JP2001196560A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001196560A
JP2001196560A JP2000005335A JP2000005335A JP2001196560A JP 2001196560 A JP2001196560 A JP 2001196560A JP 2000005335 A JP2000005335 A JP 2000005335A JP 2000005335 A JP2000005335 A JP 2000005335A JP 2001196560 A JP2001196560 A JP 2001196560A
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semiconductor device
resistance element
resistance
capacitor
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JP2000005335A
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Hiroaki Tsugane
宏昭 津金
Hisakatsu Sato
久克 佐藤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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    • H10B12/01Manufacture or treatment
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/315DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with the capacitor higher than a bit line
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMのセル容量と、アナログ素子領域の
容量素子と、を同一チップに混載するときに、工程の簡
略化を図ることができる半導体装置の製造方法を提供す
ること。 【解決手段】 まず、接続層19を、ビット線300と
同時に形成する。次に、容量素子600a、600bの
下部電極55a、55bを、セル容量700a、700
bのストレージノード53a、53bと同時に形成す
る。次に、容量素子600a、600bの誘電体層(O
N層61)を、セル容量700a、700bの誘電体層
(ON層61)と同時に形成する。そして、容量素子6
00a、600bの上部電極69a、69bを、セル容
量700a、700bのセルプレート67と同時に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM(Dyn
amic Random Access Memor
y)と、他の素子と、を同一チップに混載した半導体装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
チップインターフェイス遅延の短縮、ボード面積分のコ
スト低減、ボード設計開発のコスト低減などの観点か
ら、各種回路の混載が要求される。しかし、このような
混載技術においては、プロセスが複雑となり、ICコス
トが増大する問題がある。
【0003】本発明の目的は、DRAMと、他の素子
と、を同一チップに混載するときに、工程の簡略化を図
りつつ、他の素子を所望の性能にすることができる半導
体装置およびその製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】{1}本発明は、半導体
基板のDRAM領域に形成された、セル容量を含むDR
AMと、前記半導体基板のアナログ素子領域に形成され
た、容量素子と、を備えた、半導体装置の製造方法であ
って、(a)前記DRAMの構成要素であるビット線
と、前記ビット線と同じ層に位置し、前記容量素子の下
部電極を他の半導体素子と電気的に導通させるために用
いられる接続層と、を同時に形成する工程と、(b)前
記セル容量のストレージノードと、前記下部電極と、を
同時に形成する工程と、(c)前記セル容量の誘電体層
と、前記容量素子の誘電体層と、を同時に形成する工程
と、(d)前記セル容量のセルプレートと、前記容量素
子の上部電極と、を同時に形成する工程と、を備えた半
導体装置の製造方法である。
【0005】上記工程を備える本発明にかかる半導体装
置の製造方法によれば、セル容量と容量素子とを同時に
形成している。このため、これらを別々に形成する場合
に比べて、工程の簡略化を図ることができる。
【0006】また、上記工程を備える本発明にかかる半
導体装置の製造方法によれば、前記接続層を、DRAM
の構成要素であるビット線と同時に形成している。この
ため、これらを別々に形成する場合に比べて、工程の簡
略化を図ることができる。
【0007】なお、本発明において、セル容量とは、D
RAMのメモリセルを構成する要素のことである。以下
にでてくるセル容量もこの意味である。
【0008】また、本発明において、容量素子の用途と
しては、例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバー
タ、スイッチドキャパシタフィルタ、オペアンプの位相
コンデンサ、PLLのロウパスフィルタ、電源のバイパ
スコンデンサ、デカップリングコンデンサ等である。以
下にでてくる容量素子の用途も同様である。
【0009】また、本発明において、他の半導体素子と
は、アナログ回路を構成する要素(例えば、トランジス
タ、容量素子、抵抗素子、配線)を意味する。以下にで
てくる他の半導体素子もこの意味である。
【0010】本発明にかかる半導体装置の製造方法に
は、次の工程を加えることができる。すなわち、本発明
は、さらに、(e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗
素子および第2抵抗素子を形成する工程を備え、前記工
程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、前記工
程(e)において、前記第1抵抗素子が形成される領域
への不純物のイオン注入回数を、前記第2抵抗素子が形
成される領域への不純物のイオン注入回数よりも多くす
ることにより、前記第1抵抗素子の抵抗値を、前記第2
抵抗素子の抵抗値よりも低くする、半導体装置の製造方
法である。
【0011】上記工程を加えた本発明にかかる半導体装
置の製造方法によれば、抵抗値が互いに異なる第1およ
び第2抵抗素子を形成することができる。
【0012】本発明にかかる半導体装置の製造方法に
は、次の工程を加えることができる。すなわち、本発明
は、さらに、(e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗
素子および第2抵抗素子を形成する工程を備え、前記工
程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、前記工
程(e)において、前記第1抵抗素子が形成される領域
に不純物を拡散することにより、前記第1抵抗素子の抵
抗値を、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも低くする、半
導体装置の製造方法である。
