チタンの分散単位は酸
性に調整され次水系媒体へ酸化チタン粉末を投入し攪拌
することにより実現される。特に水系媒体はPH2〜4
に調整されることが好ましい。水系媒体は必要に応じて
、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコール等の水に不溶のアルコールを50屯量%まで
含むことができる。水系媒体中のアルコールは、単量体
の水系媒体に7jする溶解度を変化させ、酸化チタンの
表面を均一に重合体で被覆する効果を発揮する。
水系媒体は酸化チタンに対し200〜500重量%が好
適に用いられる。
本発明の目的を達成するために必須である。
目能基を廟するビニル系単量体としては、酸化チタン粒
子表面に吸着可能な官能基を有するビニル系単量体が用
いられる。これらの官能基としてはカルボン酸基、アミ
ノ基、水酸基、スルホン酸基、シアン基、ケトン基、エ
ポキシ基などが挙げられる。
この様な自能基を有するビニル系単量体としては、例え
ばアクリル酸、メタクリル酸及びそれらのナトリウム塩
、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシ
ジル、アクリル酸アミド、ヒニルスルホン酸およびその
ナトリウム虫、アクリロニトリル、ビニルケトンなどが
あり、通常酸化チタン100重量部に対し該ビニル系単
量体0.5〜15重量部まで添加されるが、特に制限さ
れるものでなく最終的に物性に悪影着を与えない範囲で
使用される。
官能基を有するビニル系率菫体と共重合可能なビニル系
単量体としては、炭素数が1〜20のアルキル基を有す
るアクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキル
エステルの他、スチレン、α−メチルスチレン等の芳香
族ビニル。
メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル、#1化ビニル
等のハロゲン化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化
ビニリデン、酢酸ビニル等のビニルエステル、等があり
単独又はそれらの混合物が用いられる。また、官能性単
量体を含む混合単量体に対して要すればアリルアクリレ
ート。
エチレングリコール、ジメタクリレート、ジビルベンゼ
ン等の架橋剤を、またオクチルメルカプタン、ジチオグ
リコール等の連鎖移動剤を3重量襲以下量添加重合する
こともできる。
これらの官能基な有する単量体を含むビニル系混合l4
Li1体は、酸化チタン100重量部に対し1.1〜2
0厭に部まで添加される。1電量部以下にでは酸化チタ
ン表面を十分に被着することができず、グレートアウト
現象を抑制できない。20亀一部以上童では表面処理さ
れた酸化チタンの塩化ビニルwiに対する分散単位が大
きくなりすき機械的物性を低下させる。また官能性単量
体を含む混合単量体の添加方法は、全量を一度に添加す
る方法の他に該混合率量体を連続的に添加しつつ重合を
進行させる方法も可能である。重合触媒としては過硫酸
カリウム。
MW %It酸アンモニウム等の水浴性過硫酸塩化合物
か好適に使用される。
以上の方法によって得た改質酸化チタンは(以−トこれ
を酸化チタンAと略す)、有機溶媒に7・1する分散性
が良好であり、明らかに1脂体により被着された表面を
持っている。しかし酸化チタンAを′単独で水媒性がら
回収しようとすると、通gの脱水操作でFi、f過抵抗
が大きくしかもV箪か白濁すること、また酸化チタン人
の含水率が大きく乾燥時に固い凝固物となりやすい。こ
の凝固した酸化チタンAを粉砕後、塩化ビニルmWに配
合しても塩化ビニル樹脂に対する酸化チタンAの分散単
位が大きく成形物の機械的性質を低下させ、グレートア
ウト現象を完壁に抑制できない。
本発明者らは、これらの問題を解決するために酸化チタ
ン人に対して塩化ビニル樹脂との相溶性に優れる樹脂を
更に後重合する方法が極めて有効であることを発見し、
本発明に至ったのである。
即ち酸化チタンAttEる第一段の重合操作の鎌、酸化
チタン人と水媒体からなるスラリーに、メタクリル酸ア
