JP2001191844A - 自動車用室内灯 - Google Patents

自動車用室内灯

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JP2001191844A
JP2001191844A JP2000026209A JP2000026209A JP2001191844A JP 2001191844 A JP2001191844 A JP 2001191844A JP 2000026209 A JP2000026209 A JP 2000026209A JP 2000026209 A JP2000026209 A JP 2000026209A JP 2001191844 A JP2001191844 A JP 2001191844A
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lamp body
lens
mounting
interior light
engaging claw
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JP2000026209A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Kazaoka
成彦 風岡
Takayuki Otsubo
高之 大坪
Toranosuke Sakuma
寅之助 佐久間
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用室内灯において車体への組み付けや
交換を容易にすることを課題とする。 【解決手段】 ランプボデイ2と光源17とレンズ18
とから成り、ランプボデイに折り曲げ可能部15を介し
て取付用係合爪部11が形成され、レンズに押圧部2
1、24が形成され、レンズをランプボディに取着する
際に上記押圧部が上記取付用係合爪部を押圧して上記折
り曲げ可能部を折り曲げて支持部材25に係合させるよ
うにした自動車用室内灯1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な自動車用室内
灯に関する。詳しくは、車体への組み付けや交換を容易
にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ルームランプ、フットランプ、カーテシ
ランプ等の自動車用室内灯にあって、従来は、光源を支
持したランプボデイを支持部材(車体)にネジ止めし、
しかる後に、レンズをランプボデイに取り付けるという
手順で車体への取付が為されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の自動車用室内灯にあっては、ネジ止めによって車体へ
の取付を為していたので、組み付けや交換に手間がかか
り、また、コストアップにもなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、自動車用室内灯におい
て車体への組み付けや交換を容易にすることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明自動車用室内灯
は、上記した課題を解決するために、ランプボディに弾
発手段を介して取付用係合爪部が形成され、レンズに押
圧部が形成され、レンズをランプボディに取着する際に
上記押圧部が上記取付用係合爪部を押圧して上記弾発手
段を変形させることによって取付用係合爪部を支持部材
に係合させるようにしたものである。
【0006】従って、本発明自動車用室内灯にあって
は、レンズを組み付けると同時に車体への取付も為され
るので、車体への組付けが容易であり、また、レンズを
外せば車体からも取り外せるので、交換を容易に為すこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明自動車用室内灯の
実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図示
した実施の形態は本発明を自動車の天井に取り付けるル
ームランプに適用したものである。
【0008】図1乃至図8にルームランプの第1の実施
の形態を示す。
【0009】ルームランプ1はランプボデイと、該ラン
プボデイに支持される光源バルブと、上記ランプボデイ
の下面を覆うレンズとを備える。
【0010】ランプボデイ2は合成樹脂によって成形さ
れており、浅い皿状を為し、下面が開口されている。ラ
ンプボデイ2の下側開口縁からは外方へ突出したフラン
ジ部3が形成されている。
【0011】ランプボデイ2には、3つのレンズ取付用
開口部4、4、5が形成され、また、2つの係合爪部挿
通孔5、6が形成されている。すなわち、孔5はレンズ
取付用開口部と係合爪部挿通孔を兼ねる。レンズ取付用
開口部4、4、5はランプボデイ2の上面壁7から側面
壁8の下端にかけて形成され、上記フランジ部の内縁に