【0013】上記工程を加えた本発明にかかる半導体装
置の製造方法によれば、抵抗値が互いに異なる第1およ
び第2抵抗素子を形成することができる。
【0014】さらに、上記工程を加えた本発明にかかる
半導体装置の製造方法によれば、第1抵抗素子の最低抵
抗値を下げることができる。すなわち、第1抵抗素子の
抵抗値を第2抵抗素子の抵抗値よりも低くするのは、上
記のとおり、前記第1抵抗素子への不純物のイオン注入
回数を、前記第2抵抗素子への不純物のイオン注入回数
よりも多くすることにより、実現できる。しかし、イオ
ン注入だけでは、最低抵抗値が比較的高い(例えば、2
00〜300Ω/□)。これに対して拡散によれば、イ
オン注入だけよりも最低抵抗値を下げることができる
(例えば、10〜100Ω/□)。したがって、拡散に
よれば、第1抵抗素子の最低抵抗値を下げることができ
るので、抵抗値の選択の範囲を広げることができる。
【0015】本発明にかかる半導体装置の製造方法に
は、次の工程を加えることができる。すなわち、本発明
は、さらに、(e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗
素子および第2抵抗素子を形成する工程を備え、前記工
程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、前記工
程(e)において、前記第1抵抗素子が形成される領域
にシリサイド層を形成することにより、前記第1抵抗素
子の抵抗値を、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも低くす
る、半導体装置の製造方法である。
【0016】上記工程を加えた本発明にかかる半導体装
置の製造方法によれば、抵抗値が互いに異なる第1およ
び第2抵抗素子を形成することができる。
【0017】さらに、上記工程を加えた本発明にかかる
半導体装置の製造方法によれば、第1抵抗素子の最低抵
抗値を下げることができる。すなわち、第1抵抗素子に
シリサイド層を形成すれば、イオン注入だけよりも最低
抵抗値を下げることができる(例えば、5〜10Ω/
□)。したがって、シリサイド層形成によれば、第1抵
抗素子の最低抵抗値を下げることができるので、抵抗値
の選択の範囲を広げることができる。
【0018】{2}本発明は、半導体基板のDRAM領
域に形成された、セル容量を含むDRAMと、前記半導
体基板のアナログ素子領域に形成された、容量素子と、
を備えた、半導体装置において、層間絶縁層、接続層お
よび埋め込み接続層を備え、前記層間絶縁層は、前記半
導体基板と前記容量素子との間に位置し、前記接続層お
よび前記埋め込み接続層は、前記容量素子の下部電極を
他の半導体素子と電気的に導通させるために用いられ、
前記接続層は、前記DRAMの構成要素であるビット線
と同じ層に位置し、前記埋め込み接続層は、前記層間絶
縁層に形成された接続孔に位置し、前記埋め込み接続層
の一方端部は、前記下部電極の底面において、前記下部
電極と接続しており、前記埋め込み接続層の他方端部
は、前記接続層と接続している、半導体装置である。
【0019】上記構成をした本発明にかかる半導体装置
によれば、容量素子の面積を小さくすることが可能とな
る。すなわち、容量素子の下部電極は、接続層および埋
め込み接続層により半導体素子と電気的に導通される。
そして、埋め込み接続層が、下部電極よりも下に位置
し、かつ下部電極の底面において下部電極と接続されて
いるので、下部電極の側面のすべてを上部電極と対向さ
せることができる。したがって、その分だけ、容量素子
の面積を小さくすることが可能となるのである。
【0020】このように、本発明によれば、容量素子の
面積を小さくすることができるので、半導体装置の微細
化を図ることができる。
【0021】なお、埋め込み接続層は、導電性を有する
材料(例えば、ポリシリコン、アモルファスシリコン、
タングステンのような高融点金属)から構成されてい
る。埋め込み接続層の材料は、下部電極の材料と同じで
もよいし、異なっていてもよい。
【0022】また、上記構成をした本発明にかかる半導
体装置によれば、容量素子へノイズが伝達する問題を生
じにくくすることができる。すなわち、前記接続層を、
例えば、半導体基板に形成された不純物領域とした場
合、この不純物領域と接続するウェルからの電荷が容量
素子に流れることがある。これが、この容量素子を含む
回路の誤動作の原因となる。これに対して、本発明によ
れば、前記接続層を前記DRAMの構成要素であるビッ
ト線と同じ層にしているので、このようなノイズ伝達の
問題が生じにくいのである。
【0023】なお、前記接続層は、導電性を有する材料
(例えば、ポリシリコン、アモルファスシリコン、チタ
ンシリサイド、タングステンシリサイド)から構成され
ている。第2接続層の材料は、ビット線の材料と同じで
ある。
【0024】本発明にかかる半導体装置は、次の構成を
加えることができる。すなわち、本発明は、さらに、他
の容量素子を備え、前記他の容量素子は、前記アナログ
素子領域に位置し、前記容量素子と前記他の容量素子と
は、前記接続層および前記埋め込み接続層により直列接
続されている、半導体装置である。
【0025】上記構成を加えた本発明によれば、容量素
子と他の容量素子とを、接続層および埋め込み接続層に
より電気的に導通させている。このため、容量素子と他
の容量素子とは、合成された一つの容量素子として機能
する。そして、接続層および埋め込み接続層を介しての
接続は、直列接続なので、容量素子の耐圧と他の容量素
子の耐圧とを加えた値が、上記合成された一つの容量素
子の耐圧となる。よって、容量素子のみの場合に比べて
耐圧を向上させることができる。
【0026】本発明にかかる半導体装置には、次の構成
を加えることができる。すなわち、本発明は、さらに、
第1抵抗素子および第2抵抗素子を備え、前記第1およ
び前記第2抵抗素子は、前記アナログ素子領域に位置
し、前記第1抵抗素子中の不純物濃度が、前記第2抵抗
素子中の不純物濃度より高いことにより、前記第1抵抗
素子の抵抗値は、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも低
い、半導体装置である。
【0027】本発明にかかる半導体装置には、次の構成
を加えることができる。すなわち、本発明は、さらに、
第1抵抗素子および第2抵抗素子を備え、前記第1およ
び前記第2抵抗素子は、前記アナログ素子領域に位置
し、前記第1抵抗素子が、シリサイド層を含むことによ
り、前記第1抵抗素子の抵抗値は、前記第2抵抗素子の
抵抗値よりも低い、半導体装置である。
【0028】本発明にかかる半導体装置には、次の構成
を加えることができる。すなわち、本発明は、前記容量
素子の誘電体層の厚みが、前記セル容量の誘電体層の厚
みと同じである、半導体装置である。
【0029】上記構成をした本発明にかかる半導体装置
によれば、容量素子の面積を小さくすることが可能とな
る。すなわち、DRAMが誤動作しないためには、DR
AMのセル容量の蓄積容量を所定値以上にしなければな
らない。このため、セル容量の誘電体層の厚みは、非常
に薄い(例えば、5〜10nm)。本発明では、容量素
子の誘電体層の厚みが、セル容量の誘電体層の厚みと同
じである。このため、容量素子の面積を小さくしても、
容量素子として必要な蓄積容量を確保することが可能と
なるのである。
【0030】このように、上記構成をした本発明にかか
る半導体装置によれば、容量素子の面積を小さくするこ