ルキルエステル檗独若しくはメタクリル酸アルキルエス
テルとアクリル酸アルキルエステルとからなりメタクリ
ル酸アルキル通常の脱水操作でも容易に回収可能で乾燥
性に優れ、乾燥後の粉砕工程など全く必要としない改質
酸化チタンが優られる。この改質酸化チタンな塩化ヒニ
ル4j4 BBに配合することによって、耐候性に−れ
、かつグレートアウト現象を完壁に防止し、加工性2機
械的性質を損わない塩化ビニル位ノ宿組成物が得られる
この改′t#!化チタンの改良された性質は酸化チタン
Aが後重合操作によって見掛上凝集したことと及び酸化
チタンAの表面が塩化ビニル樹脂との相醇性に潰れる重
合体−であることと青身られる。即ち、塩化ビニル樹脂
に配合された靜改譬酸化チタンは、成彩加工に猷して塩
化ビニル4!−1脂と相溶性に潰れる後重合による共重
合体r−が浴融するため、先掛上の凝集が容易にほどけ
、酸化チタンAを核とした改′j!t#I化チタンが良
好VC鵠化ビニル樹1指中に分散し、そのため核改′t
Mre化チタンの分数単位が大きかったり一部分散不良
な改質チタンが表われるような不利益が防止さ!しるも
のと考えられる。
本発明の特徴である後重合操作は酸化チタンAスラリー
へ単量体と触媒とを添加して常法通り行なうものである
が、その外水媒体に対して001〜06重l−%のアニ
オン性界面活性剤を加えて重合することが好ましい。こ
のようなアニオン性界面活性剤を加えるととにより、後
添加する単量体Fi酸化チタン人の表面上で重合が起り
易く、得られる改質酸化チタンは粉立ちのない極めて取
扱い性に優れた粉体と、なる。
アニオン性界面活性剤としては高級脂肪酸塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ロジン
酸塩、フェニルポリエトキシアルキルサルフェート塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、リン酸アルキルエステル
塩等が用いられる。垣としてはナトリウム、カリウム塩
が好ましい。水媒体に対し05重t%以上の添加は、後
重合する単量体の乳化重合をうながし、得られる改質酸
化チタンの微粉をむしろ増大させることになり好ましく
ない。
後重合に用いられる触媒としてはラジカル重合に通常用
いられる触媒であれば、水溶性または油溶性のどちらで
も有効に使用されるが、好ましく11油浴性触媒が使用
さり、−’f:の例として過敏化ラウロイル、過酸化ベ
ンゾイル等の油浴maw化物化物ジアゾヒスイソブチロ
ニトリル、2−アゾビス−2、4−シメチルヴアレロニ
トリル寺のアゾ化合物等があげられる。また後重合され
る単量体に対して要すればアリルアクリレート、エチレ
ンクリコールジメタクリレート。
)8イ7ヤ7等。架橋剤、並びにオフチリル力ブタン、
ジチオグリコール等の連線移動剤を5東駄%以下疾力1
1シて重合することもできる。
50市1%好ましくは01〜20重量%含むように配合
することによって、耐候性に優れ、プレートアウトを防
止しかつ加工性2機械的性質を損わない塩化ビニル樹脂
組成物が得られる。
酸化チタン電が005重量%より少いと耐候を手向上の
効果がなくなり、50重量%以上では機械的性質の低干
は免れない。改質酸化チタンを配合する塩化ビニル樹脂
は、塩化ビニル率独重合体の他、層化ビニル70電量%
以上とこれと共重合し得るエチレン、プロピレン、酢酸
ビニル、メチルメタクリレート等のオレフィン系単量体
30重量%以下との共重合体及び塩素化塩化ビニル樹脂
が用いられる。
&質酸化チタン配合塩化ビニル樹脂組成物には、耐衝撃
性向上のため耐衝撃性改良用樹脂及び高分子加工助剤等
も任意に配合することができる。かかる耐衝撃性改良用
樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共喧合体、アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS樹
++h ) ?メチルメタクリレートーブタジェン−ス
チレン共重合体(MBsltltJW)アクリル酸アル
キルエステル−アクリロニトリル−スチレン共重合体(
AAS 4WJ脂) 、及び塩素化ポリエチレン等があ
