JPH0336053Y2 - - Google Patents

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JPH0336053Y2
JPH0336053Y2 JP12254885U JP12254885U JPH0336053Y2 JP H0336053 Y2 JPH0336053 Y2 JP H0336053Y2 JP 12254885 U JP12254885 U JP 12254885U JP 12254885 U JP12254885 U JP 12254885U JP H0336053 Y2 JPH0336053 Y2 JP H0336053Y2
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JP
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lamp
annular
lamp holder
holder part
spring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、環形ランプに適用されるランプソ
ケツトに関するものである。
〔背景技術〕
第6図ないし第8図に従来例を示す。すなわ
ち、第6図は環形ランプ50のランプピン51を
ランプソケツト52のランプピン差込み孔53に
挿着した後、ヒンジ部55で支持された抱持弾板
54により環形ランプ50を保持するものであ
る。第7図はその抱持弾板54に代えて別体の抱
持板56とビス57で挿着状態の環形ランプ50
を保持するものである。第8図aおよびbはラン
プソケツト52′に設けた板ばね58,58′で環
形ランプ50を機械的に保持するもの、同図cは
ランプソケツト52′に軸59により軸支された
挟持片60とばね61とで環形ランプ50を挟持
するものである。
しかしながら、第6図および第7図のものは、
ランプソケツト52に環形ランプ50のランプピ
ン51を一旦挿着した後、環形ランプ50の抜け
を防止するため抱持弾板54または抱持板56を
取付ける操作が必要であり、その操作を怠ると環
形ランプ50が外れる。また環形ランプ50を外
すとき抱持弾板54等を一旦外してから環形ラン
プ50の取り外し操作をする必要があり、したが
つていずれの操作も面倒であるという欠点があつ
た。
第8図のものは、環形ランプ50のランプピン
のランプピン差込み孔に対する密着性を板ばね5
8,58′または挟持片60のみに頼つており、
環形ランプ50の大きさの違いとくに板ばね5
8,58′等より管径が小さいときにはランプピ
ンの密着性が充分に確保できないという欠点があ
つた。またランプソケツト52′には環形ランプ
50を保持する箇所がなくランプソケツト全体を
板ばね58,58′等で挟持しており、ランプ保
持が不安定であるとともに、環形ランプ50の着
脱時の荷重が板ばね58,58′等のみにかかつ
ているため部品の破損等の問題がある。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、ランプ着脱および保持の操
作が簡単で確実かつ安定にランプを保持でき、し
かも破損等を防止できまたランプの管径の異なる
ものでもランプピンの密着性を充分に確保するこ
とができるランプソケツトを提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案は、環形ランプのランプピンを挿着す
る複数のランプピン差込み孔とそのランプピン差
込み孔の近傍より延出して環形ランプのランプ断
面における外周面の一部を支持するランプホルダ
部とを一体に有するソケツト本体と、前記ランプ
ホルダ部に取付けられて先端部がランプホルダ部
の端部より延出して環形ランプのランプ断面にお
ける外周面の一部に圧接するとともに前記ランプ
ピン差込み孔に装着された環形ランプを前記ラン
プピン差込み孔の方向に押圧するランプ保持ばね
とを備えたものである。
この考案によれば、ランプホルダ部とランプ保
持ばねとで環形ランプを抜止め状態に保持するた
め、その保持力を両者に分散できるので破損等を
防止できる。またランプ保持ばねで環形ランプの
ランプピンをランプピン差込み孔の方向に押圧す
るため密着性が良いとともに環形ランプの大きさ
が異なつてもランプ保持ばねとランプホルダ部と
により密着性を確保できる。しかもランプ保持ば
ねがランプホルダ部に取付けられているため、環
形ランプの着脱に伴う操作が従来に比して簡単に
なり、環形ランプを挿着したときは必ずランプ保
持ばねが作用するため保持を怠るようなことがな