とが可能なので、半導体装置を微細化することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] {デバイスの構造}図15は、本発明の第1実施形態に
かかる半導体装置の断面を模式的に示す図である。この
半導体装置1は、DRAM領域1000およびアナログ
素子領域2000を含む。
【0032】DRAM領域1000は、ワード線100
a、100b、MOS(MetalOxide Sem
iconductor)電界効果トランジスタ200
a、200b、ビット線300およびセル容量700
a、700bを含む。MOS電界効果トランジスタ20
0aとセル容量700aで、一メモリセルを構成し、M
OS電界効果トランジスタ200bとセル容量700b
で、一メモリセルを構成している。DRAM領域100
0に形成されたメモリセルは、DRAM混載型半導体装
置のDRAMマクロセルを構成する。
【0033】一方、アナログ素子領域2000は、抵抗
素子400、抵抗素子500、容量素子600a、60
0bおよび各種トランジスタ(図示せず)を含む。抵抗
素子400、500、容量素子600a、600bおよ
び各種トランジスタは、アナログ回路の一例であるA/
Dコンバータを構成する。
【0034】以上が半導体装置1の大まかな構造であ
る。次に、DRAM領域1000の構造について詳細に
説明し、その後、アナログ素子領域2000の構造につ
いて詳細に説明する。
【0035】(DRAM領域1000)P-型シリコン
基板11内には、P型ウェル13が形成されている。P
型ウェル13上には、フィールド酸化層15a、15b
が、それぞれ、選択的に形成されている。P型ウェル1
3のうち、フィールド酸化層15aとフィールド酸化層
15bとで規定される領域が、活性領域13aとなる。
活性領域13aには、MOS電界効果トランジスタ20
0a、200bが形成されている。また、フィールド酸
化層15a上にはワード線100aが位置し、フィール
ド酸化層15b上にはワード線100bが位置してい
る。
【0036】まず、MOS電界効果トランジスタ200
aについて説明する。MOS電界効果トランジスタ20
0aは、ゲート電極(ワード線)17a、N+型ソース
/ドレイン領域41aおよびN+型ソース/ドレイン領
域41bを備える。N+型ソース/ドレイン領域41a
およびN+型ソース/ドレイン領域41bは、活性領域
13aの表面に、互いに間を隔てて位置している。活性
領域13aのうち、N+型ソース/ドレイン領域41a
とN+型ソース/ドレイン領域41bとの間にある領域
上には、ゲート酸化層25aを介してゲート電極17a
が位置している。ゲート電極17aは、多結晶シリコン
層21上にタングステンシリサイド層23が位置してい
る構造をしている。
【0037】次に、MOS電界効果トランジスタ200
bについて説明する。MOS電界効果トランジスタ20
0bは、ゲート電極(ワード線)17b、N+型ソース
/ドレイン領域41bおよびN+型ソース/ドレイン領
域41cを備える。MOS電界効果トランジスタ200
aとMOS電界効果トランジスタ200bは、N+型ソ
ース/ドレイン領域41bを共用している。N+型ソー
ス/ドレイン領域41bおよびN+型ソース/ドレイン
領域41cは、活性領域13aの表面に、互いに間を隔
てて位置している。活性領域13aのうち、N+型ソー
ス/ドレイン領域41bとN+型ソース/ドレイン領域
41cとの間にある領域上には、ゲート酸化層25bを
介してゲート電極17bが位置している。ゲート電極1
7bは、ゲート電極17aと同じ構造をしている。
【0038】次に、ワード線100a、100bについ
て説明する。ワード線100a、100bは、ともに、
多結晶シリコン層21上にタングステンシリサイド層2
3が位置している構造をしている。
【0039】MOS電界効果トランジスタ200a、2
00bおよびワード線100a、100bを覆うよう
に、下から順に、TEOS層31、シリコン窒化層3
3、層間絶縁層35が位置している。層間絶縁層35と
しては、例えば、シリコン酸化層がある。上記3層に
は、コンタクトホール37が形成されている。コンタク
トホール37は、N+型ソース/ドレイン領域41bに
到達している。ビット線300は、層間絶縁層35上に
位置している。ビット線300はコンタクトホール37
内を通り、N+型ソース/ドレイン領域41bと接続さ
れている。ビット線300は、多結晶シリコン層43上
にタングステンシリサイド層45が位置している構造を
している。
【0040】ビット線300を覆うように、層間絶縁層
47が位置している。層間絶縁層47としては、例え
ば、シリコン酸化層がある。層間絶縁層47、層間絶縁
層35、シリコン窒化層33およびTEOS層31に
は、コンタクトホール51a、51bが形成されてい
る。コンタクトホール51aは、N+型ソース/ドレイ
ン領域41aに到達している。また、コンタクトホール
51bは、N+型ソース/ドレイン領域41cに到達し
ている。
【0041】層間絶縁層47上には、セル容量700
a、700bが位置している。まず、セル容量700a
から説明する。セル容量700aは、ストレージノード
53a、ON層61およびセルプレート67を含む。ス
トレージノード53aは、層間絶縁層47上に位置して
いる。ストレージノード53aは、コンタクトホール5
1a内に形成された埋め込み接続層58aを介して、N
+型ソース/ドレイン領域41aと電気的に導通されて
いる。ストレージノード53aと埋め込み接続層58a
とは、多結晶シリコン層であり、一体的に形成されてい
る。ストレージノード53aを覆うように、ON層61
が位置している。ON層61は、シリコン酸化層とシリ
コン窒化層とで構成され、誘電体層として機能する。O
N層61を覆うように、セルプレート67が位置してい
る。セルプレート67は、多結晶シリコン層である。
【0042】次に、セル容量700bを説明する。セル
容量700bはセル容量700aと同様の構成をしてい
る。すなわち、セル容量700bは、ストレージノード
53b、ON層61およびセルプレート67を含む。ス
トレージノード53bは、層間絶縁層47上に位置して
いる。ストレージノード53bは、コンタクトホール5
1b内に形成された埋め込み接続層58bを介して、N
+型ソース/ドレイン領域41cと電気的に導通されて
いる。ストレージノード53bと埋め込み接続層58b
とは、多結晶シリコン層であり、一体的に形成されてい
る。ストレージノード53bを覆うように、ON層61
が位置している。ON層61を覆うように、セルプレー
ト67が位置している。
【0043】層間絶縁層71が、セル容量700a、7
00bを覆うように位置している。層間絶縁層71とし
ては、例えば、シリコン酸化層がある。以上でDRAM
領域1000の構造の詳細な説明を終わる。
【0044】(アナログ素子領域2000)P-型シリ
コン基板11中には、P型ウェル13が形成されてい
る。P型ウェル13上には、フィールド酸化層15c
が、選択的に形成されている。フィールド酸化層15c
を覆うように、層間絶縁層35が形成されている。層間
絶縁層35上には、接続層19が位置している。接続層
19は、容量素子600aと容量素子600bとを電気
的に導通するために用いられる。接続層19は、多結晶
シリコン層43上にタングステンシリサイド層45が位
置している構造をしている。接続層19は、ビット線3
00と同じ層にある。
【0045】接続層19を覆うように、層間絶縁層47
が位置している。層間絶縁層47上には、容量素子60