る。高分子加工助剤としては、メチルメタクリレートを
主体としたアクリル酸アルキルエステルとの共重合体、
アクリル酸アルキルエステルを主体としたスチレン、α
−メチルスチレン等との共重合体が挙げられる。
+’2t、@I々化チメンと塩化ビニル樹脂Lリボンプ
レンダー、バンバリーミキサ−、ロールミル。
ヘンシェルミキサー等公矧の混合装置を用いて混合され
、史に押出機、射出成形機尋の加工機械により成形でき
る。その際、必要に応じて公〕:11の熱及び先安W剤
、?i#剤、 CIT塑剤、順科等が添加される。
以下実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例および比較例の中で用いられる部は全て東一部を
小すものとする。
(施拶j1 (8)、改質酸化チタンの製造 匈mt clにカリウム7iを溶解したイオン交換水7
00[H’を10%塩散水でPH3に―整鍾酔化チタン
(A/ 、 Zル千′表面処理されたル丈ル型酸化チタ
ン)16oO)を添加し、尚速情拌愼を用いて釣′50
分間良く分散を行なう。酸化rタン分散後のスラリーP
Hは66CJ)つた。スラリーを顕微硯観祭すると粒径
05〜1.5μm前後の酸化チタンが見られ、酸化チタ
ンが良く分散されていることがわかる。このスラリーを
400メツシユのスクリーンな通しながら攪拌機付10
1オートクレーブへ注ぎ込み、つづいてメタクリル酸メ
チル120?とメタクリルI!!!(fi化チタン10
0部に対し375部)60tおよびアクリル酸メチル8
0fPとからなる混合率量体を添加し、オートクレーブ
内を十分に窒素ガスで置換後、25℃で60分間予備攪
拌を行なった。続いてオートクレーブを60”Cに昇温
し70時間重合反応を行なった。反応後さらに過酸化ラ
ウロイル114Fを溶解したアクリル酸ブチル28F、
メタクリル酸メチル112tとオレイン噛ガリウムの1
5.5%水溶液38.1(水に対してa、osssに相
当する)を添加しオートクレーブ内を窒素ガスで#換し
た後、60゛Cで8時間42段目の東金反応を付なった
焙られたスラリーは静粛すると均一に造粒さノ]た1友
Nチタンと水j−のうわずみとに2分される。
このスラリーを遠心脱水機で脱水し60°Cの熱風で乾
燥した。脱水は極めて短時間で行なわれ、帰られた・ウ
ェットケーキの水分:よ約40%であった。また乾燥性
も極めて良く乾燥後の改質酸化チタンは全く粉立ちがな
く自然流動性に優れた粉体であった。
得られた改質酸化チタンは80.5%の酸化チタンを含
み単量体の重合収率は98%であった、 (11,環化ビニル悼」指組成物の製法−28,県側化
学製)4000)、鉛系安定剤1120i(ステアリン
酸鉛400f、三塩基件(1n、酸鉛20Of、二壌基
性ステアリン醗鉛120p 、ステアリン酸カルシウム
400f)及びカーボンブラック80?を加えてヘンシ
ェルミキサーで135℃まで昇温してコンパウンドを得
た。このコンパウンドを35霞φの単軸押出機を用いて
スクリュー圧縮比2.2゜スクリュー回転数20 rp
” +押出温度185°Cで厚さ611℃mの角棒を押
出した。
押出量は102汐−、トルクは7.5 K2・購であり
、押出物表面の酸化チタンのプレートアウトは全く認め
られなかった。またこの角棒をJISK・7111に従
って耐衝撃強度を測定した結果シャルピー強度は83に
ノ・rxh/dlであった。このシャルピー試験片をウ
ェーザーメーター(スガ試験機製、WE−8UN−HC
タイプ)を用いて促進l露試験を行い、500時間経過
後のシャルピー強度は76に9・卿−であり、約92%
の強度保持率である。
比較例1 実施例1の改質層化チタンの代りに未改質の酸化チタン
を用い、実施例1(均と同様の組成で塩化ビニル樹脂組
成物(塩化ビニル樹脂と順化チタン組成物中の酸化チタ
ン含量2.9%)Ia:、作り、実施例1と同様に試験
を行なった。押出機による押出量、トルクおよびシャル
ピー強度はそれぞれio’r;?肩、94り−m。
80す・(n/CI&であり、押出時の負荷が大きい。
さらに押出物置1■には酸化チタンのプレートアウトに
よ′る無数の白色斑点が認められ押出終了後ダイス部分
には酸化チタンと鉛安定剤とからなる白色固形物が大量
