JP2567701Y2 - ランプ用ソケット - Google Patents

ランプ用ソケット

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JP2567701Y2
JP2567701Y2 JP1991031664U JP3166491U JP2567701Y2 JP 2567701 Y2 JP2567701 Y2 JP 2567701Y2 JP 1991031664 U JP1991031664 U JP 1991031664U JP 3166491 U JP3166491 U JP 3166491U JP 2567701 Y2 JP2567701 Y2 JP 2567701Y2
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lamp
socket
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engaging
locking
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JP1991031664U
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Inventor
利行 若林
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株式会社三ツ星電器製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ランプを接続するとき
に使われているソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている蛍光ランプを軸方向に
着脱するランプ用ソケットでは、蛍光ランプを取り替え
る時には、例えば図9に示されるような蛍光スタンドの
場合、ランプ用ソケット23が笠24と一体化している
ためにランプ16を取替える際、ランプ16が笠24に
当たらないように大きな笠を必要としていた。また、室
内の天井などにある凹陥式電灯の場合には、凹陥部をラ
ンプの引き抜き分を含めて大きく設計しなければならな
かった。
【0003】片口金蛍光ランプを電気的に接続する栓受
け体と、栓受け体を所定姿勢と片口金蛍光ランプの着脱
姿勢との間で回動自在に支持する支持体と、栓受け体に
接続した片口金蛍光ランプを所定姿勢に弾性的に係脱自
在に保持する弾性保持機構と、支持体に設けられ栓受け
体の回動を着脱姿勢で停止する停止機構とを備えた片口
金蛍光ランプ用ソケットが、特開昭63−158777
号として公知である。 このものは、片口金蛍光ランプを
電気的に接続する栓受け体が支持体に対して回動自在で
あって、片口金蛍光ランプの着脱を簡単に行うことがで
きる。
【0004】しかしながら、このものは、栓受け体に接
続した片口金蛍光ランプを所定姿勢に弾性的に係脱自在
に保持する弾性保持機構が、支持体に設けられた弾性係
合子に形成されている係合受部と、片口金蛍光ランプの
口金の両側に設けられた突起とにより構成されているた
め、口金の両側に突起を有していない片口金蛍光ランプ
は使用することができず、使用できる片口金蛍光ランプ
が口金に突起を有するものに限定されてしまうという難
点がある。また、このものは、片口金蛍光ランプの突起
を支持体の係合部に係合させて使用可能な状態とした場
合には、片口金蛍光ランプの引き抜き方向に支持体の係
合部が設けられているため、片口金蛍光ランプの引き抜
き方向に余裕がある場合であっても、片口金蛍光ランプ
を着脱することができず、片口金蛍光ランプを着脱姿勢
に回動させなければならない。
【0005】また、実開平1−132080号として、
ランプ口金の端部に設けられた複数のランプピンと結合
するピン挿入孔を有したランプソケットと、ランプ口金
の脱落防止機構を有し、ランプソケットを固定支持する
ソケット支持台と、このソケット支持台に回動自在に軸
支され、ランプ口金を案内してランプソケットに導く口
金ガイド部材と、この口金ガイド部材をソケット支持台
に固定する固定具とからなる片口金ランプ形照明器具が
公知である。
【0006】このものは、ソケット支持台に対して斜め
方向に口金ガイド部材を回動させることで、ランプの取
付け及び取り外しを行えるようにしたものである。しか
しながら、ランプ口金を口金ガイド部材に挿入し、固定
具によって口金ガイド部材をソケット支持台に固定して
使用可能な状態とした場合には、片口金ランプの引き抜
き方向に片口金ランプのランプ口金の側部に設けられた
突起に係合する脱落防止機構が設けられているため、片
口金ランプの引き抜き方向に余裕がある場合であって
も、片口金ランプを着脱することができない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、ラン
プを取替える時に、ランプのソケット部を保持体に対し
て回動して傾斜させ、ランプ取出し方向を変化させるこ
とにより、ランプが狭く限られた空間内に装着されてい
ても、周壁に邪魔されることなくランプの着脱を容易に
行え、ソケット部に接続可能なランプであれば、ランプ
の口金部分に係止用の突起がないランプであっても使用
でき、ランプを装着した状態で収納空間がランプの引き