0a、600b、抵抗素子400および抵抗素子500
が位置している。
【0046】まず、容量素子600aから説明する。容
量素子600aは、下部電極55a、ON層61および
上部電極69aを備える。下部電極55aは、層間絶縁
層47上に位置している。下部電極55aは、コンタク
トホール51c内に形成された埋め込み接続層58cの
一方端部と接続されている。下部電極55aと埋め込み
接続層58cとの接続は、下部電極55aの底面で行わ
れている。下部電極55aと埋め込み接続層58cと
は、多結晶シリコン層であり、一体的に形成されてい
る。埋め込み接続層58cの他方端部は、接続層19と
接続されている。埋め込み接続層58cは、容量素子6
00aと容量素子600bとを電気的に導通させるため
に用いられる。下部電極55aを覆うように、ON層6
1が位置している。ON層61を覆うように、上部電極
69aが位置している。上部電極69aは、多結晶シリ
コン層である。
【0047】次に、容量素子600bについて説明す
る。容量素子600bは容量素子600aと同様の構成
をしている。すなわち、容量素子600bは、下部電極
55b、ON層61および上部電極69bを備える。下
部電極55bは、層間絶縁層47上に位置している。下
部電極55bは、コンタクトホール51d内に形成され
た埋め込み接続層58dの一方端部と接続されている。
下部電極55bと埋め込み接続層58dとの接続は、下
部電極55bの底面で行われている。下部電極55bと
埋め込み接続層58dとは、多結晶シリコン層であり、
一体的に形成されている。埋め込み接続層58dの他方
端部は、接続層19と接続されている。埋め込み接続層
58dは、容量素子600aと容量素子600bとを電
気的に導通させるために用いられる。下部電極55bを
覆うように、ON層61が位置している。ON層61を
覆うように、上部電極69bが位置している。上部電極
69bは、多結晶シリコン層である。
【0048】以上説明したように、容量素子600aと
容量素子600bとは、埋め込み接続層58c、接続層
19、埋め込み接続層58dにより、直列に接続されて
いる。
【0049】次に、抵抗素子400、500について説
明する。抵抗素子400、500は、層間絶縁層47上
に位置している。抵抗素子400の抵抗値は、抵抗素子
500の抵抗値よりも低い。抵抗素子400の抵抗値
は、例えば、200〜300Ωである。抵抗素子500
の抵抗値は、例えば、1〜10kΩである。
【0050】抵抗素子400、抵抗素子500および容
量素子600a、600bを覆うように、層間絶縁層7
1が位置している。層間絶縁層71には複数のスルーホ
ールが形成されている。これらのスルーホール内には、
それぞれ、タングステンプラグ73a〜73fが充填さ
れている。
【0051】層間絶縁層71上には、アルミ配線75a
〜75fが位置している。アルミ配線75aは、タング
ステンプラグ73aを介して、上部電極69aと電気的
に導通されている。アルミ配線75bは、タングステン
プラグ73bを介して、上部電極69bと電気的に導通
されている。アルミ配線75cは、タングステンプラグ
73cを介して、抵抗素子400の一方端部と電気的に
導通されている。アルミ配線75dは、タングステンプ
ラグ73dを介して、抵抗素子400の他方端部と電気
的に導通されている。アルミ配線75eは、タングステ
ンプラグ73eを介して、抵抗素子500の一方端部と
電気的に導通されている。アルミ配線75fは、タング
ステンプラグ73fを介して、抵抗素子500の他方端
部と電気的に導通されている。
【0052】なお、アナログ素子領域2000の容量素
子600a、600bと、DRAM領域1000のセル
容量700a、700bとは、同時に形成されるので、
これらを構成する層は、同じ厚みとなる。すなわち、容
量素子600a、600bの下部電極55a、55bの
厚み(例えば、100〜1000nm)は、セル容量7
00a、700bのストレージノード53a、53bの
厚みと同じである。また、容量素子600a、600b
のON層61の厚み(例えば、5〜10nm)は、セル
容量700a、700bのON層61の厚みと同じであ
る。また、容量素子600a、600bの上部電極69
a、69bの厚み(例えば、50〜200nm)は、セ
ル容量700a、700bのセルプレート67の厚みと
同じである。
【0053】以上でアナログ素子領域2000の構造の
詳細な説明を終わる。半導体装置1によれば、次の(効
果1)〜(効果4)が生じる。
【0054】(効果1)半導体装置1によれば、容量素
子600a、600bの面積を小さくすることが可能と
なる。すなわち、DRAMが誤動作しないためには、D
RAMのセル容量700a、700bの蓄積容量を所定
値以上にしなければならない。このため、セル容量70
0a、700bの誘電体層(ON層61)の厚みは、非
常に薄い(例えば、5〜10nm)。本発明では、容量
素子600a、600bの誘電体層(ON層61)の厚
みが、セル容量700a、700bの誘電体層(ON層
61)の厚みと同じであるので、非常に薄い。このた
め、容量素子600a、600bの面積を小さくして
も、容量素子600a、600bとして必要な蓄積容量
を確保することが可能となるのである。
【0055】このように、半導体装置1によれば、容量
素子600a、600bの面積を小さくすることが可能
なので、半導体装置1を微細化することができる。
【0056】(効果2)半導体装置1によれば、下部電
極55a、55bと、それぞれ、接続する埋め込み接続
層58c、58dが、下部電極55a、55bの底面で
接続されている。このため、下部電極55a、55bの
側面のすべてを上部電極69a、69bと対向させるこ
とができるので、その分だけ、容量素子600a、60
0bの面積を小さくすることが可能となる。よって、半
導体装置1によれば、半導体装置の微細化を図ることが
できる。
【0057】(効果3)半導体装置1によれば、容量素
子600a、600bへノイズが伝達する問題を生じに
くくすることができる。すなわち、容量素子600aと
容量素子600bとを電気的に導通させるための接続層
を、例えば、半導体基板に形成された不純物領域とした
場合、この不純物領域と接続するウェルからの電荷が容
量素子600a、600bに流れることがある。これ
が、容量素子600a、600bを含む回路の誤動作の
原因となる。これに対して、半導体装置1によれば、接
続層19が、DRAMのビット線300と同じ層に位置
している。よって、このようなノイズ伝達の問題が生じ
にくいのである。
【0058】(効果4)半導体装置1によれば、容量素
子600aと容量素子600bとを、埋め込み接続層5
8c、接続層19および埋め込み接続層58dにより電
気的に導通させている。このため、容量素子600aと
容量素子600bとは、合成された一つの容量素子とし
て機能する。そして、埋め込み接続層58c、接続層1
9、埋め込み接続層58dを介しての接続は、直列接続
なので、容量素子600aの耐圧と容量素子600bの
耐圧とを加えた値が、上記合成された一つの容量素子の
耐圧となる。よって、容量素子600a(または容量素
子600b)のみの場合に比べて耐圧を向上させること
ができる。
【0059】{デバイスの製造方法}図15に示す半導
体装置1の製造方法を、図1〜図14を用いて説明す
る。図1〜図14は、半導体装置1の製造方法の工程図
である。
【0060】(ゲート電極、ワード線の形成)まず、図