い。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。すなわち、このランプソケツト
Aは、環形ランプ4のランプピン4aを挿着する
ランプピン差込み孔1とそのランプピン差込み孔
1の近傍より延出して環形ランプ4のランプ断面
における外周面の一部を支持するランプホルダ部
2とを一体に有するソケツト本体3と、前記ラン
プホルダ部2に取付けられて先端部5aがランプ
ホルダ部2の端部2aより延出して環形ランプ4
のランプ断面における外周面の一部を圧接すると
ともに環形ランプ4を前記ランプピン差込み孔1
の方向に押圧するランプ保持ばね5とを備えてい
る。
前記ソケツト本体3は合成樹脂製でランプホル
ダ部2を一体形成し、またランプピン差込み孔1
のランプホルダ部2と反対側に支持突起3aを延
設している。前記ランプホルダ部2は円弧状をな
し、その外面の基部6に爪部7を突設するととも
に端部2aに引掛部8を突設している。また前記
ランプ保持ばね5は板ばねで形成され、その取付
部9は前記ランプホルダ部2の外面に沿うように
曲成されてランプホルダ部2の端部2aに係合す
る段曲げ部10を有するとともに前記ランプホル
ダ部2の外面に沿つてスリツト11を有し、スリ
ツト11の一端12が前記引掛部8に係止しかつ
スリツト11の他端13が前記爪部7に係止する
ようにしている。なお、適度な弾性を得るため、
ランプ保持ばね5の先端部5aにもスリツト5
a′を形成している。
ランプ保持ばね5の取付方の一例は、第4図に
実線で示すように、引掛部8にランプ保持ばね5
のスリツト11の一端12を引掛けて段曲げ部1
0を端部2aに係合し、ついて想像線で示すよう
に引掛部8の係止状態でランプ保持ばね5とラン
プホルダ部2をその各々の弾性を利用して外方に
展開状態に広げ、これによつてスリツト11の他
端13を爪部7のテーパ部7aに沿つて落とし込
み係止凹部7bに係止する。こうしてランプ保持
ばね5がランプホルダ部2に取付けられるが、こ
のときランプ保持ばね5の先端部5aは第3図の
ように、ランプピン差込み孔1にランプピン4a
が差し込まれた挿着状態の環形ランプ4の管径よ
りも想像線のようにランプピン差込み孔1に接近
した位置にあつて、挿着状態の環形ランプ4をラ
ンプピン差込み孔1の方向に付勢する。その結
果、環形ランプ4のランプピン4aがランプピン
差込み孔1に装着されると同時にランプ保持ばね
5の先端部5aにより環形ランプ4が抜止め保持
され、かつ密着状態に支持される。またこのとき
環形ランプ4による荷重はランプ保持ばね5およ
びランプホルダ部2に分散されるとともに、ラン
プ保持ばね5の先端部5aは引掛部8に支持され
て引掛部8を支点に回動し段曲げ部10に荷重が
かからない。
また前記ランプソケツトAは第5図のように2
灯用の環形照明器具に適用されるもので、第3図
にも示すようにソケツト本体3,3′が二股をな
している。そしてこのランプソケツトAの基端部
14が複合ソケツト15の取付部に取付けられて
いる。複合ソケツト15はプルスイツチ(図示せ
ず)、グローランプソケツト16,16′、および
豆球ソケツト17を一体に構成し、器具本体18
に爪19等により取付けられている。20はラン
プソケツトAに対向する位置に設けられた板ばね
で形成された二股をなすランプ支持ばねで、器具
本体18を構成する上カバー21と下カバー22
とを連結するねじ23に取付けられている。この
ランプ支持ばね23とランプソケツトAとにより
環形ランプ4,4′を保持するとともにランプピ
ン4aをランプソケツトAに挿着するようにす
る。
このように、このランプソケツトAは、ランプ
保持ばね5により環形ランプ4の脱落を防止でき
るとともに、常に環形ランプ4の外面よりランプ
ピン差込み孔1側に挿着状態の環形ランプ4を押
付けているため、充分な接触状態が得られ密着性
を確保できる。しかもランプ径が異なつても同じ
作用により密着性を確保できる。また環形ランプ
4の着脱時の操作荷重がランプ保持ばね5とラン
プホルダ部2の双方に分散されるため、各部に集
中荷重がかからず破損等も防止できる。またラン
プ保持ばね5を装着した状態で環形ランプ4の着
脱ができるため、着脱操作が従来に比して簡単に
なる。さらにランプホルダ部2にランプ保持ばね
5を取付けて環形ランプ4を保持するため、環形
ランプ4の挿着状態が安定する。またランプ保持
ばね5の挿着後は通常の使用状態では外れない。
すなわち、スリツト11の他端13が爪部7のテ
ーパ部7aに沿つて係止凹部7bに落し込まれる
ため、外れるためには落とし込み部分を乗り上げ
る必要があり、装着時以上のランプ保持ばねの変
形量が必要になるが、通常は引掛部8によつてラ