よって構成される上記開口部4、4、5の下側開口縁
9、9、9はレンズ係合部とされる。上記係合爪部挿通
孔6は上面壁7のうち上記孔5のほぼ対角位置に形成さ
れている。そして、これら係合爪部挿通孔5、6の長手
方向における一端に隣接した上面壁7の内面には下方へ
半円形に突出した湾曲部10、10が形成されている。
【0012】上記ランプボデイ2には2つの取付用係合
爪部11、11が設けられる。取付用係合爪部11は、
合成樹脂で形成されており、連結部12と該連結部の一
端から直角に突出した爪部13とが一体に形成されて成
る。連結部12の爪部13が突出した側と反対側の面に
は規制溝14が形成されている。上記したような取付用
係合爪部11は板バネ材料からなる折り曲げ可能部15
を介してランプボデイ2と連結されている。該折り曲げ
可能部15の一端部は取付用係合爪部11の連結部12
内に埋設され、折り曲げ可能部15の他端部はランプボ
デイ2の上面壁7のうち上記湾曲部10の挿通孔5、6
と反対側の端部の付近に埋設されている。そして、上記
変形可能部15、15はあらかじめ湾曲され、取付用係
合爪部11、11が係合爪部挿通孔5、6に下方から対
向する位置にあるようにされている。
【0013】なお、ランプボデイ2の上面壁7の上面に
は固定ピン16、16が突設されている。これら固定ピ
ン16、16は上端に大径の係合頭16a、16aを有
する。
【0014】そして、上記したランプボデイ2に光源用
バルブ17が支持される。
【0015】レンズ18は透明な合成樹脂で形成されて
おり、上記ランプボデイ2の下面を覆う主面部19の周
縁部から上方へ向けて3つの取付舌片20、20、21
が形成されている。これら取付舌片20、20、21の
外側を向いた面には仮係合爪22、22、22と本係合
爪23、23、23とが形成されている。仮係合爪2
2、22、22は上端寄りに形成され、本係合爪23、
23、23は基端寄りに形成されている。これら取付舌
片20、20、21はランプボデイ2のレンズ取付用開
口部4、4、5に対応して形成されている。
【0016】また、レンズ18の主面部19の周縁部か
らは2つの押圧突片21、24が上方へ向けて突設され
ている。すなわち、上記取付舌片21は押圧突片を兼ね
ている。そして、これら押圧突片21、24はランプボ
デイ2の係合爪部挿通孔5、6に対応して形成されてい
る。
【0017】上記ルームランプ1は自動車の車内の天井
に設けられる天井構造材25に取り付けられる。該天井
構造材25には2つの係合部26、26が形成されてい
る。
【0018】先ず、レンズ18がランプボデイ2に仮固
定される。レンズ18を取付舌片20、20、21がレ
ンズ取付用開口部4、4、5に挿通され、押圧突片24
が係合爪部挿通孔6に挿通されるようにランプボデイ2
の方へ移動させていく。すると、押圧突片21、24が
取付用係合爪部11、11を上方へ押圧し、これによっ
て、取付用係合爪部11、11はランプボデイ2の係合
爪部挿通孔5、6の方へ移動した状態となり、且つ、レ
ンズ18の取付舌片20、20、21の仮係合爪22、
22、22がランプボデイ2のレンズ係合部9、9、9
に係合され、これによって、レンズ18がランプボデイ
2に仮固定される(図6参照)。なお、この仮固定の状
態では、取付用係合爪部11、11の爪部13、13先
端と天井構造材25の係合部26、26との間にはクリ
アランス27、27が生じるようになっている(図6参
照)。
【0019】上記したように、レンズ18がランプボデ
イ2に仮固定された状態で、ランプボデイ2の固定ピン
16、16が天井被覆材(図示しない)に貫通係合され
る。なお、上記した天井被覆材には取付用係合爪部1
1、11が挿通される挿通孔が形成されている。
【0020】上記したように、天井被覆材に取り付けた
状態で、ルームランプ1を天井構造材25に位置合わせ
し、該位置合わせされた状態のまま、レンズ18をラン
プボデイ2の方へ押し込む。すると、レンズ18の押圧
突片21、24が取付用係合爪部11、11を天井構造
材25の方へと押し込んでいき、最後に、取付用係合爪
部11、11の爪部13、13が天井構造材25の係合
部26、26に上側から係合され、また、これと同時
に、取付舌片20、20、21の本係合爪23、23、
23がランプボデイ2のレンズ係合部9、9、9に係合
してレンズ18がランプボデイ2に本固定され、これに
よって、ルームランプ1の最終的組立と天井構造材25
の取付とが同時に為され、しかも、天井被覆材のルーム
ランプ1配置部における天井面への固定まで同時に為さ
れる(図4参照)。なお、図6から図4に至る間、レン
ズ18の押圧突片21、24の一の側縁部が取付用係合
爪部11、11の規制溝14、14に摺動自在に係合
し、これによって、取付用係合爪部11、11の所定の
軌跡から外れることなしに、天井構造材25の係合部2
6、26に確実に係合される(図8参照)。
【0021】そして、取付用係合爪部11、11が天井