15に示すゲート電極17a、17b、ワード線100
a、100bの形成工程を、図1および図2を用いて説
明する。
【0061】図1に示すように、P-型シリコン基板1
1の表面に、例えば、選択酸化法によってフィールド酸
化層15a、15b、15cを形成する。フィールド酸
化層15a、15bは、DRAM領域1000に形成さ
れている。フィールド酸化層15cは、アナログ素子領
域2000に形成されている。
【0062】次に、P-型シリコン基板11の全面に、
p型不純物(例えば、ボロン)をイオン注入することに
より、P-型シリコン基板11中にP型ウェル13を形
成する。P型ウェル13のうち、フィールド酸化層15
aとフィールド酸化層15bとで規定された領域は、活
性領域13aとなる。
【0063】図2に示すように、P-型シリコン基板1
1を、例えば、熱酸化するこにより、活性領域13a上
に、ゲート酸化層25a、25bとなる熱酸化層を形成
する。そして、この熱酸化層上に、例えば、CVD法を
用いて、ドープドアモルファスシリコン層を形成する。
ドープドアモルファスシリコン層は、ゲート電極などの
構成要素となる。ドープドアモルファスシリコン層は、
製造工程中の熱処理により、多結晶シリコン層21とな
る。次に、このドープドアモルファスシリコン層上に、
例えば、CVD法を用いて、タングステンシリサイド層
23を形成する。次に、タングステンシリサイド層23
上に、例えば、CVD法により、キャップ層となるシリ
コン酸化層27を形成する。
【0064】熱酸化層、ドープドアモルファスシリコン
層、タングステンシリサイド層23およびシリコン酸化
層27からなる構造物を、例えば、フォトリソグラフィ
とエッチングとにより、所定のパターンニングをする。
これにより、DRAM領域1000には、ワード線10
0a、100b、ゲート電極17a、17bが形成され
る。
【0065】次に、ゲート電極17a、17bをマスク
として、活性領域13aに、N型不純物(例えば、リ
ン)をイオン注入し、N-型不純物領域29a、29
b、29cを形成する。
【0066】(ビット線、接続層の形成)図15に示す
ビット線300および接続層19の形成工程を、図3〜
図5を用いて説明する。
【0067】図3に示すように、P-型シリコン基板1
1を覆うように、例えば、CVD法により、TEOS層
31を形成する。次に、TEOS層31上に、例えば、
CVD法により、シリコン窒化層33を形成する。TE
OS層31およびシリコン窒化層33は、後の工程であ
るコンタクトホール形成工程において、エッチングスト
ッパとして機能する。
【0068】図4に示すように、シリコン窒化層33上
に、例えば、CVD法により、シリコン酸化層からなる
層間絶縁層35を形成する。次に、レジストを層間絶縁
層35上に形成する。このレジストをマスクとして、層
間絶縁層35、シリコン窒化層33およびTEOS層3
1からなる層を選択的にエッチングすることにより、N
-型不純物領域29bに到達するコンタクトホール37
を形成する。コンタクトホール37形成工程を詳細に説
明する。
【0069】コンタクトホール37形成工程において、
まず、レジストをマスクとして、層間絶縁層35がエッ
チングされる。このエッチングのとき、シリコン窒化層
33がエッチングストッパとなる。次に、シリコン窒化
層33がエッチングされる。このエッチングのとき、T
EOS層31がエッチングストッパとなる。そして、最
後に、TEOS層31がエッチングされる。以上によ
り、コンタクトホール37が自己整合的に形成される。
このようなコンタクトホール形成工程によれば、コンタ
クトホール37によりゲート電極17aが露出するとい
うことを避けることができるのである。
【0070】次に、層間絶縁層35をマスクとして、活
性領域13aに、N型不純物(例えば、リン)をイオン
注入し、N+型不純物領域39を形成する。N+型不純物
領域39とN-型不純物領域29bとで、N+型ソース/
ドレイン領域41bが構成される。
【0071】図5に示すように、層間絶縁層35上に、
例えば、CVD法を用いて、ドープドアモルファスシリ
コン層を形成する。ドープドアモルファスシリコン層
は、ビット線300の構成要素および接続層19の構成
要素であるシリコン層43になる。ドープドアモルファ
スシリコン層は、製造工程中の熱処理により、多結晶シ
リコン層43となる。次に、このドープドアモルファス
シリコン層上に、例えば、CVD法を用いて、タングス
テンシリサイド層45を形成する。ドープドアモルファ
スシリコン層およびタングステンシリサイド層45から
なる構造物を、例えば、フォトリソグラフィとエッチン
グとにより、所定のパターンニングをする。これによ
り、DRAM領域1000には、ビット線300が形成
され、アナログ素子領域2000には、接続層19が形
成される。ビット線300は、コンタクトホール37内
にも形成され、N+型ソース/ドレイン領域41bと接
続されている。
【0072】(ストレージノード、下部電極の形成)図
15に示すストレージノード53a、53b、下部電極
55a、55bの形成工程を、図6および図7を用いて
説明する。
【0073】図6に示すように、ビット線300を覆う
ように、P-型シリコン基板11全面に、例えば、CV
D法により、シリコン酸化層からなる層間絶縁層47を
形成する。次に、レジストを層間絶縁層47上に形成す
る。このレジストをマスクとして、層間絶縁層47、3
5、シリコン窒化層33およびTEOS層31からなる
層を選択的にエッチングすることにより、コンタクトホ
ール51a〜51dを形成する。コンタクトホール51
aは、N-型不純物領域29aに到達している。コンタ
クトホール51bは、N-型不純物領域29cに到達し
ている。コンタクトホール51cは、接続層19の一方
端部に到達している。コンタクトホール51dは、接続
層19の他方端部に到達している。
【0074】次に、層間絶縁層47をマスクとして、活
性領域13aに、N型不純物(例えば、リン)をイオン
注入し、N+型不純物領域49a、49bを形成する。
+型不純物領域49aとN-型不純物領域29aとで、
+型ソース/ドレイン領域41aが構成される。ま
た、N+型不純物領域49bとN-型不純物領域29cと
で、N+型ソース/ドレイン領域41cが構成される。
【0075】図7に示すように、層間絶縁層47上およ
びコンタクトホール51a〜51d内に、例えば、CV
D法を用いて、ドープドアモルファスシリコン層を形成
する。層間絶縁層47上のドープドアモルファスシリコ
ン層は、ストレージノードや下部電極となる。コンタク
トホール51a〜51d内のドープドアモルファスシリ
コン層は、埋め込み接続層58a〜58dとなる。この
ように、ストレージノードとこれに接続する埋め込み接
続層とは、一体的に形成され、また、下部電極とこれに
接続する埋め込み接続層とは、一体的に形成される。ド
ープドアモルファスシリコン層は、製造工程中の熱処理
により、多結晶シリコン層となる。
【0076】次に、このドープドアモルファスシリコン
層を、例えば、フォトリソグラフィとエッチングとによ
り、所定のパターンニングをする。これにより、DRA
M領域1000には、ストレージノード53a、53b
が形成される。また、アナログ素子領域2000には、
下部電極55a、55bが形成される。
【0077】(ストレージノードおよび下部電極の表面
に凹凸形成)図15に示すストレージノード53a、5
3bおよび下部電極55a、55bの表面に凹凸を形成
する工程を、図8〜図9を用いて説明する。ストレージ