抜き分に対して余裕がある場合、ランプの着脱が可能な
ランプ用ソケットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のランプ用ソケッ
トは、ランプを着脱自在に取付けるランプ取付部を設け
たソケット部を備えたものであって、上記課題を解決す
るために、保持体にソケット部をランプの取付方向に対
し交差する方向の軸線まわりに回動自在に装着し、前記
ソケット部の両側に係止凹部を設けると共に、前記保持
体に、前記ソケット部の収納位置において前記係止凹部
と係合離脱する係脱装置を設け、前記ソケット部は、前
記係止凹部から前記係脱装置を離脱した状態、並びに前
記係止凹部に前記係脱装置を係合した状態の両方におい
て、ランプを前記ランプ取付部に着脱可能としたもので
あることを特徴とする。
【0009】
【作用】ソケット部をランプの取付方向に対し交差する
方向の軸線まわりに回動すると、前記ソケット部は保持
体に対して係脱装置より離脱し、この状態でランプをソ
ケット部に着脱する。
【0010】保持体に設けた係脱装置は、ソケット部の
両側に設けられた係止凹部に係合離脱し、ソケット部の
収納位置においてその係合状態を保持し、ランプを接続
したソケット部の姿勢を保持する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1において、電気絶縁性の合成樹脂から
なるソケット部1には、ランプ16をその軸方向に着脱
自在に取付けるランプ取付部が設けられ、図2及び図6
に示すように電極部9,10を内在し、この電極部9,
10がランプ側の電極と接続する。
【0013】ソケット部1は、板金よりなるソケット部
取付用部材4の第1の折曲部19にソケット部止めビス
11,12により固定され(図4、図6、図8)、さら
にソケット部取付用部材4が保持体2に対して、ランプ
の取付方向に対し交差する方向の支持軸8を介して回動
自在に装着されており、ソケット部取付用部材4には第
1の折曲部19に対向して第2の折曲部20が形成され
ている(図4、図5、図6)。また、ソケット部1の両
側面には係止凹部6が対向して設けられ、係止凹部6は
後述する係脱装置3に係止された場合に、係脱装置3に
よりソケット部1の姿勢が保持される。
【0014】保持体2は金属板の成型加工によって形成
され、図3に示すようにその上面に取付孔14を設けて
あり、また図5に示されるように、正面からの断面形状
が略四角形であってソケット部1を内在させ、その外側
に取付孔15を有する取付片13が張出して設けられて
いる。
【0015】また、図5及び図6に示すように、背面部
にはソケット部1からの電源コードを通すための欠切部
21が背面の中央に略四角形に設けられ、その両側には
略中央の位置で外方に向けて折り曲げられたストッパー
5が形成されている。
【0016】また、係脱装置3は、弾性を有した細幅状
の金属片略コ字状に成形されて形成されており、ソケ
ット部1の側面部に当接されるように対向する一対の挟
着片17を有し、各挟着片17の中間にはソケット部1
の係止凹部6が係止する内側に向かう凸状の係止凸部7
がそれぞれ設けられていて、図3に示すように中心部を
保持体2の突出し筒18により保持体2の上面にかしめ
止めされている。
【0017】ストッパー5は、保持体2と一体で、プレ
ス成型加工され、ソケット部1とソケット部取付用部材
4とが一体化して支持軸8のまわりに回動した時、ソケ
ット部取付用部材4の第2の折曲部20に当接して保持
体2に対してソケット部1を所定の角度に保持するよう
に構成されている。
【0018】以下、ランプを取替える時の動作を説明す
る。
【0019】ランプ16を装着した状態のソケット部1
は、図8に示されるように係脱装置3の係止凸部7とソ
ケット部1の係止凹部6とが一致して保持体2に係止さ
れている。この係合状態では、図1に示すようにソケッ
ト部1の姿勢が収納位置に保持される。
【0020】図1に示すように、ランプ16を下方に引
き下げる方向に力を加えると、ソケット部1を取付けた
ソケット部取付用部材4は支持軸8のまわりに回動しよ
うとし、ソケット部1の係止凹部6は係脱装置3の係止
凸部7より外れようとして、係止凹部6の縁に係止凸部
7が押し当たる。
【0021】係脱装置3の挟着片17,17は弾性を有
しているために僅かずつ広がり、さらに力を加えると係
止凹部6と係止凸部7との係合が完全に外れ、ソケット
部1は係脱装置3より離脱し回動自由になり、ソケット
部取付用部材4の第2の折曲部20が保持体2の一端に
形成されたストッパー5に当接して停止する。こうして
ランプ16を装着した状態のソケット部1は斜め下方に
方向を変える(図1参照)。ここで、ランプ16をソケ
ット部1より引き抜き、取替えればよい。
【0022】ランプ16を交換した後、ソケット部1の
係止凹部6と係脱装置3の係止凸部7とが一致するとこ
ろまで、ソケット部1を上方に押し上げ、再びソケット
部1の係止凹部6を係脱装置3の係止凸部7に係止させ
る。
【0023】また、図10、図11に示されるように、
取付孔14は保持体2を器具22の下から取り付ける時
に使用され、取付孔15は器具22の上側から取付ける
時に使用される。なお、前記実施例において、係脱装置
3は保持体2に取付けられているが、係脱装置をソケッ