構造材25の係合部26、26に係合した後は、レンズ
18の押圧突片21、24の一の側縁部が取付用係合爪
部11、11の連結部12、12の爪部13、13が突
設された側と反対の側面に当接しているので、爪部1
3、13の天井構造材25への係合状態が解除されてし
まうことはない。
【0022】ルームランプ1を天井構造材25から取り
外す場合は、レンズ18をランプボデイ2から取り外す
か仮固定の状態とすればよい。それによって、取付用係
合爪部11、11の位置を規制するものがなくなるの
で、ランプボデイ2を、下方へ移動させれば、取付用係
合爪部11、11は天井構造材25の係合部26、26
から外れる。これによって、ルームランプ1の交換も容
易に為すことができる。
【0023】なお、27はランプボディ2に回動可能に
設けられたスイッチノブであり、該スイッチノブ27を
回動操作する(図3の2点鎖線参照)ことによって、ス
イッチ切換端子27aが移動されて光源用バルブ17の
ON−OFF制御が為される。
【0024】図9及び図10は変形例の要部を示すもの
である。
【0025】該変形例では、取付用係合爪部11、11
(一方のもののみ示す。)が一体の折り曲げ可能部2
9、29を介してランプボデイ2と連結されている点が
上記した実施の形態と異なる。
【0026】しかして、レンズ18が、図9に示す仮固
定の状態から、図10に示す本固定の状態へと移行する
過程で、レンズ18の押圧突片21、24(21は図示
せず。)が取付用係合爪部11、11を押圧し、これに
よって折り曲げ可能部29、29が塑性変形により折り
曲げられて天井構造材25の係合部26、26に係合す
る。
【0027】この変形例にあっては、取付用係合爪部1
1、11は折り曲げ可能部29、29を介してランプボ
デイ2と一体に形成されるので、インサート成形技術を
用いる上記実施の形態に比べてランプボデイ2を安価に
形成することができる。
【0028】図11乃至図17にルームランプの第2の
実施の形態を示す。
【0029】ルームランプ30はランプボディを備え、
該ランプボディに光源バルブが支持されると共にランプ
ボディの下面側がレンズによって覆われる。
【0030】ランプボディ31は合成樹脂で形成され、
導電性を有する板バネ材料で形成されたコンタクト部材
32がいわゆるインサート成形により一体に形成されて
成る。コンタクト部材32は光源バルブを支持すると共
に給電する支持コンタクト33、33、九十九折り状に
折り曲げられた伸縮可能部34、34、上記支持コンタ
クト33、33への給電を行う給電端子35、35、・
・・及び給電導体等が一体に形成されて成り、ランプボ
ディ31との一体成形前に又は後に必要箇所が分離され
るようになっている。
【0031】上記伸縮可能部34、34の基端部はラン
プボディ31の肉厚部に埋設され、九十九折り状に折り
曲がった部分が露出され、先端部に取付用係合爪部3
6、36が一体に形成されている。取付用係合爪部36
は爪部37と該爪部37から下方へ突出した被押圧部3
8とが合成樹脂で一体に形成されている。被押圧部38
は爪部37の突出方向と反対側の面38aが下端に行く
に従って伸縮可能部34から遠離るように傾斜された傾
斜面とされている。このような取付用係合爪部36、3
6はランプボディ31が成形される際に一緒に成形され
てインサート成形により伸縮可能部34、34の先端部
に一体に形成される。
【0032】上記ランプボディ31の伸縮可能部34、
34が延びる方向に沿う側縁部には上方へ突出した突出
部が形成され、該突出部の内側が下方に開口した案内溝
部39、39とされている。該案内溝部39、39の幅
は上記取付用係合爪部36、36の厚みにほぼ等しくな
っていて、取付用係合爪部36、36及び伸縮可能部3
4、34はこの案内溝部39、39内に移動自在に位置
していて、取付用係合爪部36、36は幅方向にがたつ
くこと無しに該案内溝部39、39に沿って移動し得る
ようになっている。
【0033】なお、ランプボディ31には上記第1の実
施の形態1において形成されていたレンズ係合部9、固
定ピン16と同様なレンズ係合部及び固定ピンが形成さ
れているが、図示を省略する。
【0034】そして、ランプボディ31に一体に形成さ
れた支持コンタクト33、33に光源バルブ40が支持
される。
【0035】そして、光源バルブ40が支持されたラン
プボディ31の下面を覆うようにレンズ41が取着され
る。
【0036】レンズ41には押圧突片42、42(一方
のもののみ図示する)が上方へ向けて突設されている。
【0037】なお、レンズ41には上記第1の実施の形
態1におけるレンズ18に設けられていた取付舌片2
0、仮係合爪22、本係合爪23と同様な取付舌片、仮
係合爪、本係合爪が形成されているが、図示を省略す
る。
【0038】ランプボディ31とレンズ41とが分離し
ている状態(図15参照)から、レンズ41をランプボ
ディ31に仮固定した状態が図16に示す状態である。