ノード53a、53bおよび下部電極55a、55bの
表面に凹凸をつけることにより、表面積を大きくし、蓄
積容量を増やしているのである。
【0078】図8に示すように、ストレージノード53
a、53bおよび下部電極55a、55bを覆うよう
に、P-型シリコン基板11全面に、凹凸な表面を有す
るアモルファスシリコン層57を形成する。この表面処
理は、公知であり、本明細書では説明を省略する。
【0079】図9に示すように、アモルファスシリコン
層57を全面エッチバックすることにより、層間絶縁層
47上のアモルファスシリコン層57を除去する。これ
は、ストレージノード53aとストレージノード53b
とのショートを防ぐためであり、かつ下部電極55aと
下部電極55bとのショートを防ぐためである。このエ
ッチバックのとき、アモルファスシリコン層57表面の
凹凸が、そのままストレージノード53a、53b表面
および下部電極55a、55b表面に反映する。この結
果、ストレージノード53a、53b表面および下部電
極55a、55b表面に凹凸が形成される。
【0080】(セルプレート、上部電極、抵抗素子の形
成)図15に示すセルプレート67、上部電極69a、
69b、抵抗素子400、500を形成する工程を、図
10〜図14を用いて説明する。
【0081】図10に示すように、ストレージノード5
3a、53bおよび下部電極55a、55bを覆うよう
に、P-型シリコン基板11全面に、例えば、CVD法
により、シリコン窒化層を形成する。このシリコン窒化
層を熱酸化することにより、このシリコン窒化層表面に
シリコン酸化層を形成する。これがON層61である。
【0082】図11に示すように、ON層61を覆うよ
うに、P-型シリコン基板11全面に、例えば、CVD
法により、ノンドープの多結晶シリコン層63を形成す
る。
【0083】図12に示すように、第1回イオン注入工
程を行う。すなわち、多結晶シリコン層63全面に、不
純物(例えば、リン)をイオン注入する。ドース量は、
2e15〜3e15である。注入エネルギーは、10〜
20keVである。これらの条件は、図15に示す抵抗
素子500の抵抗値(例えば、1〜10kΩ)を得るた
め条件である。
【0084】図13に示すように、多結晶シリコン層6
3のうち、図15に示す抵抗素子500が形成される領
域上に、レジスト65を形成する。そして、第2回イオ
ン注入工程を行う。すなわち、レジスト65をマスクと
して、多結晶シリコン層63に、不純物(例えば、リ
ン)をイオン注入する。ドース量は、5e15〜8e1
5である。注入エネルギーは、10〜20keVであ
る。第1および第2イオン注入工程により、図15に示
す抵抗素子400の抵抗値(例えば、200〜300
Ω)が得られる。
【0085】そして、多結晶シリコン層63を、例え
ば、フォトリソグラフィとエッチングとにより、所定の
パターンニングをする。これにより、図14に示すよう
に、DRAM領域1000には、セルプレート67が形
成される。また、アナログ素子領域2000には、上部
電極69a、69b、抵抗素子400および抵抗素子5
00が形成される。
【0086】(アルミ配線の形成)図15に示すアルミ
配線75a〜75fを形成する工程を、図15を用いて
説明する。この工程は公知の方法を用いることができる
ので、簡単な説明にとどめる。
【0087】図15に示すように、P-型シリコン基板
11全面に、シリコン酸化層からなる層間絶縁層71を
形成する。層間絶縁層71に複数のスルーホールを形成
し、各スルーホールにタングステンプラグ73a〜73
fを埋め込む。そして、層間絶縁層71上に、アルミ配
線75a〜75fを形成する。
【0088】以上述べた製造工程により、図15に示す
半導体装置1が完成する。半導体装置1の製造方法によ
れば、次の(効果1)〜(効果3)が生じる。
【0089】(効果1)図7〜図14に示すように、半
導体装置1の製造方法によれば、セル容量700a、7
00bと容量素子600a、600bとを同時に形成し
ている。このため、これらを別々に形成する場合に比べ
て、工程の簡略化を図ることができる。
【0090】(効果2)図5に示すように、半導体装置
1の製造方法によれば、接続層19を、ビット線300
と同時に形成するので、工程の簡略化を図ることができ
る。
【0091】(効果3)図12および図13に示すよう
に、半導体装置1の製造方法によれば、抵抗素子400
形成のためのイオン注入回数を二回とし、抵抗素子50
0形成のためのイオン注入回数を一回とすることによ
り、抵抗素子400の抵抗値を、抵抗素子500の抵抗
値よりも低くしている。このため、半導体装置1の製造
方法によれば、互いに抵抗値が異なる抵抗素子400、
500を形成することができる。
【0092】[第2実施形態] {デバイスの構造}図18は、本発明の第2実施形態に
かかる半導体装置の断面を模式的に示す図である。第2
実施形態にかかる半導体装置3は、図15に示す第1実
施形態と同様に、DRAM混載型半導体装置である。第
2実施形態にかかる半導体装置3において、第1実施形
態にかかる半導体装置1と同等の機能を有する部分に
は、同一符号を付してある。半導体装置3が半導体装置
1と相違する部分を説明し、同じ部分については説明を
省略する。
【0093】半導体装置3によれば、抵抗素子400の
抵抗値は、例えば、10〜100Ωであり、最低抵抗値
が、第1実施形態にかかる半導体装置1の抵抗素子40
0に比べて、小さい値になっている。これは、第2実施
形態にかかる半導体装置3の抵抗素子400を、イオン
注入と拡散とにより作製したからである。
【0094】また、半導体装置3によれば、抵抗素子5
00上に、シリコン酸化層77が位置している。シリコ
ン酸化層77は、拡散工程においてマスクとして用いら
れた物である。詳しくは、次のデバイスの製造方法で説
明する。
【0095】このような、半導体装置3によれば、上記
第1実施形態にかかる半導体装置1で説明した(効果
1)〜(効果4)が生じる。
【0096】{デバイスの製造方法}図18に示す半導
体装置3の製造方法を、図16および図17を用いて説
明する。図16および図17は、半導体装置3の製造方
法の工程図である。
【0097】まず、第1実施形態と同様に、図1〜図1
2に示す工程を行う。
【0098】図16に示すように、多結晶シリコン層6
3上に、例えば、CVD法を用いて、シリコン酸化層7
7を形成する。次に、例えば、フォトリソグラフィとエ
ッチングにより、シリコン酸化層77をパターンニング
する。これにより、多結晶シリコン層63のうち、図1
8に示す抵抗素子500が形成される領域上に、シリコ
ン酸化層77を残す。
【0099】図17に示すように、拡散工程を行う。す
なわち、シリコン基板11を拡散炉に入れ、シリコン酸
化層77をマスクとして、多結晶シリコン層63に、不
純物(例えば、リン)を熱拡散する。条件は、以下のと
おりである。
【0100】不純物:POCl3 拡散温度:800〜900℃ 拡散時間:15〜30分 図12に示すイオン注入工程およびこの拡散工程によ
り、図18に示す抵抗素子400の抵抗値(例えば、1
0〜100Ω)が得られる。
【0101】後の工程は、第1実施形態にかかる半導体
装置1の製造方法と同じなので、説明を省略する。
【0102】第2実施形態にかかる半導体装置3の製造
方法によれば、上記第1実施形態にかかる半導体装置1
の製造方法で説明した(効果1)および(効果2)が生
じる。
【0103】さらに、第2実施形態にかかる半導体装置