に付着していた。
#:施何例 2施例1の改質酸化チタンの製造法において、1段目の
混合単量体をメタクリル酸メチル200?とメタクリル
m2oP(蒸化チタン100部に対し1.25部)から
なる混合単量体に変えた以外は全て実施例1に準する方
法で化チタンを古み単一体の重合収率は95%でち′)
た。
この改質m化チタン1500t(組成物中の酸化チタン
含量2.9%)を用いて実施例1と同様の試験を行なつ
几。押出量、トルク、シャルピー強度は各々105.5
 f/m 、 75 Kg−ah 、 79にノ・御個
であり、押出物表面の酸化チタンに起因するプレートア
ウトは全く認められなかった。
片較例2 実施例2の改質酸化チタンの製造に際し、第1段目の重
合反応に用いる単量体をメタクリル者メチル200?の
みにし、官能性単量体を全く用いない以外は実施例2に
準する方法で改質酸化チタンを得た。脱水、乾燥して得
られた改質酸化チタンはやや微粉が多いものであったっ
またこのものは804%の酸化チタンを含み単量体の重
合収率は97.5%であった。
この改質酸化チタン1500iを用いて実施例2と同様
の試験を行なった結果、押出普、トルク、シャルピー強
度は各々104ν―、 Z6Kp−m T 72に9・
apb/itであったが、押出物表面には無数の白色斑
点が認められた。
この結果から酸化チタンのグレートアウト現象を改良す
るためには官能性卑量体が必須であることがわかる。
実施例6.比較例3 改質fte什チタンの製造に際し、後重合の単り体の酸
化チタンに対する割合を変えた以外は実びり例2に準す
る方法で改質酸化チタンを製造しまた、表1にこの改′
PI酸化チタンの組成反びこrしらを塩化ビニル樹脂に
配合した実施沙111と同じ処方の使脂組成物の性能を
示した。
たたし該樹−組成物中の酸化チタン奮V15重1%に1
個節し、改W#l!化チタンの分散性は成形物の白色1
度で示した。白色度は色差計(東京y包製)を用いて測
定した。また表中には4叡1″;!、l1Ill剤とし
、てジチオグリコールを混合率一体に添加し、り場合、
さらに1N目および2ル目のM合哨一体を酸化チタン存
在下に3時間に均連にII!!←陰)JIJL、、その
後4時間重合を何ない酸化チタンの表面改質を行なった
場合についても合忙て示した。
実施例の範囲ではいずれの場合もプレーアウトは全く耐
められず優れた結果が得られている。
また表1の比較例3−1から後重合操作を行なわない場
合、乾燥時に凝集化したため一部分散不良が生じ、シャ
ルピー強度が低下し、しかもグレートアウトを十分に抑
制し得ないことがわかる。さらに後重合に用いる単量体
量が多すぎる場合も分散性が不十分となり、シャルピー
強度が低下してしまう(比較例3−2) 実施例4.比較例4 改質化チタンの製造に際し、官能性単鎗体を含む混合単
量体の組成を(メタクリル酸メチル:メタクリル醗ニア
クリル酸メチル=46:23:51)に固定して酸化チ
タンに対する該混合単量体の割合を変化させた以外は実
施例1に準じて改質酸化チタンを製造した。
表2にこの改質酸化チタンの組成及びこれら環化ビニル
樹脂に配合した実施例1と同じ処方の樹脂組成物の性k
Pを示した(組成物中の酸化チタン含量を2,9%とす
る)。
この表から官能1リ−単量体を含む混合単量体を多く用
いると、cIMJ性、乾燥性に儂ねた改写嘴化チタンが
得られるが、分数単位が大きくなり、そのために改質化
チタンの白色度を低下させ、成形物の衝+S強度を低下
させることがわかる。
実施例5 実施例1の改質酸化チタンの製造法において、官能基を
含む混合単量体を、アクリロニトリル224F(酸化チ
タノ100部に対し14部)、メタクリル−エステル1
60?からなる混合単量体に変え、債重合の単量体もメ
タクリル酸メチル120?に変える以外は全て実施部(
1に準する方法で改質酸化チタンを製造した。得られた
改質酸化チタンは脱水、乾燥性に優れ、76%の酸化チ
タンを含んでいた。
この改質酸化チタンを実施例1と同じ処方で塩化ビニル
樹脂に配合し、酸化チタン含量29%であった。
この帽WiI絹成物の押出量Vこよる押出量、トルクお
よびシャルピー強度は各々1ostx。