図15の状態で、やや下方に位置していた取付用係合爪
部36、36(一方のもののみ図示する)はレンズ41
の押圧突片42、42(一方のもののみ図示する)によ
って押圧されて上方へ移動して案内溝部39、39(一
方のもののみ図示する)の上面に当接し、さらに傾斜面
38a、38aを押圧突片42、42によって押圧され
て天井構造材43の係合部44、44(一方のもののみ
図示する)の方にやや前進した状態となる(図16参
照)。
【0039】レンズ41を図16に示す仮固定の状態か
らさらに上方へと移動させて図17に示す本固定の状態
にすると、取付用係合爪部36、36の傾斜面38a、
38aがレンズ41の押圧突片42、42によって押圧
されるので、伸縮可能部34、34(一方のもののみ図
示する)が伸張して取付用係合爪部36、36が前進し
てその爪部37、37(一方のもののみ図示する)が天
井構造材43の係合部44、44に係合し、これによっ
て、レンズ41がランプボディ31に固定されると同時
にルームランプ30が天井構造材43に取り付けられ
る。また、このとき同時に、天井被覆材の天井構造材4
3への取付が為されることは上記第1の実施の形態にお
けると同様である。
【0040】なお、45はランプボディ31に移動可能
に設けられたスイッチノブであり、該スイッチノブ45
を移動操作することによって、光源バルブ40のON−
OFF制御を為すことができる。
【0041】また、上記した第1の実施の形態1と同様
に、レンズ41をランプボディ31から取り外せば、ラ
ンプボディ31を天井構造材43から取り外すことがで
きる。
【0042】図18は伸縮可能部の形成の仕方に関する
変形例であり、ランプボディ31との一体成形をした時
点では2点鎖線で示す状態の伸縮可能部46及び取付用
係合爪部47を、成形後に伸縮可能部46の基端部で1
80゜折り曲げて(矢印参照)実線で示す正規の使用状
態にするものである。
【0043】なお、この第2の実施の形態にかかるルー
ムランプ30における伸縮可能部もランプボディ31の
材料と同じ材料でランプボディ31と一体に形成するこ
とができる。
【0044】また、上記した実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、いずれも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ようなことがあってはならないものである。
【0045】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明自動車用室内灯は、ランプボデイと光源とレ
ンズとから成り、ランプボディに弾発手段を介して取付
用係合爪部が形成され、レンズに押圧部が形成され、レ
ンズをランプボディに取着する際に上記押圧部が上記取
付用係合爪部を押圧して上記弾発手段を変形させること
によって取付用係合爪部を支持部材に係合させることを
特徴とする。
【0046】従って、本発明自動車用室内灯にあって
は、レンズを組み付けると同時に車体への取付も為され
るので、車体への組付けが容易であり、また、レンズを
外せば車体からも取り外せるので、交換を容易に為すこ
とができる。
【0047】請求項2に記載した本発明自動車用室内灯
は、ランプボデイと光源とレンズとから成り、ランプボ
デイに折り曲げ可能部を介して取付用係合爪部が形成さ
れ、レンズに押圧部が形成され、レンズをランプボディ
に取着する際に上記押圧部が上記取付用係合爪部を押圧
して上記折り曲げ可能部を折り曲げることによって取付
用係合爪部を支持部材に係合させることを特徴とする。
【0048】従って、請求項2に記載した本発明本発明
自動車用室内灯にあっては、レンズを組み付けると同時
に車体への取付も為されるので、車体への組付けが容易
であり、また、レンズを外せば車体からも取り外せるの
で、交換を容易に為すことができる。
【0049】請求項3に記載した発明にあっては、上記
折り曲げ可能部をランプボデイに一体に形成したので、
ランプボデイの形成が容易である。
【0050】請求項4に記載した発明にあっては、上記
折り曲げ可能部を板バネ材料によって形成したので、車
体への繰り返しの着脱が可能になる。
【0051】請求項5に記載した発明にあっては、上記
レンズにはランプボデイへの仮固定部が形成され、上記
押圧部が上記取付用係合爪部を支持部材に係合させない
状態で上記仮固定部がランプボデイに仮固定されるよう
にしたので、車体に取り付ける前の状態であってもラン
プボデイとレンズとを一体的に取り扱うことができ、保
管、運搬等に場所や手間をとらないと言う利点を有す
る。
【0052】請求項6に記載した発明にあっては、上記
取付用係合爪部には該取付用係合爪部の移動軌跡を規制
する移動軌跡規制手段が設けられているので、取付用係
合爪部の移動軌跡がはっきりと規定され、確実に車体へ
の取付を為すことができる。
【0053】請求項7に記載した発明にあっては、上記