3の製造方法によれば、抵抗値が異なる抵抗素子40
0、500を形成することができ、かつ、抵抗素子40
0の最低抵抗値を下げることができる。
【0104】[第3実施形態] {デバイスの構造}図21は、本発明の第3実施形態に
かかる半導体装置の断面を模式的に示す図である。第3
実施形態にかかる半導体装置5は、図15に示す第1実
施形態と同様に、DRAM混載型半導体装置である。第
3実施形態にかかる半導体装置5において、第1実施形
態にかかる半導体装置1と同等の機能を有する部分に
は、同一符号を付してある。半導体装置5が半導体装置
1と相違する部分を説明し、同じ部分については説明を
省略する。
【0105】半導体装置5によれば、抵抗素子400の
抵抗値は、例えば、5〜10Ωであり、最低抵抗値が、
第1実施形態にかかる半導体装置1の抵抗素子400に
比べて、小さい値になっている。これは、第3実施形態
にかかる半導体装置5の抵抗素子400上に、チタンシ
リサイド層81があるからである。なお、チタンシリサ
イド層81は、セルプレート67および上部電極69
a、69b上にも位置している。
【0106】また、半導体装置5によれば、抵抗素子5
00上に、シリコン酸化層77が位置している。シリコ
ン酸化層77は、チタンシリサイド層81形成工程にお
いてマスクとして用いられた物である。詳しくは、次の
デバイスの製造方法で説明する。
【0107】このような、半導体装置5によれば、上記
第1実施形態にかかる半導体装置1で説明した(効果
1)〜(効果4)が生じる。
【0108】{デバイスの製造方法}図21に示す半導
体装置5の製造方法を、図19および図20を用いて説
明する。図19および図20は、半導体装置5の製造方
法の工程図である。
【0109】まず、第1実施形態と同様に、図1〜図1
2に示す工程を行う。次に、第2実施形態と同様に、図
16に示す工程を行う。
【0110】図19に示すように、多結晶シリコン層6
3およびシリコン酸化層77を覆うように、例えば、ス
パッタリングを用いて、厚さ20〜50nmのチタン層
79を形成する。そして、チタン層79が形成されたP
-型シリコン基板11を、例えば、窒素雰囲気中で第1
の熱処理をする。第1の熱処理は、例えば、650〜7
50℃で、30〜60秒の条件で行う。
【0111】この第1の熱処理により、図20に示すよ
うに、チタンシリサイド層81が形成される。そして、
例えば、ウエットエッチングにより、窒化チタン層およ
び未反応のチタン層を除去する。次に、例えば、第2の
熱処理をする。第2の熱処理は、例えば、800〜85
0℃で、30〜60秒の条件で行う。第2の熱処理によ
り、チタンシリサイド層21a、21b、21cでは、
高抵抗の結晶構造(C49構造)から低抵抗の結晶構造
(C54構造)に相転移がなされる。
【0112】後の工程は、第1実施形態にかかる半導体
装置1の製造方法と同じなので、説明を省略する。
【0113】第3実施形態にかかる半導体装置5の製造
方法によれば、上記第1実施形態にかかる半導体装置1
の製造方法で説明した(効果1)および(効果2)が生
じる。
【0114】さらに、第3実施形態にかかる半導体装置
5の製造方法によれば、抵抗値が異なる抵抗素子40
0、500を形成することができ、かつ、抵抗素子40
0の最低抵抗値を下げることができる。
【0115】[第4実施形態]図22は、本発明の第4
実施形態にかかる半導体装置の断面を模式的に示す図で
ある。第4実施形態にかかる半導体装置7は、図15に
示す第1実施形態と同様に、DRAM混載型半導体装置
である。第4実施形態にかかる半導体装置7において、
第1実施形態にかかる半導体装置1と同等の機能を有す
る部分には、同一符号を付してある。半導体装置7が半
導体装置1と相違する部分を説明し、同じ部分について
は説明を省略する。
【0116】半導体装置7によれば、二つの容量素子が
直列接続された構造ではなく、容量素子600aのみの
構造である。容量素子一つのみでも、容量素子が絶縁破
壊するおそれがない場合は、第4実施形態にかかる半導
体装置7のような構造となる。
【0117】次に、下部電極55aと配線との電気的導
通について説明する。接続層19の一方端部は、これま
での実施形態と同様に、下部電極55aと一体形成され
た埋め込み接続層58cと接続されている。一方、接続
層19の他方端部には、層間絶縁層71、47に形成さ
れたコンタクトホール87が通じている。コンタクトホ
ール87には、埋め込み接続層として機能するタングス
テンプラグ83が充填されている。タングステンプラグ
83は、接続層19の他方端部と接続されている。層間
絶縁層71上には、タングステンプラグ83と接続され
たアルミ配線85がある。
【0118】このような、半導体装置7によれば、上記
第1実施形態にかかる半導体装置1で説明した(効果
1)〜(効果3)が生じる。
【0119】図22に示す半導体装置7は、第1実施形
態にかかる半導体装置1の製造方法と同様の方法を用い
ることにより、製造することができる。なお、第2実施
形態にかかる半導体装置3の製造方法を用いれば、半導
体装置7の抵抗素子400、抵抗素子500のそれぞれ
の抵抗値を、半導体装置3の抵抗素子400、抵抗素子
500の抵抗値と同じにすることができる。また、第3
実施形態にかかる半導体装置5の製造方法を用いれば、
半導体装置7の抵抗素子400、抵抗素子500のそれ
ぞれの抵抗値を、半導体装置5の抵抗素子400、抵抗
素子500の抵抗値と同じにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の製
造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を模
式的に示す断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図11】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図12】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図13】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図14】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図15】本発明の第1実施形態にかかる半導体装置を
模式的に示す断面図である。
【図16】本発明の第2実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図17】本発明の第2実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図18】本発明の第2実施形態にかかる半導体装置を
模式的に示す断面図である。
【図19】本発明の第3実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図20】本発明の第3実施形態にかかる半導体装置の
製造工程を説明するために用いられる、シリコン基板を
模式的に示す断面図である。
【図21】本発明の第3実施形態にかかる半導体装置を
模式的に示す断面図である。
【図22】本発明の第4実施形態にかかる半導体装置を
模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
