JPS629604Y2 - - Google Patents

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JPS629604Y2
JPS629604Y2 JP1981149628U JP14962881U JPS629604Y2 JP S629604 Y2 JPS629604 Y2 JP S629604Y2 JP 1981149628 U JP1981149628 U JP 1981149628U JP 14962881 U JP14962881 U JP 14962881U JP S629604 Y2 JPS629604 Y2 JP S629604Y2
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JP
Japan
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cover
base
locking member
groove
mounting structure
Prior art date
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JP1981149628U
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English (en)
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JPS5853405U (ja
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Publication of JPS629604Y2 publication Critical patent/JPS629604Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用灯器のカバー取付構造に関す
る。
車両には例えばテールライトやヘツドライトの
如く種々の灯器が取付けられる。この場合、それ
らの灯器をなす灯体は、組付や部品交換等の便宜
のために、電球などの発光体を保持するベース部
とカバー部とを分割形成して互いに着脱自在な構
造とすることが一般に行なわれる。カバー部は透
明あるいは半透明の合成樹脂で構成される。ま
た、カバー部は灯器の用途に応じてレンズ部ある
いは散光部などが一体に形成される。また、灯器
が取付けられる部分は目立つ場所でもあるので、
そのカバーの取付構造は外観を損なうネジ類を使
用せずに、一般に嵌込式が採用されている。とこ
ろで、従来においては、その嵌込式の取付構造
は、カギ状の突起部とこの突起部が係止される溝
部を灯体のベース部とカバー部のそれぞれの端部
に振り分けて一体に形成し、これらの突起部と溝
部とによりカバー部をベースに直接嵌込んで係止
させるようにしていた。しかし、このような従来
の取付構造は、カバー部をベース部に取付けると
きはそれほどの問題はないが、例えば電球の交換
等のためにカバー部をベース部から取外すときに
は、そのカバー部とベース部の間に例えばドライ
バーの先などをこじ入れてカバー部あるいはベー
スを歪ませ、これにより突起部と溝部間の係止状
態を強引に解除させて引き剥すという乱暴な取外
し方を行なわなければならなかつた。このため
に、当然のことながら灯体は傷つけられやすかつ
た。また、灯体は一般に合成樹脂で作られるが、
この合成樹脂で作られた灯体の硬さあるいは寸法
等は周囲温度によつて微妙に変わるため、上述の
如くカバー部を取付けあるいは取外す場合は、そ
の着脱荷重が周囲温度の影響を受けて大きく変化
し、これにより適切な着脱荷重を確保することが
難しくなり、例えば温度が高くなるとカバー部が
誤まつて外れやすくなつたり、また温度が低いと
外れ難くなつたりする問題が生じる。
この考案は以上のような従来の問題を鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、外観を
損なうネジ類を使用せずに、また簡単な操作でも
つて着脱が行なえるとともに、その着脱に際して
灯体を傷つけたりする恐れがなく、さらに着脱荷
重が周囲温度によつて変化しないようにし、これ
により常に適切な着脱荷重を得られるようにした
車両用灯器のカバー取付構造を提供することにあ
る。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。なお、各図中、共通あるいは対応する部材
には同一符号を付して示す。
第1図a,bはこの考案による車両用灯器のカ
バー取付構造の一実施例を示す。先ず、同図に示
す灯体1は、車体側に取付けられるベース部2
と、このベース部2に着脱可能に取付けられるカ
バー部3とからなる。ベース部2およびカバー部
3は何れも合成樹脂の成型品である。ベース部2
は電球4が保持され、またカバー部3は透明もし
くは半透明の合成樹脂で形成され、灯器の用途に
応じてレンズ部あるいは散光部が一体に形成され
ている。ベース部2とカバー部3のそれぞれの端
部には、互いに嵌合する切欠部5と突起部6が両
者に振り分けられて形成されている。これととも
に、上記切欠部5に嵌合して該切欠部5をくぐり
抜けた突起部6と、該切欠部5が形成された側と
の間に跨がつて両者を係脱可能に連結する金属製
の弾性係止部材7が設けられている。ここで実施
例についてさらに詳述すると、上記切欠部5は灯
体1の下端部にて下方向に抜ける水抜孔5aでも
つて構成されている。つまり、切欠部5は水抜孔
5aを兼ねることができる。さらに、切欠部5は
ベース部2側に、突起部6はカバー部3側にそれ
ぞれ形成されている。突起部6は若干の遊びをも
つて切欠部5と嵌合する。上記弾性係止部材7
は、薄板状の金属素片を折曲加工したもので、そ
の基端部はピン7aを介してベース部2側に回軸
自在に軸支され、またその先端部はカギ状に折曲
形成され、そのカギ状部7bが突起部6に形成さ
れた溝部8に係脱可能に掛止される。
従つて、カバー部3をベース部2に取付ける場
合は、カバー部3をベース部2に所定の状態に嵌
合わせ、その後上記弾性係止部材7を操作してそ
のカギ状部7bを上記突起部6の溝部8に掛止さ