ランプボディには、ランプボディを支持部材の被覆材に
固定するための固定手段を有し、前記取付用係合爪部を
支持部材に係合させることにより、ランプボディと同時
に被覆材も支持部材に固定させるようにしたので、自動
車用室内灯の支持部材への取付と同時に被覆材の支持部
材への固定も為され、作業の簡素化を図ることができ
る。
【0054】請求項8に記載した本発明自動車用室内灯
は、ランプボデイと光源とレンズとから成り、ランプボ
ディに伸縮可能部を介して取付用係合爪部が形成され、
レンズに押圧部が形成され、レンズをランプボディに取
着する際に上記押圧部が上記取付用係合爪部を押圧する
ことによって上記伸縮可能部が伸張して取付用係合爪部
を支持部材に係合させることを特徴とする。
【0055】従って、請求項8に記載した発明にあって
は、レンズを組み付けると同時に車体への取付も為され
るので、車体への組付けが容易であり、また、レンズを
外せば車体からも取り外せるので、交換を容易に為すこ
とができる。
【0056】請求項9に記載した発明にあっては、上記
伸縮可能部がランプボディに一体に形成されているの
で、ランプボデイの形成が容易である。
【0057】請求項10に記載した発明にあっては、上
記伸縮可能部が板バネ材料によって形成されているの
で、車体への繰り返しの着脱が可能になる。
【0058】請求項11に記載した発明にあっては、上
記レンズにはランプボデイへの仮固定部が形成され、上
記押圧部が上記取付用係合爪部を支持部材に係合させな
い状態で上記仮固定部がランプボデイに仮固定されるの
で、車体に取り付ける前の状態であってもランプボデイ
とレンズとを一体的に取り扱うことができ、保管、運搬
等に場所や手間をとらないと言う利点を有する。
【0059】請求項12に記載した発明にあっては、上
記ランプボディには上記取付用係合爪部の移動軌跡を規
制する移動軌跡規制手段が設けられているので、取付用
係合爪部の移動軌跡がはっきりと規定され、確実に車体
への取付を為すことができる。
【0060】請求項13に記載した発明にあっては、上
記ランプボディには、ランプボディを支持部材の被覆材
に固定するための固定手段を有し、前記取付用係合爪部
を支持部材に係合させることにより、ランプボディと同
時に被覆材も支持部材に固定させるようにしたので、自
動車用室内灯の支持部材への取付と同時に被覆材の支持
部材への固定も為され、作業の簡素化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明自動車用室内灯をル
ームランプに適用した第1の実施の形態を示すものであ
り、本図は概略斜視図である。
【図2】概略分解斜視図である。
【図3】レンズを一部切り欠いて示す底面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】ランプボデイ成形直後の要部を示す断面図であ
る。
【図6】レンズをランプボデイに仮固定した状態におけ
る要部の断面図である。
【図7】レンズをランプボデイに本固定した状態におけ
る要部の断面図である。
【図8】図7のVIII矢視図である。
【図9】図10と共に変形例を示すものであり、本図は
レンズをランプボデイに仮固定した状態における要部の
断面図である。
【図10】レンズをランプボデイに本固定した状態にお
ける要部の断面図である。
【図11】図12乃至図17と共に本発明自動車用室内
灯の第2の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ
を除去して示す下面図である。
【図12】コンタクト部材の斜視図である。
【図13】図11のXIII−XIII線に沿う断面図
である。
【図14】図11のXIV−XIV線に沿う断面図であ
る。
【図15】レンズがランプボディに取り付けられる直前
の状態を図11のXV−XV線に沿って切断して示す図
である。
【図16】レンズがランプボディに仮固定された状態を
図11のXV−XV線に沿って切断して示す図である。
【図17】レンズがランプボディに本固定された状態を
図11のXV−XV線に沿って切断して示す図である。
【図18】伸縮可能部と取付用係合爪部の形成の仕方の
変形例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1…ルームランプ(自動車用室内灯)、2…ランプボデ
イ、11…取付用係合爪部、14…規制溝(移動軌跡規
制手段)、15…折り曲げ可能部(弾発手段)、16…
固定ピン(被覆材の固定手段)、17…光源バルブ(光
源)、18…レンズ、21…押圧突片(押圧部)、22
…仮係合爪(仮固定部)、24…押圧突片(押圧部)、
25…天井構造材(支持部材)、29…折り曲げ容易
部、30…ルームランプ(自動車用室内灯)、31…ラ
ンプボディ、34…伸縮可能部(弾発手段)、36…取
付用係合爪部、39…案内溝部(移動軌跡規制手段)、