ト部1に設けて保持体に対して係脱するようにすること
も可能である。
【0024】
【考案の効果】本考案のランプ用ソケットによれば、ラ
ンプの着脱時にソケット部を保持体に対して回動して傾
斜させ、ランプの取り出し方向を変化させるようにした
ので、ランプが狭く限られた空間内に装着されていても
周壁に邪魔されることなくランプの着脱を迅速かつ簡単
に行うことができる。例えば、蛍光スタンドの場合に
は、ランプの大きさに対して、笠の大きさを従来のもの
よりも小さくすることができ、また、室内の天井などに
ある凹陥式電灯の場合には、凹陥部をランプの引き抜き
ぶんを含めて大きく設計する必要がなくなるので、室内
や廊下の設計時に凹陥部のスペースを縮小することがで
き、室内照明のコンパクト化にもつながる。
【0025】保持体に設けた係脱装置が、ソケット部の
収納位置においてソケット部の両側に設けられた係止凹
部に係合して係合状態を保持し、ランプを接続したソケ
ット部の姿勢を保持するから、ソケット部に接続可能な
ランプであれば、ランプの口金部分に係止用の突起がな
いランプであっても使用できる。
【0026】また、ソケット部に対してランプを取り付
けて所定の収納空間に配置して使用可能な姿勢とした場
合、収納空間がランプの引き抜き分に対して余裕がある
場合であれば、ランプの口金に設けられた突起を係止す
るものと異なり、ソケット部が保持体に設けた係脱装置
に係止されたままでも、ランプをソケット部に配備され
ているランプ取付部から引き抜くことができ、ランプの
着脱交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの側面
【図2】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの正面
【図3】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの平面
【図4】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの底面
【図5】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの背面
【図6】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの図2
のA−A´断面図
【図7】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの図2
のB−B´断面図
【図8】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの図1
のC−C´断面図
【図9】本考案の使用例に係る、蛍光灯スタンドの側面
【図10】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの一
例の側面図
【図11】本考案の実施例に係るランプ用ソケットの別
の例の背面図
【符号の説明】
1 ソケット部 2 保持体 3 係脱装置 4 ソケット部取付用部材 5 ストッパー 6 係止凹部 7 係止凸部 8 支持軸 9 電極部 10 電極部 11 ソケット部止めビス 12 ソケット部止めビス 13 取付片 14 取付孔 15 取付孔 16 ランプ 17 挟着片 18 突出し筒 19 第1の折曲部 20 第2の折曲部 21 欠切部 22 器具 23 ランプ用ソケット 24 笠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを着脱自在に取付けるランプ取付
    部を備えたソケット部を有するランプ用ソケットにおい
    て、保持体に前記ソケット部をランプの取付方向に対し
    交差する方向の軸線まわりに回動自在に装着し、前記ソ
    ケット部の両側に係止凹部を設けると共に、前記保持体
    に、前記ソケット部の収納位置において前記係止凹部と
    係合離脱する係脱装置を設け、前記ソケット部は、前記
    係止凹部から前記係脱装置を離脱した状態、並びに前記
    係止凹部に前記係脱装置を係合した状態の両方におい
    て、ランプを前記ランプ取付部に着脱可能としたもので
    あることを特徴とするランプ用ソケット。
JP1991031664U 1991-04-09 1991-04-09 ランプ用ソケット Expired - Lifetime JP2567701Y2 (ja)

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JPH0572086U JPH0572086U (ja) 1993-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158777A (ja) * 1986-12-22 1988-07-01 松下電工株式会社 片口金蛍光ランプ用ソケツト
JPH01132080U (ja) * 1988-03-04 1989-09-07

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JPH0572086U (ja) 1993-09-28

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