ンプ保持ばね5の動きが規制されているからであ
る。したがつてランプ保持ばね5の取付けが簡単
でしかも確実に取付けられたこととなる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ランプホルダ部とランプ保
持ばねとで環形ランプを抜止め状態に保持するた
め、その保持力を両者に分散できるので破損等を
防止できる。またランプ保持ばねで環形ランプの
ランプピンをランプピン差込み孔の方向に押圧す
るため密着性が良いとともに環形ランプの大きさ
が異なつてもランプ保持ばねとランプホルダ部と
により密着性を確保できる。しかもランプ保持ば
ねがランプホルダ部に取付けられているため、環
形ランプの着脱に伴う操作が従来に比して簡単に
なり、環形ランプを挿着したときは必ずランプ保
持ばねが作用するため保持を怠るようなことがな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図
はその分解斜視図、第3図はその分解側面図、第
4図はランプ保持ばねの取付け手順を示す側面
図、第5図は環形2灯用照明器具の断面略図、第
6図および第7図はそれぞれ従来例の断面図、第
8図は他の従来例の側面図である。 1……ランプピン差込み孔、2……ランプホル
ダ部、2a……端部、3……ソケツト本体、4…
…環形ランプ、4a……ランプピン、5……ラン
プ保持ばね、5a……先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 環形ランプのランプピンを挿着る複数のラン
    プピン差込み孔とそのランプピン差込み孔の近
    傍より延出して環形ランプのランプ断面におけ
    る外周面の一部を支持するランプホルダ部とを
    一体に有するソケツト本体と、前記ランプホル
    ダ部に取付けられて先端部がランプホルダ部の
    端部より延出して環形ランプのランプ断面にお
    ける外周面の一部に圧接するとともに前記ラン
    プピン差込み孔に装着された環形ランプを前記
    ランプピン差込み孔の方向に押圧するランプ保
    持ばねとを備えたランプソケツト。 (2) 前記ランプホルダ部は円弧状をなし、その外
    面の基部に爪部を突設するとともに前記端部に
    引掛部を突設し、また前記ランプ保持ばねは板
    ばねで形成され、その取付部は前記ランプホル
    ダ部の外面に沿うように曲成されて前記ランプ
    ホルダ部の前記端部に係合する段曲げ部を有す
    るとともに前記ランプホルダ部の外面に沿つて
    スリツトを有し、そのスリツトの一端が前記引
    掛部に係止しかつスリツトの他端が前記爪部に
    係止する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    ランプソケツト。
JP12254885U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH0336053Y2 (ja)

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JP12254885U JPH0336053Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JP12254885U JPH0336053Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JPS6231386U JPS6231386U (ja) 1987-02-25
JPH0336053Y2 true JPH0336053Y2 (ja) 1991-07-31

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JP12254885U Expired JPH0336053Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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WO2022244757A1 (ja) 2021-05-18 2022-11-24 株式会社Lttバイオファーマ 抗癌剤の投与に伴う障害を治療又は予防するための医薬組成物

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JPS6231386U (ja) 1987-02-25

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