40…光源バルブ(光源)、41…レンズ、42…押圧
突片(押圧部)、43…天井構造材(支持部材)、46
…伸縮可能部(弾発手段)、47…取付用係合爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 寅之助 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3K040 AA02 FA09 GA01 GC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボデイと光源とレンズとから成
    り、 ランプボディに弾発手段を介して取付用係合爪部が形成
    され、 レンズに押圧部が形成され、 レンズをランプボディに取着する際に上記押圧部が上記
    取付用係合爪部を押圧して上記弾発手段を変形させるこ
    とによって取付用係合爪部を支持部材に係合させること
    を特徴とする自動車用室内灯。
  2. 【請求項2】 ランプボデイと光源とレンズとから成
    り、 ランプボデイに折り曲げ可能部を介して取付用係合爪部
    が形成され、 レンズに押圧部が形成され、 レンズをランプボディに取着する際に上記押圧部が上記
    取付用係合爪部を押圧して上記折り曲げ可能部を折り曲
    げることによって取付用係合爪部を支持部材に係合させ
    ることを特徴とする自動車用室内灯。
  3. 【請求項3】 上記折り曲げ可能部がランプボデイに一
    体に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動
    車用室内灯。
  4. 【請求項4】 上記折り曲げ可能部が板バネ材料によっ
    て形成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動車
    用室内灯。
  5. 【請求項5】 上記レンズにはランプボデイへの仮固定
    部が形成され、 上記押圧部が上記取付用係合爪部を支持部材に係合させ
    ない状態で上記仮固定部がランプボデイに仮固定される
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の自動車
    用室内灯。
  6. 【請求項6】 上記取付用係合爪部には該取付用係合爪
    部の移動軌跡を規制する移動軌跡規制手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項2乃至請求項5に記載の自
    動車用室内灯。
  7. 【請求項7】 上記ランプボディには、ランプボディを
    支持部材の被覆材に固定するための固定手段を有し、 前記取付用係合爪部を支持部材に係合させることによ
    り、ランプボディと同時に被覆材も支持部材に固定させ
    るようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項6に
    記載の自動車用室内灯。
  8. 【請求項8】 ランプボデイと光源とレンズとから成
    り、 ランプボディに伸縮可能部を介して取付用係合爪部が形
    成され、 レンズに押圧部が形成され、 レンズをランプボディに取着する際に上記押圧部が上記
    取付用係合爪部を押圧することによって上記伸縮可能部
    が伸張して取付用係合爪部を支持部材に係合させること
    を特徴とする自動車用室内灯。
  9. 【請求項9】 上記伸縮可能部がランプボディに一体に
    形成されたことを特徴とする請求項8に記載の自動車用
    室内灯。
  10. 【請求項10】 上記伸縮可能部が板バネ材料によって
    形成されたことを特徴とする請求項8に記載の自動車用
    室内灯。
  11. 【請求項11】 上記レンズにはランプボデイへの仮固
    定部が形成され、 上記押圧部が上記取付用係合爪部を支持部材に係合させ
    ない状態で上記仮固定部がランプボデイに仮固定される
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10に記載の自動
    車用室内灯。
  12. 【請求項12】 上記ランプボディには上記取付用係合
    爪部の移動軌跡を規制する移動軌跡規制手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項8乃至請求項11に記載
    の自動車用室内灯。
  13. 【請求項13】 上記ランプボディには、ランプボディ
    を支持部材の被覆材に固定するための固定手段を有し、 前記取付用係合爪部を支持部材に係合させることによ
    り、ランプボディと同時に被覆材も支持部材に固定させ
    るようにしたことを特徴とする請求項8乃至請求項12
    に記載の自動車用室内灯。
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