せればよい。これにより、第1図aに示すような
取付状態が得られる。また、カバー部3をケース
部2から取外す場合は、この場合も上記弾性係止
部材7を操作し、そのカギ状部7bを突起部6の
溝部8から引き離すことにより、カバー部3は簡
単に取外せるようになる。弾性係止部材7の操作
は灯体1の下側から簡単に行なうことができる。
以上のようにしてカバー部3の着脱操作を行なえ
るのであるが、ここで注目すべきことは、その着
脱操作に際して主な操作部分は、灯体1のベース
部2でもカバー部3でもなく、上記金属製の弾性
係止部材7であるから、それ以外の部分すなわち
ベース部2あるいはカバー部3には無理な力を加
える必要が全くなく、従つてその着脱操作は灯体
1を傷つける心配なく行なうことができるという
ことである。さらに、カバー部3の着脱荷重は金
属製の弾性係止部材7によつて与えられるため、
周囲温度の変化によりベース部2あるいはカバー
部3の硬さや寸法等が微妙に変化したとしても、
それらに影響されることなく常に適切な着脱荷重
を確保できる。そして、取付けのためのネジ類が
不要であり、従つて外観も損なわれない。
第2図はこの考案の他の実施例を示す。同図に
示す取付構造では、金属製の弾性係止部材7の基
端部が突起部6側に回転自在に軸支され、これと
ともにその係止部材7の先端部に形成したカギ状
部7bが掛止される溝部8がベース部2側に形成
されている。それ以外の構成については、第1図
a,bに示したものと同様なので説明を省略す
る。
なお、上述した各実施例における灯器は何れも
テールライトである。しかし、この考案は、例え
ばヘツドライトあるいはその他の車両用灯器にも
適用できることはもちろんである。
以上のように、この考案による車両用灯器のカ
バー取付構造は、外観を損なう取付用ネジ類を使
用せずに、簡単に着脱操作を行なうことができ、
またその着脱操作に際して灯体を傷つける恐れが
なく、さらに周囲温度に影響されないで常に適切
な着脱荷重を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案による車両用灯器のカバー
取付構造の一実施例を示す断面図、同図bはその
要部分解斜視図、第2図はこの考案の他の実施例
を示す断面図である。 1……灯体、2……ベース部、3……カバー
部、4……電球、5……切欠部、5a……水抜
孔、6……突起部、7……弾性係止部材、8……
溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯体のベース部の底部にあけられた水抜孔と、
    内方からその水抜孔に差し込まれてベース部の外
    方に突出するとともに溝部が形成された灯体のカ
    バー部と一体に成形された突起部と、一端がピン
    を介してベース部側に回転自在にかつ着脱自在に
    軸支され、先端部がカギ状に折曲されて前記突起
    部の溝部に掛止される板状の弾性係止部材とから
    なる車両用灯器のカバー取付構造。
JP14962881U 1981-10-08 1981-10-08 車両用灯器のカバ−取付構造 Granted JPS5853405U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14962881U JPS5853405U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 車両用灯器のカバ−取付構造

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JP14962881U JPS5853405U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 車両用灯器のカバ−取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853405U JPS5853405U (ja) 1983-04-11
JPS629604Y2 true JPS629604Y2 (ja) 1987-03-06

Family

ID=29942393

Family Applications (1)

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JP14962881U Granted JPS5853405U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 車両用灯器のカバ−取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134546U (ja) * 1982-03-04 1983-09-10 瀬戸内金網商工株式会社 金網柵
JP2593723Y2 (ja) * 1991-06-25 1999-04-12 株式会社三陽電機製作所 車両用蛍光灯ユニットにおけるグローブ取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527273A (en) * 1975-07-07 1977-01-20 Citizen Watch Co Ltd Binding method of watch parts

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655844Y2 (ja) * 1976-05-20 1981-12-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527273A (en) * 1975-07-07 1977-01-20 Citizen Watch Co Ltd Binding method of watch parts

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Publication number Publication date
JPS5853405U (ja) 1983-04-11

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