8.5に9−rR、88に2・m/cs!であった。ま
た白色度は84襲であり、押出物表面の酸化チタンに起
因するプレートアウト祉殆んど鰯められなかった。
比較例5 寿殉91J 5 bこおいてメタクリル酸メチルの後中
合を全く何なわない以外は実施例5に準する方法で改質
所化チタンVIA造した。得られた改質酸化チタンは脱
水、乾燥性に憬れ8t6%の酸化チタンを含んでいた。
押出蓋、トルクおよび/ヤルピー強度は各々104 t
/m 。
8.6に9−rn 、 26す・―/dであった。押出
物表向のプレートアウトはほとんど認められないが、押
出物Jの白色+55.3%は改質醸化チタンの分散単位
が入きいことを示すもので、このため衝撃強度の1氏下
をまねいている。
実施例6.比較例6 実施例4−2で潜られた改質酸化チタンを塩化ビニルl
’F 111に酸化チタン量が塩化ビニルIt 哨組成
物中10%になるように配合する以外は実施例4と同様
にして塩化ビニル樹脂組成物を併た 又比較例6として鹸化チタン量を65噂にならよう改質
酸化チタンを配合する以外は実施例6と回13Nに塩化
ビニル樹脂組成物を得た。
両片を実施例1と同様の一鹸を行った結果を表6に示す
この表からプレートアウト防止効果にすぐれ、しかも耐
衝撃性、押出加工性を同時に満足する樹脂組成物を慢る
ためには、改質酸化チタンを含む塩化ビニル初詣組成物
中の酸化チタン量が本発明の範囲を超えるもの(比較例
6)では耐48性、押出加工性が低下する。
またプレートアウトについても防止効果が若干低下した
以   上 手続補正書 1、事件の表示 昭和57年 特 許 願第061i7号2、発明の名称 聰化ビニル倒脂組成物 3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 4、代理人 東東部千代1u区丸の内皿丁目6番2号401号A室6
、補IEの対象    明細書の発明の詳細な説明の橢
Z補正の内容 (1)、明細−第9区第1行「水に不溶」とあるな「水
に口」各」と訂正します。
(2)、同第10諷下から5行「エチレングリコール、
ジメタクリレート」とあるな「エチレングリコールジメ
タクリレート」と訂正します。
(3)、同第11貴下から6行「水媒性」とあるな「水
媒体」と訂正します。
14)、同第13f4第9〜10行「あることと考え」
とあるな「あることが考え」と訂正します。
(5)、同第18自第12行「70時間」とあるな「7
.0時間」と訂正します。
(6)、同#I25員「表2」とあるな「表1」と訂正
します。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11、水系媒体中に労政した酸化チタン100重量部
    の存在下にα能基を有するビニル系単量体及びこれと共
    重合可能な1橿又は七れ以上のビニル系liu体との混
    合物1〜20重量部を共重合し、酸化チタン表面を該共
    重合体で被着した後、さらVこメタクリル酸アルキルエ
    ステル単独若しくはメタクリル酸アルキルエステルを5
    0 VJIiL%以上含むアクリル噴アルキルニスデル
    混合単量体1〜100重量部を重合本。 さ亡ることにより得られ改質酸化チタンを塩化ビニル樹
    脂に配合し、該組成物中の酸化チタン音鈑を005〜3
    0重瀘%にすることを特徴とする塩化ビニル樹脂組成物
    。 (2)、酸化チタン100重量部に対し官能基な有する
    ビニル糸率電体が05〜15重量部である改質酸化チタ
    ンを塩化ビニル樹脂に配合する特許請求の範囲s1号記
    載の塩化ビニル樹脂組成物。 (3)、酸化チタン表面を共重合体で被検したのち、さ
    らにメタクリル酸アルキルエステル単独若しくはメタク
    リル酸アルキルエステルを含むアクリル学アルキルエス
    テルを重合する際、水媒体に対して001〜0.3重量
    %のアニオン性界面活性剤を添加して得られる改質酸化
    チタンを塩化ビニル樹脂に配合する特許請求の範囲第1
    項記載の環化ビニル樹脂組成物。
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