11 P-型シリコン基板 13 P型ウェル 13a 活性領域 15a、15b、15c フィールド酸化層 17a、17b ゲート電極 19 接続層 21 多結晶シリコン層 23 タングステンシリサイド層 25a、25b ゲート酸化層 27 シリコン酸化層 29a、29b、29c N-型不純物領域 31 TEOS層 33 シリコン窒化層 35 層間絶縁層 37 コンタクトホール 39 N+型不純物領域 41a、41b、41c N+型ソース/ドレイン領域 43 多結晶シリコン層 45 タングステンシリサイド層 47 層間絶縁層 49a、49b N+型不純物領域 51a、51b、51c、51d コンタクトホール 53a、53b ストレージノード 55a、55b 下部電極 57 アモルファスシリコン層 58a〜58d 埋め込み接続層 61 ON層 63 多結晶シリコン層 65 レジスト 67 セルプレート 69a、69b 上部電極 71 層間絶縁層 73a〜73f タングステンプラグ 75a〜75f アルミ配線 77 シリコン酸化層 79 チタン層 81 チタンシリサイド層 83 タングステンプラグ 85 アルミ配線 87 コンタクトホール 100a、100b ワード線 200a、200b MOS電界効果トランジスタ 300 ビット線 400 抵抗素子 500 抵抗素子 600a、600b 容量素子 700a、700b セル容量 1000 DRAM領域 2000 アナログ素子領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AC05 AC07 AC10 AC16 DF03 DF05 EZ12 EZ13 5F083 AD01 AD10 AD21 AD42 AD48 AD49 AD51 AD60 AD61 GA09 GA12 GA28 JA04 JA33 JA35 JA36 JA39 JA53 JA56 KA05 KA18 KA20 PR36 PR42 PR43 PR47 PR48 PR52 PR57 ZA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板のDRAM領域に形成され
    た、セル容量を含むDRAMと、 前記半導体基板のアナログ素子領域に形成された、容量
    素子と、 を備えた、半導体装置の製造方法であって、 (a)前記DRAMの構成要素であるビット線と、前記
    ビット線と同じ層に位置し、前記容量素子の下部電極を
    他の半導体素子と電気的に導通させるために用いられる
    接続層と、を同時に形成する工程と、 (b)前記セル容量のストレージノードと、前記下部電
    極と、を同時に形成する工程と、 (c)前記セル容量の誘電体層と、前記容量素子の誘電
    体層と、を同時に形成する工程と、 (d)前記セル容量のセルプレートと、前記容量素子の
    上部電極と、を同時に形成する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 (e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗素子および第
    2抵抗素子を形成する工程、 を備え、 前記工程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、 前記工程(e)において、前記第1抵抗素子が形成され
    る領域への不純物のイオン注入回数を、前記第2抵抗素
    子が形成される領域への不純物のイオン注入回数よりも
    多くすることにより、前記第1抵抗素子の抵抗値を、前
    記第2抵抗素子の抵抗値よりも低くする、半導体装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 (e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗素子および第
    2抵抗素子を形成する工程、 を備え、 前記工程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、 前記工程(e)において、前記第1抵抗素子が形成され
    る領域に不純物を拡散することにより、前記第1抵抗素
    子の抵抗値を、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも低くす
    る、半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 (e)前記アナログ素子領域に、第1抵抗素子および第
    2抵抗素子を形成する工程、 を備え、 前記工程(e)は、前記工程(d)と同一工程であり、 前記工程(e)において、前記第1抵抗素子が形成され
    る領域にシリサイド層を形成することにより、前記第1
    抵抗素子の抵抗値を、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも
    低くする、半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板のDRAM領域に形成され
    た、セル容量を含むDRAMと、 前記半導体基板のアナログ素子領域に形成された、容量
    素子と、 を備えた、半導体装置において、 層間絶縁層、接続層および埋め込み接続層を備え、 前記層間絶縁層は、前記半導体基板と前記容量素子との
    間に位置し、 前記接続層および前記埋め込み接続層は、前記容量素子
    の下部電極を他の半導体素子と電気的に導通させるため
    に用いられ、 前記接続層は、前記DRAMの構成要素であるビット線
    と同じ層に位置し、 前記埋め込み接続層は、前記層間絶縁層に形成された接
    続孔に位置し、 前記埋め込み接続層の一方端部は、前記下部電極の底面
    において、前記下部電極と接続しており、 前記埋め込み接続層の他方端部は、前記接続層と接続し
    ている、 半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 他の容量素子を備え、 前記他の容量素子は、前記アナログ素子領域に位置し、 前記容量素子と前記他の容量素子とは、前記接続層およ
    び前記埋め込み接続層により、直列接続されている、 半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 第1抵抗素子および第2抵抗素子を備え、 前記第1および前記第2抵抗素子は、前記アナログ素子
    領域に位置し、 前記第1抵抗素子中の不純物濃度が、前記第2抵抗素子
    中の不純物濃度より高いことにより、前記第1抵抗素子
    の抵抗値は、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも低い、 半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項5または6において、 第1抵抗素子および第2抵抗素子を備え、 前記第1および前記第2抵抗素子は、前記アナログ素子
    領域に位置し、 前記第1抵抗素子が、シリサイド層を含むことにより、
    前記第1抵抗素子の抵抗値は、前記第2抵抗素子の抵抗
    値よりも低い、 半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかにおいて、 前記容量素子の誘電体層の厚みは、前記セル容量の誘電
    体層の厚みと同じである、 半導体装置。
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